フライトシミュレーターで遊ぼう

フライトプランの概要


 ポジション設定で離陸や着陸をするのも楽しいですが、やはりフライトプランを作っての運行はリアルさとプロフェッショナルさがあってチャレンジしてみたいですね。エアラインではディスパッチャーと呼ばれる人が様々な運行条件を考慮して最適なプランを作り上げています。そしてフライト前にパイロットとブリーフィングを行います。

 母空港の伊丹から羽田までのフライトプランの例です。

 さて、「何じゃこれは?」と思われた方でいっぱいだと思います。私もそうです(笑)。シミュレーターパイロットとして一番重要なのは“ルート”ですよね。実は後半部分に書かれてあります。RJOO/32Lから始まってRJTT/34Rで終わっている書式です。基本的には、ここの太字をCDUで打ち込んでプログラムします。

 その他、重量や燃料などの情報もあって、こちらもCDUで入力していくことになります。実際は航空会社とのデータリンクで呼び出せば済むことなので、パイロットがポチポチやることはありません(^^; しかし、シミュレーターパイロットはそういうことが好きなはずなので、コックピットに籠もってCDUをいじってまいりましょう!


 出発・目的地空港からルートを選定し、搭乗人数から重量、燃料計画…という感じで作っていきます。もちろん気象条件も重要です。シミュレーションでから搭乗人数と気象は好きに設定できますので、主にルート計画が重要になってきます。

 スタートからゴールまで直線で行けるのが飛行機のいいところですが、現実的ではありません。地上の道路のように航空路というものが細かく設定されています。そのルールに従ってルートを作る作業になります。

 大きく分類して、SID→エンルート→STAR→アプローチという空域を渡ります。
    SID : Standard Instrument Depurture
    STAR : Standard Terminal Arrival Route
 SIDは離陸してから近くの航空路へ乗るまでの手順を示し、STARは逆に航空路から空港へ向かう手順を示しています。エンルートとは航空路のハイウェイみたいなもので、インターチェンジのような場所をトランジションといいます。アプローチは滑走路への着陸手順で、ミスアプローチになった場合まで考慮されます。

 FMCには空港データやウェイポイントの他にSID/STARデータも登録されています。従って、チャートを見ながらその名称を選択するだけで一連のルートが設定される便利さです。出発・到着空港とそのSID/STARを決め、その間の航空路をつなげる、という両サイドから攻めていくイメージです。現実の決まり事を無視すれば、これでルートは完成です。

 リアルにするならば、高度や速度などルールとキャビンサービスも考慮したプランを作ると楽しいです。