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b9.社会

●● 社会理論−社会がいかに変化するかについての理論を知る ●● 
2△   つっこみ力/パオロ・マッツァリーノ/ちくま新書/2007「メディアリテラシーをつっこみ力と改名、笑いの仕組みを解き明かすのは永久に不可能 ⇒もう解けている、アメリカの笑いにつっこみなし、実社会では公平な立場の議論なし、ラッセル:どういう選択をするのかを論じる経済学・選択の余地がなぜないかを論じる社会学、血液型やゲーム脳などを考えた人は天然ボケの持ち主、地方議員が高収入なのは日本だけ、収入格差を問題視して資産格差を問題視しないのは欠陥、自殺率と失業率の相関・日本とフランスは明確だがアメリカとオーストラリアには相関がない、失業して借金が返せなくなって自殺する、平成10年はゆとりローンの犠牲者による自殺増、住宅ローンの方式を変えること・家そのものだけしか担保にできないことにする、"地価が下がると経済に悪影響"は金持ちのたわごと」
2♪△  反社会学の不埒な研究報告/パオロ・マッツァリーノ/二見書房/2005「昔のお父さんは尊敬されていなかった、中国語の尊敬には礼儀正しいの意味がある、特許大学株式会社の特許○○博士という商標・使用権の販売・犯罪にならず、諭吉は日清戦争に1万円寄付・叙勲を断る、米国体育学士の日本人とは、民主主義と世界平和を標榜した武士道の著者の皮肉、葉隠は山本常朝のいいたい放題トークショー、両替商を家来にして借金を踏み倒す大名・家来は殿を訴えることは許されない、明治11年の寄宿工女の4割は士族・環境悪化は明治30年代以降、一般より高給取り・福利厚生もあり・実労働は120日・労働時間は8-9時間、江戸時代の侍はキレやすい人たち・武士脳の恐怖、敵討ちルール:目下の敵は討てない・子どもの敵討ちはできない・家来になって殿を討ってはいけない・敵討ちの敵討ちは禁止・届け出が必要」
2▼♪※ 反社会学講座/パオロ・マッツァリーノ/イースト・プレス/2004「普通の社会学講座。講演のギャラは一回90-120分で30万が相場、戦後最もキレやすかった少年1943年生まれ、26%の年収700万以上の人が現住所以外の住宅の50%を所有、パラサイトシングルは世界中の現象・独居老人宅へ下宿させよ、バカ息子は遊んで暮らせ、働かざるもの食うべからずは聖書の言葉、キリストもパラサイトシングルのフリーター、江戸時代はフリーターだらけ、幕末武士勤務時間は10-14時に昼休み1h、石川啄木は芸者遊びで貧乏に、内容が7%という都市伝説のメラビアンの法則・言葉の内容と表情声質が違うときの比率、ブラジルでは血液型は9割がO型、スーペーの論理・少子化日本滅亡、子どもの遊べない公園、少子化の宣伝は厚生労働省の年金制度破綻をごまかすため、65歳で一億資産のある人に年金はいらない、公的年金受給者の14%が4000万以上貯蓄、年金受給者の2割に1000万以上の収入、江戸時代・仕事熱心でなく男の子育ても多い」
     ⇒ パオロ・マッツァリーノ(Paolo Mazzarino)イタリア生まれの30代だそうな。  
2△   「日本は先進国」のウソ/杉田聡/平凡社新書/2008「残業代割増率・日本25%・アメリカ50%、ドイツ・公的機関が土地の先買い権を持つ、最低賃金・オランダやアイスランドでは月20万相当、日本の年金は25年の支払い・アメリカは10年・ドイツ5年・スウェーデン3年、ノルウェー・4人以上の公的機関では両性がそれぞれ40%以上選出と規定、男女格差の是正にはクォータ制、東京の男性の帰宅時間は20時49分・ストックホルム17時11分、ノルウェーの男性・育休1.5ヵ月・母親に譲ることはできず取らないと放棄、教育機関への家庭からの支出GDP比率・ポルトガル0.1%・トルコ0.3%・日本1.2%、男女同室の着替え・ジェンダーに関係するものなし・下に体操服を着ているケースなど、小学校の1クラス:日本28.4・ロシア15.6・ルクセンブルク15.8・OECD平均21.5、中学校:OECD平均24.1・日本33.5、オランダ:小学校での性教育の最終目的は子供たちが性的な虐待を受けることから自分を守ること、人口1000人当たり公務員数:日本42.2・ドイツ69.6・イギリス78.3、ノルウェー:国民が議案を出すことができる、供託金:日本は300/600万・他国は10万以下・米仏独伊は0、国連国際人権規約委員会・日本の裁判官に対する人権教育の必要性を強く勧告した、ドイツの裁判員制度で評価が高いのは行政裁判・日本は刑事裁判のみ、バスのトロリー化で温暖化防止に貢献、正規雇用者の労働時間の法律遵守・非正規雇用者の正規化、実際に働いている人を分母に働いていない人を分子とした被扶養人口指数・1985年も2025年もほぼ同じ85年は1.08・06年0.99、スウェーデンの消費税25%・食品は12%・医療・不動産売買は0%、候補者の4割を女性に、ノルウェー・比例代表制が被拘束式で順位が変更できる、ODAは小額融資銀行の資金に」
1▼△  クルマを捨てて歩く!/杉田聡/講談社+α新書/2001「ボンエルフ・生活の庭:道は歩行者や居住者のもの・クラクション禁止・デンマーク事故率72%減、自動車保険は殺人保険、ナンバープレートに名前を入れろ、クルマなしで人生の持ち時間が増える・クルマの維持費の高さ・79歳の資産差は9700万、クルマの経費は社会全体では一台7790万、クルマを使うと地域の人間関係が壊れる、子どもは道路交通に対応できる生物学的能力がない・6歳児は距離を正しく認識できるのは18mまで、大正時代の町の制限速度は16km/h・人混みでは4hm/h、ハンプ:高さ10cm・奥行き4mの円弧の盛り上がり・自動車は高速では通れないが自転車には影響しない、コミュニティ道路としてハンプやジクザグ道路に、生活道路に歩道を造らない、享保7年1722年子どもを車で引っかけた車引きは流罪・雇い主は罰金刑になった」
     ⇒ 杉田聡(すぎた・さとし)1953〜。自動車論、民主主義論、哲学、倫理学、社会思想史。  
3▼○  創造の方法学/高根正昭/講談社現代新書/1979「社会科学方法論の入門書、アメリカの大学の講義・指定された文献の説明と解釈それに対する質疑応答と討論、歴史学者にとっても記述的といわれることは侮辱、モデル:仮説の複合体、タルコット・パーソンズの概念のサーチライト、概念は研究者が何を観察すべきかの一般的定義を与える、デュルケムの自殺論:プロテスタント信者は自殺率が高くカトリック信者は低い、原因=独立変数・結果=従属変数・統制された変化しない変数=パラメター、実験群と統制群という等質な集団を作る、マルクス:経済要因が社会構造を作る、ヴェーバー:宗教的要因が経済変化を説明する、比較例証法:変数を確定・因果関係を解明・複数の事例を比較、実験的方法・統計的方法・組織的比較例証法・逸脱事例分析に代表される参加観察法、方法論とは科学の原理を実現するための文法、数量的方法と質的方法の対立、理論⇒仮説⇒観察⇒経験一般化⇒仮説の検証⇒理論の修正の循環」
     ⇒ 高根正昭(たかね・まさあき)1931〜。社会学。  
3※▼  現代たばこ戦争/伊佐山芳郎/岩波新書/1999「アメリカは1971年よりタバコのテレビTVは法的に禁止、国際消費者機構アンワ・ファザール、元ノルウェー首相ブルトラン:煙草は人殺し、喫煙者率男-女:98年日55-13,94米28-23,94英28-26,93仏40-27,95タイ49-4,94スウェーデン22-24、98年マルボロ一箱値段(円):日260英673オーストラリア596イタリア377カナダ337アメリカ281、子どもの喫煙を防ぐには値段を上げること、日本のマイルドセブンは"吸い過ぎに注意"外国では"肺ガンの原因になる・心臓病の原因となる"、WHOの90年推計・薪としして伐採される重量の8割がタバコ葉乾燥用の燃料、タバコにはヒ素とダイオキシンも、日本の男性医師の30%が喫煙者、祖父はヘビースモーカーだが90歳まで生きた=高速道路を歩いても危険ではない、州政府が原告となってタバコ会社を訴えた、子どもを狙ったRJレイノルズのシックスティーン計画、JTは大蔵省の天下り先、ラルフ・ネーダーの市民分類:世の中を良くしようと願うパブリック・シティズン:自分と家族の幸福しか考えないプライベート・シティズン」
     ⇒ 伊佐山芳郎(いさやま・よしろう)1939〜。弁護士、たばこ病訴訟弁護団長。  
3※   社会主義の誤解を解く/薬師院仁志/光文社新書/2011「社会主義思想の歴史、21世紀初頭ヨーロッパの首相はほとんどが社会主義勢力だった、完全な資本主義や社会主義は存在しない、共産主義が社会主義の高次の段階という論法に根拠なし、デュルケム、共産主義は私有財産の否定と共有財産制という原始回帰型の思想、社会主義は生産手段の社会的所有、ユートピア共産主義をのぞくと共産主義と社会主義は同類、人口変化1800-1900:イギリス1100⇒4150・フランス2760⇒3900、共産主義と社会主義の違いは元祖タコヤキか本家タコヤキの違い、革命主義と浸透主義、ヒトラーは極めて民主的な手続きを経て国民から正当な独裁者として選ばれた」
3▼△  日本とフランス 二つの民主主義/薬師院仁志/光文社新書/2006「フランス憲法:平等の保障が明記、ヨーロッパ諸国では左派党、社会党、労働党が依然強い勢力を持つ、1848年のフランス二月革命とドイツ三月革命が社会民主主義の原点、ドイツの財産税やフランスの富裕税では株式は所有だけで税金が課される、民主主義を平等獲得の努力成果と考え自由の制限のために戦う、民主主義と自由主義は別物、イギリス:保守党と労働党、フランス:国民運動連合と社会党、ドイツ:キリスト教民主同盟/社会同盟と社会民主党と左派党、スペイン:民衆党と社会労働党、オランダ:キリスト教民主同盟と労働党、ギリシャ:新自由主義党と全ギリシャ社会主義運動、イタリア:自由の家右派連合と団結左派連合、アメリカ:共和党と民主党、ヨーロッパでは自由が伝統で自由主義が保守主義、ヨーロッパではリベラルはそれほど肯定的な言葉ではない、アメリカは宗教倫理に縛られないのがリベラル、アメリカは一種の宗教国家、市民が権力に対抗することを奨励する社会主義と共産主義の矛盾、アメリカでは普通の人は地下鉄に乗らない、日本の世襲議員の多さ、顧客主義の蔓延・大学はレジャーセンターで職業訓練と斡旋するだけに、フランス:子どもの非行で両親に禁固刑・毎年100人ほどが子どもへの教育怠慢で実刑を受ける、イギリス:子どもが万引きしその母親が有罪に、フランス憲法:国家と国民の関係を相互的なものとして規定、左派は徴兵制を支持・国防は国民全員が平等に担うべき、ブッシュの貧乏人の徴兵制、愛国心は愛政府心ではない、フランスの国際連帯税・航空券への課税し発展途上国支援、アメリカの聖書の創造論に基づいた宗教上の平等、2005年フランスの暴動・出された夜間外出禁止令や集会禁止令は日本ではいつでも禁止のもの、フラールを被ったり首から十字架をかけると授業出席拒否される・宗教に関する中立性、フランス国民であるよりイスラム教徒であることを優先することを容認しない、フランス:期間労働者を継続で雇うと正規より高くつく・賃金節約としては成立しない・若年失業率が高く経済成長率は低いが貧困者の比率は低く出生率は高い、貧困率ワースト5%:メキシコ20.3・アメリカ17.1・トルコ15.9・アイルランド15.4・日本15.3、フランスは7.0%、高等教育の家計負担率%:デンマーク2.1仏10.1英16.6豪33.7米38.9日58.5韓63.8 ⇒そもそも大学進学率が違うので無意味」
2△   英語を学べばバカになる−グローバル思考という妄想/薬師院仁志/光文社新書/2006「メートルを使わないのはアメリカ・パナマ・ミャンマー、国連英検と国連はあまり関係がない、マクドナルドでイモといえばフライドポテトが出てくる、フランスでは黒人でも差別ではない、トッド:2050年にはアメリカ帝国は存在しない・ソ連がなければアメリカは必要ない、アメリカの衣食住に困る人は3290万人、モスクワオリンピック:ヨーロッパや中南米・カナダもオーストラリアも参加していた、ヨーロッパでは勉強してから議論しないと意味がない・アメリカではとにかく自分の意見を述べる、ヨーロッパ人:アメリカ人は究極の真理と大多数の賛同を混同している、アメリカの大統領でカトリックはケネディだけ、ヨーロッパ型民主主義:何が正しいかは全員に共通のルールで定められるべき・個別の争いで決めることではない、ヨーロッパ:国家は市民に権利を与える・アメリカでは市民の権利を奪う存在・陪審裁判の意義は政府の弾圧を防ぐこと、ヨーロッパでは地方でも直接選挙で選ぶことは少ない、鬱病者数より多い抗鬱剤の販売量・プロザックは意見表明のためのドーピング、アメリカの政教分離は教会差別の禁止、スウェーデンではディズニーアニメの吹き替え費用が割に合わない・英語のまま見ることに、TOEIC対策は深く考えないこと・人物養成に不的確」
     ⇒ 薬師院仁志(やくしいん・ひとし)1961〜。教育社会学、社会学理論、現代社会論、フランス語。  
3△   論理の方法−社会科学のためのモデル/小室直樹/東洋経済新聞社/2003「モデルとは仮説、人間疎外:社会経済現象の社会法則は人間には動かすことができない、ソ連:国民所得8%は酒代・10-20%はアル中・利子禁止、1930年代のケインジアンはヒトラーのみ、ケインズ政策は無条件ではない・流動性の罠と役人の清廉潔白さ、吉宗は開拓で紀伊藩で成功・日本では失敗、バブルとフェティシズム、聖書を読ませない中世カトリック、近代資本主義には利子と利潤が不可欠、日本の識字率と初等教育の完成は世界最速、イスラム教はなぜ入らないか、韓国で僧侶に結婚を許したこと、自分が戦争を起こしたという自覚なし、戦争責任者は全員が三国同盟に反対、国家は人間の作為が日本では通用せず、刑法は裁判官への命令」
1△   超常識の方法−頭のゴミが取れる数学発想の使い方/小室直樹/翔伝社NONBOOK/1981「数学発想による社会観察。契約の精神は集合論、まずそれが存在するか、株主が公認会計士を雇う米国・経営者が雇う日本、公理は仮説であるのが近代数学、テレパシー存在は証明された、すべてが依存しあうのが経済のエッセンス、合成の誤謬fallacy of composition」
     ⇒ 小室直樹(こむろ・なおき)1932〜。政治学、法学、経済学、数学。  
2○   プロジェクト発想法−物・事・人のつくり方/金安岩男/中公新書/2002「タウンとガウンの対立、工業社会の3C:コマンド・コントロール・チェック、情報社会の3C:コミュニケーション・コラボレーション・コンプリヘンション、4つのリーダーシップ:方向づけ・プロモーション・構造改革・業務改革、4つの解決方策:何もしない・改善改良・最適解・問題解消、ガントチャート、大学キャンパス建設プロジェクト」
     ⇒ 金安岩男(かねやす・いわお)1947〜。環境情報社会論、地理学、地域計画。  
2    ドイツの見えない壁−女が問い直す統一/上野千鶴子・田中美由紀・前みち子/岩波新書/1993「ドイツの女性運動家の写真、その現状」
2※   性愛論−対話篇/上野千鶴子/河出書房新社/1991「性愛の文明史・補稿。性戯はいつも同じ、飯盛女・太夫と地女、性的能動性と受動性、男女は言葉の積み重ね、マゾはほとんど男」
2▽   スカートの下の劇場/上野千鶴子/河出書房新社/1989「性愛の文明史。遊郭にタンポン、股割ズボン、ショーツの起源はT字帯かバタフライ、洗濯機で洗濯回数が増加、遊女ランキング遊女評判記、女性器は醜さから美へ、エプロンの大きい方が勝ち、日本女性は化粧が濃く口説きやすくベッドで丸太ん棒」    <私>探しのゲーム/上野千鶴子/ちくま学芸文庫/1992/1987「日経トレンディの連載。真偽ではなく妥当性のクイズ問題100人に聞きました」
     ⇒ 上野千鶴子(うえの・ちづこ)1948〜。マルクス主義フェミニズム、社会学、構造主義社会学、文化人類学、記号論、評論家、フェミニズム、女性のボディ・イメージの形成。  
3△   人は原子、世界は物理法則で動く−社会物理学で読み解く人間行動/マーク・ブキャナン/阪本芳久/白揚社/2009/2007「原題:The Social Atom、Why the rich get richer, cheater get caught. and your neighbor usually looks like you.、シェリングのゲーム:少数派に属するのを避けるだけで人種は分離する、社会物理学、インドで人口が増えない地域ケーララ・平均寿命は72歳、人間集団の自己組織化現象、ティコ・ブラーエはトイレを我慢して死去、マンデルブロのべき乗則、オックスフォード計量金融財政学の長は物理学者ニール・ジョンソン、社会のなだれ現象、エリック・ホッファー:やりたいことが自由に何でもやれるとき人々はたいてい互いにまねしあう・無限な自由は画一的社会を生む、第一次大戦の英独軍・砲撃が決まった時間に決まった場所に着弾・暗黙の了解、経済学を学ぶと貪欲な人間になる、互恵的利他主義を求める性向が生得的でも本物の利他主義を直接説明できない? ⇒説明できているが?、共和党と民主党支持者に大統領候補の発言の矛盾を説明させる・推論でなく感情の部位が活性化、プショーとメザールの人工社会:人間の能力をみな同じと設定した人工社会ではお金持ちはさらにお金持ちになる・お金持ちになるのは偶然の結果、規制緩和で競争が激化するとよいサービスより競合相手を倒す戦略が出現しサービスが悪化する、 ⇒科学はどうすればどうなるかわかるだけだからどうするかわからないのにどうなるかわかるわけがない現状にあうモデルをただ提示するだけでは意味はない」
     ⇒ マーク・ブキャナン(Mark Buchanan)1961〜。サイエンスライター、物理学。  
3○   社会病理学概論/星野周弘/学文社/1999「デュルケムのアノミー論:社会規範が個人の欲求充足を適切に方向づけることができない無規範状態、マートン:目標と達成手段のアンバランス、社会解体論:既存の社会行動基準の影響力が減退した状態、文化遅滞論:物質文化の変動に精神文化などの変化が対応できない状態、逸脱行動論:社会文化の期待に反する行動、レイベリング論:ある一定行動が逸脱なのではなく周囲の反応が逸脱を決定する」
     ⇒ 星野周弘(ほしの・かねひろ)1936〜。社会学。  
4○   社会学講義/富永健一/中公新書/1995「社会学とは何か総まとめ。大量人口・高密度化・異質性のアーバニズム、国家は国土・国民・主権、メディアは貨幣・権力・影響力・価値コミットメント・真理・愛情・正義・信頼」
     ⇒ 富永健一(とみなが・けんいち)1931〜。社会学理論、社会変動・近代化、社会階層、経済社会学、組織理論。  
1○   模倣の社会学/横山滋/丸善ライブラリー/1948「タルドの公衆:マスメディアにより拡大された群衆、ル・ボンの群衆と違い同じ場所にいる必要がない、印刷術ともに公衆が出現、世論調査の父タルド」
     ⇒ 横山滋(よこやま・しげる)1948〜。NHK文化研究所。  
2※   売れ筋の法則/飽戸弘/ちくま新書/1999「ライフスタイルの調査より。ライフスタイルの8タイプ:個性化・伝統保守・堅実本物・生活埋没・オピニオンリーダー・出世志向・スポーツ健康・ファッション、トリックルダウン理論、ウェブレンの理論:社会的地位の誇示のための流行、ファッションの5タイプ:追求・トラッド・実質・常識・無頓着、食の5タイプ:不摂生・食通・伝統質素・美食健全・酒類嗜好、住の6タイプ:郊外マイホーム・インテリア・消極・資産性・賃貸・先端住宅」
     ⇒ 飽戸弘(あくと・ひろし)1935〜。社会心理学、消費文化論、コミュニケーション論。  
3▼ ? 自己コントロールの檻−感情マネジメント社会の現実/森真一/講談社選書メチエ/2000「客が並ばない北京のマクドナルド、現代人は自己コントロール能力が低下しているというのは嘘・現代人は高度なセルフコントロール能力を要求されている、聖なる自己が高度化純化したためキレるという現象が増えた ⇒これは原因ではなく言い換え、心理学的自助マニュアル、現代人は消費生活で道徳を忘れ欲望に振り回されているか、現代の若者を自閉的ととらえる問題・一面的・人格崇拝が高度化した社会状況、以前なら許せたことが許せなくなっている、人格崇拝欲望に答えることで心理学はその状況を再生産し心理学へのニーズを高めている、現代勝利社会の論理と心理学の論理の共通性、自己愛を満たすため子どもが他人をバカにすることを進める和田秀樹・こうした人が増えると自己愛のインフレーションが起こる、雇用のマクドナルド化、行き過ぎたやさしさなどの人格崇拝が厳格化し遵守する人が増えたからキレる人が増えた、どんな残酷なことも本人は正当な行為ととらえている」
     ⇒ 森真一(もり・しんいち)1962〜。知識社会学、理論社会学。  
3   ■オーギュスト・コント−社会学とは何か/清水幾太郎/岩波新書/1978「コントの生涯。三段階の法則:神学的段階・形而上学的段階・実証的段階、特殊例から一般法則を仮説して検証する逆演繹法」
4    倫理学ノート/清水幾太郎/講談社学術文庫/2000/1975「倫理学の諸問題を中心とする読書と思索。引用のカタマリ本
2    本はどう読むか/清水幾太郎/講談社現代新書/1972「書物との人生、翻訳者は読者に戻るまで訳書の内容よく理解していない、本は一度に一気に読む」
3○   論文の書き方/清水幾太郎/岩波新書/1959「文章とは空間を時間に直すこと、スタイルができると容易に文章が書けるようになる、ゲーテ:何かを書こうと思うなら誰にも聞いてはならない、文章を機械のように作る・建築物として扱う・曖昧な"が"に警戒・親骨を見失わない・経験と抽象の往復・日本語の語順に注意」
     ⇒ 清水幾太郎(しみず・いくたろう)1907〜88。社会学、ジャーナリスト。  
3▽   人を動かす情報術/春木良且/ちくま新書/2007「全世界のブログの37%は日本語・世界一、情報スタイリング・情報に衣装を着せる、情報社会で増加しているのは情報そのものより情報表現、東横イン・取引関係にない人からの非難、テレビの発言が永遠に消えない、記者の持つメディアの透過性、裏返しのVサインは悪い意味を持つ、テレビに向かうと視聴者に語るように見える、キリンビールのラベルのキリンの文字が隠れている、ジャック・エリュール:状況が不確かなとき情報収集に熱心な市民ほど大衆説得に屈しやすい、1948年と52年の優生保護法の改正・出生率の急低下、ウィンカーの点滅は毎分70-80・緊張時の心拍数と同じ、アメリカ・ラジオ放送は1920年・テレビ放送は1941年より、停止階が外からわからないエレベーター・防犯対策、防犯キャンペーン:一人暮らしの女性がコンビニで食事や箸を一人分もらったりしないこと、マルクハーン:メディアはメッセージである・The medium is the message.、消費者の消費行動の信頼度:売り手の言葉47%・メディアの言葉53%・他の消費者の言葉90%、伝達すること・メディアに載せることは評価を追加すること・メディアはつっこみである、ウェヴは蓄積媒体として機能が高く情報の外在的整合性チェックに寄与する、スリーパー効果:信頼性の低い情報源からの情報でも時間が経過すると信頼度が高まってしまう、映画産業・1958年は11億人・今は全盛期の2割、インターネットはテレビなど伝達メディアの保存庫になる」
     ⇒ 春木良且(はるき・よしかつ)1956〜。先端学際工学。  
2◎   いま、この研究がおもしろい Part2/岩波書店編集部,編/岩波ジュニア新書/2007「バトナ=最善代替選択肢、より有利なバトナを持つ者ほど交渉で有利になる、相手の持つバトナを探り出すこと、アメリカの諺:自分で本人訴訟するのは愚かな弁護士だ、共有知識:みながこのファッションをすると思うという連鎖の成立した状態、嘘つきは泥棒の始まりではない、CDC:タバコは正常な使い方をしてがんなど体にとんでもない害影響を生じさせる唯一の商品、ヒュームの指摘:メカニズムの解明は因果関係を明らかにするとは限らない、フーコーの臨床医学の誕生・19世紀初めの医学世界の大転換・病状と臓器を結びつけた、国語学・現代語から古代語について文法・発音・語彙・表記などを研究する学問、損傷制御構造:建築物の地震で壊れる部分を特定集中してエネルギーを吸収・全体を守る・地震の後はその部分のみ修復、フィリピンのスラム住民・族内結婚でほぼ全員が親族姻戚関係でつながる」
     ⇒ 岩波書店編集部  
3※   人口学への招待−少子・高齢化はどこまで解明されたか/河野稠果/中公新書/2007「70歳男子の余命・1935年は7.6年・2005年は14.4年、70歳女子の余命・1935年は9.0年・2005年は18.9年、コーホート・同時出生集団、多産多死から少産少子へ・人口転換、出生率低下は死亡率低下のため、1921-26年・男子・生まれて一年以内に16%死亡・五歳までに生きるのは76%・成人するのは69%、江戸時代の人口維持には子どもは四人必要、第一の人口転換:家族・配偶者・子孫への利他的関心、第二の人口転換:伝統的規範から個人の権利への変化、健康な女性が産児制限しないと15人の子どもを作る能力がある、伝統的な家族志向の制度を維持し男女の役割分業が残る国ほど出生率が低い、エマニュエル・トッドの出生率分割線、受験戦争による親の負担の大きさが子どもの数を減らしている、低出生率文化・ドイツとオーストリア、出生率の高い英仏ベネルクスと北欧:自由主義・個人主義・反権威主義・反全体主義」
     ⇒ 河野稠果(こうの・しげみ)1930〜。人口学、社会学。  
2※   逆説思考/森下伸也/光文社新書/2006「転倒思考:戦争は善である、逆因果思考:急がば回れ、因果反転思考:泣くから悲しい、後漢書に死中に活を求む※延岑の言葉らしい、マートンの自殺的予言=予言の自己破壊・選挙予想など、アインシュタインは頭頂葉に傷害があった? 正高氏の妄想を真に受けすぎ、借家人の権利を保護したため家賃が高騰している」
     ⇒ 森下伸也(もりした・しんや)1952〜。社会学、ユーモア理論。  
1♪   ラブホテル進化論/金益見/文春新書/2008「1985年の新風営法で回転ベッド・鏡張り・浴室の透明ガラスが禁止、トランクから人が出てきた、部屋には尖っているものがない・裸で動くので怪我しやすいから、エレベーターは先に押したところにしか止まらない・他人と出会わないようにするため、研究者になるために必要なのは運・鈍・根毛:幸運・鈍感・お金」
     ⇒ 金益見(きむ・いっきょん)1979〜。地域文化論。      デジタル社会はなぜ生きにくいか/徳田雄洋/岩波新書/2009「このたび当病院は事務処理をコンピュータ化しました。手作業より時間がかかりますのでご了承下さい、デジタルの持つ欠点とその症例、イギリスのメールのいじめ問題、ドイツの学校サイト問題、学生:今日は携帯電話を家に置いてきてしまったので、授業の途中で帰らせて下さい」
     ⇒ 徳田雄洋(とくだ・たけひろ)1951〜。ソフトウェア生成系、情報ネットワーク。    社交する人間−ホモ・ソシアビリス/山崎正和/中公文庫/2006/2003「ホイジンガ:競技の最大の敵はずるをする人間ではなくどうせ遊びだからと言って勝負を投げる人間、ジンメルの形式社会学:社会の純粋な形式を研究する、ダニエル・ベル:自然を相手に働く時代⇒機械を相手に働く時代⇒人間を相手に働く時代へ、子どもの遊びには第三者の目が存在せず行動の自制がない・子どもは遊びではなく本気、ポトラッチとギムワリ、芸術の本来のありかたを示しているのは身体表現、愛国心は家族愛や郷土愛より党派心に近い」
     ⇒ 山崎正和(やまざき・まさかず)1934〜。劇作家、評論家。      社会学入門/見田宗介/岩波新書/2006「ダイヤモンドも本質はその配列という関係にある、共同体・交響体・連合体・集列体、インドで飛行機が延期した上で取りやめに、日本の電車が一時間遅れて暴動に・南米では狂気扱いの記事に、ホピ族:過去は現在と同じ顕在態で世界に蓄積したもの・未来は想像と同じく潜在態、指紋押捺制度は日本独特、100万年前の人口12.5万・一万年前は500万・500年前は5億、地球の人口増加率が2%を超えたのは1962-71年のみ」    現代社会の理論/見田宗介/岩波新書/1996「情報化/消費化世界の転回を。飢餓は世界経済体制の問題」
     ⇒ 見田宗介(みた・むねすけ:真木悠介)1937〜。現代社会論、比較社会学、文化の社会学。  
3  ? 自我の起源−愛とエゴイズムの動物社会学/真木悠介/岩波書店/1993ドーキンスの読書感想文
     ⇒ 真木悠介(まき・ゆうすけ:見田宗介)1937〜。比較社会学。      なんのための日本語/加藤秀俊/中公新書/2004「ヒンディー語人口は3億、琉球語の母音は3つ、新渡戸稲造はエマージョン方式で学んだ、1940年代の世界の識字率は51%、中国人は道教シャーマニズムを信じる国、タトゥーはポリネシア語」
     ⇒ 加藤秀俊(かとう・ひでとし)1930〜。社会学。      自由からの逃走/エーリッヒ・フロム/日高六郎/東京創元社/1965/1941「ファシズムや近代デモクラシーにおける人間の自動機械化の心理的意味、孤独を克服する正常な方法として自動人形になる、フロイト派:資本主義を肛門的エロティシズムの結果・原始キリスト教の発達は父親を想像するさいの好悪両面の態度の結果、歴史を動かす力:社会経済的条件・イデオロギー・社会的性格、」
     ⇒ エーリッヒ・フロム(Erich Fromm)1900〜80。ドイツ。社会学、心理学、精神分析学。  
3    流言の社会学−形式社会学からの接近/早川洋行/青弓社/2002「流言の分類記述。伝説はものにくっつく、ことわざ言い伝えは処世訓で物語を構成しない、人類学者山口昌男の体験」
     ⇒ 早川洋行(はやかわ・ひろゆき)1960〜。社会学。  
5    心と行為−エスノメソドロジーの視点/西阪仰/岩波書店/2001「心理学の古典的トピックをヴィトゲンシュタイン派エスノメソドロジーの立場から社会学的に定位する。だからどうなの?何か発見したと言えるのか?
