ビッグマネー!




2002.6.27(木) 最終回

則道(長瀬智也)の策略でまつば銀行に大量の人が押しかける。 緊急対策マニュアルを元に動く山崎(原田泰造)に則道。
則道「次の波は乗り切れるかなぁ」。 ってまつば銀行、今日はいったい何時まで営業してたの? それにこんなに騒ぎになってるのに山崎、次の日から通常業務に戻れるワケないじゃん。 しかし営業が終わった後、机の上に放ったらかしになっている札束が気になる。 これって、くすねるには今がチャンスなのでは?

まつば株一気に暴落。 その頃則道は香港まつばの美紀(金子さやか)に電話。 そしてその場に現れるのはウィンザー銀行代理人のケント(宇梶剛士)。
ケント「ハロー。 則道白戸のフレンドです」。 ってこのオヤジぬけぬけと。 しかし、笑いが止まらないのはなぜだろう。 いやぁ、まつばが困ってる困ってる。 しかしやられたよ。 前回則道が会ってた謎の人物ってのはケントだったのか。 コイツもしたたかだな。 ソックリまつばが安く手に入る方向に乗り換えたのか。 それで前回山崎と打ち合せを進める上でもああいう条件を付け加えたんだな。

頭取に呼び出された山崎はクビに。 そして則道は小塚(植木等)と意味深な会話。
則道「夏のディールは俺一人でやった。 大丈夫、何年かかっても俺は必ずマーケットに戻ってくるよ」。 最初は、この野郎手柄を一人占めする気か? とも思ったけど、別に誰かに向かって手柄を立てる意味もない。 ということはまだやり残してることがあるんだ。 わかったよ、山崎をぶっ殺しに行くんだろ。 ヤツが相続保険を作った張本人だとわかった今、このまま放っておけるワケがない。 という推理は見事に大ハズレ。

ビルの屋上で対峙する則道と山崎。 山崎はすでに普通の精神状態じゃない。
山崎「まあ、俺には小さ過ぎたんだよ。 まつばもウィンザーも」。 おぉ、山崎が泰造に戻ってる。 最後に警察に連れていかれる時、則道の方に振り返った山崎は泰造そのもの。 やっぱ泰造には、情けない顔と涙もよく似合うなぁ。
ここで則道がさっき小塚と話してたセリフの意味も解明。 しかし則道のどの行動が法に触れたのかはサッパリわかんないけど。

最後は刑期を終えて再び小塚の家に戻ってきた則道、新たなディールを開始。
しかし、まつばはあれよあれよと沈んでいったな。 最後は山崎の隠し口座がトドメになったのか。 つまり第9話で、則道が「お遊び」だといって仕掛けた計画が最後に効いてきたワケね。 ここまで山崎の行動が手に取るようにわかるものかとは思うけど、ちゃんと繋いできたところはお見事。

最後まで落ちなかったこのテンポと内容。 これはもう、決まりだな。


2002.6.20(木) 第11話

蒔田(松重豊)が刺されたことを知り、病院に駆けつける則道(長瀬智也)。 取り乱す則道を叱咤する辰美(小日向文世)。
辰美「怒りは胸にしまえ。 倍にして返すぞ」。 ってことはとりあえず、山崎を2回刺しに行くってことだね。 それは実現したらなんとも楽しそうなイベントだ。 間違っても殺しちゃあダメだよ。 直接白戸を狙えという指示を出したのは涼子(秋山奈津子)だが、こんな小物相手にしてもしょうがないしね。 しかし最近、どのドラマでも誰かが病院に担ぎ込まれるシーンばっかり見る気がするなぁ。

まつばはウインザー銀行との合併が基本合意に達したことを発表。 しかしその直後、再びまつばの株が下がり始める。 その知らせを受けて動揺する山崎(原田泰造)。
山崎「そんなバカな。 白戸がそんなに持ってるはずがない」。 うーん、このへんの仕組みはよくわかんないけど、則道が代理人か誰かに株を買わせたの? それにしても山崎が動揺する姿、見ててこんなに楽しいものはない。 いつも余裕でどんな事態にも対処してきた山崎から笑顔が消えた。 クライマックスに向けて、準備は万端ってかんじ。 架空口座の存在も忘れずに、ちゃんと何らかの始末をつけてね。

