フライトシミュレーターで遊ぼう

PS744 v1.3レビュー





PRECISION SIMULATOR 744 v1.3

AEROWINX(英語版)




       ■ ここが良い → まさに本物。B747-400パイロットが家庭に置けるシミュレーター。

       ■ ここが悪い → DOS環境。B747、計器飛行、アビオニクスに興味のない人には無用の長物。


 X-Planeより凄いのがあった。B747-400のかなり本格的でマニアック、と言うよりほとんど本物仕様 なので一般的なフライトシミュレーターとは根本的に違うスタイルです。おすすめマークを付けて いますが、値段が高いので手を出すときは十分ご検討下さい。

 まずは画面いっぱいのパネルに驚かされます。外(前方)の景色は左隅におまけ程度しかありません。 そう、夜間や悪天候時の計器飛行(オートパイロット)をトレーニングするシミュレーターです。それでも ATCや警報などのサウンドが本物なので計器だけでも飛行感覚を得られます。ジョイスティックを使って マニュアル操縦も可能ですが、これはあくまでも離陸と緊急時程度かな? 通常フライトで操作手順を マスターしたり、緊急事態などトラブルに対処したりするのが本業です

 気象条件はもとより、機体トラブルなど非常に細かいシチュエーションを設定できる本格的なモデルです。 例えば、離陸時V2で第3エンジン火災…、ファイナルアプローチでマイクロバーストに遭遇するなど、 フライトシミュレーターならではのトレーニングが行えます。他のトラフィックもあるのでニアミスの 対応もできます。ハードコアを通り越してこれぞリアルシムですね。実際のパイロット向けに各エアラインの 社内設定が行えるなど、実機通りのレイアウトが出来ちゃうのは凄いです。ATC音声は実際の管制官に よるもので、空域が変わると各国のナマリも変わります。受信だけなのが残念ですが…(Say again?はできる)。

 動作環境はDOS(DOS窓も可)だけど、パネルの描写はすごく良質で十分納得です。まぁ外(おまけ)ビューは '80年代を思い起こす点々だけど…。複雑なパネルをいじって行うアビオニクス操作もジョイスティックや マウスやショートカットキーが使いやすく操作性は抜群です。パネルはスライドしたりポップアップしたり するので画面サイズを犠牲にせず実寸解像度を保っています。ところがサウンドはトラブルが頻発していて サウンドプラスター(コンパチ含む)の設定が必要な場合があります。

 これだけのシミュレーターになるとマニュアルも充実しています。約350ページにぎっしりと事細かに 解説がなされています。こりゃ大変ですよ(^^ゞ


 メインは国際線でしょうが、やはり気になるのは日本の空。成田→ニューヨークJFKのフライトプランが デフォルトで用意されていますが、他に空港はないのかと片っ端から調べてみました。結果は以下の通りです。
   RJFO大分 RJOO大阪 RJFK鹿児島 RJFT熊本 RORS下地島 RJCC新千歳
   RJAA新東京 RJCJ千歳 RJTT東京 RJFU長崎 ROAH那覇 RJOA広島 RJFF福岡
 意外とたくさんありました。でもデパーチャー/アライブデータはRJAA,RJBB,RJOOのみのようです。