ロープウェイ、獅子岩駅にて下車。さすが小天狗親子、ア・も・ス・もなく弥山山頂。着いたネと長男と乾杯!小天狗、大好き巨岩の上。ビール、片手によじ登る。眼下、一望に開けた瀬戸内海。青空を綺麗に映し出す、大きな鏡だぁ〜!と悦に入る。高所恐怖症の長男は、当然のごとく巨岩には登って来ない…。
お母さん、ぼく、ゴミ箱見つけたから、ソレも一緒に捨てて来る!と、巨岩下からササイな声…。上機嫌小天狗、ソンならば!と一気に飲み干し、アキ缶を手渡して、再び大天狗様の境地に、ヒタぁ〜る。

 すると、コラー!そこへ捨てるな!!と、凄まじきド鳴り声。それは、自分で持って来たものだろぉ〜。持って来たものは、持って降りろ!!!長男が、山頂のお店のご主人に大声で、叱られている。小天狗、直ぐさま巨岩から、長いスカートひるがえし天狗飛び。どうしょう…?と、カタまって【魂もきゆる】思いしている長男に手招きし、スイマセン!と頭を下げた。


 山では、どんな些細なゴミでも、すべて持ち帰るのが、我が家の鉄則!!!なのに、弥山の最高なる光景に、余りにも酔いしれた。あの時のビールは、ホンワカ格別にキイたぁ〜。山頂のゴミ箱?と何の疑問スラ、抱けなかった…。
 しかし、母親のアキ缶まで気づかって、捨てて来ようとしてくれた長男の優しさ…。なのに、大勢の観光客の中、アタリかまわず、ど鳴り散らすとは何事か!だいたい、山頂に自販機を置き、ゴミ箱なんぞあるから、イカンのよ!と、親バカぶり発揮した小天狗。又しても、弥山の三鬼大権現天狗様が、超・おイカリになられた…。


 下り道中、今度は子連れで、山中サンザン迷う。山路は迷路と化し、登山口とは正反対方角で、行ったり来たり右往左往…。やっとの思いで樹林地帯を抜け、林道を発見!それから、アスファルトの狭い道を、車の往来を避けつつ、弥山をグル〜リと一巡。延々と続く、難行苦行。昼過ぎに戻る予定が、何のソノ。どのお店も、もう片付け始めてる。急ぎ親子で、ダッシュ!赤いハナオの草履返しに行かなきャ…。


アラ・アラ!遅かったわねぇ〜。子連れだから、何かあったじゃあないかってネ?心配してたのヨォ〜と、お店の優しいおばさん。その訳とお礼申し上げ、長男と何度も振り返り、手をふった。
 とっぷりと暮れた、美しい満月の夜。[岩国YH]へと至る、錦帯橋の上。極度に疲れ果て、仲良く足を引きずる大小の影が、月明かりにハンナリ映し出されていた…。


長年の大間違いのご無礼と感謝のお礼で、小天狗一人で訪ねた大聖院。その後は、祟られてバカリの小天狗が、三鬼大権現様の有り難い御加持を授かっている。また・タク・まの素早い天狗様のHPのリンクなどなど…。



2003年の賀状にて、【一緒に人生の旅をしてきた息子達は、関東の大学で苦学生?子育て終了…。再び、新婚!仲良く天狗飛びしています】と大宣言し、今度は、旦那様と『子育て卒業旅行』と、シャレ込んで天狗様への旅。新年の初詣は、モチロン宮島・大本山大聖院、三鬼大権現様!


長年の貧乏小天狗愛用、[青春18きっぷ]と[広島宮島口YH]のお世話になり、夫婦水入らず 山の神様天狗様!誠に、誠に、誠に、有り難きかな。   合 掌
初めてネットで、ちゃんと一部屋予約できたし、チ・とは上達してるかなぁ?

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