修験については、小天狗ただいま本格的に勉強中。天狗様のことならマカせなさい!だか、修験のムツかしい教義やらについては、トントうとい…。小天狗ヨ.少しは勉強せんかい!!!との大天狗様の差配か、修験研究の大家、長野覺先生が福岡に帰って来られた!

そして、今年から【日本人の山岳信仰】英彦山学講座を開講。西日本天神文化サークル(092‐721‐3200)。小天狗、軟弱ぶり発揮して、はや二ヶ月もサボった…。でも、今じゃ、超真面目な小天狗と化している。このコーナーでは、修験について学習したことを、小天狗が皆様に、面白くわかりやすく報告することにいたしましョ!


課題 山伏の装束とその意味

 山伏の独特のスタイルは、室町時代初期の『義経記』が著された頃には、すでに一般的だったようです。牛若丸こと源義経と弁慶が、奥州へ逃げる途中。安宅の関を超える時に、「山伏問答」という修験の作法を行います。これが、後に歌舞伎の「勧進帳」の題材となるのですが…。歌舞伎なんて、貧乏小天狗とは全くムエンの世界。ですが、見られた皆様ならストーリーはご存知でしょう。その内容よりも、「山伏問答」が重要なのです。 『柴燈護摩次第』 真言宗醍醐派総本山醍醐寺による資料

 修験道では、野外で柴(採)燈護摩を焚きます。その時、護摩壇のある道場に入る際、行われる修法が「山伏問答」。質問形式で行われ、山伏の知識を問う、いわば山伏の口頭試問みたいなモン。その問答の中に修験の教義が説かれているのです。

問: そもそも山伏の二字、その義は如何に?修験道の義は如何に?

答: 山伏とは、山に伏し野に臥して修行する意なり。山は三身即一(後略)

 修験では、山は修行の行場であり、山は「三身即一」であると説いています。そして、山は「三身即一」とは?

@法身 煩悩から離脱できた行者

A報身 修行により成就(修行を達成すること)し、仏様の智慧を身につけた行者

B応身 一般の衆生を救い、いろんなものに変化できる仏様の身体

 つまり、山での修行をかさね@→A→B最後には、仏様となる。しかし、山の中では、@ABは皆平等に仏様から護られている。それが山だと説かれています。

問: 修験道の本尊は?

答: 森羅万象悉く當道の本尊、(後略) 修験道の本尊は、森羅万象のすべて!

 現在の登山者は、お山の頂上に立つことダケ目的、中には、本尊をへし折られ持ち帰る、まさに煩悩多き人達。当然、仏様や山の神天狗様には、護られていない!

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