利尻礼文
海に浮かぶ名峰利尻山(1,721m)を有する夢の浮島利尻島。花の浮島礼文島。ここでは、ミヤマオダマキ、イワベンケイ、ハクサンチドリ、ミヤマキバイといった中部山岳では2,000mを越えないと見られない高山植物が海岸線付近でも沢山見られます。 又、「リシリ」、「レブン」の名を冠する固有種の多いことでも知られています。
固有種が多いので、全ての花を見る為には、季節を変えてあと何回か足を運ばなくてなりません。
尚、礼文町のホームページには、礼文島の美しい植物写真が沢山掲載されておりますので、是非ご覧下さい。

作品の追加、変更は随時行う予定ですので、ご了解下さい。
礼文島・香深港より利尻山を望む
最終更新日;2016年8月2日


エゾウスユキソウ (キク科)
Leontopodium discolor

エーデルワイスの仲間で、別名をレブンウスユキソウとも言います。礼文町のシンボル的な花で、町の花にもなっています。 しかし、礼文島の固有種ではなく、ニペソツ山や北海道東部にも分布します。 私自身は、ハヤチネウスユキソウオオヒラウスユキソウミヤマウスユキソウホソバヒナウスユキソウヒメウスユキソウ及びミネウスユキソウといった近縁種でお馴染みの花なので、リシリヒナゲシやレブンアツモリソウを見に行ったついでに撮っていましたが、良い写真は撮れませんでした。おかげで4回も礼文島を訪れることになりました。
礼文島の民宿などの花壇に植えてあるのを見かけることもあります。 礼文林道沿いにロープで囲まれた自生地が2箇所ありますが、車で簡単に行けるせいか荒れていました。一般観光客が行かないような場所でないと良い株は見られないようです。尤もそんな場所ではプロの盗掘者に狙われるなど、この花も安心して咲いていられる場所は少ないようです。

シュムシュノコギリソウ (キク科)
Achillea alpina ssp. camtschatica

千島列島最北端の占守(シュムシュ)島で発見されたので、この名前があります。国内では利尻山に分布します。
四島どころか、千島列島の全ての島が日本領だった頃の調査で見つかったんでしょうね。カムチャッカ半島手前の島にも漢字の名前がついています。
ノコギリソウは異変の多い植物ですが、シュムシュノコギリソウの葉は羽状にやや深く裂け、裂片には鋸歯があるといった特徴があります。円内に葉の様子が判る写真を組み込みました。

シラゲキクバクワガタ (ゴマノハグサ科)
Veronica schmidtiana ssp. schmidtiana f. candida

キクバクワガタは、北海道の亜高山帯から高山帯にかけて分布し、中部〜東北の高山で見られるミヤマクワガタの近縁種です。
葉の切れ込みが深く、キクの葉に似ていることから、この名前があります。 このうち、全体に白い毛が特に多いものをシラゲキクバクワガタと呼んでいます。礼文島で見られるものは、殆どがシラゲキクバクワガタです。 本種の変種がエゾミヤマクワガタです。
生命力が強いのか、林道工事で山肌が削られて露わになり、他の植物は生育出来ないような荒れ地に、帰化植物のセイヨウタンポポと一緒に咲いていました。

レブンシオガマ (ゴマノハグサ科)
Pedicularis chamissonis var. rebunensis

ヨツバシオガマの中で、東北や北海道に生えるものは全体に大柄でキタヨツバシオガマ(var. hokkaidoensis)として変種扱いされます。礼文島のものは特に大柄で、草丈も70〜80cm位の大きな株となります。中には花穂が分岐していたり、名前の由来となった輪生する葉を5〜7枚つけたものまであり、レブンシオガマとして区別されます。以前は、ヨツバシオガマと一緒に紹介していましたが、別種としてこちらに引っ越しました。
島のあちこちで帰化植物と競うように逞しく生育しています。

