こんなゲーム,あんなルール知ってますか?

ざ ねーむ おぶ ざ げーむ



また,こんなコーナーを作ってしまった。役立たずで後ろ向きのうえに弱小のコーナーばっかり増えていく。。。


こんなゲーム知ってます?

軍人将棋

これって今でもあるんでしょうか? 製品名は行軍将棋とか軍旗将棋とかだったと思う。子供の頃は染料で染めた木のコマだった(手に汗握ると色が付いた)。しばらく前に見かけたものは,プラスチック製になっていたが同じような黄色とオレンジ色のコマだった。このごろは見掛けないですね。
コマをそれぞれの陣地に下向きに伏せて並べ,4個所ある突入口から順番に1個ずつ相手の司令部目指して進めていく。突き合わせたコマを比べて,弱い方は負けで磐面を去り,強い方が残って1マスずつ進んでいく。一番奥の中央(将棋なら王将の位置)にある相手の司令部に先にコマを進めた方が勝ち。コマの表が見えて位が分かるとと台ナシなので,行事役が1人いて判定してくれるのだったと思う。
コマは歩兵から大将まで軍人の位階に沿っていて,強弱も将官-&:gh佐官-&:gt尉官で大中小の順。これだけでは詰まらないので,ワイルドカードがいくつか入っている。地雷は人間にはほぼ無敵だが(確か中将くらいまで倒せたはず),工兵に負ける(工兵自体は歩兵と似たり寄ったり)。逆にスパイはほとんどのコマに負けるのだが,軍旗と大将だったかだけには勝てる。飛行機は突入口を無視して敵陣の空きマスへ飛んでいける(ただしこの動きが特殊なので,コマが飛行機であることはすぐバレてしまう)。軍旗は自分の後ろのマスにいるコマと同じ強さになれる(これも審判が後ろのコマまで取り上げて見るので,軍旗であることがバレてしまう)。ひょっとしたら正式の遊び方とは違うような気がしますが,以下の戦略は全てこの遊び方を元にしています。
司令部に地雷を置いておけばまず無敵だが(工兵は弱いので滅多に司令部まで辿り着けない筈),確か禁じ手だったと思う。同じような手で突入口の次のコマに地雷を置くというのもあった。突入口の次のコマに軍旗を置きその後ろに大将を置くのも,良く使っている子がいた。万一スパイがやってきて軍旗を取られたら,すかさず次のターンで隣にいる別のコマでスパイを倒せば大将は無事というもの。軍旗に特別な意味を全く認めない子供ならではの邪道な手ですね。

ツイスター

体の硬い人には苦しい室内体力ゲーム(ピクニックシート代わりに外でやっても構わないけど)。シートとルーレットで一組。シートは2畳敷きくらいで4色(赤青黄緑)の直径10cmくらいの丸が並んでいる。ルーレットは,左右の手足ごとに4色の合計16の目盛りが付いている。
2人対戦でプレーヤーはシートの上に立ち,右手赤や左足緑のようにルーレットの指示に従って,プレーヤーが交互にシートの上に手足を置いていく。先にギブアップしたり転んじゃったりした方が負け。近くの丸をふさいで相手が不利になるよう作戦を練るが,往々にしてやりすぎるとしばしば墓穴を掘る。手足をツイストさせた無理な体勢でがんばっているところに,更に無理な指示が出たときの苦悶振りがハタから見ていて笑える。
今はシートやルーレットのデザインが少し変わっていますが,初期のものが実は拙宅にある。先日,子供用に古いシートを持ち出したところ,皆アグレッシブで大ウケでした。

ブタさいころ

正しい名前は不明。詳しい遊び方も不明。体長2cmくらいのプラスチックでできたピンクのブタ2頭をダイスカップで投げ,ブタの着地した格好で得点が決まるというもの。2頭とも鼻づらで立っているか,2頭ともしっぽで立っているかのどちらかが最高得点だったはず。占いだか貢物だか,ポリネシアの古い風習に起源を求める極めてもっともらしい解説が箱に入っていた気がします。

こんなルール知ってます?

2の連鎖/ページワン

ページワンというのは,ローカルルールの巣みたいなゲームです。最初にルールを確認して始めても,必ず1つ2つ他の人が誰も知らないルールが出て来る。それも大体上がりで誰が勝つかに絡んでいるため,そのままでは負けそうなプレーヤーが"ウチの田舎ではそんなん知らん"と言い張ってモメちゃうのだ。こわいこわい。
平たく言うとトランプでやるUNOのようなもの(って却って分からないか)。各自手札を何枚か持ち,場の中央に1枚ずつ出していきますが,前の場札より数の大きい強い札を出さなくてはいけない。持っていない場合は1回パスで山から1枚取る。最初に手札を全部だし切った人が勝ち。
これだけなら単純なんだけれど,いろいろ特殊機能を持った札がある。逆回り,次の人を1回飛ばし,次の人を1回飛ばし+1枚取らせる,次の人を1回飛ばし+2枚取らせる,などなど。で,地方によってどの札にどの機能があるかが全然違う。そこで必ずモメる。筆者の周辺では,10が逆回り,8が1枚取り,2が2枚取り,1回飛ばしはどの札だったか忘れた。

