人工と自然は対立する物か?
総合目次

 ついさっき、テレビで水戸黄門を見ていて、終わった後のコマーシャルに「世界遺産白神山地」の映像が出てきた。
 「たしかこれは人の手の入ってない自然林だったな。」と思ったのだが、自然林と人工林に分けて考えるなんて、ちょっと人間の傲慢じゃないかなという感想を持ったのである。
 自然林だろうが人工林だろうが大切な緑だから大切にしましょうという話をしたいわけではない。
 それでは何が引っかかったかというと、自然林に相対する物に人工林を、つまり「自然」と「人工」を同列に扱うことに人間の傲慢さを感じたのである。
 別の私のたわごとで人間の力が大きくなったという話をしたが、今度は自然はもっと巨大な存在であるという話をしようというわけである。
 確かに人類が持った力は巨大であるが、この力はしょせん自然全体を自在にコントロールするだけの力はない。もし、それだけの力があるのなら、人は自分たちの都合に良いように自然環境を作り替えてしまってもかまわないのだと思う。すなわち、責任を持てるなら何をしてもいいということである。
 逆に責任を持てないならば、もっと用心深く行動する必要があるということである。
 現在はそれほど巨大な力を持っていないうえに、自然のことについて判っていることは少ない。つまり、人類は未だ自然全体に対して責任ある行動をとることができないのである。だからこそ、人類は自然の一部なのであるということを肝に銘じ、謙虚であるべきなのである。
 結構力があるけれども責任を持つことができない、なんて、人間の成長にたとえたら中学生くらいの状態である。
 もしそれを忘れるならば、自然は必ずや人類を排除するように働くであろう。


ご意見は以下に必要事項を記入の上、送信ボタンを押して下さい。
頂いたご意見はホームページに転載します。
お名前:(半角カナでの記入はできません)

E-mailアドレス:

性 別: 男性 女性

掲載の可否: 必ず 不可

ご意見:(半角カナでの記入はできません)



たわごと目次に戻る
総合目次