終わりよければ...... ......すべてよし
採集最終回 - 最終回を探せ(2)


大魔王シャザーン

遺跡で2つに割れたメダイヨンの着いた魔法のリングを見つけた双子のチャックとナンシー(当時カップルが主人公とはアメリカのアニメは違うのぅと思っていたが,なんのこたぁない双子だったらしい)。リングを合わせてみると雷鳴が轟き雲が湧き,なんと1000年前のアラビアに来てしまった。次から次へと化け物だの悪者だのが現われてさぁ大変。そんなときは再度リングを合わせると,大魔王シャザーンが現われて魔法で助けてくれるのでした。現代に戻る手掛かりを求めて空飛ぶラクダの旅が続く。。。
シャザーンのキャラが強力でしたね。主人公たちにとても忠実でしかも有能。いったんシャザーンが召喚されたら,大でない魔王なんかお茶の子サイサイ,まして魔物や魔法使いなぞ簡単に退治されてしまう。このため,チャックとナンシーの1人が石にされてしまうとか,全く窓のない部屋だか壷だかに閉じ込められてしまうとか,リングを合わせて呼び出すまでの仕掛けがヒネってあった記憶がある。

リキテンシュタインが描きそうなリアルなアメコミタッチの絵に比べ(シャザーンは特にシブくて格好よい),音がお茶目なくらい明るかった。呼ばれて出てきたシャザーンの第1声は"パパラパー"。主題歌も"ヘンヘンヘンテコリンな怪物をートントントンコロリンとやっつけるー"。しかもリフレーンで入るシャザーンの笑い声が"オホホーオッホホホー"。

いかに大魔王でも現代アメリカには出現できないだろうから(そもそも魔力でタイムトラベルはさせてくれんのか),やっぱり最終回も話のオチは付かないまま引っ張ったんじゃないかなって気がします。

タイムトンネル

アリゾナ州の砂漠地下800階に作られた秘密の時間旅行研究施設。プロジェクト中断の危機に未完成のタイムトンネルに飛び込んだトニー,それを助けようとしたダグ。2人の若き博士は何処とも知れない時代と場所への旅に出発します。現在に戻る方法が分からないワンウェイ・チケットのまま。。。
タイムトンネルの渦巻きに揉み込まれるシルエットはインパクトがあったけれど,別の時代に到着するとき,いつも画面の端から落っこちるように転がり出て来るのは子供心におかしかった(進歩がないぞって)。第1回が衝突寸前のタイタニック号。その他,爆発寸前のクラカトア島,真珠湾攻撃寸前のハワイ,スー族と遭遇寸前の第7騎兵隊(爆発寸前のヒンデンブルグ号もあったような気がするけど,他の番組だったかなぁ)。とにかく災難が降って湧くタイミングにばかり行ってしまう。この後どうなるのか知っているのに誰も信じてくれない焦燥感が,毎回なんとも言えませんでした。

実は,未来に行ったり宇宙人が出てきたりするトンデモないエピソードもあったらしい。はたして2人は時間と空間の迷宮から帰ってこられるのでしょうか。

最終回なのかなというエピソードが記憶が残っている(珍しい),それなりにまとまりのついたエピソードだったからではなかろうか(これも珍しい)。またしても危機一髪のところで救い出され,ついにアリゾナの研究施設に歩み出たトニーとダグ。だが,2人が帰ってきたのと引き換えに他の人たちの時間が停まってしまっていた。同僚も計器も何ひとつピクリとも動かない静寂の中を歩き回った2人は,いつかは正しく現在に戻ってこられることを願いながら再びタイムトンネルへと戻って行ったのでした。
このエピソードは確かに実在しましたが,最終回ではなかった(Mさんご指摘ありがとうございました)。印象が強かったので,ずっと勘違いしていました。最後はどうも未来へ行ったあたりらしいです。