まつばの騒動はこれに終わらない。 まつば株が暴落したことを知り、口座を解約したい客がロビーに殺到。
山崎「とにかく客を安心させるんだ。 何が何でもさばききるんだ」。 なるほど、この騒動をローカルテレビで流すために辰美達は3万円つきのヤキソバを配ってたんだ。 でもこの計画って、3万円を持ち逃げされる可能性の方が高くない? みんながみんな、まつばに口座を作るなんて面倒くさい事やらないと思うんだけど。 このあたりは辰美がどうやってヤキソバを配ってたのかは知らないけど、見た限り淡々と渡してたかんじだったなぁ。

てことでこのドラマ、次回が最終回なんだよね? 山崎が殺到した客を前に「緊急対策マニュアル」 という言葉を口にしてたから、それを逆手にとった作戦がまだ何かあるはず。
しかしここにきて、小塚(植木等)の影が薄くなったなぁ。 というよりむしろ、小塚とテルコ(八千草薫)のシーンがなんかジャマに思えてきた。 このシーンで急にテンポが落ちるからね。 素直に則道と山崎の対決だけを楽しみたい気分だ。 


2002.6.13(木) 第10話

小塚(植木等)の夏のディール計画第2段、まつば銀行の株を徹底的に下げに行く。 その計画を聞いていた則道(長瀬智也)達。
則道「じいちゃん、後は俺達が引き受ける」。 ってまるで、小塚の死が決定したみたいな言い方だな。 小塚はずっとテルコ(八千草薫)の側にいるだけなんじゃん。 まあ、そういう覚悟はあるということなのだろう。 しかしこんなデカい計画、則道に任せて大丈夫なのかよ。

小塚に謎の人物を紹介された則道、その直後にまつば銀行株の信用売りを始める。 そんな折、山崎(原田泰造)の元にまつば香港巨額損失の記事が夕刊紙に載っているという情報が入る。
山崎「俺が大丈夫だと言ってんだ。 それ以上の言葉が?」。 今回の則道は株を売るだけで、中盤のほとんどはウインザー銀行との合併話も絡めた山崎のメインステージ。 よって山崎ならではの名言が飛び交う飛び交う。 こんなに山崎の出番が多かった回は今までにないだろう。 まさにこの回、山崎マニアにはたまらないエピソードになったのではないだろうか。 って、そんなマニアいるのか? いやいるはずだ。 ここで泰造マニアとは言わないところがポイント。

さて、相続保険の発案企画が山崎であることを知ってしまった遥(長谷川京子)。 迷いに迷った挙げ句、涼子(秋山奈津子)に相談する。
涼子「あたし、もうどうしたらいいのかわからなくて」。 ってそれ、相談する相手間違ってんだろ。 まだイマイチ涼子の立場がわかってないんだけど、どう見ても山崎の味方ではあるじゃん。 山崎にその話が流れるのはごく当然。
しかし最初、遥が山崎の部屋で涼子に相談を持ちかけた時のカメラのアングル、際どかったなぁ。 もうそのシーンは、はせきょーの足元しか見てなかった。 おかげでその時の二人の会話の内容は全くメモれず。 まあそれでも悔いはない。

最後、小塚の家に来た充ちる(岡本綾)だが、則道に追い返される。 その充ちるを追っていった蒔田(松重豊)、なんと刺される。 まっきーを刺した男、
「白戸則道さんだよね?」。 ってオマエ、刺客のクセに相手の顔も知らねぇのか。 長瀬と松重じゃ大違いだろ。 普通そういうことは、行動を起こす前に相手の顔を写真か何かで確認するもんだろ。 たしかに二人ともデカいのは似てるけどさ。
しかしこういうシーンに限って充ちるがナイフを持ってたりと、なかなか細かい点まで機転が利いている。 まっきーもそのまま素直に刺されなくてもいいとは思うんだけどさ。 本物の則道が刺されて悲しむ充ちるの姿を見たくないっていうところまで、あの瞬間に考えたのかな?


2002.6.6(木) 第9話

美幸(真鍋かをり)のおばあちゃんが死んだことを知った山崎(原田泰造)は、関根(近藤芳正)と遥(長谷川京子)に葬儀に参加するよう命令。 そしてまつばの損失を考える。
山崎「A4用紙20枚の損失だ」。 ってテメエ、人一人死んでんのにそんな感想しか持てないのかよ。 やっぱり山崎だ。 でも、ちょっとウマいな とも思ってしまった。 オマエがあの資料を作った時間や木本家まで足を運んだ時間は損失には入れないのか?

