〜1日目(予選)〜

1月31日(金)

ついにやってきた本番。昨日の選手会で女子は140人ちょっとのエントリーがあったことがわかりました。ということは、予選から準決勝へいけるのは、その半分、70人ちょっと、ということになります。今日の予選で70人以内に入らなければならないことはもちろん、予選の点数もそのまま持ち越されて合計されていくので、ここで気を抜くわけにも行かないところです。

--- 朝 ---

朝食は7時から。大会自体は9時スタート、とだいぶ時間はありますが、板を運んだり、斜面の様子をみたり、と意外と忙しいもの。

いつもはギリギリまで寝ている私も、今日は気合をいれて6時すぎにベッドを抜け出し、まだ薄暗い道をゲレンデに向かって上ってみた。さすがに誰とも出会わないなぁ。ゲレンデではいきおいよく雪をまきつづける降雪機の音だけが響いてます。よくみると駐車場の車はエンジンがかかっているものもあり、夜の間に到着した人が寝てるんだろうなー、という様子。

そんななかで一人ストレッチング。なんだかワクワクしてきました。

自動販売機でミルクティを買い、来た道を戻ってゆく。今日からサポートにきてくれる子が夜行バスでくるはずなので、どこかで出会うかなーなんておもってたけど、ほとんど人通りがないまま。途中一人、ランニングしている選手をみかけたくらいでした。

宿の前までくると、板をもって出てくるサラリーマンスキーヤーの星Y氏と出会う。ふーん、そうか。この時間に板をゲレンデにあげておくのかー。となっとく。いつもなら寝ている朝のひと時、みんないろんな過ごし方をしているんだなー。そうそう、戻ってくる間にホットだったミルクティはすっかり冷たくなっていました。やっぱり車山って寒いのね。

朝食をたべ、急いで用意してゲレンデに向かう。今日は長い板と短い板2本。宿からは坂道をしばらく登るので軽いアップになります。ブーツをはいたり、トイレにいったり、コーヒー飲んだり。宿でゆっくりしているよりも落ち着けていい感じかも。

だんだんまわりに人が増えてきました。今日の予選が1番人が多く活気あふれる日なのです。

--- ゲレンデへ ---

さてさて、リフトが動き出したようです。まずは板をスポーツマンの上にあげてしまいたいので、板を持ってさむくて長いリフトにのる。左後ろには富士山がくっきり。今日はとってもいい天気です。

スポーツマンの脇、同じ斜度の脇の斜面でショートの調整をしつつ、スタートを待ちます。雪はやわらかく、怖くなさそうです。私はゼッケン139番。女子のなかでは、ほぼ最後のほうです。半分くらいまでみて、スタートにあがろうかなーなんて思いながら他の女子選手のすべりをながめつつ、横でやっている男子の大回りをながめる。まだまだ予選だというのに、みんな上手に滑っているなー。

すっかり傍観者みたいな気分になってしまうくらいたくさんの人のすべりをみました。ちょっとゆっくりしすぎちゃったかなー、と思い少々焦りつつスポーツマン横のリフトに乗る。このリフト、けっこうゆっくりなんですね。

--- 1本目 整地小回り(急斜面) ---

スタートにつくと、もうちょっと待ち時間がある感じ。先にスタートしていく仲間たちを見送りながら、練習してたときのことを思い出します。まるで練習してるみたいなまわしこんで滑ろう、と一生懸命イメージ。。。うーん。実は整地ショート、あまり良いイメージがないままだったのですよね。練習のときから。でも、いまはもてるすべてを出していくしかないから、やってみるしかないんだ。そんなこんなであっという間に自分の番。

コースの真ん中あたりは、すでにたくさんの人が滑ったみたいで多少荒れ気味。といってもたいしたことはないんだけど。少々弱気なわたしは、大回りコースとの仕切りに程近い場所を狙ってみました。ネット際になるので、あまり滑る人がいないのです。思えば、例年あのあたりを滑っているなー。スタートしてからは、「まわすんだ、まわすんだ・・・まわせ、まわせ、まわれ、まわれ・・・」と念じながら、ゴール(笑)なんとか滑りきったぞ、というかんじ。もともと自信なかった整地小回りの点数は・・・

230点。ひとりあたり平均すると約76点ってところでしょうか。うーん、そんなもんかー。去年準決のボーダーラインが、77点か78点くらいだったようなきがしていたので、ちょっと足りないぞ、という雰囲気。でも、まわりの点数も同じくらいな様な気がしました。

