水曜日の情事




2001.12.19(水) 最終回

抱き合う詠一郎(本木雅弘)とあい(天海祐希)の前に、笑顔で現れる操(石田ひかり)。
「帰ろ。 あたしたちの家に。 1年がかりで作った家に」。 おぉ、あの操が動揺している。 早口でまくしたてられると妙にムカつくが、あいの言い訳なんて聞きたくもないんだな。 やはり冷静ではいられないらしい。
家に帰ってきた詠一郎と操。 なんと結婚話を持ち出してくる。
「式は二人がいいと思ったけど、あいと前園先生だけは呼びたいな」。 いや、あいはわかるが耕作(原田泰造)は必要か? そんなに恋愛小説の結末をコイツに見せたいのだろうか。
詠一郎「女二人がまた血を流し合う。 止めることが出来るのは俺しかいない」。 その女の戦いに、火をつけたのもオマエだけどな。

あいを結婚式に誘う操。 あいは戸惑いならがも承諾。
あい「喜んで行かしてもらう」。 来るんかい。 キミもなかなか気が強いねぇ。 ここで断ったら操に負けることになるとでも思ったのかな。
同じ頃、耕作を結婚式に誘う詠一郎。
耕作「おめでとうございます。 やった。 これであいさんも安心だ」。 オマエ、理不尽にはしゃぎすぎ。 ったく、わかりやすい男だよ。 あいとは大違いだな。

結婚式当日。 操はあいに頼みごとをする。
「父のかわりに、私とバージンロードを一緒に歩いてくれないかな」。 それは何? 戦いに敗れた女への罰ゲームですか?
何が悲しくて、ダンナを奪い取った女を元ダンナに届けなきゃならんのだ。 とんでもない頼み事を真顔でするなよ。
そして、あいもそんな頼み事断れよ。 普通怒る場面だぞ。

愛を誓おうとする詠一郎だが、それを遮るあい。
あい「ちょっと待ってください」。 お、きたきた。 やっぱりこの二人、素直に結婚させるわけにはいかんでしょ。 ここで詠一郎を奪ってやって操を地獄に突き落とせ。
と思ったら、いきなり懺悔を始めるあい。
あい「ごめんね、詠一郎。 幸せになってね」。 あれ? いなくなっちゃったよ。 詠一郎はあいを追わないのか?

結婚式再開。 しかし愛を誓わない操。
「あいが言うような、フカフカした暖かい幸せ。 あいがあなた以外の男性でそれをみつけようとするなら、私もあなたなしでそれを探したい」。 ごめん。 オマエの言ってることが理解できない。 オマエは詠一郎と幸せになればいいんじゃないのか。 だったら、またあいに男が出来たらその男を奪い合うのか? つーかオマエら、結局お互いがしのぎを削り合うの好きなだけなんじゃん。
「詠一郎さん、私たちあなたを捨てていいですか?」。 もう、勝手にどこへでも行けよ。  キミ達とはもうこれ以上付き合ってられん。

ウエディングベルを待つあいに近づく耕作。
耕作「あいさんが求める人生のパートナー、僕じゃダメですか?」。 この野郎、このタイミングを狙ってやがったな。 弱ってるあいの心の隙間に入り込もうって魂胆か。
で、あいはOKしちゃったわけ? 結局耕作がおいしいとこ取りかよ。 コイツは終盤性格が悪くなったから、不幸のまま終わってくれてもよかったのに。

結婚式の後、残念会をする詠一郎、明洋(谷原章介)、沖野(北村一輝)。 なんか珍しいメンツだな。 しかし、本当にいい男3人が揃ったもんだ。
詠一郎「俺、懲りない男になってやるから」。 今更何言ってんだ。 オマエが懲りない男だから、こんな結末になったんだろう。 オマエにはどちらかと言えば、開き直るよりも反省が必要だ。 でも、変わらないんだろうな。

3年後、同窓会を開く詠一郎、あい、操。
「俺達は喋りっぱなしで時間の経つのが早かった」。 って、あいは耕作と結婚して、操は知らない誰かと結婚して、二人とももう子供までいるんかい。
唯一一人身の詠一郎としては、これほどヘコむシチュエーションもないな。
次の同窓会はまた3年後? 冗談じゃない。 私なら、あいや操にはもう一生会いたくないよ。 自分に相手がいればまた別だけど。

で、最後に詠一郎に電話をかけて来たのは操か? 人形町のバーって、たしか操としか行ってないよね? かなり記憶が曖昧だけど。 でも、水曜日って言ってたしなぁ。
うーん、最終回としてはこんなものかな。 爆発はしなかったけど、コケもしなかった。
どうやら、野沢のジンクスは発動しなかったらしいな。 逃げきったか。


2001.12.12(水) 第10回

詠一郎(本木雅弘)にやり直さないかと聞かれたあい(天海祐希)は、詠一郎を追い返す。 しかし二人とも、相手のことが頭から離れない。
詠一郎「俺達の恋愛小説は、どんな結果を迎えるんだろう」。 そんな悠長な言い回しを考えてる場合じゃないだろう。 オマエの隣で寝ている魔物が目覚めようとしているのに。
詠一郎、よく何事もなかったように寝つけるな。 あいは本当に寝れなかったのに。
しかし私は、
あい「一緒に寝てくれない?」。 と、あいに言われた沖野(北村一輝)が男として目覚めなかったことに驚きだ。 あいに膝枕しただけで耐えられる男がいったいこの世に何人いるのか。 というか、私はムリ。