まつば潰しをやるやると言っておきながらなかなか動かなかった小塚(植木等)だが、ようやく動く。 山崎に挨拶に行く小塚。
小塚「近いうちにあらためて挨拶させていただきます。 僕なりのね」。 なるほど、その挨拶があのクズ株を買えるだけ買って1円だけ口座に残して抜けるあの技ですか。 まあ、1円に笑う者は1円に泣くという例えは、間違っているような気もしないでもないが。 あれが小塚の仕業だとわかるだけで充分か。 で、山崎はまた借金を隠し口座に移したんだ。 なんで上司に報告しないのよ。 このままじゃあ、まつばが潰れる前にオマエが潰れちまうじゃん。 2つ同時に潰れてくれないといけないのに。

小塚がまつばに預けていたお金の小切手を受け取りに来た則道(長瀬智也)、以前インサイダーの話の時に山崎に言われた言葉をそのままお返し。
則道「じいちゃんが言ってましたよ。 こんな古典的な手にひっかかるのは、マヌケな銀行員だけだって」。 まあ、山崎が今追い風に乗ってなかったら、成功しなかったかもしれない作戦だけどな。 山崎が相続保険に手をつける前だったら調査が入ったかもしれないし。
そして、さらに言葉を続ける則道。
則道「こんなのはほんのお遊びだ。 本番までヘコたれんなよ」。 いや、お遊びをしている余裕はないだろ。 いきなり本番でいいじゃんよ。 それとも今回のお遊びが今後の計画の布石になるのか? それならまだ納得なんだけど、これが布石にならなかったらただの回の繋ぎにしか見えなくなってしまう。

最後、テルコ(八千草薫)のお見舞いに行く則道と小塚。 しかしテルコの記憶障害は進んで、則道と小塚の区別もつかなくなっていた。 則道に話しかけるテルコ。
テルコ「踊ってくださる? 泰平さん」。 衝撃のセリフのはずだが、実はこの手の展開は「Pure Soul」を見ていた人には免疫があるんだよねぇ。 でも小塚とテルコが踊ってるシーンはすごい綺麗だった。 じいちゃんばあちゃんのダンスシーンでも、こんなに盛り上げることが出来るのかっていうくらい。 やっぱみんな、うまくキャラが立ってるからだなぁ。


2002.5.30(木) 第8話

まつば銀行潰しの計画に入る小塚(植木等)。 いろんな所から資料を寄せ集める。
小塚「まつば銀行を潰す計画、それが私の夏のディールだ」。 おぉ、小塚カッコいい。 ところで、ディールって何ですか? このドラマを見てるとさぁ、わからない単語が毎回出てくるんだよね。 ええもう、今回も辞書で調べましたとも。 しかし「ディール」 って単語が載ってないんだよね。 ディーラーに近い意味か?

一方則道(長瀬智也)は小塚の命令で遥(長谷川京子)に近づく。 しかしたいした話もしないまま酔っ払った遥をタクシーまで送り届ける則道。
則道「大事なものを傷つけられたからだ。 小塚泰平が相続保険の会に肩入れしてるのは」。 だから〜、そういう事を言うなよ。 自ら敵にヒントを与えてどうする。 遥の調査はテルコ(八千草薫)1歩前まできてんじゃねぇか。 オマエもどうにか頑張って何か聞き出せ。 それか本気で遥を落としにかかるか。

こっちはこっちで大変。 美幸(真鍋かをり)の家に債権回収会社と不動産会社の男達がやってくる。 家を競売にかけられ絶体絶命の美幸だが、そこに現れたのは辰美(小日向文世)たち。
辰美「僕達、弱いものいじめはするなって親から言われてるんだよね」。 おぉ、そういや競売物件がいろいろややこしい代物であることは「カバチタレ!」 でやってたから知ってる。 しかし辰美たちはこういう時にはちゃんと動いてくれるんだね。 小塚もコイツらをこういう時のために飼い慣らしてるんだな。 結構便利に小塚に使われている感がある。

