津賀寿つれづれ


つれづれによく出てくる略語 単語

TDR =東京ディズニーリゾート    キャスト =TDRの職員さん。   USJ =ユニバーサルスタジオジャパン
TDL =東京ディズニーランド     ゲスト  =TDRのお客さん。
TDS =東京ディズニーシー


ちょっと笑ったこと
 
(^o^)12月 1日


 うちの最寄りの駅の商店街に「サンタが餅をつきに来る!」という立て看が...... 
 サンタにお餅つかれてもなぁ....と思いつつ.........第3回!と書いてある。ゲ、好評なのかぁ!?知らなかったなぁ...うちの最寄り駅、て、けっこうオシャレなイメージなのになぁ....
    


愛と夢のことその17
 
(o_ _o)11月11日


 先日、友達と彼女のお母さんとTDLへ行った。お母さんは車椅子を使ってらして、この日は途中から車で来た友達と合流して、皆車で送ってもらうことになった。車椅子をトランクに入れるとふたがしまりきらないので、ひもをかけて結ぶことになった。タクシーに乗る時もいつもそうしていると言う。が、タクシーだと運転手さんがひもをかけてくれるのだが、この時は誰もかけてくれる人がいないので、友達が必死になってかけていたが、かけ方がわからない。数十分奮闘した挙句、友達がキャストさんを呼んで来て、なんとかならないか、頼んでみた。OKAMOTOさん、という男性だったが、やってみてくれたものの、わからない。するとすぐ無線で交信しはじめた。「ちょっと今、SAKURAIさん、つかまるかなぁ、え、いや、〜〜〜なんだけど、どなたでもわかる人がいればいいんだけど、SAKURAIさんだったらわかるかな、と思って。」
 そしてすぐ、SAKURAIさんが小走りにやって来てくれた。無線でけっこうやりとりがあったところを見ると、SAKURAIさんは忙しかったようだ。でも小走りのSAKURAIさん、イヤな顔1つしていない。すぐ取りかかって下さって、あぁそうかぁ...と...車が電動で鍵が出てくるタイプなので、ひもをひっかけるところが、車側でスイッチを押して鍵をかけないと出て来ない、と...すぐわかって、無事上はひっかかり、下も細すぎて、ことにSAKURAIさんの指にはキツイスペースだったのだが、苦労して通して下さり、しっかり結んで下さった。「高速はお使いですか?」「できれば60キロくらいまでで運転していただけると」等と心配して下さり、そして、OKAMOTOさんとSAKURAIさんは、とってもステキな笑顔で我々を見送ってくれた。
 作業途中にお話したところでは、昔ラリーで車に乗っていたので、山の中などでも、とにかく車をなんとかしなければいけない、という状況を経験しているとのこと。「TDL、て、いろんなことできる人がいるんだなぁ!」と感動に包まれる私。対処して下さったSAKURAIさんもすごいが、SAKURAIさんに頼もう、と思うOKAMOTOさんもすごい。日頃からの人間関係がものを言う事柄だと思う。

 おかげさまで、びくともせず無事に帰りつきました。本当はTDLにお礼状を書きたいのだけど、ちょっとシャイな私、ここですませてしまいます。本当にお忙しいところご親切にありがとうございました!!

 友達が車で来て、駐車場に入る時、帰りに車椅子の人を送る、と言ったら、近い場所に入れてくれたそうで、TDRはさまざまに気持ち良くハンディをかばってくれる心遣いをしてくれる。このお母さんの口グセは、TDR自体の風景でも、ショーでも、パレードでも、そのすばらしさに接すると「すごいわねぇ、見せてあげたいわねぇ。」。精神的にも肉体的にも、TDRに来られない人に見せてあげたい、というのだ。私も、けっこう通っているもんだから、そうでもない友達と行くと、このすばらしさを見せてあげたい、といつも思って歩きまわる。自分のことでもないのに、ほぉらぁ、すごいでしょう!!!という風に。TDRはそういう魅力にあふれたところだ!!
 ※TDRのキャストさんのネームプレートには、ローマ字でお名前が書いてあります。
  


愛と夢のことその16
 
(^-^)11月11日
 
 ありがとう、と言えば、TDRでは、ゲストが規範にはずれたことをしていて困る時にちゃんと注意をしに来るが、ゲストが注意を聞いてなおした時に、笑顔で「ありがとうございます!」と言う。当たり前のようでいてこれはなかなかよそにないことで、まぁ、TDRだって全員ができているとは限らないけど.... 
 誰かがTVで、ありがとう、というニュアンスの言葉は日本にしかない、と言っていたけど、ありがとう、いい言葉だと思う。
  