ネムロシオガマ (ゴマノハグサ科)
Pedicularis schistostegia

北海道東部と礼文島に分布します。 他のシオガマと比べても、茎が太いのと白い花が特徴です。 但し、花色は純白ではなく、上唇は淡い黄色で下唇は白色です。
本種以外にも礼文島と北海道東部に隔離分布する花は、エゾウスユキソウやレブンコザクラなど幾つかあります。

レブンハナシノブ (ハナシノブ科)
Polemonium caeruleum subsp. laxiflorum f. insulare

北海道に分布するカラフトハナシノブの変種で礼文島のみに分布します。母種のカラフトハナシノブに比べて花が密生するので美しいです。中部山岳に分布するミヤマハナシノブも近縁ですが、ミヤマハナシノブに比べると、本種の花は小型です。
長い茎の先に花をつけ、礼文島の強風に揺れ動くので、ストロボに頼った撮影をしました。バックが暗くなってしまったので、Photoshopで修正しました。

リシリリンドウ (リンドウ科)
Gentiana jamesii

クモマリンドウとも言います。北海道と千島・サハリン・北朝鮮に分布します。 北海道では、利尻山,大雪山,夕張岳のみに見られます。 5裂する花冠の間の副片が開花時には内向して花筒を塞ぐといった独特の花形ですので、一般のリンドウとはちょっと違った印象を受けます。 こんな形だと昆虫による受粉を受け難いような気がするのですが、どんな工夫をしているのでしょうか。
この写真は大雪山で撮影したものです。利尻・礼文のページの新設に伴い、こちらに移動しました。そのうち利尻山で撮影したものに差し替える予定です。

レブンコザクラ (サクラソウ科)
Primula modesta var. matsumurae

礼文島以外では、北海道東部などにも分布します。
礼文島の草原には沢山自生しているのですが、花期が早く6月初旬にレブンアツモリソウを見に行った時には、もう花期も終わりに近く、殆どの花がどこかしら傷んでいました。 その中で、ようやく見つけた咲き始めの株です。
レブンコザクラは全体的に大柄で、花数も多く花全体がボール状になるのですが、写真のものは花数が少ない方です。 本種はサクラソウ属の中でもユキワリソウ節に分類されるサクラソウで、根生葉が外側にカールする特徴を持っています。 ユキワリソウ節には、ユキワリソウサマニユキワリヒメコザクラ等があります。

サクラソウモドキ (サクラソウ科)
Cortusa matthioli var. yezoensis

まるで、偽物のような名前で可哀想です。
この花も利尻・礼文以外では、崕山や手稲山など限られた場所でしか見られません。樹林帯の沢筋などの薄暗い湿った場所を好むようです。掌状の葉と茎には毛が疎らに生えています。偽物扱いされた名前を恥じているのか、樹林の下で、うつむきかげんに花をつけていました。

エゾツツジ (ツツジ科)
Therorhodion camtschaticum

草のように見えますがれっきとした落葉性の低木です。北海道の高山と本州の一部(秋田駒ヶ岳と早池峰山)に分布します。
風衝岩礫地などに大きな株を作り花を沢山つけますので、花期には目立ちます。花は公園などで見かけるツツジよりも小さめで、花冠の直径は3cm位です。私の写真では判り難いのですが、花冠は均等に5裂するのではなく、上の3弁は中裂、下の2弁は深裂します。
この花の撮影をした時は花期も終わり頃で、花が落ちていたり傷んでいるものが多く、写真になるような株を探すのに苦労をしました。

チシマフウロ (フウロソウ科)
Geranium erianthum

東北地方と北海道の亜高山帯〜高山帯の草原で一般的に見られます。 近縁のトカチフウロと比べて花色が濃いのですが、礼文島のものは花色が濃い上に花数が多いので大変見事です。
7月の8時間コースでは、この花とヨツバシオガマ、タカネナデシコ、ハマナス、イブキトラノオ、ツルフジバカマが目立ちます。
グンナイフウロの亜種として、Geranium eriostemon ssp. erianthumと分類されることもあります。

