PC−G801シリーズのRAM8KB機種を32KBの増設する

シャープのPC−G801シリーズのRAMが8KBの機種
PC−G801   ・PC−G802   ・PC−G803   ・PC−G820  
を32KBのRAM容量に増設します。
ちなみに、システム上それ以上のRAM容量を増設することは難しいです。
それとお約束ですが、この改造は、自己責任でお願いします。
またPC−G801は、他のシリーズと若干パターンが異なるため、こちらを参照してください。


PC-G803 PCB
※写真はPC−G803です。
まず全てのネジを外して、ロウワーキャビネットを外してください。意外とツメがしっかりかんでいて固いですが、ゆっくり焦らずにツメの引っかけを外し、開けてください。 特に電池カバー周辺は折れやすいので注意です!
開けたら基板上の赤丸改造ポイントを確認してください。
PC-G803 8KB
もともと付いている8KBのS−RAM(写真ではLC3664NML)をパターン等を剥がさないように焦らず、ゆっくり取り外してください。
S−RAMを外すときは、片側の足全てに半田を盛って一気に温め暖め溶かして、半田を盛った側をゆっくりと上げるのがコツです。
そして、ここで赤丸の0Ω抵抗は、別の場所に付け替えるため、外しておきます。
これも熱で壊れることは滅多にないので、焦らずに両端に半田を盛って十分に温めながら外すことがコツです。
PC-G803 32KB
もともと付いていた8KBのS−RAMの場所に、32KBのS−RAM(写真ではTC55257DFL)を取り付けます。
取り付けるS−RAMのスピードは、ポケコンはそんなに高速ではないため、あまり気にする必要がありません。
それと忘れてはいけないのは、さっき外した0Ω抵抗を、所定の位置に取り付けてください。これをしないと32KBと認識しません。
もしも0Ω抵抗をなくしてしまったときは、適当なモノでショートしておけば、大丈夫なはずです。
これで組み立ててRUNモードのFREコマンドで、30435と表示されれば増設完了です!
また今回はPC−G803で行いましたが、PC−G820でも、同じ方法で可能です。実証済です。
まだPC−G802では試していませんが、恐らく同じ方法で可能なはずです。
再三ですが、改造は、自己責任でお願いします。
※PC−G801は、メモリ構造が違うのか、若干パターンが異なるため、今回の方法では、増設できません。 PC−G801は、こちらを参照してください。
PC-G801 S-RAM
PC−G801のS−RAM周辺

◎PC−G801の改造
PC-G801 PCB
PC−G801では、ジャンパーを飛ばしたり、抵抗及びトランジスタなど、追加する部品があります。
抵抗は、100kΩ(チップのほうがやりやすい)、10kΩ(リードのほうがやりやすい)が追加で必要になり、 あと2SC1815などのNPNトランジスタ、ジャンパーのためジャンパーワイヤーが必要になります。
もちろん32KBのSRAMも用意してください!!
部品が揃ったら、ジャンパーワイヤーの飛ばす箇所など、赤丸の改造ポイントを確認してください。
PC-G801 SRAM
もともと付いている8KBのS−RAMを外してください。
写真の赤丸のジャンパーのための0Ω抵抗を外してください。この外した0Ω抵抗は、使いません。
次に写真の赤丸の10kΩ抵抗を外してください。この抵抗は後ほど使いますので、なくさないようにしてください。
PC-G801 Mount
もともと付いていた8KBのS−RAMの場所に、32KBのS−RAM(写真ではTC55257DFL)を取り付けます。
その他は写真を参考に実装してください。
トランジスタのエミッタは、GNDに接続します。写真だと、パターンの14番ピンに当たる箇所に接続しています。
S−RAMの1番ピンに接続されるジャンパーは、CPU近くのパターンに接続します。接続箇所は、次の項を参照下さい。
なお、青いジャンパーワイヤーは、元からあるジャンパーワイヤーで、白いジャンパーワイヤーは、今回の改造のために 新たに取り付けるジャンパーワイヤーです。間違わないように、写真で接続箇所を良く確認してください。
PC-G801Jumper
S-RAMの1番ピンから飛ばしたジャンパーは、写真の左側のCPU近くの赤丸のところに接続されます。
半田がしやすいように、ちょっと広くなっているパターンがそれです。
これで組み立ててRUNモードのFREコマンドで、30435と表示されれば増設完了です!
他のシリーズに比べると、新たな部品が必要だったり、ジャンパーを飛ばしたりで、難易度が高いです。
あくまでも改造は、自己責任でお願いします。
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