2011年

 この年は東日本大震災がありました。それに伴う福島原発事故や夏から秋にかけては台風災害など災いの多い年でした。個人的には父が死去し慌ただしい年となりました。山の方は昨年のリベンジのような登り方でしたが、成果の方はイマイチでした。春の夕張岳三回目の挑戦でユウパリコザクラが撮れたのが唯一の成果でした。
尾瀬 (2011年10月1日〜10月2日)

 尾瀬の東電小屋は設備の良い小屋との評判が高いのですが、メインルートから外れているし、尾瀬は日帰りが多かったので泊まったことはありませんでした。福島原発事故で多額の賠償金の問題が発生し、東電小屋の売却もウワサされるようになりました。東電小屋の運営は子会社の尾瀬林業が行っており、売却されても小屋自体が無くなることはないでしょうが、経営者が変わる前に一度は泊まりたいものです。会社の写真部の一泊旅行に企画提案したら、あっさり通ってしまいました。早めに参加者を募集したものの参加者は僅か4名です。
 高速バスで鳩待峠に向かいます。鳩待峠で先ずは食事です。天気予報では時々雨だったのですが、曇りながらもなんとか持ちそうです。山ノ鼻を目指して下り始めました。まだ樹木はあまり紅葉していません。至仏山の山頂は雲に隠れたままです。山ノ鼻の湿原にはエゾリンドウが目立ちますが、草にはまだ青味が残り草紅葉の季節には少し早かった感じです。燧ヶ岳にも雲がかかっています。池塘のヒツジグサは黄色くなり始めていました。1つの池塘にだけ、ヒツジグサが今の季節になってもまだ花を咲かせていました。シカの食害で春先は全く見掛けなくなったミツガシワも池塘の中には多少残っています。エゾリンドウとワレモコウが目立つ程度です。下ノ大堀の至仏山のビューポイントでも相変わらず至仏山には雲がかかったままのうえ、この季節は草ボウボウなだけです。竜宮小屋で県境の橋を渡り、とりあえず福島県にも足を入れました。ポツポツしたので急いで小屋を出発したのですが、雨は直ぐに上がりました。ヨッピ橋を渡って新潟県にある東電小屋に着きました。予約は男3女1でしていたのですが、逆に予約されており部屋の調整に時間がかかりました。念願の本館ではなく、別館に案内されました。予約した時にはかなり空いているような返事だったのですが今日は満員とのことです。ここは満員かもしれませんが、尾瀬自体は非常に空いています。持参したウィスキーのお湯割りで暖まりました。最近はどこの山小屋も食事は良くなっているので、期待していた食事はこんなものかといった感じです。東電小屋には衛星電話があるのですが、緊急の場合を除き一般には開放していないとのことでした。お風呂の湯船はステンレス製で広いです。男9人が相部屋で約10畳の部屋に寝るですが、通常の山小屋に比べればゆったりしたものです。蒲団は清潔ですがシュラフにくるまって蒲団に入りました。普通の山小屋は消灯時間になると一切の電源が切れるのですが、常夜灯は点いているし、夜中のトイレも照明が点きます。流石東電小屋というよりも尾瀬の小屋は全てがそうらしいです。
 夜中にシカの鳴き声が何度かしました。今朝は冷え込みが予想され霜が降りるかと思われたのですが、霜は降りませんでした。気温は5℃とのことです。朝食を済ませ出発しました。今日も曇りで山の姿は望めません。只見川に架かる東電尾瀬橋を渡り福島県に入りました。渇水期なので川の水量は春に比べると少なく迫力がありません。これなら三条ノ滝もたいしたことはなさそうです。見晴から段小屋坂を上り白砂峠を越えて尾瀬沼に出ました。尾瀬沼の方が標高が高い為か草紅葉はこちらの方が進んでいました。天気が良くないので沼の北側を廻りました。急げば予定より2時間早いバスに乗れそうなので、長蔵小屋から先はメンバーを急がせました。燧ヶ岳が一瞬だけ姿を見せました。沼山峠を越え、バスの発車時間の20分前に沼山峠のバス発着場に着きました。バスは発車までの僅かな時間に満員になりました。
