東京どこでもカレー
(中央区)


印度風カリーライス

(2007年6月に閉店されました)

中央区日本橋室町3-4-1
土曜日曜祝日休。10:00〜21:00,土曜〜17:00。

中央通り沿いに三越や三井本館の向かい側。三越からは2ブロック北側(神田駅方向)。JR新日本橋駅(地下鉄各線三越前駅と通路で接続している)の1番出口から上がるとすぐ隣。
蔦のからまる2階建て,印度風カリーライスと珈琲という赤い看板が出ています。これが店名とは思えないけれど,他に表示がない。


店名といい佇まいといい謎の多いお店。メニューはカレー1種,選択の余地なし。白いご飯と共に小振りの深皿にかなり乱雑に盛られている(皿の縁までカレーが掛かっていることも。手で持つとき注意)。明るい黄色っぽい色に大切りの肉,玉ねぎ,じゃがいも,にんじんが入り,見たところはトロミが薄い家庭風。しかし,バラバラ入っている赤い粗挽き唐辛子と店内に広がるニンニクの匂いが示す通り,非常にホット。他の味に比べて辛味が突出している感じの辛さ,でもサラっとしている分食べた後の辛さの引きは早くサっと爽快です。
三角錐様の形に盛られたご飯は,柔らか目でなんだかものすごく熱い。ソースがしみると更に熱くて柔らか目。サラサラのソースがシャっと下へ通るくらいの固目のご飯だと,もっと好みなのだけれど。またカレーに比してご飯が多目(辛いのでご飯が多いくらいの方が良いのかもしれない)。
薬味は大根主体の漬物が皿に一緒に盛られています。蓮根やナタ豆が入って具の取り合わせは福神漬だが,色と味は壷漬けに近いという不思議なもの。卓上には粉チーズの瓶,辛さ緩和と塩味旨味プラスに。また,水がヤカンで置いてあるのが良い雰囲気。

店内は壁に古いポスターや雑貨人形類が飾られ,やや殺風景ながらも喫茶店風。1Fは4人掛けテーブル5卓,2Fもあるが上がったことがないので容積不明。
お店の人も不思議で,年寄らず若からずの女性ばかり数人。店に入った途端座る場所を指示し,1人なら"いっこー",2人なら"にこー"と厨房に声を掛けている(メニューが1種類だけだから)。単独客が続くと"けいさんこー"とまとめて言うのがおかしい。厨房の中は陰になってみえないので更に謎,少なくとも女性1人はいる模様。

カリーライス1200円。

(2001)


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上野精養軒カレーの店

中央区日本橋室町1-5-3
日曜祝日休み。11:00〜14:30。

最寄り駅は東京メトロ銀座線三越前。木屋の裏側あたりの路地になります。5番出口を出て木屋の先を左に入って室一仲通りを進み,六文そばの角で左に入ると回り道だが分かりやすい。こんなところにこんな建物がと驚くプレハブの小さな四角い平屋。でも日除けには確かに精養軒の馬車マーク。


カレーとハヤシ2品のみ昼間3時間半のみとまるで仮営業のようなお店。カレー1杯500円の格安とあって,昼休み時は狭い建物の中が本当にごった返す。
何とも懐かしいステンレスの細長い深皿に,ソースとご飯と一緒に盛られて出てきます。ソースは明るい黄色で透明感とツヤがあり,軽い小麦粉のトロミ。そんなに辛いわけではないですが,残りの味わいがアッサリしているのでカイエンヌペッパーかチリパウダーか辛味が立ちます。もうチョイしつこくしょっぱい方が好みかな。具は玉ねぎと豚肉。ちょっと厚切りの豚肉は,縞に差した脂身にカレールーが絡んでおいしい。


薬味は,卓上の筒上のステンレス容器に赤い福神漬と緑のシソ入りミジン柴漬け。カウンタに席数に合わせてコーヒーカップのソーサーがずっと置いてあり,水のコップだけを新しく代えて出すのが面白い(要はコースター代わり)。

店内も本当に狭い。中央から左の壁についてカウンタが取ってあり,中にはやや年配の女性が2人。流石に本式の調理は無理らしく,湯煎の保温と盛り付けのみ(出来上がり炊き上がりを鍋釜ごと持ってきている模様)。その周りにぐるりとスツールが11席。奥に券売機が置かれているので,路地に面した分かりやすい方ではなく奥右手のドアから入る方が便利。

カレーライス500円。ハヤシライス650円。大盛りトッピングに生玉子やカツもあります。お持ち帰りもあり。

(2001)


