世界で一番熱い夏




2001.9.14(金) 最終回

東城(小野武彦)に自首をすすめた大輔(岸谷五郎)だったが、ついに警察に捕まる。
面会に来た来未子(和久井映見)に大輔。
大輔「こんな勝手なマネしてすまない」。 ん? 東城に会って捕まったことを謝ってるのか?
今まで、犯罪を含めていろんなことをやってきたのに、捕まったくらいで謝るのはおかしいぞ。  今まで迷惑かけてきた事を謝るのならまだわかるが。

東城、総裁選に当選。 美央(岡あゆみ)の病室にやってくる。
東城「いい知らせがあるんだ。 アメリカで移植手術が受けられる事になったぞ」
なんだ。 東城は美央が生きてるうちに総理大臣になるのが目的じゃなくて、やっぱりお金が必要だったのね。 これで東城が総理大臣にこだわってた理由を少し納得したよ。
大輔の美央宛ての手紙を読んだ東城、大輔に面会に。
東城「美央に移植手術が必要だと知った時、最初にお前に相談していたら、こんな事にはならなかった」
ならなかっただろうね。 でも、たとえ大輔に相談していたとしても、大輔では何の力にもなれなかったと思うぞ。 手術費用なんて用意できるわけないし。
そんな東城に、昔と変わらない東城の姿を見た大輔。
大輔「俺が刑務所を出たとき幸せな社会が作れてなかったら、その時は本気で怒りますからね」。  前々回までは本気で怒ってたじゃん。 というツッコミはなし。
ここは大輔の人間の大きさを感じるシーンだ。 って、しっかりツッコんでるけど。

そのセリフに、ついに東城氷解。 東城の自首で釈放された大輔は就任会見場へ。 東城が自首したと聞いて呆然とする涼子(原沙知絵)。
涼子「よくも何もかもめちゃくちゃにしてくれたわね。」。 大輔の家族をめちゃくちゃにした張本人に、そんなセリフを吐く資格はない。
涼子「あなたはいつも幸せそうだった。 あなたが憎かった。 私はいつも一人で戦ってきたのに」。  なるほど、みんなに囲まれて幸せそうな大輔に嫉妬したのね。 それで大輔を標的にしたわけか。
ったく、正木(山下真司)め。 何が女が男を憎むのは愛情の裏返しだ。
全然違うじゃねぇか。 ワケわからんこと言って混乱させんなよ。
警察に連行される涼子を引き止める大輔。
大輔「一人なんかじゃない。 みんな同志だったじゃないか」。 カッコいいねぇ、大輔。 昨日まで涼子は、東城に並ぶ大輔の最大の敵だったのに、こんなに優しい言葉をかけられるんだ。  でも、わざわざ抱きしめる必要はないと思うぞ。 ほとんどセクハラ。

晴れて自由の身になった大輔、新宿のホームレス達のところへ。 ホームレス達は社会に復帰し、新しい生活への一歩を踏み出そうとしていた。
まあ、妥当な展開だろう。 ホームレス達がまた新宿に戻っちゃうんじゃあ、何の未来も進歩もないからね。
今回の最終回、私は泣けるシーンはないと思ってた。 今まではヤブさん(田中邦衛)やタカシ(風間俊介)などのホームレス達との関係の中で何回か泣かされた事はあったけど、最終回は本当に大輔の無実が認められるかどうかがメインになる回だと思ったから。
しかし、ホームレス達と大輔との別れのシーン、大輔の胸ぐらを掴むタカシ。
タカシ「俺忘れないから。 大輔さんのこと絶対に忘れないから」。 と泣きじゃくる。
そんなタカシにやられたよ。 思いっきりもらい泣きしてしまった。 泣くなタカシ。 大輔の家は知ってるんだから、会おうと思えばいつだって会うことは出来るだろ。 まあ、そんな問題じゃないとは思うが。

最後に家に帰ってきた大輔。 来未子とちえみ(仲根紗央莉)がお出迎え。
大輔「これからは、ずっと3人一緒だ。 ずっと一緒だからな」。 めでたしめでたし。
やはり最終回は東城の自首で終わったね。 まあ、ハッピーエンドには違いないからそれでもいいのか。 ただ、こういう結末を用意していたのなら、前回の最後の大輔と東城のシーン、
大輔「俺は先生を信じようと思う。 先生、自首して下さい」
このセリフは今回の頭に持ってきた方がよかったんじゃないかなぁ。 まだ東城が自首する展開を少しは隠せたかもしれない。

それなりに楽しめたドラマではあったけども、ちょっと粗さが目立ったか。 企画自体は面白いところに目をつけたと思うんだけど。
ところで、美央は結局どうなったんだっけ? 心臓移植は受けられなくなったんだよね? 東城が捕まっちゃったから。  彼女のこれからのシーン、どこか見逃したかな?