     ⇒ 西阪仰(にしざか・あおぐ)1957〜。社会学、エスノメソドロジー。      にっぽんの知恵/高田公理/講談社現代新書/2008「銭湯デモクラシーこそ偉大な民主主義だ、スーパーのせいで街の治安がかなり悪くなった ⇒関係ないし事実無根、刀狩りの後にも害鳥獣駆除の鉄砲が残ったが自発的に使わなくなった、江戸時代の一揆で百姓が武器を持ったのは1%、在原業平の花見・酒を持って賑やかに、万葉集の花・1位萩2位梅、古今和歌集で桜が1位に、里山を歩く上で最も大切なことは農家の人にきちんと挨拶ができること、プリコラージュ・器用仕事・ありあわせの材料や道具を使って何かを作る、からくり儀右衛門田中久重・東芝の創業者、UCCコーヒー博物館、缶コーヒー発売は1969年4月、江戸中期・20人に一人が行くお伊勢さん参り、12月25は古代ローマのミトラ教の祭日」
     ⇒ 高田公理(たかだ・まさとし)1944〜。社会学、文明学、観光学。  

●● 社会思想 ●●   ?? 「お金」崩壊/青木秀和/集英社新書/2008「お金:交換手段・価値の尺度・価値の貯蔵、信用創造:金利を付けて返すと金利分だけ経済が縮小する?、金融資産と同価格の負債がある?、ゲゼルの自由貨幣:週に1000分の一減価する通貨」
     ⇒ 青木秀和(あおき・ひでかず)1955〜。市民研究者、緑の共生社会研究所。    ? 生きるための経済学−〈選択の自由〉からの脱却/安冨歩/NHKブックス/2008「最適化原理は計算に時間がかからないという仮定、経済学の市場理論は相対性理論・熱力学第二法則・因果律を破っている、経済理論の諸前提の非科学性、決して最前線に行かなかったヒトラー・倒れた兵士や破壊された家屋を直視できず、日本語の自由のイメージは無縁者・責任と結びつかず、日本語の責任は与えられた役をこなすこと、責任は立場から生まれる・選択から生まれるのではない、日本人は自由は責任をともなうが理解できない、計算量爆発と非線形性は選択の自由という概念を無効化する、フロム:自由はプロテスタンティズムの影響・自我を喪失した利己的な生き方、ポラニー:自由の根拠そのものが崩壊、よい学校に行けば選択の自由が広がるはまやかし ⇒著者がよい学校出身であるための錯覚・低学歴がいかに選択を狭めるか理解していない、プロテスタンティズムの神学・神による決定論と経済学の自由選択の類似」
     ⇒ 安冨歩(やすとみ・あゆむ)1963〜。経済学。  
1△   論理について/笠信太郎/講談社学術文庫/1976/1964「学問の総合的認識の必要性、すべては変化する、本は入り込まずに読む、飛躍が必要、知識は外・知恵は内」
     ⇒ 笠信太郎(りゅう・しんたろう)1900〜67。朝日新聞論説委員。  
2▼ ? 当事者主権/中西正司・上野千鶴子/岩波新書/2003「最も大きいニーズに合わせると最も生きやすくなる?、個性でなく属性、劣等労働者としての障害者がどうすれば対等になれるか、有料の介助者を使い雇用者になること、直接のカネのやりとり、介助者でなく車椅子の障害者に声を掛ける」
     ⇒ 中西正司(なかにし・しょうじ)1944〜。全国自立生活センター協議会、交通アクセス運動、四肢まひ。      生きる場の哲学−共感からの出発/花崎皋平/岩波新書/1981「共感によって問題を掘り起こし分析により解明する、共生の感覚が主体形成の基礎」
     ⇒ 花崎皋平(はなさき・こうへい)1931〜。。      日本全国 産業博物館めぐり/武田竜弥,編著/PHP新書/2008「産業観光、大日本麦酒がアサヒビールとサッポロビールに分割、ジャガイモはジャカルタのイモより」
     ⇒ 武田竜弥(たけだ・たつや)1964〜。感性社会学、ドイツ語。      戦後の思想空間/大沢真幸/ちくま新書/2004「江戸時代に近代を見出した丸山真男、ヘーゲルの論理学:個−種−類:個別性−特殊性−普遍性、日本のファシストの多くが法華教を好む」
3    心はどこへ行こうとしているのか−クロス・トーク!社会学vs精神医学/大澤真幸・町澤静夫・香山リカ/マガジンハウス/1998「オウム、エヴァンゲリオン、少年殺人などを精神医学や社会学用語で表現したもの。意味なし
4    社会学のすすめ/大澤真幸,編/筑摩書房/1996「私、コミニュケーション、家族、安全性、都市、モノ。ダブルバインド論、遊戯のコミュニケーション」
     ⇒ 大澤真幸(おおさわ・まさち)1958〜。社会哲学、社会学。  
5  ? 構造と力−記号論を超えて/浅田彰/勁草書房/1983言葉の連想ゲーム?バタイユ、クリステヴァ、ドゥールーズ=ガタリ、ラカン、アルチュセール、カイヨウ。お見事!何言っとるかさっぱりわからん、たぶん何も言っていない
3    ダブルバインドを超えて/浅田彰/南想社/1985「花村誠一、佐藤良明との討議。ベイトソンの感想」
     ⇒ 浅田彰(あさだ・あきら)1957〜。経済学、社会思想史。  

●● 法学 ●● 
1▼○  労働法はぼくらの味方!/笹山尚人/岩波ジュニア新書/2009「労働法は労働者にゲタをはかせる法律、労働契約書や就労規則は労働法と同じかそれ以上に労働者に有利な内容でなければならない、使用者が言及しなければならないこと:昇級の有無・賞与の有無・退職金の有無、ないことも説明しなければならない、派遣の健康保険の加入・週20時間以上の労働もしくは反復継続して就業なら加入できる、労働組合が企業ごとに作られているたらその企業の浮沈に依存することになる、法は自ら助くる者を助く、労働法を企業に守らせるためには労基署と監督官を増やすこと」
     ⇒ 笹山尚人(ささやま・なおと)1970〜。弁護士、青年労働者、非正規雇用労働者の権利問題。  
3◯※  刑法入門/山口厚/岩波新書/2008「ニュージャージー州は死刑廃止、刑法の犯罪の特殊類型を決める準刑法、犯罪予防のために処罰することは個人を他人の目的のための手段として物のように扱うことになる、カントやヘーゲルは応報刑を支持、他行為可能性・犯罪をしないで他の行為ができた、罰則の拡大解釈は許されるが類推解釈は許されない、死刑執行事例:被害者の父が職員を押しのけて執行ボタンを押すと殺人か、毒薬事例:毒殺しようと飲ませたが他の人も別の毒を入れていた、法的因果関係は事実的因果関係よりも限定されている、相当因果関係・異常な事態の介在する因果は否定する、法律・契約・先行行為を作為義務の根拠とする、不作為処罰には法的な作為義務が前提・作為義務の違反が作為の結果と同価値である場合・作為の規定で不作為を処罰できる、保障人的地位・自動車の運転者・危険物の管理者、人違い殺人も故意の殺人、過失は故意でなく注意すれば犯罪事実を認識予見できた状態、過失致死罪は50万以下の罰金、業務上過失致死は懲役5年以下、自動車運転過失致死傷罪は7年以下、犯罪成立の阻却には違法性阻却事由と責任阻却事由、犯罪を倫理違反と見るか利益侵害と見るか、正当防衛の成立・逃げることができても逃げる必要なし・攻撃より重く反撃してもよい、正当防衛:不正な侵害から自己又は他人の権利を防衛する」
     ⇒ 山口厚(やまぐち・あつし)1953〜。刑法学。      進化倫理学入門/内藤淳/光文社新書/2009「進化倫理学の考え方を易しく説明したもの・説明のみで証明もなく都合の例が挙げられているだけ」
3▼※∪ 自然主義の人権論−人間本性に基づく規範/内藤淳/勁草書房/2007「人権:人間がただ人間であるということにより有する権利・生まれながらに持っている権利、自由権と社会権、アメリカの独立宣言とフランスの人権宣言、平等性:すべての人に人権は平等、不可譲性:人権は譲ったり放棄したりできない、切り札性:人権は多数者の利益などにより容易には凌駕されない、前-実定法性・人権は法の規定に先立って成立・憲法は後から確認したもの・国家にも先立つ、事実と規範の二元論・"である"から"べき"は導き出せない・事実から規範を導出する誤謬・自然主義的誤謬、リー・クアンユー:過度の自由が犯罪の頻発・冨の格差・犯罪者の人権の過剰保護・個人の自由より個人と社会の調和、佐藤幸治:人権が自律的生の条件を保障、阪本昌成:人権と呼べるのは自由権だけ、国家介入による生存権・教育を受ける権利、臓器移植のくじ引き:自分の身体への排他的支配権を侵害するから、対話や討議における合意で人権を基礎づける間主観的人権正当化論:アッカーマン・ハーバーマス・アレクシー、生物一般の原理から人間の性質を捉える、ジョンストンの感情の意味:恐怖・怒り・嫌悪・驚きなど、人間は繁殖に向けて生きる・他の人間集団に対抗を主要因として集団生活する、人権は規範概念、"事実から規範の導出"を可能にする"目的達成のための手段的合理性"論法、目的実現の合理的手段として"べし"が正当化される、人間に関する普遍的事実の組み合わせ、人を殺してはいけない理由・間接互恵のネットワークの中での評判の利益の獲得にある、道徳的判断と実践的判断の違い・道徳的判断は当人に意識されない、国内における繁殖資源獲得機会に大きな格差のある例・奴隷制と植民地支配、新の王莽は飢饉と経済失政の後の農民反乱で倒れた、徳川家康:百姓は生かさぬように殺さぬように・支配層の利益最大化の方法、初期人類の狩猟採集社会では一夫一妻が基本、ポール・ルービン:一夫多妻で配偶にあぶれた男性とテロの関係、身分制:繁殖資源を固定して配分する、生命・自由・幸福追求権:繁殖資源獲得活動の基礎条件の保障、学問の自由:資源獲得方針をさまざまに検討することを保障、経済的自由権:資源獲得活動を直接保障、人身の自由:資源獲得活動の基礎条件を保障、自由権には集団の存立と安定のための制約が実際にある、人権の枠内で補正を担う概念が社会権:文化的生活・教育・労働、1880年代のスウェーデン:年平均38000人もの移民が発生・1850年の人口は350万、人間の普遍に基礎付けされるから人権は普遍、集団内の配分:君主/人為的か法律/ルールか・身分制/固定的にするか自由/流動的にするか、支配者の義務を基盤にした配分より個人の権利に基づく配分の方が合理的、脱・価値論、配分的人権論・自律性保障の人権論・自然権としての人権、人権は集団/国家内の配分原理・国家の存立に抵触する人権の行使は制約できる」
     ⇒ 内藤淳(ないとう・あつし)1968〜。法学。  
3○▽  新版 わたしたちと裁判/後藤昭/岩波ジュニア新書/2006「中学校の丸刈り校則の裁判・男子生徒は丸刈り・外出時も制服か体操服、刑事裁判を訴えられるのは検察官のみ、中国では犯罪被害者も刑事訴訟ができる、役所の決めたことに不服として裁判所に判断を求めるのが行政訴訟、裁判手数料は原告勝訴なら被告が払い戻す、民事訴訟では訴えられた人は裁判所に出てくる義務はない、参考人:捜査段階で事情を聞かれる人・答える義務も偽証罪はない、少額訴訟事件を傍聴してみよう、1989年から法廷で自由にメモできるようになった、検察官や廷吏に審理の後で質問してみよう、裁判ウォッチングの会の裁判傍聴の催しに参加してみよう、簡易裁判所の少額訴訟は一日での判決が目標も実際にその日に決まるのは被告が欠席したときぐらい、裁判員制度・原則多数決・ただし裁判官が一人も有罪と見なければ有罪とはならない、日本の検察官は2447人、検事は検察官・判事は裁判官、湯起請:素手で熱湯の中の石を取り出しやけどの少ない者の主張を正しいとする、罪刑法定主義:法律なければ刑罰なし」
     ⇒ 後藤昭(ごとう・あきら)1950〜。法学。  
3▼▽  説得の論理−3つの技法/草野耕一/日経ビジネス人文庫/2003/1997「説得の目的は真実の発見でなく同意の獲得、説得の結論は命令文、説得の力点(事実)・支点(普遍法則)・作用点(具体的主張)、相手が認める行動原理を見つけだして支点とする、功利的説得:万引きは割に合わないぞ、規律的説得:人の物は盗んではならない、情緒的説得:お前のおふくろが泣くぞ、ターンテーブル・ドクトリン:被害者が子供かつ原因が誘惑的で危険な構築物なら無断侵入でも侵入できない措置をすべき、過去の行為との一貫性が規律的説得になりやすい、情緒的説得は功利的説得と規律的説得の補完的なもの、行為の理由として他のいかなる行為をしたときの利益より大きいことを示す、リザベーション・ポイント:交渉を決裂させない最低条件、BATNA:最善の措置、リスク・ニュートラル:期待値の一番大きいものを選ぶ、リスク・アバース:保険をかける、リスク・ラヴィング:宝くじ購入、機能的アプローチ:ある行為規範のあるなしの社会を仮定して比較、政治家の責任は結果責任、信頼の原則:相手や周囲に対する信頼を原則とする、功利主義とは幸福最大原理、ロールズの格差原理・最も弱い人を最優先する、一般予防と特別予防、人権思想:他人の人権を勝手に侵害するな・人権を侵害した者の責任を追及せよ、ノージック:福祉国家は人権侵害・財産を譲らない権利がある」
3▼○  ゲームとしての交渉/草野耕一/丸善ライブラリー/1994「英語はイメージの手垢がついていない純粋な観念の提示に都合がよい、一方的な敵意は相手の敵意を増大させる、アメリカのビジネスマンや法律家に相手の気持ちを察する能力の欠如・察する訓練の不足、過度の友好関係から期待と失望そして敵意へと転化、交渉エネルギー拡散のための儀礼の必要性、賢明な交渉・optimal、実体法:人と人の権利義務の規定・民法・刑法・商法など、手続法:実体法を実現するための手続き・民事訴訟法・刑事訴訟法・破産法など、偶発事象について明確な交渉を行うと一方当事者のみの利益となることが多い、実効性についての交渉も共通の利益ではない、東郷の敵前回頭は敵艦隊と併走して徹底戦うため、交渉当事者の主体性に重きを置いた歴史研究を、強者必勝型交渉の弱者の戦略:早期に相手の要求を容れる・感情的もしくは論理的説得に望みを託す・ゲームのパターンを換える・時を稼ぐ、余裕者の交渉戦略:BATNAを実際より有利に見せる、困窮者特にその交渉家は説得されることを自ら求めている、チキン・ゲーム型交渉:退路を断つハンニバル型交渉・セルフコミット・継続的交渉において不利、優秀な交渉者は依頼者本人を説得することが最も重要」
     ⇒ 草野耕一(くさの・こういち)1955〜。弁護士。  
2♪△  古代中国思想ノート/長尾龍一/信山社/1999「孔子:顔姓の弟子が一杯居るのに孔はいない・孔子は母方の共同体に所属、夭桃の長尾訳:川辺の小鳥がチュンチュンないて私ゃ彼氏とおデートさ、思い邪なし⇒無邪気でいいよ、フェミニスト老子、荀子:聖人は自分で考えるから騙されない、(聖人何以不可欺?曰:聖人者,以己度者也)、荀子とホッブズの親近性・利己本性と自然状態、18世紀英国宗教家Beilby Porteus:一人を殺せば悪党・百万人を殺せば英雄、One murder makes a villan, millions a hero.、墨子の時代・賤民に姓氏なし、魯迅の小説・非攻、左伝における陳周衛の工人の反乱・墨家の母胎、最後の趙王は代王となり旧派墨家とともに滅んだ、呂不韋の失脚と墨家・墨子にある臣下を殺した主君への憤り・墨家は呂不韋とともに滅んだか、韓非子:法は有徳者のためでなく凡人のためのもの、韓非子の実証主義・言辞に検証を求める・堯舜などは参験なし、乱世が思想家を生む・日本の戦国時代に思想家なし、ドイツ史と日本史の平行性・ユダヤ的宗教伝統とインド的宗教伝統・ギリシャローマ文明と中国文明・ゲルマンへの回帰と原始日本への回帰、老子は老先生で固有名詞ではない」
2♪♪  法哲学入門/長尾龍一/講談社学術文庫/2007/1982「正義の問題に体系的な解答を与える規範的法哲学、正義の問題に客観的解答があるか考察する理論的法哲学、正義の問題を留保し実定法の分析に任務を限定する法理学、正義の問題を留保し仮にモデルを提出する仮言的規範的法哲学、さまざまな正義のモデルを比較検討する法思想史学、哲学史は紀元前585年5月28日の日食予告のタレスから叙述が始まる、国家とは大きな強盗団:アウグスティヌス・アレクサンダーが問いつめた海賊首領・石川五右衛門、1801年英国海事裁判所は海賊の根拠地アルジェリアを実行支配を理由に国家として承認した、岸田秀:昔は良かったは母の子宮回帰願望 ⇒単に順応力の低下で説明できる、出席者が40-50人しかいないのに答案が370枚もあった授業、講義が嫌で喫茶店で休んだ講師・そこで学生たちと鉢合わせ、動物集団の秩序の二つの柱・なわばりと順位、孔子は法から礼を分離した、フィラデルフィアの監獄・ただ独房に入れるという刑罰、ケルゼン:正義をめぐる実定法的争いは誰がどのような手続きで認定するかという手続法の問題に転化する、何でも反対解釈で考える法律家、本来の意味の拡大解釈とは狭義と広義があれば広義の意味で解釈すること、ヘーゲルの歴史哲学・世界史は世界法廷・力は正義に帰着するかも、良心の命令を体系化したものが自然法・時代や社会を超えて共通、男子同性愛者の典型は弱い父親と強い母親との間で母親に溺愛されて育った末っ子 ⇒誰だそんなこと言ったの?、プラトンは女性に全く関心もたない同性愛者、大多数のインド人は日本人がアジアに属していると知らない」
     ⇒ 長尾龍一(ながお・りゅういち)1938〜。法哲学。  
2▽※  日本の司法文化/佐々木知子/文春新書/2000「米国の起訴基準は51%の有罪見込み、無罪率が低いのは慎重なスクリーニングのため、殺人検挙者中の精神障害とその疑いのあるものは10%、韓国は3審合わせて1年3ヶ月、英国に憲法なし、フィジーとスリランカも鬘を被る、英国の逮捕はいつでも令状なし、独仏の被疑者拘留期間は日本より長い、米国の弁護士"君が信じてほしい物語を考えなさい"、日本:真実は発見できるもの、検察官は公益の代表者として公正に、自白の少なくなる理由:宗教と政治の不安定さ、自白軽視は悪を逃がす、"サンズイ"、世界一強い検察・韓国と日本、韓国の検事収賄事件、アメリカの正義は金で買える、刑務所人口5万・米国は100万以上、累進処遇と分類処遇、CAPICブランド、刑務所はペルーの5つ星ホテル並、温情主義と放任主義、応報刑と目的刑、一般予防主義と特殊予防主義、無期懲役の仮釈放者は600人」
     ⇒ 佐々木知子(ささき・ともこ 松木麗)1955〜。作家、参議院議員、検事。  
2☆○  法律−図解雑学/吉田稔/ナツメ社/2001「法源:制定法・慣習法・判例法・条理、法系:大陸法系制定法主義・英米法系判例法主義・イスラム法系・中国法系、公法:国際法・憲法・刑法・行政法、私法:民法・商法・手形小切手法、社会法:労働基準法・労働組合法・社会保健法、六法:憲法・民法・商法・刑法・民事訴訟法・刑事訴訟法、悪法に逆らうガンジー・法に従うソクラテス、ルソー人民主権論・ロック自然権思想・モンテスキュー三権分立論、幸福追求権:プライバシー権・環境権・嫌煙権・アクセス権・自己決定権、必要な合理的差別、三大義務:教育・勤労・納税、有責性:他の行為を行うことが可能であったのにもかかわらず敢えて犯罪行為を行った、報いとしての応報刑論と目的刑論・一般予防と特別予防、親権:居住指定・懲戒権・仕事の許認可・財産管理、訴訟:民事・刑事・行政」
     ⇒ 吉田稔(よしだ・みのる)1946〜。法学、憲法。  
2☆※  民法−図解雑学/鎌野邦樹/ナツメ社/2002「法人:権利や義務の主体となる自然人以外・社団法人・財団法人、AからBが詐欺で入手してCに売った場合Cを保護、AからBが強迫で入手してCに売った場合Aを保護、土地の不法占拠善意無過失なら10年・悪意有過失でも20年で時効取得、債権の時効:飲食宿泊代1年授業料弁護士報酬2年医療診療費3年商事5年その他民事10年、泥棒の占有権・泥棒から盗んだ場合、売買契約:到達主義申し込みが到達して有効・発信主義申し込み応答は発信の時、住宅性能保証制度・亀裂雨漏りは10年・手すりがたつき5年・設備2年、キャッチセールスもアポイントメントセールスも訪問販売、Cooling-off、Product Liability、身元保証契約:被用者の行為によって使用者が受けた損害を賠償する、29.2%以下の利息は無効にして有効」
     ⇒ 鎌野邦樹(かまの・くにき)1953〜。民法、環境法。  
3※△  労働ダンピング/中野麻美/岩波新書/2006「無制限の残業が許される男性の労働時間規制こそ男性差別、収入の76%が人件費のタクシー業界、多様な雇用形態をトータルすると女性は男性の半分の所得、請負を偽装する派遣・供給先が責任を回避、アメリカのデモ行進の歌:一日8時間を収入のために・次の8時間は休息のために・残りの8時間は自分自身のために、EUの賃金の均等待遇は職種別賃金だから・日本は年功賃金という言い訳で回避」
     ⇒ 中野麻美(なかの・まみ)弁護士、労働問題、派遣労働。  
3◎   世界の法思想入門/千葉正士/講談社学術文庫/2007/1986「法:一方では特有の価値・理念を内包し他方では正統的な権威権力に支持されて許された行為と禁じられた行為を権利義務として指定しこれをサンクションの制度で保障する一種の社会規範、法の三ダイコトミー、法の公式性・公式法と非公式法、形態上の区別・法規則と法前提、文化性:固有法と移植法、教皇グレゴリウス七世の教皇革命・1075年の教皇教書・教会法・教会国家体制とその法体系が西欧法伝統の基礎に、ローマに確立された国家法・国際法・自然法、1500万人ユダヤ人・アメリカに600万人・ソ連に300万人、ユダヤ法:時間的契機の重要視・食物に関する禁忌・契約観念が基礎原理、イスラム法の五行は厳密には守られているとは言えない、ヒンドゥーの宇宙哲学・生物と自然の多元的存在が無限の時間の中で再生する輪廻観、モンテスキューの東洋的専制主義、アダム・スミスの停滞の世界、ヘーゲルの家父長的神政的東洋社会、マルクスのアジア的生産様式、ウェーバーの家産的官僚制の国、ヴィットフォーゲルの治水灌漑権力の専制主義、調解制度・調処や調停と呼ばれた伝統中国の紛争処理制度の再生、西欧法思想の特徴・法と宗教の分離・ただし法文化としては不可分、ユダヤ・イスラム・ヒンドゥー・仏教・固有法は分業体制を拒否、中国と日本は原則なし、キリスト教の普遍人類への愛の神・ユダヤ教の選民への選ぶ神・イスラム教の信じる民への怒る神、ヒンドゥー・仏教:ダルマの観念による宇宙永劫の時間における人間の輪廻、中国法思想:天の運行を宇宙の法則として人はその命を受ける存在、近代西欧法思想・時間と儀礼的行為の軽視、研究手法は法人類学」
     ⇒ 千葉正士(ちば・まさじ)1919〜。法哲学。  
2◯   父と娘の法入門/大村敦志/岩波ジュニア新書/2005「中高生のための法教育、児童の権利条約7条・名前を持つ権利、里親は頼む側が負担する、母は産んだ人・父は手を挙げた人・認知、借金も含めて遺産相続するか・借金も遺産も放棄するか、人と同じ扱いで財産が持てる法人、人は生まれたときから権利を持つ、法の世界で人というプレイヤーの資格を持つ、刑罰で処罰されるのは原則として故意よる犯罪に限る、個人の人格や財産を守る民法・損害は弁償する・約束は守る、契約しても社会的に許容できない内容は無効、道具での事故は要過失証明、動物の管理では要無過失証明・動物の方が厳しい、塀の有無が建物を取り囲む土地の判断基準に、愛護動物とペットは虐待してはいけない、学校教育法・懲戒権はあるが体罰は禁止、親の体罰は禁止されていない、反対解釈:Aなら許される⇒A以外は許さない、イギリスの盲導犬は4500頭・日本は895頭、不特定かつ多数の者が利用する施設を管理する者は身体障害者補助犬を拒むことを禁止」
     ⇒ 大村敦志(おおむら・あつし)1958〜。民法。  
3◯   「法令遵守」が日本を滅ぼす/郷原信郎/新潮新書/2007「法令の運用と実態の乖離が深刻、公共工事では契約段階では対象物はできておらずこれから工事する、国家公務員倫理法のため官庁の公務員と民間人の接触が少なくなり官庁の認識がズレが大きくなっている、非法治国家たる法令国家、公共調達の入札の制度は明治22年から変わっていない、談合:業者の話し合いにより技術力や信用の問題のない業者が選定されて落札された、談合は合理的な冨の分配システム、高度成長を支えた有能な官僚による政策立案 ⇒これは否定されつつある、犯罪になる談合と犯罪にならない談合があった・価格公正でなかったり不正に利益を得ると犯罪、公然の談合が非公然化してコントロールが失われた、落札率低下・品質確保には入札制限か監理コストを増やすしかない、談合に対する独禁法の運用を制裁強化と手抜き工事は無縁ではない、化石のような会計法と歪んだ独禁法の遵守、官僚の頂点・財務省主計局、メディア・スクラムによるバッシング、株主利益最大化と非正規雇用の増加、金丸信の5億ヤミ献金・上申書提出と罰金20万で決着、フルセット・コンプライアンス、官庁で問題発生・責任が上位者に及ばないように事実関係をまとめる、コンプライアンスとは社会的要請への適応、東横インの支配人のほとんどが女性、カンブリア紀の進化の大爆発・光スイッチ説、社会的要請に敏感な眼を持つ組織を作る」
     ⇒ 郷原信郎(ごうはら・のぶお)1955〜。検事。  
3※   名誉毀損罪−言論はどう裁かれるのか/浜辺陽一郎/平凡社新書/2005「公共の利害に関する事実は真実もしくは真実と信じるに足る理由があれば名誉毀損しても罰されない、社会的評価を低める表現はほとんどが名誉毀損、生きている人については真実を述べても罰されることがある、死者は虚偽の場合のみ罰される、英米法では訴訟における論争は名誉毀損の対象にならない、国会での表現活動は院外で責任を問われない、表現が真実でも罰される可能性・虚名でも保護される、公共性がない表現は真実でもプライバシー侵害、芸能人や有名人は公人として取り扱われる、争点:名誉を毀損しているか・公共の利害でかつ公益の目的か・真実か・相当な理由があるか」
     ⇒ 浜辺陽一郎(はまべ・よういちろう)1961〜。弁護士。  
2○   事件が語る生と死−司法解剖と精神鑑定の現場から/松木麗/講談社/1997
     ⇒ 松木麗(まつき・れい)1955〜。検事。  
3○   法とは何か−新版/渡辺洋三/岩波新書/1998「法の精神とは正義、正義の複数性、戸別訪問禁止は廃止すべき、白鳥決定、福祉未熟土建国家版ケインズ主義、独占の自由は国民の不自由、比例代表が民主的、小選挙区は強力政府、比例代表では男女交互に」