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おいで2

中央区日本橋人形町2-20-7
休み不明。7:00〜10:00/11:00〜15:00/17:00〜


最寄り駅は人形町または水天宮(少し歩く)。甘酒横丁から明治座。途中の路地角に立て看板が出ています。白壁の雑居ビル1Fを黒い羽目板で貼った外装。


朝ご飯,ランチ,夜の部と3毛作のお店。ランチは1食で30品目取れしかも天然素材の拘わりですが素直においしいです。ランチの黒米カレーは,丸い大皿にたっぷり盛り分けられたカレーとご飯でボリュームたっぷり。 トロリとした家庭風ルーの明るい黄茶色のソースは,控え目の辛さと程好いしょっぱさ。具は,ホロホロトロトロに煮えた牛角切りとにんじん。黒米は見た目赤紫で梅紫蘇ご飯のような色味ですが,特に渋味や癖はなく餅米風のむっちりした口当たり。
カレー独自の薬味は福神漬ですが,ランチの定食と共通の小鉢が数多く付いています。それも数合わせではなく,青菜ごま和え,クコの実を乗せた複数種類のきのこ酢びたし,コーンとトマト入り玉子サラダなど1つずつが具材調理とも手が掛かっている。

店内は小じんまり,入って左側が厨房。その前にカウンタが数席。右側のスペースに2人掛け4人掛けのテーブルで10人強。

黒米カレーも含め,ランチは3種類ほどありいずれも800円。

(2006/11)


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おつき屋

中央区日本橋室町4-2-10
日曜祝日休み,11:30〜14:00/17:00〜23:00

神田駅の南口を出て中央通りを進み,室町4丁目の交差点を右に入った先すぐ,通りの右側。


本来は深夜まで営業している居酒屋ですが,精米所を示す店名の通り昼はおむすびも売りのよう。
カレーは和風の陶器皿に盛り分けられて出てきます。ソースは明るいツヤのある茶色で軽いトロミ,トロミが薄い割に炒めた玉ねぎからかモッタリした感じの甘味があります。トッピング以外の具は,鶏肉砕片が少し,野菜はじゃがいもとにんじん,玉ねぎはソースに煮溶かされています。ご飯は白米の普通のご飯をベースに雑穀や豆が混ざったもの。
薬味は,薄茶色の福神漬がお皿に一緒に盛られているのと,別に小皿で付くトマトマサラ。トマトマサラは明るい赤色で,ケチャップよりはジュースに近いサラサラ状態,辛さはさほどありませんが,トマトの酸味と青い匂いで,混ぜて食べるとソースが一段と軽やかな風味になります。

店内は,入れ込みのテーブルが並びまるきり居酒屋。お手製風の内装ながら,半分差し掛け状の2階席もあります。

カレー580円。

(2005)

(2008年追記:その後通り掛かった時にはカレーがメニューにありませんでした。)


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木屋

日本橋室町1-5-6 B1F
日曜祝日休み。11:00〜14:00。

最寄り駅は東京メトロ銀座線三越前。木屋の刃物屋さんの店先に出る階段の途中(A7?)に喫茶の入口があります。


両側に跳ねて開く木製自動ドアから店内まで何とも懐かしい感じの喫茶。カレーも懐かしい味。
カレーは白いお皿にごはんと掛け分けて出てきます。明るい茶色で小麦粉のトロリとしたとろみといい,かなり甘さの効いた味といい,昔の上等なホテルレストラン缶詰のカレーを思わせる(だからと言っておいしくないのではなく,レトロな感じでまとまっています)。具は牛肉とじゃがいも。お肉は良く煮えて繊維がバラけています,量は少な目。ジャガイモも回りが煮ているうちに取れて小さくなっていますが,数は割りに入っています。芯までソースの色と旨みが染みて(翌日の肉じゃが状態),簡単に舌でつぶせるくらいでこれがおいしい。
ご飯はやや柔らか目,比較的ご年配の方が店内に多いせいもあるかもしれない。薬味は赤い福神漬が皿に盛られてきます。

木製のイスとテーブルも年季が入っています。20〜30席くらいで,入口手前は禁煙席。

カレーライスはコーヒーとセットで950円,単品は750円だったような。

(2001)


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こんにちわ

中央区八丁堀1-7-7八重洲橋本ビル
土曜日曜休み,11:00〜22:00。夜は焼酎の出る飲み屋になるようです。

八丁堀でも一番北側,茅場町兜町のすぐ隣。平成通り(新大橋通りの1本西側首都高寄りの通り)沿い,新大橋通りからは吉野屋とセブンイレブンの間を入った先。電車の場合,最寄駅は東京メトロ東西線の八丁堀と茅場町どちらでも同じ位。
ガラス戸脇に大きな店名の看板がある入り口は何となく喫茶風ですが,カレー,パスタ,ハンバーグアンドのランチメニューが並んでいます。


オムカレーは,白いご飯にオムレツを乗せ繊切りキャベツを積んだ所にソースが掛かっています,更にスプーンを入れるとご飯と玉子の間に炒めた挽き肉がタップリ隠れており,結構のボリューム。ソースは黒っぽい茶色で,シャバシャバではないけれどトロミは薄く流れる程度。結構辛口でヒリヒリ来ますが,挽き肉と玉ねぎ炒めがカレー風味ではなくソボロや肉じゃが風の甘辛味なので合わせて食べて丁度良い感じ。もちろんフンワリ玉子とシャキシャキのキャベツも良い緩衝材兼味のアクセント。
薬味は確か赤い福神漬の別容器が出ます。また,定食屋風におみおつけが付きます。