2001.9.7(金) 第9回

銃撃にあった大輔(岸谷五郎)は、正木(山下真司)の知り合いの医者の処置により、一命を取りとめた。
急いで来未子(和久井映見)とちえみ(仲根紗央莉)を呼びに行く正木。
正木「大輔が撃たれた。 早く乗ってくれ」。 ってオマエ、家の門を豪快にぶち壊すなよ。  どうせ警察に追われることになるんだから、普通に来未子達を連れ出せばいいんじゃないのか。 まったく、山下真司はいちいちやる事が派手だ。

なんとか一命をとりとめた大輔。 マッポ(柳沢慎吾)は大輔のベッドに寄りかかる。
マッポ「俺よぉ、あんたにもしもの事があったら死んでお詫びするしかねぇと思ってよ」
いや、今からでも遅くないから、死んでお詫びをしてくれ。
私はまだオマエを許したわけじゃない。 というか、もう許すことはないだろうけど。
その頃正木は証拠のディスクを警察へ持っていくが、没収されてしまう。
正木「警察にも圧力がかかってるぞ、大輔」。 って、なんでオマエはすごすごと、しかも酔っ払って帰ってくるんだよ。 コイツ、そのうち絶対飲酒運転で捕まるぞ。
年がら年中、酒を持ち歩いてるもんな。 このアル中め。 しかも使えない。

東城(小野武彦)の事務所に一人乗り込んでいく来未子。 東城を説得するも、やはりダメ。
東城「来未子さん、罪を犯したのは神くんなんだ」。 まあ、いけしゃあしゃあと。
そこに居合わせた東城の娘・美央(岡あゆみ)に涼子(原沙知絵)が一言。
涼子「犯罪者の家族の言うことなんて、いちいち気にしなくていいんですよ」
オマエが言うな。 それに、来未子の前で犯罪者犯罪者言うなよ。 いらん事には気が回るくせに、いちいちデリカシーに欠けるヤツだ。
しかし、なかなか事務所を立ち去ろうとしない来未子に共感を受けた事務所の人達が、神の元におしかける。
杉本(だれ?)「何でも言って下さい。 証拠でも何でも探してきますから」
じゃあ、今すぐ東城を内部告発してくれ。 何でもするんだろう? 証拠のディスクはここにある。

今回はやたらと大輔達の隠れ家にお客さんが多い。 今度はタカシ(風間俊介)が美央を連れてくる。
美央「パパはきっと私のためにやったんだと思う。 私が生きてるうちに総理大臣になれるチャンスは、きっともうないから」
あぁ、そうですかい。 あの東城にもヒューマンドラマ有りってわけだ。
ふざけんな。 そのせいで、大輔がどれだけ大変な思いをしてると思ってるんだ。 そんな事情を聞かされたところで、東城が犯した罪は許せるものではない。 しかし大輔、
大輔「俺は大きな間違いを犯すところだったかもしれない」。 って、しっかり情に流されてんのかよ。 オマエがやってきた事に、大きな間違いなんてどこにもない。 細かい犯罪は数知れずやってきたけど。

東城に会うセッティングをしてもらった大輔、再び東城と対面。
大輔「俺は先生を信じようと思う。 先生、自首して下さい」。 よかったよ。 自分から罪をかぶるとか言い出さなくて。 しかしこんな男、信じるには値しない男だぞ。
その大輔の申し出を、東城は当然のごとくアッサリ拒否。
東城「もう俺一人の問題じゃないんだよ。 お前みたいに綺麗事だけではすまない事がある」。  はいはい。 弁解や言い逃れは見苦しいだけだ。 とっとと警察行け。

次回はついに最終回なんだな。
こうなると、もうハッピーエンドになるには東城の自首しか手が残ってない気がするんだが。
いい意味で、裏切りを期待している。


2001.8.31(金) 第8回

ホームレス達が大輔(岸谷五郎)の乗った護送車を襲う。 大輔は無事脱走成功。
大輔が逃げる時、ホームレス達が人のゲートを作っていたが、オマエらそんな事してる場合じゃないだろ。  とっとと逃げろよ。 警察はすぐそこまで迫ってんじゃねぇか。
まともに逃げてたのは大輔とタカシ(風間俊介)だけ。 そんな無駄な演出はいらん。

大輔が逃亡したことはニュースで報道され、再び来未子(和久井映見)の元には刑事が張りこむ。
刑事「よくそこまで警察の事を愚弄できますね」。 だって、オマエらバカだもん。
今回だって、マッポ(柳沢慎吾)が来未子の所に、いかにも自分はホームレスって格好で会いに来てるのに、思いっきりスルーだし。 君達ちゃんと仕事してるの?

