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| バンザイクリフ | 塹壕跡 | ラストコマンドポイント | |||
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最近機会があってサイパンに行ってきた。
何のことはない私設添乗員を務めてきたのだ。 他の方たちはゴルフにマリンスポーツを楽しんだが、私は興味がないので島内散策を行った。サイパンは、日本軍玉砕の島という印象しかなかった。 それも領土拡大のために、無理して南方に出陣したのだと!。 しかし実際にはちょっと違っていた。 確かに日本がサイパンや周辺の地域を統治していたが、それは占領でなくむしろ現地の方々からは感謝されていたようだ。 はるか昔サイパンはスペインによって占領統治されていた。 その後ドイツがスペインから統治権を譲り受けたようだが、統治によるメリットはあまりなかったと聞いている。 その後日本は、第二次世界大戦のかなり前からサイパンを統治し、砂糖製造工場を建設し、地域に振興をもたらした。 街が建設され、鉄道が敷設され、港湾が整備された。
また軍人や一部の民間人は、自ら命を絶つことなく周囲の山間部に隠れた住んだ。 以前、新聞紙面を賑わした横井さんや小野田さんと同じであろうか。 戦後、現地で飛行機でビラを撒いたり、同じサイパンに居住していた日本人が海からマイクで呼びかけたりして、数多くの日本人が救出された。 山に潜んでいた軍や民間の日本人は、過酷な環境の中で次第に命を落としていった。 誰が建てたものか、今でも山の隅にひっそりと朽ちた墓標を見かけることがあると、現地在住の日本人が語ってくれた。 今でこそ観光の島になっているが、あちこちに戦争の爪痕が散見出来た。 観光も結構だが、そう遠くない昔に、こんな悲惨な現実があったことを忘れてはならない。 この体験の上に立って、憲法第9条があるのではないのだろうか。 現政権を含む戦後の政治屋たちは、一体日本をどうしたいのだろう。 そう言えば、バンザイクリフにはいろいろな団体組織の慰霊碑が建っていた。 そのなかに、年号で皇紀○○年と書かれたものがあった。 なぜか、虚しかった・・・・・・・。
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