「また、必ず会おう」と誰もが言った。
2011年6月30日




喜多川泰氏の小説”「また、必ず会おう」と誰もが言った。”(サンマーク出版)をご紹介します。この小説は本ソムリエの方も「泣ける本」として大絶賛しています。



この物語は一人の青年が自分のついたちょっとした嘘から色々な経験をするお話です。1つ1つは誰にでもある経験ですが、彼はこれらの出会いを「生きる力」にかえていきます。




この本のあとがきがとても素晴らしかったのでここで少しだけご紹介します。



以下



成功したいと願う若者は「そのために何が必要か?」と問われれば、「もっと努力しなければならない」と自分に目を向けがちです。一方で、世間からすでに成功者と認められている人が「そうなる為に何が必要だったか?」と問われれば、例外なくこう答えるでしょう。




「私の成功は出会いによってもたらされました。出会った方々のお陰です。」




つまり幸せも、成功も人が運んでくるもの。それだけじゃない。その人の持つ無限の可能性を開花させてくれるのも、それにふさわしい人との出会い。人生は誰と出会うかで決まるものです。




・・・・確かにひとつひとつの出会いは偶然起こっているように見えるけれども、「今」という場所から過去を振り返り、ひとつひとつの出会いを見つめてみると、どれも今の自分を創る上で欠くことのできない必要な要素になっていることに気づかされます。



「偶然に見えるすべての出会いが必然である」。僕はそう思っています。であるならば自分から出会いを求めて行動することによって、人生は今まで以上に拓けるはずです。




・・・人間は何も持たずに裸で生まれてきます。



ところが、この世で何年も生活を重ねるにつれて、いつのまにか色々な物を手に入れています。つまり、人間は何も持たずに生まれてくるけど、何も持っていないその人間の中には、あらゆるものを創り出す力がすでに備わっているということ。すべての人間が持っている、あらゆるものを創り出す力。



それは「想像力」。



・・・どんな世の中になろうとも、どんな状況になろうとも、今できることは無限にあります。問題は「今できることは無限にある」と思えるだけの想像力が育てられているかどうかです。



以上




私もこの本を読んで自分の歩んできた人生を振り返りました。そして改めて1つ1つの点(出会い)が線(成果)となり繋がっていることを実感しました。



出会いはもちろん大切ですが、もっと大切なのはこの物語の主人公のような”素直さ”だと思います。この主人公は旅先で出会う人たちから色々な助言を受けます。若い人にとっては耳が痛いようなことばかりですが、彼はそれらの助言を素直に聞いて、すぐに実践していき、それを結果へとつなげて自分を成長させていきます。この素直さがなければ、どんなに素晴らしい出会いがあってもそれに気がつかないまま通り過ぎて行ってしまいます。



人はきっと助言や苦言が聴けなくなったときに成長が止まってしまうのだと思います。






この本に出てくる皆が同じような言葉を主人公の青年に語りかけます。それは・・・



「いやあ、面白い経験をしているねぇ」



彼はこの瞬間に自分に降りかかったピンチをチャンスへと変えていきます。私達も人生の中で厳しいことがあったときほど”面白い経験をしている”と思ったほうが良いのかもしれませんね!




とても良い本なので皆さんも読んでみてください。



SILVERFOX