ホームレスの隠れ家に着いた大輔。 手錠も無事外されホームレス達の温かい祝福を受ける。 そこに現れたマッポ、
マッポ「悪かった。 俺どうかしてたよ、あんたを売るなんて」。 今更そんな土下座されても遅い。  しかし柳沢慎吾は、土下座姿もよく似合うな。
そして、涼子(原沙知絵)に貰った小切手を目の前で破るマッポ。
あーあ、もったいない。 これからの大輔の行動のためにとっておけばいいのに。 しかし、そんなことではダマされないぞマッポ。  オマエにはまだ、前金で貰った100万が残っているはずだ。 それを差し出せば許してやる。

再び山川(モロ師岡)に会おうとした大輔は、正木(山下真司)の元へ。 そこに涼子が現れる。
涼子「山川さんが自殺したわ。 ついさっき、自宅で首をつったらしいの」
オマエが消したんだろうが。 何涼しい顔して語ってやがる。
しかし、涼子が帰った後大輔を責める正木。
正木「お前が逃げた事が、山川の気持ちを追い詰めたんじゃないのか?」。 あれ? 山川は本当に自分から死んじゃったの? でも正木は、ココは大輔を責める場面ではない。 お前が味方になってやらないと、誰が大輔を助けてやれるのだ。

山川が死んで呆然とする大輔のところへ、正木が手紙を持ってくる。
正木「手がかりならある。 お前宛の山川の遺書だ」。 って正木、なんで大輔が隠れているこの場所を知っている。 さっき会った時はそんな事、一言も話さなかったじゃないか。
しかもその手紙が、まるで自分の手柄のように現れるところが許せない。 自分が救世主か何かだと勘違いしてるんじゃないのか? コイツはとりあえず味方と思っていいんだろうが、何か信頼し難い部分があるよ。

まあそんな細かいことはどうでもいいや。(じゃあ、書くなって) で、肝心の山川の遺書。
「以前榎本さんにディスクを渡した事があります。 オレンジ色のディスクです」
オレンジ色のディスクなんて腐るほどあるわ。 それもこの手紙には、そのディスクがCDなのかフロッピーなのかも書いていない。 もしかしたらMOかもしれない。 もっと正確にどんなディスクを渡したのかを書いてくれ。
「パスワードはユダです」。 バカ者。 パスワードをカタカナで書くな。
普通パスワードというものはアルファベット、物によれば大文字小文字の区別まであるのだ。
事実、大輔達はパスワードで苦労してたしね。 ったく、いまいち使えない遺書だな。

そのディスクを探しに、大輔達は東城(小野武彦)の事務所にしのび込む。
ようやくディスクを探しだした大輔達の前に、涼子登場。
涼子「あなたの友達を不幸にしたくなかったら、そのディスク返しなさい。 今日は見逃してあげるわ」。  って、オマエ一体何様のつもり? 今の状況をよく考えろ。 女1人に男4人だぞ。 普通に考えてオマエが止められる人数ではない。 しかも、そのセリフを吐く前にしっかり警察呼んでやがるし。 とんだ女狐だな。

逃亡の最中、銃で撃たれる大輔。
よかったよ、立場がその逆じゃなくて。 警官を撃ってたら、大輔は本当に犯罪者になっちゃうもんね。
しかしその手負いの大輔をまたしても簡単に逃がしてしまうとは、相変わらずここの警察はエラそうなだけで全然役に立たないな。
それじゃあ普通の警察と・・・ って、これ以上は書くのやめとこう。


2001.8.24(金) 第7回

東城(小野武彦)を糾弾する大輔(岸谷五郎)の告白が新聞に掲載された。
どうやら新聞に載ったのは正木(山下真司)の協力があったかららしい。 それならそれで、贈収賄疑惑のかかっている大輔と 通じているということで、正木が警察にしょっぴかれることはないのか。  やはりあの記事掲載には納得がいかない。
来未子(和久井映見)と電話で連絡をとる大輔。
大輔「お前もちえみももう大丈夫だ。 安心してくれ」。  いや、新聞に載ったからといって、無実が証明されたわけじゃない。 その電話はちょっと浮かれすぎ。

ここにいてはみんなに迷惑がかかると、新宿公園のホームレスの住居を出ていこうとする大輔。  しかしみんなの制止にあう。
マッポ(柳沢慎吾)「おい、ちょっとよぉカッコつけすぎじゃねえか。 神は俺らで守るからよ、出ていけるヤツは出ていけばいいんだ」。 と、脇からしゃしゃり出てくるマッポ。
オマエが一番カッコつけすぎなんだよ。 たいした事もできないクセに威勢だけはいいのが柳沢慎吾の 専売特許だと言ってしまえばそれまでだが。