由香子(伊東美咲)に死ぬと脅かされて呼び出された耕作(原田泰造)。 しかしその後しっかりベッドイン。
耕作「俺の気持ちに土足で入ってくるの、やめてくれないか」。 ヤることやっといて、出てくるセリフがそれかよ。 オマエのその言い方の方が、よっぽど相手の気持ちに土足で入ってんだよ。
最後は由香子の方が謝ってるし。 そんな態度が余計この男をつけ上がらせるんだよ。
コイツ、最後は刺されてもいいな。 いや、新居に火を放つ方が精神的ダメージが大きいかもしれない。 あの新居にはあいの手が入ってるもんな。

翌朝あいの家を訪れた詠一郎。 再びあいに迫る。
詠一郎「俺達が初めてデートした場所で、俺待ってるから」。 って、そんな曖昧な場所やめとけよ。 いや、でもここで詠一郎が指定してくるほどの場所だ。 よっぽど印象的なデートだったに違いない。
とりあえずその場では断るあい。 四六時中、デートした場所を考える。
あい「日比谷で映画? 違うなぁ」。 ホントに忘れてんのかよ。 詠一郎もとんだ賭けに出たもんだ。

操(石田ひかり)の店を訪れる耕作。 操に釘を刺しにくる。
耕作「こうなった以上、操さんは頑張ってください」。 言われなくても操はちゃんと主婦をやってる。 相変わらず笑顔は妙に怖いけど。
ここでお互いの目的があった二人は手を組むことに。 詠一郎とあいが抱き合うシチュエーションを考える操。
「その時私は、こういう顔をしている」。 振り帰る操の目には涙。
悪魔復活ののろしだ。 どうやらこの女だけは、本当に敵に回してはいけないようだ。 でも、ワクワクするのはなぜだろう?

ようやく初デートの場所を思い出したあい。 思い出の本屋で詠一郎と会う。
詠一郎「ここで初めて知ったんだ。 あいの温もり」。 これはすごいエピソードだな。
つーか、あい。 こんな鮮烈な出会いを簡単に忘れすぎ。 こんなデートなら、詠一郎に初デートの場所と言われた時点でピンときそうなもんだろうが。
詠一郎「あいを愛してる。 戦ってみないか。 生きてみないか」
抱き合う二人の前に笑顔で登場の操。 やっぱりコイツの一番怖いところは、その笑顔だ。

来週の予告、なんか操がウエディングドレス着てたな。
どうやら操の、凄絶な最期が見れそうだ。 この女が幸せになっちゃマズいっしょ。
死んでほしいなぁ。 死なないかなぁ?


2001.12.5(水) 第9回

あい(天海祐希)とキスをした後、操(石田ひかり)の待つ家に帰った詠一郎(本木雅弘)。 幸せそうにおでんをほおばるも、考えるのはあいの事ばかり。
詠一郎「どうしてだろう。 この幸せで、どうして男は満足できないのだろう」
それは、相手が石田ひかりだからさ。 天海祐希なら、オマエは満足してただろう。
って、よく考えたら操と不倫してるときも詠一郎は同じような事言ってたな。 なんだ、結局オマエの浮気グセが全部悪いんじゃん。

そんな詠一郎の変化に気付いた操は、風邪で寝込んでいるあいを訪れる。 ぎこちないながらも、昔話に話しを咲かせるあいと操。
「じゃあ、一人暮しの寂しさも大丈夫ね」。 コイツは自分が男を奪った後でもケンカをふっかけてくるんだな。 こんなヤツ、家に上げなければいいのに。
あい「まるで、1年前とは真逆だね」。 いや、オマエもケンカ買うなよ。 楽しい楽しい女の戦いが、また幕を開けそうだ。

由香子(伊東美咲)に呼び出された耕作(原田泰造)。 親に会ってくれと由香子に頼まれる。
耕作「会って何すりゃいいの?」。 あれ? コイツ、由香子に対してこんなに態度デカかったか? いつの間にか、完全に立場が逆転してんじゃん。
耕作「こういう話しになるから会いたくねえんだよな」。 なんだとこの野郎。
泰造のクセに生意気なんだよ。 オマエごときが伊東美咲にそんな態度とっていいと思ってんのか。
耕作、少し金持ちになって人が変わっちまったのか? 由香子が抱かせすぎたのも、コイツが調子に乗っている原因になってるかもしれない。 どっちにしろ、こんな勘違い男のことなんてとっとと忘れちまえ。 キミならもっといい男をいくらでも捕まえられるさ。

耕作の新居、リニューアル完成。 詠一郎がお祝いにやってくるが、いきなり土下座。
詠一郎「春までにうちで、恋愛小説書いてくれ」。 おいおい。 前回あいのことで対立したばっかだろ。 そんなマネされたって、耕作が聞く耳を持つわけないだろう。 ただでさえ恋愛小説書くのをしぶってるってことを忘れたのか。 そんな詠一郎に耕作、
耕作「わかりました。 書きますよ」。 って、書くのかよ。
そんな安請け合いしちゃっていいのか? なんか曇りのない笑顔してるし。 こんなことで、過去のいざこざが全部水に流れるわけはないんだぞ。

