【獅子座流星群】


 33年ぶりの流星雨出現を期待して、寒風吹きすさぶ富士山五合目で二晩粘った獅子座流星群。結果は流星雨、とまでは行きませんでしたが火球クラスも多く出かけた甲斐がありました(^^)。
 ただ、たくさん見えたのと実際に写真に撮れたというのは別の話でして‥‥‥まあ、カメラを向けた方には飛ばないというのがお約束ですね。300個以上見て、写ったのは10個そこそこ‥‥‥。確かに視野を横切っていたはずなのに影も形も無いってのもざらでした(^-^;)。




 【富士山・須走五合目】
  (標高2300M)

 下界は雨。濃い霧でホワイトアウトした山道を駆け上がった富士山五合目は雲海の上、満天の星空でした(^_^)v
 ただ、山腹を吹き降りる風は物凄く、砂礫が舞う状況。次から次へと流れる火球クラスの流星に、見ているだけでは勿体無いと、車をカメラの風除けして撮影を強行しました。撮影中に三脚が倒れ掛かることも度々です(^-^;)。
 強風でメモも取れなかった(というか、取る気にならないような状況)ので、記録的には流星が流れたというだけの写真ですね(^^ゞ

 1998年11月17日
 1時過ぎ(露出3分)
 28ミリF2.8固定
 【富士山・須走五合目】

 これも同じ条件下での撮影です。
 昇ってくる北斗七星に向って、さかんに流星が流れていました。

 1998年11月17日
 2時過ぎ(露出30秒)
 28ミリF2.8固定




 寒くなってきたので、車に退避。暫く窓から眺めていましたが、ますます流星群は活発化していました。で、横着して窓から身を乗り出して撮影を再開。これなら、記録も取れるぞ、と。
 【富士山・須走五合目】

 中央下は2時53分25秒頃出現の流星です。なお、視野が寂しいので2時50分前後に出現した左側の流星を合成してみました。
 翌日はもっと凄いことになるに違いないと、フィルムを1本撮り終えた後は窓からの怠慢計数観測。獅子座を中心とした東空しか見えない状態で、4時〜5時の1時間に85個を数えました。何でこの時、写しておかなかったのか、とはまさに後悔先ニタタズ。本番のリハーサルのつもりでの撮影でしたからね。この直後に極大を迎え、予報時間には残りカスとは思いもよりませんでした(^-^;)。

 1998年11月17日
 2時53分(露出30秒)
 28ミリF2.8固定
 【富士山・御殿場五合目】
  (標高1440M)

 天候は冬型に。ということで帰り道の路面凍結が怖かったので、標高を下げて御殿場五合目で本番を迎えました。
 広い駐車場も日が替わる頃には車で埋め尽くされ、路駐の列もはるか麓の方まで‥‥‥。本当に世紀の大イベントというか感じでした。結果的に流星雨は見られませんでしたが、流星群としては活発な活動を見せてくれたので善しとしましょう(^-^;)。

 で、おそらく火球を見た人の数ではギネスブックものであろう、例の4時14分の大火球、どうにか写っていました。まさに獅子の大鎌から天空に放たれた光の矢という感じですね。

 1998年11月18日
 4時12分(露出2分)
 28ミリF2.8追尾
 【流星痕】
 4時14分の大火球で生じた流星痕です。
 大火球の出現に慌てて天頂付近にカメラを向け、夢中でシャッターをきりました。そんな訳で、細かい時刻は不明です(^-^;)。
 55ミリF1.7固定(露出は1秒、3秒、5秒、5秒)
 今回の装備一式です。カメラは外していますが、中央が追尾で流星狙いのポタ赤、右側が固定で流星狙いの三脚、左側が流星痕狙いのもの。
 白いデュエットは、酷使しまくった今回の足です。結局、修理費取られちまった‥‥‥(^-^;)。
 闘い済んで、夜が明ける‥‥‥中央下の市内に続く赤い灯は、引き上げて行く車のテールランプの列。大渋滞は日の出過ぎまで続いていたようです(^-^;)。
 それにしても、多少はライトダウンをしてくれたようですが、御殿場市の夜ってとっても明るかったんですね。やっぱり、雲海にでも隠れてくれないと漆黒の星空なんて望めないようです(^^ゞ


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