ホームレスの住居におしかけてくる警官達に、ホームレス達は大慌て。
もちろん大輔もその中の一人だったが、その時正木から電話。
正木「大輔か。 山川の居場所がわかった」。 いや、こっちは今それどころじゃないんだよ。 そこに行く以前に、警官どもから逃げ切れるかどうかの瀬戸際だ。
用意周到に警官の制服に着替えた大輔。 その制服、どうやって用意したんだなんていうくだらないツッコミは、本当は入れたくないんだが。
しかし、山下真司の「だいすけ」 のセリフには、やはり懐かしいものを感じる。

無事正木と合流した大輔。 そこから山川(モロ師岡)の張り込みに入る。
大輔と一緒に張り込みをしているタカシ(風間俊介)、
タカシ「俺もヤブさん助けられなかった分、大輔さんを助けたい」
タカシはいつから、こんなに大輔にベッタリになったんだ? それに、急に優しくなってしまったかんじだ。 ちょっと前まではバリバリ反抗してた気がするのに。 「大輔さん」 という呼び方にも少し違和感があるよ。

山川が外に出てきて、大輔は山川との接触に成功。 そして説得する。
大輔「家族のためって言ったよな。 でもそれが本当に家族のためだと思ってるのか」
今更そんな人情話したって、それで落ちるようなら前回とっくに落ちてるんじゃないのか。 しかしそれで心を動かされた山川、
山川「今度うちから必ず連絡するから、待っててくれないか」。 簡単に落ちすぎ。
しかも新宿で待ってろって、今朝警官に踏み込まれたあの場所に戻れとでも言うのか。 無茶言うな。

マッポに山川からの伝言だと渡された手紙を見て、待ち合わせ場所に来た大輔。 しかしそこに待ち構えていたのは警官達だった。
大輔、警察に捕まっちゃったよ。 まさかこんな光景を見ることになるとは思わなかった。
裏切った事がバレてタカシにボコボコにされたマッポ。
マッポ「金に目が眩んだんだよ。 これでやり直すんだ、バラ色の人生ってやつをよ」
たった一千万そこらでバラ色の人生など掴めるものか。 ったく、見た目通りの安っぽい行動しやがって。
マッポ「俺、怖かったんだよ。 取り残されたくなかったんだよ」。 たとえどれだけ泣き叫んだとしても、 貴様には弁解の余地すらない。
とりあえず誰か、マッポの握っている小切手を取り上げろ。 コイツには、そのダメージの方が大きいに違いない。

大輔救出に向かったタカシ。 後ろに大勢のホームレス達を引き連れて。
タカシすげぇ。 いつの間にホームレス達のボスにのし上がったんだ。
しかしこのホームレス達の大行進、さすがに2度目ともなるともう衝撃的ではない。
むしろ、このシーンはもう使わない方がよかったのではないか。  前回はかなりビックリしたけど、こういう大掛かりなシーンはあまり連発するとありがたみがなくなる。


2001.8.17(金) 第6回

無実を証明するため、山川(モロ師岡)に証言してほしい大輔(岸谷五郎)は、山川に会いに行く。  だが、そこで待っていたのは涼子(原沙知絵)だった。
涼子「家族を愛しているなら、自殺しなさい」。 おそろしい要求をしてくるな。
しかし、大輔の周りを取り囲んでいる男達は、警察じゃなくてみんな涼子の連れだったのね。  自殺をすすめるより、そのまま警察に突き出した方がいいんじゃないか?  その方が大輔も自由に動けなくなるだろうに。 やはりコイツ、どこかヌケてる。

翌日、ホームレス達の住居がいきなり取り壊される。
大輔の携帯に電話する涼子。
涼子「死ぬ決心はついた? ほんの挨拶変わりよ」。 脅し方もハンパじゃない。  しかし、しっかりヤブさんの家だけは無事残っているあたりはやはりツメが甘い。  どうせやるなら、全部壊せよ。 その方が大輔はより絶望感にかられるはずだ。

山川との接触を依然諦めていない大輔。 ネットで、山川は娘の誕生日は必ず家族と過ごしていた事を知る。
大輔「8月5日・・・ 明日だ」。 明日なのかよ。
偶然もここまでくれば、もう飽きれるしかない。 チャンスがいきなり 明日に組まれてしまうあたりはもう、作りが雑としか言いようがない。 こんなとんでもない偶然に頼ってたらドラマの質が落ちるぞ。  これはせめて前回あたりに、一週間後くらいのイベントとして出しておいたほうがよかったのでは。