チキチキマシン猛レース

ご存知ブラック魔王とケンケン。栄光のゴールと賞金を目指して毎回のレース。でもコースも変なら参加全11台も変。いかにもレーサーらしい気障な彼やピンクがキュートな彼女から始まって,地上に降りてきた第1次大戦の撃墜王,移動研究室のようなマシンを操る発明王,コンバットじゃないんだよGIコンビ,相棒のペットを連れた樵おやじヒルビリーオヤジ,とっちゃんぼうやなギャング,果ては妖怪一族に原人まで。"気を付けろ爆弾だ"と主題歌にしてから,既にレース本来の目的を逸脱しています(最後は"走っていればこの世は天国"と一応回帰しているんですが)。
後年DVDボックスで原版と見比べたら,日本版の方が過剰な面白さ。ネーミングの換骨奪胎見事なローカライズに声優陣の熱演。ナレーションは言わずもがな,ブラック魔王もキザトト君も,DickDastardlyよりPeterPerfectよりずっと"シシシ"と笑えます。

はたして魔王は1回でもそもそも完走できたのでしょうか。

これも米番組得意の終わってないパターンらしい。一応ラストらしいのは"最後の挑戦"と"最終コース"という2本ですが,単に最終放映だっただけじゃないかなと。ちなみにブラック魔王は全エピソード通して,優勝はおろかゴールラインを越えることすらできていません。

天下御免

一時期のNHKは,週末が大河ドラマで正調時代劇,週中が捕物帳など変格時代劇という設定でした。その中でも超変格,一応平賀源内が主人公の江戸後期なのにおまわりさんや美濃部都知事は出てくるわ,公害やポルノグラフィ取り締まりが出てくるわのハチャメチャぶり。それでもさすがNHKで子供が見ても大丈夫な明朗さで,わが家でもOK。チャンチャンチャンチャチャンチャンチャチャチャチャチャンという調子の良いテーマと黒鉄ヒロシのタイトルが合っていた。

時代に先駆けすぎた天才の悲劇。思うように受け入れられず,知人を殺めて自らも入牢中に世を去ったという史実をどうやってすり抜けるのでしょうか。

問題なかったですね。最終回は源内&Companyが日本を脱出してしまいます。清濁併せ呑みながら進取の気性に富んだ田沼意次の失脚と共に閉塞する日本にはもういられない。仲間の力を借りて刃傷事件をデッチあげ,世間には非業の最期を遂げたと思わせておいて,源内さんの一行は気球で海のかなたへ飛んで行くのでした。太平の眠りから目を覚ませと連呼しながら。。。
史実の裏打ちもなんですが,源内は本当に気球を考案しています。また,ペリー来航で日本が幕末に入るのはこの6年後のことです。エピローグは,何年か後仏蘭西国でのスナップ。当時の洋装をまとった源内と紅さんには二世誕生。右京介は軽騎兵のような制服で城壁に腰掛け,刀を振り回している。パリコミューンか? 稲葉小僧はなぜか修道僧で,茶色いケープの僧衣でロープにつかまって鐘をならしていました。
最後の最後にテロップで,"船出だぞー,船出だぞー。この浦船に帆を上げて,自由の風よ吹きまくれ。てんてんてーんかごめんまる。。。"という歌が流れた記憶があります。

どろろ

武将の父が天下統一の野望のため魔物と取り引きし,出生時に捨てられた百鬼丸。同じ武将による苛政の下,百姓から夜盗に身を落とし路傍に果てた夫婦の遺児どろろ。百鬼丸は妖怪どもを倒して失われた自分の身体各部を取り戻すため,どろろは背中の刺青に刻まれた隠し宝を見つけて親の無念を晴らすため,2人は共に戦乱の中世を旅する。ホゲタラホゲタラホゲタラホイだったかな,主題歌のリフレインが意味なしでこわかった。
手塚治虫の原作自体も,何だかこれからってところで終わっています。良く言えば先の展開に余韻を残した,悪く言えば尻切れトンボ。石森章太郎あたりに比べれば,手塚治虫は(話が小ぶりに収斂しちゃうとは言え)完結して終わっている作品が多いのだけれど。もしかしたらアニメは別のエンディングだったんでしょうか。