2△   日本をどう変えていくのか/渡辺洋三/岩波新書/1996「司法小国日本、国の地方への機関委任事務は憲法違反の疑い」
     ⇒ 渡辺洋三(わたなべ・ようぞう)1921〜。法社会学、民法、憲法。  
2▽   自由はどこまで可能か=リバタリアニズム入門/森村進/講談社現代新書/2001「民間裁判ADR、国家主義と戦争責任のねじれ、公務員に選挙権不要?相続制度廃止、パスティアの見えるものと見えないもの」
     ⇒ 森村進(もりむら・すすむ)1955〜。法哲学。法学博士。  
2※   市民事業/五十嵐敬喜+天野礼子/中公新書ラクレ/2003「市民が起こした環境事業の記事、木質バイオマスエネルギー・木くずや原木の皮を燃料に、モースの江戸の廃棄物処理:紙をリサイクルする紙屑ひろい・灰をリサイクルして肥料に・糞尿をリサイクルする肥取り、電力会社への自然エネルギー買い取り義務法案は電力会社からの議員により却下、4億8千万のポートアイランドのゴミ発電施設は半年に2日しか稼働せず・ゴミが集まらず、自然界の81種の微生物を複合培養したFM有用微生物群、ドイツで始まった路面電車復活の流れ、農業に取り組んだ建設会社・土作りに建設土木技術」
2▽   公共事業は止まるか/五十嵐敬喜・小川明雄,編著/岩波新書/2001「公共事業の様相、過疎村の村長、岩手県知事、民主党党首。日本の公共事業費の大きさ、鳩山氏は元自然科学者、公共事業より福祉事業の方が雇用効果大、新幹線と戦艦大和、コンクリートのダムから緑のダムへ、カンフル剤がモルヒネに」
     ⇒ 五十嵐敬喜(いがらし・たかよし)1944〜。弁護士、法学、日照権の確立。  
1※   「権力」に操られる検察/三井環/双葉新書/2010「調査活動費という裏金・幹部の遊興費に 、裏金隠蔽に後藤田正晴に借りを作る、著者の2%の却下率の仮釈放はすべて却下・満期まで懲役刑、贈賄の時効は三年収賄の時効は五年・タイムラグに立件すれば贈賄側を自由に動かせる、裁判は検察と被疑者の論理の整合性を判断・真実の探求はしない、裁判官は検察官面前調書を信用し疑わない、闇社会の守護神:田中森一、ローンを組むために住民票を先に移動し融資実行までに空いた一週間で電磁的公正証書原本不実記録・同共用罪、取り調べの可視可の必要性、日歯連事件と西松建設事件を比べる、マスコミにリークして風を吹かせる、弁護士会が配布した被疑者ノート、最強の弁護人・弘中惇一郎、ヤメ検弁護士がよいのは犯行を認める事件、公安調査庁の廃止、調査活動費の廃止、取り調べの全面可視可・欧米並に、証拠品目録の全面開示、被告人が望むなら裁判員裁判に、法廷での発言より検察官の前の発言を信頼する、調査活動費は本来は情報提供者への謝礼」
     ⇒ 三井環(みつい・たまき)1944〜。元公安部長、検事。  
2▽   消費者金融−実態と救済/宇都宮健児/岩波新書/2002「ギャンブルや浪費で破産した人は5.3%、都@業者、利息制限法違反、米国でも年20%以下、独仏にサラ金なし、クレジットとサラ金は同じ、借金の消滅時効には一円も払ってはならない、83年以前は金利年100%、出資法と利息制限法の改正、記述に重複が多い」
     ⇒ 宇都宮健児(うつのみや・けんじ)1946〜。弁護士。  
3○   裁判官はなぜ誤るのか/秋山賢三/岩波新書/2002「裁判官は現場に疎い、転勤の日々・現代の防人、裁判官・検察官・弁護士の一人当たり国民数:米293英679独763仏1610日5986、68年⇒97年・令状棄却率の変化:逮捕状請求0.20%⇒0.04%・勾留請求4.57%⇒0.26%・差し押さえ・捜索・検証許可状請求0.43%⇒0.07%、徳島ラジオ商殺し・袴田事件・長崎痴漢事件、刑事裁判の証明は歴史的証明」
     ⇒ 秋山賢三(あきやま・けんぞう)1940〜。弁護士、判事補。  
2○   過労自殺/川人博/岩波新書/1998「過剰な労働条件のため自殺しても会社は迷惑をかけられたと遺族に高圧的になる、デュルケーム:軍隊には集団本位的自殺が多い、日本の企業は軍隊と類似の組織特徴を持つ、失業率と自殺率は連動する、遺書がないほうが労災に認められやすい、日本はILOの労働時間規制に関する条約を批准しなかった」
     ⇒ 川人博(かわひと・ひろし)1949〜。弁護士。  
1☆   わかりやすい交通事故 改訂新版−見る・読む・知るイラスト六法/吉田杉明/山川直人,絵/自由国民社/2001「物損事故民法709条不法行為責任による損害賠償の責任、日弁連交通事故相談センター相談所」
     ⇒ 吉田杉明(よしだ・すぎあき)1946〜。弁護士。  
2○   交通事故解決の手引き−完全・最短/牧野守/すばる舎/2000「加害者から起こす責務不存在確認訴訟、30万以下なら少額訴訟、示談書にサインしない限り交渉は何度でも可能、提示額を2回以上引き上げ正当賠償額の8-9割が一つのタイミング」
     ⇒ 牧野守(まきの・まもる)弁護士、商法。  
2○   交通事故の示談交渉マニュアル−改訂版/長戸路政行,監修/自由国民社/1999「事故時の被害者の心得:加害者の住所氏名・車種・ナンバー・加入している自動車保険会社名・保険番号をメモする、交通事故損害額算定基準、中古車の価格しか請求できない、公正な自動車鑑定人」
     ⇒ 長戸路政行(ながとろ・まさゆき)1929〜。弁護士。  
1▽   だから、あなたも生きぬいて/大平光代/講談社/2000「いじめと割腹自殺未遂、観音さまに蛇の入れ墨、基本書を声に出して読み録音して聞き直す」
     ⇒ 大平光代(おおひら・みつよ)1965〜。弁護士、非行少年の更生、司法書士、宅建。  
3○ ? 「戦後補償」を考える/内田雅敏/講談社現代新書/1994「シナ事変で宣戦布告せず・戦時国際法の適用を回避・軍需物資の確保、三大虐殺:南京・バターン・シンガポール、80-100万の朝鮮人・4万人の中国人を強制連行、日本人の戦争被害者への補償は35兆・戦争賠償額は対外資産放棄を合わせて1兆、朝鮮人戦犯:日本国籍での罪だから処罰・いま日本国籍ではないから補償なし、ソ連の謝罪:カチンの森におけるポーランド将兵虐殺・日本人将兵のシベリヤ抑留と強制労働について謝罪、金銭的支払いのない謝罪に意味なし・ドイツ企業は金を出したが反省はない、1944年フォルクスワーゲンの従業員70%は強制収容所労働者・他の企業は26%、ニュールンベルグの法則:違法な命令の拘束力を認めない、原爆投下について8月10日にスイス政府を通じアメリカ政府に抗議、1963年東京地裁・アメリカの原爆投下は国際法違反、平和憲法の理念・戦後補償の不足など判定基準が明示されないため説得力がない」
     ⇒ 内田雅敏(うちだ・まさとし)1945〜。弁護士。  
2▽   インターネットの法と慣習−かなり奇妙な法学入門/白田秀彰/ソフトバンク新書/2006「日本とアメリカでは法律の重みが違う・日本の法律は重い、ネットワークには独自の法あるいは固有の価値がありうるはず、官僚は真面目で几帳面でいい人が多い・頭の回転が速いとは感じない、ネットワークにどうやって政治的議論の場をもたらすか・電子投票を導入すれば日本の政治はがらりと変わる」
     ⇒ 白田秀彰(しらた・ひであき)1968〜。情報法、知的財産権法。      中高生のための憲法教室/伊藤真/岩波ジュニア新書/2009「▽すべてが結論ありきで説明されている・左翼の主張はなぜ正しいのかという内容の本 憲法で大事なこと:国民主権・基本的人権の尊重・個人の尊重 他人の不幸のうえに成り立つ幸せは本物ではない 民主主義と立憲主義 公務員の憲法尊重擁護義務 憲法は国民が守らせるもの 法律は国民の自由を制限するもの 憲法は国家権力の自由を制限するもの 憲法の義務は三つだけ:教育を受けさせる・勤労・納税 ヴォルテール:あなたの言うことにはまったく賛成できないが、あなたがそう言う権利があることは私は命をかけても守る 住民投票で米軍受け入れを拒否した岩国市・補助金35億がカット」
     ⇒ 伊藤真(いとう・まこと)1958〜。弁護士。
2    すぐに役立つ少額訴訟活用マニュアル−ケース別文例60/高橋裕次郎/三修社/2003
     ⇒ 高橋裕次郎(たかはし・ゆうじろう)1950〜。弁護士。      交通事故賠償/加茂隆康/中公新書/1992「逸失利益は学生幼児は東京地裁で高く成人は大阪地裁が高い、損害賠償は欠落した経済的価値の補填を意図したもの、アメリカのある地域では無制限の少額訴訟受理が消費者金融の債権回収の場に」
     ⇒ 加茂隆康(かも・たかやす)1949〜。交通弁護士。      情報公開法/松井茂記/岩波新書/1996「公開請求の対象の多くはライバル企業情報、いかなる情報も一定期間後に公開されるべき」
     ⇒ 松井茂記(まつい・しげのり)1955〜。憲法学。     ■道元−無師独悟の季節/中島尚志/三一書房/1973「四歳で唐詩百編暗唱、七歳で左伝と毛詩を読む、釈尊と道元は同列、大小便の厳格な作法、人がもしわずかな間でも心身ともに仏と同じ状態で座禅するならば世界はすべて仏の世界となり宇宙は残らずすべて悟りの風光となる、丙丁童子来求火。丙丁童子来たりて火を求む、父を殺して出家した玄沙、諸悪は為すなかれという規範ではなく為すことができない可能不可能の問題でもなく為すことがないという自在の領域の問題、サルトル:実存は本質に先行する、道元:自己は有にあらず無にあらず、時は存在そのもの・存在は時そのもの、」
     ⇒ 中島尚志(なかじま・しょうし)1933〜。判事、印度哲学。  
3     訴訟は本人でできる/石原豊昭・石原輝・平井二郎/自由国民社/2001
     ⇒ 石原豊昭(いしはら・とよあき)弁護士。  
3    交通事故の知識とQ&A[改訂第6版]−くらしの法律相談E/高橋勝徳/法学書院/2002「最高裁昭和49年4月15日判決:中古車の評価については、原則として、これと同一の車種、年式、型、同程度の使用状態、走行距離など自動車を中古市場において取得し得るに要する価格によって定めるべきであって、右価格を課税または企業会計上の減価償却の方法である定率法または定額法によって定めることは、加害者及び被害者が、これによることに異議がないなどの特段の事情がない限り許されない」
     ⇒ 高橋勝徳(たかはし・かつのり)弁護士。  
3    交通事故の法律相談[全訂第2版]/加藤了,編著/2004
     ⇒ 加藤了(かとう・りょう)1928〜。弁護士。  
3    交通事故の法律知識−全訂版/自由国民社/2005「テーブルなど中古価格がわからず無理に評価してもゼロになる場合はむしろ新品を揃える価格を損害と見るほかはない:東京弁護士会長戸路政行、損害が30万以下に物損事故調査員が示談交渉する・指示を受ける弁護士の氏名と事務所を明らかにし必要なときは直接弁護士と交渉できる旨を説明しなければならない」
       
4※   ある反対尋問−科学者証人への反対尋問例/松波淳一/日本評論社/1998「イタイイタイ病訴訟、スモン訴訟、水俣病訴訟、もんじゅ訴訟における証人尋問」
     ⇒ 松波淳一(まつなみ・じゅんいち)1930〜。弁護士。  
3    示談−交通事故賠償を軸に編んだ示談交渉の手引き/篠原弘志・田邨正義,編/有斐閣選書/1976「Q&A96」
     ⇒ 篠原弘志  
3    自動車保険会社との示談−改訂版/福嶋弘榮/自由国民社/1995「交通事故紛争処理センター大阪支部」
     ⇒ 福嶋弘榮(ふくしま・ひろえ)1947〜。弁護士。  
4    納税者の権利/北野弘久/岩波新書/1981「理念からの分析。サラリーマンは納税者として処遇されていない」
     ⇒ 北野弘久(きたの・ひろひさ)1931〜。税財政法、憲法。  
1※   内容証明ケース別181文例/北河隆之,監修/日本実業出版社/1999「間違った金額を請求して借金の証明書を作ることも」
     ⇒ 北河隆之(きたがわ・たかゆき)1951〜。弁護士、交通事故、破産事件。  
1※   ケース別 一人で書ける内容証明郵便/芥川基/弘文堂/2002「横書き」
     ⇒ 芥川基(あくたがわ・もとい)弁護士、企業法務、不動産、相続。  
2 ????? 海のシルクロード前史−中国古代のエジプト人/鹿島昇/新國民社/1987「史記は西洋史、周=アッシリア、魯=イスラエル、燕=フェニキア、田斉=マケドニア、晋=バビロン、斉=エジプト」
     ⇒ 鹿島昇(かしま・のぼる)1925〜。法学。  

●● 行政 ●● 
3▼※  子どもの貧困−日本の不公平を考える/阿部彩/岩波新書/2008「父母の学歴が高いほど学力も高い、年収1000万円以上で子どものことで相談相手がいないは0%・200万以下では19.7%、カナダは国民皆保険・子どもは無料、少年院の21.6-31.9%は貧困世帯出身、子どもの貧困率・アメリカ24.5%・フィンランド2.0%、日本では共働きと一人就業に貧困率に差がない、日本の子ども12.8%が就学援助、社会制度と税で子どもの貧困率が悪化する唯一の国日本、アメリカの低所得者は所得は少ないが負担も少ない・低所得者の負担が大きいのが日本、高所得者の社会負担率が一番低い日本、アメリカ下位6.2%が1.8%を負担・日本6.7が7.9負担、母子家庭の母親の平均年齢は40歳、父親の養育費徴収の公的制度が英米北欧にあり、子どものために早く死にたいという母親、母親が中卒だと大卒より子どもの学習時間が97分短い、憲法26条:義務教育はこれを無償にする・無料なのは授業料と教科書だけ、韓国フィンランドと日本イギリスの読解力の差は学力下位グループの差、日本人の子どもの必需品への支持率が大幅に低い・子どもの最低限の生活の期待値が低い・20代も70代も差がない、貧困の閾値・あるラインを超えると急激に転落」
     ⇒ 阿部彩(あべ・あや)貧困、社会的排除、社会保障、公的扶助。  
3※◎  経済成長は不可能なのか−少子化と財政難を克服する条件/盛山和夫/中公新書/2011「経済数値では実質は理論的な架空の数値で社会で動いているのか名目の数値、スティグリッツ:日銀はインフレで改善できる経済問題があるという考えそのものに抵抗している、日本の生産性はアメリカの71%、潜在成長率という概念は有害、エコ減税は効いていた・消費者は流動性の罠に陥っていない、失われた20年最も大きな要因は円高だ、国債の中央銀行の引き受けはアメリカもEUも行っている、2010年11月のみでFRBは50兆円を購入、現行法でも民間の金融機関の国債を購入すれば同じ、北欧は社会保障費は高いが経済成長している、積立方式が賦課方式より勝っているとはいえない、医療介護保育への社会保障は経済にプラス、日本成熟社会でもう成長しない・出生率1.8%で5%の経済成長率のスウェーデンはまだ成熟していないのか?、社会保障の生産性は政策で決まる、埋蔵金の取り崩しと国債発行の負債拡大は実質的に同じ」
     ⇒ 盛山和夫(せいやま・かずお)1948〜。社会学。
1◯   路面電車ルネッサンス/宇都宮浄人/新潮新書/2003「ポルシェデザインの路面電車、LRT:light rail transit、路面電車はドイツが世界一、前の電車にくっついて走ることができる、欧米は赤字が常識・下水道のようなインフラ扱い、カールスルーエ・モデル:路面電車の鉄道線乗り入れ、ユーロトラム・9車体の45m、フィリップ・ニアマン:路面電車は町の景観の一部である、時間当たり事故率・自動車は鉄道の355倍・航空機は2倍、ダラスの路面電車は最高速度105km/h、トランジットモール:歩行者と路面電車のみの商店街、住みやすい都市No1.ポートランド、ポートランドのマックス・都心部は無料、海外主要都市での運行費用の補助率は50%、上下分離方式・インフラは公的に建設維持・上は民間に、バスやトラックは上下分離方式、信用乗車方式・ワルシャワの不正乗車率36.5%、堺市の計画・臨界新都心・堺駅・堺東・堺市駅への8km、エレガントな外見の岡山市のMOMO」
     ⇒ 宇都宮浄人(うつのみや・きよひと)1960〜。日本銀行、経済学。  
2▼▽  交通事故はなぜなくならないか−リスク行動の心理学/ジェラルド・J・S・ワイルド/芳賀繁/新曜社/2007/2001「アメリカのでの健康生活指導・不健康な生活習慣を止めさせたが代わりに新しい不健康な習慣が生まれ死亡率が変化せず、リスク・ホメオスタシス理論:リスクを一定に保つ傾向・リスクを減らすとその分のリスクで利益を得てリスクを一定にしてしまうこと・ある改善が安全に役立つか効率に役立つかは人々の心が決める、三角州の錯覚:三角州に3本の水路・水路の2本をせき止めれば水量は三分の一になる、法・教育・工学アプローチより予防の動機付けアプローチを、人口あたりの交通事故死亡率は20世紀を通じて上昇・不慮の事故の死亡率は変化せず、道路が安全になればその分だけよりリスキーな行動か多くの移動量を選択する、1960年代に左側通行から右側通行になったスウェーデンとアイスランド・直後に事故率が低下・スウェーデンは2年後・アイスランドは10ヵ月後に元に戻った、カナダ・ノバスコシア州・1923年に牛が死亡・左側通行に慣れていたため、人々のリスク目標水準を下げること、自己の能力を誤って過大評価している人は幸福感が強く忍耐強く精神的に健全で作業も効率的、人々は技術革新の効果を自分のパフォーマンスを高め実質的利益を最大化する目的に消費する、不況時に減少する交通事故死亡者・失業率と交通事故死亡は相関、運転技能の良し悪しが安全性に関係がない、健康と安全メッセージで有効なのはオピニオンリーダーに禁煙節酒を表明させること、リスクの四分類:身体・金銭・社会・倫理、事故経験の少ないドライバー:攻撃的男性的権威主義的傾向が低い・向社会的価値観が強い・学校で道徳の成績が良い・安定した職業についている、事故を起こしたドライバーを道路から追放しても事故率はわずかしか減少しない、リスク・テイキングは人格特性ではない・状況次第のもの、ミセス慎重運転・70年代のオンタリオ州・運転恐怖症になった人・4年間で4回交通事故・彼女の責任によるものは一つもなし・あまりに用心深い運転のため他のドライバーが予測できないため事故になった、経験の浅いドライバーに事故が多いのは経験不足ではなく経験者と未経験者が混在するため、リアクタンス:指示を拒否する傾向、罰則による介入はしばしば裏目・安全へのインセンティブ・プログラムは効果あり、自動車は保険はかつて犯罪を誘発するとして禁止されていた、ドライバーの無過失保険・責任の所在に関係なく保障する制度・事故が増加した・保険会社の利益も増加、日本のライセンス保険・反則金の保障・交通違反の助長する有害な保険、自動車保険会社を私企業でなく公にすることのメリットを議論すべき、シートベルト・エアバッグ・アンチロックブレーキ:すべて死亡率を下げず、健康と安全によい習慣は将来に高い価値を持つ人々で一般的、安全文化のための提案:子どもの小遣いを年ごとに増やす・大学授業料を学年ごとに減らす・最低賃金を年齢ごとに上げる・未来の金銭的価値を上げること」
     ⇒ ジェラルド・J・S・ワイルド(Gerald J. S. Wilde)オランダ。交通心理学。  
3▼○  社会保障を問いなおす−年金・医療・少子化対策/中垣陽子/ちくま新書/2005「潜在的国民負担率・2004年日本は45%、2001年・米37%英50%独59%仏66%スウェーデン74%、基礎年金制度・月7万・一人暮らしは9万・財源は全額消費税より・賃金にスライド、できちゃった婚と不妊の増加、正社員には経済的余裕はあっても時間がない、保育所の定員増も待機児童が減らない・コストを度外視した保育料設定、中学就学以前12年間子どもには年額100万支給・子育て支援金制度、人口あたりベッド数と医療費に相関、診療報酬体系の見直し・診療所モデルから医師技術料と病院必要経費を区分した体系に、2003年の東京都の出生率は1以下、生涯未婚率:男性13%・女性6%、高収入の男性と正社員の女性が結婚・家事手伝いと高収入の男性の組み合わせが減少した、若年失業率が高い国ほど出生率が低い、若者の二分化・経済的に子どもを持てないフリーター・育児と出産の時間がない正社員、婚外子の比率が高い国ほど出生率が高い、少子化対策・扶養控除の廃止・児童手当に一本化、保育所の運営コストを子どもに現金で還元すると年50万支給可能、社会保障の抜本改革か公共投資をとるか」
     ⇒ 中垣陽子(なかがき・ようこ)世界平和研究所主任研究員。  
3▼△  ダメな議論−論理思考で見抜く/飯田泰之/ちくま新書/2006「私たちは自分が日頃から抱いている信仰にお墨付きを与える本を選んでいるに過ぎない・自分が読んで心地よいものを読む・自分を安心させる言説を支持する、教育の外部性・学校教育は個人には投資金額ほどのリターンはない・ただし国民全体の利益に、日本のタバコへの税金価格60%は世界的に見て低い・価格もイギリスの1/3以下でドイツの1/2、通産省は企業行動を変化させる政策手段を持っておらず拘束力のある規制を行ったこともない、Aは誤りという命題がBは正しいという結論を導くのはAとBに排中律が成り立つ場合のみ、ティンバーゲンの定理:Xコの政策目標にはXコの政策手段が必要である、マンデルの定理:ある政策議題の達成には最も有効で低コストの手法を用いるべき、内外価格差のほとんどは為替レートで決まる、購入までのサービス費用を考えたときの食の輸入率・原材料費は1割程度、日本のカロリーベース自給率40%・金額ベース自給率70%、鬼平・長谷川平蔵宣以は銭相場へ売りオペ介入による物価引き下げの提案者、政府の産業育成は以前から成功しておらず衰退産業を保護しただけ、世界成長率ランキング・機関ごとに大きく異なる・世界経済フォーラムでは05-06で日本の成長力指標は117国の12位・企業は110国で3位」
     ⇒ 飯田泰之(いいだ・やすゆき)1975〜。経済政策。  
3▼▽  働きすぎの時代/森岡孝二/岩波新書/2005「途上国との競争・グローバル資本主義、携帯などによる労働時間の境界の消滅・情報資本主義、消費のための労働・消費資本主義、雇用形態の多様化・フリーター資本主義、長いアジア圏の週労働時間:日43.7韓49.3、ガーソン:産業革命は熟練労働者を非熟練労働者に置き換えた・コンピュータはホワイトカラーも非熟練労働者に置き換える、Eメール利用率:日パ94%携帯88%・米パ96%携帯12%、30代男性の1/4が週60時間以上労働、中世イギリス農民年1/3は非労働日、18世紀初頭フランス平均的職工は年180日労働、労働基準法はザル法・36条のため法的拘束力がない、週50時間労働:日は1/4・オランダは1/70、長時間労働者比率の高い地域ほど出生率が低い、近所の人とほぼ毎日話をする:日20%韓60%米独30%、研修医は病院に宿直で長時間いるのでレジデント(居住者・住み込みの人)、36条の廃止・残業は原則2時間にすべし、労働監督官の大幅増員」
     ⇒ 森岡孝二(もりおか・こうじ)1944〜。株式会社論、企業社会論、労働時間論。  
3▼○  環境−思考のフロンティア/諸富徹/岩波書店/2003「労働ダンピング、アーサー・ピグーの環境税=ピグー税、環境配慮とは世代間公平、中産と貧困に二極化した都市は持続可能と言えない、社会関係資本・市民間のネットワーク、自発的結社とその市民参加度が高いほど共同体結束力も高い、パットナムの"一人でボウリングする"」
     ⇒ 諸富徹(もろとみ・とおる)1968〜。財政学、環境経済学。  
3▼△  税の負担はどうなるか/石弘光/中公新書/2004「不良債権はデフレの原因?マクロ経済がわかってないが税制の意見は的確、貯蓄率02年6.2%90年14%、所得税を補完する資産課税の強化、経常財産税の導入、相続税の基礎控除を下げる、4人に1人は所得税を納めていない、住宅取得促進課税は不公平税制・高所得者への控除」    環境税とは何か/石弘光/岩波新書/1999「環境税に関する世界の状況。ピグー的課税、ボーモル=オーツの接近法、デジポット制、炭素税」
     ⇒ 石弘光(いし・ひろみつ)1937〜。財政学、経済学。  
3▼△  産廃ビジネスの経営学/石渡正佳/ちくま新書/2005「アウトロービジネスをベンチャービジネスに転化する、穴屋とまとめ屋と一発屋の犯罪かつ産廃業界の二重価格構造の犯罪、演繹の経済学・帰納の経営学、不法投棄の市場原理、規制が甘いため施設の大規模化が進まない・病院や農業との類似・零細業者が多すぎる、中国経済の素材需要は不法投棄の救世主、軽油密造による脱税は数千億・石油税による二重価格・重油灯油は安く軽油ガソリンは高い、アウトローと二重性、世界一法律の多い国日本、アウトローの補完機能・市場の需給ギャップの補填・規制を破るアウトローは規制に守られている、ヤクザはマフィアより構成員が何倍も多い、日本の脱税は5%・先進国は10-20%、先進国で最も公務員が少ないのに財政赤字は多い・検察官も警察職員も税務職員は足りない、市民の異議申し立て窓口としての三権分立・法律が不十分なら議会に陳情・許認可や補助金が必要なら行政に申請・違法行為は警察と裁判所に訴える、市民と事業者の対立が党派の対立に、二重価格の維持に情報の秘匿が必要、警察のアウトロー情報の公開を、4番目の窓口のメディア・5番目のインターネット、韓流ドラマは階級の逆転が起こらない?、田中角栄:建設工事の政治家へのキックバックを3%・ヤクザのリベートを0.8%に決める、アウトロー経済学:市場の不公正と二重価格、先進国のGDPの10%はアウトロー経済、需給ギャップを生む社会主義経済システムによる供給総量規制、アウトローがベンチャーの役割を果たしている・真のベンチャーの入る隙がない、市場の二重価格を解消するベンチャー・解消しないアウトロー、環境ビジネスは鉄鋼業界の収益の柱、アメリカ+経済産業省とEU+環境省の代理戦争、業界再編こそがアウトロー対策、ダブルスタンダードがアウトローの存在根拠、アウトロービジネスは市場の腐敗でなく未成熟」
     ⇒ 石渡正佳(いしわた・まさよし)1958〜。産廃Gメン。  