東城(小野武彦)の事務所を訪れた正木(山下真司)、涼子とのシーン。
あまりに大輔の行動にこだわる涼子に、正木まさかのセリフ。
正木「女が男を憎む理由はたった1つだ。 愛情の裏返しだ」
え、涼子って大輔の事が好きだったの? なんか気持ち悪い。  まあ、これは涼子があんなキャラだからね。
しかし、これは予想外だな。 そのうち涼子が大輔に何か手助けをするシーンが出てくるかも。

大輔をハメた正木、今度は来未子(和久井映見)に接触する。
正木「替え玉殺人の容疑、はらしたいと思いませんか」
あれ、コイツは一体何がやりたいんだっけ? これをネタにまた一儲けしようかと思わせるセリフは吐いてたが、 大輔にせめてもの償いのつもりで来未子にアヤしいヤツを教えたのか?
来未子の異常な行動についに重い腰をあげた警察。 死んだ人間が来未子が通い続けていた家の人間だと知る。
西沢(相島一之)「ま、ご主人が殺した事に変わりはありませんけどね」。  と言った矢先に来未子が遺書発見。 できれば、その時の西沢の表情を映してほしかった。
きっと、どこにも出せないような表情をしていただろうに。

そろそろ死ぬしか道がなくなったかに思われた大輔だが、そこに来未子とちえみ(仲根紗央莉)が駆けつける。
ちえみ「パパ〜」。 って、オマエらどうやって大輔の居場所を知ったんだ。
いや、そんな事よりも、あれだけ来未子を執拗にマークしていた警察はどうしたんだ?
この警察、ザルにも程がある。 この肝心な時に来未子をフリーにしてどうするよ。
逆に言えば、大輔と来未子達はこんなところで再会しない方がよかった。 再会シーンは最終回まで取っておいた方がよかった のではないか。

大輔の替え玉殺人の容疑がはれた朝刊を見て、途方に暮れる涼子と東城。 そこに、なんと大輔登場。
大輔「今日の夕刊には、もっと面白いものが乗るぞ」。 と東城と涼子の黒い関係が掲載された夕刊の原版(?)を持ってくる。
ん? 夕刊誌に大輔が全部暴露したのか? そんな手があるなら早く使えよ。
替え玉殺人の容疑がはれたから出来たのかなぁ? でも、それでもまだ大輔は贈収賄疑惑がかけられている犯罪者のはず。  うーん、なんでこんな芸当が出来たのか、よくわからん。
とにかく今回、このドラマの評価は急降下。 これからが少し心配だ。


2001.8.3(金) 第5回

ヤブさん(田中邦衛)と最後の別れを望むたくさんのホームレスたちがヤブさんの告別式に訪れる。
来未子(和久井映見)とちえみ(仲根紗央莉)もその告別式に来たとき、原さん(古手川祐子)が大輔(岸谷五郎)からの手紙を渡す。
原さん「神さん、元気だから」。 ってそれはいいけど、来未子には警察がはりついてんじゃないのかよ。  そんな来未子に接触したら、原さんは後をつけられて大輔の居場所がわかっちゃうじゃん。
と思ったら、警察は原さんをスルー。 コイツら、何のために来未子にはりついてんの?  二人いるんだから、一人は原さんを追えばいいじゃん。

そのホームレスの行列の中から大輔を見つけたのは、フリーライターの正木(山下真司)。
大輔の写真を撮り、東城(小野武彦)の元へ。
正木「買いとっていただきたいと思いましてね」。 と並みいるガードマンを振り払いながら 東城の部屋に入ってくる山下真司、相変わらずな筋肉バカぶりだ。
しかし、なんでいきなり出てきたコイツが大輔の居場所を知ってるわけよ? 今まで追いかけてる素振りさえなかったじゃないか。
そしていきなり大輔を訪問してくる正木。
正木「山川に会いたいだろう。 会わせてやってもいいぞ」。 大輔にまったく交換条件などを出してこない 正木。 コイツ、全然信用できないんだが。

原さん、ついにタカシ(風間俊介)に自分が母親だと告白。
原さん「母親は私なの」(たぶんこんなセリフ)。 原さん、告白が唐突すぎ。
その前に大輔にその事で相談しようとしてたじゃん。 もうちょっとよく考えて、タイミングを計ってから言った方がよかったんじゃないか。
タカシは当然爆発。 タカシのこういうシーン、毎回見てるような気がするよ。
最後は無事戻ってきたタカシ。 原さん手作りの寝巻きを着て、
タカシ「ありがとう」。 は今回の最大の泣かせポイント。
ええもう、しっかりヤラれました。 原さんにもらい泣き。