店内は縦に細長く通路を挟んで両側に4人掛けテーブルと小上がりが並んでいます。奥の厨房にはご主人,サービスは多分奥さん。

オムカレー890円。大盛り,ミニもあり。スパカレー890円。ビーフカレー730円。よくばりセット940円。

(2006/6)


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シンセリティ

中央区日本橋本町1-4-5
日曜祝日第5土曜休み。11:00〜14:00/17:00〜22:00

ちょっと路地裏の分かりにくい場所にあります。電車の場合も寄り駅は東京メトロ銀座線/都営地下鉄浅草線の三越前。中央通り西側のA1かA4から上り,三越向かいの室町仲通りを進み,蒲鉾神茂のビルの次の路地を左側へ入った先,白いタイル壁での小さなビルで,店名も出ていますが良く見ないと通り過ぎるかも。


ランチのビーフカレーは細長い深皿の片側にご飯,反対側にソースが欠け分けられた状態で出てきます。普通サイズの中でも結構の分量(ベースの設定ではカレー単体のみで具と薬味が正味1種類ずつのため,おいしいながらも同じ味で,大盛りだと最後疲れるかもしれません)。ソースは明るい茶色で艶やか軽いトロミ,ビーフシチューのような深い旨味。欧風と言うか洋食カレーになりますが,肉の出汁や玉ねぎに負けず,辛さがあって香りも立ちます。具はコックリと煮込まれた1口大の牛肉,赤味部分を定法通りソテーしてジックリ煮込んであります。素材よし調理よしでパサつかず噛むとジンワリ解れて味が出ます。ご飯は,ゴワつかずベトつかず定食類のお供としても良い炊き加減の白ご飯。薬味は赤い福神漬のポット,時分外れに行くと複数テーブルで共有になるのはご愛嬌。

店内は縦に細長く,1階左手が厨房でその前にカウンタ数席。階段を上がって2階は4人掛けテーブル4,5卓(うち端の1つは椅子が3つだったかもしれません)。結構常連さんが多いようです。

ビーフカレー中700円。大800円。スープ300円。サラダ300円。玉子などトッピングもあり。本来牛が特異の洋食屋さんで,ビーフシチューや牛薄切りのソテーもあり。

(2006/10)


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千疋屋総本店 Caffe di FESTA

中央区日本橋室町2-1-2 日本橋三井タワー1F
休みなし。11:00〜21:30(月〜土),11:00〜20:30(日曜祝日)

入り口のメタル扉が矢鱈重厚でオソレオオイ程ですが,恐れず中に入り左手奥に進むとぐっとお気楽なセルフサービスのカフェテリアになります。


老舗の果物屋らしく,果実の甘さ酸っぱさ滑らかさを活かしたカレー。個人的には果物の入った肉料理(ベリーソースの七面鳥とかフルーツ酢豚とか)は苦手なのですが,流石にただの甘口ではなく渾然と溶け合って自然にいただける味わいの中にフレッシュさが迸ります。

マンゴーカレーは,お店の名前が入った白ベースの深皿にご飯とソースが盛り分けられています。ソースは,艶やかでスパイスの香味に,確かにリンゴ辺りともまた異なるトロピカルフルーツならではのジューシイで稠密な果肉の滑らかさ。具のホックリ煮込んだ厚味のある豚肉とも良く合います。
薬味は微塵に刻んだピクルス,緑でトロリと艶のあるところは一瞬キウイか何かこれまたコンフィチュールかしらと思わせる瑞々しさと甘さ。
流石の出来なのがサイドに付いてくるフルーツポンチ。小ぶりながらシロップに負けず,苺は苺の甘さ,パインアップルはパインの酸っぱさを残してフレッシュな果実の美味しさ。

店内は片側が前面ガラス張り,白基調の内装と什器で明るいイメージ。

マンゴーカレーライス700円。パイナップルハッシュドビーフライス750円。

(2006/11)


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South Indian Restaurant ダバ インディア

中央区八重洲2-7-9 相模ビル1F
休みなし。11:15〜15:00/17:00〜23:00(月〜金),12:00〜15:00/17:00〜22:00(土日祝日)

鍛冶橋通り沿い,外堀通りと中央通りのちょうど真中辺りの通りとの交差点から1,2軒入った所。通りの角に看板が出ています。電車の場合最寄駅は銀座線の京橋,5番出口からすぐ。外堀通り沿いにJR東京駅からも歩けます。鮮やかな青の店名が目印。


南インド料理の店,複数のカレーと主食を盛り合わせたカレー御膳とでも言うべきミールスがランチでいただけるのが嬉しい。

ランチミールスは,銀色の丸盆状金物大皿の外周に沿って,やはり同じ金物の小さな丸容器に1種類ずつ盛られたカレーが並び,中央に丸い揚げパンプーリと巨大チップス風のパパド,更にその下にライスが盛り付けてあります。
カレーは辛さの異なるカレー3種にラッサムと日替わりの計5種類で,伺ったときは辛口マトン大根,中辛チキン,甘口豆と瓜,ラッサム,夏野菜でした。3種類のカレーは,素材や見た目の色合いが異なる割にもっと香味辛さの違いが際立っても良いかなという感じ。総じてサラサラのスープ状で,塩気辛さも控え目なので掛けて食べるより浸したり副菜風に食べる方が味わいがハッキリ分かるかもしれません。対して,ラッサムの酸味と夏野菜の旨味の出たカレー汁風の食感は好ましい。主食プーリーとライス,口直しにパパド。プーリーはプックリ膨れた食感が楽しいですが,揚げパンなので食べる際に手がとてもアブラっぽくなるのが難といえば難。

