ファイナルTSクエスト2004
マゾヒスティック・ブルー
作:あむぁい

注意!:このお話はゲームブック方式を取り入れています!が、気にせず素直に上から読んで下さっても何の問題も有りません。

世界を救うには愛が必要だ。
キミはちょっと可愛いけどごく普通の男子高校生、相原真矢として“真の愛”を探さなければならない。
行く手には数々の困難や試練が待ち受けている。
しかし、知恵と勇気が有れば、きっと“真の愛”を見つける事ができるだろう。
がんばって、キミだけの“真の愛”を探して欲しい。


1. キミは“真の愛”を探しに家を出る。
キミの真正面から、ものすごいスピードで女の子が走ってくる。
可愛い女の子で、トーストを口にくわえている。
「きゃああ。どいて、どいて。」
 どうする?
 避けない⇒2に進む。
 避ける⇒3に進む。

2.「うわああああっ。」
キミ達ははぶつかると、坂道をごろごろと転げ落ちる。
「あいててて」
「大丈夫?」
キミ達は顔を見合わせる。
キミの瞳に写っているのはキミの姿だ。
「あ〜、あたしっ!?」
キミの姿をした正面の人物は女言葉でキミを指差す。
ふと気が付くとキミはセーラー服を着ているではないか。
なんと、キミと彼女は入れ替わってしまった!
キミは胸に手を伸ばし、感触を確認する。
ぷにゅっ。
そしてキミは秘所へと手を伸ばす。
ないっ!
キミの指はそのまま、割れ目の奥を目指す。
電流が流れるような快感が体を走り、すぐにキミは訳がわからなくなる。
ぺたんと女の子すわりして、オナニーに夢中になるキミの目の前にいつの間にか、キミの姿になった少女が大きくなったペニスを突き出す。
「ねえ。あたしも我慢できないの。」
おめでとう!
キミはついに“真の愛”を手に入れたのだ。
<HAPPY END>

3.「どいて、どいてぇ〜!」
女の子はみるみる遠くへ走っていく。
キミは先に進む事にする。
目の前から、黒い羽と尻尾を持ち、陰気な顔をした黒づくめの男が歩いてくる。
どうする?
 戦う⇒4へ進む。
 戦わない⇒5へ進む。

4.「お前、悪魔だなっ!」
びしぃっ、とキミは男を指差す。
キミの言葉に悪魔はその正体を表す。
「ば〜れ〜た〜か〜。では、、、食らえ、デモンTS光線っ!」
びーむっ!
悪魔の目から放たれる魔法の光線がキミの体を直撃する。
衝撃にキミは思わず目をつむる。
キミの服はばらばらに吹き飛び、その肢体をあらわにする。
すると。
キミの体の各所がうずき。
「あああんっ。」
キミは思わず悩ましい声を上げてしまう。
キミの胸がむくむくと膨らみ。
腰がくびれ。
お尻が丸みを帯び。
割れ目が形成されていく。
ばらばらになった服が突如キミを中心に集まりだし。
バニースーツを形成する。
ハイヒールが。蝶ネクタイが。アミタイツが。
そしてウサ耳が、丸い尻尾が形成される。
なんと、キミはバニーガールになってしまった!
「さあ、行こうか。」
悪魔がキミの尻尾をさわると、キミは今までに無い快感に襲われる。
「ああっ。止めて下さい。」
尻尾をさわられただけでキミはイってしまう。
「こ、こんなのって、、、」
おめでとう!
キミはついに“真の愛”を手に入れたのだ。
<HAPPY END>

5.キミは黒づくめの男と目を合わせないようにやりすごす。
おっと、右隣に脳外科の看板が有るぞ。
 どうする?
 立ち止まる⇒6へ進む
 立ち止まらない⇒7へ進む

6.嫌なうわさがあるのを思い出してキミは脳外科の看板で足を止める。
すると。
いきなり脳外科のドアが開き、キミは中へと引っ張り込まれる。
「うわっ。」
驚くキミの口に白いガーゼが押し当てられて、刺激臭がキミの鼻を突く。
気がついた時、キミは頭に包帯を巻き、ベッドに四肢を拘束されている。
「ここは、、、」
うすぼんやりした意識の中、キミは声を上げると。
「春香!気がついたのかっ!」
近くにいた医師がすぐに駆け寄る。
春香って、誰?
思うキミに鏡が向けられ、そこには下着姿で四肢を拘束される一人の美少女が映っていた。
「こ、これが、、、僕!?」
なんと、キミは美少女に脳移植されてしまった!
医師は優しくキミの拘束を解くと、キミの手を取りベッドから降ろしてくれる。
キミはなんだかその医師が大好きで、全てを捧げたい気持ちになってくる。
なんと、キミの脳みそはついでに細工されている!
「ねえ、あなた、美味しい?」
キミは医師に食べてもらおうと、手近にあった材料でホルモン料理を作る。
「ねえ、あたしを食べて。」
キミはにっこりと彼に微笑む。
おめでとう!
キミはついに“真の愛”を手に入れたのだ。
<HAPPY END>

