紫のピアス’
作 らんぱく

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「あ、美里、おはよ〜!」
「おはよ〜!」
女子大のキャンパスであたしは、声を掛けられた。
声の主は、同じクラスの美由紀と優美。
「おはよ」
あたしは2人に返事をする。

「美里、どうしたのさ。3日も学校休んじゃって」
「携帯に電話したけど出てくれないから、美由紀と2人で心配してたんだよ。何かあったんじゃないかって...」
「ごめ〜ん。ちょっといろいろあって」
「いろいろってなにさ?」
興味深げに美由紀があたしの顔をのぞき込む。
「ん、まぁ、ちょっと...」
「ちょっとって、なにさ」
「ヒ、ミ、ツ」

そう、この3日間のことは、あたしとあの人の2人だけのヒミツだ。
あたしの大好きなあの人に誰にも言ってはいけないと言われたんだから、仲良しの美由紀と優美にも絶対にヒミツ。

4日前の夜、アルバイトの帰り夜道を歩いていたあたしは、いきなり後ろに何かを押しつけられて気を失い、気が付いた時には意識を機械に移されてた。
意識の無くなったあたしの体は、あの人に弄ばれ、そのまま処女を奪われた。
そして意識を体に戻される時、機械の力で洗脳され、あたしはあの人の所有物になった。

あたしは、あの人のために生き、あの人の言うことならなんでもする。
あたしの体も心も、あたしの全てがあの人のモノ。
それはとても誇らしいこと。あたしにとっての唯一の真実。

この3日間、あたしはあの人の家で過ごした。
あたしの体のどこをどうすれば、あたしが気持ちいいか。
経験の無かったあたしが知らなかったいろんな快感をあの人は教えてくれた。
そして、あたしが何度目かの絶頂を迎えると、あの人はあたしを使って機械の実験をした。

しばらくしてあたしの意識が体に戻ると、あたしはあの人に気持ちよくなってもらう方法を教えられた。
あの人に快感を与えることが、あたしにとって一番大切なこと。
そしてまた機械の実験...。

この3日間、あたしはあの人の実験の被験体となりながら、大好きなあの人に尽くす方法とあたしの体が快楽を得る方法を一つずつあの人に教えて貰っていたのだ。

あたしがあの人の所有物になったこと、あの人の実験材料になれたこと、あたしの知らなかった素晴らしい快楽。この3日間のことは、あたしの今までの人生の中での最高の出来事。そしてこの最高の出来事はこれからも続くの...。


「美里、なんだか顔が赤いよ?」
あの人との痴態を思い出して上気したあたしの顔に気付いた優美。
「さては男でもできたな?」
すかさず美由紀があとに続く。
「そ、そんなことないよ」
「え〜? だって、美里、なんか雰囲気変わったみたいだもん。そう思わない、優美?」
「う〜ん、そういえば、なんだか、女っぽくなったっていうか、綺麗になったみたい」
「そ、そうかな? そんなことないんじゃない」
「なんか変わったよ、美里」
あたしの顔をじろじろ見ながら美由紀が言う。そして美由紀はあたしの大切なものに気が付いた。

「あ、ピアス! 美里ピアスしたんだっ!」
美由紀はあたしの左耳に光る紫のピアスを見つけた。
「そっか、ピアスしたから雰囲気変わったんだ」
一人でうなずく美由紀。
「そういえば、ピアスすると人生変わるって話を聞いたことがあるわ」
美由紀の言葉に同意する優美。

そうよ、優美。あたしの人生は変わったの。このピアスは、あたしとあの人との絆。あたしの意識とあたしの体をあの人の思いのままにさせる大切なものなの。

「それにしても、そのピアスすごく綺麗ね」
微笑みながら優美が言う。
「うん、きれ〜、それどこで買ったの?」
美由紀が羨ましそうに聞いてくる。
「ふふ、いいでしょ。でも、買ったんじゃないんだ。貰ったの」
「あ〜、それって、やっぱり男からでしょ? お堅い美里にもついに男ができたかぁ。 うんうん、おねぇさんは嬉しいよ」
にやにやしながら美由紀が言う。
「そ、そんなんじゃないよぉ〜」