美幸の家を押さえられなかった山崎(原田泰造)、今度は自ら動く。 おばあちゃん一人なのをいいことに、脅しをかけて嘘までつく山崎。
山崎「白戸はまつばの人間ですよ」。 って、よくそんなウソをとっさに思いつくな。 則道が置いていったあの猫の人形に、そんな使い道があったなんて考えもつかなかった。
相続保険の件は今度こそケリがついたと思っている山崎。 さらなるビッグプロジェクトの構想を明かす。
山崎「日本経済を死なせない。 俺が救う」。 って、それなら是非お願いしたい。 まあでもコイツが言うんだから、潰れる中小企業がさらに増えるだけなんだろうな。

最後、家に火をつけたのはやっぱりおばあちゃん? もう何もかもイヤになっちゃったんだろうね。 火事のシーンでは泣かなかったけど、エンドロールでおばあちゃんが笑ってるシーンが出てきたときは泣きそうになってしまった。
則道が誤解されたまま逝ってしまったのが残念。 そして来週、この事件を聞いた山崎はどういう表情をするのか。 まあ、こんなことで変わる山崎だとはとても思えないけどね。


2002.5.23(木) 第7話

まつば銀行と戦う決意をした小塚(植木等)だが、則道(長瀬智也)は負ける勝負はしないとあまり乗り気じゃない。 そんな自分の教えに忠実な則道に小塚。
小塚「君はもう、うちにいる必要ないな。 うちをやめて独立しなさい」。 お、則道育成期間はもう終了かい? でも独立は少し早過ぎんだろ。 体のいいクビってことか? さすがにじいちゃんのロマンに付き合えとは言えないか。 それならそれでいいけど、独立を勧めるんなら独立資金を貸してくれ。 元手がないから株で儲けようにも儲けらんないだよ。

そんな折、則道は相続保険の会で美幸(真鍋かをり)を見かける。 美幸の家で相続保険の内容を聞かされる則道。
則道「それって何? 銀行が株をやるだけやって、その失敗を君達に押し付けようとしてるってこと?」。 おぉ、なんと単純明快。 前回までの相続保険の謎が一瞬にしてわかったよ。 しかしあの、契約書にサインした時の美幸のおじいちゃんとおばあちゃんのすがすがしい表情が胸に痛い。 視聴者の、まつば憎しの心を植えつけるうまい演出だ。 これがこのドラマの強さ、力なのだろう。

一時は手を引くかに見えた則道、ようやく小塚への加勢を決める。 山崎(原田泰造)との直接会談で宣戦布告。
則道「日本の心臓だと? 血の通ってない心臓はいらないんだよ」。 ウマいこと言うね。 きっと則道はここに来る間中、このネタを考えていたに違いない。 しかしよくわからなかったんだけど、この会に来ていない人達はなんで出席しなかったんだ? 山崎は和解と言っていたけど、結局はみんなをダマしてあのなんとか免除って用紙にハンコ押させたんだろ? もしかしてみんな、あの紙の意味をまだわかってないのかな? それとも、わかってないのは私なのかな。 くっそ〜、せっかく相続保険の意味がわかったのに、またわからない用語が出てきやがった。

最後、山崎に則道に近づくように命令された遥(長谷川京子)。
山崎「白戸に近づけ。 どんな手を使っても構わない。 それが君の仕事だ」。 まさか山崎は、こうなることを見越して遥をキープしていたのか? もしそうだったら、恐るべき先見の明だな。 「どんな手を使っても」 って部分に、妙な想像力をかきたてられる。 まさか遥が相手で断るヤツはいないだろう。 これがジャスミンならわからないが。 って、「九龍」ネタは少しわかりづらいか。 つまんねーもんな、あのドラマ。
同じ頃、小塚に同じような指示を受ける則道。
小塚「この子に近づけ」。 どうやら小塚vs山崎のビッグ対決の中に、則道vs遥の手下対決を織り交ぜてくるらしい。 でもここでの決着はおそらく、情にほだされた遥が負けるのだろう。 他の3人とは、意思の強さが違うもんなぁ。