7.なんだか嫌な予感がしたので君は足早に病院を通り過ぎる。
どんどん進むと、前から小学生ぐらいの女の子がランドセルをしょってやってくる。
てゆうか、華代ちゃんだ!
ところで、キミは
 ココロとカラダの悩みがある⇒8へ進む
 悩みなど無い!⇒9へ進む

8.名刺を受け取り、悩みを話すと、華代ちゃんは悩みを霧散させてくれた。
その代わりに。
なんと、キミは女の子になってしまった!
キミは無償で働くその女の子の事をなんだか好きになってしまった。
なんと、キミはロリ属性になってしまった!
おめでとう!
キミはついに“真の愛”を手に入れたのだ。
<HAPPY END>

9.無論、キミは小学生を無視し、決して名刺など受け取らない。
ざらに進むと、トラックが急に突っ込んで来た!
危ない!どうする?
 避けない⇒10へ進む。
 避ける⇒11へ進む。

10.どんっ!
キミの体は跳ね飛ばされて、首が変な方に曲がる。
即死だ。
キミのすぐ横にキミの死体が転がる。
なんと、キミは幽霊になってしまった!
あてもなくさまようキミは、病院の中で眠る一人の美少女がとても気に入ってしまう。
すうー。
キミが入っていくと、キミの意識は美少女の体を支配する。
美少女の目が開き、ニヤリと笑う。
なんと、キミは憑依に成功した!
財閥の唯一の生き残りとなったキミには、大勢の奴隷とメイド達とのゴージャスで淫靡な生活が待っている。
おめでとう!
キミはついに“真の愛”を手に入れたのだ。
<HAPPY END>

11.トラックを避けて進むと、5円玉を紐に通してぶらぶらさせている男がやってくる。
ところで、キミは
 催眠術に興味がある⇒12へ進む
 無視する⇒13へ進む

12.キミが男を見ていると、男はキミに声をかける。
「催眠術に興味があるのかい?」
「え?」
「この道具で催眠術にかけちゃうのさ。」
キミの目の前に5円玉がある。
5円玉がゆらゆら揺れる。
キミは5円玉から目を離せない。
キミの目から理性の光が失われていく、、、
「もう、キミは僕の思い通りだよ。」
キミはゆっくりと頷く。
なんと、キミは催眠術にかけられてしまった!
なんと、キミは彼が好きになってしまった!
なんと、キミは彼の奴隷になってしまった!
なんと、キミは手術に同意してしまった!
なんと、キミは女性ホルモンを注射されてしまった!
なんと、キミはシリコンを入れられてしまった!
「あしたはいよいよ最後の手術だね。」
「、、、はい。ご主人様。」
キミは期待と不安とシリコンで胸が一杯だ。
おめでとう!
キミはついに“真の愛”を手に入れたのだ。
<HAPPY END>

13.男を無視してどんどん進む。
前から鞭を持った女の人がやってくる。
「ついに見つけたわよ!」女の人は物凄い形相で鞭を振り上げる。
どうする?
 逃げる⇒14へ進む
 「人違いです。」⇒15へ進む

14.キミは一目散に逃げ出す。
しかし、まわりこまれてしまった!
びしっ!
彼女の鞭がキミを捕らえる。
「痛いっ!」
びしっ!びしっ!
たちまちキミは抵抗の意志を失ってしまう。
「よくも逃げ出してくれたわね!」
キミは女に髪の毛を掴まれて這いつくばらされる。
「ごめんなさいっ。許して下さいっ。」
びりびりとキミの服が破かれ。
キミは素っ裸に剥かれてしまう。
女はナイフを取り出し。キミの背中につき立てる!
「きゃああああ!、、、あれ?」
痛くない。
女はキミの皮膚にすっと切れ目を入れると、さっきと同じようにびりびりと破いてしまう。
キミの中から、可愛いネコミミの女の子が現れる。
「はニャ?」
なんと、キミは少年の皮をかぶったネコミミ美少女だった!
なんと、手足には肉球も付いている!
「さあ、行くわよ。魔王様がお待ちかねよ。」
女はキミに首輪と鎖を付けると、魔王様の元へと急ぐ。
「ニャ。待って下さいニャ。」
なんと、キミは語尾にニャを付けてしかしゃべれなくなってしまった!
なんと、キミは四足でしか歩けなくなってしまった!
「綺麗に御召かしして、魔王様を虜にしてしまいなさい。」
「ニャー。」
キミはまだ見ぬ魔王様に胸をときめかせる。
ぷるぷるっ。
キミはさっそく発情してきた。
「素敵な人ニャといいニャ、、、」
おめでとう!
キミはついに“真の愛”を手に入れたのだ。
<HAPPY END>

