第七回は、小学校の時に数回授業で扱われただけで、
中〜高校では、なかなか教えて貰えない
作文の書き方」を見ていくでごじゃる。

小学〜高校と国語を勉強している筈なんでごじゃるが、
「読解力」は養われているみたいでごじゃるが、
「表現力」はなかなか上達していないのが現状でごじゃるよね。

特に中学生のクラスなどを担当して思うんでごじゃるが、
上の学年に行くにつれて「記述の問題」のできが
悪くなっているような気がするんでごじゃるよね。
このページを見ているお主にも心当たりはないでごじゃらんか?

塾で使っているテキストや、
過去の入試問題などを解いている時に、
「記号問題」や「抜き出しの問題」、「漢字の読み書きの問題」は、
頑張って答えを埋めようとしている筈でごじゃろうが、
「記述の問題」に差し掛かったら、
「答えになりそうなところ」を探して、
取り敢えずその部分を答えてみて、
字数などが合わなかったら、
「解らへ〜ん」で諦めて空欄のままにしてないでごじゃるか?

「何となくは解っている」つもりでも、
字数を気にするあまり答えが書けないまま終わってしまう・・・
こういう生徒があまりにも多いんでごじゃるよね。

そこで某は、答えられない生徒に向かって、
「じゃぁ、字数を気にしないで
何となくでも良いから口で答えてみるでごじゃる」というと、
答えに使えるポイントはちゃんと押さえているんでごじゃるよね。

なのに何故「解答」出来ないのでごじゃろうか・・・?

先述の通り、「読解力」は身に付いているんでごじゃるが、
「文章を纏めて表現する力」が欠如しているんでごじゃるよね。

これまた何でなんでごじゃろうか?

小学校の頃は、結構頻繁に「作文を書く機会」があったんでごじゃるが、
中学校になると、精々「夏休みの読書感想文」くらいでごじゃろうな。
学年が上がるにつれて「文章を書く機会が減っている」んでごじゃるよ。

で・・・ごじゃるから、
高校や大学の推薦入試などで課される「作文」や「小論文」で
四苦八苦するんでごじゃるよね。

私立高校の推薦入試を受ける生徒が言うには、
「何を書いたらいいのか解らない・・・」
「どうやって書いていけばいいのか解らない・・・」
「どうやっても稚拙な文になってしまう・・・」
などなど・・・悩みは人それぞれでごじゃるが、
拝読して一様に言えるのは、
「明らかに練習不足な文」と言うことでごじゃるな。

具体的に挙げてしまえば・・・
「前半と後半で矛盾する部分がある」
「文体が一致していない」
「誤字脱字、表記ゆれがある」
「接続詞の使い方が間違っている」
「句読点の付け方がしっくりこない」
「しゃべり言葉を平気で使っている」
「ポイントが明らかにずれてしまっている」
「結論(一番伝えたいこと)が明確ではない」
などなど・・・

そりゃそうでごじゃろうよ・・・
「試験がある」から、慌てて練習するんでごじゃるもの。
初めから良い文章が書けたら苦労はしないでごじゃるよね。
何事も練習でごじゃるな。
文章は、兎に角色々書いてみることが大事でごじゃるよ。
先にも書いたでごじゃるが、
「練習不足」であるということは、
言い換えれば・・・
「練習すれば上達する」と言うことでごじゃるよ。
諦めていてはいけないでごじゃるよ。

ではでは・・・蘊蓄はこれくらいにして、
「作文の書き方」のポイント実際に枚挙していくでごじゃるかな。






☆ミ 作文の書き方 ☆ミ

◎ 文章の構成を考える ◎

▽ 文体を統一する ▽

◇ 誤字脱字・表記ゆれに注意する ◇

△ 読書感想文の書き方(まとめ) △








◎ 文章の構成を考える ◎


「文章の構成」と言われてピンと来るでごじゃるか?
学校の授業などで一番良く目にしているのは
「起承転結」でごじゃろうなぁ〜。
しかし、実際にこの「起承転結」を考えて
文を書いたことがあるでごじゃるか?
多分無いでごじゃろうな・・・

小学校の頃に書いた「作文」や「卒業文集」を思い出してみるでごじゃるよ。
書き出しは皆一様に「私は(僕は)〜〜」で
始まっていたのではごじゃらんか?