2○   貧困を考えよう/生田武志/岩波ジュニア新書/2009「西成区の教育状況など、造田博・高校中退で日雇い・著者の高校の後輩、造田博と田村裕の違い・助けてくれる人の存在、あいりん小中学校の歴史、児童館へ来る親の3割が外国人、高校の無償化・貧困家庭は減免されているのでお金のある家庭が得するだけ、一人親家庭の貧困率がOECDでダントツのトップ・日本では親が働いているほど貧しい・トルコと同じ、父親から養育費を受け取っている母子家庭は19%・アメリカでは受け取っていない家庭が2割、日本は1960年代まで教育費のGNP比は世界一だった、子どもへのベーシック・インカム、機会平等のために相続税の強化を、生活保護の補足率:ドイツ37%・イギリス80%・日本16-19%、欧米の若年ホームレス問題は1980年代・日本は欧米より20年遅れ、究極の選択:自殺か刑務所か野宿か、雇用が不安定ならその分賃金が高くないと理屈が合わない、フランスでは派遣労働者は正社員の2割り増し、漁業の経費の50%近くは燃油費・水産物の値段の24%が漁師に、出生率がこのままだと350年後は日本人0人、高額所得者の利益は株式・株式利益は税率10%、障害者対象支出の少なさ・対GDP比0.0007・韓国0.026米国0.0034オランダ0.592、ホームレスに多い調理師、留学生は生活保護が受けられない、日雇い大手のマージン率は33-40%、加藤智大:"死ぬ気になければ何でもできる"は死ぬ気にならなくても何でもできちゃう人のセリフだ」
2▽▽  ルポ最底辺−不安定就労と野宿/生田武志/ちくま新書/2007「札幌の野宿者は130人前後、ネットカフェ朝6時に空き部屋を待つ若者の行列、マクドナルドは満員、野宿の減少は高齢化による生活保護の増加、釜ヶ崎は日本最高の人口密度の街、ドヤ街・やどの逆読み、大阪市内野宿者・1925年777人・1930年2241人、大阪市内の行路病死数・1998年690人・2005年1213人、10人に一人は結核、釜ヶ崎・あいりん地区に暴力団20団体以上・団員は800人、一般工8-17時で10000円・鉄筋工は14000円、ドヤの窓には鉄柵や金網・火事で逃げられない、4階建てと申請して7階建て、3点確保・両手両足を同時に二つ動かさない、日雇い労働者・中卒の地方農家の次男三男が多い、天王寺の夜間中学・在日が半数、現場が一定でないため労災にできない、アスベスト除去作業は社員でなく日雇いがする、ひと月に14日仕事があるか・あれば雇用保険・なければ生活保護、ダンボールは1キロ6円、アルミ缶は一個2円、時給では100円、大泉緑地の野宿者・粗大ゴミで月10万、大阪市や大阪高裁の判断では野宿者は住民票を持てない・ダチョウ・アザラシ・シャチホコ・怪人二十面相ですら住民票が発行されている、死者は冬と梅雨期に集中、いい物を食べて糖尿病になった野宿者なんていない、病状に関係なく高価な薬を使った大和中央病院・野宿者は金になる・一人が生活保護入院すると700万円支給される、生活保護相談・申請したのは30.6%・保護をしたのは28%・ほとんどは門前払い、債務催促が5年ないと時効、アメリカの野宿者1999-2005年に472人が殺害、支援者が生活保護を申請しても拒否・生活保護ビジネス業者が申請すると受理、生活保護NPO法人・全国に128宿泊施設・入居者7278人・事業収入は43億、禁酒・門限・共同生活の自立支援センター・人権侵害の疑い・野宿者専用の矯正施設、高齢者特別清掃事業、公的就労と生活保護・お金を渡して働いてもらうかお金を渡すだけか、豊島区の250人の野宿者・10人の女性の6人が妊娠、女性は家庭内暴力か借金、男性は昔の生活に戻りたい・女性は戻るぐらいなら野宿がまし、南北問題が国内に入り込んだ、福祉の在り方を規定する三要素:資本=市場・国家=行政・家族=共同体」
     ⇒ 生田武志(いくた・たけし)1964〜。日雇い労働運動・野宿者支援活動。  
3※△  日本が生まれ変わる税制改革/森信茂樹/中公新書ラクレ/2003「ライフスタイルの多様化を邪魔しない税制、自主申告制度へ移行すべき、土地利用を促進する税制・譲渡には軽く保有には重く・相続税の役割が大きくなった、法人税の最終負担者は労働者や消費者・消費税を上げて法人税を下げる、非ケインズ効果:消費者の先読みによる貯蓄、財務大臣の権限が弱く予算編成のプロセスの透明度が低い国ほど財政赤字が大きくなる、税と社会保障の再配分比率は先進国中最も弱い:スウェーデン52.8・独35.3・米24.4・日22.1、最高税率と勤労意欲に関係なし、累進税率の最高税率を下げる理由なし・資産税のあり方を考えるべき、オランダ:失業手当の水準切り下げ・その分税額の控除、負の所得税:税の控除額より納付税額が多いと差額を給付される、所得税は貯蓄より消費を奨励する・利子に課税されるため、消費税は貯蓄と投資を尊重し経済効率を高める?、現行の社会保険方式に逆進性あり、相続税の強化で年金の財源に充てる、相続財産は消費税を回避したもの、納税者番号制度:カナダ米国の社会保障番号・個人登録番号の北欧・税務番号のオーストラリア・独仏英にはなし、国の収入を地方に配る税収の逆転現象・G5でもみな同じで意味がない」
     ⇒ 森信茂樹(もりのぶ・しげき)1950〜。租税法、租税政策、地方財政。  
2※△  日本の選挙/加藤秀治郎/中公新書/2003「オルテガ:選挙制度が適切なら何もかもうまくいくし不適切ならすべて駄目、中選挙区の特徴は単記制、中選挙区・小選挙区・比例代表のメリットとデメリット、ドイツ:比例代表5%未満の政党は政治的未熟により議席を認めない、両院の権力が不均衡なら勢力は類似しなくてよいが均等なら勢力の類似が必要」
     ⇒ 加藤秀治郎(かとう・しゅうじろう)1949〜。政治学、比較政治学。  
3○▽  日本の税金/三木義一/岩波新書/2003「レディ・ゴディバ、小泉孝太郎のCMと増税の関係、日本の基礎控除は米国に次いで低い、詐欺被害は控除されず、超過累進税率、NPO寄付に厳しく政党寄付に甘い、法人税:0.03%の100億円企業が35.1%・0.1%の1億円企業が30.1%を納税、法人税は所得税の前取りか?、所有権=最終的処分の権利と相続税、特定財源は族議員の暗躍に、ガソリン・自動車税は環境税に、日本の課税最低限は低すぎる」
     ⇒ 三木義一(みき・よしかず)1950〜。税法。  
2▽△  マニフェスト/金井辰樹/光文社新書/2003「マニフェスト:数値・財源・期限が入った選挙公約、小選挙区で党首と比例区での党の公約、自民党が構造改革派と景気回復派を取り込む分身の術、公約は官僚が作っていた、三重県知事北川正恭のマニフェスト運動、岩手県知事増田寛也が初のマニフェスト発表、現行の公職選挙法はマニフェスト禁止、政治任用制:高級官僚を政府が個々に指名、総裁選小泉はマニフェスト? 期限は4年以内」
     ⇒ 金井辰樹(かない・たつき)1963〜。政治、史学。  
3▽○  政官攻防史/金子仁洋/文春新書/1999「星亨の無実の金権腐敗と新聞大衆の唱和・官僚に刃向かう政治家はスキャンダルで失脚させられる、官の山縣・政の星亨、資本主義的開発により財源の確保、諭吉:日本には政府ありて国民なし、内務省解体後の地方支配権争い」
     ⇒ 金子仁洋(かねこ・じんよう)1930〜。評論活動、警察庁、法学。      政治の数字/伊藤惇夫/新潮新書/2005「参議院議員は代議士ではない、松下政経塾出身は民主党に多い、小泉首相の渾名"金融と財政がわからない大蔵族"」
1▽△  永田町「悪魔の辞典」/伊藤惇夫/文春新書/2004「03.11総選挙当選480の134が世襲議員・28%、03年国会121の内閣提出法案118成立・衆議院議員立法は51で12が成立・参議院は18で2成立・法律の大半は立法府でなく行政府の役人が作る・立法府に立法機能なし、女帝・小泉信子、自民・民主は組織政党でなく雨傘政党、社会主義は議会制民主主義で独裁排除・共産主義は一党独裁、社会党は旧ソ連・中国・北朝鮮を手本に・共産主義と社会主義の区別ができない、国会にあるのは会派で政党はない・94年以前は政党は法律になし・法人格もなし・政党の料金の支払いは総務部長の個人契約、95年12月同じ筆跡の小沢一郎の段ボール箱が何十箱も運び込まれる、公務員の給与一割カットの提案・民主党最大の支持団体地方公務員の組合自治労の反発で選挙ができないと拒絶、給与(万):国家公務員は820地方公務員900民間450金融保険680」
      ⇒ 伊藤惇夫(いとう・あつお)1948〜。政治アナリスト、自民党、新進党、太陽党、民政党、民主党の事務局長。  
3○   リストラとワークシェアリング/熊沢誠/岩波新書/2003「希望職種が明確な失業者は9%、個性尊重の時代とはいえぬ、一律型ワークシェアリングを」
4▼※  女性労働と企業社会/熊沢誠/岩波新書/2000「ノンエリート女性の苦悩を描く。OJT:仕事上の経験的訓練、アジア人家事使用人と総合職女性、職場の雰囲気、同一価値労働同一賃金、パートの悪用、風俗自由業ユニオン、女性労働者数の30歳前後の谷、残業規制を、有期雇用の原則禁止」
3▽   能力主義と企業社会/熊沢誠/岩波新書/1997「欧米は日本より能力主義とはいえぬ、欧米の組織労働者は内部競争しない、能力管理主義は女性差別を助長する、情意考課の不当重視、パートタイム労働条約、給与明細を見せあえるか」
     ⇒ 熊沢誠(くまざわ・まこと)1938〜。労使関係論、社会政策論、経済学。  
3▽   ボランタリー経済と企業/下河辺淳,監修/根本博,編著/日本評論社/2002「ドラッカーの第三セクターの議論、NPOもそれ自体で経営が成り立たなければ意味がない、ワークシェアリングとリナックス、ボランタリズム:自発性と無償性、バングラデシュのグラミン銀行とリナックス、NPO・NPI:フリーライダーの存在・コストに見合う販売収入を得られない・正の外部効果・政策的に低価格設定、NPOの要件:利潤を分配しない・非政府・フォーマル・自己統治・自発性、消費者に品質や供給量を評価できないもの・高い粗悪品を売りつけることができる・教育・医療・保育・高齢者介護」    ボランタリー経済学への招待/下河辺淳,監修/香西泰,編/実業之日本社/2000「さまざまな関連する論文を挙げて展望し経済学のシナリオに位置づける。人口千人当たり公務員1994:日40・米80・英83・仏104・独68」
3▽※  ボランタリー経済の誕生/金子郁容・松岡正剛・下河辺淳/実業之日本社/1998「過去20年公共投資の事業別シェアや省庁への配分比率は変化せず、民主主義と資本主義の対立、ホートンの法則:樹木や血管や神経は4-5本の枝が分岐する、通常は代金を払うと関係を決済する・シェアウェアは代金でつながる、米国NPO売り上げはGDPの6.3%人口は雇用者の6.8%・美術館の大半はNPO、情報の非対称性が顕著でない場合は市場による供給、供給者側に有利ならNPO、供給者側の情報優位性・血液の流通比較:英はボランタリーで米は売血・米国の方が質が悪い・ヘルペスなど病原菌が多い、セクター論:一般材は企業・公共財は政府とNPO、経済外部性が顕著:大気・河川・公園・道路・治安・安全、情報の非対称性が顕著:教育・医療・福祉・先端研究、近世日本・米や絹など現物貨幣・藩内で通用する銭貨・藩札や神社仏閣商人庄屋が発行する私札、ジンメル:貨幣は人間関係の結晶化、富本銭・幸福を得られるまじない銭、ナッシュ均衡、相互編集市場、共感と関与が動かすボランタリー・エコノミー、日英仏語には62%の冗長度、レヴィ=ストロースのプリコラージュ:身の回りのあり合わせの道具や材料で作り上げること・情報修繕・情報編集の思想、デリダの差延:さまざまな情報が持つ差異が新たな意味を生む」
     ⇒ 下河辺淳(しもこうべ・あつし)1923〜。経済企画庁、国土審議会、建設省、工学、建築学、ふるさと創生1億円の発案者。  
1※   自治体格差が国を滅ぼす/田村秀/集英社新書/2007「日本の自治体比較、浦安市・豊田市・芦屋市、夕張市・木更津市・西成区、群馬県大泉町・亀山市・徳島県上勝町、東京23区・中学卒業までの医療費無料、大阪府生活保護者は20万人以上・人口の2.32%、西成区平均寿命は全国平均より6歳以上短い、日本国籍を持たない外国人の子どもたちは義務教育の対象にならない、中央が地方に依存するもの・電気と水」
1○▼  データの罠−世論はこうしてつくられる/田村秀/集英社新書/2006「有効回答率が低い調査が信用できない、ビデオリサーチとニールセンで水戸黄門の視聴率が6%違ったことも、経済効果はプラスだけを楽天的に推測し関係するものをすべて合計したもの、官庁の使うコンサルタントは"いかようにでも結論を出す"という、2004年の勤労者世帯の貯蓄額:平均は1273万・中位数は805万・モードでは200万未満、TOEFL受験者数・韓国が一位に、群馬県大泉町外国人が16%、人口千人当たり公務員数:日35.1英73.0仏96.3米80.6独58.4、公的部門雇用者の比率%:日9.2英31.4仏32.6米18.3独25.8伊24.4スウェーデン38.2、高速道路の整備水準(人口-自動車-面積当たり):日100-100-100英85-127-62仏297-298-95独211-233-146米500-364-43、東京で公共事業しても大部分は用地代に消える、弁護士などの職務基準の法律・サムライ法、公認会計士は協会などが間に入って直接報酬をもらないようにすべき、建築確認のチェックを受ける側がチェックする側を直接選ぶ制度を改めるべき、イギリスの一戸建ては21%・日本は59%」
     ⇒ 田村秀(たむら・しげる)1962〜。自治省。
3※△  日本中枢の崩壊/古賀茂明/講談社/2011「原子力安全保安院には原子力の専門家は一部しかいない ☆税収不足の危機感を煽って大増税が実施され日本経済は奈落の底へと落ちていくだろう 東電は自分たちが日本で一番偉いと思っている 原英史:官僚のレトリック 金指壽 政府の組織と給与を財務省が完全に支配している 公務員の処遇を決める人事院は総裁は元官僚で事務局は全員国家公務員 公務員は自分で自分の給料を決めている 霞ヶ関は人材の墓場 厚労省の天下りリストを白紙にした長妻氏 厚労省の役人と記者クラブの連携記事による長妻氏への誹謗中傷 財務省の力の源泉である国税庁の査察権 検察庁と並ぶ権力のツール 大臣に人事権はないに等しい 発電部門と送電部門の分離 ▽競争か公開かどちらもないものは腐敗する 官僚の辞書に過ちの文字はない 官僚の無謬神話 役人はいま損するわけでないものにはあまり考えずにどんどんお金を出す 日本の農業は7%の優良農家が60%の生産額を上げる 日本の身分制度:官農高小」
2○   官僚の責任/古賀茂明/PHP新書/2011「日本はすでに先進国の中の最低グループ、発電部門と送電部門を分離して別会社にし使う側が地域を超えて自由に電力会社を選べるようにする、発電と送電の分離について新聞記者に頼んで記事にしてもらう、推進する人間が基準を作る、原英史と金指壽、官僚の世界では先輩に不利益になることを言い出すこと自体がタブー、公務員の給与は人事院の勧告に基づいて決められる、人事院の事務局はみな公務員、官僚になるは山登りをする人がエベレストに登りたいというのと同じ、人の役に立ちたい人より人の上に立ちたい人が多い、官庁では上司や先輩の意見は絶対、打ち合わせと称して飲みに行ってそれからまた仕事する・労働時間を長くするため、500億円の利益まで出した産業再生機構・役人は70-80人中5人、真の経営者は労働者をいかに楽させてあげるを考える、日本人は口先だけでなく本当に汗水流して働くこと貴重だと思っているから成長しない」
     ⇒ 古賀茂明(こが・しげあき)1955〜。通産省。
3△   公共事業が日本を救う/藤井聡/文春新書/2010「車を閉め出してヨーロッパの都市は発展した、環状道路の建設、電線の地中化、子どもが家でゲームばかりするのは道路に車が多くて危険だから、子どもは道で遊ぶもの、2010年から多くの橋が寿命を迎える、日本の港は小さすぎる、港湾行政の地方分権化のため港を大きくできない、地下水利用による地盤沈下、八ッ場ダムの治水効果、▽どのぐらいあるのかが問題では?、自動車数当たりの道路の長さは先進国最低レベル、ヒルファーディング、国の借金ではなく政府の借金・日本国には借金はない・日本人一人当たり200万円を貸している、ケインズ:穴を掘ってまた埋めるような仕事でも失業手当を払うよりずっと景気対策に有効だ」
     ⇒ 藤井聡(ふじい・さとし)1968〜。土木計画学。
3○   日本の国会−審議する立法府へ/大山礼子/岩波新書/2011「戦後の国会の歴史と欧米との比較、省庁ごとの縦割りで政策が決定される省庁内閣制、ウェストミンスター・モデルのみでは政治主導は困難、一人の議員の議員立法件数最多は田中角栄:提案46成立33、官僚が法案を起草し関係業界の意を受けた国会議員と協議して国会に提出される、フランス・オランダ・スウェーデン・ノルウェーでは議員と閣僚は兼任できない、毛沢東:大事は何もできないし小事はやろうともしない、▽dashizuobuliao,xiaoshiyoubuzuo、女性議員の比率は先進国最低」
     ⇒ 大山礼子(おおやま・れいこ)1954〜。政治制度論。
2※   独裁者 “ブログ市長”の革命/竹原信一/扶桑社/2010「ブログ住民至上主義、本州南端の地方都市、政務調査費で観光旅行や家電購入、欧米の地方議員はボランティアか年収50万程度、条例を一本も提出しないのが普通の市議区議、地方議会では議論は会議規則で禁止、質問も年三回まで、阿久根市職員給与平均655.6万、日本の民間給与平均437.2万、阿久根市民平均給与200-300万、阿久根市退職金平均2650万国家公務員より高い、天下りも野放し、支出53億税収20億人件費27億、給食センター平均給与900万、役所と議会の癒着、議員削減数は合併案を基準にしたもの、アメリカの地方議会が理想、議会を解散させるには市長への不信任案が必要、社会保険庁の覚え書き:コンピュータ入力一日5000字まで・ノルマと実績表の禁止、高度医療のおかけで以前は自然に淘汰された機能障害を持ったのを生き残らせている ⇒事実記述の意図であり優生思想を示さない、公開での団体交渉を拒否する労組、ブログは頒布するものではない、支持者のほとんどは60歳以上、ホームページの公開は文書図画の頒布でなく資料室の公開であり合法、インターネットの哲学者諸野脇正、市政改革の基本・高すぎる市職員給与の是正、人より先に行っているから非難される、あの人は宇宙人とでも思ってやる事をいちいち気にしないように、都市の保育園の不足は子供一人当たり面積規制のため、学校の教室は南向きに作る、アメリカの例:低所得者の流入の回避のため公共サービスを悪くする自治体、長野県下條村:出生率2.04・職員の半減・資材支給事業」
     ⇒ 竹原信一(たけはら・しんいち)1959〜。鹿児島県阿久根市長、航空自衛隊、建設会社。  
3◎   リスクにあなたは騙される−「恐怖」を操る論理/ダン・ガードナー/田淵健太/早川書房/2009/2008「犯罪・テロ・医療における統計的誤謬、私たちは歴史上最も健康で最も裕福で最も長生きな人間である。、ドーピングよりスポーツ自体の方が遙かに危険である、資源の誤った配分、確証バイアスconfirmation bias、集団極性化group polarization、係留と調整のヒューリスティックanchoring and adjustment、代表性ヒューリスティックrepresentativeness heuristic、利用可能性ヒューリスティックavailability heuristic、直感的判断に影響を与えるのは実例をいかに容易に思いつくか・自分の行動の心臓病要因を三つか八つ挙げるように求める・三つ挙げた人は八つ挙げた人より心臓病の確率を高く見積もった、スロヴィック:情動ヒューリスティックaffect heuristic、低頻度大規模災害、政治に詳しい人ほど恐怖宣伝の影響を受ける、カナダ・2006年癌死亡者の60%が70歳以上、メディアは悪いニュースを強調し良いニュースを除外する、十代は老人より殺される率が20倍、人は近所では犯罪は減り国全体では増えていると思う、米国司法省:性犯罪者の再犯率は他の犯罪より低い、1278年のロンドンの殺人発生率は10万人あたり15件・現在の15倍、後知恵バイアスHindsight bias:結果を知っているとその結果の確率が高く見込まれかつ予測可能だったと考える」
     ⇒ ダン・ガードナー(Dan Gardner)コラムニスト、政策アドバイザー、歴史学。  
3○   新しい労働社会−雇用システムの再構築へ/濱口桂一郎/岩波新書/2009「日本型雇用・雇用契約に職務が定められていない・メンバーシップ契約、管理監督者ではない管理職、派遣先が労働者を雇うのに派遣元の配置転換という形式を取る、日雇い派遣への正しい対策:マージン規制・危険有害業務への派遣規制・派遣先に使用者責任を負わせる、偽装有期労働に問題あり、日本のシングルマザーの就業率80%の異常さ・生活保護より貧しい、あるべき労働者代表組織は純粋な自発的結社であってはいけない、大衆社会で個人たる市民が中間集団抜きにマクロな国家政策の選択を迫られるとわかりやすく威勢のよい議論になびく、経済財政諮問会議に労働者代表と消費者代表を参加させる」
     ⇒ 濱口桂一郎(はまぐち・けいいちろう)1958〜。労働法、社会政策。  
2▼   老いてゆくアジア−繁栄の構図が変わるとき/大泉啓一郎/中公新書/2007「NIESの出生率は日本より低い、人口ボーナス:出生率の低下・生産年齢人口の比率上昇・労働量と貯蓄率の上昇・経済成長を促進、アフリカの人口:1950年2.2億・2005年9.2億、中国は一人っ子政策を廃止しても出生率は上昇しない、2004年一人当たり購買力平価の所得水準ドル:日本29810・韓国20530・香港31560、東アジアの奇跡に人口ボーナスという追い風、ライフサイクル仮説モデル・勤労期に貯蓄・退職後に取り崩す、日本の家計貯蓄率:1990年16%・2003年7%・2010年は3%に、国民皆年金制度:韓国1999年・台湾2002年・中国やASEAN4はなし」
     ⇒ 大泉啓一郎(おおいずみ・けいいちろう)1963〜。社会保障。  
3※   ベーシック・インカム入門/山森亮/光文社新書/2009「キング牧師の保証所得・貧者の行進での要求、社会の富は過去の世代の労働からも成り立つ・平等に継承する権利、生活保護の補足率は2001年16.3%、衣食足りて礼節を知る、働かざる者食うべからず、家事労働の賃金としてのベーシック・インカム、家事労働は奴隷労働、ネグリ:生きること自体が報酬の対象になる、横塚晃一・大仏空の悪人正機:仏教の善い行いができる人でなく生きるために殺生を行わざるを得ない労働貧民こそ救われるべき・善い行いはよく働くこと・よく働くことができない障害者こそ救われるべき、哲学者ラッセルのベーシック・インカム、トムスン:資本主義の勃興・民衆知のモラルエコノミーから専門知のポリティカルエコノミーへ、ベーシック・インカムの導入で危険や汚れる仕事の給与が上がる・むしろそうした仕事の給与が低いのはおかしい、ミルのベーシック・インカム、トマス・モアのユートピアのベーシック・インカム、均田制や班田制というベーシック・インカムの起源、社会保険は税金より逆進的・貧困層ほど若くして働き富裕層ほど長生きする、子ども六人を育てるシングルマザーはフリーライダーか否か、税の消費税一本化とベーシック・インカム、ロバートソンの地価税とエネルギー税・地球から価値を引き出すことへの課税」
     ⇒ 山森亮(やまもり・とおる)1970〜。社会政策。  
1◎  ■辞書と頭は使いよう−ダイソー文庫シリーズ5/阪上順夫・服部一敏/大創産業/1997「電子辞書と紙の併用を述べるが情報が古い、家庭医学大全科のホームページ、英和の真ん中は"M"・国語は"さ"、mediumが真ん中に、辞書を痛めない方法・まず真ん中を開く・1/4ずつ開く・1/8を開く、右手はペン・左手で辞書・左前方に辞書を置く、井上ひさし・辞書は初版を買わないこと・必ずミスがある、百科事典の真ん中は"す"か"せ"」
     ⇒ 阪上順夫(さかがみ・のぶお)政治学。  
2◯   リサイクル社会への道/寄本勝美/岩波新書/2003「Crisis as Opportunity、容リ法・ワンウェイ容器は自治体が税金で収集・リターナブル容器は民間なので費用負担で不利・ますますワンウェイ容器が増加、事業者負担が軽すぎる、ペットボトルリサイクル2001年:日本40.1%・アメリカ22.1%・EU17.9%、2001年3月の不法投棄は前年同月より下回る・有料化でも増えず、ドイツのゴミ収集はほとんどが有料、デポジット制を生かす方法:観光地・事業所・大学など地域を限る・容器の散乱しやすい自販機の飲料容器のみに導入する、NGO市民立法機構」
     ⇒ 寄本勝美(よりもと・かつみ)1940〜。地方自治・環境政策。  
2※   現代の貧困/岩田正美/ちくま新書/2007「マクドナルド・プロレタリアート、学校給食未納問題・学校推計で経済的な問題は3割、タウンゼントの貧困の指標:四週間で親戚友人を招かない・子どもの誕生パーティをしない・一週間以上調理した朝食を食べていない、生活保護と暴力団の不正受給、2003年のホームレス数は25000人・トップは大阪市の6600人、路上生活と住居を往復する人々の存在、タバコの吸い殻や水をかけてゴミを出す飲食店、賞味期限切れ弁当で腹をこわされては困る、ホームレスは未婚の中高年男性が多数、貧困に陥る可能性が高いのは特定の人々、ホームレスの半数以上は中卒、男性の年収と既婚率は相関、母子世帯の平均収入は212万円、孤独死の事件・2001年秋59歳男性が死後3年で発見・家賃が自動引き落としだったため預金が尽きるまで発見されず、ホームレスに最も効果的なのは住宅手当」
     ⇒ 岩田正美(いわた・まさみ)1947〜。社会福祉学。  