あの人はあたしの彼氏じゃない。それ以上の存在なの。あたしのすべてなんだよ、美由紀。

「いいなぁ。あたしもピアスしようかなぁ」
「ねぇ、誰から貰ったのよぉ〜?」

ふふ、美由紀も優美もピアスに興味を持ってくれたみたい。じゃぁ、教えてあげるよ。

「これは、あたしの知り合いに貰ったの。その人ピアス作ってて、新商品の感想聞かせるってことで、ピアス貰ったんだ。モニターみたいな感じ。これって結構高いピアスなんだよ」
「へ〜、いいなぁ」
「あ、そうだ。よかったら二人もモニターになってみない? その人もっといろんな人の意見聞いてみたいって言ってたんだ。」
「ほんと? なる。なる。協力しちゃう」
「も〜、美由紀ったら現金なんだからぁ。あ、優美はどうする?」
「わたし? そうね、そんなに綺麗なピアスだったら、なってもいいかな」
「じゃ、決まり。今日の講義終わったら、その人の家に連れてくけど、いいでしょ?」
「予定が入ってないからわたしはいいわ。美由紀は?」
「今日かぁ...。今日は講義の後、彼氏とデートなんだよね。別な日じゃダメなの?」
「ダメってコトもないけど、その人、他の人にも声掛けてたみたいだから、早い方がいいと思う。」
「わかった! じゃぁ、あいつとのデートはキャンセルっ。電話して断るわっ」
「美由紀ったら、あいかわらず彼氏に冷たいわね。振られちゃっても知らないわよ。ねっ、美里」
「美由紀、ホントいいの?」
「大丈夫、大丈夫。あいつったらあたしの魅力にメロメロなんだから、振ることはあっても振られることは絶対ないっ」

「あ、ほら、そろそろ時間だよ。はやく教室いかないと、講義はじまっちゃう。続きは講義の後にしよう」
チラリと腕時計を見て優美が言った。

「ほんとだ、急がなきゃ」
「あぁ〜、これからが面白いとこなのにぃ〜」
「はいはい、のろけ話はあとでゆっくり聞いてあげるからね」
美由紀を軽くあしらいつつ、あたしは二人と教室に向かって駆けだした。


急いだせいもあってなんとか講義に間に合った。
講義開始のベルとともに年配の教授が教室に入ってきて、話し始める。
「それでは、今日は中世ヨーロッパの歴史の話をします...」
教授が講義を始めたけど、あたしは一人講義とは別なことを考えていた。

それは、昨日の夜、あの人が言った言葉。

『君の知り合いに綺麗な女の子がいたら、私のところに連れてきたまえ。私の研究にはもっと被験体が必要だ。そうだな、高価なピアスのモニターになれるとでも言ってやるといい』

今まで一所懸命聞いてた講義だけど、今はこんな講義なんてどうでもいいの。今のあたしにとって一番大事なのはあの人の命令。あたしはあの人の所有物なのだから、あの人の命令はあたしにとって絶対のモノ。

あたしの隣では、美由紀と優美がまじめにノート取ってる。

美由紀も優美も綺麗な女の子だ。
美由紀はスリムでボーイッシュ。積極さと明るい笑顔が魅力的なショートカットの女の子。
逆に優美は落ち着いていて知的な美人。だけど肩まで伸びたストレートの髪と大きな胸が女らしさを強調してる。
この二人を連れてけば、きっとあの人も喜んでくれるわ。

ふふっ、美由紀も優美もあの人の研究に捧げられるのよ。光栄に思ってね。

4日前なら仲良しの美由紀と優美を陥れることなんて考えたりもしなかったあたしだけど、今のあたしには全然気にならない。あの人に尽くすことができる喜びで、あたしは自然に顔をほころばせていた。


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「さあ、終わったよ。付け心地はどうかな? 痛くなかった?」
あの人が鏡を手渡しながら美由紀に聞いた。
「なんか痛いと思ってたんですけど、全然痛くなかったです」
鏡を持った美由紀が今付け終わったばかりのピアスを見ながら答える。
「そう、それは良かった。 このピアスはちょっと特殊でね。 普通のピアスと違って穴を開ける訳ではないんでほとんど痛くないし、手間も掛からないんだ」
「へぇ〜、そうなんでだ〜」
鏡に映ったピアスを角度を変えながら見つめる美由紀。

「でもいいんですか? こんな綺麗なピアスを只で貰ってしまって」
先にピアスを付け終わった優美が、手に持った鏡から目を離し、脇のソファーからあの人に聞く。
「ははは、別に構わないよ。あなた達のような綺麗な娘さんに付けて貰えるなら、ピアスも喜んでくれるだろう」


