アルジャーノンに花束を




2002.12.10(火) 第10話

ついに論文を完成させたハル(ユースケ・サンタマリア)。 しかしその論文は、すでにハルには理解のできないものになっていた。
ハル「残念だけど、僕にはそこに書いた半分も理解できないんです」。 って、まだ半分も理解できるんだ。 外国語はとっくに読めなくなってるのにね。 しかしこの論文、世に出ることはあるのか? 実験は結局失敗に終わってて、しかも解決方法すら見つからなかったのに。 まあ、ハルにはこの論文の存在自体に意味があるのか。

荷物を片付けるハルだが、そこでついに死んでしまったアルジャーノンに気づく。 悲しみに暮れるハル。
ハル「なんで死ぬんだよ。 俺を一人にしないでよ」。 まあどっちみち、ネズミは人間より先に死ぬんだよ。 って、こんなこと書くとペットを飼っている人に怒られそうだ。 でもこのネズミもアルジャーノンなんてたいそうな名前つけてもらったし、他のネズミと違った生涯をおくれたんだから、それはそれで幸せなことだったのかもね。

晴彦(吉沢悠)に連絡をとるハル。 そこでハルは初めてエリナ(菅野美穂)と晴彦が別れたことを知る。 エリナのことを語る晴彦。
晴彦「困ったことに、そういうエリナが好きだったりするんだよなぁ、これが」。 ってオマエ、フラれたのに爽やかにノロケてんじゃねぇよ。 この野郎、最後の最後までいいヤツぶりやがって。 ちょっと応援したくなっちまうじゃねぇか。

恭子(中島知子)の計らいで桜井パンを訪れたハル。 そこで佐智代(いしだあゆみ)のことを思いだし、再び佐智代に会いに行く。 ようやく再会出来た佐智代とハル。
ハル「お母さんありがとう。 僕を生んでくれてありがとう」。 今まで自分のことを放ったらかしにしてきた母親への、ある意味これは復讐だな。 いかにもハルを捨てたことを後悔させるようなセリフ。 ハル、知能は落ちてもかけひきはうまくなってんな。 しかし佐智代もよくすんなりハルを家に招き入れたな。 よっぽど娘に言われたセリフに傷ついたんだろう。

あっという間に元に戻ってしまったハル。 経過報告に「追伸〜」 と書き始めた時は今週が最終回なのかと一瞬あせったよ。
今回はミキ(榎本加奈子)がパンを袋に詰めるシーンがよかった。 あと、徳永(田口浩正)が恭子を見て呆然とする姿が笑えたよ。 この男、今まで余程いい女とは縁がなかったんだな。 でも同僚の留美子(石橋けい)はカワイイんだけどなぁ。


2002.11.19(火) 第7話

アルジャーノンの異変に気がついたハル(ユースケ・サンタマリア)。 ハルはアルジャーノンを引き取ると同時に、ある調査を始める。
ハル「徳永さん、アルジャーノンと一緒に暮らしたいんです」。 ん? アルジャーノンの変化を隠す気か? まあでもこの研究所では、もはやアルジャーノンは用済みだしな。 ホントは今でも調査を続けてなければいけないと思うんだけど。

調査を続けるハルの元を訪れたのは、酒を持ってきた晴彦(吉沢悠)。 しかしハルは晴彦につっかかる。
ハル「気になりますか。 僕がエリナ先生を愛しているから」。 って、晴彦の表情を見てたらそんなの関係ないことぐらいわかるだろ。 しかし晴彦も、ハルのセリフにそこまでキレることはないとは思うんだが。 前回か前々回、ハルは知識と感情のバランスが取れてないって言ったのは誰だっけ? 晴彦はそのことに気づいてないのかな。 それとも気づいてて怒ったのか。 それよりもハルが流しに捨ててたワイン、もったいないな。

ついに自分の力でこの実験の結果にたどりついたハルは愕然。 後日エリナを呼び出す。
ハル「僕はエリナ先生が好きです。 女性として」。 なるほど、自分の末路を知ってしまって、元に戻る前にやり残したことを済ましておこうという考えか。 しかしハルはそれでスッキリするかもしれないが、エリナにとってはこの上ない迷惑だ。 エリナの答えを気にしてないとは言うが、そんなのはまるっきりウソ。 そんなとこで泣いたりして見せたら、ハルがまた勘違いするだろが。

学会に出る決心をしたハル。 ハルはその場で、建部(益岡徹)の実験の成果をくつがえす発言をする。
ハル「やはり、彼の知能を手術で高めようというのは無理な話だった」。 今まで知能が上がってきた分、今度は急激に落ちる番ってことだな。 悲しい事実かもしれないが、ハルがこのまま頭が良くなっていくよりはマシな気はする。 そういやハルの発言の後、建部は壇上で狂ったように笑ってたな。 人一人の人生をおもちゃにしたんだ。 貴様にはそれなりの罪と罰があって然るべきだろう。