キー局は知りませんが,うちの田舎では日曜の昼下がりに放映されていた気がします。時期はかなり前後するものの,同じ枠で掛かっていた手塚作品に"ビッグX"や"そんごくう"などもありました。これが全部最終回が分からない見た記憶がない,みんなある週TVを付けたら番組が変っていたような。

謎の円盤UFO

地球には既に宇宙人の円盤が飛来していた。映画会社の地下25階(?)にある秘密組織SHADO(the Supreme Headquarters Alien Defence Organizationのアナグラムなんですよね)は宇宙人の攻撃に応戦する。これも英国制作らしく設定が渋く,毎回のストーリーも夢落ちとか楽屋落ちとか結構フザケタものがありました。ちゃらららー,ちゃーらららら,ちゃらららーの主題歌と爆発するUFOが印象的。銀髪が見事なストレーカ司令官が,あまりにも個人的に不幸だった。坊やは夭折するし奥さんは去っていくし。

ナイター中継でしばしば放送が飛ばされ,最終回も見ずじまいになった気がします。そもそもちゃんと放映したのかな。

なんと放映時に最終回見てた! あんまり最終回らしくない内容だったのでソレと気が付かなかっただけ。どれくらいらしくないかと言うと,国によって放映順序が違っているらしい。つまり,最後にしなくても問題ない内容だったんですね。
一応これが最終回だろうという回の粗筋は,LSD服用後昏睡状態に陥っていた女性が10年ぶりに意識を取り戻し,意識をなくす前に男友達と宇宙人の爆弾らしいものをどこか田舎の納屋に隠したと告白する。ただ,それがどこかはハッキリ思い出せない。ストレーカ司令官とフォスター大尉が大まかな説明を聞いて探しに行った間に,爆弾を隠したときにトリップしてて納屋の上から飛び降りて亡くなったはずの男友達が現れ,病院から彼女を連れ出してしまう。実は宇宙人が彼を生き返らせて,爆弾のありかを知ろうとしていたんですね。宇宙人の薬物で隠し場所を彼女から聞き出した男友達と,後から彼女を見つけて追いかけたストレーカ/フォスターが対決するんだけれど,男友達は突然老いさらばえて塵になってしまう。爆弾を片づけてストレーカが病院に戻ると,彼女も突然年老いて息を引き取る。実は,男友達が生き返った分,彼女から寿命を吸い取っていたのだった。
シリーズの設定が10年後の未来(1970年放映なので1980年頃)になっているため,作中の10年前の風俗が放映時の実態になっているというヒネった時間軸取り。内容も面白かったけれど,やっぱり最終回とは思えない。

ひょっこりひょうたん島

ちゃちゃーんちゃちゃっちゃちゃちゃちゃちゃちゃーん。あまりにも有名なオープニングと共に,系統を問わずNHKの連続人形劇全ての原点とも言える番組(チロリン村とクルミの木は置いといて)。そう言えば,棒使い人形自体この頃はあまり見かけない気がする。着ぐるみやマペットタイプの人形の方が多いですね。
ひょうたん型に突き出た岬が火山の噴火で本土から離れた浮島になり,遠足に来ていたサンデー先生と子供たちを乗せて大海へさ迷い出てしまうのが発端。子供に比べると大人の住人の方がよっぽど変。まずは,TVから出てきた皆さーんのドンガバチョ。筏に乗ってきた俺は海賊トラヒゲ。パラシュートで降りてきたニヒルでかっこいいダンディなどなど。訪問先も掃除機に乗ってる陽気な魔女リカとか,人語をしゃべるかしこいライオンとか一風変わったキャラが多かった。

博士など住人の一部が敵側の一味になってしまう魔王との戦いのエピソードが長くて,途中であまり見なくなってしまいました。ひょーたんじーまはどーこへゆーくのでしょう。

最終回は,ひょうたん島が偶然元の場所に戻ってくる。ところが,島を落ち着けるためには,ダンディを地元の官憲に引き渡さなければならないことになる。彼と別れるくらいならと,一同は再び漂流の旅に出ることを選ぶのでした。再び波をチャプチャプかきわけて。。。
子供の頃見たときは途中からダンディは島の保安官だと思い込んでいたため,このエピソードで始めてお尋ね者の殺し屋だったのを知ってびっくりしました。

