ウィーンの建築 Seite 1 リンクシュトラーセ周辺

教会、劇場以外の代表的な建築を紹介します。



ウィーン大学 Universitaet
ショッテントーアに隣接する1365年創立、中欧では
プラハ、クラコウに次いで3番目に古い大学。中に
入ると中庭を囲んだ美しい回廊があり、有名教授の
胸像が並んでいる。筆者の商売道具、波動方程式
のE. シュレディンガーもその中の一人だ。
裏手にある新校舎の学食(メンザ)とそれに続く
扉無しのノンストップエレベーターは隠れた名所。


市庁舎 Rathaus
ネオ・ゴシック様式で1873〜84に建設。塔の高さは
98m。設計では100mを越えていたが、抗議にあい、
頂上に騎士像 Rathausmannを立て、旗を持たせて
107mの高さになっている。
市庁舎前の広場はクリスマス市、夏の音楽祭など
様々な催しが行われる。
夕闇のなかに灯かりが入って浮かび上がる様は
筆舌に尽くし難く美しい。


王宮 Hofburg
写真は増築が重ねられて広がった王宮の中の
新王宮部分。大きく弓形を描く王宮は、広場をはさ
んで同じ物が向かい合わせに作られるはずだっ
たが、結局片方だけになったのでぽっかりと
大きな広場 Heldenplatzが残った。現在は国立図書
館、美術館となっている。
同じ設計図を使ったコピーがベルリンにあり、
ベルリンに似ている、とベルリンっ子は言うが、
こちらが本家。


美術史美術館 Kunsthistorisches Museum
リンクをはさんで王宮と隣り合う。全く同じ建物が
向かい合っており、そちらは自然史美術館。
ルーベンスとブリューゲルのコレクションは世界
最高峰。その他、ベラスケス、デューラー、フェル
メールなど枚挙にいとまなし。好きな人なら
いくらでも時間をかけられる。
公共の美術館にしては入場料は恐ろしく高い。
( 100 S )


カールスプラッツ駅 Wagner Pavilion
カールスプラッツの片隅にあるオットー・ワーグナー
作の駅舎。同じデザインで向かい合って立っており、
一方はカフェ、もう一方は実際に地下鉄入り口として
使われている。


郵便貯金局 Postsparkasse
おなじくオットー・ワーグナーの作品。1912年。
独特のボルト留め外壁、新素材(アルミニウム)を
使った内装など、近代建築史上の記念碑的作品。
かつてはリンクから一筋奥に入った通りに面して
いてリンクからは見えなかったが、わざわざ前方の
建物を撤去し?リンク沿いにその姿を見せた。