夜。 今度はあいが耕作の新居を尋ねてくる。 恋愛小説を書くことを決めた耕作は、今の自分の心境をあいに話す。
耕作「あいさんの心をうつ恋愛小説、書いていいですか?」。  泰造の真剣な顔を見るたびに、そんな小説ムリなんじゃないかと思える。 柄じゃないし。
それに、そんなセリフはオマエが恋愛小説を書けるっていう証明をしてからぬかせ。 何すっかり、書けるようなフリしてやがる。

お世話になってる小説家の奥さんから、あいを紹介してくれるように頼まれた詠一郎。 デザインをあいの家に持っていく。 在宅していたあいに迫る詠一郎。
詠一郎「俺とやり直さないか。 待ってたんだろ? 俺を」。 お、なんかいいかんじになってきた。 やはりあいをこのまま一人にしちゃおけんだろ。 一人になるのは操だけで充分だ。
天海さんが泣きながらうずくまる姿がとってもいとおしかったよ。 詠一郎はともかく、あいだけは幸せになるべきなんだ。

これでまた楽しくなってきたねぇ。 最終回では誰が死ぬんだろ?
え、誰も死なない? 操と詠一郎は立派にその資格があると思うんだが。


2001.11.21(水) 第7回

前回の続き。 詠一郎(本木雅弘)の衝撃の告白を聞いたあい(天海祐希)。
あい「私ちゃんと見てたんだから。 二人が同じ歌を口ずさんでたことを」。 あ、ちゃんと見てたのね。 そこまで知ってるのなら、何の曲を歌ってたか気にならない? って、別にそんなのは今更どうでもいいことだけど。
あい「私はあなたを信じてた。 必ず戻ってきてくれるって」。 詠一郎ちゃんと戻ってきたじゃん。 一体何が不満なんだ。
やっぱりあいは詠一郎にウソをついてほしかったのね。 でも、この状況でウソをつくなんてムリだ。 ここで機転が利くような男なら、ジゴロとして食っていける。

二人きりになった詠一郎とあい、離婚話に。
あい「これ以上一緒に暮らせないよね。 かけひきと腹の探りあい、もう疲れちゃった」
見てる方はとっても楽しかったよ。 しかし、そんなセリフがあいの口から聞けるとは思わなかった。 その2つの面に関しては、詠一郎の方が凄まじかったから。 細かい気配りをすればするほど、自分のクビを締めていってたけど。
あい「早い方がいいね。 一晩で荷物まとめられる?」。 って、明日には出て行けってか。
何気に容赦無い人だね。 穏やかそうな顔をしてるのに。

あいが家から出てくるのを待ってたのは操(石田ひかり)。
「殴っていいよ」。 のセリフが言い終わるかどうかの際どいタイミングでビンタを食らわすあい。 よくやった。 別にそんなの操には屁でもないだろうけど、かなりスッキリしたよ。
耕作(原田泰造)も違う場所であいを待ち伏せ。
あい「来ないで。 このままだとあたし、泣いてすがっちゃうかもしれない」。 あいに泣いてすがられたら、大抵の男は落ちるね。 そのチャンスをみすみす逃す耕作。 やっぱりコイツはダメだ。

離婚届を書いたあい。 保証人になってもらいに、操を訪ねる。
「あたしに奪われたことがそんなに許せない? 仕掛けたのは自分のクセに」
いや、オマエも詠一郎を落とす気満々だっただろ。 しかもやたら自身過剰で。 全部あいに責任があるような言い方すんな。
あいから離婚届を受け取った操。 その離婚届を詠一郎に渡し、一緒に離婚届を出しに行きたいというあいの伝言を伝える。
詠一郎「最初も一緒だった。 最後も一緒なんだ。 あいらしいな」。 あいってそんなにしおらしいんだ。 視聴者には、離婚寸前でもう一波乱あるぐらいにしか見れないが。

飲み潰れる耕作。 ついに由香子(伊東美咲)とヤってしまう。
由香子「先生の心から追い出してあげたかったの。 女」。 やはり耕作の本命はあいだったか。 しかし、これだけ耕作の事を思ってくれる女が近くにいるのがうらやましい。
個人的には、ヤリ終わった後の耕作の、
耕作「うまく出来なくてごめんね」。 がツボだった。 フライングでもしたか?

一緒に離婚届を提出しに行く詠一郎とあい。
夫婦最後の食事のシーンや、詠一郎の罰ゲームのシーン。 とても、これから離婚する夫婦には見えなかった。
あい「3年間楽しかった。 さっき、恥かしかったけど嬉しかった」
あーあ、もったいない。 こんないい女、そうそういないよ。 で、詠一郎は操の元に帰るわけ? 早く寄り戻してくんないかなぁ。


2001.11.14(水) 第6回

操(石田ひかり)と情事を重ねる詠一郎(本木雅弘)は、突然操から包丁を渡される。
「殺してきて。 あいを」。 冗談じゃない。 なんでオマエと会うために人殺しの罪をかぶらなきゃいけないんだ。 それに、もし殺すなら、迷いもなくオマエの方だ。 オマエよりもあい(天海祐希)の方が大事なんだよ。 詠一郎も私も。
包丁を見つめ、ビビる詠一郎。
詠一郎「愛人が、とうとう壊れはじめた」。 大丈夫。 操は元から壊れてるから。