 会津地方は台風15号などで大被害を被ったようです。土砂崩れが発生した斜面や土石流で崩壊した家を沢山見掛けました。道路が流され片側通行の箇所が何ヶ所もありました。会津高原尾瀬口駅でようやく遅い昼食です。野岩鉄道の列車に乗り込む時にもビールは買ったのですが、乗り継いだ東武特急は車内で生ビールを販売しているので、ビールを飲んで良い気分で帰りました。
朝日連峰 (2011年7月9日〜7月10日)

 日本の高山には7種類のエーデルワイスが咲くのですが、写真の出来が悪いのがミヤマウスユキソウです。昨年も撮りに行ったのですが、花期に恵まれず枯れ花しか見られませんでした。今年こそはと雪辱をめざします。 震災の影響も少なくなってきたのか平日の昼間の新幹線はそこそこの乗車率です。天気予報では東北地方には梅雨前線がかかり、左沢近くの寒河江は雨のち曇りの筈でしたが、左沢は晴れて蒸し暑かったです。予約した「あてらざわ温泉湯本旅館」は最上川河畔にある古い宿です。安い部屋を予約したのですが、お客は私一人だけのようです。浴場のある母屋の大きな部屋もがらんとしていました。安い部屋だけあってエアコンは窓取付けタイプで騒々しい上に殆ど効いていません。テレビも地デジチューナーを取り付けたアナログテレビです。明日のタクシーを予約しました。夕食には最上川の鮎の塩焼きが付いてきました。
 昨晩は良く眠れませんでした。5時半頃に一階に行くと朝食代わりの出来たてのおにぎりが置いてありました。おにぎりで朝食を済ませます。出かける前の天気予報では曇り時々雨でしたが、晴れて暑くなりそうです。タクシーは予約した時間にやって来ました。宿の人がいないので、着替えを預かってもらう旨のメモを残します。日暮沢小屋の前にはもう何台も車が止まっています。偶然声を掛けた方は竜門小屋の管理人さんでした。管理人さんに続いて登り始めました。登り始めは樹林帯の急登が続きます。途中管理人さんを追い越し、このルート唯一の水場で休憩です。この水場まで2時間は、まあまあのペースです。暑くなりそうなので水分を補給します。ペットボトルのお茶が半分ほど残っていたので一気に飲み干し、沢水を詰めました。この時水分を採り過ぎたのが災いし、この後の行程でバテる原因となりました。次の目標地点の清太岩山までは、地図で見る限り等高線の間隔が緩むので多少ペースが上がるかと思ったのですが、今度は猛烈な暑さで少し休んでは水ばかり飲みました。日暮沢小屋から清太岩山までは昭文社の地図より23分遅れの3時間23分かかりました。へばってしまいましたが稜線が見えると少しは元気になりました。次の目標地点のユーフン山との標高差は100mですが、一旦下って登り返します。このルートは森林限界がはっきりしないのですが、ユーフン山への登りの途中から樹木がなくなり高山帯らしくなりました。ユーフン山も昭文社の地図より7分遅れで到着しました。いよいよ稜線の竜門山を目指します。ここからはヒメサユリなどが現れ始めました。山頂近くに緩い傾斜の雪渓登りがありました。竜門山にも7分遅れで到着しました。今回の目的のミヤマウスユキソウが登場したのですが、苞葉の綿毛が変色し始めており、少し花期を過ぎた感じでがっかりです。小屋ヘは少し下るのですが、小屋では先に到着した管理人さんが缶ビールを飲んでいました。ビールを飲みたいのですが、ここは我慢です。へばっていましたが、ウィスキーの水割りを飲むと多少元気になり、昼食代わりのカロリーメイトを食べました。晴れてくれたのは良いのですが雷雨が心配になるような雲行きです。積雲が発達し積乱雲になりかけています。管理人さんの話だと今年のミヤマウスユキソウの見頃は竜門山付近では2週間前、寒江山付近では1週間前とのことです。寒江山の方が緯度と標高が高いので花期が少し遅いという説明をしてくれましたが、地図を見れば標高も緯度もたいした違いはありません。 