2▽   格差社会の結末/中野雅至/ソフトバンク新書/2006「足立区の就学援助率2004年42.5%、人口1000人当たり公務員数:仏89.7英78.8米78.4独57.9日33.6、日本の政府支出の規模はOEDC平均より低い、規制の国際比較では平均ぐらい、ロールズの正義論:機会の均等・格差原理・その格差が最も恵まれない人の利益となると期待される場合にのみ許される、ケインズ主義型福祉国家からシュンペーター型ワークフェア国家へ、キッシンジャー:日本は決断に15年かかる、相続税率を引き上げるべき、OECDで1クラス30人以上は日本・韓国・メキシコ、ハローワークに求人を出す派遣会社、企業が求められる能力を明確にすること」
     ⇒ 中野雅至(なかの・まさし)1964〜。労働省。  
2△   美しい国へ/安倍晋三/文春新書/2006「靖国参拝自体は合憲、安全保障を他国任せで精神的に失ったものも大きい、機関銃は一挺では180度・二挺で360度カバー、中国への謝罪は2005年アジアアフリカ会議で21回目、教育の目的は志ある国民を育て品格ある国家を作ること、ボランティアの義務づけ・自発だからボランティア・強制は意味ない・やる気のない若者がきても迷惑・機会そのものに意味がある」
     ⇒ 安倍晋三(あべ・しんぞう)1954〜。日本国首相。  
1△   「知の衰退」からいかに脱出するか?/大前研一/光文社/2009「資産に課税してフローに課税しないこと、源泉徴収を止める、中国は中央政府が地方を勝手にやれと突き放したから経済発展した」
2△   新・大前研一レポート/大前研一/講談社/1993「日本型イデオロギー対決は提供者vs.生活者、土地が余っているのに高い、日米の貯蓄率に差はない、地方自治体に徴税権を、道州を設置、固定資産税を1%に、相続税を廃止、年収資産等価法、コモンデータベース、人権府、多選禁止法、反対投票法、法律寿命を10年に、世界税法、生活経費公社、徴公僕」
     ⇒ 大前研一(おおまえ・けんいち)1943〜。平成維新の会代表、原子力工学      地方は変われるか−ポスト市町村合併/佐々木信夫/ちくま新書/2004「高校設置の背後人口10万、平成合併の最適規模10-30万、住民投票の型:諮問型・決定型・二重審査型、国民の20%は法律遵守・5%はすべて無視・75%は5%の罰される度合いで態度を決める」
3○   都庁−もうひとつの政府/佐々木信夫/岩波新書/1991「都庁移転の経緯、都知事の権力、人事と経営、議員と知事、地方と中央。美濃部と鈴木の比較、自治体では大きな黒字も失敗」
     ⇒ 佐々木信夫(ささき・のぶお)1948〜。都市計画局。行政学、地方自治論。  
3※   日本型ワークシェアリング/脇坂明/PHP新書/2002「図表や統計が豊富。ファミリーフレンドリーな会社、従業員の20〜30%が休業する」
     ⇒ 脇坂明(わきさか・あきら)1953〜。労働経済学。  
2※   代議士のつくられ方−小選挙区の選挙戦略/朴母、/文春新書/2000「東京17区平沢勝栄の選挙戦、候補者の出身母体:地方議員36.5%二世議員42.3%官僚22%、3つの個人的接触:挨拶・握手・会話、地方議員は再選可能性を高めるために行動する、日本の政党は再選を目指す政治家の連合体、安保や外交政策は票にならない」
     ⇒ 朴母、(バク・チョルヒー)1963〜。韓国。政治学。  
3○   医療と福祉の経済システム/西村周三/ちくま新書/1997「日本の医療費は対GDP比で低い国、アメリカは日本の二倍でしかも不平等、医療の科学性を確保しないと費用が高騰する、高齢者は個人能力差が大きい、介護福祉部門の経済効果の大きさ、医療と福祉の一体運用を」
     ⇒ 西村周三(にしむら・しゅうぞう)1945〜。保険論、臨床経済学、医療経済学。  
3△ ? 官僚は失敗に気づかない/平野拓也/ちくま新書/2002「官僚政治の暴走を止めよ、91億の農道・来間大橋、米国の国防費用を上回る公共事業、個人所得税の最高65%は高すぎる? 最高税率を下げるとインセンティブが生まれる? 小泉改革は財務官僚との二人三脚、レーガン税制改革は米国経済回復の基盤? 国の政策は官僚が作り政治は権力闘争する、官僚が政策を作り政治家は執行過程に介入する、文書管理法で重要文書の保管を義務づけよ、バブル崩壊で都市に失業者が出たのに地方へ公共投資した」
     ⇒ 平野拓也(ひらの・たくや)1935〜。税関相談官、フランス語。  
3※   循環型社会−持続可能な未来への経済学/吉田文和/中公新書/2004「家電リサイクル法のテレビとエアコンの1/3は輸出に・循環型経済は一国で閉じない、ペットボトルソフトドリンクの値段:メーカー利益3.2・リサイクル委託料0.8人件費物流費41原材料代23容器代17・出荷価格85円、CO2削減に自動販売機台数削減が避けて通れない、再使用はリユース・リサイクルは原料に戻す、千年持続社会・市民事業・参画者ネットワーク・人間力と自然力の同時回復・ケイパビリティと持続可能性」
     ⇒ 吉田文和(よしだ・ふみかず)1950〜。産業技術論、環境経済学。  
3○   外務省「失敗」の本質/今里義和/講談社現代新書/2002「田中外相に政策能力も関心もなし、1万人当たり外務省職員数:日0.42仏1.62英1.33独1.13米0.76、日本の北方領土返還反対派:軍事的価値低・インフラ整備費が高い・漁業資源も高くない・各種資源も買った方が安い、HIV感染者:ボツワナ1/3・ジンバブエ1/4、99年の日本の援助のアンタイド率は96.4%、日本のODAは経済規模から見ると大きくない、ODA庁の創設、ウィーン条約の厳格な解釈と通説では中国武装警官を批判しにくい、チャイナスクールでは三代先の中国課長も決まっている」
     ⇒ 今里義和(いまざと・よしかず)1954〜。中日新聞政治担当論説委員。  
1▽   自閉症の子を持って/武部隆/新潮新書/2005「条件付き許可の理解困難"ご飯を全部食べたら遊んで良い"など、扁桃体の異常説、水銀の過剰摂取説とキレート治療、マルチプル・トラックとモノ・トラック、自分の話している声や内容を意識すると話せなくなる、思考は聴覚中心・記憶が視覚的イメージという人も、小児科医の不足・儲からない・一人当たりの診察時間が長いため、テレビの音声が外界と自閉症者の内面世界を遮断」
     ⇒ >武部隆(たけべ・たかし)1961〜。時事通信社、公共事業、地方財政制度、社会保障政策。  
3▼   市民自治の憲法理論/松下圭一/岩波新書/1975「国家統治の基本法から市民自治の基本法へ憲法理論を再構成する・国家から出発するか市民から出発するか、自治体が中心論点となる、行政法学は憲法に違反して政府官僚機構による政治の独占を前提としている、モンテスキュー:共和政治は小規模社会においてのみ可能・大規模社会では君主政治か専制政治たらざるをえない、国家:一定の地域を基礎とし固有の支配権のもとに一定範囲の人間によって組織される政治的な組織体、消極国家から積極国家へ・積極国家から分節国家へ、憲法は法律命令および行政行為のそれぞれを個別に点検する批判準則でもある、国家法人論を否定し機構信託論を選択」
     ⇒ 松下圭一(まつした・けいいち)1929〜。政治学。  
2※   自殺が減ったまち−秋田県の挑戦/本橋豊/岩波書店/2006「秋田名物・ババヘラおばさん、自殺を個人の問題のみに還元しない、自殺者は十分な判断力で自殺するわけではない・90%は鬱病やアルコール依存、公衆衛生学:緊急時は手探りで最善の方策を絞り出し実行する、秋田青森岩手での自殺率の低下、福祉の遅れた社会で自殺が多い、個人連帯保証人は基本的人権を無視している、鬱病の早期発見と治療・自殺予防の健康教育と広報啓発活動」
     ⇒ 本橋豊(もとはし・ゆたか)1954〜。公衆衛生学、地域における自殺予防。  
1△   とてつもない日本/麻生太郎/新潮新書/2007「カローシなど働き過ぎは自虐的・ノーキを守る勤勉さは素晴らしい ⇒この二つは関連がない・ドイツ人は時間を守るが働き過ぎではない、吉田茂:日本はとてつもない国なのだ、ソート・リーダー、日本人は過去を総括して経験を隣人に説かなければならない・総括は恥ではない、日本経済のエネルギー効率は北米の2倍・アジア主要国の4倍、ニートはスローライフ・ニートのペースで生きることを認めるべき、世界の産業用ロボット85万台・42%は日本に、ジダンやトッティが見ていたキャプテン翼、イラクの自衛隊給水車にキャプテン翼のロゴマーク、中学を義務教育から外す・同じ教育では専門バカが増える ⇒逆です・自由化したら専門バカが増えます、躾・公共心・道徳心・倫理観が大事、2500万人高齢者で痴呆や寝たきりは15%以下、競争を奨励するサッチャー首相の言葉を再考すべきとき ⇒イギリスではそのサッチャー首相の言葉が既に取り消されています、教育格差は格差感 ⇒今問題なのは初等教育や中等教育での格差で大学の格差ではないです、戦前の方がエリートコースは多様、2007年4月新潟が政令指定都市に、明治以来の記憶だから後から無かったことにできない ⇒記憶だからできるといってもいいわけで論理的に無意味、国家に命を捧げた人を祀るのに問題があるのか ⇒捧げてない人や無駄に命を失わせた人まで祀るから問題なのです、靖国は国営化せよ・招魂社の姿へ回帰させる」
     ⇒ 麻生太郎(あそう・たろう)1940〜。衆議院議員、クレー射撃日本代表。  
1○   話は5行でまとめなさい−書く・話す・要約する すべてに使える必勝のストラクチャー/横江公美/ビジネス社/2009「視点と量と見せ方、アメリカでは文章の基本を5段階エッセイと呼ぶ、主張・視点の違う三つの論拠・要約、トンネルを抜けるとそこは雪国だった、起承転結の転は反論を入れる、ディベートは相手をやっつけるためでなく論理力をつける訓練、問題意識から先行研究をひいてテーマを提示する、自己紹介で伝える必要のない欠点を不用意にしゃべらない、文章の基礎作りは要約力をつけること、物事の変化は芸術から始まりビジネスに伝わる。そして政治が利用する。最後に学者は変化の終息を待ってそれを証明する、アメリカでの有権者教育、レーガン:ゴルバチョフ大統領、壁を壊してください、Mr. Gorbachev, tear down this wall!、戈巴契夫先生,推倒?堵?! 、ビル・クリントン:大きな政府の時代は終わった」
     ⇒ 横江公美(よこえ・くみ)政策研究、松下政経塾。
3※   エコ亡国論/澤昭裕/新潮新書/2010「2000年以降世界の平均気温の上昇は止まっている CO2は気温の上昇の後に増加している 中国のCO2排出量の増加は先進国の消費を支えるためのもの 省エネ法と環境税(石油石炭税)が温暖化対策に利用できる 25%削減目標はまだ法的拘束力はない」
     ⇒ 澤昭裕(さわ・あきひろ)1957〜。通商産業省。    後藤新平−大震災と帝都復興/越沢明/ちくま新書/2011「医師⇒技術官僚⇒事務官僚⇒政治家 台湾民政長官 満鉄初代総裁 鉄道の父・新幹線の祖父 石高が一万以上が大名 ☆板垣死すとも自由は死せず 板垣退助の治療にあたる 満鉄は鉱山港湾製鉄電気ガスまで事業とした 大連は木造建築禁止に 植民地に移住民を定着させるには学校と寺と病院を完備すること 東京は帝国の首都にて国家政治の中心国民文化の深淵たり」
     ⇒ 越沢明(こしざわ・あきら)1952〜。都市計画。    生活保障−排除しない社会へ/宮本太郎/岩波新書/2009「スウェーデンとの比較、ベーシックインカムとアクティベーション、フランシス・フクヤマ:日本は高信頼社会、山岸俊男:日本は低信頼社会、丸山真男:引き下げデモクラシー、負け組は生まれながらにして負け組なのです、75歳以上自殺者10万人あたり日本29.6スウェーデン20.3、行政不信に対応できるベーシックインカム、オランダの生涯時間貯蓄制度」
     ⇒ (みやもと・たろう)1958〜。比較政治、福祉政策論。      居住の貧困/本間義人/岩波新書/2009「スウェーデンの住宅政策、The whole populationn should be provided with sound, spacious dwellings.すべての国民には丈夫で広々とした住宅を供給されなければならない、2003年5月韓国の住宅法、ソウルのビニールハウス村、土地公概念・土地による不労所得を排除・土地は公のものである、住宅政策は国土交通省・厚生労働省の所管にすべき」
     ⇒ 本間義人(ほんま・よしひと)1935〜。都市・住宅政策、国土・地域政策。      住宅政策のどこが問題か/平山洋介/光文社新書/2009「戦後日本の変化・持ち家の増加、1941年の大都市の持ち家率は22%、世界の持ち家率:アイスランド・スペイン・ノルウェイは8割・ドイツとオーストリアは4割・アングロサクソン諸国は6割、スペイン・ギリシャ・イタリアの若者層の世帯内単身者率は日本より高い、女性は夫により家を得る・自身の住宅資産はない、高度成長期の平等性は錯覚、住宅ストックが増え空家率が上昇しているのに住宅建設の大量化政策の愚、公営住宅の供給対象を広げよ」
     ⇒ 平山洋介(ひらやま・ようすけ)1958〜。生活空間計画。      知事が日本を変える/浅野史郎・北川正恭・橋本大二郎/文春新書/2002「高知県知事室24時間ライブ中継、三重県予算使い切りシステムの改正、名刺を公費に・仕事が増えると名刺量が必要・名刺が私費だと仕事をするだけ損をする、保育所は厚生労働省・幼稚園は文部科学省、百円カンパ・カンパした人は必ず投票する」
     ⇒ 北川正恭(きたがわ・まさやす)1944〜。三重県知事。      労働政治−戦後政治のなかの労働組合/久米郁男/中公新書/2005「労働組合と政治の関係史。利益団体:自分たちの利益を促進するための組織、スウェーデン経済の謎・労使団体が広い範囲を組織する包括的な団体、労働組合内部における民間組合の覇権が確立されている場合のみパフォーマンスが向上、調整型市場経済:日本・ドイツ・スウェーデン、経団連が政治献金をやめてかえって個別利益が横行し政治の質が低下、54年の尼崎製鋼所争議・ストのためそのまま倒産、官公労に民間の論理で対抗する労働組合の存在が中曽根にとって幸運・小泉にはない」
     ⇒ 久米郁男(くめ・いくお)1957〜。政治学。      政治とは、なんだろうか/新藤宗幸/岩波書店/2005「国民保護法制は世論統制を目指し管理を強化すること」
     ⇒ 新藤宗幸(しんどう・むねゆき)1946〜。行政学。      人間回復の経済学/神野直彦/岩波新書/2002「日本は社会サービスの少ない小さな政府、教育費もアメリカ以下、官から民へは公の私化、シュムペーター的ワークシェア国家へ、ヨーロッパにはショッピングセンターが原則として無し」
     ⇒ 神野直彦(じんの・なおひこ)1946〜。財政学。      公会計革命−「国ナビ」が変える日本の財政戦略/桜内文城/講談社現代新書/2004「国家財政ナビゲーション・システム」
     ⇒ 桜内文城(さくらうち・ふみき)1965〜。公共政策学。      まちづくりの実践/田村明/岩波新書/1999「全国各地のまちづくり実践例。よもだ塾と近自然工法、森は海の恋人、英国の二千万人の庭師」
     ⇒ 田村明(たむら・あきら)1926〜。都市政策プランナー。      地方分権事始め/田島義介/岩波新書/1996「国と地方の支出は1:2、税収は2:1、機関委任事務が85%」
     ⇒ 田島義介(たじま・よしすけ)1943〜。総合研究センター調査研究主任研究員、ジャーナリスト。      拉致はなぜ防げなかったのか/川邊克朗/ちくま新書/2004「背乗り・工作員が拉致被害者になりかわる、金正日の影武者、9・17以降在日朝鮮人の帰化が殺到、金総書記は単純だからヨイショせよ」
     ⇒ 川邊克朗(かわべ・かつろう)1954〜。情報、安全保障、政治学。  
1◯  ■部落の女医/小林綾/岩波新書/1962「1951−58年、奈良県桜井市、共産系の20代の女医の部落での診療。厚かましさ、優しさ、閉鎖性」
     ⇒ 小林綾(こばやし・あや)1928〜。医師。  
2◯  ■自分たちで生命を守った村/菊地武雄/岩波新書/1968「乳児と老人の医療費が無料の岩手県沢内村、深沢晟夫村長」
     ⇒ 菊地武雄(きくち・たけお)1910〜82。健康保険団体、村役場。      福祉ってなんだ/古川孝順/岩波ジュニア新書/2008「社会福祉施設で生活する人は309.5万人内子どもが219.2万人、社会福祉の労働者は160万人、教員は107万人」
     ⇒ 古川孝順(ふるかわ・こうじゅん)1942〜。社会福祉学。  
4    日本の税制/森信茂樹/PHP新書/2001「貯蓄優遇税制の整理、1300兆の個人資産の半分は60歳以上の所有」
     ⇒ 森信茂樹(もりのぶ・しげき)1950〜。法学。  
2▽  ■ルソン戦−死の谷/阿利莫二/岩波新書/1987「主翼でパラシュートを切って遊ぶグラマン、」
     ⇒ 阿利莫二(あり・ばくじ)1922〜。行政法。  
2   ■年金入門−新版/島田とみ子/岩波新書/1995
2   ■年金入門/島田とみ子/岩波新書/1991
     ⇒ 島田とみ子(しまだ・とみこ)1927〜。社会保障、年金学、朝日新聞。  
1    日本政治のしくみ/石川真澄/岩波ジュニア新書/1995「代々木:共産党、三宅坂:社会党、82年まで法律上の政党なし」
     ⇒ 石川真澄(いしかわ・ますみ)1933〜。朝日新聞政治部。  
3    外国人労働者新時代/井口泰/ちくま新書/2001「伊部英男:少子化が構造的消費需要の低迷要因、ロジスティクス事件:中国人技能実習生の給与が145000円が36000円に」
     ⇒ 井口泰(いぐち・やすし)1953〜。労働問題、経済学。  
1  ? 国際化中毒が国益を破壊する/薩摩夘三郎/三交社/1995「柔らかな民族派、日本は閉鎖市場ではない、国会の法案の75%は官僚が作る、海外の日本人は誰が守るのか(そうやって戦前の日本も戦争したんですがね)、別姓議論はほとんど論をなしていない
     ⇒ 薩摩夘三郎(さつま・うさぶろう)1932〜。元市議会議長、レスリング、美々卯。  

●● 経済学−マクロ経済理論 ●● 
3▼※  デフレと超円高/岩田規久男/講談社現代新書/2011「98年以降男性の自殺者が増加、バブル経済の裏に石油カルテルの崩壊によるドル建て原油価格の低下、海外売上高主導の景気拡大は労働者に不利、中国安値輸入デフレ説:中国から輸入の多い国はデフレではない、生産性向上デフレ説:生産性向上した国はデフレではない、生産人口減少デフレ説:生産人口減少の国でデフレではない、デフレは貨幣的現象である、銀行が貸し出さなくても銀行が個人や企業の資産や社債や株式を購入することで貨幣供給を増やすことができる、政府は早急にインフレ目標の達成を日銀に義務づける日銀法改正案を国会に提出して成立させるべき、3%のインフレ目標を、ドーマー条件:名目成長率が名目金利より大きい」
3▼▽  日本銀行は信用できるか/岩田規久男/講談社現代新書/2009「日銀の金融政策は前例主義を原則とする東京大学法学部卒をトップとする官僚によって運営されている、日銀副総裁と大蔵事務次官経験者が交互に日銀総裁になる慣例が続いていた、マスメディアの学識経験の軽視、正統派経済学・新古典派経済学とニューケインジアン・エコノミックス、建設省の都市計画審議会や住宅宅地審議会に都市経済学や住宅経済学の専門家は1人いるかいないか・業界代表と建築都市工学の専門家が主流、年金の損得は1965年の前後・1940年生まれは生涯で4850万円得・1985年生まれは2250万円損・2005年生まれは3490万円損、年金を設計する社会保障審議会・年金を専門にした経済学者はいない、日銀の政策委員会・中原伸之氏を除くと総裁提案が全会一致で賛成、リーマン・ショック直前と09年5月の資産・FRBは2.4倍・イングランド銀行は1.9倍・日銀は1.02倍、貨幣増加率・日本は1%・イギリスは18%・アメリカは10%・ユーロ加盟国は6%、英米欧州の銀行が金融緩和し日銀がしないので円高が進む、日銀は銀行の過剰貸し出しを減らすのにコール・レートを上げずに貸出限度額規制や窓口指導で対応・行政指導の原理、デフレになると借金を返済できない企業が続出して倒産が増える・借金の支払いはデフレでも減らないため、高橋蔵相の死後のハイパーインフレは軍部の専横と止められなかった国会と政府の責任、日銀の金融政策の目標はゼロ・インフレ、インフレ目標採用国の中央銀行は政策手段選択の独立性はあるが目標設定の独立性はない、2006年・インフレ目標採用国は25ヵ国、政府がインフレ目標を設定しその手段は銀行が決定する、1%未満の物価上昇率は3%以上同様に経済に有害」
3▼○∪ 「小さな政府」を問いなおす/岩田規久男/ちくま新書/2006「耐震偽装事件:98年から民間機関も確認業務をできるようになった、政府の大きさ:政府支出と経済への介入度、イギリスの社会保障の基礎・ベヴァリッジの考え方は小さな政府に一致、田中角栄による社会主義革命、手厚い福祉国家は高度経済成長の持続と人口の高齢化が進んでいないのが前提、揮発油税を道路整備の財源に・田中角栄の議員立法、金日成以外は田中角栄が社会主義革命を実践していると気づかなかった、サプライ・サイド・エコノミクスはアメリカ経済の生産性の低下の説明のための学説、耐震偽装事件の根本的問題は建築主が保険に入っていなかったこと、実際の規制は消費者の利益でなく供給者のためのものになる、初中等教育に教育切符制度を、効率性と公平性のトレードオフ、負の所得税制度・生活保護制度より勤労意欲を阻害しない、サッチャー政権・政府の市場介入は縮小・政府の大きさそのものはわずかに大きくなった、スウェーデンの国の支出・公共投資は2%・国防と外交以外の仕事は家計へ地方自治体への所得再配分、戦後の雇用増加はほとんど政府・ほとんどは女性・医療・教育・育児、同一労働・同一賃金、ワークフェア:福祉を受けるためには働かなければならない、小泉内閣の規制改革は橋本内閣時代の提示されたものがほとんど、行政サービスの受益者と費用の負担者が乖離・住民の行政サービスの要求水準が過大になる、地方自治体間による住民獲得競争・住民の足による投票、大竹文雄:所得格差は人口の高齢化・世帯主の年齢別では拡大していない・このデータに非正規労働者・失業者・ホームレスが含まれていない、所得格差の拡大:正規社員と非正規社員の賃金格差拡大・非正規社員の割合が増加、03年の生活保護世帯は92年より6割増加し94万世帯・母子家庭の生活保護率が急上昇・高齢者世界では増加せず・パートなど非正規社員の賃金低下と増加が原因、05年に法人による農業参入が解禁」
3▼○  日本経済を学ぶ/岩田規久男/ちくま新書/2005「70の法則:70を成長率や利子率で割ると何年で倍になるかわかる、高度経済成長はキャッチ・アップ効果、70年代の地方分散政策と都心分散政策が成長率を低下・田中角栄が元凶、教育の目的:エリートの選定と訓練・適切な教育を受けた人口を増やす、金利が下がると借金しやすいので株や土地を買い株価地価が上がる、株価は皆が上がると思えば上がり下がると思えば下がる、国の貿易収支の赤字は生産能力以上に消費や設備投資したため、土地を買ったダイエー・借りたイトーヨーカ堂、日本的雇用慣行:終身雇用・年功序列・企業別労働組合の相互補完、直接投資植民地論は1つの企業に独占させたときのみ、企業の目的は株価最大化、アルバート・O・ハーシュマン:退出と声の理論・ボイコットか抗議か、郵政事業民営化は競争相手が必要、ウィンブルドン現象:外資ばかり、旧通産省の産業政策が無意味だったので高度成長できた、本田の特振法・グループ化構想への抵抗、カリフォルニア停電は電気料金の上限規制が原因、イギリスの鉄道の事故はインフラが独占企業のため・競争の確保・事故による利潤低下、受益者負担の原則がはたらかないため箱物が増える、消費税を基礎年金へ・生活の最低保障だから、競争を制限する規制・業者の利益をはかる行政・一部業者の優遇する公共調達・受益者負担のない公共事業・不十分な情報・外部性・マクロ経済の合成の誤謬、環境問題は市場不存在の問題、炭素税のメリット・規制より簡単」
3▼∪  デフレの経済学/岩田規久男/東洋経済新報社/2001「インフレ・ターゲットと日銀の長期国債買い切りオペと米国債を買うこと、金融の量的緩和と需要創出型構造改革、財政政策は民間自律回復のためのつなぎ、デフレが自然な構造改革を妨げる、輸入デフレは誤り、潜在需要を見いだすのは企業であって政府ではない」
3※   金融法廷/岩田規久男/日経ビジネス人文庫/2000/1998「日本は大手行にハイジャックされた状態」
4○   マクロ経済学を学ぶ/岩田規久男/ちくま新書/1996「累進課税の物価自動安定化効果、不完全雇用⇒赤字国債で公共支出、完全雇用⇒国債の償還、貯蓄が高度経済成長に、貧困の悪循環」
3○∪  国際金融入門/岩田規久男/岩波新書/1995「ユーロ取引:その国の外での通貨の取引、長期円高は米国のインフレが日本より高いため、バブル取引は美人投票、貿易財部門と非貿易財部門の生産性の差が内外価格差を生む、社会補障基金は黒字、黒字は社会資本整備で減る、石油ショックと変動相場、世界の黒字はほとんど日本」
2◎○∪■経済学を学ぶ/岩田規久男/ちくま新書/1994「価格は利用者を限定する、50万都市に地下鉄、比較優位の原理、企業の価格支配力と価格弾力性、プライス・リーダーシップ、デポジット制、自発的失業者と摩擦的失業者だけなら完全雇用、累進所得税はインフレとデフレを防ぐ」
3○∪ ■金融入門/岩田規久男/岩波新書/1993「金融はなぜあるか、その効果、景気と物価への関係」
3▼▽ ■嘘ばっかりの「経済常識」/岩田規久男・サトウサンペイ/講談社+α文庫/1996/1991「消費の非排除性と非競合性あるもの民間では供給できない、時間と価格弾力性、機会費用、輸出企業の為替投機失敗が異常円高に、現代日本は所有権と借地権が投機対象に、公定歩合を上げても金融は引き締まらない、消費の非排除性と非競合性ある財・サービスは公共財であり民間では供給できない、非排除性:タダでサービスが利用できる人がいる、非競合性:消費者が多くてもサービス価値は減少しない、公共財:自衛隊・警察・消防など、時間に余裕がある人ほど需要の価格弾力性が大きい、ある選択とある選択との比較:機会費用、輸出企業の為替投機失敗が異常円高に、現代日本は所有権と借地権が投機対象に、公定歩合を上げても金融は引き締まらない」    インフレとデフレ/岩田規久男/講談社現代新書/1990「豊富の中の貧困、ケインジアンvs.マネタリスト、インフレは所得の再配分、賃金の下方硬直性、自然失業仮説、増税での財政支出は効果少、賃金とインフレの悪循環がスタグフレーションへ」
