アユの語源諸説
1.古来、神殿に供え(饗・アへ)をしたことから饗(アへ)るから「アエ」・「ア イ」になり「アユ」になったとされる・・「日本
古代大辞典」。 鮎は古くから朝廷への献上品であった
<垂仁天皇(656年)の伊勢国度会に倭姫命はアユを献上させ供したとある>
2.「アユる」は「落ちる」の古語で産卵鮎が川を落ちる(下る)ことから「アユる」が「アユ」になったとされる・・「日本釈 名」(1699年)
3.「アユる」は脆(もろ)く死ぬる意味で産卵後、鮎が死ぬことから「アユる」が「アユ」になったとされる・・「大言海」 (1932年)
4.「ア」は小、「ユ」は白、から小さく白い魚の意味で「アユ」になった・・「東雅」(1719年)
5.アイ(愛)すべき魚(可愛之魚)から「アイ」「アユ」になった・「和訓栞・鋸屑譚」(1776年)
6.アユは古い大和言葉(やまとことば)で「ア」は賛歎の語で「ユ」はウヲ・イヲ(魚)の短促音とあり、佳(よ)い魚ある いは美しい魚の意味とある。・・「鮎考(あゆよい)」(1936年)
7.鮎が矢の様な素早い動きからアイヌ語で矢を意味するアイ「ay」から「アユ」になった・・「衣食住語源辞典」
8.酢酒塩とアへ(エ)て食べてヨキウヲのことからアエて美味しい魚「アユ」になった・・「和句解」
9.アアヨ(呼々吉)から「アユ」になった・・「言元梯」
10.アオユルミ(青緩)から「アユ」になった・・「名言通」
11.イハヨルの反語から「アユ」になった・・「名語記」 |