再び大輔を呼び出した正木。
そっか、大輔が正木を先輩と呼んでたのは、学生時代のラグビー部の先輩だったからなのね。  最初は何の先輩だったのか全然わからなかったよ。
しかし、山下真司がラグビー場でたたずんでいると、何かを狙っているとしか思えないシーンなんだが。
今にも、どこかから「スクールウォーズ」 の主題歌が流れてきそうだったよ。


2001.7.27(金) 第4回

街頭演説をする東城(小野武彦)の前に姿を現した大輔(岸谷五郎)。
大輔「全国に向かって叫ぶぞ。 俺は東城にハメられた ってね」
なるほど、こんな危険な場所にわざわざ来たんだから、それなりの策は持ってたのね。
ちゃんと涼子(原沙知絵)が近くまで来てくれてよかったね。
そんな脅しを使う前に、問答無用で取り押さえられててもおかしくない状況だったのに。

無事東城への手紙を渡すことに成功した大輔は、東城と会う。
原さん(古手川祐子)の手紙「そこから見える赤い旗が立っている家」 とか、東城がそこにいった途端に大勢のホームレスに囲まれたりそこからタクシーを用意していたりなど、確かに仕掛けは凝っていた。  でも、ここまでやってしまうと、もう大輔はここに住んでいると言っているようなもんだぞ。
後日、しっかり調べられてたね。 ヤツらもそれほどバカじゃないらしい。
で、ようやく東城と二人きりになれた大輔。
大輔「どうして俺をハメたんだ。 どうして俺だったんだ」
東城「運が悪かったんだよ」。 ボキャブラリーが貧困なヤツだ。
お前、大輔と会う間に時間があっただろ。 どうせ聞かれる質問なんだから、もっと気の効いた返事くらい考えとけ。  ひょっとしたら、それで大輔の心を変えられるかもしれないだろ。

涼子は来未子(和久井映見)のいない間にちゃっかり家に上がりこみ、ちえみ(仲根紗央莉)から情報を聞き出そうとする。
涼子「お留守中にお邪魔してすみません」。 コイツ、留守を狙って来たんじゃないのか。
そして大輔の情報をちらっと漏らす涼子。
涼子「ひょっとして、ホームレスにでもなってるんじゃないかしら」。 なんでオマエはこんな話題なのに、 笑顔がとっても爽やかなんだ。 おかげで、話すこと全てがウソくさく感じる。
やっぱりこの女も登場と一緒に地獄に落ちてもらわないといけないな。

一方、ヤブさん(田中邦衛)は娘が見つかったとの報告を受ける。
あれ、ヤブさんの娘って消息がわからなかったんだっけ? 今までの大輔との会話でそれに触れたシーンがあったかな?
ヤブさんをダマして病院まで連れてきた大輔とマッポ(柳沢慎吾)。
娘さんは、もしかして川越美和か? まだ芸能界にいたんだな。 すんごい久しぶりに見る気がする。  次回予告でちらっと顔を見せた山下真司を見て、駄作「スクールウォーズ2」 を思い出しちゃったよ。
で、久しぶりご対面のヤブさん親子。
ヤブさん「金だ。 金をたかりに来たんだ」。 普通の人が言えばとんでもないヤツだが、 ここでも田中邦衛は本領発揮だ。 明らかに本心でない事がわかる。 カッコいいぞ。
しかし、ホームレス達の住居に捜査が入った時に一番に報告に来たり、大輔がケガして病院に運ばれたとウソをついた時に ヤブさんを呼びに来る柳沢慎吾の姿は妙にしっくりきていた。  さすが、日本一パシリの似合う男だと再認識したよ。

涼子の言葉が気にかかり、一人で新宿中央公園まで来たちえみ。
道路を飛び出したところでバイクが向かってきて、ヤブさんが身代わりにひかれてしまう。
なるほど、ようやく田中邦衛が特別出演だった意味を理解した。
「合い言葉は勇気」 でも田中邦衛は全く同じ扱いだったんだよ。 それで、そのうち死んでしまうんじゃないかと思ってたら、 やはりこういう展開だったか。
しかしそれでも、ヤブさんの最期のシーンは号泣だったよ。 いやぁ、久しぶりによく泣いた。
来週出てくる山下真司はヤブさんの後釜的なキャスティングなのかな?
もしそうだとしたら、山下真司にはかなり荷が重い。

ところでさ、よくわからなかったんだけど、ヤブさんをひいたバイクは思いっきりひき逃げしやがったんじゃないか?
もし見つかったら、今度はコイツがホームレス達に殺されそうだ。
ヤブさんは、自爆であれだけの大怪我をしたんじゃないよねぇ?