店内も白い漆喰に明るいコバルトブルーを配した内装。旧市街の建物が青く塗られたジョドプールの町をイメージしているそうです(ジョドプールのあるラジャスタン州はパキスタンに隣接した北西部インドなのはご愛嬌)。ランチタイムは人気があるのか13時近くなっても満席,インドやパキスタンの方らしきグループも含めて人が入って来ます。

ランチミールス1600円。夜はカレー6種のミールス2100円。マサラドーサ740円など1品料理も多数。

(2006/7)


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カレー屋Nagafuchi

(2004年8月末に築地のお店はクローズ,10月25日に新橋へ移転開店。日比谷通り新橋4丁目交差点から愛宕山寄りと伺いました。情報有り難うございます)

中央区築地7-16-7
土曜日曜祝日休み。11:00〜19:00

隅田川沿いの中央区側を通る道に面した,住友生命のビルの向かい。電車の場合日比谷線築地駅が最寄り,1番出口から上り,築地本願寺を右手,途中築地川公園を左手に見て道なり直進。水平方向の道に付き当たったら(多分築地7丁目交差点),道を渡って1つ右方向になる通りを更に進み,突き当たりで左折。石造り風の小さなビルの1階,見た所はカレーより喫茶かフレンチ風です。


オリジナルカレーは,粉を使わないスープカレー。とは言え,具が煮えて砕けて軽い濁りとトロミがありポタージュ様の濃度。ダシにかつお節や椎茸も入るということで,色合いもやや濃い目茶色でクセというか乾物の渋味っぽい風味。自家配合のスパイスだそうですが,特にどれか単体のスパイスが利いて感じられるのではなく,香味こそ強目に立ちますがカレー粉のようなまんべん無いバランス。
ご飯は玄米。これが自然食品店の玄米ご飯のように粘り気があって全体がくっついているのではなく,かと言ってゴチゴチに固いのでもない。程よい固さで飯粒のムッチリ感もあるのに,ソースを掛けるとサラっと解れるのがイイ感じ。カレーソースの和ダシとも相性良し。薬味はガラスポットで福神漬だったと思います。

店内1階は喫茶店風。縦に細長い左手奥に数席位の小さなカウンタ,しっかりカレーの鍋類やご飯のオカマも並んでいます。手前に4人掛けと2人掛けのテーブルが1卓ずつ。カウンタ斜め前あたりに,2階へ上る階段があります(店内にある案内ハガキの席数から逆算して,2階も客席があるようです)。
伺った時の1階は女性が1人,これも店内の案内ハガキにも出て来るヒゲのご主人は声の聞こえから見て2階の方にいらしたようです。

オリジナルカレー800円。ハーフアンドハーフ(オリジナルとキーマ)800円。ミニサイズは700円。数量や季節限定で魚河岸カレー,シャーベット状に凍らせた夏のカレーなどかなりの変化球も。

(2006/10)


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ニューキャッスル

中央区銀座2-3-1
日曜祝日休。10:00〜21:00,土〜17:00。

並木通り沿い。一番近いのは地下鉄有楽町線銀座一丁目駅ですが,各線の銀座駅からももちろん行けます。4丁目交差点から銀座通りを日本橋方向に進み,富士銀行の角を左折した先左側,なかなかに下町風の一帯にあります。


カレーライスにあらず,辛来飯(カライライス)の店。もう50年くらい銀座でやっているらしいが,老舗の敷居と値段の高さが全然ない小さくて家庭的な喫茶店といった雰囲気。汁気の少ないペースト状の明るい黄茶色のカレー。目立つ具は玉ねぎくらいだが,何風とも分類できない甘味と辛味の効いたプリミティブなコクのある味。上に乗っている見事な半熟加減の目玉焼きを崩して食べるのがまたおいしい。白いご飯の炊け方にときおりムラがあるのはご愛敬と思いましょう。

店内は狭く,カウンタが3,4席とテーブルが2卓。席に着くまで待つことはあっても,注文するとあっという間に出て来ます。男性1人女性2人で家族(姉妹とそのお婿さん)。似顔絵で見ても笑顔の可愛い名物店主のおじいさんをお見掛けしないのが心配。

品川480円。大井530円。大森630円。蒲田740円。コーヒー200円など飲みものも。大森が大盛り(品川はその手前蒲田はその先)というダジャレだが,全体に小振り。実感では大森が普通サイズの玉子付き。店先の一覧に説明書きも付いています。

(2000)