愛と夢のことその15
 
_(,_,)_11月10日
 
 TDRには、またもやクリスマスの季節がやってきた。TDSでは、去年とほぼ同じクリスマスイベントが展開されていて、野外のショーもほぼ同じなのだが、去年、その舞台設定のホテルにミッキーたちがやってきて回転ドアを入って来る時、ドナルドが出て来そこなってグルグル何回転かしてしまう、という場面があって、私はその愛らしいドナルドが大好きだったので楽しみにしていたら、それがなくなっていた。一緒にいた母と「どうしてあれやんないんだろうねぇ、かわいかったのにねぇ。」と言いあっていたのだが、母が今日になって急に思いついたという。今年、六本木ヒルズで悲しい事件があった。小さな男の子がはさまれてしまった事件。きっとそれがあったから、カットしたのだろう、と......そうだった......あの事件以来私は六本木ヒルズに行っていないし、DMが来るだけで悲しくなっているくらいだったのに.......自分のショーの楽しみのためにはそれが結びつかなかった自分の不徳を思い、そして、そういうことを気にしてくれるTDRのやさしさや心遣いに、また感動を覚えるのだ。
 あらためて、ご冥福をお祈りしたいと思う。
  

愛と夢のことその14
 
(^-^)11月10日
 
 最近気づいたこと。TDSで夜のショーが終わった後、行き来の人の波を整理するのに1列にキャストさんが並んでライトを振ってくれるのだが、その時に「最後までご鑑賞下さって、ありがとうございました!!」と言っている。他のショーでも、皆そう言っている。なにをおっしゃる、こっちがこれだけ楽しませていただいて、感動させていただいて、お礼を言いたいのはこっちです、といつもお腹の中で言ってしまうのだが、そういう満足の気持ちでいっぱいのゲストに対してさらに感動を与えてくれる言葉だと思う。TDRはゲストに、本当に喜んでもらいたい、と思っていて、喜んでくれてありがとう、と言ってくれている。なんてすばらしいことだろう。エンターテイメントは、これでなければ生まれないんだろうなぁ...
 そして、その時に私の前にベビーカーを押しているご夫婦がいたら、1列に並んでいるキャストさんたちが皆、ベビーカーに向って満面の笑顔で手を振ってバイバ〜イ、などと言っている。片手はちゃんとライトを振って仕事をしながら。誰1人マニュアルにありますから、というおざなりな態度、という人はいない。みんな本気。これじゃぁ、やさしい気持ちがあふれちゃうよね!!この気持ちのために、また通っちゃいます!!
  

芸のことその23
 
(^_^)10月20日
 
 奇しくも下の文を書いたすぐ後、ドキュメンタリーのようなTV番組で、京都の料亭「菊の井」の大おかみのことをやっていた。この料亭は、今のご主人がマスコミにも出ていて、本も出していて有名な村田吉宏さん。この度、東京にも支店を出したのだそうだ。
 料亭というのは、ご主人もさることながら、おかみが取り仕切るところがあって、現在は大おかみにも実権はまだあるが、吉宏さんの奥様のおかみが取り仕切っている、というところらしい。
 そのおかみに、大おかみがどうやって料亭の仕事、仕切り方を教えたのか、という話になったら、大おかみあっさりと「なぁんにも教えてぇしめへん。ただあの人が金魚のふんみたいに私にくっついてな、金魚のふん、て、ずっとくっついてまっしゃろ?それで自然に覚えた、ゆうことですな。私はひとぉつも教えてぇしめへん。」と。
 そこなんですよ。しかもこのおかみ、番組中も、全然目立たないようにふるまっている。すばらしい後継ぎさんなんでしょうね。大おかみもだから安心してまかせられる、幸せなことだろうなぁ。
  

芸のことその22
 
( ̄^ ̄)(_____)10月 2日
 
 野球のオーナーがどうのこうの、というので今話題の、ベンチャー企業だか起業家だか、で有名なライブドアの社長さん。学生さんが、彼の付き人経験を数日する、という企画があったらしく、テレビでちょっとルポをやっていた。
 学生さんは女性だったのだが、社長さんは容赦なく厳しい。学生さんは、はじめてそばで見たのであろう、企業の、仕事の、社会の厳しさにけっこうビビリながら、ほとんど話をする機会のなかった社長と、ある日車の中で話す機会に恵まれ、質問する。その内容は忘れてしまったが、社長の答え「そんなの僕の本読めばわかるだろ?読んでから聞けよ。」さらにされた質問に対し「なんでそういう基本的なことばっか聞くんだよ。そんなの時間がもったいないだろ?予習もなにもして来ないで、なんでも1から教えてもらおうと思ったら大間違えなんだよ!」と、カツ!!学生さん、負けずに気丈な表情をしていたが、ちょっとかわいそうだった。
 しかし、これはかわいそうなんではなくて、そういう、本当のこと、を、はっきりストレートに言ってくれる、しかも、社会の第一線に、自分の力で立っている実力者に言ってもらえる、幸せ、ということを考えるべきなのだと思う。そういうことを言ってあげられる人、というのは、それだけ厳しく生きてきたに違いないからだ。
 こういう状況を、ただかわいそう、と見ている人は、自らもたいした経験をしてきていないのだろうし、人を育てる、とはとうてい思えないから。
 どうしてこんなに熱く語るか、といえば、我々も同じことを言われてくるからだ。なんでも教えてもらおうとしたら大間違えだ、聞いて覚えろ、見て盗め、自分で、覚えろ。どの世界でも同じなんだな、と思いつつ、こう教えてもらった姿勢は、大いに伝えていかなければ、と思うのだった。ヤな人だと思われるかもしれないけどね......
  