講義が終わった後、あたしは美由紀と優美をあの人の家まで連れてきた。
あたしの時は眠らせたままだったからそのまま地下の実験室での作業となったけど、美由紀と優美が通されたのは普通の部屋。そこはおしゃれな家具が置かれた落ち着いた感じの部屋だった。そして、笑顔を見せながら美由紀と優美に挨拶をするあの人は、優しそうな紳士といった雰囲気で、美由紀も優美もすっかりあの人を信用してしまった。
それからしばらく雑談をした後、あの人はいくつかのピアスを二人に見せ、その中から自分の気に入ったものを選ばせた。ピアスはそれぞれデザインが異なっていて、そのどれもが紫の輝きを放っていた。
二人がピアスを選び終わると、あの人は一人ずつ部屋に置かれた椅子に座らせ、器具を使って作業をはじめた。ピアスの装着はすんなり済んだ。


「ほんと綺麗なピアスですね。ありがとうございます」
丁寧に優美がお礼の言葉を述べる。
「ホント気に入っちゃいましたぁ!とっても嬉しいです」
鏡から目を離し、顔をほころばせた美由紀もあの人にお礼を言う。

ふふっ、美由紀も優美もピアスを気に入ったようね。でも、それは当然のこと。だって、あの人がくれたピアスなんだから。

美由紀と優美は、鏡を見たり、お互いのピアスを見たりしながら嬉しそうにしている。そして、それを笑顔で見ていたあの人は、自然な感じで立ち上がり、傍のテーブルに置かれた小型の機械を手にした。ボタンがいっぱい付いたリモコンのような機械だ。

「二人とも気に入ってくれたみたいで何より。 じゃあ、これからもっと楽しいことをしてあげよう」
そう言うと、あの人は機械のボタンのいくつかを素早く押した。その顔には先ほどまでの笑みはない。

「えっ?」
あの人の言葉に振り向こうとした二人は、振り向こうとしたそのまま一瞬で動きを止めた。まるでビデオのポーズボタンを押したように。
二人は、すっかり無表情となった。その目には何も写っていない。まるで曇ったガラスみたいな感じ。

不自然な格好で固まった二人の姿をしばらく見つめた後、あの人が満足そうにあたしに言った。
「よくやったな、美里」
「はっ、はい! 褒めていただいてありがとうございます!」

あの人の言葉にあたしはもう天にも昇りたい気持ちになった。
この一言のためなら、あたしはなんだってする。
あの人に褒められた快感で、あたしのアソコがジュンとした。 あぁ、感じちゃう...!

「それじゃぁ、私は、実験室に行ってくるから、その間二人を見張っていてくれ。 もっとも、いつまで見ていても二人はこのまま動かないだろうがね」
「わかりましたっ! ちゃんと見ています!」

そうしてあの人は部屋から出て行った。

あの人が消えたドアをしばらく見つめた後、あたしは動かない美由紀と優美に目をやる。無表情で動かない二人はすっかりマネキンだ。

ふふっ、美由紀、優美、あなた達はこれからあの人の被験体になるのよ。あたしに感謝しなさいね。あたしの大好きなあの人の役に立てるんだからね。そしてとっても気持ちよくさせてもらえるのよ。ねっ、嬉しいでしょ?

あたしの体は、味わったこの3日間の快楽を思い返して、自然に興奮してしまう。

美由紀、あなたはそのスレンダーな体をあの人に捧げるの。あなたの彼氏なんかとは比べものにならない快楽を貰えるわ...。そして、優美、あなたはその大きなバストを使ってあの人を喜ばせるの。あなたの胸をいやらしく使って奉仕すれば、きっとあの人も喜んでくれるはずよ...。

二人があの人に弄ばれることを想像しながら、あたしは左手で胸を揉み始める。服の上からでも乳首が堅くなっているのがわかる。
「あっ.. ふぅん」

嫌だ、声が出ちゃった。でも気持ちいいよぉ...。

「あっ、あっ...」
自然に胸を揉む手が早くなる。あたしの息が荒くなる。
「やっ.. はぁ〜ん.. 気持ちいい...」
我慢しきれなくなって、あたしの右手がアソコに伸びていく。スカートをめくり上げ、右手がパンティの中に入り込む。
「あっ!」
あたしの指がクリトリスに触れた。あたしの体に電気が走り、自然に腰が浮く。

と、その時、いきなり信じられないことが起こった。


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「..んっ..。」
今までマネキンだった優美の意識が突然戻ったのだ。
「あ、あれ? あたしどうしたんだろう?」

??? や、やだ。 どっ、どうして優美の意識が戻るの???