あい、耕作(原田泰造)のアパートに差し入れを持って行く。
あい「詠一郎がね、いつも無理言ってるんじゃないかと思って、お詫びの差し入れ」。 いえいえ、もう無理どころか悪事の片棒を担がされてるよ。 実はそんなシュークリームぐらいじゃあ、全然足りないんだよ。
部屋を見回すあい。
あい「先生の恋愛小説ってどんなだろ。 読んでみたいな」。 なるほど、それを確かめにわざわざ耕作の部屋まで来たわけか。 かなり根に持つタイプだな。
でも、あいにここまで想われている詠一郎がうらやましくもある。

操が包丁を渡した夜からどれくらい経ったんだろう? 詠一郎の出版社をいきなり訪れる操。
「どうして携帯出てくれないの。 どうして朝御飯食べに来てくれないの。 どうして避けるの」。 怖いから。 そっか、あれから全然会ってないんだ。 正解だよ詠一郎。 いきなり包丁なんか出してくる愛人に、誰も会いたいなんて思わないもんな。
「あたしとはこれっきりってこと?」。 そうしたい。 できれば、顔すら見たくない。
別れることにはアッサリ同意も、条件を出してくる操。
「あなたの子供が産みたいの。 子供を授けて。 あいより先に」
ふふん、冗談は顔だけにしてくれ。 その条件を飲んだとしても、その子供をあいの前につきつけられたら終わりじゃないか。 それに、面倒は見ないまでも、詠一郎にずっとその子供のことを背負って生きていけとでもいうのか。
「女はね、思い出だけで生きていけるの。 悲しいけどね」。 だったらずっと、死んだダンナの事を想ってろよ。 オマエが言っても説得力ないんだよ。
そんな操のセリフにも、なぜか心を動かされる詠一郎。
詠一郎「壊れはじめているのは、俺の方かもしれない」。 どっちもどっちだ。

毎回詠一郎の家で行われる会。 耕作のベストセラーのお祝いの会の予定だったが、ハコ(金子さやか)の妊娠が発覚。 急遽、明洋(谷原章介)とハコの結婚パーティーに変わる。
明洋「憧れてたからね。 こういう家庭に」。 そっか、まだあいの育った家庭に謎が残ってるんだな。 それも、これからの楽しみということか。
しかし明洋、もう操から撤退か? でもコイツのことだから、また操にちょっかい出しそうなんだよな。 それなりに期待はしている。 ハコには少し泣いてもらって。
詠一郎に話しかけるハコ。
ハコ「私とアキが、男と女の手本になってやるよ」。 って、できちゃった結婚のクセにほざくなよ。 まあ、できちゃった結婚全てが悪いとは言わないけど。

いいムードで進行しそうな会に、満足しつつある詠一郎。
詠一郎「どうやら和気藹々と、この会は終わってくれるだろう」。 んなワケがない。
前々回はあれだけ盛り上がったんだ。 すんなり終わられちゃあ、肩透かしもいいところだ。
そんなムードをブチ壊したのはやはり操。
「じゃあ、あれも嫉妬だったんだ。 私を一人占めして、彼を奪い取ったってこと?」
なんか一人で調子に乗ってペラペラ喋ってたから、イヤな予感はしてたんだよなぁ。 というか、コイツが話すシーンを見るだけでも、充分ムカついてたんだけど。
ついにキレるあい。
あい「だったら復讐なんかしなきゃいい。 詠一郎と寝たんでしょ?」。 ついに、飛び道具のような強烈な質問がきたな。 攻撃対象が操から詠一郎に移るあい、すごい迫力だ。 あまり真剣な眼差しでこっちを見ないでくれ。 って、見てるのは詠一郎の方か。
私ならこの状態のあいに、ウソをつく勇気はないだろうな。 本当の事を話して土下座してそうだ。

詠一郎「俺、お前の親友と何度も寝た」。 ついに白状してしまった詠一郎。
しょうがない。 本当のことを言ってラクになってしまおうっていう気になるのもわかる。
でもね、「何度も」っていうのは余計だと思うんだが。 「寝た」 だけでいいじゃん。
ついにバレてしまったか〜。 でも、中盤の盛り上がりを考えたら、やはりここらあたりでバレた方が妥当なのかもしれない。 最近は中盤で中だるみが目立つドラマが多いが、どうやら「水曜日の情事」 はそれに該当しないみたいだな。


2001.11.7(水) 第5回

結婚記念日と操(石田ひかり)の誕生日が重なっていることを知った詠一郎(本木雅弘)。 操は詠一郎に一緒に過ごしてほしいと頼む。
詠一郎とデート中の操。
「ごめんね。 あたしも罪、一緒に背負ってあげるからね」。 当たり前だ。 不倫してるのは詠一郎だけだが、親友のダンナと知って誘っているオマエも同罪だ。 いちいちそんな事を言うなんて、恩着せがましいんだよ。
「辛い時には、奥村チヨ歌ってあげる」。 って、いらねえよ。 って、そんなことしかしてくれないのか。 かえって、夜えげつない夢にうなされそうだからやめてくれ。
「ねぇ、あたしのどこを愛してる?」。 いきなりそんな、超難題を出されても困る。 体だと答える詠一郎は正直者だ。 その体さえ、どこがいいのかわからないけど。