なお,ひょっこりひょうたん島は1990年にリメイクされています。人形もそっくりに作り直したもの,声優も当時の方々(残念ながらドンガバチョは違いますが)。復元にあたっては,オリジナルの放映5年間の全エピソードを筆記していたファンの方のノートが非常に重要な資料になったそうです。最終回どころでない,すごい。。。

ブーフーウー

ぶーふーうー,ぶーふーうー,さんびきのこーぶーたー。原作は飯沢匡先生。大きくなってから当時の人形を見たら,目が小さくて顔の上半分にあってあんまり可愛くなかったような。3びきの性格配分も今考えるとあんまりかな(回りに長男長女が多いので,あの設定ではちょっとブーブーブー)。
3匹の子豚と言えば,敵役は当然おおかみさん。しかし,後半メチャクチャ強気でおしゃべりなインコの女の子が現れ,おおかみさんはすっかり押されてしまった記憶があります。たしかパロちゃんとかいう名前だった(今から思えばあの押しの強さはピッコロの先駆者だったかも)。なおかつ,その姉妹で目元がちょっと違う鳥さん(ポロちゃんだったかな)が出てきた記憶もなんだかある。なのに,その後どうやって終わったか全然分からない。ちょうど子供番組を最初に見なくなる頃だったのかもしれません(その後また見てたのはこの前後の記述から明々白々)。

おおかみさんとこぶたさん,話にけりをつけられるわけはないけれど。どうやって最終回にしたのでしょう。

年長の人から言われてなんとなく思いだしたのだけれど,ブーフーウーは毎回の出だしに特徴があった。お姉さんが黒い鞄を開けると中に小さなコブタたちの人形が入っていて,それをパンすると大きなブーフーウーになって動き出すのである。さすが飯沢匡先生。子供番組にメタ構造入れちゃうなんて。
で,最終回の内容もなかなかメタにすごかった。突然幽霊さんが出てきて"実はブーフーウーの放送は今日でおしまいです,でも皆はこれからも今まで通り遊んでいていいんですよ"と申し渡すのである。最後は鞄がとじられ,ブーフーウーは人形に戻って自分たちの世界で遊び続ける。さすが飯沢匡大先生,意地悪じいさま。

プリンプリン物語

これもNHKが夕方にやっていた連続人形劇。ミュージカル仕立ての多いナンセンスメルヘン系でも特に歌が多く,主要キャラクタは持ち歌を複数持っていた(声優さんも大変だった)。ストーリーは全編お約束の嵐みたいな作品でしたが,見ているこちらは結構大きくなっていたので(?),それがかえって面白かった。
アルトコ国の浜辺に流れ着いた捨て子のお姫様プリンセス・プリンプリンが15歳に成長して,祖国とお母さんの女王を探す旅をする,という設定がそもそもお約束中のお約束,貴種流離譚。彼女のお供となる男の子3人も,ハンサムのボンボン=体力,大食いのオサゲ=敏捷,メガネのカセイジン=頭脳と見事な割り振り。プリンプリンに懸想する悪の怪人ランカーはプリンプリンの連れているお猿のモンキーが大の苦手というのも,じゃんけん構造の3すくみ。アルトコ中央TV略してアル中TVの花のアナウンサー(アナウンサーのセレブ化を20年も前に予測していたのか)や,IQ1300で実は宇宙人のルチ将軍など,話を食ってしまうほどの強力脇役が出てくるのも定番でした。

ようこそプリンプリンと新しい国に赴くたび,その国の本当のお姫様が現れて結局は振り出しへ,という分かっているのに釣られてしまう展開(ペリンペリンなんて似て非なる名前のお姫様もいたような記憶がある)。プリンセス・プリンプリンの本当の祖国は,本当のお母さんはいずこに。