2002.5.16(木) 第6話

まつば銀行にカッターナイフを持った美幸(真鍋かをり)が現れ、自殺を図る。 その場に居合わせた則道(長瀬智也)は美幸をとめてケガ、山崎(原田泰造)は別室で美幸を落ちつかせる。
山崎「お父様はお元気ですか?」。 ってなんだ、知り合いなのかよ。 私はてっきり、泰造は違う目的で真鍋を別室につれ込んだのかと思ったよ。 もちろんウソです。 しかし今回は真鍋かをりの回だと思ってたのに、出てきたのはここと中盤に一回ちらっとだけ。 なんかうまくじらされているような気がするなぁ。

小塚(植木等)がしばらく姿を消して、まつば銀行の信用取引を任された則道は混乱。
則道「ったく、ワケわかんねぇ宿題出しやがってよじじい」。 まあ、課題が厳しいのはいつものことじゃん。 今回はかなり額がデカいけど。
そこにかかってくる小塚からの電話。
小塚「最大の儲けを出しなよ。 情報だけに左右されるな。 君だけの感覚を磨け」。 いやぁじいちゃん、全く役に立たないアドバイスありがとう。 んなこと言われても余計混乱するだけだっつーの。 もっと具体的なヒントをよこせ。

その頃山崎の支店には内部監査が突然入る。 机の中を調べられたくない山崎は、監査員にカマをかける。
山崎「あなたにまつば銀行の頭取を失脚させる覚悟があるなら、どうぞ開けてください」。 山崎の迫力に負けて引き下がる監査員だが、オマエらいったい何しに来たんだよ。 小物ならいくらでも調べられるけど、大物には手を出せないってか。 何のための監査員なんだか。 まつば銀行と監査員の関係もよくわからないしさ。 しかし山崎が隠しつづけた相続保険の資料、その重大さが全くわからないんだけど。 後に出てくるテルコ(八千草薫)の病名でもあるんだけど。 あれってそんなに危険な資料なの? いずれ山崎失脚の原因になりそうな資料だな。

今回も最後には儲けを出した則道。
則道「じいちゃんは一倍高いところと低いところで勝負してない。 リスクが大きすぎんだろ」。 いつも比較的安全な中で儲けを出しているということか。 さすが伝説の相場師。
しかしいつも則道や小塚の電話の相手をしている証券会社の松井(相島一之)、ヤツの「もっと下がりますよ」 とかいう予想は自信満々な口調のクセにいつも当たったためしがない。 ま、今回はちょっとだけ当たったんだけどね。 それでもいらん口出すなってかんじ。
さ、次回あたりからそろそろまつば銀行との戦いが本格的に始まるのかな?


2002.5.9(木) 第5話

小塚(植木等)の愛猫を診てもらうために動物病院へやってきた則道(長瀬智也)は、そこで緑(高畑淳子)という女性と知り合う。 ダンナの浮気調査を則道に頼む緑。
「やってくれたらね、株で儲かるいい話教えてあげる」。 そんないい話なら、人に易々と教えるはずがないだろう。 オマエ、やけに馴れ馴れしくて怪しいんだよ。 と思ったら、それはどうやらインサイダー取引。 奥さんが買うと違法なんだってさ。 勉強になるねぇ。 「いただきストリート」 ではインサイダーをしないと勝てないのに。 って何の話だ。

一方山崎(原田泰造)は、大手電気メーカーと特殊技術を持つ中小メーカーとの合併話を進めていた。
山崎「必要なのはキロ単位の札束です。 それをまつば銀行が用意すると言ってるのです」。 資料に火をつけ、それを投げ捨てて熱弁をふるう山崎。 もう、オマエの話どころじゃないんだけど。 火が気になってしょうがない。 誰か早く消火器持ってこいよ。 泰造、立派な火事を起こしてんじゃねぇか。 何でみんなダマって泰造の話聞いてんのよ。 あの後の消化活動も見てみたかったなぁ。 いかにもVIP用ってかんじの部屋なのに、じゅうたんまで焦がしちゃってよ。 修復代はやっぱりまつば持ち?

