脱Terragen宣言!!
DisplaceMap:簡単地形データ作成法
私はこれまで、地形データとか景観データとかを作るとき、皆さんご存知Terragenを使ってきましたが、XSIが3.0になって、DisplaceMapがマイクロポリゴンをサポートした事をきっかけに、「それなら、XSIで全部やってしまった方が、簡単ジャン!」という事になりまして、最近はTerragenのお世話にならないですんでいます。今回はそんなお話。

※べつにTerragenが悪いソフトだという訳ではありません。今でもたまに使います。ただ、他の素材をXSIで作っている関係で、出来ることならXSIから離れないでやりたい・・という所から、発想しております。Terragenファンの方は御気を悪くなさらないでくださいね。
1:DEMをゲットする。

PhotoShopとかで地形用の元データを作っても良いのですが、私の場合、アメリカのデータベースから、DEMをちゃっかり持ってきて、それを加工しています。だって、その方が早いでしょ(笑)
てな訳で、DEMをもってきます。
僕は大体MapMartあたりから、ダウンロードしますが、他のところからでも入手できます。
ちなみに、MapMartからでしたら無料で入手
できますが、ほしいデーターを探すのはちょっと大変です。
↑MapMartさん、いつもお世話になってます。
2:DEMから画像を作る。

さて、DEMはご存知のとおり、標高データと言われるデータですが、このままでは使えません。(NetViewあたりから、DEMImporterとかをダウンロードすれば出来ますが、その場合は地形メッシュという細かいデータになります。)そこで、こいつを画像データにしてあげます。Terragen使いの方はよくご存知の、3DEMとかを使うのがベストかな。この辺はTerragen関係のサイトとかを見るといろいろ参考になります。さてさて、僕の場合はいろいろと変換して、最終的に、16BitTiffにして使っています。また、3DEMの画面に表示される、最低標高・最高標高・地図の縦横等(すべて実寸法)はメモしておいてね。
↑こんな感じになります。
3:比率をあわせたGridに張る。

ここからXSIの作業になります。まず、作った画像の縦横の比率を合わせたGrid(Polygon)をつくります。右上の画像の場合、733X1025Pixelなので、73.3X102.5というサイズにしました。また、分割ですが、長方形だと何かと不便なので、7X10分割にしました。これに単純に色マッピングするとこんな感じになります。
4:Displaceマップの設定。

さてさて、このMapをRenderTreeでDisplaceにつなぎます。すると・・・全然出っ張ってきません。これには訳があります。DEMから画像にした時に、実際の標高は失われてしまい、その地図の最低標高と最高標高を黒→白の画像にしている関係で、このままですと、最低点がY0、最高点がY1にしかなりません。DEMの完全な再現をしたいのでしたら、MaterialのDisplaceの直前にChangeRangeなどをはさんで、先ほどメモした標高の差分を入力してあげてください。スノウはそこまで厳密な物はいらないので、ここでは単純にYのスケールを上げて(たとえば10倍とか)上げます。するとそれなりにボコボコした絵が出ると思います。ですが、このままではなんだかなぁ・・な状態。これは2.0までのマイクロポリゴンを含んでいない状態で、頂点にしかかかっていません。そこで、GridのGeometoryApproximationのDisplaceのモードをFineにしてあげます。すると、いきなりいい感じになります。
↑2.0までのDisplaceMapと同じに頂点にしかかかっていない状態
↑Fineモードにすると、ちゃんとなります。
Part2へ続く!→