最終回は,またもや訪問先が自分の祖国でなかった(アルトコ国にひとまず帰って来ていたような)プリンプリンに,本当のお母さんからの手紙が届く。その手紙を読んで,まだ見ぬ祖国と母への想いを胸にまた新たな旅立ちの決意を固めるプリンプリン。うーん,最終回にして君の名はのようなすれ違い。きっと,ここまで見てきた人みんなが納得できる祖国やお母さんのイメージなんて作れない(究極のメニューだな)のが分かっていたんでしょうか。

2003年秋から教育放送夕方で毎日絶賛再放送されました。同じく再放送のひょっこりひょうたん島と合わせて,もう1度最終回をシッカリ見ましたか?

マイティジャック

確かマイティジャックと付く番組は1時間版と30分間版の2通りあって,内容も全然違っていた。
1時間版の方は大人向け。主人公たちが男女老若取り混ぜ沢山いて(11人いるからJackのはず),皆私服で密かに行動する。スパイ大作戦とウルトラQを足して2で割った印象。変な小道具が矢鱈出てくるあたりは,映画の007にも似ていた。30分間版の方は子供向け。主人公が数人になり(時間も人数も半減でギャラが随分節約できたのではないか),何とか部隊出動せよみたいな現われ方で制服にヘルメットを被っていた。誰も変身しないウルトラマンとも実写版サンダーバードとも言えますね。

どちらのバージョンもごく短期間で最終回が来てしまった。1時間版の視聴率が上がらないため,縮小出直しで30分間版になり,それも2クールくらいで打ち切り。今だったら深夜枠あたりで放送すればきっとカルトに人気が出たと思うんだけどな。

一応どちらも最終回見ているらしい。放映当日田舎の自宅の受信機の調子が悪くキレギレにしか映らなかったため,1時間版の方はどんなエピソードだったかさっぱり分からない。ウルトラマンのイデ隊員だった人が銃を構えているシーンだけ記憶にある。30分間版の方は全編通して見たけどこれまたオボロ,誰かが殉職したんじゃなかったかな。

魔法使いサリー

マハリークマハーリタ魔法の国からやってきたちょっとチャームなおひーめさま。お父さんは魔王(ゴアをいい人にした感じ),おかあさんは魔界の女王(まるでチャフラフスカ選手)。普段は弟のカブ君ばかり出てきて,両親不在みたいでした。
サリーちゃんって何人だったんでしょう(魔女はさて置いて)。当時,洋風の音の名前が付いている子供は少なかったはず。髪は栗色おうちは洋館で,やっぱりイギリスとかアメリカの人っぽい。あの頃,外国人が隣人で友人というのはそれだけで大事件だったのでは(まして魔女だし)。ヨシコちゃんや3つ子が昔の下町風だっただけに余計対比が激しい。

サリーサリーサリーちゃんはどうしたのでしょう,魔界へ帰ったのかなぁ。そう言えばそもそもなんで人間界へ来ていたんだろう。課題とか試練とかおよそなさそうな展開でしたが。

期限が来てお父さんから魔界に帰るように言われるんだと思ったのですが,その後どうなったのか覚えていません。家族全員で残った気もするし,また来るねと帰って行った気もするし,往ったり来たりができるようになった気もするし。乱暴な一般化として,魔法使い本人が主人公の場合は残る,魔法使いと友達になった人間の子供が主人公の場合は帰るという傾向があるので,それを当てはめると残ったのかなぁ。

なお,サリーちゃんの最終回エピソードの演じ方決定版をメールでいただきました。紹介させていただきます(化猫さんありがとうございます)。
--ディズニーランドのスペースマウンテンで再演--
サリー:ヨッチャン、ヨッチャン、わたし、実は魔法使いだったの!
ヨッチャン:え〜っ!サリーちゃんホント????
(そこで、急降下)
サリー:ほんとうよ!
(左右にシェイク)
サリー:その証拠に、あなたの胸にバラの花をさかせてあげる!
サリー:テクマクマヤコン
(天井に星、宇宙空間、揺れ揺れ)
ヨッチャン:えええええ、すっごい、サリーちゃん。
(激しく揺れ、絶叫)
ヨッチャン:その手品どこで覚えたの?????
サリーちゃんとヨッチャンの声を最低2オクターブ変えるところがポイント。いろんな場所で試しましたが,スペースマウンテンを越える空間はほかにないでしょう,とのことです。なるほどウケそう,笑っていいのやら悲鳴を上げていいのやら。皆さんも浦安へ行く機会があったらお試し下さい。