レブンソウ (マメ科)
Oxytropis megalantha

この花も礼文島の固有種です。 中部山岳で見られるオヤマノエンドウの近縁種で、礼文島ではこんな花まで海岸の近くで見ることが出来ます。 まとまって咲いている場所もあるらしいのですが、散策コース沿いではなかなか見ることが出来ません。 花の盛りは6月中旬頃のようですが、花期は結構長くて6月初旬から8月上旬でもまだ咲いていました。蕾と実が同時に咲いているのを見かけたこともあります。
本来は花数がもう少し多くて花がボール状になるのですが、残念ながらまだこの程度の写真しか撮れていません。この花が咲く頃には、次項で紹介するカラフトゲンゲ以外にもクサフジやツルフジバカマといった似たような花が咲き競いますが、オヤマノエンドウ属のレブンソウは花を上向きにつけることと全体に毛が多いことが特徴です。(写真右下を参照)

カラフトゲンゲ (マメ科)
Hedysarum hedysaroides

この花が分布するのは礼文島以外では大雪山や芦別岳などに限られています。もっと注目されても良いのですが、なんせ礼文島ではレブンソウが有名なのでマイナー扱いです。この花をレブンソウだと勘違いして撮影している観光客をよく見かけます。 イワオウギ属の特徴として花を下向きにつけるので容易に区別が出来ます。
レブンソウと比べると花期は短く一度に咲きます。
節果に毛が無いものをカラフトゲンゲ、毛があるのをチシマゲンゲ(f. albiflorum)と区別します。礼文のものは殆どがチマゲンゲと言われていますが、実を確認した訳でもありませんので母種名で紹介致します。

チシマワレモコウ (バラ科)
Sanguisorba tenuifolia ssp. grandiflora

真夏の澄海岬はこの花で一杯でした。 写真のものは花穂が長いので、厳密に言えば変種のナガボノシロワレモコウ(f. alba)です。 礼文島の花というわけでもなく、北海道の亜高山帯の草原では一般的に見ることが出来ます。
ワレモコウは、小さな花が密生した穂状花序をつけますが、この花序は先の方から咲いてゆきます。

ハマナス (バラ科)
Rosa rugosa

こんな花を『高山植物写真館』に登場させたら叱られそうですネ。ご存じの通り夏の北海道の海岸で一般的に見られる灌木です。 しかし、環境の厳しい礼文島西海岸に生えるハマナスは矮小化し、地面にへばり付くように枝を這わせ、高山植物のような雰囲気があります。
同じ礼文島でも香深などの島の東部では当然のように大きくなり、同じ植物とは思われないほどです。 7月の8時間コースでは、エゾウスユキソウに混じって咲いているこの花無視する訳にはいきません。

チシマイワブキ (ユキノシタ科)
Saxifraga punctata ssp. insularis

日本では利尻山と大雪山のみで見られます。湿った岩場を好み、世界的にはアリューシャン〜千島〜サハリンといった北太平洋に分布します。
前回登った時は偶然見掛けた1株だけしか気付きませんでした。今回は山頂付近の登山道から離れた岩壁には結構咲いていましたが、登山道脇ではあまり見られませんでした。地味な花ですが、結構珍品です。

エゾイヌナズナ (アブラナ科)
Draba borealis

別名シロイヌナズナとも言います。北海道と本州中部以北の亜高山帯で見ることが出来ます。 レブンアツモリソウを見ようと6月始めに礼文島を訪れた時は、島の北部はこの花が盛りでした。生命力が強いのか、草地は勿論のこと、海岸線付近の岩場まで大きな株が進出していました。