家に帰ってきた詠一郎は、あい(天海祐希)と結婚記念日の打ち合わせ。 甘えて詠一郎の膝の上に頭を置くあい。
あい「ちょっと膝まくら」。 あい、めちゃめちゃカワイイな。 私がダンナだったら、絶対こんな女裏切れない。 いつまでも、このままの態勢でいたいと思うだろう。
膝枕されているあいが、薄目を開けているのを見るまでは。 まあ、あいにそうさせる詠一郎が全て悪いんだが。

あいと一緒に操の店を訪れる詠一郎。 あいは結婚記念日に操も誘う。
「せっかくだけど、お祝いしてくれる人がいて・・・」。 ヤル気だ。 この女は詠一郎とあいに挑戦状を叩きつけている。 あいとは違い、どこまでもカワイくない女だ。
ホッとしたのもつかの間、再び窮地に立たされる詠一郎。
詠一郎「男の懐の深さを、愛人に試されている」。 気のせいだ。 オマエは試されているんじゃなくて、遊ばれているんだよ。 しかも二人にね。

沖野(北村一輝)と一緒に昼食をとるあい。
あい「結婚記念日に何かが起こる。 その日はね、ある女の誕生日なの」。 詠一郎の相手までバレバレじゃん。 しかしこのあいの口ぶり、何が起こるのか楽しみにしている嫌いさえある。
あい「相手があの女だったら、私許せるかなぁ?」。 許さなくていい。 派手にブチ切れてくれ。 あまりネチネチされるのも、見てて辛いので。 それに、あいがいつキレるのか楽しみなんだよ。

結婚記念日当日、操の家に花束を届ける詠一郎。 詠一郎は夜には来てくれないと勘ぐる操。
「今夜は一人寂しくろうそくを消すのかぁ。 寂しさに殺されなければいいけど」
オマエがそんなタマかよ。 逆に、ケーキと一緒に寂しさも食っちまいそうだ。
しかし、一人で祝う誕生日に、バースデーケーキに一人でろうそくを立ててる姿を想像するのが笑える。 そんなことするヤツぁいないだろ。

出勤途中(?)の詠一郎。 明洋(谷原章介)に声をかけられる。
明洋「お兄さんに操の全てを背負うことが出来るのかなぁ」。 ムリだろ。 というか、すでに限界に近いところまできている気がする。 こんな生活、半年もったらすごいぞ。
明洋「あ、そうだ。 俺とお兄さん、別の意味でも兄弟ってわけだ」。 キミ、面白いこと言うな。 これによって、兄弟の絆がより一層深まるなんてことはないだろうか。 ないな。

あいと結婚記念日恒例の北京ダックを食べる詠一郎。 10時になり、詠一郎が仕組んだ計画が動き出す。 詠一郎の携帯に電話をかける高作(原田泰造)。
耕作「原稿をタクシーの中に忘れちゃったんです。 どうしようどうしよう・・・」。 ヘタな芝居をしなければいけないはずなのに、普段の耕作とあまり変わらない演技を披露する原田。 役者としてのキャパの狭さをしっかり露呈している。 まあ、コイツにはこれが限界だろう。 「編集王」 の頃よりはマシになってると思うけどね。

うまくあいとの結婚記念日を切り抜け、急いで操の元に駆けつける詠一郎。 今度は操の誕生日を祝う。
「辛くて苦しくて寂しくて、その場に崩れ落ちそうな私をあなたは救ってくれたの」。 と詠一郎を好きになった理由を話す操。 別に救ってないよ。 たまたま、口ずさんでる歌がわかっただけ。 それでもすごい確率ではあるけど。 勘違いも甚だしいな。

結婚記念日と愛人の誕生日のダブルヘッダーを無事切り抜けた詠一郎。
詠一郎「あい、俺は違う。 結婚記念日にキスする相手はお前だけだ」。 って、それでカッコよくキメたつもりか? だったら結婚記念日に、愛人と会うためのウソもつくなよ。 そんな中途半端な決めゼリフにはダマされないぞ。


2001.10.31(水) 第4回

あい(天海祐希)にウソをついて、ついに操(石田ひかり)と一夜を共にした詠一郎(本木雅弘)。
詠一郎「凄い。 凄過ぎる。 歩いて帰れるだろうか」。 操ごときに、年甲斐もなくハリキリすぎなんだよ。 いったい何ラウンドやったらそんなに疲労するんだ。
詠一郎「心地よい脱力感が病みつきになりそうだ」。 脱力感があるのは、どんな女とヤっても同じ。 いいように操にダマされてるんだよ。
詠一郎が家に帰って余韻に浸っている最中、シャワー上がりのあいが声をかける。
あい「おかえり〜。 夫婦揃って朝帰りだね」。 楽しい。 楽し過ぎる展開だ。 私の画面を見る顔が自然にニヤける。 今回も期待できそうだ。

