家でのトレーニング法


変形性股関節症の患者さんの筋力トレーニングは、自力トレーニングを主体とすべきです。スポーツジムにあるような器具を用いたトレーニングは、健常者にとっては効率的に筋力強化ができますが、変股症の患者さんにとっては、負担が大きすぎ関節を痛めたり、軟骨をすり減らす場合があるので注意して下さい。関節の状態によっては、効率的に鍛えられる器具もあるので、主治医にご相談下さい。

以下に、
自力トレーニング法をご紹介します。回数は自分の筋力に合わせて行い、徐々に増やしていって下さい。楽に出来るようになったら、1kg程度の軽い重りをつけて行って下さい。関節痛が出たり、翌日まで筋肉痛が残る程無理をしないで下さい。


大腿四頭筋

床に足の着かない台に座り、膝を伸ばして、5秒間止める
腸腰筋、大腿四頭筋、大腿筋膜張筋、縫工筋

椅子に座り、ももを上げて、5秒間止める
腸腰筋、大腿四頭筋大腿筋膜張筋、縫工筋

かかとを5〜10cm上げて、5秒間止める
大腿四頭筋、腸腰筋、大腿筋膜張筋、縫工筋

膝を曲げた状態から膝を伸ばし、5秒間止める
腹直筋

両膝を立て腹に力を入れてへそをのぞき込み、5秒間止める
股関節内転筋(大内転筋、長・短内転筋)

ボールをはさみ脚を閉じ、5秒間止める
股関節外転筋中殿筋、大殿筋、大腿筋膜張筋)

ゴムバンドをつけて脚を横に開き、5秒間止める
股関節外転筋中殿筋、大殿筋、大腿筋膜張筋)

横向きに寝て脚を上げ、5秒間止める
大殿筋、背筋、大腿屈筋群

うつ伏せで脚を上げ、5秒間止める
大腿屈筋群

うつ伏せで膝を曲げる