リシリヒナゲシ (ケシ科)
Papaver fauriei

利尻山の山頂付近に特産する固有種の花で、日本に自生する唯一のケシ科ケシ属の花です。
利尻島に行くと宿の花壇など至る所にリシリヒナゲシという花が咲いていますが、あれは偽物(外来種のチシマヒナゲシやその雑種)です。本物は利尻山の山頂付近にしか咲いていません。 それどころか、この偽物を利尻山の山頂付近に植えた者がいたのです。 このことは私が利尻山に登った2001年以降に顕在化し、その後DNA検査まで行うという大変な労力を掛けて偽物を駆除しているとのことでした。 前回撮った写真は偽物かもしれないという疑惑はその頃からありました。その後随分経ったので偽物駆除も済んだ頃と思い今年(2016年)登って来ました。
この写真は山頂付近で見掛けた本物と思われる株です。悲しいことに利尻山で見掛けたのは僅か3株だけで、平地の偽物よりも小さな花をつけていました。以前私が撮影した株は偽物だったようです。 15年間も偽物を掲載していて申し訳ありませんでした。この写真はだぶん本物のリシリヒナゲシです。
観光目的の為でしょうが、高山植物展示園のような公的な場所にもリシリヒナゲシとして堂々と偽物が植えられているのは問題ではないのでしょうか。

ボタンキンバイ (キンポウゲ科)
Trollius riederianus var. pulcher

利尻山とサハリンに分布します。本種は一般にはチシマノキンバイソウの変種として扱いますが、独立種として扱う説もあります。
他のキンバイソウと違って雌蕊の先が赤いのが特徴です。又、花弁のように見える萼片が9〜16枚と多く、重なり合っているので半球状の八重咲きになります。 リシリヒナゲシと並んで利尻山を象徴する花ですが、登山道沿いではたった1株が咲いているだけでした。
右の写真は9合目付近の斜面に広がる群落です。ここの群落は有名で色々な写真を見かけます。プロのカメラマンは許可を得て、この群落に近付いて撮影しているのでしょうが、登山道からの撮影では距離があり過ぎました。

レブンキンバイソウ (キンポウゲ科)
Trollius ledebouri

別名をオクキンバイソウと言います。礼文島とシベリアに分布します。花弁状の萼片が多いので二重に重なります。雄蘂の束から飛び出ているのが花弁です。
元地灯台から桃岩にかけてのコースで見られますが、年によって開花状態に差があるようで、なかなか良い状態のものには出会えていません。また、他の植物と混生しているので、写真を撮るとなると他の植物が邪魔になったりして撮影に苦労します。近縁種と比べて葉に更に細かく裂けるので葉まで写し込みたかったのですが、思うようには撮れませんでした。

タカネナデシコ (ナデシコ科)
Dianthus superbus var. speciosus

野山に咲く秋の七草のナデシコは正しくはカワラナデシコと言います。 このカワラナデシコの高山変種がタカネナデシコです。 カワラナデシコに比べて、草丈が低い、茎があまり枝分かれしない、花が大きいといった特徴があります。 亜高山帯にも結構分布し、カワラナデシコとの中間型みたいな個体もあります。
礼文島のものは他の地域のものに比べて色が濃く、大株になるようです。丘陵地帯は勿論のこと海岸端でも咲いています。

レブンアツモリソウ (ラン科)
Cypripedium macranthum var. rebunense

礼文島に特産する固有種です。美しい花で、この花を見たくて、花期に礼文島を訪れました。
民宿のおばちゃんの話だと、昔は島のあちこちに咲いていたらしいのですが、美しいが故に盗掘され、今では絶滅が心配されています。
島の北部の自生地で、厳重な柵に守られて咲いている姿には、何か悲しいものがあります。
近縁のアツモリソウやホテイアツモリソウが淡紅色や紅色の花なのに対して、本種はご覧のように淡いクリーム色の花をつけます。花が終わりに近づくと純白になります。
アツモリソウの名の由来は、近縁種のクマガイソウと同様、平家物語の平敦盛と熊谷直実のお話に因んでいます。 源平の合戦の頃の武者は、敵の矢を防ぐ為に、母衣という袋を鎧の後に背負っていました。この母衣が風に膨らんだ様子を源平の武者にたとえています。近縁種にはキバナノアツモリソウもあります。