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Nobby's

中央区入船3-1-5
土曜日曜祝日休み。11:00〜19:00

あまり目印のないビル街ですが,新大橋通りの入船橋交差点そば,通りから1つ東側(隅田川方向)の路地沿い。地味な突き出し看板があるので,路地の角ごとにキョロキョロすれば見つかると思います。
電車の場合一番最寄りは地下鉄有楽町線新富町。7番出口から上がると入船橋交差点の正しい象限に出ます。日比谷線築地駅の場合3番出口から新大橋通沿いに北上,日比谷線/JR総武線の八丁堀駅の場合A2出口から新大橋通沿いに南下でそれぞれ入船橋交差点へ。


お店の入口には果物など置いてあって一瞬何屋さんかわからない風情,でカレーがおいしいミスマッチも魅力のうちなお店。
欧風ビーフとカシミールチキンのハーフ&ハーフは,お皿に盛られた白いご飯に2色のソースが掛け分けされています。チキンはネーミングから思ったいたよりは,赤色が弱く黄色っぽい色合いで味もマイルド。アッサリ煮え過ぎない白身にややクリーミーなソースが合う。ビーフは赤味のある明るい茶色。こちらもトロ味は軽く,欧風カレーにままあるゴッテリした重甘さのない軽やかな旨味のソース。薬味はガラス器の赤い福神漬とラッキョウ。食後のデザート代りに果物(伺ったときは4つ割りくらいのグレープフルーツ)が付きます。

店内は狭く,テイクアウトが主体だけれど中でも食べられますという感じ。入って奥が屋台風のカウンタ,テイクアウトイートインいずれもここでまず注文。座席はカウンタの裏に1卓ソファで数席,外のテラス部分にビニールシートで仕切って2卓位(ほとんど戸外なので暑さ寒さはキツそう)。
カウンタの奥は割合若い男性とやや年配の女性,親子かな?

ハーフ&ハーフ850円。欧風インド風でチキン,ビーフ,ポークなど(全部の具で両方のパターンが有るわけではない),大体800〜900円台だったと思いました。

(2004)


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ひよこ

(ビルの立替に伴い2005年末に一旦クローズ,再開は2009年予定だそうです)

中央区日本橋室町4-4-10
土曜日曜休み。11:30〜19:30(中休みなし)

中央通りと江戸通りの交差点北東角(中央通りの三越本店と逆側で江戸通りの北側),東短ビル(愛知銀行のあるビル)の1Fです。JR総武快速線新日本橋駅,東京メトロ銀座線半蔵門線三越前駅が最寄り。新日本橋駅の場合4番出口がそのまま東短ビル出口。三越前駅の場合,A10出口から上がり中央通りを北(神田方向)へ,1ブロックも歩かず交差点です。


白い中深皿に盛られた白いご飯とベースのカレー,その上にトッピングを乗せるタイプ。ベースのカレーはツヤのある明るい茶色でややシッカリ目のトロミ。ごくごく細か切りの豚肉とにんじん玉ねぎがチラホラ入り単体でもいけますが,結構甘口なので揚げ物を乗せるとソースが欲しいかも。
トッピングは,生玉子,目玉焼き,チーズ,コーン,ほうれんそう,しいたけ,野菜(ゆでじゃがとにんじん),ポテトコロッケ,クリームコロッケ,メンチカツ,チキンカツ,とんかつ,シーフードなど。2種類以上乗せることも可能で,順列組み合わせはもはや無数。
薬味は卓上に赤い福神漬のガラスつぼ。福神漬は無料でらっきょうは別注文有料なのがちょっと珍しい。

店内は小じんまりながらも2面がガラス張りで明るく,ビルの中という感じがしません。入口がレジ(テイクアウトの受け渡し窓口でもある),その奥が店の長さ一杯にキッチン。キッチン沿いのカウンタが10席。右手のスペースに4人掛けテーブルが3つ。
カウンタの中は揃いの黄色いシャツを来た女性ばかり4人。若い2人はサービス兼務,年上の2人は主に盛り付け。ソースや揚げ物などはピークタイム前に下準備してあるらしく,その場で調理していたのは追加のご繁や目玉焼きくらい。ご飯と具のスタンバイ,カレーの盛り付けと入れ替わり立ち代わり作業に当たっています。

カレーライス500円。トッピングは1つ50〜150円見当,設定メニューの中で一番高いのがミックス(とんかつ目玉焼きの相乗り)とシーフード(海老いかホタテ)の880円。らっきょう50円。コーヒーやサラダもあり,喫茶だけでも大丈夫だそうです。

(2001)


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フジヤ

中央区日本橋室町1-12-13
土曜日曜休み。

最寄り駅は東京メトロ銀座線三越前駅。5番出口を出て木屋の先を左に入って室一仲通りを進み,100mくらい先左側。路上にカレー/インド中央アジア料理という立て看板が出ています。