雷が心配ですが、荷物を減らして寒江山を目指します。幾つかのアップダウンを越えます。途中でオノエランを見掛けました。気付けばあちこちに咲いています。しかし少し花期を過ぎたのか、花の一部が褐色に変色し始めた株がほとんどです。管理人さんが言った通り南寒江山を登り始めるとミヤマウスユキソウの苞葉の綿毛が白くなり始めました。しかし、真ん中の花を見る限り盛りは少し過ぎているようです。盛りを過ぎたせいかもしれませんが、苞葉の綿毛もふんわりした感じのものよりもべったりした感じの株が多いようです。群落も結構見掛けますが少し盛りを過ぎた感が強いです。南寒江山を過ぎ、寒江山との鞍部に下ります。ここの群落は既に終わりで苞葉の綿毛も無くなり始めていました。昨年もここの群落は綿毛が全く無かったのですが、鞍部で風が強いのが影響しているのかもしれません。花に期待ができない上に雲行きも怪しくなってきたので、寒江山には登らずに引き返します。小屋に戻り早速缶ビールを買いました。缶を開けたら遠くで雷が鳴り出しました。早く帰ってきて良かったと思いました。夕方、一時小雨が降りました。竜門小屋に泊まったのは三人連れと、女性客の合計五人でした。単独登山の女性が持参した温度計によれば登山中の気温は33℃だったとのことでした。三人組が色々な食品を分けてくれるので夕食は作らずじまいです。ウィスキーを提供しただけでは気が引けました。
 昨晩は三人組の鼾が煩くて良く眠れませんでした。本来は登りと同じルートを下る予定でしたが、天気が良いので折角なので昨年と同じく大朝日岳まで行くことにしました。月山、鳥海山、飯豊山が見えます。洋上に佐渡島もかすかに見えました。今朝は朝食を作ります。単独行の女性、三人組の後から出発しました。晴れて暑いのですが稜線は日本海側からの風があるので助かります。途中で三人組を追い抜きました。西朝日岳からの大朝日岳や飯豊山の眺めが素晴らしいです。昨年はガスで何も見えなかったので、これだけでもコースを変更した価値があります。中岳付近でヒナザクラの小さな群落を見掛けました。大朝日小屋に着く頃からガスが立ちこめて来ました。先発した単独行の女性はリュックを置いて山頂に行っているようです。休んでいる間に三人組に追いつかれました。ガスで眺望が利かないので昨年も登っていることから、大朝日岳には登らずに下山を始めました。昨年とほぼ同じ時間に下り始めました。途中の通過時間もほぼ同じなら、下山途中からの猛烈な暑さとの戦いも昨年と同様です。稜線で吹いていた風が全くありません。昨年と違い今年はヒメサユリが見頃でした。
 古寺鉱泉で缶ビールを売ってもらい、衛星電話でタクシーを呼んでもらいました。タクシーが来るまでの間にシャワーを浴びさせてもらいました。着替えは宿に置いてきたので、再び湿った下着を着ます。タクシーで宿まで行き、急いで着替えを済ませ、タクシーでそのまま寒河江に行きました。左沢だと16時過ぎまで列車がありませんが、寒河江だと始発列車があるのです。途中道路が濡れていました。直前に極地的な雷雨があったとのことで、左沢では昨晩も雷雨だったとのことです。雷雨の後なのにやたらと蒸し暑いです。寒河江始発の列車に乗り車内でモバイル特急券を買いました。新幹線は震災後一部区間で徐行運転していましたが、山形新幹線は昨日より通常運転に戻ったとのことでした。東京の方が山形よりも涼しく感じました。
夕張岳 (2011年6月18日)

 本州は大雨でしたが、北海道は雲は多いものの晴れです。夕張行きの普通列車は昨日からの石勝線追分駅の信号機械トラブルの影響で運休です。特急だけは手動信号による運転をしていましたが大幅な遅れがでていました。南千歳駅から夕張駅までの代行バスが運行されました。大幅に遅れるかと思ったのですが列車の時刻より11分遅れで夕張に着きました。