2001.7.20(金) 第3回

川原で来未子(和久井映見)とちえみ(仲根紗央莉)に会えた大輔(岸谷五郎)だが、警察に追われる身となってしまい、 ヤブさん(田中邦衛)たちと暮らすことに。
大輔が生きていることを知った東城(小野武彦)。
東城「神のやつ、まさか私を・・・」。 って、前回は死ななくてもよかったのにと一瞬は神のことを心配したのに、 今度は一転して自分の身を心配。
なかなか地獄に堕ちるにふさわしいオッサンだ
涼子(原沙知絵)「総裁選が近づいています。 一刻も早く捕まってもらわないと」。  ついでにこの女もどうにかならないか。
今度は替え玉殺人の容疑をかけられた大輔はニヒルに笑う。 もう笑うしかない状況なだけに、なかなかリアルだ。

ヤブさんとゴミ拾いしながら生計をたてることになった大輔。
なかなかきつそうな仕事だな。 大輔とメシを一緒に食うヤブさん。
ヤブさん「意外とよ、幸せってのはこんなとこにあるんだよな」。  なんでヤブさんのセリフは毎回こんなに重みがあるのか。 これこそが田中邦衛の真骨頂なのだろう。
一瞬でも、ホームレスの生活も悪くないかな と思ってしまう自分が悔しい。
絶対イヤだけどね。 特にこの夏場は。
しかしヤブさん。 再び帰ってきた大輔を一緒に住まわせようとしたときのみんなの反応に、
ヤブさん「なんかあったら、俺が責任をとる」。 って、どう責任を取るつもりなんだろう?
ヤブさんは捕まるだけでいいかもしれないが、ここのホームレス達は住む場所がなくなるんだぞ。  まさかその先の住居の世話までしてくれるわけじゃないだろう。
みんな、何気にヤブさんの威圧感にダマされている。

大輔が新宿中央公園にいるんじゃないかと思った来未子は、警官を振り払って公園に来る。
それを影から見守る大輔とヤブさん。 そしてそこに涼子登場。
涼子「行きましょう。 警察がはってますから」。 視線の先には来未子が振り払ったはずの警官達。
おいおい、その距離から来未子を見張ってるのなら、すぐ後ろで来未子を見守っている大輔にも気づくだろ。  コイツら一体何を見張ってるんだ? まさか和久井ちゃんに見とれてるわけじゃないだろうな。

日記を書けない大輔を見かねたヤブさんは、神邸を訪問。
ヤブさん、その白いスーツはかなりセンスが良くない。 どこから見てもペテン師だ。  しかし、あの小屋によくそんなスーツがあったな。 貸し衣装か?
大輔の今の状態を知らせるヤブさん。 ちえみちゃんを見つめる笑顔もいい。
しかし、食事をごちそうになって(それも下品に)来未子の分までたいらげてしまうのはどうか。
私が来未子の立場だったら、こんなヤツと一緒に暮らしてて本当に大輔は大丈夫なんだろうか? と逆に心配してしまう。
後におみやげをたくさん持って帰ってきたヤブさんに感謝する大輔だが、これも大輔の反応が気になった。  私なら、勝手に会いに行ったヤブさんを怒ると思うんだが。

そんな中、総裁選出馬でニュースになっている東城を見た大輔は、街頭演説をする東城の前に現れる。
大輔、ようやく自分がするべき事に気がついたようだね。 あんなところに顔見せにだけ現れて、ガードマンにはがいじめにされたら どうするつもりだ と思わなくもないが。
しかし小野武彦、大勢の観衆に後ろのビジョンまでアップで映ってたな。
ちゃんと堪能できたか? 今後2度とない大舞台だぞ。


2001.7.13(金) 第2回

自分の葬儀を見て行き場をなくした大輔(岸谷五郎)は、ヤブさん(田中邦衛)を訪れる。
大輔「どこにも行くとこがないんだ。 ここしか思いつかなかった」。  ここだけでも思いつくところがあってよかったじゃん。
最初は大輔の姿を見てビビったヤブさんも、大輔を応援。
ヤブさん「運が悪いんだ。 諦めりゃ済むことだ」。 簡単に言うんじゃねえよ。
しかし、田中邦衛が言うとこのとんでもないセリフも重みがあるから不思議だ。
いい人すぎる田中邦衛、逆にイヤな予感がする。  「合い言葉は勇気」 の時のように、ドラマの中で死んでしまうんじゃないだろうか。

