●1月31日(土) 準決勝(40位 1380点)

今日も朝の散歩にでかけます。
予選終了後、取り違えられてしまったSKICROSS9を抱えて・・・。

実は、予選終わってコブの様子をみて、さぁ帰ろうとしたところ
自分の板がないことが発覚。
大回り用に使っていたSKICROSS9がないのです。
でも近くにポツリとまったく同じ板が置いてあり、あー間違えたんだろうな。と推測。
置いてあった板には有名店のステッカーが貼ってあり
いろんな方に手を尽くしていただき、持ち主らしき方が判明。
たまたまその場に居合わせてしまった専門委員の方、ご迷惑おかけしました。
一緒にいた探しに協力してくれた小山さん、たかし、まっきー ありがとうございました。
夜のうちに、宿まで届けてもらい、交換できたのでよかったです。
男性の方だったので、わたしの板でははけないし、きっとお互いに困ったことでしょう。
次から板に名前と電話番号をかいておこうかと真剣に思いました。

そんなわけで無事に手元に戻ってきた愛板を抱え
今日もトコトコと・・・。
すると、まだ暗い道を前のほうからよろよろと歩いてくる3人組。
今日からサポートにきてくれることになっている、Mr.岩崎とあいこ&カベコ。
夜行バスでやってきたのでした。
今年もたくさんのサポートにかこまれ、とっても心強い。

ちょうど日の出の時間とおなじくらいなのか、でかけるときには真っ暗なのですが
戻るころにはだんだん明るくなってきます。
ちょうど八ヶ岳の右側くらいから光が湧いてくるようで、なかなかキレイです。
今日は駐車場でエーデルの面々と出会いました。
みんなそれぞれがんばっているのだなぁ。

1種目めが不整地。女子はいつも一種目めですね。

深くなる前でラッキーと思いたいところですが
今年はなんと・・・はじめっから深い。
そして逃げ場がない・・・。
そして硬い。
わたしは8人目。

条件としてはだいぶツライ内容が揃いました。
でも、なんとなく今年は滑れそうな気がしていました。
昨日の夕方、練習したときにはぜんぜん滑れてないし、なんの根拠もないのですが
大丈夫かな、なんて。

しかし滑り出して4つ目くらいのちょっと上を向いたコブで発射。
だいぶカラダが遅れてしまったので前にいかなきゃ、と思った瞬間
顔から雪面につっこんでました。

はずれてしまった板は、ちょっと上のほうのコブのなかに落ちてるし
さーて、どうするかな、と途方にくれてしまいました。
でも板はかないと滑れないし(あたりまえ)とりにいかなくっちゃ・・・と
もたもたしていると、役員がいたをひろってきてくれました。
だいじょうぶだからゆっくりはいてください、といわれるけど
こりゃあぜんぜんだいじょうぶじゃないシチュエーション。
ゴールからも、ちゃんと雪をおとしてからゆっくりね。とジャッジがやさしく声をかけてくれますが
そのやさしさに、さらに焦りは増すばかり。

なんとかいたをはき、滑らなくっちゃと思った私は
せっかくはじっこのコブのないところにいたにもかかわらず
コブの中によたよたと戻り、またコブの中を滑り出しました。
滑ったというより、転がりにいった、というのが正しく、
結局ゴールまでのあいだあと2回も転びました。
ぼーんぼーん、こてっってかんじで。。。
ジャッジはきれいに70点。
はぁこんなすべりでも70点もらえるのね、と妙な感動でした。
70点×3=210点。なんとか1級合格おめでとう、ってとこで。

いまおもえば、はじっこのコブがないところをなんとなく下りれば
もうちょっと点をもらえたような気がするのですが
どういうわけか、あのときコブに戻っていった自分が不思議。

伝説となっている白馬のインライン技術選で、
すでに ゴールしてるのに演技を続け転倒してしまった
某M氏の気持ちがちょっとわかった瞬間でした(笑)

その後滑ってくる人がどうなのか、とかそんなことを気にすることもなく
どう考えても、じぶんが1番(ビリ)だろう・・・と。

ゴール裏で板を脱いでうずくまっていると、
女子チームのサポートをしてくれていた大窪がトコトコやってきて
怪我はしてないか。まぁ、あと2種目、切り替えてがんばんなさい。といってくれる。
あと2種目。
あと2種目しかない、とも言える状況で。
さすがにこの210点による20点以上のマイナスは
挽回するにキビシイ点差となりました。

うわーーーー、もうぜったいにムリ。いくらなんでもムリです無理・・・

しかし、もうやってみるしかない。
しばらくひとりでうずくまりながら気合を貯める。

大学の先輩でもあるゆっこさんがそばにきて「がんばれ」と声をかけてくれる。
「ゆっこだって、去年は総滑で転倒してかなーり順位が落ちたけど
そこからがんばって復活できたからきっとだいじょうぶだよ」と。
そうですね、まだチャンスはありますね、と気を取り直して一緒にリフトにのる。