会社への出勤前、操の家に寄るあい。 二つ揃ったお茶碗を目撃。
あい「あれ、誰かいるの?」。 あい、早速攻勢に出てきたな。 しかし、よく詠一郎が朝操の家に寄っているって気付いたな。 まさか様子を見に来ただけじゃあるまいに。
粘るだけ粘って、ようやく家を出て行こうとするあい。
あい「死んだご主人のお茶碗、思い切って割っちゃいなさい」。 いきなり、過激な顔で過激なコトを言う女だな。 ここでちらっとあいの本性が見えたね。
あいがキレなくても充分面白い展開なのに、あいにはまだ隠し技が残っている。 ドラマに広がりと深さと可能性を感じさせる、名作の香りのするドラマになってるね。

あいの会社の近くまで来た耕作(原田泰造)は、あいに会いに来る。
由香子(伊東美咲)ともうまくいっているように見える耕作だが、あいにもまだ気があるらしい。 コイツの本命は一体どっちなんだ?
操のことをたずねる耕作に、あい。
あい「先生、彼女みたいな女性はどう? 年上はダメ?」。 いや、年上以前の問題なんだが。  あんな、吸血鬼みたいな女を紹介されても困る。
耕作もこのままでは終わらないだろう。 もっと詠一郎とあいの間に入ってこい。

今回も操を食事に招待する詠一郎とあい。 あいが買い物に出かけている間に詠一郎を誘惑する操。
「詠一郎さん、私のこと愛してる?」。 ここで「愛してる」 と平気な顔をしてこたえる詠一郎が信じられないな。 こんな女、別にどうでもいいじゃん。
そして、詠一郎に指輪を外させて、操はその指輪をシチューに放り込む。
「ごめんなさい。 落としちゃった」。 今までならここで操バッシングに走るところだが、なんかだんだん憎めなくなってきた。 それよりも、詠一郎が慌てている姿を見てる方が面白いのだ。
落とした指輪を探せないままあいが帰ってきて、シチューは皿に分けられる。
詠一郎「このどれかに入ってるのなら、まるでロシアンルーレットだ」。 そんな、シャレた比喩を考えている場合かよ。 こんな場面でもそんな余裕を見せるところが、詠一郎らしいが。
シチューを必死にがっつく詠一郎。
詠一郎「おかわりしようかな」。 は、もう爆笑。 笑い転げたよ。 いやぁ、ドラマを見てこんなに笑ったのも久しぶり。 楽しすぎる。 もう、ホラーでも何でいい。
今回の食事がずっと続かないだろうか。 このシーンをずっと見ていたい気分だったよ。

その楽しいお食事会も終わり、家路につく操。 そこに明洋(谷原章介)が待ち伏せ。
詠一郎のことを楽しそうに語る操に、まさかの明洋のセリフ。
明洋「でもな操、そういう恋に飽きたら俺のとこに戻ってこい」。 え、明洋って操のことがまだ好きだったの?  世の中には、物好きって本当にいるんだね。
いいよ、勝手に持ってけ。 というか、是非持ってってくれ。
「子供の戯言に付き合ってるヒマはないの。 バイバイ」。 ここもこれから見応えのありそうなツーショットだな。 全てのシーンに深い見所があるのも、このドラマの素晴らしいところ。

11月9日。 あいと結婚記念日を一緒にお祝いする予定の詠一郎だったが、その日は操の誕生日。
詠一郎「9日の夜にお祝いするなんて、俺約束したっけ?」 勝手に操に予定を入れられたんだろ。 踏み倒しちゃっても、別に問題なし。
詠一郎「結婚記念日と愛人の誕生日が重なった場合、男はどちらを選ぶべきか。 誰か教えてくれ」。  有無を言わず、結婚記念日を選べよ。 何をそんなに迷ってるんだか、さっぱりわからん。

しかしこのドラマ、面白いなぁ。 今のところ、我が「アンティーク」 は圧され気味だ。
私が今年のNo1の位置は不動だと思っていたドラマ「カバチタレ!」 にすら迫る勢い。
どうやら「水曜日の情事」 を抜きにして、このクールは語れないらしい。
って、ウチのHPにしてはちょっと誉め過ぎだな。 自分で書いてて気持ち悪い。


2001.10.24(水) 第3回

朝、操(石田ひかり)の家で食事をする詠一郎(本木雅弘)。
「ねぇ、あいが和食にしたら教えてね。 洋食にするから」。 この女、あくまで毎朝詠一郎と一緒にメシを食う気なんだな。 こんな生活を続けていたら、詠一郎の体は半年も待たずに肥大化するだろう。 どこまでそのスリムな体型を保ってられるかが見物だな。
「でもね、あいを傷つける気はないから安心して」。 ココでメシ食ってる事自体、あいが知ったら発狂ものだ。 なにをどう安心しろというんだ。

操の家を出るとき、失踪中のあい(天海祐希)の弟、明洋(谷原章介)に目撃された詠一郎。 とっさに思いついたいい訳でその場をやり過ごそうとする。
明洋、初対面だというのにやたらふてぶてしいな。 詠一郎に向かって「お兄さん」 というセリフが、イチイチ見下してるようでかんじ悪い。
でも、もっとタチが悪いのが明洋にくっついているハコ(金子さやか)という女。
ハコ「怖いよね。 ホント幸せって」。 バカに見えて、要所で鋭い指摘をしてくる女。 コイツはいつか必ずジャマになる日が来る。
早いうちに手懐けておく必要がありそうだ。 いざとなったら消すのもいい。

