またまた、話題を提供してくれました。そう、マキコとムネオです。その昔、マチコとハルキの物語「君の名は」というラヂオドラマが一世を風靡したことがありましが、マキコとムネオのほうも負けていません。NGOをめぐる外務省のごたごたに端を発して、とうとうマキコさん更迭されてしまいました。前回の対決では「大臣とわたしでは、美女と野獣のようなもので・・・」と甘言をろうしておいて、しっかりマキコの首をとるなんて、やはりとんでもないオヤジでありました。ムネオは実に旧態依然とした体質の政治家だと思うけれど、結局あの永田町はわれわれ日本社会の縮図であって、ムネオの小型版がいたるところにいるのです、会社や地域に。それを変えなきゃ、変わらないと感じるしだい。
ところで、たまたま読んでいたバリー・アイスラーの「雨の牙」というミステリでおもしろい表現に出会いました。この著者は日本に住んだことある親日家で、この本の舞台も東京で、日本にずいぶん詳しいことがわかる。ところが、こんなことが書いてあるのです。
ターゲットの名はカワムラ・ヤスヒロ。戦後日本をほぼ切れ目なく支配してきた政党、民主自由党(民自党)のキャリア官僚だ。
小生とまどいました。これではカワムラが政治家なのか官僚なのか判らない。このあとを読んでいくと、カワムラが国土交通省の事務次官であることがわかるのだが、これはいくらなんでも誤訳ではないでしょう。原文がそうなっているに違いない。つまり、著者のように日本の事情にくわしい外国人にとっても、自民党の政治家と官僚の関係はあまりに密着しすぎて、区別がつかないということなのだろう。
そう思うば、今回のドタバタのもう一人の主役、外務省の事務次官をつとめる野上某だって、「自由民主党橋本派のキャリア官僚、ノガミ」なんて表現がぴったりだもの。