     ⇒ 岩田規久男(いわた・きくお)1942〜。金融論、経済学。  
3▼○△ 高度経済成長は復活できる/増田悦佐/文春新書/2004「1970年前後の高度成長経済終焉こそが問題、高度成長期こそ低失業率・能力本位の社会、大都市圏への人口移動の縮小とともに成長が低下、江戸時代中期以降の農村社会の流動性の高さ、朝鮮戦争やアメリカ占領政策は高度成長に無関係、中小企業・地方・小店舗・農林漁業保護、社会主義革命を達成した自称"激烈な反共主義者"田中角栄、69年の税制改悪・長期保有土地の譲渡益課税に関する特例、長者番付が創業者から土地成金へ、固定資産税が低すぎる、大都市の真ん中の土地を平屋のままにするのは"立派に悪いこと"、1952年に戦前のピークまで回復、水道まで止めた武蔵野市マンション事件、地方から都市を包囲する毛沢東式角栄の選挙方式、角栄は家格の高い家出身で貧乏ではなかった、建設業社数60年7万70年20万00年60万、過疎地の過疎化はいいことだ、千代田区の税は1%のみ千代田区に返ってくる、沖縄青森以外に優先配分必要なし、富良野の日本一のホジョキン男、のどかな田園生活は自動車中心の持続不能な環境破壊社会、公害の深刻なのは地方都市、鉄道通勤する日本都市のエネルギー効率の高さ、輸入依存度が高いほど物資欠乏の可能性は低い、鉄道の活用と女性の経済活動への参加」
     ⇒ 増田悦佐(ますだ・えつすけ)経済学、証券アナリスト、歴史学。  
4▼△  不況のメカニズム−ケインズ「一般理論」から新たな「不況動学」へ/小野善康/中公新書/2007「需要刺激策は失業者対策ではなく効率化、物価が上がっても他の労働者との相対賃金は変わらないので許容・自分の貨幣賃金が下がるのには抵抗、セイの法則:供給はみずからの需要を生み出す、新古典派:貯蓄量=投資量、ケインズ:投資の後に所得が変動して貯蓄が一致、貨幣の流動性・いつでも自由に使える、使うことを目的としない貯蓄・貨幣を貯める、資本設備の蓄積が進むと投資はなくなる、ケインズの無駄な公共事業でもよい発言は間違い・無駄な公共事業は失業手当と同じ、公共事業の維持費は単なる再配分、乗数効果は存在しない、市場に不安・投資せず貨幣を保有・総需要が低下に不況、ケインズ:貯蓄と投資が所得水準を決める・利子率は流動性選好と貨幣量が決める・利子率が投資と所得水準を決める、流動性の罠:物価の低下・貨幣の価値が上がる・投資より貨幣の所有・需要が不足し雇用を圧迫・物価が低下、住宅のないホームレスが増加するのに住宅産業は仕事不足で倒産が相次ぐ、夕張市の教訓:使ったお金による仕事は周辺自治体に流れた・仕事がすべて夕張市民なら借金は返済できた・他の地域は夕張市のお金を受け取り節約した・もし全域が夕張市なら経済活性化した、不況動学の考え方:お金を持ちたいが使いたくない・消費も投資も抑制・総所得の低下、ゴーン改革は2万人規模のコスト削減による効率化・1社だけの改革で日本全体にはマイナス、不安が解消されて流動性選好がなくなるまで不況・不況脱出には不安を解消すること、世代交代による景気循環・35年、景気対策とは余った労働資源を活用して経済全体の効率化を目指す、流動性選好は投資だけでなく消費も吸い込む」
3▼▼? 誤解だらけの構造改革/小野善康/日本経済新聞社/2001「バラマキ財政と緊縮的構造改革は経済的に同じ、不況倒産と好況廃業、失業こそ最大の窓際、米国の景気・金融政策・不良債権は無関係、失業保険は穴掘り埋め公共事業、失業の放置、労働資源はなくなるがお金はなくならない、積極も緊縮もない、JR民営化は景気の絶頂ゆえの成功。ちょっと単純化し過ぎだが
3▼△ ■景気と国際金融/小野善康/岩波新書/2000「ある産業ジャンルの衰退は他の国内産業に破れたため、合成の誤謬、好況期経済力=供給力、不況期経済力=需要力、物欲の方が金銭欲よりよい、労働力は使わなくては無駄、景気によって関税効果が違う、ドルが基軸通貨なのは経常赤字のため」
3▼△ ■景気と経済政策/小野善康/岩波新書/1998「金持ち願望充足、お金と資源の混同、不況期には国債を発行し公共投資を増やし不況期には逆を、このルールを明文化、不況期に最高税率を下げない、低所得者の方が消費性向は高い、医療保険と公共事業は同じ、社会の余剰資源がどこにあるか調べ活用することが公共事業」
     ⇒ 小野善康(おの・よしやす)1951〜。マクロ経済動学、国際経済学、産業組織論、ケインズ経済学。  
3○▽  ゼロからわかる経済の基本/野口旭/講談社現代新書/2002「3つの市場:財貨サービス市場・労働市場・資本市場、政府の機能:公共サービス警察消防年金医療教育の提供・所得の再配分、97年米上位1%が下位95%の資産を上回る、日本の貿易黒字は日本の対外投資が大きいから・国際競争力や貿易の閉鎖性とは無関係」
4○△  経済学を知らないエコノミストたち/野口旭/日本評論社/2002「為替レートの変動が通貨危機の防止になる、構造改革なくして景気回復なしは倒錯、構造改革は潜在GDPを拡大させる政策、通貨危機は固定相場の現象、移民とともに資本流入しているカナダ・オーストラリアは百年以上も経常収支赤字、グレン・フクシマ:グローバル・スタンダードは和製英語、二つの誤り:経済停滞は不況産業の淘汰を先送りしたため・金融政策は構造改革の痛みを先送りする」
3○▼∪ 構造改革論の誤解/野口旭+田中秀臣/東洋経済新報社/2001「政府と民間企業の役割の取り違え、結果と原因の混同、マクロ経済政策が必要、不良債権問題はデフレ不況を解消しない限り解決しない、構造改革と景気回復は関連しない、資源の効率的利用と資源の完全利用の区別、構造改革とは資源配分の歪みの是正、構造改革は潜在成長率を高め・マクロ経済政策が現実成長率を高める、低賃金国の驚異は国際貿易の比較優位を理解しない誤謬、不良債権の半分は97年以降に生じた、バブルの後始末は97年に終了、特定企業の過剰債務が経済全体を停滞させることはない、年功賃金の破棄が勤労意欲の低下に」
3▼ ? 経済対立は誰が起こすのか/野口旭/ちくま新書/1998「日米経済摩擦はほとんど虚構、ヴードゥー・エコノミクス、投資・貯蓄バランス論、日本の経常収支黒字は海外への投資、資本取引と輸出入とは別、海外から資金調達すると経常収支は赤字、リカードの比較生産費説、国際競争力などない、競争主義者の3つの幻、官僚主導は非効率」
     ⇒ 野口旭(のぐち・あさひ)1958〜。国際経済の理論的・実証的研究、経済学説史研究、コンピュータを用いた経済理論研究。  
3▼○ ■ケインズ/伊東光晴/岩波新書/1962「美人のロシア人バレリーナ妻リディア・コポコヴァ、多様な肩書と経歴、3つの階級:投資者・企業家・労働者、活動階級と非活動階級、貯蓄は美徳ではない、金利生活者の貨幣愛が停滞を生む、不況対策:消費性向を高め貯蓄性向を低める租税政策による平等化政策・利子率を下げて民間投資を増やす・公共投資で有効需要を増やす」
     ⇒ 伊東光晴(いとう・みつはる)1927〜。理論経済学。  
3▽△  デフレはなぜ怖いのか/原田泰/文春新書/2004「総務省統計:4000万以上の貯蓄を持つ世帯は9.9%・平均で6713万・日本全貯蓄の39.4%・その64%は預貯金、メリルリンチ日本証券:金融資産100万ドル以上の人は124万人、法人企業のキャッシュフローは94年以降プラス・投資先がないので投資しない、キャピタルフライト資本投資・国内資産が外国に逃避の可能性・円の暴落・輸出企業の競争力が回復し雇用と生産が増大する・日本の海外資産が円建てで増大、デフレ脱却で損するのは:郵貯が金利上昇で少し困る・貸し出しせず長期国債ばかり運用の銀行・公務員と民間大企業労働組合と年金生活者はデフレで実質所得が増大」
3▼△  奇妙な経済学を語る人びと−エコノミストは信用できるか/原田泰/日本経済新聞社/2003「グローバリズムに日本をデフレにする力なし、日本は中国でなくASEANと競合、中国は不良債権がGDPの29-50%財政赤字もひどいが成長率は高い、新しい危機と叫ぶことで責任回避、他人の金の資本主義がモラルハザードを生む、キャピタルフライトが起きれば円安となり輸出産業が復活する、課税と支出の対象が一致しないと財政民主主義は機能しない、金融政策が無効なら日銀は世界の資産を買い占めることができる」
3○   都市の魅力学/原田泰/文春新書/2001「都市の力はよそものの力・すべての人にチャンスを与える・新しい組み合わせを生み出す、富の生産と消費を一体にしたより広い区域に、上坂冬子:東京の地価には魂の自由代が含まれる、都市の魅力・匿名性と機会性、3割自治、課税と支出の対象が一致しないと財政民主主義は機能しない、自主財源を増やしても地方交付税交付金を減額されてしまう、大阪府の銀行外形税も8割は交付金の減額に、外国の地方分権は豊かな地域が貧しい地域から分離・日本と逆、効率的な公共投資は都市間の競争、4つの失敗:建築線制度の廃止・目的税の廃棄・固定資産税を下げ譲渡税を上げた・既得権の強化、都市の護送船団行政」
3▽△  人口減少の経済学−少子高齢化がニッポンを救う!/原田泰/PHP研究所/2001「オランウータンの雌は一生に3頭生む・1頭に8年、人口抑制は産業革命の本質、人口減少ではなく増加を前提にした制度が問題、出生率を人口維持レベルにするには対GDP比で6%以上の財政支出が必要、一次金属と機械を除くほとんどの産業で日本の生産性は低い・平均でも78%、高齢者が自宅を貸しやすくする、逆住宅ローン、日本では米仏と反対に高学歴ほど労働率が低い・高い収入の男性と結婚するため、70年代まで米仏も女性労働率のM字カーブがあったが保育制度の充実とともに解消、年間外来受診回数:日15.8米6.0独6.4仏6.3デンマーク5.3スウェーデン2.9、平均入院日数:日43.7米7.8独14.3英9.8仏11.2デンマーク7.3スウェーデン7.5、日本の年金受給額は欧米の1.7倍、児童手当が先進国最低、年金を税法式へ・基礎年金を消費税に・報酬比例分をこれまでの方式に、日本の高齢者は趣味が少なくテレビに偏る生活」
     ⇒ 原田泰(はらだ・ゆたか)1950〜。経済学、経済企画庁。  
2※   こんなに使える経済学−肥満から出世まで/大竹文雄,編/ちくま新書/2008「社会の仕組みを考えることでどうすれば人々が豊かになれるか考えるのが経済学、男性の肥満率上昇・女性は低体重化、せっかちな人は太っている、女性の方がせっかちでない、タバコを吸う人は年収200万円分不幸、喫煙・飲酒・ギャンブルは強い正の相関、臓器売買を防ぐ腎臓交換組み直しシステム、プロ野球やJリーガーは4-6月生まれが多く1-3月生まれが少ない、ジョッキーは逆転、最終学歴も4-6月生まれが高い、教師の質の変化・かつて優秀な女性も教職以外に職がなかったため教師の質が高かった、都市部ほど顕著、ゲーム理論に見る日本人の協力度の低さ、12月生まれの多さ・12月生まれは1月より扶養控除の納税が減る、2004年のインド・小学5年まで在籍するのは73%、日本の家計貯蓄率は60-80年代のみ15%を超えただけ、現在は2-3%・戦前はマイナスのことも、日本人の危険回避度はアメリカ人と大差なし、マクロレベルでは貸し渋りは増えていなかった、五分の星の力士は勝率8割・次回同じ相手と対戦すると4割、不況下の公共事業の意味はできた物の価値だけ、自治体が危険を避けるなら夕張のメロン栽培のようなお金が外に出ない産業を、メカニズムデザイン・情報の経済学、解雇規制の強さと雇用率は負の相関関係、親が子に継がせるため財産を残す日本」
3△▽? 経済学的思考のセンス/大竹文雄/中公新書/2005「三高から三低へ:低姿勢・低リスク・低依存、足の骨を折って骨を伸ばすイリザロフ法の中国の病院、成人男性の身長の上位25%と下位25%の賃金差は13%以上・黒人白人格差は15%・男女は20%、16歳のときの身長が賃金に・体育会系クラブでリーダーシップ能力の獲得、韓国:求職中の男9.3%・女22.3%が整形経験者、重役が美男美女だと企業業績もよい、バロー教授:美男美女税・不器量補助金、美人弁護士は訴訟弁護士が多い、アメリカ人の肥満比率は31%・日本人は3%、調理時間の短縮が肥満に、結婚によって男は仕事ができるようになる、球団の一人勝ちは新規参入できないから、賃金総額が同じなら年功賃金の方が満足度が高い、失業率・犯罪率・自殺率は密接に連動する・97年以降急増、16-17歳少年検挙者数と高卒求人倍率も密接に連動、2004年政府総支出対GDP比は37%・アメリカは36%・OECD平均は41%、租税負担率は21.1%・個人所得税の対GDP比は6.1%・米14.8%・仏10.9%、1986年は8.9%だった、所得番付の人たちは運不運と生まれつきの才能」
     ⇒ 大竹文雄(おおたけ・ふみお)1961〜。労働経済学。  
1○   経済ニュースが10倍よくわかる「新」日本経済入門(アスコムBOOKS)/三橋貴明/アスコム/2010「日露戦争の国債の返済終了は1980年、スーパーインフレには日本人一人10億渡す必要がある、デンマークの平均月収は40万・手取りは10万円台、外国人から80%の所得税をとれ、日本海にメタンハイドレードやウランがたくさんある、今は公務員を増やすことが正しい政策」
     ⇒ 三橋貴明(みつはし・たかあき)1969〜。作家、経済評論家、中小企業診断士。  
3▽   アニマルスピリット/ジョージ・A・アカロフ、ロバート・シラー/山形浩生/東洋経済新報社/2009/2009「アニマルスピリット=非経済的な動機と非合理な行動・行動への突発的な衝動、行動経済学、アニマルスピリットの5つの側面:安心・公平さ・腐敗と背信・貨幣錯覚・物語、資本主義が作るものは必要なものではなく人々が必要だと思っているもの・金融市場で過剰を生み出す、ジャック・ウェルチ:GEの従業員を5年間で41.1万人から29.9万人に減らした、1990・2001・2007の不景気は汚職スキャンダルに関連している・S&L・エンロン・リーマン、ロナルド・トバイアスの根源的なプロット:探求・冒険・追跡・救出・脱出・復讐・謎・競争・負け犬・誘惑・変身・変化・成熟・愛・禁断の愛・犠牲・発見・過剰の不幸・上昇・下降、効率賃金理論:労働の効率性有用性は賃金額に依存する・企業は必要最低限よりも高い賃金を払う、フリードマンの自然失業率理論は正しいか、1987年からのカナダ大不況・カナダ銀行の引き締めすぎた金融政策、クレジットカードを持たない人は貯蓄率が高い、ブッシュ・低次の連邦職をアウトソーシング・黒人にとってのよい仕事が減る、黒人の貧困と"おれたち"と"あいつら"の物語、IS−LMモデルすら知らないものはマクロ経済を語ってはいけない」
     ⇒ ジョージ・A・アカロフ(George A. Akerlof)。経済学、2001年ノーベル経済学賞受賞、レモンの市場理論。      人は意外に合理的−新しい経済学で日常生活を読み解く/ティム・ハーフォード/遠藤真美/ランダムハウス講談社/2008/2008「エイズ感染のリスクがオーラルセックスを増やした、2000年にポーカーのワールドシリーズでゲーム理論を使ったファーガソンが勝利、アメリカの大学卒業者の男女比は3:4、黒人の名前の応募者に連絡を返さない求人する会社・連絡率は黒人の成績と無関係・黒人のキャリアを無意味化して悪循環を生む、統計的差別・合理的な人種差別、"黒人の子どもが本を読むのは白人の真似をしているだけ"という非難をやめること、都市にいるとお互いに学び合うためにすぐに頭が良くなる、人口の密集した都市は環境にやさしい・面積当たりの汚染は都市が多いが人口当たりの汚染は少ない、ネアンデルタール人は分業ができなかった」
3▽   まっとうな経済学/ティム・ハーフォード/遠藤真美/ランダムハウス講談社/2006/2006「鉄道の三等車が二等車より粗末なのは二等車に乗る客が来ないようにするため、ヘッドスタートの定理:問題に介入するよりスタート位置を変える・お年寄りが風邪をひかないように家庭燃料の税率が低いイギリス・燃料税より特別給付が適切、アメリカの医療に満足は17%、イギリスの医療に満足は25%、シンガポール:平均寿命は80歳・国民一人当たり医療費は1000ドル・自己負担医療費は平均700ドル・政府負担は300ドル・医療費用預金口座の開設・高額医療保険への加入の義務づけ、インターネットの世界では先行者利得が全くない・代表がグーグル、1990年後半のアメリカの電波免許の入札・入札価格の下三桁を丸めず・下三桁に地域コードを組み込むことで通信市場を分割して予想価格の1%以下に、イギリスの電波免許入札、企業はどのような条件下でも価格設定を上限まで高める、ナポレオン:無能で十分に説明がつく出来事を陰謀のせいにしてはならない、ラーナーの定理:輸入禁止政策は輸出禁止政策・別の産業がすたれる、中国経済の発展につれて大気汚染は軽減している、搾取工場は貧困問題の症状であって原因ではない・自らの意思で働いている・廃止すればもっとひどい職場に移動するのみ、1999年関税率%:アメリカ2.8EU2.7韓国5.9アルゼンチン10.7中国15.7インド29.5カメルーン61.4、コーヒー事業への新規参入の容易さ・世界の大部分が豊かにならない限りコーヒー農家は豊かにならない、中国に必要だったのは外資でなく品質管理や物流に関する専門知識」
     ⇒ ティム・ハーフォード(Tim Harford)コラムニスト、エコノミスト。  
2△   高校生のための経済学入門/小塩隆士/ちくま新書/2002「代替関係:おにぎりとサンドイッチ、補完関係:パンとバター、需要と供給の小さい方で動く、外部効果:工場の公害、公共財:図書館など多くの人が同時に利用できるもの、情報の不完全性:医療保険、費用逓減:生産規模が大きいほど安くなるもの」
     ⇒ 小塩隆士(おしお・たかし)1960〜。社会保障、経済企画庁。  
2△ ? 日本にできることは何か−東アジア共同体を提案する/森嶋通夫/岩波書店/2001「九州中心の海上民族倭と近畿の日本は別、ラディカルリベラルだが共産党に期待、世界はいくつかの合衆国になり国連が運営、秀吉の朝鮮出兵はキリスト教撲滅の戦い、ベルサイユ講和条約に人種平等表現を求む、EACは新幹線による鉄道共同体から、中国は上からの資本主義、科挙と民主主義、文武の相対地位の日中逆転、首都は独立国の沖縄、中国は文化帝国主義でない、市場共同体でなく建設開発共同体、台湾の独立をレトリック問題に、証拠が〜あろうって?、共通語は英語?」
     ⇒ 森嶋通夫(もりしま・みちお)1923〜。理論経済学。  
3※   入門 医療経済学−「いのち」と効率の両立を求めて/真野俊樹/中公新書/2006「費用逓減産業:生産規模を拡大すると価格が下がる産業、実証経済学と規範経済学、ケネス・アローの医療という財の性質:医療は基本ニーズ・必要性と費用が予測できない不確実性・情報の非対称性、アメリカのインターネット情報の4割は医療情報、市場誤作動○損害○が重症医療・市場誤作動○損害×が有名レストランや本・市場誤作動×損害○がマンション・市場誤作動×損害×が日用品、情報量の大小と市場での効率化の効果、ドナベディアン:医療の構造・過程・アウトカムに分けて質を考える、スウェーデンの医療はイギリス同様待ち時間が長い」
     ⇒ 真野俊樹(まの・としき)1961〜。医療経済、経営学、医学博士。  
4※   環境経済学/細田衛士・横山彰/有斐閣アルマ/2007「教科書。飲料容器の1リットル当たりの処理費用(円):アルミ缶10.2・スチール缶17.0・リターナブル瓶2.3・ワンウェイ瓶46.2・紙パック2.8・PRTボトル6.1」
     ⇒ 細田衛士()19〜。。  
3    賃金デフレ/山田久/ちくま新書/2003「名目賃金の下方硬直性の弱く先進国で唯一マイナスの日本」
     ⇒ 山田久(やまだ・ひさし)1963〜。マクロ経済分析。  
2○   入門 環境経済学/日引聡・有村俊秀/中公新書/2002「環境問題には政府介入が必要、環境に利用権を設定する、デジポット制を導入すべき、二酸化炭素排出は米中露の順」
     ⇒ 日引聡(ひびき・あきら)1961〜。環境経済学。    ? 「民」富論−誰もが豊かになれる経済学/堂免信義/朝日新書/2008「貯蓄の錯覚:誰でも自由に貯蓄できる、生活苦の自殺は70-97年まで年1000-2000人・今や8000人、銀行の信用創造:預金としてお金を貸し出すお金そのものが増える・返すと消滅、個別の経済活動と社会全体の経済活動では論理が異なる、生産性向上は余暇を生むはずが失業を増やす、ケインズの合成の誤謬、アダム・スミスの見えざる手、地産性が低いと海外の影響を受けやすく安定性が低下する、見えざる手の効果は産業の付加価値と同額の所得を社会にもたらす、2003年の日本のGDPの10.7%が帰属家賃、アメリカ・73-95年・国民一人当たり実質GDPは36%増・一般勤労者の賃金は14%低下、アメリカでも子どもの世代は自分たちより貧しくなるが6割、生存共同組合の提案・仕入れ先を吟味する組織、財政赤字という政府からの贈与が国民から企業へ」
     ⇒ 堂免信義(どうめん・しんぎ)1935〜。システム開発。  

●● 経済学−ミクロ経済理論 ●● 
3▽▽  超ヤバい経済学/スティーヴン・D・レヴィット、スティーヴン・J・ダブナー/望月衛/東洋経済新報社/2010/2009「Super Freakonomics  、一マイル当たりでは酔っぱらって歩くと酔っぱらって運転するのに比べて死ぬ可能性が8倍の高さになる、それじゃなんでぼくたちはゾウを見てぞうっとしないんだろう?、ハーバード大学卒業の女性の平均収入は男性の半分以下、シカゴの通りに立つ売春婦は警察に捕まるよりも一発ヤられるほうが多い、そんな風が吹いて桶屋が云々みたいな効果はほとんどきりがない、ガンの化学治療・延命効果は2%、戦う練習をするのはほんとに戦うのと同じぐらいに危ない、テレビの影響は全体で1960年代の窃盗犯罪を50%暴力犯罪を25%増やしている、ファインマン:すべての知識は実験で検証される・あることが真理であるかどうか判定できるものは実験の他にない、実験ですというだけで被験者はどんな要求にも応じてしまう、1964年3月・38人が見殺しにしたジェノヴェーゼ事件の真相:目撃者は6人・深夜3時・薄暗くかすかにしか見えず・暴行は三回でなく二回・警察にも電話和していた・警察は目撃内容から痴話喧嘩と判断、人類人口増加の原因は硝酸塩肥料、ポリオワクチン・躁鬱病にリチウム・虫歯にフッ素・心臓病にアスピリン、フォードの車にシーベルトをつけさせたマクナマラ・走行距離当たりの死亡率は1/5に、その点で彼らは物理学者や生物学者より経済学者に近い、あらゆる類の科学者になりたいネイサン・ミアヴォルド、地球温暖化は公害が減って重い微粒子が太陽光を遮らなくなったため、ここ数年地球の平均気温は下がっている、医師の消毒頻度は9%、株式市場の投資家のほとんどは統計的にサルと見分けがつかない、彼が見たのはおそらく科学史上初めて観測されたサルの売春だった、2009年のクリメイトゲイト・論文用データ操作疑惑・第三者調査により潔白に」
2▼△♪ ヤバい経済学−悪ガキ教授が世の裏側を探検する/スティーヴン・D・レヴェット、スティーヴン・J・タブナー/望月衛/東洋経済新聞社/2006/2005「アメリカの犯罪が減ったのは犯罪予備軍が減ったため・中絶の合法化・ロー対ウェイド裁判、保育園の親の出迎えの遅刻に罰金・遅刻が増えた、三つのインセンティヴ:経済的・社会的・道徳的、犯罪学者アイズナーの殺人の時代別比率・16世紀以前は今の10倍以上、1987年アメリカで700万人の子供が消えた・税務署のルール変更・税金申告の扶養者の子供に申告だけでなく社会保障番号が必要になった、経済学はインセンティヴを扱う学問・統計的手法、シカゴで5%の教師は生徒のテスト成績でインチキ、八百長を指摘した元力士は記者会見直前に2人とも死亡、セルフサービスでお金を払うベーグル屋さん・9.11から回収率が2%上がる、KKKの秘密をスーパーマンのシナリオに使わせて弱体化、良い家の宣伝は具体的な物質の描写・悪い家の宣伝は抽象的、差別:選好による差別=かかわりたくない・情報による差別=能力が劣っていると思う、出会い系サイト・写真がないとメールは男1/4女1/6、白人至上主義者は事前調査より得票率が20%高い・黒人候補者は15ポイント近くダウン、手下の死にギャングは葬式代と3年分の給与を渡す、ヤクの売人は元締めでない限り貧乏・自給3.3ドル・4人に1人は死ぬ、ブランドン:CIAが味方だからアメリカでコカインが堂々と売れる、チャウシェスク・中絶の禁止・生理警察・妊娠しないと禁欲税、景気と暴力犯罪に関係なし、ニューヨーク市の殺人率90年10万当たり30.7・2000年8.4、90年代アメリカ全土で犯罪が減った、人口一人当たり小火器が最も多いスイス、中絶の合法化で望まれない子が減った、割れ窓理論の幻、減った殺人の数と年150万の中絶、家庭にプールがあるために子どもが死ぬ確率は銃の100倍、コントロールできないリスク要因はコントロールできるリスク要因ほど怖がられない、黒人と白人の所得格差は教育格差、子どもの試験の点とテレビ視聴時間に関係なし、白人と黒人の名前による区別」
     ⇒ スティーヴン・D・レヴェット(Steven D.Levitt)1967〜。経済学。  
3○   NPO入門−第2版/山内直人/日経文庫/2004「ボランタリーな要素の有無が公共性の代理変数に、道頓堀・淀屋橋・中央公会堂・大阪府立図書館は民間人による建設、プリンシパル・エージェント問題:寄付が思惑通りに利用されない問題・契約の失敗、アドボカシー団体:特定の政策を擁護推進する団体、フィランソロピー:寄付やボランティアなど直接の見返りを期待しない慈善活動、外で働く女性は高齢者になってもボランティア参加率が高い、企業内失業者・500万以上・ボランティアしてもらうと社会と企業イメージに貢献、寄付はボランティアはNPOにとっては唯でも社会にとっては機会費用がかかる」
