欧州ツーリング記


<7月 14日>

7時過ぎ、定刻通りクアラルンプールに着陸する。23時45分発の乗継便までは丸一日あるので、メインはクアラルンプール市街の観光とする。その前に、マレーシア航空が無料サービスとして、休憩できるリゾートホテルが用意されているので、そこで昼過ぎまで仮眠し、シャワーでさっぱりする。さあ、いよいよクアラルンプールに出撃。
クアラルンプールは、熱帯雨林の中に切り開かれたマレーシアの首都。落ち着いた欧州とは正反対の、アジア特有の喧騒で賑わう市街地だ。さすがに首都だけあって、地下鉄やバスも整備されているし、モノレールも完成間近だ。まずは世界一の高さを誇るペトロナス・ツインタワーへ。商業ビルなので、内部には入れないが、下層は大型ショッピングセンターになっており、地元民と観光客で活気に満ちている。店を見ていると、まったく外国に来た気がせず、日本製品が満ち溢れている。次にKLタワーに登る。こちらは、展望台になっており、クアラルンプール市街を一望できるが、市街地は森林に囲まれており、植生も熱帯であるのが分かる。それにしても、ここも中国人ツアー客が多い。やはり、飛ぶ鳥を落とす勢いの中国は、今が旬なのだろう。
LOT10などの商業施設が並ぶ通りのスタバで一休み。蒸し暑いので、アイスモカが美味しい。ふと立ち寄ったショッピングセンターは、これまでとは一味違った雰囲気で、店種は異なるものの、香港の電脳街と同じムードを醸し出している。さらに奥に進むと、お約束のようにありました、海賊版ショップ。日本人(主にアイドル系)歌手のCD、日本アニメ、ゲームソフト等の海賊版が多数で、その間で携帯電話改造店(スケルトンボディに換装して発光ダイオードを仕込みまくる)、怪しげなPCパーツばかり売る店、Evolution、Type-R等の車用エンブレム(真贋不明)やステッカーを売る店が所狭しと並ぶ。モラルも秩序も無い、海賊版天国な様子は、まさにアジアの王道と言ったところだが、香港電脳街と違うのは、エロ系がないこと。やはり、政治的または宗教的な影響が大きいのだろう。
空港へ向かう前に夕食を済ませることにするが、さすがに衛生面が気になり、屋台には入らずに、中華系と思われる食堂に入る。迷わず、サテ(東南アジア風焼き鳥)とミーゴレン(東南アジア風焼きそば)を注文。うーん、やっぱり美味しいね、食はアジアに限るかもしれない、次は本場の中華と行きたいね。
20時を回ったので空港へ向かう。チェックインを済ませ、ラウンジに行こうかと思ったが、カフェのTVでロッシが映し出されたので、そこでコーラを飲みつつMoto GPを観戦して時間潰し。免税店で、残ったRM(リンギット=マレーシア通貨)をチョコレート類に換え、いよいよ最終帰国便へと搭乗する。定刻通り離陸、目覚めれば日本のはずだ。

<本日のデータ>
  \5000=約RM160で、食費、交通費等すべて賄う
  詳細データ残していない