自作スパイクタイヤ!
スタッドレスタイヤを自作してはや3年。あまり走り回らないせいで
例のスタッドレスタイヤはろくに減りもせず、しかし経年劣化でただでも硬いブロックは
余計に硬くなる一方。
そこで、廃棄物になってもかまわんというつもりで、コイツをスパイク化してみることにしました。
こちらはリヤタイヤ。
スパイクピンは5ミリボルトです。
ベースのタイヤはピレリMT70リヤ用にサイプを刻んでスタッドレス化したもの。
作成方法は、ドリルで貫通するまで穴をあけて、5mm×20mmのボルトを表からねじ込み、裏側からナットで止めます。
ブロックが左右対象でないので、ボルトの位置を少し悩みましたが、結局写真のような場所に。
こちらはフロントタイヤ。
リヤ同様、ピレリMT70フロント用にサイプを刻んでスタッドレス化したものがベースタイヤです。
作成方法も同じですが、スパイクピンは4mm×15mmとサイズダウンしています。またナットで止めていません。
使用したのはなべネジ。単に売り場にボルトがなかっただけです。
打ち込んだ場所はパターンが同じなのでリヤと同じです。
ところで、ネジが貫通しているので、タイヤチューブ保護のためにチューブを2重にしています。
つまり古チューブを裂いて、その中に新しいチューブを入れてあるのです。
●使用結果(赤城山雪走行会(2000/2/20)にて)
- 圧雪路
もともとスタッドレスは圧雪路が得意な上に、さらに安定感が増します。
- 凍結路
雪初心者が凍結路でこけた直後、同じところをスタンディングで走れるほどです。
これを見たF谷大将は「TSOの作るものはいつも怪しくて信用してなかったが、これは認める!」と言わしめたました。
- ブラックバーン(赤城山雪走行会(2000/2/20))
再発進は苦手のようです。自分で走ってないのでまだデータ不足です。
勾配のあるところでは苦労しました。
- 新雪や深雪
タイヤのパターン上苦手ですが、チェーンを巻いたら相当イケました。
まだ評価するにはデータ不足です。
- コーナーリング、ブレーキング
スパイクの難点は舗装路でこれらの動作をしたとき、止まらん、スライドするといった恐怖。
今回はピンが低い上、タイヤの端に打ってるので、特に問題ありませんでした。
乗り心地も変わりありません。
ただしスピードもそんな出してないし、評価するにはまだデータ不足です。
●使用結果(富士山(2007/2/25)にて)
- 圧雪路
サイプとボルトピンのおかげでまったく問題ない。安心していける。
楽しいの一言である。
- バーン
氷になっているところだが、気温によって状況はかなり違う。
今回は気温0℃くらいからどんどん気温が上がる状態で、表面はつるつるから、融けてうっすら水膜ができるあたりであった。
平坦路で強めにブレーキをかけると「ガガガ」と手ごたえがある。
しかしいざ目の前で前走者がこけて急停止となると、こちらも転倒したくないから思いっ切りブレーキをかけられず、
あまくなり止まれない。登りの再発進はだめだ。ピンが低すぎるか数が足りないためだろうか。
- 深雪
ベースタイヤのMT70がブロック高の低いタイヤなので、こういったところは本来弱いはずである。
しかし20cmくらいの深さの登りをLANZAの3速で登ることができた。クーラントはグツグツいっていたが。
再発進不能になってからも、チェーンを装着すればさらに深い雪を奥地まで行けた。
- 雪のない舗装のワインディング
スパイクタイヤで怖いのは舗装路だろう。
雪のない標高が低いところのワインディングでは、ピンが低くいせいか50Km/Hくらいで走る限り
まったく普通と変わらなかった。
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