続:TDRで心洗われたお子さんその14
(^^)9月10日
 
 TDSの夜のショーを待っていた時のできごと。ボクとお嬢ちゃんが4人、お母さんと一緒に、立見最前列に待っていたのだが、動くので、ついロープから出てしまう。やがて安全のためにロープがはずされて、キャストさんが「ごめんなさいねぇ、この線から出ないでねぇ」と何度か言って通っていた。そしてフと気づくと、お母さんに買ってもらって持っていた、光る魔法の杖のおもちゃが、境の地面に並べてある。色とりどりに3本。キャストさんが気づいて「あらぁ、ありがとう。」と言って、お子ちゃまシールをくれる。いいなぁ、などと思いながら見ていたら、その中のお嬢ちゃん、もう1つ光るおもちゃを取り出して線上に並べる。色とりどりのおもちゃが光って1本は、ついたり消えたりしながら境を示していた。
  

続:TDRで心洗われたお子さんその13
(^○^)9月10日
 
 正確に言うと、お子さんにつれてのできごと。
 モノレールから見える、きれいにライトアップしている観覧車を見て、ボクが「あ!!花火っ!!!」と叫んだら、一斉に同じ間で窓の外を振り返り、一斉に同じ間で向き直って「観覧車や...」とがっかりした、大阪の(らしき)オッチャンの団体。
 最近、大阪のオッチャンは明るいなぁ、と思ったのは、地下鉄にかけこみ乗車しようとして失敗したオッチャンが、発車するまでじぃっとドアに接近して「あけてくれへんかなぁぁ....」という顔をして車掌さんを探してキョロキョロしているのを見た時。東京だったら、失敗した途端に、私はこの電車に乗るのではありません、という顔で遠ざかるけどねぇ。いいね、大阪のオッチャン。
  

続:TDRで心洗われたお子さんその12
(^.^)8月30日
 
 今TDLでは、4月にはじまったアトラクション「バズライトイヤーのアストロブラスター」と、それに伴う今夏のイベント「バズライトイヤー夏の大作戦」が大人気。過日、TDLからTDSへモノレールで移動した時のこと。ある一家、すいているので、向いにすわったお父さんが、お母さん、ボク、お姉ちゃんの写真を撮っている。ボクがはりきってあれこれ動いて「バジュライトイヤー!!」と口ずさみながらバズのタオルを頭からかぶると「お、これかぁいーな、○クン、こっち向き」などと言いながら撮影している。するとボク急に、ミッキー型の窓に向って「ミッキー!!!だぁぁぁぁぁいちゅき!!!!!」と叫び、ちょうどミッキーの口にあたる辺にチュー。お父さん、これもちゃんと撮れたかな。
  

息のこと
(ーー;)8月16日
 
 前進座の芝居「お登勢」で、慣れぬ音楽を担当するので、下ごしらえのテープを録音するのに、1人で2人分の三味線を重ねて録音してみた。いったん入れたテープをかけながら、一緒に弾いて録音するのだが、これが、自分が弾いたものと一緒に弾くだけなのに、さっぱりわからない。不思議なものだ。息が全然見えないので、あわせるのに一苦労、よく聞こえないし、ついずれてしまう。テンポ感などは、自分のものなのに、ずれる。あわせようあわせようとすると、よけいダメ。義太夫は、ツレ弾きも、太夫と三味線の関係もそうなのだが、お互いが同じ息になって勝手にやってあう、というのが正しいありかたなのである。
 義太夫はいかに「息」の芸であることか!それと、テープがいかに危険か、ということも、よく言われることではあるが、あらためて実感したことであった。
  

伝統のことその2
( ゜∇゜)8月 6日
 
 しつこいけど、今度はTDRは話の導入だけ。

 TDSで4月までやっていた「リズム オブ ワールド」というイベントがあって、私は今まで見たTDRのショーにベスト3をつけろ、と言われれば絶対に入れる、というほど心酔したショーなのだが、ある日、山手線に乗ってなにげなく画面に映る宣伝を見ていたら、似たような動きが出て来た。ハ、として次に乗った時に目を皿のようにして見ていたらまた出て来たそのパフォーマンスは「ブラスト!」というものだった。
 早速インターネットで調べてチケットを取り、それを昨日見て来た。
 ブラス、パーカッション、ダンスの3つのパフォーマンスが織りなす1つの世界なのだが、すばらしかった。私はよく知らないけれど、アメリカにはマーチングバンドとかの伝統があって、相当な技術を持ったパフォーマーが今までにもいたらしい。TDRがこれらを取り入れているのは、例えば、初期からジャミターズという、ゴミ箱をいろいろにたたいてパフォーマンスするグループがしょっちゅう出ていたことでもよくわかる。そして、前述「リズム オブ ワールド」が、これらの伝統を下敷きにしていることは、ショーの15分前に、このジャミターズを登場させたことでもよくわかる。また、TDRでは、ブラスの小編成のバンドが路上に急に出て来て演奏する時も、動きながら踊りながら演奏するが、これも伝統を取り入れたものらしい。TDSでは、旗を縦横無尽に投げたり交差させたりするアトモスフィアも取り入れられている。