優美があたしの方を向く。
「あれ、美里。 あたしどうしちゃったんだろ? えっ?」
優美は隣に座った美由紀が不自然な姿のまま動かないのに気が付いた。
「美由紀っ! どうしたの?」
そう言いながら優美が美由紀の肩を揺さぶる。美由紀は無反応のまま、動かない。
「美由紀っ?」
何度か美由紀の肩を揺さぶったあと、優美はあたしの方を振り向いた。
「ねぇ、美里っ! これどういうことっ? 美由紀はどうなっちゃったのっ!」

「...えっ、あっ...」
いきなりの事なので、あたしは答えられない。

あの人は、二人ともこのまま動かないって言ってた。あの人の研究が失敗するはずないっ! そう、あの人の研究は完璧よっ! で、でも...?

混乱と不安であたしの体は固まってしまった。片手は胸を、もう片手はパンティの中に入れたまま...。

「美里っ、これ、どういうことなのよっ!」
いつもの冷静な優美からは信じられない厳しい声であたしに叫ぶ優美。
そして優美はあたしの格好に気付いた。
「やっ、やだっ。 その手! あなたどこに手を入れてるのよ! なんで胸揉んでるのよ!」
優美は強い口調でそう言うと、立ち上がってあたしに近づく。
「あっ、えっ?」
動揺するあたしの目の前までくると、優美はいきなりあたしの両頬を手で押さえ、そのままあたしにキスをした。
「むっ..ふっ...」
優美の舌が、あたしの唇を割り、あたしの舌に絡み出す。

なっ、何? これどういうこと?

あっけに取られるあたし。何が起こっているのかわからない。舌をこね回す激しいディープキス。そして、優美の左手があたしの右胸を揉みしだく...。

あっ...あんっ...

動き回る激しい舌と、胸に加わる淫らな快感で、一瞬あたしは我を忘れそうになった。

だ、駄目っ...! 駄目なのっ...。 あたしにこんなことをしていいのは、あの人だけなのっ!

かろうじて残った意識であたしは、優美の体を両手で強く押し返した。
あたしに押された優美は少しよろけた。でもすぐに体を立て直し、ニヤっと笑った。

「あら、美里、気持ちよくなかった? あの男とヤったときは、凄く感じたんでしょ?」
「な...何言ってんのよ?」
「あら、だってそうじゃない。真面目なあなたが3日も学校休んで、出てきた時には女っぽくなってるんだもの。なにかあったに決まってる」
「ち、違うわよ」
「ふふふ、ごまかしても駄目よ。 こないだまでは、男になんて全然興味ないって言ってたくせに、あの男を見るあなたの表情! ほんとイヤらしい顔してたわ。あの顔見たら誰だってヤったってわかるわ」
優美は妖艶な笑みを浮かべてそう言った。そんな表情は初めて見る。

「ねぇ、美里。 せっかくなんだから私と気持ちいいことしようよ。 あんな男とやるよりいいかもよ?」
「そ、そんなことないっ! あの人が一番にきまってる!」
「馬鹿ね。 ヤってみないとわからないじゃない」
そういいながら優美があたしに迫ってくる...
「嫌っ! 駄目ぇ〜!」
あたしは体を背けながら叫んだ。

「...ふふっ、ふふふ。あははははは....」
突然優美が笑い出す。
「えっ...? ゆ、優美...?」

「ははははは....君は本当に私を楽しませてくれるな」
「???」
「わからないかね? これは新しい研究の成果なんだよ、美里」

この口調は...あの人の...? うん、そうだ。間違いなくあの人の口調...。

「そう、この体は今、私に操られているのさ。 ほら、これでね」
あの人はそう言いながら左耳に輝く紫のピアスを見せた。
あの人の研究の凄さに目を見張るあたし。 優美、ううん、あの人が言葉を続ける。
「今私の体は、地下室の機械に繋がっているのさ。そして機械を通して、空っぽになった優美の体に入り込んでいる」
そう言うと、あの人は一瞬沈黙し、そして言葉を更に続ける。