自宅でハードボイルド小説を書く耕作(原田泰造)。
耕作「泣かせるセリフ書くな。 俺は絶対天才だ」。 そんな甚だしい勘違いに酔っている耕作の家に、なぜか操登場。
耕作が恋愛小説を書くという話から、自分の今の状況への話に展開。
「あたしも今恋してるの。 相手はね、よりにもよって奥さんのいる男性。 どうしたらいいの? 私」。 今すぐいなくなれ。 そしたら問題は全て解決だ。
で、結局この女は何しに耕作の家へ来たわけ。 せっかく耕作に会いに来てくれた由香子(伊東美咲)なんか、笑顔で追いかえしちゃうし。 まあ、結論はどこで何しても迷惑な女 ってことなんだな。

あいと明洋の仲をとりもつ約束をした詠一郎は、明洋を家へ招待する。
昔、明洋がこっそり持ち出したお金を返してもらったあい。 明洋がちゃんと働いていることを知って安心する。
あい「そのためにあのお金が役に立ったんなら、許してやるか」。 ホレた。
あい、めちゃめちゃいい女じゃん。 詠一郎はこんないい奥さんがいるのに、操なんかと不倫しようとしてるわけ? いつか必ず痛い目にあうね。 というか、あってほしい。
しかし、この時の詠一郎と明洋のやり取りは見応えがあったなぁ。 イイ男の駆け引きというより、いい役者の駆け引きってかんじだった。 この二人のやりとりは今後も注目だな。

あいの出張中、操の家に泊まりに来た詠一郎。
詠一郎「女がいるヤツに話を聞くと、水曜日は愛人と過ごす日なんだってさ」
ふーん。 このドラマがもし木曜日の枠だったら、愛人と過ごす日は木曜日になるんだろ? 水曜日なんて、一番仕事の疲れが溜まってる日だと思うんだが。 まあ、女のいるヤツにはそんな事全然関係ないかもしんないけどね。 それが愛人ならなおさらか。
それを聞いた操。
「奥さん連中はかわいそうね。 あいもかわいそう」。 コイツ、自分のやってることがわかっててそんなセリフぬかしてんのか? どうやら、正真正銘のバカのようだ。
そして、詠一郎からあいと操の過去の話を聞かされた操は呆然とする。
「これであたしの罪悪感も消えた。 泊まってってね」。 ウソつくな。 オマエに罪悪感なんて元からあるワケねぇだろ。 そんなのがあったら、あいの出張中に詠一郎を家に誘うかよ。 普通の女のフリすんな。

操の口からあいの過去を聞かされた詠一郎。 操とヤってしまう。
「自分の弟を私に誘惑させたのよ」。 あれ? 自分の弟に誘惑させたんだっけ?
まあどっちでもいいや。 なんか、操の言うことを素直に信じていいのかどうかもわからない。
なんてったって言うことに全く一貫性がない操のセリフだからな。 でも、あいが最後に見せた表情は、まさかあいが狂気に走るのか? それも見てみたいな。
「壊しちゃおっか? 何もかも」。 いや、壊れるのは詠一郎の家庭だけ。
オマエは何も失うものなんてないだろうが。 詠一郎と同じ立場じゃねぇんだよ。

はぁ・・・ このクール、私は「アンティーク」 と心中すると決めたのに、早くも浮気をしてしまいそうだ。  音楽も演出も俳優も脚本も、このドラマはどれも素晴らしい。
なんか、詠一郎が不倫したがる気持ちがわかるね。 そうか?
今の私の中ではこのクールのドラマ、「アンティーク」 があい、「水曜日の情事」 が操といったところか。 最後はどっちが強いんだろうね。


2001.10.17(水) 第2回

操(石田ひかり)から愛の告白をされた詠一郎(本木雅弘)は、そのことを耕作(原田泰造)に話す。
詠一郎「いつかデュエットできないかなぁ?」。 なんか、小さ過ぎる夢だな。
デュエットくらい、頼めばいくらでもやってくれるんじゃないか? まあ、詠一郎の言うデュエットはベッドの中での事なのかもしれないけど。
耕作「あんな綺麗なかみさん裏切ったら、地獄落ちますよ」。 そうだ耕作、もっと言ってやれ。 って、かみさんが綺麗じゃなかったら浮気してもいいのか?
やはりコイツに恋愛小説はムリっぽい。

操の引越しの手伝いが終わった後、詠一郎はあい(天海祐希)から二人の間にあった過去を聞かされる。
あい「友情というよりは負い目なの」。 なるほどねぇ。 操はあいの弟と付き合って妊娠ですか。  でもあの女なら、それほど驚くべき事ではない。 他にもいろいろと修羅場をくぐってそう。 どうやら二人の間にある秘密はこれだけじゃなさそうだし。

