ドラマ「犬神家の一族」より
三田佳子
(2004.4.3オンエア フジテレビ)

| 先日オンエアされたドラマ「犬神家の一族」。「犬神家」といえば市川崑監督の映画版が有名なだけに、ついそれと見比べちゃうんだよね。 | |
| 市川版は名作だから、今回のドラマも配役や演出など、映画と比べだすときりが無いんだけど・・・でも、事件のカギを握る松子を演じた三田佳子たんは、とてもすばらしかったわよ。 | |
| 映画では、やはり当時大女優の故・高峰三枝子が演じた役だね。 | |
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今回の三田さんの怪演も負けず劣らずよかったわ。次男の事件以来、迷走気味に見えたけど、完全復活だわね。 |
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| まずヘアメイクがイカすのね。大きく結い上げた髪なんだけど、常にモシャモシャほつれ気味で、狂気を含んでる感じなの。 | |
| それにカメラ目線の芝居が結構あって、おかげで佳子の「お顔」がたっぷり楽しめたな。 | |
| そうそう、忘れてはならないのが、例の回想シーンよね。 | |
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松子・竹子・梅子の三姉妹が昔、父親の若い妾をひどい目に遭わせたことを回想する、事件の背景となった重要なシーンがあるんだけど、映画版でも今回のドラマでも、実際には熟女の役者たちが若い扮装で演じてるんだよな。見所のひとつだね。 |
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| 映画版では三姉妹役の高峰三枝子・三条美紀・草笛光子が度肝を抜く若作りで演じきったけど、今回の三田佳子・赤座美代子・佳那晃子の三人はどうかしら? |
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| 左から三田佳子・赤座美代子・佳那晃子 | |
| うーん、悪くないけど、ちょっと物足りないね。どうせなら三つ編みにするとかもっとハデな振り袖にするとかして欲しかったな。 | |
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紗がかかってることもあるけど、三田さんも佳那晃子さんも普通にきれいなんだもん。こういうのってやっぱり扮装と本人とのギャップが大きければ大きいほどダイナミックな面白さがあるわけじゃない? |
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その点、赤座美代子は・・・ククク・・・ |
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| ウフフ、赤座さんは、なかなかいいわ。 |
| 赤座美代子っていえば、最近TVショッピングで見かけたときも、いい格好だったよな。 | |
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妙に明るい茶パツにピンクのスーツ姿で、後姿だけ見たら20代のようだったわ。 |
| それにしても物語のクライマックスは、三田佳子の独壇場だったね。 | |
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三田さんの勇姿、とくとご覧あれ。 |
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| どれも「幻を見て怯える」っていうひとり芝居なんだよな。どう?この表情。 | |
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中列右の写真なんて、そのまま楳図かすおのマンガに出られそうよ。ほら、アップ↓ |
| 代表作の「Wの悲劇」もそうだったけど、三田佳子ってこういったケレンのあるお芝居が本当にお似合いだね。 | ![]() Wの悲劇 |
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華があって汚れ役もこなせる、貴重な女優さんよね。 |
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年を重ねて、身内の事件でマスコミにも叩かれて・・・だけどそのおかげか、ますます味のあるお芝居を見せてもらった気がするよ。 |
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| もっともっと活躍し続けてほしいわね。 |
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<関連情報> ・今回、三田さんが演じた松子役を、こんな人も演じていました・・・ 高峰三枝子 犬神家の一族 (映画版、金田一耕助:石坂浩二) 京マチコ 犬神家の一族 上巻 / 下巻 (TV版、金田一耕助:古谷一行) ・顔ぶたないで!私女優なんだから! Wの悲劇 (出演:薬師丸ひろ子、高木美保、三田佳子 ほか) (すべてAmazon.co.jpへリンクしています) |
| 〜こんな歌も歌ってました〜 幸せですのよあたくし/三田佳子 (1969年 作詞・作曲・編曲/渡辺岳夫) 主演ドラマ「アーラわが君」の主題歌。 伊集加代子のコーラスにのせて、ため息まじりに歌う三田さんは、あくまでお上品、そしてキュート! まさかこの十数年後、「女優、女優、女優!勝つか負けるかよ!」と薬師丸ひろ子を恫喝し、さらにそののち、シャブ息子に悩まされる日が来ようとは、誰にも想像できないのであった。 |
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