「だけどね、美里。 私はただ体を操られているだけじゃないのよ。 今の私は、体だけじゃなく記憶もちゃんと奪われているの。 そうね、例えば先週美由紀と三人でショッピングに行ったことも覚えているわ。今あなたがはいてるスカートは、その時買ったスカートでしょ。あなたはそのスカートとっても気に入ったのよね。嬉しそうにしてるあなたを見て、美里って可愛いわねって私思ったのよ」

今度はすっかり優美のしゃべり方だ。その表情もいつもの優美と同じ。そして、優美が言うとおり、これは先週買ったスカートだ。とっても気に入ったスカートだから、あの人に見てもらおうと思ってはいてきたんだ。

「そ、そうだったんですか...」
あたしはホッとしてそう言った。
「どうだい? 凄いだろ?」
ニヤリと笑いながらあの人が言う。
「は、はいっ。凄い研究ですっ!」
「君が被験体になったこの3日で、私の研究が更に進んだよ」
「当然のことをしたまでです。あたしの全てはあなたのものですからっ!」

嬉しいっ! あたしはちゃんとあの人の役に立てたんだ!

顔を赤らめるあたしを見つめるあの人。
そしてあの人は下を向き、両手で胸を持ち上げた。
「しかし、それにしてもこの胸はでかいな」
「はいっ、確か90のEって言ってました」
「それは違うな、美里。 今は94のFなんだよ」
優美の意識から読み取ったんだろう。あの人が答える。

また大きくなったんだぁ、優美。羨ましいな。

しばらく自分の胸や腰を触っていたあの人が、あたしの方を見て言う。
「せっかくだから、この体を試してみたい。 女の体の快感は凄いようだね。 この体を気持ちよくさせてくれるだろう、美里?」
「はいっ、もちろんですっ!」
あたしの返事に一瞬あの人は無言になった。でもすぐに言葉を続けた。
「ふふっ、駄目よ、美里。 私たちは親友なんだから、そんな敬語使わなくていいのよ」
「わ、わかりま....わかったわ、優美。 あたしがあなたをいっぱい気持ちよくしてあげる」

あたしと優美はそのまま抱き合い、唇を重ねた。すぐに互いの舌が絡み合う。クチュクチュと音がするイヤらしいキス。

あたしはキスを続けながらゆっくりと優美の大きな胸を揉み始める。
「ふぅん...」
優美が鼻に掛かった声を出す。
絡め合った唇を話すと、唾液が糸を引く。
「やんっ...あっ...」
あたしが、胸を更に揉むと、優美の声が強くなった。
「服脱がしてあげるね、優美」
「うん...私も脱がしてあげる」
優美が答える。

ふふっ、優美ったら可愛い。

そしてまたキス。
キスをしながら、あたしと優美は互いの服のボタンをゆっくりと外していった。

ボタンを3つ外すと、ピンクのブラに包まれた優美の胸ががあらわになる。
フロントホックのそのブラを外すと優美の大きな胸がはじけた。

「ふふっ、やっぱり優美のおっぱいって大きい。でも全然垂れてないのね。素敵よ」
「ありがと、美里。でも美里の胸だってとっても綺麗よ」
優美の手があたしのブラを上にずらす。
「乳首だってとってもかわいい」
そういいながら、指であたしの乳首をはじく。
「あんっ」
「ほら、とっても感度いい」
「だ、駄目よ、優美。今はあたしが優美を気持ちよくしてあげるんだから」
「ふふ、そうだったね... じゃぁ、いっぱい気持ちよくして... でも、あたし初めてなんだから、優しくしてくれなくちゃイヤよ」
「え、優美ったら、経験無いの? 優美って凄くモテるし、大人っぽいからとっくに経験してると思ってた。」
「みんなそういうけど、ホントはこういうことあんまり知らないの。だから優しくして」
「うん! 優しくしてあげる。優しく気持ちよくしてあげるわ」
あたしは優美を抱きしめ、そしてまたキスをした。

