−いずれもやや縮尺−

Sさん(東京・女性)のボールペン清書
伸びやかなペン運びに大きな魅力がある。気分が乗って、いよいよ調子を出して来たように見受ける。欲を言えばいずれの字も下半身がスマート過ぎて、やや間延びして見えるのでこれを払拭したい。入朱を多くしたがこれは上手くなればなるほど、厳しい指導となるためである。

Sさん(和歌山・女性)のボールペン清書
慎重に書いてあり真面目な性格がよく表れている。初心の間はボールペンの線がきれいに出ないものだが、これを完全にクリアした冴えのある線は見事である。まだお若い方なのに、入会してわずか2か月であることをも考え会わせると、非凡な力を持った方だということがこの清書から見てとれる。

Nさん(神奈川・女性)の万年筆清書
入会してまだ1年に満たないが、入会した頃の字と比べると見違えるばかりの変身である。日々の練習を蓄積しているための効果がはっきりと表れた、ということであり当然といえば当然な結果である。骨格がしっかりしてきた上に、線の美しさが抜群、著しい進境に敬服するところである。

Hさん(兵庫・女性)のペン清書
さすがベテランの味を見せている。多い字数をまとめるときは漢字とかなの大きさの関係、行の中心の通し方、字間と行間との割合・・といった、もろもろについて神経を使わなくてはならず、骨の折れることであるが、そのあたりにも配慮していてよい。字形にやや正確さを欠いたところが散見されるのが残念だ。

特訓1時間の効果