平成2年早春の夕方でした。松がテレパシーのような感じで喋ったのです。太く、嗄れて脂ぎった老人の男の声でした。私は咄嗟に引き込まれてしまい、松との問答になりました。その声質を今でもハッキリと記憶しています。私はこの松林で霊的とも言える不思議な体験を致したことがきっかけになって、フランスへ『初旅パリ30日の現場制作』の制作行を決行できました。これからも追求してゆきたい風景です。