で,2の連鎖というのは,一応前提として2が2枚取りの札だとする(実は2じゃなくてJが2枚取りだと言い張る人が現れ,やっぱりモメたことがある)。つまり,普通は2を出されると次の人は自分の手札を出すことができずに山から2枚取る。が,特例として手札の中に2がある場合,重ねて出すことができるというもの。この場合,そのまた次の人が4枚とることになる。その人も2を持っていて3枚重ねた場合,その次の人に付けが回る。この枚数計算も2+2+2=6枚になる地方と2*2*2=8枚になる地方があるらしい。2枚差ならまだしも,4人続けて2を持っていて掛け算ルールで溜まった場合はおそろしい。

AとKの逆転/7ならべ

自分が小さい頃やった7ならべは,7からひたすら隣り合った札を出して早く上がる,出せる札がなくてパス3になった人は失格というものだった。これは一番単純形(手札で勝負が決まるので良くベソをかくものが現われた),普通はもうちょい色が着いているらしい。一見有利な7に近い数字の札を抱え込んでいると逆転される要素を持ち込んで,手札の有利不利を部分的にリセットしているのがミソ。
まずジョーカーが入るもの。ジョーカーは場札と手札で挟んでのみ出すことができる。例えば場に6まで出ていて手札が4の場合,5の位置にジョーカーを置いて4を出すことができる。5の持ち主は次の回手札を出さずにジョーカーを引き取る。引き取ったジョーカーはまた手札と挟んで出すことができる。最後にジョーカーを持っていた人は最下位(パスが重なってパンクした人より下)。
また,7から出していって一方の側がAなりKなり一番端に達すると,もう一方は出す順序が逆になるというルールも。例えば,2から8まで場に出たところでAが出ると,次は9ではなくKからQ,Jと進めていくことになる。後半,パスが重なってパンクした人の手札が場にさらされてくると,どの札が先に出せるのかが刻刻変わって上がり順に影響するのがスリリング。でも当てが外れてベソをかくものがやっぱり現われる。。

赤色革命/大貧民

学生の頃良くやったのが大貧民。山に登ったときなどほぼ貫徹でやってた,賭けてたわけですらないのに。非常に広く伝播しているゲームだが,そもそも名称にしてから不統一で地方によっては大富豪やド貧民とも呼ぶらしい。
場札より強い手札を順番に出しいき最初に手持ちを空にしたプレーヤーの勝ちと,ページワンと原理は同じ。ただし,最初に前回の上がり順に基づいて大富豪から大貧民までのランクがあり,大貧民(貧民)は大富豪(富豪)に一番強い手札を献上しなければならない。大富豪の方は,これに対して好きな札を返すことができる(極端な話貰ったカードを戻しても良いはずである)。ちなみに手札を出す回り順は大貧民から。
わざわざ手札の不公平さを作り,なおかつその不公平さを揺り戻すサブルールがゲームの中に組み込まれているところが,なかなか不合理かつ理不尽で魅力的であった。そして,これまた変なローカルルールを呼ぶ余地がゴマンとあった。
中でも有名なのに一度も実際に発生したところを見たことのない九連宝塔クラスのルールが赤色革命。名前の通り,大貧民の手札が全て赤色(ハートとダイヤ)だった場合,その場で1回終了となり全てのプレーヤーの順列が逆転する。大貧民と大富豪が交代,貧民と富豪が交代。。。となるわけです。最初の手札だけでなく大富豪とのカード交換後でも発生を認めるかで,さらに地方ルールが。。。

シシ鍋で一杯/花札

いわゆるバカっ花なのだが,20点の桜(幔幕)と10点の菊(盃)は花見で一杯,20点の山(月)と10点の菊(盃)は月見で一杯と呼んで一役付ける地方ルールがある。それを悪ノリさせて10点の萩(猪)と10点の菊(盃)でも一役にするというもの。シカ鍋,キジ鍋,トリ鍋といくらでも増殖できる。1年中酒が飲める飲める音頭みたいだ。役なしでフケる方がはるかに難しいです。

よろめきのクィーン/ナポレオン

ナポレオンも学生時代に良くやった。コントラクトブリッジを簡単に崩したみたいなトランプゲームである(ちなみに副官になって裏切るのが一番楽しいというのが,いじわる仲間の通り相場であった)。よろめきのクィーンというのは,本来スペードのエースの次に強いはずの正ジャックがハートのクィーンに負けるというもの(ジャックが転ぶんだから,正確にはよろめかせのクィーンですね)。終盤,正ジャックでナポレオン軍が勝ちにきたところでこの技が決まると結構うれしい。対抗策はハートのエースを味方に付けることと言われていました。


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