教師びんびん物語スペシャル2




2001.3.16(金)

教育の理想に燃える教師の徳川(田原俊彦)は小学6年生の担任。 その後輩で現実主義の榎本(野村宏伸)は、学習塾の 講師をしている。
榎本はついに小学校の教師を辞めたのか。 元々人付き合いのうまくない榎本には最初から教師なんて仕事に無理があったのだ。  勉強さえ教えてればいい塾の講師の方が間違いなくあってるよ。
徳川には変わりはないね。 まあ、コイツが変わってしまったらドラマも終わりだけど。
しかし、徳川&榎本コンビは会話からトーンから昔のままだ。 懐かしいねぇ。
私は、田原俊彦も野村宏伸も、この役が最高のハマり役だと思うよ。

この2人、今はリストラされて妻子に逃げられた流しの演歌歌手・森川(蟹江敬三)の家に居候している。
なぜだ? 榎本の家はお金持ちだったはず。 しかも、現在塾の講師をしている榎本の収入はいいはずではないのか。  昔のように仲良く二人してマンションに住めばいいのに。
しかし、最大の疑問は森川と徳川&榎本の関係だ。
森川がただの大家さんにしては、同居同然のあの生活がとっても不自然。 お金以外の何か関わりがあると見たほうが 当然だと思うんだけど、結局その関係の説明はなかった。
やはり、イベント用に作られた関係だったのね。
蟹江敬三が意外と歌がうまいのにはビックリした。 さすが「演歌の新星」 と言うだけある。
でも、どれだけ頑張っても目は出ないだろうね。 その程度。

徳川のメインステージである小学校。
統廃合の危機もあり、有名私立に生徒をたくさん送り出さなければならないという、
「教師びんびん物語」の1と2を掛け合せたような設定はさすがにどうにかならなかったのか。  親や子供の考え方が現代風になってたとしても、学校が持っている根本的な問題は変えてほしかったなぁ。

徳川のクラスの子が入院。 父親の希望で、徳川は転校したと子供達にウソをつく。
いくらその子がクラスで人気者であったとしてもさ、あそこまで転校後の住所を知りたがるものだろうか?  相手から手紙が来るのを待ってればいいだけだと思うんだが。
「アガディウスの葉」、最近の子供は難しい言葉を知ってるなぁ。 と思ったら、今の子供達の親が書いたものだったのね。  なんだ、私が知らなくてもおかしくないじゃん。
と一度は納得したんだけど、よく考えてみたら その親達も「アガディウスの葉」を書いたのは小学生の頃なんだよね。
自分がいかに無知だったのか思い知らされたよ。 ようするに、タイムカプセルの事だったんだね。
子供達全員がお見舞いに来た時は少しウルウルきた。 惜しい。 号泣にはもう一押し足りなかったよ。

徳川の昔の生徒・モモ子(佐藤仁美)。 コイツは結局何だったのだ?
いきなり押しかけてきて居候し、料理はカレーしか作らない。
徳川が文章が面白いと言って勧めていた詩人も、ハッキリ言ってセンスないし。
最後、森川の家を追い出される徳川と榎本に、
モモ子「家に来る?」 と、いかにもワケありなかんじで居候している事を忘れさせる発言するし。
このキャラ、必要なかったなぁ。 役にたったのは子供達の後をつけた時だけじゃん。

「教師びんびん物語」、今回はそれほど感動できるものではなかった。
でも、このドラマの底力は知ってるから、やっぱり連ドラにしてほしいなぁ。
そうすれば、絶対感動で泣ける回が出てくるはずだから。 そしてそれは、
いくら田原俊彦の頭が気になったところで関係ないし。

最後。
榎本「学校の勉強なんてどうでもいいからね♪」
榎本「先輩も信用されてないんじゃないですか? アハハ♪」
コイツ、こんなにムカつくやつだったっけ?



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