ゆっくりと床に倒れ込むあたしと優美。そのままあたしは優美の上になり、優美の首筋に舌を這わす。
「あんっ」
首筋から胸へと舌を動かしながら、あたしは優美のスカートをめくり、パンティに手を掛けた。
「や、やだ。恥ずかしい...」
「大丈夫、もっと気持ちよくしてあげる」
優美のパンティを膝まで脱がし、あたしは優美の太ももを愛撫する。
そして少しずつその手を上に這わす。
「あっ、あぁ〜ん」
あたしの指が優美の大事なところに触れたとき、優美は大きな声を上げた。優美のアソコはもう十分に濡れていた。
「だ、ダメよ、優美...あたしのバージン奪っちゃダメ...」
「ふふ、わかったわ。大事な処女膜はそのままにしてあげる。でもちゃんとイかせてあげるからね」
あたしは、その部分を注意して避けながら、優美のクリトリスに指を這わせた。
優美って初めてのくせしてとっても濡れやすいみたい。あたしの指は優美の愛液でヌルヌルしている。
「ふっ、っふぁ〜ん」
優美が更に感じ始める。嬉しくなったあたしは、再び優美の唇を奪う。もう片方の手は、優美の胸を揉む。
「んっ、んん〜ん」
優美が懸命にあたしの舌を舐め返す。

「っ、はぁ〜」
「ふふっ、もっと気持ちよくしてあげる」
あたしは優美の堅くなった乳首をつまみながら、クリトリスをいじる。
「あっ、あっ、あぁぁ〜ん」
優美の体が自然にのけぞる。
「ほら、いいでしょ? 気持ちいいでしょ、優美」
あたしは股間をまさぐる指の動きをもっと速くした。
「いいっ、いいっ、す、すごくいいっ」
優美の股間から溢れた愛液でクチュクチュと激しい音がする。

「ほら、優美、イっちゃいなさい!」
「あぁぁぁぁ〜ん」
優美のつま先がピーンと伸びて、体が弓のように反り返った。

「ふふ、イっちゃったみたいね?」
「ハァ、ハァ、ハァ」
優美は息づかいも荒くぐったりしている。乱れた髪の毛がとっても綺麗。

「こ、これが女の快感か...これは凄い...」
しばらくして、優美が、ううん、あの人が言った。
「...想像していた以上だな...」
快感の余韻にひたるあの人。

「あ、あの...」
「ん、なんだい? 美里」
「も、もしよろしければ、今度は、あたしを気持ちよくしてください...」
「ふふふ、いいだろう」

あの人はゆっくりと立ち上がった。服はすっかりはだけてて、大きな胸が露出している。パンティは片足にかろうじて残ってるだけ。股間からは、恥ずかしい液が垂れている。あの人に操られる優美はとってもイヤらしくて素敵。こんな綺麗な優美を見るのは初めてだわ。
あたしも続いて立ち上がる。

「あぁ、そうだ。そこにいる美由紀も仲間に入れてやろう」
あの人は固まった美由紀を目で差しながら、あたしに言った。

そっか、美由紀もいたんだっけ。でもどうするんだろう。ふふっ、楽しみ。

あの人は、テーブルの上に置かれた小型の機械を手に取ると、あたしを美由紀が座ってる椅子の傍のソファーに座らせる。

「美由紀はどうするんですか?」
「ふふふ、まぁ見ていたまえ」
あの人はそう言うと、機械のボタンをいくつか押した。そして機械を置くと、あたしの上に覆い被さってきた。あの人の顔がゆっくりと近付く。あたしはそれを待ちきれずに自分から唇を重ねた。そして、ふたりは激しい抱擁を交わす。


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あたし達が抱き合いながら熱いキスを交わしているとき、美由紀が目覚めた。

「...んっ、ん〜ん。あ、あれ?」
何が起こったかわからないんだろ。呆けた顔の美由紀。

そして美由紀はあたし達に気付いた。
「あっ? あぁぁ〜!? ちょ、ちょっと、あんた達、何してんのよっ!」
あたし達の痴態に驚いた美由紀が叫ぶ。

「んっ、んっふぅん...」
美由紀におかまいなしにあたし達はキスを続ける。

「こらっ、あんた達! 何してんのよっ!」
再び美由紀が叫んだとき、あたしの上に覆い被さってたあの人、ううん、優美が顔を上げて言った。
「何って、美由紀、見てわからないの?」
「ねぇ、美由紀、優美のキスってとっても上手だよ。美由紀もしてもらいなよ」
続いてあたしも美由紀に言う。

「ば、馬鹿なこと言ってんじゃないわよ。 ほら、二人とも離れなよ!」
「イヤよ」「嫌ぁ〜」
優美とあたしが同時に言う。

美由紀はあたし達を引き離そうとして立ち上がった。
「ほら、離れなってば!」
そして、美由紀が、優美の体に手を掛けようとしたとき。
「やめなさい、美由紀」
優美が美由紀に言った。
その言葉に反応して、ピタリと体の動きが止まる美由紀。