2002.11.12(火) 第6話

桜井パンを出たハル(ユースケ・サンタマリア)は佐智代(いしだあゆみ)に会いに行くが、拒絶されてしまう。
佐智代「あたしはあなたを捨てたの。 だから帰りなさい」。 ここまではまだよかったが、あまり清々したとか今は幸せだとか言って今のハルを刺激しない方がいい。 ヘタしたら、逆ギレされて家に火を放たれるかもしれないぞ。 今のハルは中途半端に知識があるんだからさ。

それから1ヶ月後。 大学で教授達と学会のことを話し合うハル。
ハル「僕はアルジャーノンと同じ、ピエロですよ」。 ついにこの時が訪れた。 並の人間以上の知能を手に入れたこのユースケの自信に満ちた表情はいったい何だ。 今すぐ一発殴らせろ。 言動まで皮肉たっぷりだし、ユースケにこんな表情されるのは屈辱だろ。 なんか着るもんまで変わっちゃってさ。 それでも時たま昔のハルと姿がかぶるのは、単にユースケの演技力の無さなのか。

ハルの知能は上昇し続け、ついにエリナ(菅野美穂)の知能を越えてしまう。 ハルがエリナに好意を持っているんじゃないかという晴彦(吉沢悠)の言葉を制するエリナ。
エリナ「今だけだよ。 母親みたいなものだと思うんだ」。 いやいや、母親なんて思ってるんなら唇なんて見ないだろ。 それにハルの精神年齢は今どのくらいかわからないが、もし中学生レベルなら、女体の神秘で頭がいっぱいなハズだ。 あんまり安心こいてて押し倒されても知らないぞ。

ハルは晴彦と飲みに行った後、大学の研究室へ。 そこで徳永(田口浩正)の失恋話を聞いて笑い転げる。
ハル「人間て嫌ですよね。 自分よりレベルが低い人の失敗がなんでこんなに面白いんだろ」。 それは人間というより、ただ単にオマエがヤなヤツなんだよ。 それに自分よりレベルが高いヤツの失敗もそれなりに面白いぞ。 って、そういう問題じゃないか。 しかしレベルが低いとはまあぬけぬけと。

そんな折、障害者学級の生徒達がハルを訪ねて大学へ来る。 その生徒達を見て大笑いしている学生達にキレるハルだが、後にエリナに本音をもらす。
ハル「僕は嫌な人間になっていく」。 人間てのはみんなそんなもんだ。 キミはまだ大学生達に向かっていっただけまだえらいよ。 普通なら、見なかったことにして立ち去ってもおかしくないシーンだ。 ま、このあたりもハルの頭の中でどういう葛藤が渦巻いているのかイマイチよくわからないからなんとも言えないんだけどさ。


2002.11.5(火) 第5話

自分が母親に捨てられたことを知ったハル(ユースケ・サンタマリア)。 そんなハルを見たエリナ(菅野美穂)は、ハルを遊園地に誘う。 大はしゃぎのハル。
ハル「迷路は得意だから。 もうすぐゴールだよ」。 ってそこ、マザー牧場じゃないか? 都心からえらく距離はあるが、子供だましには最適な場所だ。 まあ、今のハルにはまだ大丈夫かな。 あと、迷路はちゃんとスタンプ押さないとダメだぞ。

どんどん頭がよくなっていくハルだが、感情も芽生えてくる。 エリナの友達・留美子(石橋けい)に相談するハル。
ハル「なんか、胸が痛いっていうか。 病気の痛さじゃなくて、胸がチクチクするっていうか」。 うんうん、まるで国語の教科書を見てるような表現だ。 いや、わかりやすくていいんじゃない? 私はもう、そんな淡い傷みなんぞあったことも忘れちまったけどね。

障害者学級に通うハル。 しかしクラスのみんなを見て愕然とする。
ハル「僕はあそこにいたんだ。 僕もあんなだったんだ」。 ってキミ、あんなって。 オマエも少し頭が良くなったからって、言いたい放題だな。 でもこれも、ハルの感情が知識に追いついてないってことで片付けられるセリフなのかな? まあ、子供は無邪気だけど残酷でもあるからな。

