女性専用

(2003.02.09)


久しぶりに大阪へ出張して、御堂筋線に乗り込もうとしてびっくりしました。ここにもいつのまにか女性専用車両が導入されている。女性専用の時間帯ではなかったから、あえて移動することもあるまいと、女性専用車両の位置で電車を待っていたのですが、いざ電車がついて扉が開いた時に、思わず躊躇しましたね、本当に乗っていいのだろうかと。その車両には他にも男性はいたものの、少ないような印象を持ちました。第一、他の女性から胡散臭そうに見られたような気がするけれど、それは考え過ぎか?

この女性専用車両なるもの、もともとは痴漢防止といったことが目的であったと思う。それ自体文句を言う筋のものではないし、昨今のように男性の痴漢冤罪事件の発生もあることを考えると、男性としても歓迎して良いのかもしれない。そう思いながらも素直に受け入れられないのは、何だかごまかされているように感じるからだろうか。

そもそも体をくっつけあうほどの朝夕の混雑が痴漢を誘発し、その機会を与えていると思うのだが、その混雑を解消するという本来の対策を実施もせずに、女性専用車両という姑息な手段で逃げようというのが気に入らないのだね、キット。夏など薄いワイシャツ一枚で汗臭いオヤジと体を接するなど、男性のこちとらだってごめん被りたいのだ。なんとかして欲しいものだ。

ただし、そうしたかしこまった話とは別に、最初に女性専用車両のことを聞いた時に直感的に思ったのは羨ましいということですね。七人掛けの座席など、いまの平均的な男性の体格から言えば、かなり肩身が狭いというのが実情でしょう。それがたまたま両隣りが女性だったりすると、ちょっと楽に座ることができる。七人全部が女性なら、これは随分ゆったりとしているに違いない。羨ましいと思うゆえんだ。もっともこれは男性の視点であって、とうの女性たちにとっては車内のマナーの問題など、悩みもありそうだ。

ところで、こんな具合に女性専用に先鞭をつけたからには他にも同じようなもの登場してきそうだなぁ。例えば女性専用のエレベーターとか・・・。アッ、ひょっとしてこれなんかわたしが知らないだけで既にあったりして。