「えっ、あっ? か、体が動かない。な、なんで...」

「ふふふ、驚いてるわね、美由紀」
ニヤリと笑いながら優美が言う。
「それじゃ、美由紀、服を脱いで裸になりなさい」

「な、何バカなこと言ってんのよ!」
美由紀は叫んだけど、その手が服にかかる。

「あっ、なんで? か、体が勝手に動く!?」
驚いた表情のまま、美由紀は服を脱ぎだした。

「や、やだ..どうして...?」
服を脱ぎ終えた美由紀の手が、自然に下着にかかる。
「ちょっ、やっ...ど、どうしてぇ〜?」
ブラジャーを外し、パンティに手をかける。

「ふふふ、美由紀の体はもう美由紀のものじゃないのよ」
パンティを脱ごうと片足を上げる美由紀を見ながら優美が言う。
「あなたの体は、あたしの人形。あなたの意志を離れた操り人形になったの」

あたし達の目の前で美由紀はすっかり裸になった。
「美由紀、とっても綺麗だよ」
細いウエストと、小さなお尻。小ぶりだけど形の良い乳房。ホントに綺麗だよ、美由紀。

「や、やだぁ〜。なんでよっ。どうしてなのぉ〜?」
美由紀はすっかり泣き声になった。
「教えてあげるわ、美由紀」
髪をかき上げながら優美が言う。耳には紫のピアスが光る。
「あなたの耳にも付いてるこの紫のピアスが、あなたを人形にしたの。あなたの体はもうあなたのものじゃないわ」
「やだ、嫌だよ。助けてよぉ」
「駄目よ。もう手遅れなの。 さぁ、美由紀、もっとこっちへいらっしゃい。二人で美里を気持ちよくしてあげましょう」
「嫌、嫌よ」
そういいながら、美由紀の体がフラフラと近付く。
「さぁ、美里の乳首にキスしてをあげなさい」
「うっ、うぅ〜」
跪いた美由紀の唇が、あたしの乳首に近付く。

チュッ

美由紀の唇があたしの乳首に触れた。あたしの胸に快感が広がる。
「あんっ」
自然にあたしの声が出る。

「さぁ、舐めてあげなさい。美里を気持ちよくさせるの」
「うぅ〜」
美由紀の声は、はっきりとした拒否を示していたが、美由紀の体はもう美由紀のものじゃない。唇から舌が伸び、ペロペロとあたしの乳首を舐め始めた。
「はぁん、気持ちいいよ、美由紀...」
「ふふっ、いつも彼氏のものを舐めてあげてるだけあって上手なのね、美由紀」
そう言った優美を目でにらむ美由紀。だけど舐める舌は止まらない。

「ほら、空いてる方の胸も揉んで上げなさいよ。美里ってとっても感じやすいんだから」
美由紀の手があたしの胸を揉みしだく。
「あ〜ん、あっ」
あたしの体に快感の波が押し寄せる。

「下のほうはどうかしら?」
そういいながら優美があたしのスカートを脱がす。
「あら、もうぐしょぐしょじゃない」
あたしのパンティは愛液ですっかり湿っていた。
「じゃ、美由紀。胸はもういいわ」
優美の命令でようやく美由紀はあたしの乳首を舐めるのをやめた。美由紀の目からは涙が溢れてる。

「ぐすっ..優美、あんた達も操られてるの?」
涙を流しながら美由紀が言う。
「ふふ、どうかしらね」
優美がニヤリと笑う。

「み、美里ぉ〜?」
「大丈夫だよ、美由紀。なんにも心配いらないってば」
「そ、そんなぁ〜」
「ほら、美由紀、話はもういいから、美里のパンティを脱がして、アソコを舐めてあげなさい」
ニヤニヤしながら優美が言う。
「イヤ、イヤよっ!」
美由紀は拒否するけど、両手があたしのパンティに掛かる。あたしは美由紀が脱がせ易いように腰を上げた。そして美由紀の顔が、あたしのアソコに近付く。

ペロッ。

美由紀の舌があたしの敏感なところに触れる。
「あんっ」
そして美由紀はそのままペロペロとあたしのアソコを舐め始める。
「き、気持ちいいよ、美由紀ぃ〜。とっても上手」
美由紀は涙を流しながら、あたしのアソコを舐め続けた。