4▼▽  ノンプロフィット・エコノミー−NPOとフィランソロピーの経済学/山内直人/日本評論社/1997「NPO:純利益を利害関係者に分配することが制度的にできない非政府組織、地方公共財への足での投票・地方分権は公共サービスの個性化を促すものでなければならない、美術館やコンサートホールは高所得者が受益者・政府援助は所得分配を悪化させる、非排除性:コストを負担しないでただ乗りができる、非競合性:多数の消費者が利用しても混雑しない、非排除非競合:環境・途上国援助・警察、競合非排除:公園・道路・教育・ゴミ収集・消防・電力・水道、非競合排除:インターネット・駐車場・スポーツクラブ・放送、競合排除:医療・福祉・有料道路・交通機関、株主は経営者に経営を委ねている・経営努力は評価困難、固定額の寄付や補助金の受け入れ・企業は生産量を変えず・NPOは供給量をその分だけ増やす、教育・病院・芸術:消費者に品質や供給量を評価できない・情報の非対称性、イギリスはチャリティー・フランスはメセナ、NPOマネージャーの威信を高めるため稼働率は低いが見栄えのする資本財を購入・先端医療機器、NPOの収益事業の優位性:制度的優遇・範囲の経済性(公益事業の応用)・寄付とボランティア、公的病院より個人の方が看護婦の給与が低く医師は高い、病院と医師は患者より情報と交渉力で有利・情報の非対称性、病院は病院関係者の効用関数を最大化する、医療機器の導入は非価格競争の手段、私立学校への需要・公的教育の不足分・需要の多様化、教育サービスに情報の非対称性・非営利を信頼しやすい・純粋でない公共財・準公共財・教育は当人以外にも間接的に利益がある・地域が限定的な地方公共財、福祉支出:貧困世帯への補助金は民間寄付を減らす・その他の福祉補助金は民間寄付を誘発する」
     ⇒ 山内直人(やまうち・なおと)1955〜。公共経済学、日本経済研究、所得資産分配研究、経済企画庁。  
2♪○  家康くんの経済学入門/内田勝晴/ちくま新書/2001「柳生一門秘伝の永久循環の法、資材と人材が不活用ならお金を増やすべき、通貨供給率を定率に、開国の金流出、国連は為替取引に課税せよ、ライオン浜口首相、不況で政府が投資を好況で返済、輸入で国内循環が減少、不況対策としての公共投資の影響力低下」
     ⇒ 内田勝晴(うちだ・かつはる)1945〜。経済経営関係の入門書。  
1▽○  コスト感覚−現代経済入門/井原哲夫/ちくま新書/1987/1983「医院と歯科医院の立地の違い・歯科は駅前、幕末江戸は60-70万、14世紀ローマ市は17000人、技術革新の抑制は身分制度維持に有効、モーニングサービスなど時間ごとの値段差は新しい需要を掘り起こす、10万人の町でこそフランス料理店、欧米人にとって買い物は労働、漁業は情報集約化産業、情報の価値が安いのが情報化社会」
     ⇒ 井原哲夫(いはら・てつお)1939〜。経済学、消費行動の実証分析。  
1△ ? みんなの経済学/竹中平蔵/幻冬舎/2000高級官僚のための経済学。利用者負担の外形標準課税、累進課税をフラットに、好ましいデフレ、レーガノミックスは成功、企業がお金を借りない、首相公選制を、弱者と称する人々、日本は貿易立国ではない」
     ⇒ 竹中平蔵(たけなか・へいぞう)1951〜。経済学、経済財政担当大臣、大蔵省、日本開発銀行。  
2○   おまけより割引してほしい−値ごろ感の経済心理学/徳田賢二/ちくま新書/2006「金銭感覚について記述したもの・分析的内容はない、値ごろ感=これは適当な価格だと感じる心、コンビニで雑誌の横にフリーペーパーを置くべきでない・比較させるから・入口の外が適切、女性は自動販売機を好まない・週に男6.6回・女2.0回、家電売り場と音楽ソフト売り場の相乗効果、ボンマルシェ:どの位置からも他の売り場が見渡せる吹き抜け空間の大きさ・買い物シートを使い荷物や買い物を持ち歩かなくて良い」
     ⇒ 徳田賢二(とくだ・けんじ)1947〜。流通経済論、地域経済論。  
3○△∪ 故事成語でわかる 経済学のキーワード/梶井厚志/中公新書/2006「現代経済学のキーワードを温故知新する、サンク・コスト:覆水盆に返らず、追加的便益・余分なものの価値は本来部分の価値と異なる・蛇足、他山の石も砥石に使える・比較優位の原則、グローバル化は世界全体の便益を増やすが誰がそれを享受するか語らない、水とダイヤモンドのパラドックス:人間に必需の水は不要なダイヤモンドよりなぜ安いか、競争を規制すると起こること:抽選で分配しても買いたい人は市場価格で購入・価値を生み出した生産者でなく偶然の当選者が利益を得るシステムになる、学問に王道なし:エジプト王とユークリッド、サッカーくじの失敗・6等なし・誰も当たりを経験しない・あまりに当たらないとやる気がなくなる、孟子・何物にも動かされない安定した不動心・浩然の気、疑わしきは罰せず:書経・大禹謨篇より、罪を悪んで人を悪まず:孔叢子の刑論より」
3△   戦略的思考の技術−ゲーム理論を実践する/梶井厚志/中公新書/2002「キーワードによる経済学解説、戦略的環境:さまざまな人の行動と思惑がお互いの利益を決める環境、戦略:自分が自分の自由意志でとりうる行動をその将来の予定を含めて記述したもの、家電リサイクル法は不法投棄のインセンティヴを生む、環境税による化石燃料を減らすインセンティヴ、罰金が一億なら誰も違法駐車しない ⇒違法駐車にもボーダーラインがあるのを忘れている、駐車違反やスピード違反をインターネットで写真公開すれば取り締まりコストを下げる ⇒これもボーダーラインの問題を忘れている、メーターを倒さないぼったくりタクシー・ホテルへ行くときだったので払わずに降りる、斉の桓公の燕や魯への領土割譲・コミットメント信頼度の維持のため、スイッチング・コスト:行動を変えるのにかかる費用、ロック・イン戦略:相手の戦略を変えられなくする・会員制など、日本の就業者人口の10%は建設業界・アメリカやオーストラリアは5-7%、他店対抗の電気店:他店と価格が同じなら値引きをしない・実は競争を避ける効果がある」
     ⇒ 梶井厚志(かじい・あつし)1963〜。理論経済学、情報経済学、一般均衡論、金融市場理論、ゲーム理論。  
2▼   子どもをナメるな−賢い消費者をつくる教育/中島隆信/ちくま新書/2007「主体的に消費行動ができる個人の育成、教育に関する消費者の明確なニーズが存在しない、消費者になるための教育、勉強で得た知識や考え方が国民が幸せを感じるための手伝いをするものでなければならない、消費者が賢くなれば企業は質の向上を競う、ケネディの消費者の4つの権利:安全を求める権利・知らされる権利・選択できる権利・意見を反映される権利、数学ができると論理思考ができるでなく論理思考ができると数学がうまく使える、数学も言語・言語として伝達に重点を置いた教育を、GDPシェア1.4%の農林水産業に統計調査経費の27%・統計職員の70%が配分されている、英語は聞くことを重視した教育を・コストもかからない、アメリカの子どもは親の監視下にある・車でないと移動できないため」
2▽   これも経済学だ!/中島隆信/ちくま新書/2006「日本の仏教寺院は75000・コンビニは40000、大学の授業が役に立つものならカンニングは取り締まる必要がない? ⇒まだ考慮すべき要素があると思うが、横綱の月給は280万、琉球王朝・仏教は護国宗教・僧侶は公務員、僧侶は勝手に名乗ることができる」
     ⇒ 中島隆信(なかじま・たかのぶ)1960〜。ミクロ経済学。  
3△ ? 金融立国試論/櫻川昌哉/光文社新書/2005「バブル最盛期もインフレは1%で安定、規模の大きい銀行が効率的とは限らない、改良型経済に強い銀行・改革型経済に強い株式、銀行システムの企業再建能力が裏目に、92年以降も収益性が低下している不動産業へ貸し出しシェアが増加、破綻を恐れた銀行が粉飾決算・追い貸しによる不良債権隠し、90年代より80年代の方が貸し渋りが多い、株主は企業が破綻すると一銭ももらえない、株式相場の下落と銀行システムの動揺・金融システム安定のため保有株を売却させるべき、株価の上昇で金融システムが安定化、預金の5000万以上部分が銀行株なら金融危機はなかった、ルールを骨抜きにするのが役人のスキル、リスク分散するシンジケート・ローン:多数の投資家が同時に融資、銀行の情報生産の利益は隠し続けることによる独占性、再生ファンドもシンジケート・ローン、資金の豊富な日本は金融業に比較優位を持っている、需要不足が10年続くのはおかしい?、需要不足⇒会社が儲からない⇒需要不足・循環論で答えにならない・そんな主張を誰がした?、規制緩和すると損より利益が大きい・どんな規制かによるだろう?、ケインジアン批判での小学生以下の論理力に驚愕、仮説検証ならぬ仮説後付け証明の経済学の困難性が理解できる」
     ⇒ 櫻川昌哉(さくらがわ・まさや)1959〜。経済学。  
3○   大貧困社会/駒村康平/角川SSC新書/2009「デンマークのFlexicurity政策・柔軟保障政策、平均賃金に対する最低賃金の%:アイルランド52・フランス47・アメリカ34・日本28・韓国25、知的障害児は知能指数70未満・定義から人口の2%・実際の登録は0.4%、年金は当初積立式だった・高齢者に誤解・途中から賦課方式へ変化、年金の未納率は10%、格差の世代間継承が最も強い国はアメリカ・弱いのは北欧」
     ⇒ 駒村康平(こまむら・こうへい)1964〜。経済学。  
1▼※  ダニエル・カーネマン心理と経済を語る/ダニエル・カーネマン/山内あゆ子/楽工社/2002「原題:Nobel Prize Lecture、▽翻訳に問題がありわかりにくい、ヒューリスティクとバイアス、プロスペクト理論、効用概念と再検討と幸福、well-beingとhappiness、限定合理性bounded rationality、知覚は変化に集中し状態を無視する、満足度を高めるのは変化であって状態ではない、よくない商品を追加すると商品の価格が低下する・在庫一掃セールで不良品を追加したセットは値段を安く評価される、赤白のボールが60/40・40/60入った箱が二つ・赤三つ引いたとき赤七つ白三つひいたときより赤の多い箱と判断する・7:3とは3:0+4:3だから間違った判断である、妥当性の錯覚illusion of validity、幸福度とコルチゾールレベルが逆相関、消費機会よりも社会的接触を増やすことで社会的厚生を大きくできる」
     ⇒ ダニエル・カーネマン(Daniel Kahneman)1934〜。心理学者。イスラエル生まれ、フランス育ち。
3※※  行動経済学−経済は「感情」で動いている/友野典男/光文社新書/2006「83年アメリカ自殺者27300・他殺者20400、イングリッチの実験:求刑より変わる判事の判決・同一事件に34ヵ月の求刑と12ヵ月の求刑で判決に8ヵ月の差が出た、外野手の捕球方法:仰角ヒューリスティク・球を見上げる角度を常に一定になるように走る、低い確率の過大評価・高い確率の過小評価、経済学を学ぶと利己的になる、活性化が前頭前野外側皮質<島皮質なら提案を拒否・逆なら受け入れ」
     ⇒ 友野典男(ともの・のりお)1954〜。行動経済学、ミクロ経済学。    ベッカー教授、ポズナー判事の常識破りの経済学/ゲーリー・S. ベッカー、リチャード・A. ポズナー/東洋経済新報社/2011/2009「Uncommon Sense、▽テーマは面白いが結論はありきたり経済学の常識的考え方を知る、日本は投資に対する税率を下げるべき、▽日本について知らないね、中国の児童養護施設は女の子が圧倒的に多い、男女の生み分けを禁止する必要なし、臓器売買をすべきである、大学ランキングは、脂肪税は不要、回転ドア人事:アメリカの天下り、ロシアの男性の平均寿命58際と出生率は1.28、ODAは不要、何よりも害をなすなかれ」
     ⇒ ゲーリー・S. ベッカー(Gary S. Becker)1930〜。経済学。    比較制度分析序説−経済システムの進化と多元性/青木昌彦/講談社学術文庫/2008/1995「経済主体の合理性の限界、情報の非対称性、市場の不完備性などのため時空を越えた普遍的な規範的価値を持った経済システムなどは本来あり得ない、歴史的初期条件に依存して均衡が決まる・歴史的経路依存性、産業の比較優位の源泉の一つを企業内部の情報システム的特性に求める」
     ⇒ 青木昌彦(あおき・まさひこ)1938〜。経済学、比較制度分析。
3※   行動経済学−感情に揺れる経済心理/依田高典/中公新書/2010「危害の原理:危害を加えない行為は合法化されるべき、ジョーン・ロビンソン:経済学を学ぶ目的は経済学者にだまされないようにするためである、フィッシャー:株価は恒久的に高い高原のようなものに到達した、パスカル:人間は考える葦である・クレオパトラの鼻がもっと低かったならば世界の顔は変わっていただろう・心情は理性の知らないそれ自身の理性を持っている、四つの確率論:、古典的確率論:ケースの数の比率、統計的頻度論:無限試行り相対度数の極限値、論理的確率論:命題と命題の論理関係、主観的確率論:ベイズの定理など確信の度合い、ケインズは経済学の学位を持たず経済学の教授でもなかった、サンクト・ペテルブルグの逆説」
     ⇒ 依田高典(いだ・たかのり)1965〜。情報通信経済学、行動健康経済学。    経済学の新しい認知科学的基礎−行動経済学からエマージェンティストの認知経済学へ/中込正樹/創文社/2008「マズロー:フロイト的マイナス面の心理学からプラス面の心理学へ、プロスペクト理論:、確実性効果:100%と99%の違いが大きい、可能性効果:0%と1%の違いが大きい、参照点依存性:総額ではなくある基準との差が重要、差でなく比に反応、減少に敏感、サンクコスト効果、ギブソン:人は光を見るわけではない。光によって見るのだ。、カーネマンの実験例、他の店の従業員に合わせて給与を下げるのは不公正、今の従業員が辞めたので安い給与の従業員を雇うのは公正、店の仕事内容の変更に伴い給与を下げるのは公正、企業収益が悪化したので賃金を減らすのは不公正、企業収益が悪化したのでボーナスカットは公正、原価が上がったので商品価格を上げるのは公正、原価が上がったので在庫の価格を上げるのは不公正、原価が下がったのに商品価格を下げないのは公正、大雪の次の日に雪かきシャベルの価格を上げるのは不公正、チェーン店が競合店舗がない地域で他の地域より価格を高くするのは不公正、転居先のない借家人の事情を知って契約更新時に家賃を上げるのは不公正」
     ⇒ 中込正樹(なかごめ・まさき)1950〜。経済学。      ブラック・スワン[上]−不確実性とリスクの本質/ナシーム・ニコラス・タレブ/望月衛/ダイヤモンド社/2009/2007「ブラック・スワン:異常・衝撃的・事後予測可能、技術革新は黒い白鳥、未然に防ぐ英雄は評価されない、成功すると才能があることになるのでありその逆ではない、無作為に選んだ1000人の財産・ビル・ゲイツが混じっていたら、月並みの国と果ての国、スターリン:人が一人死ねば悲劇だが百万人死ねば統計にすぎない、ビギナーズラック:運の悪かった人はすぐやめてしまいサンプルから外れるため、ラルフ・ネーダー・シートベルトの法律に貢献、ヨギ・ベラ:予測ってのは難しい。将来の予測ならなおさらだ:未来は昔のままじゃない、飛行機がオフィスにつっこむ確率について述べたまぐれの原著は2001年9月11日の一週間前に出版された、エンパイア・ステイト・ビルは予定より早く安く完成した、⇒事象には外に開いたものと閉じたものがあり、外に開いた複雑系事象は予測不可能性が強く黒い白鳥が現れるということ」    ブラック・スワン[下]−不確実性とリスクの本質/ナシーム・ニコラス・タレブ/望月衛/ダイヤモンド社/2009/2007「技術進歩は本質的に予測できない、私たちは将来何が発明されるかわからない。わかっていたら今発明できる。故に将来何が起こるのかわからない、学者は論文が他の人の論文で何回言及されたかで評価される、1957年の株価指数の500企業・40年後に生き残ったのは74社、ベル・カーブ的かマンデルブロ的か、自己アフィン性、帰納と黒い白鳥の問題、不確実性の四分類:強-弱と単純-複雑」    まぐれ−投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか/ナシーム・ニコラス・タレブ/望月衛/ダイヤモンド社/2008/2001「沈黙は金なり、Aut tace aut loquere meloiora silencio、能力や才能に見える運について、私たちは偶然が果たす役割を過小評価している、パース:科学の可謬性を提唱、まぐれにだまされる・物事はあらかじめ決まっていると勘違いする、ヨギ・ベラ:終わるまでは終わりじゃねえよ、結果で成績を測ることはできない・あり得た他の可能性のコストで測るべき、過去決定論:過去を無視する傾向、平均値と中央値を取り違える、ポパーの開かれた社会とは永久に真理が存在しない社会、アイディアを考えつく人と実行する人は別だ、ケインズの確率論」
     ⇒ ナシーム・ニコラス・タレブ(Nassim Nicholas Taleb)19〜。不確実性科学、数理系トレーダー。      貨幣論/岩井克人/ちくま学芸文庫/1998/1993「貨幣は存在根拠を自らつくりだす、第一次大戦後ドイツのゼロ発作」
     ⇒ 岩井克人(いわい・かつひと)1942〜。経済学。  
3  ? ゲーム理論を読みとく/竹田茂夫/ちくま新書/2004「ゲーム理論はどのようにわれわれの目をふさぐか・変わるべき理論は? そもそも使い方を間違っとる、ベトナム戦争死者:ベトナム600万・米軍6万」
     ⇒ 竹田茂夫(たけだ・しげお)1949〜。理論経済学。  
2  ? 新版 経済のしくみ100話/岸本重陳/岩波ジュニア新書/1994「円高不況・プレス機械・燕市・152本の指、貿易摩擦は企業の対立、需要の95%は内需、輸出も米国以外より少ない、社員とは出資者、雹に埋もれて窒息死、保険会社=機関投資家」
     ⇒ 岸本重陳(きしもと・しげのぶ)1937〜。経済学。      行動経済学入門/多田洋介/日本経済新聞社/2003「利用可能性の近道バイアス:英単語のrで始まる語と3番目がrの語はどちらが多いか・正解は3番目が多いがrで始まる語が多い答えてしまう、カーネマンとトヴァースキの実験・伝染病対策・放置で600人死亡・対策Aで200助かり対策Bでは1/3の確率で全員助かり2/3で全員死亡・2/3の人がAを選ぶ、伝染病対策・放置で600人死亡・対策Aで400死亡対策Bでは2/3で生存者0で1/3の確率で死者0・2/3の人がBを選ぶ、内容は同じ」
     ⇒ 多田洋介(ただ・ようすけ)1973〜。経済学、経済企画庁。      予想どおりに不合理−行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」/ダン・アリエリー/熊谷淳子/早川書房/2008/2008「包帯は一気にはぐよりゆっくりはぐ方が痛くない、値段の高い料理が一つあると2番目に高い料理が売れるようになる、経済学は人がどのように行動すべきかでなく実際にどのように行動するかにもとづくべき、マレー・ゲルマン:素粒子が考えることができたら物理学がどれほど難しくなるか想像してみるといい」
     ⇒ ダン・アリエリー(Dan Ariely)行動経済学、経営学、認知心理学。  

●● 経済学−経済の現状分析 ●● 
3▼※  暮らしに思いを馳せる経済学/山家悠紀夫/新日本出版社/2008「冷静な心と暖かい心、cool head but warm heart、景気のどん底は2002年1月、需要に占める輸出:2002年10%・07年16%、アメリカ景気の回復と中国経済が順調だったための好景気、就業者総数は5年で30万人減少、戦後最高だったバブル期の経常利益39兆・2006年は54兆、この十年で国民所得は7兆減少、小泉内閣以降名目成長率が実質成長率を下回り続ける・デフレ経済のまま、p130の2行目・高所得者は大幅な増税⇒減税の誤植か、株式配当や売買益の課税税率が引き下げられた、日本の財政赤字は97年以降の鰻登り、97年当時日本の財政状況は先進国中最善だった、借金も残っているが資産も残っている、最低賃金は1000円に、労働基準監督署の増員・残業代不払いを摘発、日本の経常黒字は先進国一・日本が国際競争力を心配するのは失笑もの、20兆以上の公共投資を減らす、高額所得者の最高税率を戻す・98年以前は88%だった」
3▼△  景気とは何だろうか/山家悠紀夫/岩波新書/2005「大企業と中小企業の格差拡大、2004年失業率:近畿5.6%・北海道5.7%・東海3.5%、求人倍率:東京1.29・愛知1.67・青森0.37・沖縄0.48、景気回復から中小企業と家計が取り残されている、ジュグラー波:10年周期・企業の設備投資、コンドラチェフ波:50年周期・技術革新・産業革命・鉄道・電気と自動車、クズネッツの波:20年周期・建築・交通建設と住宅、キチンの波:2-3年周期・在庫投資の循環、供給<需要:値上げでなく生産の増加で対応・値上げした企業はしない企業に負ける、供給>需要:値下げでなく生産の減少で対応・値下げはそれ自体が損失、景気の3要因:資本主義固有の波・海外経済・財政金融政策、株主重視を説く構造改革、4つの小泉改革:労働と資本の移動を目的とする規制緩和・民間の収益機会を増やすための政府活動の見直し・ITやバイオなどの成長分野の育成・不良債権処理による停滞分野の除去、不況の原因は成長分野に資源が行き届かないことではない、就業時間の2極化、サービス残業の平均時間は一人当たり月8.7時間、2000年週50時間以上労働率:日28.1%米20%仏5.7%オランダ1.4%」
3▼▽∪ 「構造改革」という幻想/山家悠紀夫/岩波書店/2001「構造改革はサプライサイド強化の幻想、94年の景気回復を無視するな、96年の成長率3.6%、構造改革が不況を生む、需要こそが問題、構造改革は貯蓄率を高める、日本の純債務は少ない=貯金して借金しているだけ、養うのは高齢者だけでなく子どももいる、構造改革者の推論」
2※   徹底予測2001−90分で読む日本経済/山家悠紀夫,監修/東洋経済新報社/2000「データ集」
2▼△? 日本経済 気がかりな未来/山家悠紀夫/東洋経済新報社/1999「消費税でなく累進課税と資産課税の強化、福祉サービスの拡充を、軍艦型経済日本、輸出抑制のための労働時間の短縮、90年代米国は物価上昇のため生活は悪化し日本の同時期の方が生活改善されている、内外価格差とは貿易財の競争力が強すぎること、年金より環境と農業を心配せよ、山口組と震災、自由貿易は絶対か?、90年代経済白書評、先進国で一番貧しい米国、日本企業は米国企業でなく日本経済に負けた、郵貯を小口預金者に、目標相場税」
     ⇒ 山家悠紀夫(やんべ・ゆきお)1940〜。暮らしと経済研究室主宰、経済学、銀行。  
2▽   世界と日本経済30のデタラメ/東谷暁/幻冬舎新書/2008「フランク・ロレンゾのディレクション航空の買収・株価25%上昇・給与は30%カット・解雇社員の50%以上は新しい仕事に就けず、ゆうパックは5億の赤字、千人当たり公務員数:日33.1独55.8米78.1英79.5仏87.6・日本の数値は独立行政法人大学特殊法人非常勤も含む、公務員の平均給与も国際平均、ドルの基軸通貨からの転落は2050年まで完了しない、食料を輸入するは水を輸入すること、日本のサービスの労働生産性の低さは過剰サービスにある・文化的選好の問題」
2◯▽  世界金融経済の「支配者」−その七つの謎/東谷暁/祥伝社新書/2007「中国はモノを作って儲けアメリカはカネを作って儲けている、GEはウェルチにより家電製造業から多角的金融業に・エジソン以来の家電部門を売り払いノンバンクになった、英国では企業買収は現金のみ、村上ファンドは乗っ取り屋か利鞘稼ぎ屋に過ぎなかった、イラク開戦・アメリカのユダヤ人の52-62%が反対、利子を禁じるキリスト教で金融は賤しい仕事・ユダヤ人に、商業銀行はユダヤ系ではない、90年アメリカ・宗教ユダヤ人は439万人・民族ユダヤ人112万人、大富豪の1/4はユダヤ人・金融ビジネスの半数、アメリカの連邦銀行や日本銀行は株式を公開している民間企業、秘密結社の陰謀史の系統:フリーメーソン系・ユダヤ系・イルミナティ系・スカルアンドボーンズ系、エドワード・タイラーの未開人の"連結の原理"、IMFの純粋資本主義がアジアの縁故資本主義を処分しようとした、グリーンスパンの意味のわからないフェド・スピーク、物価上昇率の計算方法を変えて労働生産性の上昇を演出、アメリカ人家庭の52%は株式か投資信託を持っている、ウェルナー・ゾンバルト:ユダヤ教徒の大きな力と貴族の贅沢が資本主義を形成、中国崩壊説を唱えるのは日本の保守系反中評論家と反体制派中国人がほとんど、ドルは国外に国内の6倍存在、日本銀行は日本国債を財務省から直接購入できないのにアメリカの国債を買う資金は日銀から調達できる、資本移動の自由化という金融政策にパワーエリート論が成立、東南アジアのドルペッグ・中国の為替バスケット、GEの調査からモノ作りを研究したドラッカー:経営者の報酬が平社員の10倍になったらその会社は赤信号・現在のアメリカは500倍」
2※△  エコノミストは信用できるか/東谷暁/文春新書/2003「長谷川慶太郎は石油ショック以後を的中させ評判に、マンデル・フレミング説:経済が世界に開かれると財政政策は有効性がなくなる、野口悠紀雄:ケインズ理論はインチキ」
3▽∪  困ったときの情報整理/東谷暁/文春新書/2001「資料は価値判断しながら読む、百科事典の出版社の書庫に住み込む荒俣宏・図書館には本がない、KJ法は希少な情報を活用する方法・多すぎる情報を選別するものではない、何かに気づくには一定以上の知識が必要、書けないときは接続詞を適当を挟んで書き進める、説得の要点:肯定と否定を示す・支持する考えを後に・結論を示す・要点は何度も繰り返す」
