まだ、四チームが残っている段階で、あえてサッカーのW杯を総括すれば、日本代表は本当に強くなったし、予選リーグ突破という結果に納得すべきとは思うものの、横目で韓国の快進撃をみるにつけ、何か悔いが残りますね。決勝トーナメントに進めば、優勝と三位のチームを除けば敗戦でW杯を締めくくることになるので、致し方ないとは思うけれど、トルコ戦は敗戦以上に、不完全燃焼といった印象が残りました。
小生の見解ではその一つの要因としてサッカー場があると思うのであります。トルコ戦の宮城会場はいわゆる陸上競技場で、フィールドの周囲にトラックがあり、その外に観客席があるというスタイルでした。あれではサポーターの熱気も含めて相手を押し包むといったホームの利点を活かしきれない。当日の夜にあった韓国−イタリア戦の様子(こちらはサッカー専用球場)をみて、つくづくそう思いましたね。開催の地方都市それぞれに資金面での都合もあったと思うが、せっかくの自国開催、専用のサッカー場でやらせたかった。とは言え、それ以上にファンも含めてベスト16という結果にどこか満足してしまった点が大きいかもしれませんね。
ところで、フランスのジダンをはじめ、有名選手が故障で出場しないケースが目につきました。W杯を国と国との戦争だなどと言う人もいるけれど、選手たちは高額の報酬を各所属するクラブ・チームから得ているわけで、選手生命というリスクを冒してまで無理はしないのも当然といえば当然。それぞれのお国の事情もあるけれど、意外と選手たちはさめているのかもしれません。特にジダンなどは、直前にあったフランス大統領選の影響もあったと思うのだけれど、どうだろうか。この選挙では移民を排斥する極右政党が得票を伸ばし、決選投票までいきました。自らが移民の子であるジダンの、フランスのためにという気持ちに影がさしたとしても責められないでしょう。これ、勝ってな解釈ですが。
