漫画字典(十河版)

2000/11/15 更新2001/02/09

こちらは、マンガのアシスタントを職業としていた者の目から見た、ネット上や
作家さんと読者さんの意識の違いについて思ったことを書き連ねたページです。
あくまでも私、十河都の独断と偏見で構成されています。


 あ行

「アシスタント」

危険人物。余計なことを言う。不審な人も多いと聞く。気をつけたい。

「アンケート」

作家さんの次の作品への布石となるべき重要ハガキ。とにかく出す!

「うわさ話」

業界関係では迷惑がかかる場合がある。気をつけたい。

「絵」

聞かれてもないのに「ここをこうしたら」と言ってはいけない。
自分から聞いてしまっても「ここをこうしたら」と言われると迷いが招じドツボにはまる。

「おしかける」

いきなり作家さんちに現れること。まずキラわれること確か

「おばちゃん」

「マンガって何で描いてるのー、ペンキ?」
「マンガ描いてるの?だからアラレちゃんの格好してるんだー」(どこが?…(TT))
       ぶっちぎりでマトが外れた質問群。かなり笑える。

 か行

  

「肝油」

目の乾燥に非常に効く。

「休刊」

雑誌がこの名目でなくなること。まず復活したためしがない。
返本が多いと1年でこうなる。

「掲示板」

インターネットの掲示板。メンタルな作家さんにはキツイらしい。
作家さんはなんでも言える個人とは違うので慎重に楽しみたい。
ひどくなると閉鎖するところもある。

「掲示板上の
 いたずら書き」

たいてい誰だか分る。

「原稿用紙」

白いのは見たくない。

「考証」

すればするほど読者のつっこみが厳しくなるもの。
マンガ作品であるため、演出でわざと考証を外している場合もある。
あからさまに考証を外している場合は、始めから考証通り進めるつもりがない作品。
だからつっこまないでよろしい。

「コスプレ」

基本カラオケと同じだと思う。
キャラクターの扮装を楽しむし、なりきってもかなわない
 プロ歌手の歌をうたい楽しむし、なりきってもかまわない)

「コミックス」

実はこちらが売れないと雑誌的にも赤字らしい。

「娯楽」

マンガは娯楽。だからといって作成してる人が遊んでいるわけではない。
もっと正確に言うなら「マンガを描いて遊んでいるわけではない」
これを年輩の方は理解してくれない人が多い。

 さ行

「作家と知人、友人になる」

大変嬉しいこと。でもファンという名詞からは
ちょっと外れてくるので、気をつけたい。

「サプリメント」

ヘム鉄、ビタミンBは疲れに効く。

「作画中」

はた目からは普通に作業してるように見えるが、実は頭はフル回転している。
作業中の人を見つめたり、余計に話かけてはいけない。

「雑誌」

重要。雑誌が売れなければ休刊になる。
 アンケートも入らなければ、好きな作品の続きもピンチになる。

「主人公」

物語作品は、主人公や登場人物に感情移入して読む場合がある。
中には作者本人が主人公や登場人物になっている作品もある。
だからと言って読み手が主人公として、他人に認識されたり、
作者が主人公として、他人に容認されるわけではない。
主に同人誌会場、同好の人達の中や、同好の掲示板の中において、
この手のカンチガイ野郎が多い。

「世界は
 滅びている」

マンガ製作中は外界から情報がほぼ立たれた状態になる。
その上同じ場面の背景を延々描き続けていると
「自分達はもう死んでいて同じことをくり返している」のではないか
 という疑問が浮上してくる。(んなわけあるかー。

「専門学校」

生徒は学費を払ってくれる金づる。に、ならないよう気をつけたい。

 た行

「誰々の絵に
 似ている」

褒め言葉ではない。むしろ逆。

「スクリーン
 トーン」

削れないもの。(私だけか…)

「取り寄せ注文」

重要。探している本が見つからない場合、注文するべき。
問屋、出版社に連絡入るので本の動きがよく分る。
たくさん注文が入ればよりよく書店店頭に置いてくれやすくなる。

 な行

「ネーム」

ストーリー構築上重要。 製作中は、はた目から見ると何もしてないようだが、
頭はフル回転している、話かけてはいけない。

「ネタバレ」

基本的にしない方がいい。

 は行

「パクリ」

面白くない。

「パロディー」

面白い。上記とはあきらかに違う。

「評論」

人によって言うことが全然違う。
だが言われた方はかなり悩むことがあるので気をつけたい。
ひとつ思うのは評論だけしてる人と、実際になにかを製作してる人の評論は、
後者のほうが何を伝えたいのかがよく分る。気がする。

「ファン」

大切なお客さん。だからと言って傍若無人な人は困る。

「ファンレター」

作家さんを励ますもの。
作品感想よりも多く自分の日常を書かれているものは違うと思う。

「古本屋」

作家には迷惑、読者にはありがたい、難しいトコロ。 
某ギャグ作家さんの言葉を借りるなら(某コミックス前書きより)
「けっして売るな!人にも貸すな!新刊をひとり5冊買え!買ったら燃やせ!!」
〜〜〜脱線の上、錯乱しているらしい。

「古本屋で
 買いましたー」

非常に失礼である。教えてくれなくていい。ついでに買うな。

「プロポリス」

免疫を上げる。風邪にもかかりにくくなる。
難点は5000円以上じゃないと効き目が弱い。

「吼えよペン」

ただいま連載中の、島本和彦さんによるマンガ作品。

「本屋」

本の卸屋ルートにより、どんなに探しても見つからなかったのが、
ある本屋にあっさりある場合がある。例:紀ノ国屋
予約、先攻予約、問い合わせ、取り寄せ、などのワザは大いに使いたい。

「本屋の棚」

単行本スペースが常設であるか、ないかは、かなり重要。
本屋は新刊が入ってから一定期間過ぎると、いったん出版社へ返本する。
本屋にタナがあれば返本率が下がるし、
問屋も返本が少ないとまた卸してくれやすくなる。

 ま行

「マンガ」

職業になったらキライになるもの。作家さんは読む人が少ない

「メール」

手紙よりも気軽になり便利なもの。しかし作家と友人を混同してはいけない

「燃えよペン」

島本和彦さんによる作家側主張のマンガ作品。ある意味真実。

 や行

「友人」

危険人物。余計なことを言うかもしれない。
余談だが友人がこれにより掲示板を閉じた。縁も断絶中らしい。気をつけたい。

「友人、知人が
 作家になる」              

大変嬉しいこと。しかしそれにより態度も変わり寂しくなることもある。
しかも双方の時がある。気をつけたい。

 ら行

「ルームランナー」

運動不足を解消しようとの当初の目的が、よく忘れ去られホコリをかぶる品。
類似品に「ぶらさがり健康機」「ステップウォーカー」などがある。

 わ行

「忘れたい」

日々の悪行。

「忘れてほしい」

日々の悪行。(無理に「わ行」を作ってるのに便乗するなー(爆))

  


上記くれぐれも十河のたわごとで作文されている、のをお気をつけてください。


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