下駄屋靴屋パン屋と職種を変えながら代々同じ場所で守ってきた藤屋のノレンを継いだお店。カレーは錦糸町のターリックで今の代のご主人が習い覚えたもの。
チキンカレーは,炒めた玉ねぎ沢山とトマトで出したジャム状のトロミがあるインド風。辛さは非常に強いというほどではないが,スパイスの香味は高い(途中水を飲まなくても楽に食べきれる,辛目と注文をしている人はいたが甘目は無理な模様)。辛味と甘味しょっぱみとのバランスが取れている。チキンは,大きめに切ったものが2〜3切れで骨付きの部分も入っている。スプーンでつつくと骨から身がパッコリ剥がれ,しかもパサパサしない見事な煮込み加減,ソースと具や主食との絡みも良く,サラリサクサクと入ってしまう。
Aランチは1枚のお皿に白いご飯と添え物のサラダが載っています。Bランチはさらにカップスープが付き,主食もご飯とハーフナン盛り合わせ。ご飯はインディカ米も選択できます(尋ねられないので自分から申告しないとジャポニカ米になる)。薬味はなく,添え物のサラダが途中の口休めの形。
なお,スプーンは丸い掬う部分が30度ほど傾いている変わった形状(ユニバーサルデザインなのかな)。これが狭いスペースでも肘を張らずに食べやすい上,ご飯が残り少なくなっても最後までキレイに掬える優れもの。

店内はカウンタのみ11席。カウンタの中は,おおよその分担で,カレーの鍋を見る若目の男性,食器とサブメニューを見ている年配の女性,水やお勘定のサービスとご飯をよそう若目の女性。多分ご家族。

Aランチの場合,チキンカレー,豆カレー700円。野菜カレー,ビーフカレー750円。キーマカレー800円。Bランチは全て150円増し。

(2000)


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マサラ

(近くで移転,ダイニングマサラとして小伝馬町10-8で営業しておられます)

中央区日本橋小伝馬町15-20
休み不明。11:30〜14:30,木金のみ夜も営業で18:00〜22:00。

最寄り駅は東京メトロ日比谷線小伝馬町駅かJR総武線馬喰町駅。馬喰町駅は,駅自体が錦糸町からの枝分かれ線上にあるので注意(東京秋葉原側からは直接行けない)。JR2番出口から出て右手(日本橋方面)へ進み,変則で2つつながっている信号付きの横断歩道をわたった先。小伝馬町駅からは2番出口で地上に上がり,左手(馬喰町方向)へ進む。信号を渡った先右側。
小さな緑の戸口。店名の立て看板に加えて,インドカレーの専門店ですと書いた板が戸口にかかっています。


小じんまりとしたインドカレー専門店。店内のメニュー板には辛味度が菱形マークの数で表わされている。マサラとベンガルが甘口1つでカシミールが辛口4つ,その上に極辛カシミールというのがあってこれがマーク5つで最大。
コルマカレーはマーク2つ,確かにそれほど辛くない。黒っぽくツヤツヤしたソースは,たっぷりの炒め玉ねぎのトロリとしたコクがしっかり出ている。こわめに炊けた白いご飯とのからみも良好。
薬味は卓上に玉ねぎのアチャールときゅうりピクルス。

カウンタのみ8席と小さな店内。店内は照明がやや落としてある。入り口が詰まっていても奥の席が空いていることがあるので扉を開けて声を掛けてください,という札も出ています。
厨房の中も狭くすれ違えないほど。女性2人でやっていて手前の女性がサービス,奥の女性が調理。

マサラカレー800円。インドカレー850円。コルマカレー900円。ベンガルカレー900円。カシミールカレー900円。サーデンオリジナルカレー850円。その他チキンなどインド料理もあり,テイクアウトも可能。

(2001)


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南仏風カレーハウス ミディ

中央区東日本橋3-11-13
土用日曜祝日休み。11:00〜15:00

馬喰横山からは東側,東日本橋側は西側。A4出口すぐそばの三角に路地が出ている頂点の右側。明るいオレンジ色の壁には看板風に壁に大きく店名が飾り書きされています。しかし,飾り縁に赤白青のダンダラ縞が使われているので,隣の理髪店と遠目には一体化して見える。


ビーフカレーを頂きました。かなり大きな丸い平皿に黄色いご飯が丸く抜かれ,ご飯が少し見えるようにソースを掛けてあります。ソースは赤身が強い明るいオレンジ色で軽くクリーミーなトロミ,色合いを出しているトマトが効いているところが南仏風の由来かも。一般的な欧風カレーに比べトマトの分玉ねぎやフォンの重さがありません。また,スパイスも効いていますが,これも酸味甘味でカバーされてさほど辛くは感じません。肉は脂身のない小塊で,キッシリとした噛応え。ご飯は固目の炊き上がり,実際食べてみると抜き出した高さがあり,丸の直径から見た目より分量があります。薬味は玉ねぎのピクルスが皿の端に一緒に盛られてきます,長さがあってはみ出すのでスプーンでは掬いにくいのがチョイ難。

店内は横長,入り口右手に支払い用のカウンタがありその奥が厨房,左手にずっとお店のスペースが広がっています。道路側の窓と壁に沿ってカウンタ7,8席位。面積の広い壁側には2人掛けのテーブルがあります。道路側のガラス窓が大きく店内も明るいオレンジで塗られて,白い什器類なので明るい感じ(これも南仏風?)。

ビーフカレー,チキンカレー,海鮮カレー,ひき肉と大根のカレーなど500円。

(2006/9)