 タクシーは予約した時間にやって来ました。今日の7時に林道のゲートが開くということだったので逆算して6時半に宿を出たのですが、もっと早い時間に開放されたようです。林道の入口付近はダム湖に沈むので樹木が伐採されており、周辺の風景は昨年とは全く変わってしまいました。林道には山菜採りの車が沢山が入っていました。登山道入口の駐車場も車で一杯でしたが、こちらはヒュッテ開きの関係者かもしれません。記帳された時間を見ると5時に登り始めた人がいます。 石原平のシラネアオイは見頃には少し早く、2004年の時よりも少ない感じです。形の良い株もあるのですが、早く蛇紋岩崩壊地に行きたいので帰りに撮ることにして先を急ぎます。この付近から雪渓歩きが始まりました。望岳台で珍しいシラネアオイのシロバナを見つけたので、流石にカメラを出して撮影しました。憩沢までの間に幾つもの雪渓を渡ります。先週の「ユウパリコザクラ会」の会員ブログの情報で、かなり大きな雪渓があるとは知っていましたが、急斜面の大きな雪渓を2箇所も渡りました。踏み跡の上を慎重に歩きます。これだけ急だと用意してきた軽アイゼンだけでは役立ちそうにありません。前岳湿原は雪解けが早いようで地面が現れていました。ひょうたん池は完全に雪に埋もれていました。蛇紋岩崩壊地に着きました。念願のユウパリコザクラが咲いており、しかも見頃です。登山道の山側の方に30株程度、登山道から直接写真が撮れる位置にも5株ありました。昨年は登山道脇で開花したのは1株だけだったので、急に増えた感じです。地元の方々の保護活動の成果なのですが、ようやく花が咲くようになった小さい株が殆どで、まだつけている花も2〜4輪程度です。一方、シソバキスミレは見つかりません。登山道の谷側の方はまだ雪に埋もれており、この中に咲くのかもしれません。次にユウバリソウに期待して先を急ぎます。釣鐘岩付近にも大きな雪渓がありました。雪渓を横切るのではなく雪渓を登坂するのですが、一部が結構急になっており、ちょっと油断をして足を滑らせ20mほど滑落してしまいました。緩斜面で止まりましたがカメラの電池室が開いてバッテリーを濡らしてしまいました。ティッシュで拭いて装着すると問題はなさそうです。吹き通しのユウバリソウは予想では見頃の筈だったが少し早い感じです。それでも咲き始めの株が撮れました。ナンブイヌナズナとミヤマキンバイ(ユウパリキンバイ)が咲き揃いだして見頃です。目的を果たしたので帰ろうかとも思ったのですが、一応山頂を目指します。山頂直下の神社の周辺はいつもはミヤマアズマギクが咲いているのですが、今年は雪田に覆われていました。山頂では携帯電話が繋がりました。
 下山時は滑落した地点を慎重に下ります。今度は雪解けでぬかるんだ木道で滑って転び、しこたま尻を打ちました。蛇紋岩崩壊地で再びユウパリコザクラを撮影しました。シソバキスミレはやはり見つかりません。13時頃から雨が降り出しました。小雨ですが、天気予報より2時間も早いです。後は淡々と下るだけです。降り出したので石原平のシラネアオイは撮る気にもなりません。雨も降ったり止んだりです。合羽を着ると蒸し暑いので合羽の上着は雨に合わせて脱いだり着たりです。石原平から下は足も疲れだし下山のスピードは上がりません。下山の終点間近で、登山道横の笹藪がガサッと大きく揺れました。クマかと一瞬ヒヤリとしました。大声を掛けると、人の声で反応がありました。どうやら山菜採りの人らしいのですが、こんな場所まで入り込んで良いのでしょうか。夕張岳ヒュッテに行きましたが、ヒュッテ開きの準備で忙しそうです。外のベンチで雨具を仕舞い駐車場まで下りました。一旦上がった雨が再び降り出しましたが直ぐに上がりました。タクシーは約束した16時より10分早くやって来ました。
 この年のユウパリコザクラ会会員のブログには、7月3日に登った時にシソバキスミレを撮影したとの記事が出ていました。
アポイ岳 (2011年5月14日)