某が「作文」や「小論文」書く上で大事だと思うことは、
「読む側の立場になって書く」と言うことでごじゃるな。
これが何故「構成を考える」事と関係があるのか?
それは、自分が書いた文章の「提出後」のことを考えてみるんでごじゃるよ。

例えば、入試問題で「将来の夢」について作文を書いたとするでごじゃる。
「私(僕)の将来の夢は〜〜」と書き始めたとするでごじゃろう?
「提出された作文はいったい誰が読む」んでごじゃるか?
当たり前でごじゃるが「先生(採点者)が読む」んでごじゃるよね。
「同じテーマ」で「同じような書き出し」の文章を
何十枚も読んでいたら読む側の人間はどう思うでごじゃるか?
お主が「採点する側」で、
「同じテーマ」で「同じような書き出し」が続いたらどうでごじゃる?
「飽きてくる」筈でごじゃるよね?
ましてや「採点される」となったらどうでごじゃろう?
自分の書いた文章が、初めの方に読まれるのであれば、
採点者側もしっかりと読んでくれるでごじゃろうが、
もし、最後の方に読まれるとなったら、
「高得点は望めない」のは明らかでごじゃらんか?

自分の書いた文章は、何十人分の中の一つに過ぎない。
という気持ちで書くことが大事なんでごじゃるよ。
「みんなと同じ様な文章を書いていては駄目
と言うことでごじゃるな。
即ち・・・読んで貰う側に対して
「おっ、こいつは他とは違うな」というように、
初めの数行で惹き付けることが出来るか否かが、
一番初めの勝負所でごじゃるし、
肝心なポイントでごじゃるよ。

だから「文章の構成」を他の人間とは違うように構成して、
勝負するんでごじゃるよ。

恐らく、その他大勢の生徒(受験生)は、
「起承転結」もどきの文章構成で書いているでごじゃろうな。
何故なら、小学校で教えられた書き方が
「起承転結もどき」だからでごじゃるよ。

それでは、その他大勢とは違う書き方で、
採点される側にとってメリットとなる書き方はどうしたらいいのか?
某が「作文の書き方」を聞かれて、
まず一番初めにアドバイスするのが「文章の構成」で、
その構成方法は・・・
結論本論結論
のサンドイッチ型がお勧めでごじゃる。

書き出しの数行で、
出題された「テーマ」に対する「自分の意見・考え(結論)」を
ズバッと書いちゃうんでごじゃるよ。
ここはあまり「頭でっかち」になってはいけないでごじゃるな。
簡潔にまとめて書いてしまう方が良いでごじゃる。

で、次の段落から「何故そう思ったのか?考えたのか?」を
詳しく説明していくんでごじゃる。
具体的な根拠(経験など)などがあれば、
それも含めてこの部分で書くんでごじゃる。

最後にもう一度、
「テーマ」に対する「自分の意見・考え(結論)」を書くんでごじゃる。

ただし、最後にもう一度書く「結論」の部分でごじゃるが、
同じ事をもう一度書くからと言って、
冒頭に書いた表現と全く同じ表現では、
却ってマイナスイメージでごじゃるから、
そこは注意が必要でごじゃるな。
冒頭の部分よりも、詳しく書くのも良いでごじゃるが、
あまりだらだら書くのもいけないでごじゃる。
そこで、もし書けそうであるならば、
「テーマ」に関して「自分はこうしてみたい」などの、
「展望」などがあれば、書いてみても良いでごじゃるな。

まずは「結論ー本論ー結論」の文章構成で、
他者とはひと味違った文章を書くことから初めてみるでごじゃるよ。


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▽ 文体を統一する ▽


「文体」とは・・・、
簡単に言ってしまえば
「文の終わりの部分」でごじゃるな。
「〜です・ます」(敬体)で終わるのか?
「〜だ・である」(常態)で終わるのか?
文末を意識しないで文章を書くのは駄目でごじゃるよ。

生徒の原稿を読んでいて、
良く目立つのが「文体の不一致」なんでごじゃるよね。
ある部分では「〜だ・である」を使ったり、
またある部分では「〜です・ます」を使ったり・・・
「文体の不一致」は減点の対象でごじゃるから、
必ずどちらかに揃える必要があるでごじゃるよ。

では、どっちに揃えたらいいのか?

大概の生徒は「〜です・ます」に揃えるんでごじゃるよね。
これを読んでいるお主も、
「読んで貰うのだから」という気持ちで、
迷うことなく「〜です・ます」を選ぶのではごじゃらんか?
某はいつも、男・女に関係なく、
「〜です・ます」で書いてある文章は
「駄目だし」をするでごじゃるな。

丁寧に書いてある感じのする「〜です・ます」がなぜ駄目なのか?