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本石亭

中央区日本橋本石町4-16
休み不明。

JR神田駅の南口から日銀方面に向かう通りから,右手に入った路地の奥。モスグリーンの外装です。


チキンカレーは,白い丸皿にカレーとご飯が盛り分けられて出てきます。ソースは黒っぽくつややかな色合い。その見た目通り,じっくり煮込んだ欧風で1口目に旨味と甘味がまず感じられた後,次第にジンワリ辛味が出てきます。ただしクドい重さはなく,かすかな渋味とほろ苦さも底にあって程好く食べ終わることができます(ごく個人的な好みですが,ソースがしっかりしているのでフライもののようなおかず風味のトッピングは控える方がバランスが良さそう)。ご飯は,フックリとした白ご飯。薬味はやや赤い福神漬がガラス容器で供されたと思います。
サイドメニューのポテトサラダはアイスクリームディッシャーで掬った位の1口サイズながら,水っぽくなく甘ったるくなく丁寧に下ごしらえした味。

店内はシンプルながらライティングなども落ち着いた,ワインバー風の内装。カウンタが9席,小さなテーブルが2席。お店の人は男性とやや若い女性が1人ずつ,2人とも白シャツ黒タイでビシっと決まっています。

チキンカレー700円。大盛り800円(ライスの大盛りは追加料金なしで700円のまま)。トッピングが各種蟻,カツ150円。ソーセージ150円。ビーフコロッケ150円。半熟玉子100円。温野菜100円。チーズ100円。ポテトサラダ150円。

(2006/4)


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らいん

中央区日本橋室町1-11-2
休み不明。

最寄り駅は東京メトロ銀座線三越前駅。5番出口を出て木屋の先を左に入って室一仲通りを進み,右側の路地を入った先左側。仲通りから覗くと,喫茶店風の外観で小さな吊り看板と立て看板が出ているのが見えます。


昼は2種類のカレー,夜は釣り魚の肴を出す居酒屋というお店(カレーは夜も食べられるようです)。

ビーフカレーはシチュー風辛口と名乗っており,濃い目の茶色にサラッとしたトロミ(リソレするときにまぶした小麦粉で付いたトロミくらいの感じ)。カレー粉を効かせたタイプの辛さで,極辛というほどではない。ソースの中に野菜が煮込まれているようだが,目にみえる具は角切り牛肉とクシ型切り玉ねぎ。牛肉は小さ目,固く脂身が少ない部位をしっかり煮込んであって噛むとほぐれる。玉ねぎはシャリっとした感触が残り,ハヤシライスの玉ねぎを連想させる。白いご飯はややこわめ,薬味は壷漬け(だったと思う)。
ポークカレーは甘口(やはり何とか風と付いていたはず)。隣の人のを見たら,ビーフより明るい黄色味があった。

店内はカウンタ9席,4人掛けテーブル2卓,2人掛けテーブル2卓。山小屋風で背もたれのある木製の椅子,奥の壁には洋酒の瓶が似合う飾り棚があり,内装も年季の入った喫茶店のよう。ただし,左手奥のカウンタのうえには寿司屋のネタを入れるようなガラスケースが置かれ,壁際には一升瓶が並んでいる。業態を映しているのだが,なんとなくミスマッチ。
サービスは若い女性とやや年配の女性2人。カウンタの中は若い男性と白服を着たやや年配の男性がカレーの鍋をかき回しています。

ビーフカレー800円。ポークカレー750円。外税です。

(2000)


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ラ・ソース古賀

東京都中央区銀座6-13-7
日曜休み。11:00〜15:30/18:00〜22:30,土曜祝日は中休みがなく16:00で直接ディナータイムに切り替わり。

銀座東武ホテルの裏あたり。電車の場合,地下鉄銀座線丸の内線の銀座駅からA5出口を上り,晴海通りを築地方向へ進んで三原橋交差点の1つ手前の路地を右折。あるいは,地下鉄日比谷線都営浅草線の東銀座駅からA1出口を上がると,前述の三原橋交差点手前路地入り口に出るのでそのまま左へ入った先。


フレンチ名店のシェフが作ったソースはカレーではなくキュリー。深さのある楕円形の白い磁器大皿の片側に白いご飯が高目に盛られ,もう片側から具なしスープ状のソースが満たしてあります。ソースはご飯の上に掛かるのではなく底を浸している感じ,見た目品良い盛り付けですが皿が大きく結構分量があります。
ソースは,しっかり取られた牛と野菜のブイヨンのボディにワインの陰影を添え,スパイスの香味で彩ったもの。ルーはスパイスと液汁部分をまとめる程度で,スプーンですくってもサラサラした濃度。旨味香りがミッシリと詰まりながら,スルリと飲み込むと口中に残らない後切れの良さ。残念なのは塩気がかなり強く,折角の牛の甘さ滑らかさをともすればマスクしてしまうところ。ご飯は白いご飯,やや固目の炊き上がりでサラサラのソースと良く合います。
オプショントッピングの牛ほほ肉は,小振りの白いソース入れに別途ソースで煮込んだほほ肉の大きな塊が入っています。癖のある筋身脂身を落とし,ソースをタップリ吸い込んで柔らかく肉の繊維が膨らんでいて,ソースライスと合わせて食べると牛の甘味が一段強く呼び戻されます。
薬味は玉ねぎのピクルス(ルビーオニオン)が,ソースと逆側のご飯の端に合わせ盛ってあります。赤ワインか,かすかな渋味と香り。ランチには前菜としてラタトゥイユかキャベツのピクルスが付いている以外に,薬味系のトッピングとしてチーズ,チョコレート,ピクルス,ルビーオニオン,パールオニオンなども追加注文可能。