--- 2本目 整地大回り(急斜面) ---

さて、次は大回りです。こんどはちょっとスタートが早くなるのでゆっくりしすぎずにスタート地点へ。小回りのスタートを待ちながら大回りのレイアウトも考えていたのですが、下から見ると右上にデコができています。ここで右ターン=左足外足のターンをしている選手のうち何名かは外足が落差に流されてしまい、ターンがずり落ちているように見えていました。ここをきちんと滑ってきている人はそれで評価があがるってもんでしょうが、左足外足はいまいち自信がなかったわたしは、ここを避けるように左ターン=右足外足のターンでまいて入っていくことに決めました。

先シーズンまでは、この大回りがだいぶ足を引っ張る結果になっていたわたし。苦手なのはショートターンだ、と思いつつ、大回りも結局ダメじゃないかー、というのを今年は克服したかったので、ジャイアントで一生懸命急斜面大回りを練習してきたつもり。怖かったけど、車山より怖くないよねー、っていいきかせての練習でした。いろいろ思い出していたら、うーん、なんかドキドキしてきちゃったなー、、、なんて。

わたしよりちょっと前にスタートした同じエーデル所属の「のりぞー」、無事ゴールして「よしよし・・・」とおもったら、あらら・・・?なぜか隣でやっている小回りのゴール地点へ入っていく。。。おじぎまでしてみたりして。どーなっちゃってるのー?って思ったら、緊張してたのも忘れて、なんだかたのしくなっちゃった(笑)

さーて、せっかく一生懸命練習してきたんだからがんばらなくっちゃ!とちょっと気合入れてのスタート・・・とおもったら、ゴール!あらら、、、また記憶なし、ってかんじだよ。緊張を忘れたのは一瞬だけだったみたい。とりあえず、ゴールしたのが大回りのゴールゾーンでよかったよ(笑)

点数は、231点。あらら、ショートと変わらない点数です。

こりゃあ、準決勝に残るのは危ういかなー・・・。目標は決勝、といいながら予選落ちじゃなぁ。でも、これが実力ってもんだし・・・。一生懸命練習してるのは皆も一緒だから、じぶんだけ上手になれるわけじゃないし・・・。そういうもんだよなぁ。うんうん。。とちょっと落ち込み気味。

--- 3本目 総合滑降 ---

しかし、まだ総合滑降は残っています。

実は前日の練習で総滑の練習をしたときに、ゴール付近で「いいよー、いまの。決勝残れるよ、きっと。」と声をかけてくれた人がいたのでした。それはインライン技術選のときにお世話になったりしている八方岳栄館のけんちゃんです。おー、みててくれたんだーってうれしくなっちゃいました。ホントに単純な私。そんな気持ちを思い出しながら総合滑降のコースとなるビーナスへ。

ここの総滑は、なにが怖いってスタートで待っている間が怖いのです。上部が1番急斜面でそこから斜度がゆるくなる設定なのでスタートとなる部分は結構な斜度があり、長時間待つ姿勢がつらい。。。板をぬぎたくなるんだけど脱いじゃったらもう二度とはけなさそうだし、ブーツではたっていられないほどです。でも、今年はそれほどではなく、なんとか立っていられるかんじ。

下からみたときのイメージを一生懸命思い出し、構成を考える。・・・がしかし、自分が1ターンでどこまで移動しているかいまいち想像つかないので、大回りの数が不明(笑)まぁ、いけるようにいくさ、と決意。昨日までの練習ビデオをみて、できるだけ林からとおざかっていかないように滑ったほうが見栄えがいい、という皆からの意見を信じ、通路というかリフトに向かっていかないようにだけ気をつけることに。。。

上のほうは、みえないから適当でいいぞ、ということだったので、勢いにまかせ巨大な大回り〜。さーてそろそろやめないと、いっちゃいけない通路にむかっていってしまう、というところでショートリズムをちょっといれ、あとは速度をおとさないように大きめの中回り〜。といういつものパターン。まぁ、大きなミスもなく無難に滑ったかな、ってかんじ。

235点!おー、78点平均だ。三種目のなかではいちばんの点数。といっても、ようやく去年の準決残留ボーダーってところだ・・・。他の2種目を考えるとやっぱりきびしいのかなぁ、と暗雲たちこめる結果。

====== 本日の三種目合計、696点。 ======

大回りは記憶なかったけど、大きなミスはしてないし、小回り、総滑は自分のできるものを出し切ったつもりだし、ダメならだめで仕方ないな、と自分にいいきかせる。

この数字がどんなところにあるのか、まったく見当もつかなかった今年の予選。周囲をみているといつもより点数は渋いな、と思ってきたけど、冷静に考えると去年の点とおなじくらいか、ちょっといいかも、くらいの点を出していたことに気づく。・・・ということは去年よりもしかしていいのかもしれない。