ムーミン

ムーミンは国内で2回アニメ化されています。当然,ここは1番目のねぇムーミンこっち向く方(ちなみに作詞は井上ひさし)。カルピスがスポンサーのフジTV世界名作系アニメの1シリーズだったと思う。後年,再放送を見たら,記憶よりはるかにキツい色使いだったのでびっくり。そう言えば,プロダクションが途中で虫プロから変更されたような(逆かもしれません)気がする。原作者のトーヴェ・ヤンソンさんはアニメの出来に満足していなかったと聞いたことがあるが,その辺のこともあったのかもしれない。後のテレビ東京版は大層渋い色使いで,ヤンソンさんのお気にも召したそうですが。
ムーミンは翻訳ではあるが童話全集全9巻も読んでいるので,いろいろ語りたいこともある(あまり語ると本のコーナーになってしまうから,ちょっとだけにするけど)。アニメに比べて原作のムーミン谷の住人たちは非常に性格が悪い。悪いといって悪ければ北欧的個人主義というか自我が強い。アニメのミィとムーミンパパは原作の味を残しているが,ムーミンとムーミンママはなんだかすっかり角が取れている(さらに余談だが,これをサザエさん現象と呼んでます。4コマ漫画版に比べアニメ版でワカメちゃんとフネさんが大変良い子とできた人になってしまっているあれです。そう言えばサザエさんも8チャンネルだな)。あるいはヤンソンさんが嫌ったのも,この脚色だったのだろうか。その他,細かい点ではムミーンと言う方が原語に近いとか,スナフキンはスヌスムムリクであるとか,ノンノンもフローレンもいなくてスノークのおじょうさんであるとか,この辺は訳者の方の苦労が忍ばれるがいろいろとある。

が,それはとにかく,岸田今日子さんの声があまりにもぴったりしていたムーミン(声だけの出演ではかの大ー奥と並ぶ代表作ではあるまいか)。のんびりしたムーミン谷はどんな最終回を迎えるのでしょう。彗星が飛んで来るなんていやよ。

最終回は大方の予想通りムーミンが冬眠に入ります。スナフキンは冬眠しないので,夕日に浮かぶおさびし山を越えて旅立ってしまう。やがて眠りに入ったムーミン谷の上に降る雪は真綿のようでありました,というエンディングがしっくりしていたところを見ると秋に終わったのかなぁ。

幽霊探偵ホップカーク

主人公のはずの私立探偵ホップカークは,第1回冒頭であえなく最期を遂げてしまいます。で,以後は幽霊として事件を解決していくという,コミックスのりの設定。
探偵事務所の相棒の目にだけ姿が見えるとか,何か物理的な行動を取らなければならない場合はこの相棒の体を借りるとか,残された奥さんと相棒が仲良くなってしまうとかいう記憶があるんだけど,どれもあやしい。他の番組の設定と混ざっているかも。幽霊が出現するとき「ゆーうぅれーい」と節を付けて言うのばかりが残っています。

一体どうやって大団円にしたのでしょう。

イギリス版Yahooでファンのサイトが見つかりました。それによると,制作国イギリスではRandall and Hopkirk(deceased),アメリカではMy partner ghostというタイトルで放映されたとのこと。日本のタイトルと比べると,生きている相棒の方に重心が置かれている感じ。ちなみに,上記の設定3つの中で合っていたのは,幽霊の姿は相棒の目にしか見えないというところだけでした。記憶の不確かさに自分であきれる。で,肝心の最終回はこれも終わってないらしい。なお,2000年春シーズン放映でリメイク版が作られたようです。今度はちゃんと終わっているかな。


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