店内は手前が黒とクローム基調のバー風,奥は木目とグリーンも配された喫茶風,総体合わせてカフェ風とでも言いたい内装。入って右側にカウンタ,その奥が仕切られて厨房。通路を挟んだ左側と奥全体が2人掛けと4人掛けのテーブル席。

ランチはソースキュリー1250円。トッピングは牛ほほ肉500円。酵素ポーク400円。今日のお料理3種400円。夜は肉魚野菜の小品やハムチーズでワインを楽しむことも,キュリー以外にブイヤーやブランシュなどのソースでライスをいただくこともできます。

(2006/10)


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ラティーノ

中央区新川2-7-7-103
日曜祝日休み。11:30〜14:30/17:00〜21:30,土曜昼のみ。

真大橋通りの八丁堀交差点(ホリデイイン東京の角)から亀島橋を渡ってそのまま進み,亀島橋交差点と新川2丁目交差点の真ん中当たり通りの左側。ビル1階。外見はパブか喫茶風,入口の横にはお持ち帰り用の受け渡し窓口があります。
都バスの新川停留所(東京駅発の東15深川車庫前または東16東京テレポート前)が本当に目と鼻の先。
電車の場合,京葉線/東京メトロ日比谷線八丁堀駅からは400mくらい。A5出口を出ると前述八丁堀交差点がすぐ前,左折すると亀島橋。東京メトロ東西線/日比谷線茅場町駅からは800mくらい。2番出口から新大川通り沿いに八丁堀方面に進み。八丁堀交差点右折以下同じ。


以前から気になっていたお店で,つい欲張ってアベックAをお願いしました。2色掛けでも,それぞれ5割以上ある満足のボリュームと味なのがうれしい。

カシミールカレーはターメリックのような明る目の黄色,見たところは,クリームがたっぷり入ったマイルドタイプのチキンカレーのようないでたち。これが食べてみると,クッキリした香味とかなり強い辛味が口の中で弾けます。辛さとしょっぱさのバランスが良い感じ(とは言え結構辛いです,極辛のベンガルがどんな風なのか楽しみやらコワイやら)。チキンは大切りでも柔らか,周りのソースがコッテリしていることもあり正身もパサ付かずにいただけます。
ビーフカレーは,赤ワインがたっぷり入ったシチューのような深く濃い色合い。具は大き目の角切りビーフ。後はソースに溶け込んでいるのか,肉のゼラチン質と野菜の自然なトロミが付いています。味わいも,控え目の辛さに軽い渋味があって甘さがべたつかずコクがタップリ。肉も十分煮込まれて良いお味ですが,なんとなく脂身部分に最上級缶詰(有名ホテルのディナー缶詰みたいの)のお肉を思い出させる匂いがしたのが不思議。

白いご飯は強目のバラっとした触感。上からソースが掛けてあっても最後までふやけず,濃いソースと良く合います。なお,13:00からは焼き立てのナンで食べることもできるそうです。

卓上にはスプーンなどが入った細長い篭と薬味のガラス壷。薬味は赤い福神漬,黄色い壷漬け(ターメリック風味のお漬物かもしれません,離れたところから見ていただけなので不明),ニンニクのしょうゆ漬け(試してみたいけれど食べた後が気になる)

店内は,間口が狭くて細長い。入って手前左側のカウンタに沿って6席。奥は通路を挟んだ2つのシマに分かれて,テーブル8席ずつ(2人掛けを寄せてあるので融通が利く)。パステルカラーで塗り分けた壁に民芸品の黒をあしらった店内は,ラテンというよりアフリカ風かも。ちょっと照明を落としてあり,和める溜まり場といった感じ。
伺ったときはカウンタの中に男性が1人,サービスの若い女性が1人。カウンタとフロアを半分ずつ見ている女性が1人でした。

ドライカレー(中辛)850円。ポークカレー(中辛)850円。ビーフカレー(中辛)900円。カシミールカレー(辛口)950円。。ベンガル(極辛)950円。シーフードカレー(カシミールベース辛口またはベンガルベース極辛))1000円。アベックA(ビーフとカシミール)950円。アベックB(カシミールとベンガル)950円。ハヤシライス950円。その他日替わりでタイカレーなども出ます。以上はランチのメニューで,夜はバーにもなるようです。
テイクアウトに加え,デリバリーも(配達地域は新川1,2丁目,佃1〜3丁目,入船1〜3丁目,新富1,2丁目,明石町,築地1〜3,6,7丁目,茅場町1〜3丁目,八丁堀1〜4丁目,兜町,箱崎町,小網町,日本橋1〜3丁目,京橋1〜3丁目)。お近くの方がうらやましい。

(2000)


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