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中斜面不整地 小回り 63位(種目別最下位) 210点

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つづいて整地ショート。
昨日成績が悪かった種目。しかし、もう1種目も落としているわけにはいかないし
落とすどころか、挽回できるくらいの得点が必要。

昨日、自分のあとを滑ってくる人をみながら
あのすべり、いいな、とおもったいくつかを思い出し
よいイメージをうかべてみる。

まだ前の班が滑っていて時間が余りそうだったので、1本下りてみることに。
昨日大回りでつかった部分がオープンしていたのでそこでショート。
昨日よりは悪くないイメージで滑れました。

時間があったのでしばらく下でぼーっとしてみる。
知らない男子選手が一生懸命滑っている。
名前も知らないひとだけど、これまでがんばって練習してここに来ている人。
みんなおなじような気持ちでいるんだろう。

今年で5回目の予選、3回目の準決。

はじめての予選は、わけがわからないまま。
2回目は、準指受検の年。順位が落ち、スキーをやっていてはじめて悔しかった瞬間。
3回目は、はじめて準決に残留。上手な方にかこまれ圧倒されてしまい、終了。
4回目は、のまれないように・・・と平常心を保ち、なんとか運良く決勝へ。
5回目の今年、決勝に残れて当然、とは到底思えなかったけど
初日の結果を守ればいける、と信じて。。。

しかし、もはや守るだけの点はなくなったので、勝負に出るしかない状況。

もう、やってみるしかないのです。

整地ショートのスタートからは滑っている選手が全く見えません。
みんながんばっているんだろうな、と思いながら自分の番を待ちます。
しかしながら、さすがにあまり穏やかな気持ちではないので
そーっとちょっとはなれたところでみんなを見守ります。
とてもじゃないけど、がんばれ、と人に言える状況ではありませんでした。

あんまり覚えていませんが、まぁまぁうまくいったと思います。
78点がいっぱい、と点数もそこそこ。
これ以上はのぞめません。

さて、これで、どのくらい挽回できただろうか。。。

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急斜面整地 小回り 17位 234点

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ここで一時中断。30分ばかり、お昼の休憩です。
ちょっとおなかも空いたので、下におりて燃料補給。

ようちゃんにサンドイッチをつくってもらい、たべていると
毎年のことながら、エーデルはすごい、と周囲の選手から
サポートへのお褒めの言葉がかかる。

エーデルのサポート体制は、都連1だといつも思います。
サポートの人はいつか選手になったときに、
選手のひとは、いつか引退したときに
このサポート精神を引き継いでいくのだろうなー。
ここまでしてもらってよい成績を残せないのは申し訳ないと
またちょっと落ち込み気味になりましたが。。。

あっという間に休憩時間は過ぎ、ふたたびリフトへ。

整地大回りのコースであるビーナスは
だいぶ日があたり、雪がゆるんでいる様子。
今日はもう、これで最後なので思い切って、楽しんで滑ろう。

スタートにつくと、他の班との時間調整でしばらく待つとのことでしたが
暖かいし、最後の種目だし、とみんなのんびり。
ちかくにいたニャッキと遊びながら待つ。
ニャッキは出会ったとき中学生。いまは高校三年生になったそうだ。
大学進学も決まり、大学でもスキーをやるという。
若者のスキー離れが進んでいるとか、いろいろいわれている中で
頼もしい存在。
ポールがないと、こんなところ滑れないよーといいながら
なかなかパワフルなすべりをしてくれる。
スタートの線を描くためのバスクリンのにおいで気分が悪くなる、と怒るニャッキをなだめたり。
そんな普通の会話をしながら、待っていると
大会中であることを忘れてしまいそうなくらい、おだやかで。

人によっては、集中力が切れてしまったりしたかもしれませんが
わたしの場合は、コブでの出来事をふっきることが出来て
よい時間だったとおもいます。

この種目1番スタートだったのりぞー。
うえからみているとなかなかよいすべりをしていました。
わたしもああやって滑ろう、とよいイメージをもつことが出来ました。

だんだん自分の番が近づいてくるのですが、
大きな雲が途切れ途切れ流れてきていて、断続的に太陽が隠れます。
私の番のときには太陽にでていてもらいたい!とせつに願いましたが
スタートに立ってもいっこうに太陽はでてきませんでした。
最後まで太陽を振り返り、出てきて!!とお願いしてみたんだけど・・・。

しかし、見えなくてもだいじょうぶ!と信じてGO!
総滑と違うので丁寧に。でもスピードにのって。
見えない斜面は、とてもやわらかくガツっとふむとちょっと板が埋まるほど。
そーっと・・・と思っていたら、ちょっと外足が浮いてしまいました。
まぁ、このくらいのミスで済んでよかった。