「ほら、もっと激しく舐めてあげなよ」
優美のその言葉で美由紀の舌使いが激しさを増す。
「あっ、あん、いい、いいよ、美由紀...」

そんなあたしと美由紀の痴態を見ながら、優美は服を脱ぎ始めた。その顔には、満足げな表情が浮かんでいた。

「あん、イっちゃう、美由紀、あたしイっちゃうよぉ〜」
美由紀の激しい舌使いにあたしはもうメロメロだ。股間からズンズンと快感の波が押し寄せる
「美由紀、美里がもうイきそうだって、ちゃんとイかせてあげなよ」
全裸になった優美が、自分の胸を揉みながら言った。
「うぅ、ぅう〜」
涙を流しながら従う美由紀。
「あっ、あっ、あぁぁぁ〜ん」
その瞬間、あたしはイった。それでも美由紀の舌はあたしのアソコを舐めるのを止めない。命令されるまで自分の意志では止められないのだろう。


「じゃぁ、美由紀、今度は私と美里が、あなたを気持ちよくさせて上げる。舐めるのはもういいから、こっちへ来て床へ四つんばいになりなさい」

「イヤぁ〜。 イヤだよう。」
美由紀は泣き声を上げるけど、それでも優美の命令に従い、床に両手をつく。

「ほら、美里。今度は美由紀のアソコをあなたが舐めてあげるのよ」
優美の言葉に、快感の余韻に浸っていたあたしは、ゆっくりと起きあがった。

「美由紀、ちゃんと気持ちよくしてあげるからね」

「イヤだよう。もうイヤぁぁぁ〜」

美由紀の叫び声が部屋に響いた。


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翌日。

「あ、美里、おはよ〜!」
「おはよ〜!」
女子大のキャンパスであたしは、声を掛けられた。
声の主は、美由紀と優美。
「おはよ」
あたしは2人に返事をする。


昨日美由紀をイかせた後、あたし達は代わる代わる何度も愛し合った。
最初は泣いたり叫んだりしてた美由紀だけど、あの人が機械のボタンを押すと、自分から喜んであの人の命令に従うようになっていた。きっと心が壊れないようにあの人が美由紀を操作したんだろう。

長い快楽の時間が過ぎた後、自分の体に戻ったあの人は意識を失わせた二人を機械のある地下室へ連れて行った。あたしの時と同じく、二人を洗脳するために。

だけどあの人は、二人をあたしと同じにはしなかった。
機械に二人を座らせると、あの人は言った。

「二人を君と同じにするつもりはない。なにしろ君は私の実験の最初の被検体だからね。君は私にとって特別だ」

あたしはあの人にとって特別なんだ!

あたしはその言葉で最高の気持ちとなった。

美由紀と優美は、表面的にはピアスを付けてからの記憶を書き換えられただけだった。
ピアスを付けて貰って、楽しい話をしてそのまま家に帰ったという記憶が二人に与えられた。二人はそれを疑わない。
だけど、深層心理には、あの人が二人にとって絶対の存在だと刻み込まれている。それとあの人以外の男には、一切の興味がなくなること。あの人に抱かれるまで優美は処女のままだし、美由紀は彼氏と別れるだろう。
美由紀も優美も自分では気付いていないけど、すっかりあの人の所有物になったんだ。



「美里、昨日はありがとう」
微笑みながら優美が言う。
「ほんと、このピアス気に入っちゃったよ。ありがと」
美由紀も嬉しそうにあたしに言う。

「ううん、別にいいんだよ。美由紀も優美もあたしの大事な友達だもん」
あたしの声に嬉しそうに頷く美由紀と優美。

二人の耳にも紫のピアスが光っていた...。


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(あとがき)

ということで、らんぱくです。

Satoさんのご厚意で、新作書いてみました。昔書いた「紫のピアス」の続編です。「紫のピアス2」とか、「紫のピアス-REVIVAL-」とかタイトルを変えようかとも思ったのですが、なんかピンとこないので、ダッシュでごまかしました。
本来これはMCネタなんですが、ここはTS研究所なので、TSも入れてみました。
前のと同じくらいの長さにするつもりが、書いてるうちにちょっと長くなってしまいました。
でもやっぱり上手く書けないなぁ...。語彙が乏しいのが敗因です。お恥ずかしい限り。

あと、これが前作です。ちょっと誤字やらなにやらを直しました。初出は、らんおうさんの今はないサイトです。

ちなみに、私のペンネームは、らんおうさんのをぱくったんで、らんぱくです(^-^;