一言で言ってしまえば、
「説得力・迫力」が欠けてしまうからでごじゃる。
宿題や課題で提出した作文や感想文などは、
「読んで貰うだけ」でごじゃるか?

「読んで貰うだけ」の文章なんて、
単なる「自己満足」でしかないでごじゃるよ。
HPを公開していて、
そこに平凡な「日記」を載せるようなもんでごじゃる。
(あ・・・、また敵を作ってしまったでごじゃるかな?)

「読んで貰うだけの文章」の感想なんて、
「へぇ〜、そうなんだ」で終わりでごじゃるよ。
これでは「評価」はして貰えないでごじゃるな。
宿題であれ課題であれ何であれ、
「評価して貰うために読んで貰う」ことを忘れてはいけないでごじゃるよ。

評価して貰う」というのは、
点数に限ったことではないでごじゃるよ。
「読書感想文」を書いたのであれば、
お主の感想文を読んだ側に、
「この本自分も読んでみよう」と思わせることでごじゃるし、
「論説文」を書いたのであれば、
お主の意見・考えを読んだ者に、
「なるほど、こいつの言う方が正しそうやな」と思わせることでごじゃるよ。
採点する側に「成る程♪」と思わせることが重要なんでごじゃるよ。

では、「評価して貰う文章」を書くためにはどうしたらいいのか?
それには「説得力がある文章」を書くことでごじゃるな。
では、「説得力をつける」にはどうしたらいいのか?
一番簡単な手法は文末を「〜だ・である」にすることでごじゃる。

例えば・・・
お主の意見・考えを書いた文章の最後を、
「〜〜〜と思います。」と書いた場合と、
「〜〜〜だと思う。」と書いた場合では、
どちらが説得力があるように感じるでごじゃるか?
この文末だけ見ても、
あまりピンと来ないかも知れないでごじゃるが、
「〜だ・である」の方が、力強く感じるはずでごじゃる。
「文章の力強さ」=「説得力」ではごじゃらんか?

こう言ってしまえば「なんや、簡単やん」って
思うかもしれないでごじゃるが、
実際、始めから(指摘される前から)「〜だ・である」で
書いている奴は少ないんでごじゃるよねぇ〜

書き慣れないうちは、
「〜だ・である」で書いた自分の文章を、
「傲慢ちき」や「偉そう」などと感じてしまうでごじゃろうが、
「傲慢」な位でちょうど良いんでごじゃるよ。

「読書感想文」の宿題がでたら、
試しに「〜だ・である」で書いてみるでごじゃるよ。



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◇ 誤字脱字・表記揺れに注意する ◇


現在ほど、機械箱や携帯電話が普及してしまうと、
機械箱や携帯が勝手に変換してくれるので、
変換候補から選択すれば良いだけになってしまい、
どんどん「漢字」を忘れてしまって、
誤字・脱字」を引き起こしやすくなってしまうんでごじゃるよね。

学校の定期テストではもちろんのこと、
入試においても「誤字・脱字」は
減点の対象」でごじゃるからね。

「はねる・止める・突き抜ける」が曖昧で、
正確さに欠ける文字は、当然「誤字」扱いでごじゃるから、
普段から文字を書くときは「意識して」書く様にして下されよ。
ま、「はねる・止める・突き抜ける」などは、
意識する様にして書けば、
自然と身に付いて、大丈夫なんでごじゃるが・・・
諸々の理由で「漢字が書けない」と言うのが、
一番困ったもんでごじゃるな。
「平仮名ばかりの恋文」なんて格好悪いでごじゃろう?
普段から「漢字を使う」様に尽力して下され。

そして次に間違いの元になるのが、
「意味を理解せず」に「漢字だけ機械的に覚えてる」奴ごじゃるな。
こう言う奴ほど「同音異義語」で間違えてしまうんでごじゃるよね。
「対象」を「対照」と書いてしまったり、
「移動」を「異動」と書いてしまったり・・・
枚挙していけばキリがないでごじゃるが、
「同音異義語後」は特に「意味」も併せて覚える様にして下され。
普段から「国語辞典」を使う様に心がけることでごじゃるな。

よし、折角でごじゃるから、
良く出題される「同音異義語」をここに幾つか挙げてみるでごじゃるよ。
是非、国語辞典などで意味を調べて、
使い分けができる様にして下され。
以下を覚えるだけでは意味がないでごじゃるから、
意味も覚えるんでごじゃるよ。
え?意味は載せないのか!って?
そこまで甘えて貰っては困るでごじゃるよ。
そんな気構えでは、向上しないでごじゃるな。
では、では・・・

模試や入試で頻出する「同音異義語」の最低これだけは!

