マイケル・オーウェン
98年フランス・ワールドカップ、18歳で出場した決勝トーナメント1回戦
アルゼンチン戦においてベッカムからセンターサークル内でパスを受けると、
DF陣を圧倒的なスピードで振り切り、右足で放ったボールは、
一瞬でゴール左へと突き刺さっていた。
センターサークルから40メートルあまりの快速ドリブルからの豪快な
逆転ゴールに、イングランドのサポーターや世界各国の実況アナウンサーからは
絶叫に近い大声援が飛び、世界の度肝を抜いた。

このスーパー・ゴールはトーナメント中、
「最も美しいゴール」だったと大会後に称されることになる。

16歳でプレミア・リーグにデビュー、瞬く間にゴールを量産し、
『ワンダー・オーウェン』の名は、一躍世界に轟いた。
あのペレをして「20世紀最高の10代」と言わしめたのである。
97-98シーズンには、10代のうちに得点王に輝くという偉業を成し遂げる。
圧倒的なスピードとゴールへの嗅覚は、対戦する全てのDFを恐怖で凍り付かせ、
ファウルなしではオーウェンは止められないと相手を嘆かせた。
17歳のうちにイングランド・ウェンブリースタジアムで行われたチリ戦で代表デビュー
翌年のハッサン2世杯ではモロッコ戦で初ゴールを挙げ、
イングランド史上最も若いスコアラーとして名を刻んだ。

W杯後、00シーズン途中まで負傷を重ね、低迷するが弱点である
ハムストリングス(大腿部の裏)の不安を解消し、01シーズン突入後は好調を維持し
トップスピードでのプレーが戻り、FAカップ、ワージントン・カップ、UEFAカップの
カップ戦3冠(トレブル)を達成。
01年欧州年間最優秀選手(バロンドール)にも選ばれる。

02年の日韓W杯欧州地区予選では、アウェーのドイツ戦でハットトリックを達成、
1-5という歴史的な勝利に貢献しチームを勢いづかせた。
本大会では1次リーグのアルゼンチン戦でPKをもらい、ベスト16のデンマーク戦にて
日韓ワールド・カップ初得点、また事実上の決勝戦と注目を集めたベスト8の
ブラジル戦でも先制弾を放ち日本のファンにオーウェンの存在感を大いに証明した。

euro2004ポルトガル大会では、ベスト4でポルトガルにPK戦の末に敗退するが
新星ルーニーとオーウェンという強力なFW陣が結成されたことでイングランド代表は
今後の試合で世界から注目を浴びることとなる。
大会終了後の8月、レアルマドリードへの移籍が発表され(移籍金16億4400万)
レアルマドリードでは背番号11となりリーガ・エスパニョーラでの活躍が期待される。
04年10月チャンピオンズリーグ・ディナモキエフ戦でレアルマドリード移籍後初ゴールを決める
   
   
    
オーウェンが獲得したタイトル
1997-98 プレミアリーグ得点王 (18得点)他3名
1998-99  プレミアリーグ得点王 (18得点)他3名
1998 PFA最優秀新人賞
2001 欧州年間最優秀選手(バロンドール)
2000-01 FAカップ優勝、ワージントンカップ優勝、UEFAカップ優勝
    


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