子孫の生存のための礎
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 先日の衆議院選挙で民主党が圧勝し、政権交代が決定的になった。次期首相となる鳩山民主党代表が、2020年までに1990年比25%減の温室効果ガス排出量の削減を打ち出した。経済界などからかなり否定的な声もあがっているようだが、それは思慮が足りないというものだ。
 その対策のための出費が大きくなるとか、経済が縮小せざるを得ないとかいうことが理由で、目先の利益を考えてのことだ。経済産業事務次官まで国民一人当たり三十何万かの出費と言い立てる始末。
 しかし、ことは、子孫がこの地球上で生存していけるかどうかと言う重大な話であって、目先の利益でしかものを言えない経済界及び官界の上にたつ人々には幻滅を覚えざるを得ない。
 温暖化ガスの排出を十分に削減するというのは、我々の先祖が、子孫のためにと、せっせと植林をしたのと同じ精神ではないのか?
 それに、温暖化ガス排出をおさえるのが本当に経済にマイナスであろうか?
 これだけおさえるためには、それなりの技術開発が必要であり、さらにそれを普及するためには、新たな投資が必要となり、イヤでもGDPを引き上げることにはなりはしないだろうか?
 とりあえず、ざっと考えただけでも、住宅の高断熱化、自動車などの輸送機器の軽量化、燃料や、製鉄などへの(カーボンニュートラルとされる)バイオマスの使用など、考えられる対策はいろいろ思いつくし、これらは技術的に不可能とは思えない。
 私自身は技術開発を生業としているので、当然、これらのことを念頭に仕事に邁進するのみである。
 かのケネディは1960年代に月に人類を送り込むという、かなり困難な目標を宣言し、アメリカは彼の死語ではあるが、これを達成したが、鳩山代表の述べたこの方針は、これに匹敵するくらい、困難であるが意義のある明確な目標と思える。
 まさか民主党政権が、これほどまでに無責任とは思ってもいなかった。(KEI)


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