「意義」「異議」「異義」

「意志」「意思」「遺志」

「異動」「移動「異同」

「作成」「作製」

「指名」「使命」

「終了」「修了」

「紹介」「照会」

「解答」「回答」

「解放」「開放」

「課程」「過程」

「関心」「感心」「歓心」

「企画」「規格」

「精算」「清算」「成算」

「対照」「対象」「対称」

「強行」「強硬」「強攻」

「検討」「見当」「健闘」

「構成」「厚生」「更正」

「最後」「最期」

「平行」「平衡」「併行」

「保証」「補償」「保障」

「表す」「現す」「著す」


上記に挙げたのは、飽く迄も基本的な物ばかりでごじゃるからね。

さて・・・

また「表記揺れ」って、
慣れない内は良くするみたいでごじゃるな。
表記揺れ」って言うのは、
「同じ言葉を違う表記」で書いてしまうことでごじゃるよ。

例えば・・・
前半部分では「先輩」と書いてあるのに、
後半部分では「せぱい」と平仮名になっていたり、
或る箇所では「表す」と書いてあり、別の箇所では「表わす」になっていたり・・・
「誤字・脱字」とはまた違うんでごじゃるが、
この「表記揺れ」もよく見かけるんでごじゃるよね。
一番多いパターンが、
前半部分は「漢字」なのに後半部分は「平仮名」、
或いはこの逆でごじゃるな。

学校の宿題や課題で出された「感想文」程度なら、
見逃して貰えるでごじゃろうが、
「入試問題」出だされた問題においては、
そんな都合の良いことはないでごじゃろうなぁ〜

「誤字脱字・表記揺れ」は、
入試問題や宿題などの
「作文」や「読書感想文」だけでなく、
恋人に出す「恋文」や
お主も開設するかもしれない(してる)「HP」や
就職先で提出かもしれない「企画書」などなど・・・
注意すべき機会はこの先も多々あると思うでごじゃるから、
普段から注意するようにしてくだされ。

某自身もよく間違ってしまうでごじゃるから、
改めて注意しなくてはと思うでごじゃるよ・・・σ(^◇^;)



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△ 読書感想文の書き方(まとめ) △


「読書感想文」って夏休みの宿題で良く課されるんでごじゃるよね。
逆に言えば、
一年の内、「夏休みの時にしか書かない」でごじゃるから、
「文章表現能力」が低下してしまうんでごじゃるよね。

小学校の間で多くて3〜4回、
中学校の間で最高3回でごじゃるものね。
義務教育の間で、
多くても7回位しか長文を書く機会がないんでごじゃるもの・・・
長文を書く機会がなければ、
勿論「添削」して貰える機会も少ないでごじゃるから、
これでは「表現能力が培われない筈」でごじゃるよね。
それに、宿題で課した読書感想文を、
一人ずつ「添削してくれる」先生が居るんでごじゃろうか?

長文を書く機会が少ない上に、
添削をして貰えないのであれば、
「書いても上達しない」でごじゃるよね・・・
しかも、意識して書くことなく、
「宿題やから仕方なく」書いている様では、
益々身に付く事は少ないでごじゃるよね・・・

そんな現代の若者達に、
某のこのページが役立てば嬉しいでごじゃるよ。

かく言う某も、
「読書感想文らしい文章」が掛けるようになったのは、
高校生になってからなんでごじゃるよね。
小・中学生の間は、
お世辞にも上手い文章を書けたとは思えないでごじゃるな・・・
だって・・・
その頃に書いていた「読書感想文」というのは、
「読書感想文」と言う名の「粗筋の説明」でごじゃったからね・・・
中身をなぁ〜んも読んでないのに、
表紙の折り裏に書いてある内容とか後書きとか、
それらだけを適当に読んで、
荒い荒い粗筋を書いて提出していたんでごじゃるから、
今となっては「読書感想文」とは到底呼べない代物を、
良くもまぁ〜平気で提出していたモノだと、思うでごじゃるよ。
でも・・・
そんな粗筋だけの読書感想文でも、
添削されて返ってきたことがないんでごじゃるよね・・・

今の時代はどうか解らないでごじゃるが、
某の時代は「提出したか否か」が評価のポイントで、
中身はどうでも良かったんでごじゃろうね・・・

では、どうやって書けば良いんでごじゃろうか?



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