高橋節
  プロフィール






現在の私のパートナーとなっているベースは、ドイツ製の『ペルマン』という楽器(業界用語で『赤ペル』と呼ばれている)です。

自分持ちでは同じくドイツ製の『ルブナー』に続き二代目です。もともとクラシックを優雅に弾きたかった私が、ジャズもやりたいなぁと思い始めたときに現れた楽器で、とある有名なベーシストの愛蔵品でした。
どうしても欲しい楽器だったので、一年掛かりで拝み倒し、二年掛かりで譲って貰いました。かの巨匠・稲葉国光氏も曰く、かつて手に入れたかった「ごきげんなベースだ」だそうです。

ボディーの縁に施された「お花(はっぱだな?)」の彫刻が特徴で、下半身デブらしい円やかな低音鳴りと、弓弾きにいたっては艶やかなベースの音色を損ねない頑固な頼もしさ。もはや切っても切れないパートナーシップの相棒なのです。

弦の変遷としては、『スピロコア』を使用し続けて来ましたが、スチール巻きのナイロンガット弦『オブリガート』に張り替え、E線とA線をまた『スピロコア』にチェンジしてミックスしていましたが、その後D線とG線の『オブリガート』をプラスティック製のガット弦にチェンジして現在に至っています。弾き方もスチール弦の弾き方から大幅に方針変更し、常にまろやかな「育つ音」 というものを意識して弾いています。ピックアップは『アンダーウッド』をプリアンプで音作りしながら使用。弓は『ペゾルト(大学時代に購入)』に黒い毛を張って使用しています。