--- 予選終了 ---

男子の班がおわるのをまち、サポートのみんなからおやつやパンをわけてもらったり、あったかいコーヒーをいただく。みんなつかれているかんじ、そりゃあ、つかれるよね。サポートしてくれたみんなと滑ろうかな、とおもっていたけど、さすがにムリでした。ごめんなさい。

宿にかえってゆっくりビデオをみながらごろごろ。ちらっと自分のすべりをみたけど、あんた誰?ってかんじでした。練習と同じようには行かないものですね。あーあ、、、と思いながら、いつのまにか寝てたみたい。

夕食の時間です。「スープですね〜」「おさかなですね〜」と次々とお皿が並び、、、机の上はいっぱいいっぱい。見ただけでおなかいっぱいな私はほとんどたべられませんでした(笑)

また部屋にもどって寝る。イヤーよく寝るね。

--- 結果発表 ---

次に目を覚ますと、もうすぐ20時。20時からは今日の結果発表が貼り出されます。例年は、ゲレンデのしたまで歩いてみにいったのですが、今年から都連のHPにリアルタイムでUPするとのことだったので、宿でゆっくりみようと、待機。

みんなでPCの前にじっとすわってひたすらリロードボタンを押す。。。が、なかなか更新されないようです。やっぱりあとで見に行ってこようかなーなんておもったころになって、ようやく反応が!オー見れた見れた。いっこづつPDFファイルをダウンロード。エーデル男子勢はきくりん、たかし、田中さん、星野さん、桑本さん、内堀くんの6名が準決勝進出!うちぼりくん、総滑でのみごとな追い上げが効いたみたいだね!

    合計

A 総合斜面
総合滑降

B 急斜面整地
大回り

C 急斜面整地
小回り

ゼッケン 氏 名 得点 (順位) 得点 (順位) 得点 (順位) 得点 (順位)
207 菊田 大介 721 (38) 240 (71) 241 (42) 240 (28)
216 山田 隆史 715 (54) 239 (85) 243 (31) 233 (85)
391 田中 和浩 702 (100) 238 (102) 236 (75) 228 (178)
403 星野 清彦 696 (151) 236 (144) 234 (103) 226 (232)
440 桑本 武 691 (192) 240 (71) 229 (205) 222 (331)
630 内堀 圭 688 (221) 239 (85) 224 (319) 225 (259)
262 指宿 知義 685 (249) 233 (224) 236 (75) 216 (398)
368 藤本 正義 672 (355) 228 (358) 223 (342) 221 (349)
239 曽根原 健夫 669 (374) 228 (358) 222 (364) 219 (370)
485 岡田 康二 669 (374) 229 (334) 219 (403) 221 (349)
582 小澤 一彦 659 (403) 223 (419) 217 (411) 219 (370)

女子は・・・どうなってるんだろうか。ドキドキしながらダウンロード。おー、女子はわたし、平田さん、のりぞーの3人が準決へ。(よかったーわたしもしっかり残っていた・・・)レギュラーメンバーの平田さんはもちろん、初出場ののりぞーが健闘です。わたしもこの調子で準決も順位をキープできれば、決勝も夢ではないぞ、、、というポジションにいることに自分は驚きました。惜しくも予選までとなってしまった、きょうこちゃん、きゃんぞー。おつかれさまでした。

    合計 A 総合斜面
総合滑降
B 急斜面整地
大回り
C 急斜面整地
小回り
ゼッケン 氏 名 得点 (順位) 得点 (順位) 得点 (順位) 得点 (順位)
136 飯野 晶子 696 (33) 235 (31) 231 (33) 230 (36)
38 平田 直子 690 (48) 230 (77) 231 (33) 229 (45)
135 西村 典子 686 (55) 232 (57) 227 (52) 227 (57)
125 河野 恭子 675 (89) 231 (64) 222 (84) 222 (98)
85 大窪 直美 667 (111) 231 (64) 218 (115) 218 (115)

明日の準決は、おもいきって滑ることに決まりました。今日よりも元気よく、パワフルに。途中で落ち込まないでがんばることにします。泣いても笑っても明日1日のすべりで決まりますからね〜。

去年から、平田さんとの目標でもある決勝。一緒にいきたいですね!!明日もがんばっていきましょう。


前日までの様子 | 1日目(予選) | 2日目(準決) | 3日目(決勝)