パン屋で自分の意見を言ったハルはついに従業員達と衝突。 ハルは今までのことをぶちまける。
ハル「あんたたちは、僕を見て笑ってたんだ」。 ついには恭子(中島知子)にまで歯向かう始末。 まあ、それもあながち間違いではない。 コイツが諸悪の根源だからな。 ハルがイジめられる環境を作ってしまったのは、オセロの黒い方のせい。 コイツがハルをからかう従業員を怒らないから、ハルが辛い目にあってたんだ。 まあ昔のハルは辛くはなかっただろうけど、少なくともパンの材料は毎日多量に無駄にはしてた。

後日、エリナを呼び出す留美子。 留美子はハルが知識と感情のバランスがとれてなく、エリナには好意を持っていることを伝える。
留美子「エリナ、彼を守ってあげて。 エリナしかいないと思うし」。 いや、そこまでハルのことをわかっているのなら、最悪オマエでもいいぞ。 結構カワイイし。 うまい言い訳して自分の逃げ道作るなよ。


2002.10.29(火) 第4話

ハル(ユースケ・サンタマリア)の知能が徐々に高くなり、周囲もその変化に気づきはじめる。 アルジャーノンに連戦連勝のハル。
ハル「ごめんねアルジャーノン。 勝っちゃってごめんね」。 すごいな、ハルの知能の上昇は。 いつの間に、イヤミを言うことまで憶えたんだ。 って、それはいくらなんでもフライングしすぎか。 ネズミにイヤミ言ってもしょうがないし。

頭が良くなったら母親が迎えにきてくれると信じているハル。 エリナ(菅野美穂)は再び佐智代(いしだあゆみ)に会いに行く。
佐智代「もう私はあの子の親じゃない」。 やっぱりキレるいしだあゆみ。 なんかいしだあゆみが激怒するのを見てると、いつか血管が切れるんじゃないかと毎回心配になるんだよな。 って、全然ドラマの内容と関係ないな。

いくら待っても迎えに来ない母親。 ハルは自分の持ち物から昔住んでた住所をみつけ、突如いなくなる。 恭子(中島知子)からハルがいなくなったことを知らされたエリナ。
エリナ「昔、昔ハルくんが住んでたところ」。 ってオマエ、ハルの居場所をピンポイントかよ。 他にもハルの行きそうな場所なんて、学校とか研究所とかいろいろあんだろ。 恐るべきは女の直感か、はたまたちょっと手抜き加減のこのドラマか。

ハルの昔の家に着いたエリナは、そこでうずくまるハルをみつける。 全てを悟ったハル。
ハル「僕わかったよ。 お母さんは僕を捨てたんだ」。 ってコイツ、いきなりタメ口になりやがった。 なんかまるっきり今までのハルとは別人のようだぞ。 おかげで、一気にカワイくなくなった。 まあ別にユースケにカワイイもへったくれもないんだけどさ。
来週の予告ではユースケはいたって普通に喋ってたな。 ここまでくるのに4話もかかったか。 でもこれで、少しはこのジレる展開から解放されるかもね。


2002.10.22(火) 第3話

ハル(ユースケ・サンタマリア)の手術は終わったが、その後もハルの様子は変わらない。 アルジャーノンとの勝負に負けたハル。
ハル「僕はまだバカです。 ダメです。 手術は失敗です」。 ってあの研究所のヤツらもさぁ、ちゃんとすぐ頭はよくならないって教えといてあげないと。 まあ、ハルに言ってもすぐ忘れちゃうかもしれないけど、エリナ(菅野美穂)だってあたふたしてたじゃん。

激しく落ちこむハル。 そんなハルを見た恭子(中嶋知子)はエリナを責める。
恭子「明るいだけが取り柄のあいつに、なんであんな顔させんのよ」。 いや、オマエのその言い方もヒドいだろ。 ハルのいいところ、他にもいっぱい・・・ ないな。 とりあえず優しいのは優しい。 その後のエリナの弟の話はすっとばし。

エリナの弟の話をパン屋の外で聞いていた晴彦(吉沢悠)はついにプロポーズを決心。 休日にエリナを海に連れ出す。
晴彦「充分やったんじゃないかな、エリナは」。 ってオマエ、ハルのことはすでに過去形かよ。 なんかこのセリフ、プロポーズには逆効果なんじゃないかなぁ。 それでも涙ボロボロのカンノ。 なんか毎回泣いてるよね。 女優もラクじゃないねぇ。

最後にきて少しずつ進化を見せはじめたハル、ついにアルジャーノンとの勝負に勝つ。
ハル「エリナ先生、アルジャーノンに勝ちました。 頭よくなります、僕は」。 ようやく勝ったか。 しかしやっぱり展開はじれったい。 とっととハルに頭良くなってほしいんだけど、そう思ってること自体がこのドラマのペースにハマってるのかもしれない。 ウチの日記ももう少し我慢が続く。 ったく、いつになったらユースケにつっこめるようになるんだ。