 んーー、導入だけ、と言っておきながら、また語ってしまった......とにかく、「ブラスト!」は、そういう伝統の延長線上で、しっかりした技術を持った上で、進化させたパフォーマンスなのだ。

 で、今回書きたかったのは、伝統の延長線上でこれだけのものが作れる、ということと、この中で、バッテリーバトルという、ドラム合戦をするところがあり、これが我々の三味線に共通するものを多々感じるなぁ、ということだ。まずその、お腹のもち方とか、重心のすえ方、手首の使い方、そして、細かく打っていって最後の方でかけ声をかけたり......全くの他人とは思えない感じがした。しかも、今年のメンバーの中で、このバッテリーバトルをする1人が、石川直さんという日本人なのだ。いくつかある「ブラスト!」の衣装の中で1種類は、柔道着を思わせる衣装で、バッテリーバトルも柔道着様の衣装で行われるが、石川さんが日本人であるせいか、武士道を思わせる、と、ちゃんとプログラムにも書いてある。

 興奮して、何が書きたいのかよくわからなくなってしまったが、技術を磨き抜いた彼らのパフォーマンスに敬服するとともに、伝統の延長線上に、こんなにもすばらしい可能性があるんだなぁ、ということ、我々も、そういうことと無関係ではないと思いたい、ということ、かな.............
 


愛と夢のことその13
\(^○^)/8月 6日
 
 TDLで今年の4月から新しいショーがはじまったのだが、これはアドベンチャーランドステージ、というところでやっているショーで、ここはかつて私が熱中したショーをやっていたところなのだが、それが度重なる噂の末に惜しまれつつ涙の中で終わったあと、ステージ自体を改装する、ということで、たしか1年クローズした。そして新しいショー、ミッキーのアドベンチャーランドマルディグラ、というショーに変わって、これもまぁ、熱中していたショーには劣るけど楽しかった。それが途中変更しながら約2年くらい続いたんだろうか、これが急に終わり、すぐ今年の4月、ミニー、オー、ミニー、というショーに変わった。これはまたすばらしいショーなのだが、それは置いておいて、今日述べたいのは、TDRの懐の深さ。
  
 ステージを改装した時に、舞台のホリゾントからちょっと前へ出たあたりのところに紗幕がひかれていて、マルディグラの時もラストはその幕の後ろへ出演者たちが入って幕が閉まる、という形になっていたのだが、この幕に絵が描いてあって、今わかったことだが、美の神ミューズと、歌、踊り、コメディ、あと音楽だったかな、の神様を象徴した絵だったのだそうだ。この絵は、マルディグラの時にはなんの意味もなくて、なんの絵かなぁ、ただきれいだからなのかなぁ、くらいに思っていたのだが、今度のショーになって、ショーがはじまる前にキャストさんがわざわざ絵の説明をするからなにげなく聞いていたら、なんと、幕が上がったら、ミューズに扮したミニーちゃん、まわりはダンサーさんがそれぞれの扮装でポーズをとっている。
 キャァァァ、そぉだったのぉ!?という感激。そして、ラストは、ミューズの位置にはミッキーがふえてミッキー、ミニーのラブラブカップル、まわりはそれぞれを想起させるような形でグーフィ、ドナルド、チップとデールがそれぞれポーズをとって幕が閉まる。なんてこった!すごい!
 一部の人が誤解するかもしれない、TDR=遊園地、的発想から、そこでやっているショーは遊園地のショー、みたいな考えを持ったら、大きな間違えだ、ということがよくわかるだろう。かなり長期的計画のなせる業なわけで、単なる思いつきだけで動いているのとは違うのだ。ショーに意味があったり、余韻が残ったり、という、深さが生まれるのだ。すばらしい!