小塚に金を用意してもらった則道だが、結局株は買わず。 小塚に買わなかった理由を聞かれる則道。
則道「許されたカンニング? 気持ちよくないねぇ」。 小塚からはカンニングだと言われ、山崎からは情報は選ばれた人間しか握れないと言われた則道、そんなの買えるワケないじゃん。 でも、それはもちろんドラマだから。 主人公則道くんは常にフェアでなければならないのだ。 彼も辛い立場なのをわかってあげよう。 私なら誰に何を言われようが絶対買ってるし。 何かの拍子でバレないかは心配だけどね。 やっぱお金でしょ。 って、こういうヤツはきっとこの世界には向かないんだろうな。

片やインサイダーで丸儲け。 20億あった借金をチャラにした山崎。
山崎「この程度の負債でつまづくわけにはいかないんだ。 俺がつまづいたら、まつば全体がつまづく」。 いや本当は、そのまま転んで欲しかったんだけどね。 あ〜あ、追い詰められた泰造を見るのも好きだったのに。 これで小塚vs山崎の対決はふりだしか。 まあでもさすがに山崎もキレる男。 いつまでも負けっぱなしというわけにもいかないだろう。 今回は唯一の、名誉挽回のチャンスだったのかもしれない。

最後相対する則道と山崎。
山崎「ディーラーの世界では、みすみすチャンスを逃すヤツは損するヤツより無能だ」。 なんか山崎、則道の前では挑発的な野郎だな。 遥(長谷川京子)の前では一転、ニコニコしてるクセに。 何気に泰造の地が出てるみたいでなんかイヤ。
おっと、そんなことよりどうやら来週真鍋かをりの出番があるようだ。 これは死んでも見逃せん。


2002.5.2(木) 第4話

法事に出席した則道(長瀬智也)は、そこで株価を見ていた小学生・勇太(吉武怜朗)と出会う。 勇太の才能を見抜いた小塚(植木等)は、則道に勇太から株の動きを教わるよう指示。
勇太「買った株はその日のうちに売ってしまいます。 だからデイのトレード」。 なんなのよ、このクソカワイくねぇガキは。 完全に則道を見下して話してんじゃん。 則道以外の大人にはちゃんと丁寧語で話してるのがまたムカつく。
もちろんそれに納得のいかない則道。
則道「ちょっと待ってよ。 なんで俺がこんなガキに負けるわけ」。 そうだよ。 元はと言えばオマエがふがいないからこのガキがデカい面するんじゃねぇか。 親にチクったりしないで、オマエがもっと頑張れよ。

今回メインの株は医療用医薬品メーカー、アクア製薬。 小塚が筆頭株主であることを知った山崎(原田泰造)は融資から手を引くのをやめ、何か裏があるのではと勘ぐる。
山崎「必ず何かある。 それを調べてからだ」。 どうやら山崎、今回も小塚の手の上で踊らされるようだ。 負けっぱなしで終われないのはわかるが、山崎の仕事のペースが乱れてるね。 そして山崎は株で負け続け、秘密口座の総額はどうやら21億に達した模様。 これはひょっとしたら、植木等より先に泰造がくたばるか? とりあえず泰造にも合掌。 って、最後は共倒れって可能性もあるか。

下がり続けるアクア製薬の株価。 小塚にノルマを課せられている則道は最後のチャンスに賭ける。
則道「どこまで下がるんだ。 見極めろ」。 何言ってんだ、そんな力もないクセに。 それでも最後は絵に描いたように勝ってしまうのが則道。 まだ先は長いから、こんなところで終わってもらっても困るんだけど。
無事ノルマを達成した則道、デイトレードからは手を引くことを決意。
則道「なんか、デジタルなゲームはもう飽きた。 つまんない。 ちゃんと燃えたいんだよね、株で」。 うーん、デイトレードと普通の株、何が違うのかよくわからないけど、どうやらそういうことらしい。 前回みたいに、会社に何か思い入れがしたいってことか?

再び小塚を訪れる山崎。 損をしてまでアクア製薬の株価を支えた小塚の真意を尋ねる。
小塚「デジタルでしか、数字でしか物を見ない人には、わからんでしょうなぁ」。 私も最後までわからなかったが、どうやらアクア製薬ってのはテルコ(八千草薫)のいる老人擁護施設に納品している会社だったらしい。 くう〜、カッコいいねぇ小塚。 なるほど、そこに愛があるワケか。 見えないところで2億も損しながら、かなり遠回しにテルコを支えてなんてロマンだねぇ。 つーかこんなの、大金持ちにしか出来ない荒業じゃん。 ちっ、見せつけやがって。


