ココイチ1300gカレーを偲ぶ



みなさんはココイチを知っているだろうか.

・デフォルトのポークカレーには具がない.
・辛口にするにはお金がかかるのに,なんでもないかのように辛味スパイスが常備してある.
・福神漬けにレンコンが入っている.

私にも具がない.いわゆる不具者である.もうこれ以上言うと私は新橋のガード下で涙するしかなくなる.

そう,私は生まれながらにしてココイチに縛られた人間なのだ.ココイチを思うとき,私はシンパシーと憎しみのない交ぜになった強烈な感情を覚えるのだ.

そんなココイチの定番メニューとして1300gカレーがある.ごはんが1300gのカレー.20分以内に食べきればタダというまったくもってチャレンジャブルなメニューである.多くの男たちがこのカレーに挑戦し失敗してきている.

この1300gカレー.2003年8月31日をもって終了する.具がないくせに1300gのごはん.いわゆる愚の骨頂であるこのメニューを不具者の私が見て見ぬふりができようか.いや,できない.

これは,激ぬるの情熱を持った不具者と,その意志を共にした勇敢な猛者たちの戦いの記録である.


記事:四万十川篤彦(Web冷え汁管理人)




高田馬場付近の写真を撮り忘れてしまったので,先日行った「神秘珍珍ニコニコ園」の園長さんからもらった柚子の写真を大公開します.これでなんとなく高田馬場をイメージしていただければ幸いです.





参加者図.左からかにかまさん,不明,のりさん,不明,コロさん,エントーさん.四万十川は撮影のためヘリに乗っている.
集合

とまあ,上のような堅苦しい口調では読むのも大変だと思いますので,ここからゆるくなります.

さて,ああ書いてはいますが,この企画は開催前日に思いつきました.ああ,1300g食べようと.いいじゃないかと.有終の美を飾ろうじゃないかと.酷く適当な思い付きだったわけです.

この思い付きを受け,自分のサイトで有志を募ったところ,このような急な企画にも関わらず8月31日17時には,4人の方が東京都は高田馬場に集ってくれました.では,参加してくださった4人の皆様をご紹介いたしましょう.

・エントーさん
企画演出補佐として参加してくださった.ワキゲ.comなる気の遠くなるような名前のサイトの管理人さん.

・コロさん
このような殺伐とした会に咲く一輪の鬼百合.今回唯一の女性参加者でした.ちなみに私の友人の飼っている犬もコロと言いました.柴犬でした.

・かにかまさん
空手部のかにかまさん.その力強い体格と優しい声は小柳ゆきをも一撃で落とせそうだ.

・のりさん
理系大学生ののりさんはココイチバージン.その鋭い眼光は富士五湖をいっぺんに見渡せそうだ.


以上の皆さんに私を含めた5人が集まり,早速ココイチ高田馬場店へ.

道中,私の家はこの近くなんですとか,そんな当たり障りのない会話をしていました.もちろん皆さんの返答は「へぇー」でありました.

入店,お土産,そして挑戦者

さて,ココイチ前に着きました.私が「よろしいですか」,と伺うと皆さんコクリ.

扉を開ける前から漂ってくるカレーの香り.

「ウーン.カレーライス」

私は扉を開ける音に隠されて誰にも聞こえないようにつぶやきました.

−−−

入店し,5人が座れるテーブル席を確保.席に着いたところで,おもむろに演出補佐のエントーさんが挑戦者の士気を高めるためのお土産を差し出します.

カレーパン.

「是非,一緒に食べてください」

股が裂けて死ねばいいと思います.


もちろん誰もカレーパンを食べるはずもなく,苦笑いのままメニューを見る.

1300gカレー:1400円

100ずれた微妙な値段設定を無視して
もちろんは挑戦.2時間前に松屋でカレーを食べたというかにかまさんも挑戦(どうかと思います).ココイチバージンののりさんは直前まで悩んだ挙句,チャレンジすることに.たぶん,有森裕子の言葉を頭に描いていたんだと思います.

女性のコロさんはカレーきしめん(10辛にチャレンジ),演出補佐のエントーさんはカキアゲカレー(ふつう)でした.

一同の目は一人普通の注文をしたエントーさんに注がれる.彼はおもむろに注文のしなおし.

「ごはん100g増量で.」

たくあんで撲殺されればいいと思います.


次へ


舞台となったココイチ.夕日と照明に照らされた看板がぬらぬらと光る.





そこには人数分のカレーパンが用意されていた.パンを揚げることによってサクサク感を演出している.

Web冷え汁トップへ