 今夏TDSではじまった、ブラビッシーモという水上の夜のショーも、TDS内のハンガーステージというところでやっている、ミスティックリズム、というショーのコンセプトと似ていて、それは、水上ショーをやっている近くの橋に、TDSのコンセプトとしてきざまれている「水の惑星地球と海から誕生したすべての生命をたたえること」というテーマからできているショーである、ということなのだが、(もちろんこれはテーマの1つでしかないのだけど)、それほど深く練り上げ考えられている、ということ、このスケールがTDRをささえているのだ、と痛感するのだ。
 


愛と夢のことその12
(>.<)7月27日
 
 先日またUSJで歯がゆく感じたこと。
 
 前から、これはテーマパークにはどうなのかなぁ、と思っていた場所がある。それは、縁日よろしく、どんなゲームかはわからないが、得点を得たら商品になにかくれる、というところなのだが、商品がぬいぐるみで、USJに登場しないキャラクターの大きめのぬいぐるみもあるし、登場しているセサミストリートのぬいぐるみもある。
 それはまぁゆずったとして、その商品が上につるさげてある。これもまぁゆずったとして、夕方になってそれを撤収している風景を見てしまってガックリきた。キャスト(USJではクルーだけど)が、いすの上に乗って、そのつるさげてあったぬいぐるみをはずしてボンボン下へ投げて行く。USJに登場していないぬいぐるみだって、そういう扱い、ていうのは、テーマパークのキャストが、しちゃいけないでしょう。ましてや、登場しているぬいぐるみは、たとえぬいぐるみだって象徴なのだから、大切に愛情を持っていたら、ああいう投げ方、できないでしょう.......とまぁ、それは異常なぬいぐるみ好きの私がおかしいのかもしれないけどね。
 
 しかし、USJは開場当時からウッドペッカーをメインキャラクターに据えて、でも、ウッドペッカーは日本ではちょっと馴染みがないかなぁ、てことできっと、アメリカではたしか、ナッツベリーファームという別のテーマパークを構成しているスヌーピーをまぜて、売りにしたのではないんだろうか。それで2年ぐらいたった時、弱いな、と思って、セサミストリート導入に至ったんではないんだろうか。あくまでキャラクターに頼らず、大規模なアトラクションだけで勝負する、というのならまだしも、日本人にはやはりキャラクター、とばかりキャラクターに頼っているなら、これはどうなんでしょう。
 USJでは、ショーやパレードに出てくるキャラクターは、ほぼ裸。オリジナルな衣装はほとんど着ていない。かろうじてグッズには、季節ものの衣装を着せてもらったりしているのがあって、それらはすごくかわいい。そのセンスを、その愛情を、スタッフやクルーがもっと持てば、USJに感じるビミョーな水臭さはなくなるんじゃないか、と思う。
 TDRでは、ミッキーばかりではない、さまざまなキャラクターが、グッズだけではなく、イベントやショー、パレードに、さまざまな衣装を着せてもらい、それをスタッフが楽しんで愛情をかけて作っている様子がうかがわれるじゃないの!
 そこなのよ、その、目に見えない部分なのよ、大事なのは!!!
   

出る杭のこと
('o';7月16日
 
 電車の中で、サラリーマン風の先輩後輩らしき男性2人の会話。
 
 先輩「出る杭は打たれる、て言うけどさ、出ない杭は、どうなると思う?.........くさっちゃうんだよ。くさっちゃうかさびちゃうんだよねぇ。......それじゃダメなんだよ。」
 後輩「はぁぁ、ボクも、なんとなく子供の頃から、出る杭には、なれ、て言われて来たような気がします!」
 
 ひゃぁぁぁ!深い!
   

電車のことその16
(ーー )7月12日
 
 朱色の中央線と黄色の総武線は、同じようなところを通っていて、昔は私など、快速が中央線で、各駅が総武線なのかと思っていたくらい、同じ区間が多い。
 稽古場を市ヶ谷に引越して、市ヶ谷は黄色い電車しか止まらなくて、JRで新宿へ行く時、となりの四谷で朱色の電車に乗り換えると早いのだが、この乗り換えが、階段を昇り降りして他のホームへ行かないと乗り換えられない。
 たまに急行が止まらない駅で、1つ先の急行が止まる駅まで乗ってしまってズルして1駅戻る、なんていう経験は、どなたにでも多少あると思うのだが、この場合は、そういうズルではなく、正々堂々とした同方向への乗り換えである。それなのに反対側のホームには反対方向の黄色い電車しか来なくて、乗り換えが大変、というのはいかにも不親切だと思う。同じJRであって同じところを通っていて、多くの人が乗り換えて利用する、というのに......
   

職務のことその2
p(^^)q7月 3日
 
 TDSのある、レジに並んで注文をするセルフサービス型のレストランでの出来事。私の後ろに並んでいた人が「これ落としましたか?」とTDSのその日のパスポートを見せたので私が「違います」と言うと同時に、レジのキャストさんが「ありがとうございます」と言ってパスポートを受け取った。そのキャストさんはその、後ろの人の注文の順番になるともう1度「ありがとうございました」と明るくお礼を言っている。そして驚いたのは、すぐ裏側から他のキャストさんが出て来て、パスポートを受け取ってどこかへ去って行った。そう、落とし物をどこかへ届けるためだけに、そのキャストさんは出て来たのだ。
 それを見ていた友達と私は、すごいよねぇぇぇ、どっかに秘密のボタンでもあんのかねぇ!!!と感激しきり。だって、レジのキャストさんはなにも裏側に向って大きな声で言ったりしていないし、後ろを向いてもいなかったと思う。それなのに、すみやかに他のキャストさんが出て来るなんて!!!そしてまっすぐパスポートに向って歩いてくるなんて!すごい!!ここがTDRのキャスト教育の徹底したところなのだっっっ!!落とし物だって、出て来るわけよ!!!
   

