演歌もいいね
(99/4/10)
なかにし礼の「兄弟」がテレビで放映され話題になりました。弟の役を豊川悦司が、兄の役をビートたけしが演じていていましたが、二人ともはまり役でなかなかの好演でした。
ドラマは、兄が死んだという知らせを受けた弟(礼自身)が、電話口で「万歳(よかったでしたっけ?)・・・」とつぶやくシーンから始まります。
戦後間もない頃、礼は母と姉との3人で北海道の祖母のところに身を寄せていますが、そこに、年の離れた兄が、妻(桃井かおり)を連れて復員してきます。兄の復員は家族にとって朗報であり、大きな希望でした。
ところが、やがて兄は、祖母の土地を担保に金を借り、ニシン網を3日間借り上げるという賭けに出ます。やっと3日目に、ニシンの大群が兄の網に舞い込み賭けに成功しますが、もっと大金を手にしようと、船をチャーターしそれを本土に直接輸送しようとします。しかし、船ははしけに合い、ニシンは海の藻屑と消えてしまいます。この事件は、なかにし礼が作詞家として成功した後の兄と弟の地獄のような関係を予感させる出来事になります。
「石狩挽歌」は、兄のコトバに触発され、そんなニシン漁の体験を歌にしたものだそうです。ばく大な借金をし続ける兄は「地獄を見なくちゃあ、ホンモノの詩は書けない・・・・」とうそぶいて反省する様子がなく、そんな兄の謝金返済のために土地屋敷まで売ってしまった礼は残る借金返済のために詞を書き続けます。皮肉なことに、兄の予言通りそれらの唄は次々にヒットします。
このドラマを見て改めて「石狩挽歌」はいいなぁ・・と思いました。北原ミレイのちょと乾いた投げやりな歌い方、「オロロンバイ」とう意味のないフレーズがいつまでも耳に残ります。彼女の唄では「ざんの値打ちもない」も好きでした。
もうそんな「うらみ節」も遠い過去のものになってしまたと思っていたのですが、数年前から門倉有希が隠れたブームになっています。こも間も夜放送で「ノラ」が30万枚を突破したと言っていました。後で分かたことですが、彼女は実は私の高校の後輩らしいのです。そんな縁もって、それ以来ひそかに応援をしています。