ハクサンチドリ (ラン科)
Orchis aristata

日本の野生ランには千鳥の名前が多いです。 花穂に多数の花をつけて、文字通り小鳥が群れているようです。 中部以北と北海道に分布します。この花は北方に行くほど花穂の花数が増えるようです。写真の株は礼文島で撮影したものです。円内は南アルプス北岳で撮影したものですが、花数が寂しいです。 北方の株が花数が増える傾向は、テガタチドリでも見られます。 亜高山帯の雪田跡などの湿った場所を好みます。 白花のシロバナハクサンチドリや葉に斑紋のあるウズラバハクサンチドリなどの変種がありますが私はまだ見たことがありません。

エゾチドリ (ラン科)
Platanthera metabifolia

根元に2枚の大きな葉があることから別名をフタバツレクサといいます。この葉は、花が咲く頃には枯れるか傷みがひどくなると言われていますが、私が見かけたものはまだしっかりしていました。
北海道や樺太・千島の海岸付近の草原に分布します。 最初に遠くから見かけた時には、シロバナハクサンチドリかと思ったのですが、葉の形が違っていました。 今回礼文島は2日間歩き廻ったのですが、たった1株見かけただけで個体数は少ないようです。

リシリソウ (ユリ科)
Zygadenus sibiricus

国内では礼文島と利尻山の高山帯のみに分布します。リシリソウ属の植物は日本では本種のみです。 利尻山で発見されたのでこの名前がありますが、利尻山ではまず見かけないようです。
礼文島でも個体数は多くなく、2日間歩き廻ってたった1株見かけただけです。 地味な花ですが、非常に珍しいのです。

クロユリ (ユリ科)
Fritillaria camtschatcensis

クロユリの分類には幾つかの学説があり、中部山岳などで見られるものをミヤマクロユリ(ssp. alpina)としたり、染色体数で分類したりします。 写真のものは、そういった分類の母種にあたるクロユリ(エゾクロユリ)で、北海道・サハリン・千島などに分布します。 ミヤマクロユリが小柄で1茎に1〜2個の花をつけるのに対して、母種のクロユリは全体に大柄で花数が多いのが特徴です。
クロユリとは名ばかりで、一般的な花色は暗褐色で黄色の細かい斑点が入ります。しかもユリの名はあっても、ユリ属ではなくバイモ属の為、本によっては胡散臭い花のように書かれることもあります。 ところが、礼文島の久種湖畔で見かけたものは漆黒とはいかないまでも、かなり黒に近い色でした。これならば、クロユリの名に恥じない色です。雨に濡れて佇む姿には、神秘的なものがありました。
実際の感じはもう少し褐色がかかっていたのですが、写真にしたら黒が強調されたように思います。

ツバメオモト (ユリ科)
Clintonia udensis

近畿以北の樹林帯の陰になるような場所ならば、どこの山にも生えています。 中部山岳ですと、この花が咲いている付近は、長い樹林帯の最中で、先を急ぐあまりにカメラを向ける余裕もなかったようです。
礼文島を縦断する8時間コースでは、そんなに急ぐ必要もありませんから、ゆっくりと花を見ることが出来ます。特に私が歩いた6月初めは西上泊から笹泊川上部の沢までの間は笹藪だけの状態ですので、樹林帯の下でひっそりと咲いている花にも目が届くようで、久しぶりにツバメオモトを撮しました。

ヒメイズイ (ユリ科)
Polygonatum humile

九州・本州中部以北・北海道に分布します。どこの山にでも生えているアマドコロの近縁種です。 花としてはありふれており、本州などでは草丈は20〜50cm位になるのですが、礼文島では、環境が厳しいのか矮性化しています。 写真のものもそうですが、礼文島では草丈僅か5cm程度で花をつけます。この小さな体に花のサイズだけは、一人前のものを咲かせています。この姿が大変ユーモラスなので載せることにしました。
漢字名は大変難しく、姫萎蕤と書きます。"ずい"の文字はunicodeに対応しているブラウザでは表示されていると思います。unicode非対応ブラウザをご利用の方の為に画像で示すと となります。

尚、当ページに掲載した写真の著作権は中村和人にあります。 無断転載しないで下さい。
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