プロのことその12
( ̄^ ̄)(______)6月24日
 
 4月からはじまったTDLのレギュラーショーのラストで、ポーズをとったミッキーたちの上に、テープが降ってくるところがあるのだが、このテープは上からつながっていて落ちないようになっていて、ある日、このテープがミッキーの鼻にひっかかった。すると、ミッキーは、このポーズが終わって動き出すとたんに、ハクション、ハクション、とくしゃみのアクション!みんな大受けであった。その動きがまたかわいい!!
 こうした、当意即妙、ていうのか......言葉があってないかな......そういうリアクションができる、ということが、TDRのキャラクターの伝統芸であり、すばらしいところだと思う。
 グリーティングに出ている時も、ただ写真を撮ってくれるだけではなく、お年寄りや車椅子の方に親切にしてくれるだけでもなく、すいている時期などは即興の無言劇をしてくれたりする。それにはまってしまうファンはたくさんいるわけだ。きっと、数々の言い伝え、マニュアルがあって、トレーニングを重ねた結果なのだろう。
 お客様なしにはあり得ない芸。すごい。
   

続:TDRで心洗われたお子さんその11
(*⌒ー⌒*)6月24日
 
 TDLの帰りの京葉線の電車の中。TDLではじまった「バズライトイヤーのアストロブラスター」というアトラクションは、光線銃でZマークを撃って、悪の帝王ザーグを倒す、というものなのだが、園内ではその光線銃のおもちゃを売っていて、きっと、人に向けて撃っちゃいけません、とお母さんに注意されているのだろうが、撃ってみたくて、ずっといすにくっつけて撃っていた銃を、時々、向いの私に向って遠慮がちにキュン、と撃ってみては、すぐ下を向いてしまうボク。このボク、他にお母さんに買ってもらった電車のおもちゃを箱から出してもらって、ちょっと得意げにこちらを時々見ながら電車をいじっている。男の子らしくてかぁいーねぇ。
   

続:TDRで心洗われたお子さんその10
(^_^)6月24日
 
 テロ以来、TDRでは入口で手荷物検査をしているが、園内で販売している、小さくて丸いコインケースを首からぶらさげて、入園の時、その口を大きくあけて検査のお姉さんに見せていたボク。
   

ナプキンのこと
(; ’’)6月24日
 
 私はテーブルマナーのことを全く知らないので、恥をかくかもしれないが、この頃、紙ナプキンの上にフォークとかナイフをセッティングしてあるところによく遭遇するような気がする。これ、どうしても、ナプキンをひざに乗せる間、フォークやナイフを置くところがなくなって、良くないと思うんだけど.....
    

読者のねたその21
(^.^;)6月12日
 
 「美容院のこと」を読んだT田氏より。

 自分もそう思っていたが、これは、その都度タオルを折っている、とのこと。
 なるほどなぁ。それにしても手際がいい、というのか、素早いので、誤解をしていたようだ。

 今回の稽古場の引越で感じたこと、持つべきものは友、三人寄れば文殊の知恵......と同じで、やっぱりこういう話は、してみるもんだなぁ。
    


美容院のこと
(-__-)5月17日
 
 美容院でシャンプーしてもらうと、最後にタオルで頭をふいてくれるが、そのタオルで、耳をゴシゴシ掃除してくれる場合がある。これは悪いサービスとは思わないが、経験上、ほとんどすべての人が、耳をゴシゴシした後のタオルで、その部分を使って(おそらく)また頭をふく。
 こりゃどぉゆうこと!汚いじゃん!!
    

対等のこと
(’-’*)5月 3日
 
 私の友達のカップルの話。かりに、AちゃんとBちゃん、ということにする。Aちゃんはつきあう時Bちゃんに、クリスマスみたいな行事には興味がないから、プレゼント交換などはしないから、と言ったのだそうだ。
 次のクリスマス、Bちゃんはそのつもりでなにも準備しなかったのだが、Aちゃんは、その頃Bちゃんが、買い物へ行くと盛んにほしがっていた品物をさがして、プレゼントしてくれたのだそうだ。私なら、自分は正当な理由があってプレゼントしなかったのだし、それなのに相手がほしいものをプレゼントしてくれたら、大喜びすると思うのだけど、Bちゃんはそうでなかった。興味ない、ていうから、自分は用意してないのに、自分だけ用意して、ずるい!!と。
 いやぁ............えらいなぁ。これが本当に対等なおつきあいかなぁ。お互いちゃんと認めあって、協力していく。もらうばかり期待して甘えてちゃダメよねぇ。
    

