ギムレット


レイモンド・チャンドラーの「長いお別れ」のなかで使われる「ギムレットには早すぎる」という台詞はあまりに有名。やはりこのコーナーの一番手にあげるべきカクテルでしょう。

彼は手をあげて、色眼鏡をはずした。
人間の眼の色はだれにも変えることができない。
「ギムレットにはまだ早すぎるね」と、彼はいった。

あまりに有名すぎて使いにくいということもあってか、ほかのミステリの中で登場する機会は少ないように思う。

「長いお別れ」ではローズというメーカーのライム・ジュースが使われていたと思うが、これはかなり甘いはず。やはり実際にライムを搾ったほうがすっきりした味に仕上がる。こういうのをフレッシュ・ライムという。ただし、すっきりしすぎるのでフレッシュ・ライムとライム・ジュースを混ぜるバーテンダーもいます。

英国海軍の軍医ギムレット卿が健康の為にジンをライム・ジュースで薄めて飲むようにと提唱したことからはじまったという説と、たんにギムレットとは“木工用のキリ”のことだとする説があって由来は定かではないようですね。



ジン
3/4
ライム
1/4