2002.4.25(木) 第3話

アパレル会社の株を買った則道(長瀬智也)は、自分が株主となったその会社を見学に行く。 そこで会社をリストラされたというゆかり(京野ことみ)と出会う。
ゆかり「わかんないけど、このままじゃあまりに悔しいじゃない」。 理不尽に誰かれ構わず怒りをぶちまける京野ことみ、まるで女版長瀬を見てるようだ。 コイツと組んだら、いいコンビになりそうだなぁ。 株の才能は別として、見てて楽しそう。

そのゆかり、なんとか1%の株を集めて、株主総会で社長解任を議題として提案しようとする。 社長が会社の金を使いこんでいる証拠を集めたゆかりは意気揚揚。
ゆかり「あなたもつくよね。 小数点君」。 ちっ、せっかく応援してやろうかって気になってたのに、その人を小バカにしたようなセリフで応援する気が失せた。 むしろ、総力を上げて潰したい気分だ。 元々京野ことみってあんまり好きじゃないんだよね。 気の強い女の役が回ってくることが多いからかもしれないが、基本的に顔が好みじゃないのよ。 まあでも、コイツが苦戦するのは目に見えてるけど。

株主総会開始。 証拠書類が入ったカバンをすり変えられてピンチのゆかり。 そこに助太刀に入る則道。
則道「株主として提案します。 大山社長は即刻退任すべきです」。 再び山崎(原田泰造)と相対する則道。 しかしそこに辰美(小日向文世)が割って入り、最後は小塚(植木等)が締めるという、まさに何でもアリのバトルロイヤル状態。 山崎なんてなぜか最後は集中砲火受けてたしね。 これだけ各キャラに見せ場を作って、盛りあがるべきシーンとして見れば合格だが、少し長瀬の印象が弱くなった感があるのが残念。

最後、結局アパレル会社への融資を続けることになったまつば銀行。 遥(長谷川京子)にその理由を説明する山崎。
山崎「銀行の愛は移り気なんだ」。 やっぱり原田、今回もイケてない泰造スマイル炸裂。 なんかねぇ、他の演技は文句なしなんだけど、この作りすぎる笑顔だけがどうも浮いてる気がするんだよね。 まあそのうちこの男も、笑えなくなってくるかもしれないが。

このドラマ、今回も満足の出来でした。 小塚が則道を飼っている理由が、少し見えたかもね。


2002.4.18(木) 第2話

株取引の世界に興味を持った則道(長瀬智也)は、小塚(植木等)に内緒で株を買い、儲けることに成功。 松井(相島一之)に得意気に話す。
則道「でもじいちゃんには内緒ね。 うるせえんだから。 怖いのかな俺が」。 どうやら少しは株の流れが読めるようになった則道、お決まりパターンのように天狗になっている。 どうやら今が、踏み潰される一歩手前ってところか。 まあこういうヤツは実際、一度痛い目をみないとわからないからな。

そんな則道の前に現れる美容学校経営者の愛子(中尾ミエ)。
愛子「じゃあ、お兄さんに運用してもらおうかしら」。 原色スーツに宝飾品でギラギラの中尾ミエ。 あまりにも目の毒だから、極力画面には出てくるのは避けてもらいたい。 このキャラは放送禁止にならないのか? まあ中尾ミエもこういうキャラが定着してるから、慣れてはきてるんだけど。 しかし元々そんなに金持ってんなら、株なんかに手を出さなくてもいいだろう。 しかも株のことは誰かにまかせっきりなんでしょ? 何が面白いんだか。

則道見事に売り時に失敗。 なぜか愛子の息子さん・直人(鳥居紀彦)にも謝罪に行く。
直人「あの人は何でも金、金、金。 関わりたくないや、もう」。 その独特の目の見開き。 メガネをかけてなかったから気付くのが遅れたが、キミは「ロングラブレター」 でお医者さんをさせられてた柳瀬くんだね? しかもまた医大に行きたいとか。
そっか、キミの夢はドラマと時空を越えて叶うんだね。 おめでとう。 なんて粋な計らいをするステキなドラマなんだ。 って、感心するところがちょっとズレてるっぽい。

愛子に金を返さないといけないがにっちもさっちもいかなくなり、銀行に金を借りに行く則道。 自分には株があると豪語する則道だが、当然山崎(原田泰造)には聞いてもらえない。
山崎「おやめになった方がいいんじゃないですか。 素人は」。 まあ、担保も保証人もないんじゃ話しにならんわな。 則道一般常識なさすぎ。 と言いたいところだが則道と山崎、とりあえずお互いの顔見せだけに使われたシーンなのでココは流すか。 って、しっかり書いてっけど。