職務のことその1
(-ε-)3月20日
 
 近頃、落とし物をよくする。つくづく老化を感じるのだが、先日、USJへ行って、ボールペンを落とした。届けを出したけれど、出てこなかった。TDRだったら、絶対出て来るのに....ミッキーのボールペンだったから、残念だ。
 偶然なのだが、他のアトラクションで、キャスト(USJでは、クルーと呼ぶが)が誘導をしていて、こちらへお進み下さい、と言っているまん前に、キティ柄のタオルが落ちていて、道の真ん中だし、私など、ボールペンを落としたばかりだし、とても気になるのに、そのキャストは、知らん顔して、拾いもしない。他のキャストが拾いに来る、ということもない。自分の職務でいっぱいなのかもしれない。だけどさ、だぁから出て来ないのよ、ボールペン!!自分が与えられたことしかできないのでは、本当のサービスは難しいのよねぇぇぇ......
 経営不振を噂されているUSJ。私は、2回分の値段で年間パスポートを発売していたので、USJも年間パスポートを買ったし、なくなっちゃぁ困るのよねぇ!がんばってよねぇ!
    

教育のことその2
(--)(__)3月12日
 
 その1に書いた本の続編「社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった 熱い気持ち編」の中から、1つご紹介。
 各セクションの責任者は、スタッフ管理のために「人事考課」といって、キャストの評価を出さなければいけないそうで、責任者であった著者が、失敗の多かったあるキャストに対して厳しい評価を出したところ、上司に本気で怒られたというエピソード。なぜ怒られたかというと、そのキャストは一所懸命で、仕事に必要なことの練習のため、30分以上早く出勤して準備等もしていたという。それを当然のこととして、なにもしてあげなかった著者に対し、上司は「失敗が多いんだったら、なんで一緒に練習してやらねーんだ!!」「それにおまえ、このあいだ、お客さんのいる前で怒鳴っただろ。あれじゃぁいつまでたっても自信なんかつかねーよ。彼女はおまえのプレッシャーで失敗したんだよ!!」「彼女の評価が低いってことは、おまえに責任者としての能力がないってことなんだよ。頑張ってるスタッフがいい評価を受けられるように、一緒んなってやるのも責任者なんじゃねーのか!!よーく考えろ」と。
 人を怒鳴って怒る、というのは、後味も悪く、パワーも使い、大変なことなのに、それをしてまで人を怒ってくれる。真剣だからこそのことだ。そこには、日頃の信頼関係、というのも大きくあると思う。

 著者は、別の上司の紹介で就職して、九州のテーマパークに、キャスト指導に行くのだが、3年もたっていても、その上司が彼の様子をさりげなくチェックしに来てくれたそうだ。彼に知られないところでチェックしてくれていたこともあったし、彼が困っている時に助けてくれたこともあった。そこまで下の者に責任を持てる姿勢。すばらしいと思う。
 この上下関係が何層にも重なっているから、TDRはいい仕事ができる。そういう仕組みなんだろう。
    


私利私欲のこと
(ーー )1月25日
 
 よくこの頃、街角でモデムをただで配って、BBに勧誘しているのがあるが、(私もあれでBBに切り替えたのだけど)先日これを配ってる子が声をかけて来たので「もう使ってます。」と言ったら、ちょっとイヤな顔をされた。イヤな、が大げさなら、残念そうな、とでもいおうか.....私としては、もう使って下さってありがとう、という気持ちを示されると思ったから、意外だった。 友達に聞くと、こういう子たちはアルバイトで、勧誘した数によって歩合でお金をもらえるらしい。なるほど。だから、自分の収入につながらない人はありがたくない、というわけか。
 
 こういう発想が、TDRと違うところなのよ。最近そうでもないキャストも多いのかもしれないが、少なくとも私のイメージしている、大部分のTDRのキャストは、TDRを愛して働いている。ゲストに楽しんでもらおう、と思って働いている。だから、自分の愛する会社であるTDRを利用してくれるゲスト、そこで喜んでくれるゲストには、感謝の気持ちで接している。私利私欲ではないのよね。

 なんでも、私利私欲が先に立ったら、うまくいかないと思うんだけどねぇ。
    


教育のことその1
(-_-)1月13日
 
 TDRに関する本を読むと、感動で胸つまりながら読むことが多いが、またそんな本と出会った。「社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった」。キャストとして高校生の頃からアルバイトしていた著者が、そこで出会ったすばらしい上司たちから教わったこと、体験したことをつづっている。働くこと、教えること、本当のサービスはなにか、を学んだという。
 
 パークには、ものすごく無理をして来てくれた人が混雑で入場できない場合もある。そんな時に、親が子供に嘘をついてあきらめさせることもある。そんなゲストのいろいろな思いを考えたら、ゲストに対してなんでもしてあげられる。
 ゲストの喜びが自分の幸せである、いい思い出を持って帰ってもらいたい、という発想。例えば、パーク内でキャストの不注意で事故がおこった時に、キャストの責任ばかりを責めるのではなく、ゲストに、そのことがいやな思い出になったら大変だ、とまず考える発想。そして、落語の「厩火事」ではないが、著者の上司は、ミスをおかした場合も、キャストの身をまず案じてくれるという。

