小泉首相も何かと大変だろうと、日頃から同情しているのだが、ご子息がビール会社のコマーシャルに出て「カロリー半分」と宣伝しているのを見ると、つい「オヤジ殿の支持率も半分」などと合いの手を入れなくなりますね。
ところで、普段は見もしないのだが、春の叙勲者を何げなく見ていて、わたしの大学時代の恩師が勲三等を授章されているのを発見。早速、同じ研究室の先輩に連絡をとったのですが、その先輩の指摘をうけて初めて気がついた。わたしが学生時代に接していた恩師の年齢は今のわたしとさして違いがないのですよ。当時の先生は実に近寄りがたい威厳がありました。わたしが大学へ入った頃はすでに学生運動も下火に向かっていたのですが、一昔前の学生運動華やかな時代には学内で保守反動の旗頭なんで呼ばれていたようで、先輩に言わせればあれでも丸くなったのだということであった。
なにも権威的な態度がよいというつもりはないけれど、つねに背筋を伸ばしてらした恩師の姿をなつかしく思いだした。ほぼ同じ年齢にさしかかりつつある自分を顧みると、実にかるーい、軽いもんだ。今更ながら、自戒するしだい。いえ、なに、小生などを比較してもしょうがないが、先頃話題になったみずほ銀行の社長にしても本当に軽そうだ。軽いだけならまだしも、近頃の日本人は背中に一本通った筋というものがなくなった、と思えるようなことばかり。
秘書給与を猫ばばする政治家、公共事業の口利きで私腹をこやす政治家の秘書、大阪の方では高等検察局の検事がなにやら問題になってましたね。おまけに、結託して保険金殺人をおこなう看護婦と、職業人としての筋がなくなったとしか思えないネタにはことかかない。やはり、21世紀の日本は危ないなぁ。
連休の最終日、明日からまた仕事かと思うと暗い気分になるのだが、まあそう言わずに、せめて背筋だけは伸ばして、また通勤電車に乗り込みますか!
