【獅子座流星雨】


 今度こそ、の期待通りに見事な流星雨となった獅子座流星群。普通なら、極大日過ぎの月曜の早朝に星など見上げていることなどなかったはずですから、今回の流星雨の出現を予測したアッシャー博士に大感謝です。
 それこそ、見た流星は数知れず、写真も写ってないコマを探すのが大変………と言うより、1コマに何個写っているのかカウントが大変な程です。何しろ、トップページにあるように1コマで1998年に撮った流星の総数を越えちゃっています。
 ただ………人の方は厳冬期の耐寒装備で臨んだものの、カメラの方は懐炉では気休め程度にしかなりませんでした。第一ピーク過ぎに電子シャッター機が戦線離脱、そして第二ピーク過ぎには寒空でのフィルム交換が拙かったのか、あろうことかメカニカルシャッター機まで動かなくなってしまい、流れ行く星をただただ見上げるだけになってしまいました。最初から、撮影する→レンズの『霜』を取る→撮影する………の繰り返しで、マイナス15度の寒さはだてではなかったようです。
 まあそれはそれで、素晴らしい光景をじっくり堪能出来たと言うことで善しとしておきましょう。願い事もたくさん出来ましたし(^-^;)。




 【八ヶ岳・坪庭】
  (標高2250M付近)

 好天を告げる夕焼け………と言うより、何となく低層の雲が不安を誘う夕暮れ。案の定、日没後には霧の中に入ったような感じになり、星はぼんやりとしか見えず、23時頃まで場所を山麓に移動するか否かとヤキモキすることになりました。結果としては、移動しなくて正解。獅子座流星群を迎え撃つ頃には風で霧も払われ、空には満点の星が広がりました。ちなみに、山麓の方はずっと霧に覆われていたようですね(^-^;)

 【獅子座・放射点方向】

 流石に一時にこんな風に降った訳ではありませんが、流星雨らしくなるように主な流星を合成して教科書にあるような放射点付近の写真にしてみました。
 それでも極大時には、それこそどこを見上げても流星が流れている状態でしたから、頭の中の記憶美化イメージではこれに近いものがあったように思います。

 ちなみに撮影中の漏れ多数なカウントでは、
                   23:30〜24:00     6個
                   24:00〜24:05    10個
                   24:10〜24:20     9個
                   24:25〜24:30    10個
                   24:35〜24:40     7個
                   24:51〜24:56    10個
                   24:57〜25:02     9個
                   25:07〜25:12    15個
                   25:20〜25:25    16個
                   25:30〜25:35    23個
                   25:40〜25:45    32個
                   25:56〜26:01    32個
                   26:03〜25:08    40個
                   26:12〜26:17    54個
                   26:20〜26:25    51個
                   26:27〜26:32    54個
                   26:34〜26:39    61個
                   26:50〜26:55   111個
                   27:00〜27:05   107個
                   27:07〜27:12   114個
                   27:17〜27:22   152個

 この後は、あまり多さに撮影しながらカウントが辛くなってしまい記録を取りませんでした。

 2001年11月18日 26時3分〜27時37分(10枚合成、総露出50分)
 リコーXR−8SUPER 28ミリF2.8自動追尾(フジカラーズームマスター800)

 【オリオン座方向】

 極大予想時刻を過ぎても流星の勢いは衰えません。目を南天に転じれば、オリオン座を横切ってまさに雨のように降り続けています。まるで、地球創成期に地上に降り注ぐ星の欠片のように………
 『何で地上の風景が入るように構図を取っておかなかったんだぁ!』とは後の祭りです。やっぱり、本当の流星雨に遭遇して、我を忘れてしまっていたようです。もっとも、冷静になれていたとしても、この後カメラは動作不能に陥ってしまいましたから、チャンスはなかったのかもしれませんが(^-^;)。

 2001年11月18日 27時41分〜28時8分(4枚合成、総露出20分)
 リコーXR−8SUPER 28ミリF2.8自動追尾(フジカラーズームマスター800)

 【流星痕】

 早々にリタイアした方のカメラで物に出来た数少ないカット。画面左下に伸びるオレンジの帯のようなのが流星痕です。中途半端な露出時間が示すように、別に流星痕を狙った訳ではなく、1分でシャッターが落ちてしまい、以後、カメラは朝まで言うことを聞いてくれませんでした。


 2001年11月18日 26時12分〜26時13分(露出1分)
 ミノルタXG−S 55ミリF1.7自動追尾(フジカラーズームマスター800)

 夢のような一夜が明けた後の坪庭です。何でこんな写真があるかと言うと………暖かくなったら、カメラがまた動きました(;_;)
 真面に凍っていたようですね(^-^;)。

 未だ木々の葉に残る霧氷が前夜の寒さを物語っています。
 空を見上げてる時には寒さのことなんか忘れていましたが(^^ゞ



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