次の朝、家を出た詠一郎は会社に行く前に操の家を訪れる。
「詠一郎さんいらっしゃい。 やっぱり来てくれたんだ」。 やっぱりって何だ、やっぱりって。 なんで来ると思ってたんだよ。 もう詠一郎はすっかり自分の虜だとでも言いたいのか。
そして、家にあがった詠一郎は自分の食事が用意されていることに驚く。
詠一郎の心の声「この女、超能力者か」。 いや、きっとこの女は前回詠一郎の家に行った時、どこかに監視カメラを仕掛けたに違いない。 それで詠一郎の思い悩む姿を見てほくそ笑んでるのだ。 とりあえず家に帰ったらアヤしいところを探してみろ。
お茶碗を持ってニコニコしながら御飯をつぎに行く操。
「夫婦茶碗。 言っときますけど、死んだ亭主の物じゃないですから」。 それが死んだ亭主の物だった方が、どれだけ気がラクか。 なんでそんなもん買ってんだよ。
「なんかこうしてると夫婦の朝ってかんじ」。 何言ってんだ。 どれもこれも、全部オマエの演出だろうが。 自分で場面を作っといて、雰囲気に浸ってんじゃねぇよ。
そしてとどめの一言。
「これからも、仕事行く前は寄ってよね」。 こんな所に、毎朝来れるかバカ野郎。 めちゃめちゃずうずうしい事を、まるで当然であるかのようにサラっとぬかしてんじゃねえ。 あー、この女やっぱりムカつく。

そんな操のことが気になる詠一郎。 仕事帰りに操の家に寄る前に耕作に電話。
詠一郎「これから国境を越えます」。 国境なんてカワイイもんじゃない。 オマエが行こうとしているところは、吸血鬼の住む館に近い。
耕作「天地操は魔性の女ですよ。 どうなっても知りませんからね」。 耕作にも操がいい女に見えるのか? このドラマに出てくる男性陣はみんなどうかしている。
詠一郎の心の声「水曜日の夜、男は獣になる」。 何言ってんだ詠一郎。
オマエは毎日、盛りのついた獣じゃねぇか。 ずっと操のこと考えてるクセに。

操の家に行ったはいいが、操は留守。 ガックリした詠一郎は家に帰るが、操は詠一郎の家に来ていた。  帰りに詠一郎に家まで送られる操。
「寂しいの。 寂しくて凍えそう」。 じゃあ、そのまま凍え死ね。 誰も止めないから。  外はこれからもっと寒くなる。 凍死できる環境はそのうち整うだろう。
しかし、そんな操のモーションにダマされた詠一郎はついにキスをしてしまう。
なんか、アッサリ落ちたな。 詠一郎もこんなわざとらしいシチュエーションに負けんなよ。

次の日の朝もしっかり操の家に行く詠一郎。 しかし、あいの弟の明洋(谷原章介)にその現場を目撃されてしまう。
明洋「お兄さん、これどういうこと?」。 たぶん、キミの想像してる通りのことだ。
オマエからも詠一郎を説得してくれないか。 こんな女のどこがいいんだ って。


2001.10.10(水) 第1回

自称愛妻家の敏腕編集者詠一郎(本木雅弘)は、妻のあい(天海祐希)と幸せな生活を送っていた。
本木雅弘、まくしたてる早口とメリハリのある演技はさすがだ。 特に言うことはない。
同じ日の同じ時間、ちょうど裏でやっていた「はぐれ刑事情熱系」 で布川敏和が前科者のチョイ役をやっていたのとはえらい違いだ。 どこでこんなに差がついてしまったのだろう。
詠一郎「1ヶ月前に時間を戻せたらな」。 たった1ヶ月でいいのか? 最初から人生をやり直したい人間なんて腐るほどいるのに。 それほど悔いのない人生を送ってきたということか。 うらやましい。

詠一郎の妻でありながらキャリアウーマンのあい。
天海祐希はキャリアウーマンという役がよく似合う。 やはり前クール「ファイティングガール」 での小さな町工場での、冴えない従業員役には無理があったのだ。
ただ、今回とてもハマっているように見えるのは天海祐希が主役ではないから。
主役より一歩引いたポジション。  今の天海祐希にはそれくらいの役の方がふさわしい。
あい「ねぇ、今日仕込もっか。 愛されたいなぁ、今」。 どうやらドラマ中盤あたりで、子供ができてしまう展開らしい。 まあ、ドロドロドラマに妊娠はつきものさ。

詠一郎が目をつけた新人作家、耕作(原田泰造)。
原田、前回は編集者の役だったのに今度は作家か? めちゃめちゃセンスなさそうなんだけど。 あ、田舎者の雰囲気は良く出てるよ。
耕作「俺のどこが恋愛小説に向いていると思ったんですか?」。 誰がそんな事言ったんだ。 きっと聞き間違えたんだろう。 あんな詠一郎のサギ師まがいの口車に乗せられんなよ。 キミはキミの道を行け。

あいの親友で突如未亡人になってしまった操(石田ひかり)。
石田ひかりかぁ。 どうも私は彼女を好きにはなれないんだよな。
で、本木と石田ひかりは不倫関係になってしまうわけ? 天海祐希の方が絶対いい女じゃん。  何トチ狂ってんだ本木。 というのは、あくまでも私の意見。
「あたし、好きになっちゃいけない人好きになっちゃった?」。 そんなことは勝手に心の中で思え。 わざわざ口にするところがムカつくんだよ。 コイツ、自分に魅力があるって勘違いしてるんじゃないか?  こんな女はずっと鹿児島にいてくれてもよかったのに。

初回はうまくまとまっていたんじゃないかな。 何気ないシーンにも効果的に流れる音楽に、これからの展開をつい期待してしまう。
それでもこのドラマに一抹の不安を抱いてしまうのは、私は野沢尚を信用していないからだ。  「眠れる森」 や「氷の世界」 で裏切られた事を、まだ忘れたわけじゃない。



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