 そんな発想のもとにサービスをしているからこそ、ゲストが本当に楽しめるわけだ。

 すべて、パークを劇場と考えたディズニーの発想は、我々舞台でなにかを演じる者、芸を伝承している者に通じると思う。例えば、
 
 自分が慣れてきて、手を抜こうとしたり、うまくやろうとしたり、小手先の技術に流れた時、すぐゲストは見破る。へたでもいいから、いま目の前にいるゲストに対していつも一所懸命になれ、それが大事である、それがゲストの感動を生むのだ。
 相手に怒られるなら、その感情が静まるまで待てばすむが「叱られた」時には、そうではない。本気で相手を正そうとする、相手が答えを出すまで許さない、それが「叱る」ことではないか。
 自分だけの手柄や成果を考えるのではなく、全体が、チームが最高の力を発揮できることを第一に考える。
 ルールを徹底させることはなぜ必要か、徹底されていなければ、小さいことからばらばらになっていくから。そのためには、嫌われても気づいた時に厳しく注意する。みんなが言い難いことをきちんと伝えるのが本当の先輩、上司ではないか。
 
 ね、すばらしいでしょう。でも、こういう考え方なり教育を維持していくのは、難しいだろう、と思う。それだけに、なんとか変わってほしくないものだ、と、切に思うわけだ。TDRも、我々の世界も、ね。
    


自由にものが言えること
(>_<)1月 8日
 
 昨年末に読んだ本から。
 1つは、女流義太夫界で流行の漫画で「BASARA」。近未来の日本の物語で、戦争等ですっかり滅びた後の日本各地を統治する王族が、王によりその程度はさまざまではあるが、やりたい放題の独裁で、奴隷を使い、人の命を粗末にする。そこで、運命の子と予言された主人公が、各地の同志たちとチームを組んで、戦いによって「自由にものが言える世の中、言っても殺されない世の中」を勝ち取ろうとする。その中には、戦いなくして、そういう世の中は作れないのか、と悩んだり、結局王族がつぶれても、同じようなことが繰り返されてしまう、というようなことも出てきて、まぁ、かなりな超大作。
 王という絶対の権力を持ってしまうと、自分の考えばかりで、まわりにはイエスマンしかいらない、ということになり、邪魔なものは消す、という発想しかなく、その醜さにだんだん気づいて世直しをする王、というのも出てくる。

 もう1つは、TDRを経営するオリエンタルランドの現、加賀美社長の著書「海を超える想像力」という本。オリエンタルランドというのは、京成電鉄と三井不動産が母体となってできたらしく、加賀美さんは、オリエンタルランドの初代社長となった川崎千春さんという人が京成電鉄の社長だった時に面接を受けて入社したのだそうだ。オリエンタルランド創設前から、京成電鉄と兼務でいろいろな草稿を作っていった人らしい。当時の川崎社長は、入社時、全く経理に白紙であった加賀美さんを経理に配属して勉強させた。文面から察するに、川崎社長はきっと、加賀美さんという人を見込む眼力のある人だったのだろう。
 そして、その川崎社長にやはり見込まれた高橋政知さんという人が、今日のTDRの礎になった人で、加賀美さんは、この、二代目と四代目の社長である高橋さんに薫陶を受けて育った。高橋さんについては、TDLのワールドバザールのショーウィンドウに、"MASATOMO TAKAHASHI Having the visions and daring to do   Making the magic of dreams come true"と書いてあるほど、TDRファンは、忘れてはならない人で、この本にも、加賀美さんの、高橋さんに対する思いがあふれている。本の題名も、高橋さんが、海を埋め立てた土地に作るものは、海を超える想像力で作れ、と言った言葉によっている。
 この本から感じたのは、高橋さんも加賀美さんも、下の人の意見をよく聞く、ということで、人を大事にしている、ということだ。そういう人のもとにいる人は、きちんと自分の意見を持ち、仕事に生かし、たとえそれが通らなくても、全体のために一所懸命に働く。これはきっと、川崎→高橋→加賀美と、伝統を経てできた関係であろうし、会社が若かったせいもあったかもしれない。
 とにかく、人々の笑顔が見たい、という目的のためにみんなががんばれる環境があり、がんばっていたら誰かが見てくれている環境がある。TDRの独り勝ちの秘密はここにもあると思う。

 我々の伝統芸能の世界は、完全なる縦社会で、下手をすれば、醜い王ができてしまう。そういう自分に気づかずに終わるほどみじめなことはないけれど、まわりはもっと迷惑。しかも、その世界全体が疲弊してしまう。それだけは避けなければいけないな、としみじみ思う年末年始でした。

  



 
 

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