2002.10.15(火) 第2話

手術を受けることになったハル(ユースケ・サンタマリア)。 エリナ(菅野美穂)は手術の承諾を得るために、ハルの母親・佐智代(いしだあゆみ)に会いに行く。
佐智代「あたしね、あなたみたいな人が一番嫌いなの」。 エリナにハルを捨てた理由をつっつかれて逆ギレのいしだあゆみ。 ハルと過ごした日々がどれだけ辛かったかは知らないが、負け犬は負け犬じゃん。 それで同情を買おうなんざもっての他だ。 ってアレ? もしかして佐智代はハルをあのパン屋に預けたんじゃなくて、何も言わずに置いていっただけなのか?

佐智代の家から帰る途中、木に登ったハルが降りられないで困っているのを見つけたエリナ。 エリナはハルを助けるために木に登る。
エリナ「あたしが行く。 ハル君連れてくるからね」。 ってエリナ、そんな格好で木に登ったら、下からパンツ丸見えだぞ。 たぶん木の下に集まっていたギャラリーの大半はそれが目的。 悠長に手なんか振ってる場合じゃないぞ。 つーか助けに行ったんならとっとと降りてこい。 ハルはいつ落ちてもおかしくない状態だろ。

相変わらずエリナに指輪を渡せないでいる晴彦(吉沢悠)。 エリナがあまりにハルに熱心なのを見てハルを偵察に行く。 実際にハルを見て安心する晴彦。
晴彦「ただの、子供だよな」。 まあたとえ同じ土俵に上がったとしても、キミがユースケ負けるはずがない。 それが同じ土俵ならね。 と、ちょっと意味深な書き方をしてみる。 ルックスじゃユースケなんて敵じゃないし。

てことで、ようやく手術を受けたハル。 予告を見る限り、まだ来週はユースケにツッコミを入れられそうにないのがストレスが溜まる。
エリナは今回ボロボロ泣いてたけど、こっちは全然泣けなかったよ。 恐れていたことが早くも現実になりつつある。 やっぱこのドラマ、前半で視聴者の涙を誘うにはかなり無理があるんだよ。
しかしこのドラマ、オープニングとエンディングのBGMはめちゃめちゃ「イグアナの娘」 チックだな。 岡田&カンノ繋がりか。 局違うのに。


2002.10.8(火) 第1話

パン屋で働きながら夜間障害者学級に通っている知的障害者のハル(ユースケ・サンタマリア)は、店の仲間達からいじめられながらも、笑顔で毎日を過ごしていた。 そんなハルの最近の楽しみは、その学級で学び、教師のエリナ(菅野美穂)に会うことだった。
主演、ハル役のユースケ・サンタマリア。
ハル「僕が頭良くなれば、いい子になるので、お母さんが迎えに来ます。 約束したので」。 セリフが少ない時のユースケは演技も含めて悪くない。 ただ、長いセリフになるとちょっと早口すぎるんじゃないか。 もうちょっとゆっくり話した方が雰囲気出ると思うんだけど。
しかしこのハルって役、キャラがキャラだけにツッコミにくい。 まあ、これもあと1〜2週の我慢か。 でもこの役、考えれば考えるほど難役だよなぁ。 今後の展開を考えると、つくづくユースケで大丈夫なのか不安になってくる。

ハルの教師、エリナ役の菅野美穂。
エリナ「あたしのしてることって、なんか力になれてるのかなぁって。 ときどきすごい落ち込んじゃうんだ」。 障害者学級では優しく、とても素敵な笑顔をふりまくカンノ。 そりゃ生徒もホレるわな。 エリナにもある程度責任あるじゃん。 ハル以外の生徒がとんでもない行動を起こさないのが不思議だよ。 しかしそんなカンノもちゃっかり同棲してたりとヤル事はちゃんとやってて、しかもその相手は吉沢くん。 普通に考えたら、まず誰にも勝ち目はないようには見える。

人物紹介はこのドラマは2人だけ。 榎本加奈子はコレといったセリフなかったし、オセロの黒い方はイマイチ取り上げる気にはなれないから。
で、ドラマの感想なんだけど、涙と感動を謳い文句にしているのはいいんだけど、よくよく考えたらこのドラマ、前半はほとんど泣けるシーンなんてないだろ。 って、あんまり書くとネタバレになっちゃうな。 初回は頑張った方だと思うけど、原作を考えるとなんか連ドラというよりは2時間SP向けって印象なんだよなぁ。 まあこのあたり、どう毎回盛り上げていくかは岡田さんの手腕に期待するしかないか。



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