カットされてしまったけど、81を出してくれたジャッジがいて
最後の最後にほんとうにうれしかった。

全部終わってしまったので、続いてくる女子のすべりを見る。
みんななかなか上手である。
しかし、けっこう上位にいた選手たちがバランスを崩す姿をみかけた。
なんでかなぁ・・・とおもってたんだけど、あれはきっとパワーがありすぎたんだと思う。
あのやわらかい雪を、えいっっとやってしまった結果
ズボっと埋まったりしてたんだろうなぁ。。。
固い斜面では、あのパワーが発揮されすごい滑りになるんだけど
仇となることもあるのでした。
それでも十分上手で、よい点を残しているんだけどね。

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急斜面整地 大回り 19位 234点

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こうして、2日目、準決勝3種目が終わったのでした。

1種目めにして、おしまいを予感させる1日だったのですが
なんとか残り2種目がんばりとおしたと思います。

これは、わたしを励ましてくれた人、ほっといてくれた人
無傷なことを喜んでくれた人、
自分の成功の喜びをうれしそうに話してくれた人、
一緒にがっかりしてくれた人、
人それぞれいろいろな接し方をしてくれたみんなのおかげです。

ただ励まされただけではダメだったと思うし
いろんなみんなの思いが重なって、最後まで滑ることができたのでした。

大会中、声をかけてくれたみなさん、本当にありがとうございました。

そういうわけで思い残すことなく滑りきった3種目。(2種目?)
コブが滑れなかったのは、能力の問題だし
あと2種目は、まずまずの点がでていたので、納得のいく結果となりました。

たぶん決勝には残れていないだろうけど、今年も良い大会だったと。

おそめのゴハンを食べたあと、決勝に残ったであろう平田さんに
わたしが滑りたかったカーブショートを伝えようと
疲れているところを半ば無理やり連れ出し、
強引にカーブショート講座を開催。
ほかにも何人か参加してくれて、ジェッター脇でビデオをとりながら確認。
少しはわたしの気持ちが伝わったかな。
わたしの代わりにがんばってきてね、とちょっと気持ちをのせてみたのでした。

今日も発表は8時。しかし、またしてもWEBはなかなか更新されないのでした。
ビデオをみながら待ってみるものの、うーん。
10時ごろになってようやくWEBに掲載されたようでした。

平田さん通過!
わたしは・・・40位でした。33位までが決勝残留ライン。
6点足りず・・・。

まぁ、あそこまで落ちておいてその程度に留まっているほうがおかしいくらいで。

210点だった不整地ショートは案の定、種目別ビリでした。
こりゃあなかなか出せる結果じゃないぞ。。。

残りの2種目は、それぞれ10番台にひっかかっていて
この天国と地獄のような結果を1日で出す自分に本当にビックリでした。

こうして去年から1年間練習してきた結果がでたのでした。

1年間お世話になった方、一緒に練習してくれたみんな、
ありがとうございました。
また次の一年もよろしくおねがいします。


さて、この瞬間で選手としての都予選は終わりましたが
ここからは次なる目的が!!!

実は、今年エーデル男子がなかなかがんばっていて
DAIさんとたかしがなかなかよい順位についてきているのでした。

とくにDAIさんは予選、準決と順位を落とさず16位キープ。
東京都の男子は16人まで全日本代表枠をもっています。
このままキープできると、全日本出場!というわけです。

たかしも予選17位、準決24位とまだまだじゅうぶん圏内にいます。

そんなわけですので、なんとかエーデルから全日本選手を出すべく
明日はサポート活動をがんばらないといけないわけです。
もはや落ち込んでいるひまはない!

スカイパークホテルへ行き、いろいろ準備してきている花吉の帰りを待って、
決勝残留選手のチェック、ローテーションの確認、人数の把握、
とやることは盛りだくさん。
いつもと違って今年は1点の差で運命が決まるとあって、
代表枠に入るか入らないか、くらいにいる選手の点数チェックを
できるだけリアルタイムで連絡とりながらやろう、というわけで
これら注目選手たちの点数を全て書き取っていくことにしました。

名前をあげてみると、これまでスゴイなぁーとおもってみてきた人ばかり。
そんな人たちと並んでしまうエーデルの選手たち。
スゴイことですね。

花吉がぜんぶ表を用意し、
明日、各班のサポートに書いてもらうようお願いするばかりとなりました。
決勝選手たちのローテーションをメモし、
前後の選手のBibを書き出し、それぞれが集合に遅れないように準備。
決勝にもなると、どんどん歯抜け状態で選手が抜けていくため、
自分の前後に誰がいるのかまったくわからなくなってしまうのです。
ゼッケン番号もあてにならないというか・・・。

そんなことをやっていたら結局寝たのは2時過ぎ。

ここまでがんばってきたサポートのためにも、
ぜひ全日本代表になってもらいたい!

そしてやっぱり、布団に入ると
明日も滑りたかったなぁと悲しくなってきたのですが
そんな間もなく、寝てました(笑)

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