大輔がいなくなった神の家では、来未子(和久井映見)とちえみ(仲根紗央莉)が辛い思いをしている。
悪ぶったところも見せず、のうのうと大輔の家を訪れる涼子(原沙知絵)。
涼子「悲しいことですが、政治の世界にいるとみんな嘘がうまくなるんです」
なるほど、キミを見てればよくわかるよ。 つーか、なんでオマエがココにいる。
大輔が死んだと聞いて、家族が心配で見に来たのか? まったくもって大きなお世話だ。
その時、大輔のメッセージが家に投げ込まれる。 複雑な表情でそのメッセージを見る来未子と涼子。  おいおい、そんな簡単に涼子に見せるなよ。
「何でもありません」 とか言ってすぐに捨てちゃえばよかったのに。 それを見て妙に思った涼子がゴミ箱からその手紙を 取り出すような展開でもよかった。

ずっと公園のベンチに座っている大輔。
せめて昼間は木陰に入れ。  公園で寝ていたシーンを見たときは、早くも日射病か熱中症で倒れたのかと思ったぞ。
しかしコイツ、堂々と公園の目立つところで待ってやがるな。  とても、ホームレス達ですら知っている犯罪者とは思えない。 あまりに危機感がなさすぎだ。

タカシ(風間俊介)がケンカに巻き込まれ、その仲裁に入った大輔は来未子と会う機会を逸してしまう。
やはり、あのメモを見た涼子はこの公園に確かめに来てたのね。
大輔にそのままひっそり生きるよう忠告する涼子。
大輔「脅してるつもりか。 いつからだ。 そんな汚い人間になったのは」
いや、コイツは元からだ。

前回小石投げをした川原で、ついに再会を果たした大輔と来未子。
あら、大輔は死んだはずのまま物語が展開していくんじゃないのね。  でも、あの二人に大輔がちゃんと生きてる事を知ってもらってホッとしたよ。
そしてそこに現れる警察の方々。 だから、なんでそこに警官がいるのよ。
涼子が警察に大輔は本当は生きているとチクったのか? そして警察は、来未子をずっとマークしていたとでもいうのか。  それにしてはお粗末な捕獲作戦だったぞ。
いきなり大声で呼ぶようなマヌケっぷりだから逃げられるんだよ。  それをするなら、ちゃんと周りを囲んでからやれ。

最後に、国民の人気がうなぎ上りの東城(小野武彦)。
東城「何も死ぬことはなかったんだ」。  このオッサン、なんてお気楽で他人事のようなセリフを吐いてくれるんでしょう。  大輔がどれだけ苦しんだと思ってるんだ。
コイツには上り詰めるところまで上り詰めてほしいな。 それも、じっくりとだ。
そしてそこから、一気に転げ落ちる。 いやぁ、想像するだけでもワクワクするね。


2001.7.6(金) 第1回

大物代議士・東城(小野武彦)の第一秘書である大輔(岸谷五郎)は、東城のクリーンな人間性にほれ込み、献身的に仕えていた。
岸谷五郎、和久井映見に関しては今更何も言う気はない。 二人とも好きな俳優さんだし、このコンビには実績があり、 安定感がある。 いいキャスティングじゃないかな。
来未子(和久井映見)とのキスシーンの後の岸谷の飛び跳ねるパフォーマンスは何かのドラマの ネタを使い回している気がしたが。 「神様のいたずら」 だったかな?

しかしある日、東城に汚職疑惑が浮上。 ショックを受けている大輔に、東城は自分の罪を被せてしまう。
政治の世界というのは恐ろしいところだな。 「ラブレボリューション」 でも似たようなことをしていたし、実際にありそうな話だけに余計 怖い。
きっと大輔の真っ直ぐな性格が災いして、ターゲットにされてしまったんだろう。
まあ、小野武彦を信じているという時点で間違っていたんだよ。
見ろ。 あのうさんくさい笑顔を。 今までこのオッサンに、ドラマの中で何人の人がダマされてきたことか。

キャストを見る限り、最初は家族物の暖かいドラマなのかと思ったら全く違うらしい。
時折現れる灯台、時間表示、そして歪んだ太陽は、迷作 「QUIZ」 を思い出す。
そういえば同じ枠だな。 製作しているところが同じなのか?
これから波乱万丈の生活に飛び込むと思われる大輔。 なるほど、熱い夏になりそうだ。
このドラマにはあまり期待をかけていなかったんだが、意外なところから出てきた掘り出し物を見つけた気分だ。  これは要チェックだね。

あ、忘れるところだった。
満員電車で耐えているちえみ(仲根紗央莉)を見た大輔は、学校をサボらせて川原で石投げをする。
大輔「下からえぐりこむようにして・・・ 小林です」
この小林をわかる人が視聴者の中にどれだけいるんだろうか? 若い人はまず知らないぞ。  半分いればいい方な気がする。
ちなみに彼、今は我が近鉄バファローズでピッチングコーチやってます。



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