お宿あれこれ


ホテル

 普通の人は〜ホテル、あるいは〜インという名前のついた宿を選択することにより、日本のホテルと同じような、安全で快適な滞在をすることができます。この種の宿はフロントに上品なフロントマン、レディーが常駐し、いろいろな世話をしてくれます。コンビネーションルーム(コネクティングルーム、コネクティッドルーム)という2部屋が扉でつながったものもあり4〜5人家族では便利です。ホテル内にはレストランがあり、その代わり、部屋にはキッチンの類はありません。子連れ旅行の場合、自炊ができないことがデメリットになる場合もありますが、もっともデメリットは料金が高いことです。

モーテル

 モータリゼーションの国では、快適でリーズナブルな宿としてモーテルが普及しています。平屋で車を横づけできるところが多く、荷物の多い(子供も荷物?)私たちにはぴったりです。日本でいう1LDK〜3LDKぐらいの広さのユニットが5000円〜1万円(もちろん家族全員分の料金)ぐらいで借りれます。
 ベッドの大きさやベッドルームの数で交渉することが多く、小さい部屋で1ダブルベッドと1シングルベッドのユニットが標準で、これに2シングルベッドのベッドルームを追加したファミリールームというユニットもあり、3人〜5人ぐらいは平気で泊まれますので、1人あたりの料金は格安となります。
 シャワーだけでバスタブはないのが普通ですので、小さな子供連れの場合、ビニールのお風呂プールを持ってゆくと重宝します。
 キッチンは我が家のキッチンより立派なところも多く、食器、レンジ、電子レンジ、冷蔵庫など一式が用意されています。ただし、包丁の切れ味がわるいのとまな板がいたんでいる場合が多く、日本から折り畳みの包丁と小さなまな板を持ってゆくと便利です。
 モーテルの表に、Vacancy(空き室あり)、NoVacancy(満室)の看板が出ている場合が多く、いちいち中で空き室を尋ねる必要がありません。オーストラリアのエアーズロックのように年中満室のところ以外、予約なしでたいてい泊まれますが、ハイシーズンの場合、2時〜3時ぐらいにチェックインしたほうが無難です。私たちもハイシーズンに夕方遅く町にはいり、何度か泊まれませんでした。
 共同のコインランドリーがたいていありますので長期滞在にも適しています。ただし、音がうるさいので、夜9時ぐらい以降は常識的に使わない方がよいでしょう。

アパートメントハウス

 モーテルとほとんど同じですが、都市部では平屋のモーテルはあまりなく、3〜5階くらいのアパートメントハウスが多いようです。日本でいうマンションの1室を貸してくれる感覚です。リゾート地のコンドミニアムを庶民的にしたような宿です。長期滞在者のためにウイークリーレートやマンスリーレートもあります。

B&B(ベッド&ブレックファースト)

 その名のとおり、一宿一飯の恩義を受けることのできる宿です。日本でいう民宿にあたります。トイレ、シャワーは共同で使用します。朝食は食堂でみんなで食べますので、そのときにいろいろな情報を交換したり、友人を作れたりします。共同のリビングコーナーにはコーヒー、ティー、ポットが用意してあり、テレビを見ながらくつろげます。料金はモーテルと同じくらいです。

ファームステイ

 農場の民家の一室を借りて居候します。子連れ旅行の場合、何泊かファームステイを入れると旅行の広がりが出ます。ステイ先に小さなお子様がいる場合は、ラッキー!一緒に遊んでもらえます。子羊にミルクをやったり、にわとりの卵をひろったりと農場ならではの体験ができます。乗馬、農作業などステイ先により、できる体験や、値段もまちまちですので、観光案内所(インフォメーション)に相談すると良いでしょう。

キャンプ場

 ーストラリアやニュージーランドでは、キャンプが盛んで小さな町にもキャンプ場があります。私たちは、キャンプをすることはあまりないのですが、キャンプ場にはモーテルタイプのキャビンやモーターホーム(常設キャンピングトレーラ)がある場合が多く、手軽にキャンプ場の雰囲気が味わえます。
 キャンピングカーでモーターキャンプをする人も多く、上水、下水、電源の完備したパワードサイトも1000円〜2000円ぐらいで入れるようですので、日本のオートキャンプ場とはくらべものになりません。ノーザンテリトリーのオンシーズン(乾季)は、どこのサイトもいっぱいでとても飛び込みで宿泊できるようには見えませんでした。すこしマイナーなキャンプ場のほうがいいでしょう。ただし、4人宿泊できるようなキャンピングカーのレンタル料金が1万5000円ほどで、セダンのレンタカー+モーテルの料金のほうがやすいくらいです。どちらを選ぶかは好みですが、家族旅行には後者が快適なように思われます。


プライベートアコモデーション

 ナディアンロッキーにはプライベートアコモデーションという宿があります。ハイシーズンのこずかいかせぎといったところでしょうか、民家の客室を低料金でかしてくれます。観光案内所(インフォメーション)のアコモデーションガイドにものっているのでアングラではありません。友人を大切にするお国柄、客用のリビング、バス、トイレも別に作っている家庭も多く、清潔で気持ちの良い滞在ができます。

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