
バイク用スタッドレスタイヤ!
滑る雪の上をバイクで快適に走りたい。
従来ならバイク用タイヤチェーンを巻く、荒縄を巻く、125cc以上のバイクでは
違法のスパイクタイヤを履く、MXタイヤにしてみる、トライアルタイヤは?など、
さまざまな方法が取られてきました。
そしてその解答として、強力な雪道用タイヤが登場したのです。
<神田さんのオリジナル・スタッドレスタイヤ>
圧倒的なオフロードバイク情報が飛び交うoffride-ML。
ここに毎年研究を重ねスタッドレスタイヤを作っている人が京都にいます。
それが神田さんです。
神田さんはIRCのGP1をベースに細かいサイプを刻んで作っており、その性能は
路面が白ければ何の心配もいらない、巡航60キロで行けるという驚きのものでした。
今回の作成に当って、神田さんはそのノウハウを惜しみなく提供してくれたのです。
<TSO製スタッドレスタイヤ>
ピレリMT70というロードよりのオン/オフタイヤをチョイスしました。単に安かっただけです。
難点は減りが遅いというだけあってコンパウンドが非常に固く、ブロックが比較的低いということです。
しかしオン/オフタイヤらしい接地面積の広さや、六角形ブロックで普通の四画より角が多い、
固いので相当刻みこんでもブロックが壊れないなど、少なからずメリットもあったと思っています。

コンパウンドが固いので、溝刻みは糸ノコを使いました。
フロントはラダーパターン+クロスパターンで、溝の幅は1.5〜2mm。
リヤのセンターはラダーパターンのみですが、溝の幅は2〜3mmと広くなっています。
作成期間は毎晩の内職形式で丸一ヶ月。この手間がスタッドレスタイヤの最大の欠点です。
●使用結果
- 東京のシャーベット雪(1998/1/8の大雪)
これは滑りました。しかしその滑り具合や走破性はチェーンと同等という感触でした。
- 圧雪路(長野のR146、大町−糸魚川間)
完璧です。70キロで走っても安定してました。ラフなアクセルもフロントブレーキもOK。
坂道も大丈夫です。
−−>9th King of Fruit参照
- ブラックバーン
完璧な氷です。ノーマルタイヤよりははるかにマシですが、さすがにだめです。しかし
静かなアクセルワークとバランスで走り抜けることができます。
また、大田さんもGP1でスタッドレスを作成し、
同様の結果を得たとのことです。
●メンテナンス
作成から9年経った2007年。捨てるほど痛んでないところへまさかの出番が到来!。
久々に引っ張り出してみると、サイプがだいぶ浅い気がする。そこで掘ってみることにした。
前のページにもどる