小塚の助けもあって無事金を借りることができた則道、今度は雪辱を果たす。
則道「俺には守らなきゃいけない金があった。 だから飲まずに済んだ」。 実はこのセリフ自体は別にどうでもよくて(おぃ)、小塚vs山崎の株の駆け引きのシーンは見応えがあった。 植木等はもちろんだが、やっぱ原田いいわぁ。 全然負けてないし、演技がドラマにちゃんと乗ってるってかんじ。 まあそれでも最後、金を返しに来た則道を見送るシーンで見せた笑顔は、ちょっとイケてなかったが。 原田、もうちょいだな。

いやぁ、今回も面白かった。 しかし小塚は、自分が戦ってた相手が山崎だって知ってたのか? これがまつば銀行潰しの第一手だったんだろうか。 それなら前回最後の小塚のセリフも繋がるんだけど、そう思わせるシーンなんてなかったしなぁ。
てことで、小塚ネタのツッコミを一発。
小塚「海の水はしょっぱいだろ。 飲みすぎると死ぬよ」。 あんなマズイもん、飲みすぎるヤツなんていねぇだろ。 一口飲んだだけでも後悔がいっぱいなのに。 飲みすぎる時があるのなら、それは海で溺れてホントに死ぬ時。


2002.4.11(木) 第1話

就職浪人中の則道(長瀬智也)はある日、チンピラに絡まられている老人を見かける。 その老人・小塚(植木等)に声をかけられた則道は、あるお使いを頼まれる。
主演、則道役の長瀬智也。
則道「よくわかんないんすけど、今日のオススメとかないんすか?」。 キャラはあくまでも長瀬テイストだが、ドラマの中での株と同様に、今回も当たりドラマを引き寄せた長瀬。
恐るべき強運だ。 この男の後ろには、得体の知れない何かが憑いてるんじゃないだろうか。 ラフな格好の長瀬もいいが、高級スーツを身にまとった長瀬は既に反則の領域。 ちくしょう、ムカつくくらいキマってんじゃねぇか。

まつば銀行のスーパーエリート、山崎役に原田泰造。
山崎「チャンスを逃すのは、損をするより罪ですから」。 仕事は出来るが、意外とホットな性格でつかみどころのない男を演じる泰造。 バラエティトークさながらのセリフ回しだが、それがこの男の奥の深さを表しているようにも思える。 これがキャスティングの妙なのか。 最初このキャスティングを見た時原田泰造の起用は冒険だと思ったが、これがなかなかハマってる。 ちっ。 泰造には、ネタ要員として期待してたのに。

則道の師になる男、小塚役の植木等。
小塚「楽しかっただろ。 株やってる時、楽しかっただろ」。 コイツもつかみどころのない男だが、さすがは植木等。 泰造とは違って安心して見ていられる。
しかしこの男、なんで則道に目をつけたんだろう? いや、則道のセンスや勘を見出したからという理由は二の次。 今まで一人で株で稼いできたんだから、これからも一人で充分やっていけるはずじゃないか。
その理由はおそらく、植木等は死が近いんじゃないだろうか。 病気で死ぬにしてもあの年齢、誰かに殺されるとしてもああいう仕事をしているから、どっちでも説明がつけられそうだ。
てことで、植木等に合掌。 ってまだ死んでねえよ。

ドラマの感想。
予想以上に面白い。 原作は「IWGP」 を書いた人と同じ人なんだね。 それなら長瀬との相性も悪くはなさそうだ。 個人的には長谷川京子にも注目している。
最後の小塚の、
小塚「まつば銀行を潰そうと思ってる」。 のセリフにはシビれた。 今後の展開に株の儲け以外の何か大きなイベントが用意されていることを予感させる。 そしてそれに、充分に期待をかけてもいいだろう。 このドラマはこのクール、トップ争いに加わってくることはまず間違いない。

よって、裏のTBS10枠「しあわせのシッポ」 はリタイア決定。 まあ、最初からこのドラマに勝ち目はないとは思ってたんだけどさ。 このクール、一番面白い曜日は木曜日かな。



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