15.「人違いです。」
きっぱり言い切るキミの言葉に女は頭を掻く。
「プリンセスだと思ったんだけどなぁ。」
会釈して進むと、ついに、目的地に到着する。
ところでここまで来たキミ。キミは本当は、、、
 ハッピーエンドになりたい⇒999へ進む
 バッドエンドとやらを見てみたい⇒1000へ進む

999.どんっ。ぼんやり歩いていたキミは後ろから白馬に追突される。
「キミ、大丈夫か?」
頭を振るキミの目には素敵な王子様が映る。
きゅん。
キミは一瞬で恋に落ちる。
「なんだ、男か。」
王子様はすたすたと立ち去ろうと、、、
「あ、待って、、、」
追いすがろうとするキミのそばに魔法使いのおばあさんが通りかかる。
「おやおや。この薬を飲めば、、、」
キミは説明を最後まで聞かずに蓋を開けると一気に薬を飲み干す。
キミは光に包まれ。
ふぁさっと金髪が流れ。
キミのフォルムが美しく変形しはじめる。
すらりと長く伸びる手足。
揺れる胸。
唇に紅。
なんと、キミはウエディングドレスをまとったお姫様になってしまった!
「結婚して下さい!」
振り向いた王子はきっぱりと言い放つと。馬から下り。キミの手を取り恭しくキスをする。
「喜んで。」
はにかむキミの笑顔にズームアップ!
キミは王子様に抱きかかえられ。王子様の首へと手を回す。
長いキス。
そしてキミ達はいつまでも幸せに暮らすのだ。
おめでとう!
キミはついに“真の愛”を手に入れたのだ。
<HAPPY END>

1000.キミは勇気を振り絞ってランジェリーショップに入ると、
顔を真っ赤にして、震える声で注文する。
「表に飾ってある、アレとアレ下さい。」
「試着なさいますか?」
「え?」
、、、、
鏡に映るキミはブラとパンティを着けている。
とても恥ずかしい、、、
「あら、いいじゃない。今日はこのまま上に服を着て帰る事。」
「え?でも、、、」
「はいはい。服を着て〜。」
キミは店員さんにさっきまで着ていた服を着させられる。
店を出るとき。一見、キミの姿は入って来たときと同じだ。
しかし、下着は女性用となっていたのだ。
「(、、、どうしよう、姉さんの下着を買いに来ただけなのに、、、ああ、、、でも。
癖になりそう、、、)」
さっきからキミのペニスは勃起している。
「ああ、、本当は、、、可愛い女の子に、、、生まれたかったな、、、」

なんと、キミは女装に踏み出してしまった!

残念ながら、キミは今回は“真の愛”を見つけられなかった。
キミにはほんのちょっとばかりの観察力と好奇心が。
そして未知へと踏み出す勇気が足りなかったんじゃないかな?
もう一度良く考えてごらん。
どこかに“真の愛”へと続く道はあったんじゃないのかな?
“真の愛”を手に入れるまで、戦え!相原真矢!負けるな!相原真矢!
キミの戦いは未だ始まったばかりだ!

 CONTINUE?
 YES⇒1番へ戻る。
 NO⇒GAME OVER


あとがき:
はぁい!こちらではお初お目にかかります。新人TS作家のあむぁいですっ!以後、よろしくっ!この「ファイナルTSクエスト2004〜マゾヒスティック・ブルー〜」を名刺代わりに置いておきますので可愛がって頂ければ幸いです。

いやしかし、20年前ぐらいに流行りましたなあ、ゲームブック。「火噴き山の魔法使い」「バルサスの要塞」「アニマル・タイフーン」「悪魔城ドラキュラ」。あたしはあのバッド・エンドが好きで好きで。こう、つい主人公がピンチになるような選択を、、、(間違った読み方。)しかし、ゲームブックには読むのが面倒くさいと言う致命的な欠陥が!そこで、あたしなりにゲームブックの良い点と悪い点を、分析検討し、新たに産み出したのが、この 「短分岐直線型ゲームブック方式」です。分岐が短いお陰で頭からごりごり読めるという親切設計。さらに、バッド・エンド満載(あ、ハッピー・エンドか。)の濃厚仕上げ。うむ、我が仕事ながらグレート!これからのゲーム・ブックはコレだっ!なんかTSに「キミは」って言う二人称も結構ハマルし。

こんな自信満々で同じようなネタ前にあったらカッコ悪いなあ。(TS書いてていつも思うこと。)

ま、いっか。それでは皆様のTSライフに幸、多からん事をお祈りして、この場は失礼させて頂きます。お読みいただいて有難うございました。ぺこりっ。
あむぁい(新人)

作者プロフィール:主に風祭文庫で活躍中の新人TS作家。得意分野はゲームやお金。
苦手分野は萌えと変身描写「底抜けにスウィートで、ダークな、笑えるお話」が目標。