 アポイ岳に行くことを決めたのは東日本大震災の直前でした。この時点で既に休日のアポイ山荘はウェブの予約サイトで調べると満室だったのですが、これより遅くなると様似の民宿にも泊まれなくなってしまいます。まだアポイ岳の開花時期が予測出来ない時期ですが宿を決めることにしました。アポイ山荘にメールで連絡したら一泊だけ予約出来ました。その後の天候の推移はほぼ予想通りでしたが、5月の連休中に雪が降るなど直前の天候が例年より寒かったようです。アポイ岳ファンクラブのブログの記事を読んでも少し早いようですが仕方ありません。出発の直前になってアポイ山荘から震災の影響でキャンセルが出たとの連絡が来ましたが、花に期待出来ないので連泊しないことにしました。
 千歳行きの飛行機は震災の影響なのかガラ空きです。天気予報では北海道は大荒れの筈でしたが、南千歳は雨上がりで小雨がパラつく程度です。駅ホーム脇の林は新緑ですが。兎に角寒い。苫小牧の桜も散り桜ですが、これは昨日からの花散らしの雨のせいかもしれません。日高本線に乗り一つめの駅を過ぎる頃から本降りになりました。雨は一時的に強く降るものの降ったり止んだりです。雨のせいか放牧されている馬は殆どいません。静内での長時間停車の間に晴れ間が出てきました。エゾヤマザクラとエゾノリュウキンカは咲いているもののミズバショウとオオバナノエンレイソウは殆ど見られません。ミズバショウは葉が茂り始めているので花は既に終わったようです。エゾジカの横断で列車は急停車しました。ようやく西様似を過ぎてからオオバナノエンレイソウとミズバショウを見かけました。様似は寒いです。雨は霧雨で傘の必要はありません。アポイ山荘も震災の影響で大量のキャンセルが出たとのことで宿泊客は僅か10名ほどです。明日も空いているとのことでした。
 夜の間に小雨が降ったらしいのですが、朝には上がっていました。朝食の前に散歩に出かけます。エゾヤマザクラが見頃です。キタコブシが咲き始めでは、やはり季節は早かったようです。今回は麓でエゾジカを全く見掛けません。記帳所に行きました。一昨日は10組ほど、昨日はあの天気でも一人だけ登ったようです。今日はまだ登った人はいないようです。帰りにビジターセンター前でこれから登る5人組に出会いました。
 散歩の時にははっきりと見えたアポイ岳の山頂も山荘を出発する頃には雲の中です。一合目のエゾオオサクラソウは咲き始めです。五合目ではアポイアズマギクが数個だけ咲いていました。七合目からはサマニユキワリが咲き始めましたが、まだ小さいです。ヒダカイワザクラは全く見掛けません。時々雨がパラつきますが雨具を着るほどでもありません。連休中に雪が降ったとのことですが、雪は山頂にも全く残っていません。幌満に下るササの道は前回はシカの糞だらけでしたが、今回は全く落ちていません。幌満のお花畑の監視カメラが撤去されていました。お花畑には何も咲いていません。アポイキンバイの葉がようやく出た程度です。サマニユキワリが岩陰で1輪だけ花をつけていました。やっと芽が出たばかりのヒダカソウを1株見つけました。昨年ヒダカソウが咲いていた場所は登山道から離れた場所だったので肉眼では確認出来ませんが葉も出ていなさそうです。トラバース道に入る頃からポツポツし始めましたが、樹林帯なので雨具は不要です。馬の背で急に本降りになり、慌てて雨具を着用しました。五合目小屋に着く頃にはほぼ上がりましたが、雨具着用のまま下山しました。ビジターセンターの前で雨具を仕舞いました。
 アポイ山荘で温泉に入らせてもらい、天ざるうどんと生ビールで遅い昼食を取りました。様似の駅前にもセブンイレブンが出来ていました。帰りの列車に乗っていたら日が差して来ました。
 この年のアポイ岳ファンクラブのブログには、ヒダカソウの新しい芽は出たものもの登山道付近での開花は無かったとの記事が出ていました。

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