2▽▽  経済再生は日本流でいこう/東谷暁/洋泉社新書/2000「トヨタ看板方式がアメリカのリーン方式に、最近10年の米国GDPを押し上げたのは労働時間の伸び、公的年金2040年破綻は所得伸び率年4%という法外な計算のため、83年世界の銀行トップ10の7つは日本の銀行・ただし自己資本率2%、過剰な民主主義がファシズム独裁・過剰な資本主義がグローバル資本主義、小さな政府への趨勢は世界のどこにも全く存在しない、主権国家はアメリカのみ・その他は準国家、全世界の外国生まれ人口:1965年7600万から95年12500万に・2%で変化なし、異常な為替・実際の取引の50倍・95%は投機目的、松尾芭蕉は浚渫工事の総合請負人・ゼネコン、BIS規制は日本の銀行を国際市場から駆逐した」
3▽   金融庁が中小企業をつぶす/東谷暁/草思社/2000「ノンキャリアは法律をあくまでも守る・キャリアは法律をあくまでも使う、チェース・マンハッタン銀行:東京三菱の半分の資産で収益は10倍、米国商業銀行9530貯蓄金融機関1924日本銀行140信用金庫440信用組合362、1店舗当たり人口:米国3221日本4475、アメリカでペイオフはほとんど用いられない・88-98年4.8%・小規模ばかりで保証額を超えない、金融機関:米国は登録制・日本は免許制」
     ⇒ 東谷暁(ひがしたに・さとし)1953〜。経済政治ジャーナリスト、編集。  
2▼○  日本経済50の疑問/森永卓郎/講談社現代新書/2002「デフレ下の不良債権処理は新しい不良債権を生む毒薬、アメリカでも不良債権処理は地価上昇のみ、土地担保での融資は最高の金融システム、地価暴落が不良債権の正体、貸し渋りのお金は国債へ、2001の株式売買の半数は外国人、住宅金融公庫の民営化は反対、霞ヶ関の若手中堅の給与アップ、成果主義は業種別に、ペイオフすると郵貯に殺到する」
     ⇒ 森永卓郎(もりなが・たくろう)1957〜。計量経済学、労働経済学。  
3※   日本の教育格差/橘木俊詔/岩波新書/2010「日本は他国(米独韓英仏)に比べて学歴間の賃金格差が最も小さい 所得と学力に高い相関がある 日本の教育費支出は対GDP比3.3%でOECDでトルコについで下から二位 ロールズの格差原理:社会で最も恵まれない人の利益を最大にすること」
2※△  格差社会−何が問題なのか/橘木俊詔/岩波新書/2006「ジニ係数で見ると日本は先進国の中でも不平等な国、中位所得者の50%以下の人を貧困者、格差拡大の要因・労働市場の緩和より企業参入の自由化が大きい・タクシー業界など、76歳以上の貧困率23.8%、母子家庭の半数は貧困、単身高齢者の40%以上が貧困、29歳以下の貧困率は25.9%、生活保護の支給額より最低賃金が低い、高額納税者の6割前後を占める経営者と医者、平均年収・勤務医1370万・開業医2744万、法人成り:個人として所得税を払うより会社にして社長になる・法人税率が低いため、失業率が低い1位福井県2位長野県・高い1位沖縄県2位福岡県、90年の県民所得291万・02年は292万、三大都市圏の90年所得334万・02年320万、大阪圏の90年312万・02年287万、日本の教育支出のGDP比は先進国中最低レベル、医者の子どもの4割は医者、アメリカでは貧困者は早死にしお金持ちは長生きする、ブレア首相はオックスブリッジの英語・ベッカムはワーキングクラスの英語、高所得者が高い税金で勤労意欲を失った証拠はない、同一労働同一賃金の導入・職務給制度、日本で最低賃金を引き上げても雇用が減ることはない、生活保護基準・法律で三親等以内の親族に支援義務がある、日本政府の再配分効果・ジニ係数の差はOECD加盟国中最低の7.5・アメリカ11.1・ドイツ14.4・ベルギー25.5、租税負担率:日本21.5%・アメリカ23.8%・仏英38%・スウェーデン49.3%、個人所得税の負担率:日本6.0%・アメリカ12.1%・スウェーデン21.5%、消費税は間接税なので意欲を疎外する程度が非常に小さい ⇒消費を減らすので結果として所得税と同じです、日本は既に小さい政府」
3▽   家計からみる日本経済/橘木俊詔/岩波新書/2004「バブル期も株と土地以外の消費は同じ、仏韓はもちろん米英も日本以上の学歴社会、戦前は既婚女性のほとんどが勤労、マルクス主義フェミニズムの専業主婦論は誤り、人口を地方に分散させよ、欧米にブルーカラーのサービス残業なし、労働している人の賃金が生活保護者より低くてはいけない、一部の働き過ぎと失業者との二極化、超過勤務への割り増しを50%に」
3▼△  日本の経済格差−所得と資産から考える/橘木俊詔/岩波新書/1998「統計データによる所得と資産の分析。日本の所得分配は不平等、豪は平等性が高い、上位5%が半分の資産を持つ米国、日本で経済性と公平性のトレードオフは成立するか、5人に1人が貧困の米国、西欧の方が学歴社会、年功主義は平等主義、生活保護は英国7.7%日本1.3%、階層固定化の萌しあり、ロールズの公正原理、小さな政府論は民間負担を増やす、利子課税は貯蓄率に関連せず、累進度は下げない、所得減税意味なし、課税最低限引き下げ不要、食料品の免税、相続税の強化、学歴で昇進させない」
3○▽  ライフサイクルの経済学/橘木俊詔/ちくま新書/1997「教育は人的資本強化でなく選抜効果、韓国とフランスのエリート、労働者の二極分解、男女の実質賃金格差30%、終身雇用は10-15%、日仏独と英米、年金の報酬比例部分の民営化、引退後に備え貯蓄・一時と恒常の所得・過去や他人との比較・金融資産、消費の仮説:ライフサイクル仮説:引退後の消費に備える貯蓄、恒常所得仮説:所得を恒常的なものと一時的なものに分ける、相対所得仮説:過去の習慣や他人との比較、流動資産仮説:金融資産により消費を増やす」
     ⇒ 橘木俊詔(たちばなき・としあき)1943〜。経済学、労働、金融、公共経済。  
4  ? 逆システム学−市場と生命のしくみを解き明かす/金子勝・児玉龍彦/岩波新書/2004結局具体的なことは何も言っておらず空疎、ネオダーウィニズムの知識は情けないほど貧弱(97年になって利己的遺伝子を読んだらしい・失笑ものである)。遺伝子決定論という従来のアプローチ? モノーは優生学レベルに逆戻り? ネオダーウィニズムは同語反復? DNAは生命の設計図・RNAは注文書、トランスクリプトーム解析、複雑系論者」
3△   経済大転換−反デフレ・反バブルの政策学/金子勝/ちくま新書/2003「グリーンスパン神話とは住宅と株のバブルの交代、マンデル=フレミング・モデル、所得減少⇒消費減少⇒企業収益悪化⇒所得減少の悪循環、経営者の法的責任を問う特別立法、拠出税=社会保障税方式へ、年金積立金で天下り先を作り運用失敗して不良債権化、レーガン税の民間活力引き出しはイデオロギーで事実に反する、資産デフレ⇒消費デフレ⇒輸入デフレ⇒地域デフレ」
3▼△  長期停滞/金子勝/ちくま新書/2002「道路公団民営化は世界の異常事態、小泉と浜口内閣、アメリカの個人貯蓄:92年10%から現在は1〜2%、2003年問題:都市再生事業の超高層ビルやペイオフ対策のマンションの完成により土地価格の下落、国債の評価損と金利スワップの損失で1−3%のインフレで銀行は破綻、郵貯民営化と銀行国有化の奇妙さ、財政赤字は貯金と年金基金を取り崩しし年金制度を転換」
     ⇒ 金子勝(かねこ・まさる)1952〜。財政学、制度の経済学。  
2○△  日本経済−勝利の方程式/島田晴雄/講談社+α文庫/2001「軍事産業は価格弾力性が低く経済を停滞させる、米国は工員と職員で労働法の適用が異なる身分制、49年世界のGDPの半分は米国、バブル崩壊の損失は第二次大戦に匹敵、消費節約は年金のためではない、地域振興券は効果なし、生活産業の強化、中古住宅市場が日本にない、住宅の取引流通の税を下げ相続税を上げる、憲法89条公の財産の支出又は利用の制限」
     ⇒ 島田晴雄(しまだ・はるお)1943〜。労働経済学、経済政策、日本経済、国際関係論。  
2○△  道路の経済学/松下文洋/講談社現代新書/2005「GDPに占める公共投資98年6.2%特殊法人合わせて9.2%、道路29.5%10兆、労働1時間当たりGDP($)独38.2仏37.2米36.3日24.9、行政投資シェア%80年⇒04年:道路21.3⇒29.5・文教施設12.4⇒5.9、ムッソリーニの太陽道路・ヒトラーのアウトバーン、アクアライン800円実現化100万人署名活動推進協議会、橋の完成で神奈川から千葉へ10万人移住を見込む、公共事業は小さく生んで大きく育てろ、値下げで環境効果がある、道路を増やしても交通量が減らない・誘発交通、イギリスの公務員数70年代の700万から49万に、イギリスの計画審査庁」
      ⇒ 松下文洋(まつした・ふみひろ)1947〜。不動産鑑定士。  
3▽   日本破綻−デフレと財政インフレを断て/深尾光洋/講談社現代新書/2001「良いデフレはない、ハイパーインフレへの道、銀行はずっと赤字、インフレ・ターゲットの導入、政府系金融機関を見直す、社会主義化している、銀行券印紙課税」
     ⇒ 深尾光洋(ふかお・みつひろ)1951〜。マクロ経済学、経済学。  
3○   金融システムの未来−不良債権問題とビッグバン/堀内昭義/岩波新書/1998「不良債権は金融システムの機能不全の一つ、伝染効果による取り付け倒産は疑問、収益無視の拡張“腹切りスワップ”」
     ⇒ 堀内昭義(ほりうち・あきよし)1943〜。金融、経済学。  
2▽   日本経済のウソ/高橋洋一/ちくま新書/2010「金融機関には日銀OBが大量に天下りしている、日銀の御用学者を作る多数の外郭団体、インフレはいつでもどこでも貨幣的現象だ、ある個別の価格の低下は他のモノの価格を押し上げるのですべてのモノの価格の平均である一般物価には影響を与えない、GDPギャップを埋めれば自殺者5000人失業者100万人を救える、マクロ経済政策の発展のため大恐慌は起こらなくなった、日本経済が回復すると国債は暴落する、ユーロのPIGS」
2▽○  日本の大問題が面白いほど解ける本−シンプル・ロジカルに考える/高橋洋一/光文社新書/2010「コスト・ベネフィット分析cost-benefit analysisと世界標準global standard、ダムのような公共事業も国でなく地元が主体でやったほうがよい、レベニューボンドrevenue bond:地方自治体などが特定の事業について発行しその事業から得られる収入で償還する債券、世界で無料の高速道路はアウトバーンなど少数・今は環境対策のため有料化が進む・大型トラックは有料に・1930年代に完成した古い道路で建設費がとっくに償還されている特殊な例、国交省の道路族がETCの普及と助成で利権拡大、外国のETC機器は安い、埋蔵金の名付け親は与謝野馨、特定産業分野への肩入れを予算化して特殊法人を作り霞ヶ関は天下り先を確保し政治家は票田を押さえる、国家公務員にしてハローワークに行ったことがある高橋氏、総務省が周波数オークションに消極的なのは電波産業を独占してる新聞社=テレビ局と携帯電話キャリアが反対だから、電波利用料653億・テレビ局負担38億・放送事業への支出は二百数十億、日本の失業率は雇用調整助成金のために低くなっている・なくなると2-3%up、税金には累進構造がある・名目成長率1%に対して税収は1.1%上昇する、OECDの最近10年の平均名目成長率は5.6%・日本は0%で最下位、社会保障と税の統合化・負の所得税、スウェーデンは人口1000万で地方分権が問題にならない、クロヨンを補うのが法人税・個人でとれずに隠れている分を法人税で取っている、海外の法人税が下がったのは個人への所得税課税が正確になってきたため、国と地方の比率:業務は4:6税収は6:4」
1◎△  バカヤロー経済学/竹内薫/晋遊舎新書/2009「世界の中央銀行総裁はトップクラスの経済学者がなるが日本は例外、アインシュタインにタイプライターを打たせるな・タイプライターも秘書より速く打てた、日本のハイパワードマネーは90兆円・マネーサプライは750兆円、固定相場では財政政策は有効・金融政策は無効、変動相場では財政政策は無効・金融政策は有効、マンデル・フレミングの法則、財政政策を効かせるには円安のキープが必要、リチャード・クーは地底人、世界の中央銀行総裁は経済学博士号を持つ・日本が例外、日銀・手段の独立性はあってよいが目標の独立性があってはならない、お札は日銀券・硬貨は政府貨幣、小売税は積み重なるが消費税は一回分・付加価値税、全体で税金を払うため嘘をつくと流通システムから排除される・海外ではインボイスがある、地方分権で消費税は自治体が取る、地方分権・選挙で担当者を落とすもしくは引っ越すという意思表示が可能、年金のために消費税を上げるのはまずい・国の財源として確保したい財務省の陰謀、金融機関の検査・事前に検査していると言う・たれ込みが増える、国民総背番号制反対で脱税者が助かる・中小企業に脱税が多い、年金記録は氏名性別生年月日の3つの情報しかない・日本人全員の特定ができない、アメリカは社会保険料を払わないと税務署に財産没収、大学の補助金は学生の奨学金として渡すべき、文科省からの天下り学長に辞めてもらう、ウェーバー:権力闘争とは官吏任命権の争い、中川昭一は財務省にハメられたかも、テレビの実権は放送作家、財務省こてこての御用学者石弘光、本間正明のスキャンダル・愛人は55歳、予算ドラフトの争い、福田さんは一番いいタイミングでやめて自民必敗を五分五分に戻した、俺が知らないうちに辞めたというマスコミの怒りのパッシング、ゲーム理論の定理・選出人数+1の政党が生き残る、民主党は郵政と道路公団を国有化する、官僚支配の欠陥:官僚内閣制/官僚が内閣を支配・天下り制/官僚が民間を支配・中央集権制/官僚が地方を支配、保健所と動物愛護センターで年間33万匹の猫が殺される、日本は各省各課の仕事が法律で全部書いてある・普通の国には書いていない」
2△   この金融政策が日本経済を救う/高橋洋一/光文社新書/2008「サブプライムローンの被害額はアメリカより二桁少ない、マンデル・フレミング理論:公共投資の効果が輸出減少輸入増加に、景気後退の原因は06年の金融引き締め、借りる人は借りてまで何かをしようという人・金利を上げると消費は減る・貸し出し金利も上がるため、オズの魔法使いは19世紀末の金融政策をヒントに作られた・オズはオンス=金、消費者物価は世の中に出回るお金の量で決まる、金融緩和の効果は一年後、25兆円の金融緩和と25兆円の政府通貨発行」
     ⇒ 高橋洋一(たかはし・よういち)1955〜。大蔵省、霞ヶ関埋蔵金男。  
3△※? 日本経済の奇妙な常識/吉本佳生/講談社現代新書/2011「資源の国際価格と日本の国内物価の関係、98-01年はアメリカの財政収支が黒字、GDPデフレーターでは98-09で16.3%の物価下落、1998年に日本経済に大きな構造変化、住宅ローンを円建てが借りたヨーロッパ人、貨幣レート維持のためドルを買いそのドルでアメリカ国債を買う、日本の物価下落が国際資源価格を高騰させる、輸入依存度93年は6.9%、国際資源価格の高騰が賃金カットへ、賃金指数は98-09年で6.5%低下、賃金デフレが日本経済の真の問題点、賃金引き下げによるコスト吸収が日本で多いのは労働組合が職能別組合でなく企業別であるため、98年から経済格差がどんどん拡大する社会に変わった、98年の円高対策がやりすぎで投機マネーを成長させた、日中の米国債を売却しても暴落は起こらない、欧米では販売できない金融商品を顧客に売りつけて損失回避する日本の金融機関・大学まで被害に、明治七年1874年は一ドル一円以下だった、ビッグマック購買力平価と円相場はほぼ一致、影の基軸通貨はアメリカ国債、日本の企業部門の貯蓄過剰体質を改善しないと日本経済は復興しない、▽デフレだからそうなるんですが、国内消費市場が十分に成長している国こそが強力な経済力をもっている、日本の輸送機械工業の海外従業者比率は09年48.2%、電気機械工業は09年40.5%、サービス業での賃上げから、▽その方法は?」
     ⇒ 吉本佳生(よしもと・よしお)1963〜。エコノミスト、金融経済論、生活経済学、国際金融論。
1▽   「日銀貴族」が国を滅ぼす/上念司/光文社新書/2010「東条英樹:こんなに弱い根性のない国民だと知らずに戦争を指導した自分の不明を恥じる、日銀総裁の年収は3492万円・FRBバーナンキの約二倍、金融緩和を主張した元日銀審議委員中原伸之、ピラミッドがどうやって作られたかには多くの学説がある。だから宇宙人が作った可能性は否定できない。、2009年なんちゃって10兆円緩和で為替レートが5円安、末法思想に取り憑かれた人は世の中の様々な現象に滅亡の予兆を発見してしまう、ポジショントーク・ストーリー営業、アルゼンチン経済:1989年年率5000%インフレ・カバロ・プランで1993年に7.4%・固定相場の導入・2002年固定相場を廃止・インフレ率40%・インフレターゲット導入で3.8%に、日本の経済復興は1ドル360円という格安レートが維持されたため輸出に有利だから、日銀はデフレターゲットを導入し成功している、日銀法の第四条と二十五条を改正すること、記者クラブは官僚が記者を飼い慣らすための餌場」  
2○   デフレと円高の何が「悪」か/上念司/光文社新書/2010「トンデモ経済論を斬る、twitterにおける反デフレ署名運動の管理人、マイナスのバブル・ペーパーバブル、CPI上方バイアス・日本の消費者物価指数は+1.8%高めになっている、物価測定には食料やエネルギー価格を除外する、"金利を上げれば消費が増える"はあり得ない、お金を刷っても金融機関に滞留し個人もため込むだけでインフレにならない・政府の支出を紙幣で調達できる ⇒かみ合っていない、終戦直後の日本ですらハイパーインフレではなかった・年率59%、財政再建には名目GDPを増加させるしかない、バーナンキ:ケチャップでも買っとけ!、魯迅『故郷』:思うに希望とは、もともとあるものともいえぬし、ないものともいえない。それは地上の道のようなものである。もともと地上には道はない。歩く人が多くなれば、それが道になるのだ。」
     ⇒ 上念司(じょうねん・つかさ)1969〜。経済学マニア、金融政策、財政政策、外交防衛政策。  
2※   2時間でわかる日本経済の論点2002/東洋経済新報社,編/東洋経済新報社/2002「竹中色濃厚の本。働コール純ちゃんネット、日米国債比較:米国では外国人や民間購入が多い、不良債権は景気に関係しない」
     ⇒ 東洋経済新報社編  
2○   財政学から見た日本経済/土居丈朗/光文社新書/2002「規模の大きい都市部で公共事業を、金融機関同士の信用が山一をつぶした、恒常所得仮説と予備的貯蓄仮説、国からの補助金は地方自治体でなく個人へ配る、インフレ税=通貨保有税、特殊法人の全廃、地方自治体の合併、地方交付税の廃止、定数格差の是正」
     ⇒ 土居丈朗(どい・たけろう)1970〜。経済学、財政学。      経済学の名著30/松原隆一郎/ちくま新書/2009「市場介入はすべて重商主義とみなされた、マルクス:哲学者はこれまでさまざまなやり方で世界を解釈してきた。だが重要なのは世界を変えることだ、ポラニー:労働、土地、貨幣が本来商品でないことは明かである。」
4○   消費資本主義のゆくえ−コンビニから見た日本経済/松原隆一郎/ちくま新書/2000「小売店舗数と大店法は無関係、労働市場は完全か、行動成長期の女性労働率は先進国最高、労働市場の弱者は貯蓄を目指す、人間は最適行動よりパターン行動」
     ⇒ 松原隆一郎(まつばら・りゅういちろう)1956〜。社会経済学、相関社会学。  
2△   にっぽんリセット/中谷巌/集英社インターナショナル/2001「厚生年金の民営化、法人税を撤廃し外形標準課税に」
     ⇒ 中谷巌(なかたに・いわお)1942〜。経済学、ソニー取締役。  
4○   日本の金融政策/鈴木淑夫/岩波新書/1993「戦後金融政策の歩み。資産のインフレ、レーガノミックスが世界同時不況を回避、プラザ合意からブラックマンデーまでが序曲、資産超過国永久低金利の神話、米国を抜いたのはバブルでなく貯蓄と円高、バブル崩壊=資産デフレ、量が利益の感覚の銀行がバブルへ」
     ⇒ 鈴木淑夫(すずき・としお)1931〜。経済学、日本銀行理事。  
2☆   世界経済図説−第二版/宮崎勇・田谷禎三/岩波新書/2000「世界国々の比較、貿易、金融、経済地域、南北問題、情報通信革命、人口と資源、地球環境、軍縮、経済動向」
2☆   日本経済図説−第二版/宮崎勇/岩波新書/1996「軍事費はインフレ要因」
     ⇒ 宮崎勇(みやざき・いさむ)1923〜。経済学、経済企画庁長官。  
2△   所得税廃止論/安部忠/光文社/1994「資産税1%に、納税者番号制度は消費税還付のための任意制より、99%の会社は商法違反の疑いあり」
     ⇒ 安部忠(あべ・ただし)1932〜。公認会計士、企業合併・買収コンサルタント。  
3○   財政構造改革/小此木潔/岩波新書/1998「米国の産軍複合体・日本の土建官僚、福祉は雇用創出効果が大きい」
     ⇒ 小此木潔(おこのぎ・きよし)1952〜。記者、経済学。  
2▽   地価を考える/都留重人/岩波新書/1990「固定資産税の強化よりキャピタルゲイン(値上がり利益)への課税を、所有権から利用権へ、土地所有には利用の責務がともなう、公共の福祉を優先して利用する、野口悠紀雄の地価インデックス債(土地証券化)」
     ⇒ 都留重人(つる・しげと)1912〜。経済理論。  
4※   日本型情報化社会−地域コミュニティからの挑戦/宮尾尊弘/ちくま新書/2000「ボトムアップ型ネットワーク社会、CANフォーラム、地域情報化の具体例」
     ⇒ 宮尾尊弘(みやお・たかひろ)ストック経済論、土地問題、資産デフレ。  
3○   謎とき日本経済50の真相/長谷川幸洋/講談社現代新書/2003「インフレ目標⇒物価安定数値目標、日銀マンの頭は保身だけ、中国からの輸入はGDPの1.5%」
     ⇒ 長谷川幸洋(はせがわ・ゆきひろ)1953〜。公共政策、経済学。  
2△   良い財政赤字 悪い財政赤字/リチャード・クー/PHP研究所/2001「構造改革が進んでも景気は低迷している、バランスシート不況、債務削減は個人は有利だが国家としては共倒れに、2003年に不況脱却、財政赤字は世代内所得移転・日本の借金が多いとは民間で使えるお金が増えるということ、バランスシート不況で緊縮財政は財政赤字を悪化させる、金融政策は効かない、台湾原住民はマレー系、台北はベルリンがモデル、1940年代台湾の就学率は81%、台湾は移民社会、毛沢東は台湾独立を認めた、資本主義に民主主義は不可欠ではない、ヒトラーに経済手腕がなければ、ソ連との交渉では選択肢を提供しないと駄目だった、バブルは自然崩壊するのでつぶす必要なし」
     ⇒ リチャード・クー()1954〜。神戸。エコノミスト。  
3△   日本の「構造改革」/佐和隆光/岩波新書/2003「小泉改革は市場主義の終焉の口火を切る、大衆の官への怨念、スティグリッツ:政府紙幣を発行せよ、地方分権、医療の不要な投薬を止めて6兆を浮かせて医療施設従業員を増やす:医療従業員164万米519万米の保健サービス676万、少人数クラスに:小中教員133万米774万、大学34万米301万」    市場主義の終焉/佐和隆光/岩波新書/2000「機会平等と結果平等の対立、米国の輸出の半分は20人未満の企業」
3※   現代経済学の名著/佐和隆光,編/中公新書/1989「ベッカーの特殊訓練モデル:レイオフ制度・終身雇用や年功制を説明、テクノストラクチャ:企業や政府を支配する専門家集団、フリードマンの負の所得税」
     ⇒ 佐和隆光(さわ・たかみつ)1942〜。計量経済学、統計学、環境経済学。  
3△   文化の経済学−日本的システムは悪くない/荒井一博/文春新書/2000「異なる文化は異なる制度を生み出す、無言交易:農村で野菜を道路際に並べて販売・箱に代金を入れる、メルボルンは低信頼文化の社会・苦情を言われるまで動かない・請求書を出して間違えって払えば儲けもの、社会の不正のかなりの部分は文化的に抑止するしかない、終身雇用の問題点は派閥が生み出す、正義は公共財でなければならない」
     ⇒ 荒井一博(あらい・かずひろ)1949〜。経済学。  
2○   財界の正体/川北隆雄/講談社現代新書/2011「日経連:日本経済団体連合会、同友会:経済同友会、日商:日本商工業会議所、経団連:強い経済強い財政強い社会保障・消費税引き上げも支持、▽馬鹿すぎるこれでは経済は崩壊する、財界とは経済界の利益を政治的アリーナで実現しようとする集団、政府の施策が財界の財界による財界のための政治であった、企業の政治献金は広い意味の贈収賄である、見返りない献金なんてカネをドブに捨てるようなもの、経団連の政治への影響力の低下、政党助成金は憲法19条に反している、日本資本主義の父・渋沢栄一、奥田碩:経営者よクビ切りするなら切腹せよ、法人税/法定実効税率40.69%、▽各種控除を考えても高いのか?、債務残高は先進国最悪、▽貯蓄を無視している」
3※ ? 経済論戦/川北隆雄/岩波新書/2005「郵政民営化・不良債権処理・金融政策・財政再建・構造改革、小泉は財政投融資の改革を良く知らない、郵貯の義務:全国網羅・個人小口限定・商品設定の制約、郵政は貯金と保険で稼いでいる・それをはずして手数料だけでは採算が取れない、民営化されたドイツ・商品の多様化・郵便局数が半減、特定郵便局長は票田・田中金権政治の温床、不良債権処理しても手持ち資金は増えない・貸し出しは増えない、不良債権と不況の因果・どちらも正しい?、不良債権処理費用を含めると日本の銀行の儲けは少ない、普通の感覚では現代世代と将来世代で不公平?、社会保障基金を含める純債務は机上の計算?、消費税:好不況に影響されない・自然増収が期待できない、景気を読み違えたエコノミスト後藤誉之介・睡眠薬の飲み過ぎで死亡」
3※   官僚たちの縄張り/川北隆雄/新潮選書/1999「橋本火だるま行政改革は大蔵主導、地方公務員数:69年240万・95年327万、金融監督庁は大蔵省の植民地官庁、60年の初の女性大臣中山マサ・97年初の事務次官松原亘子、96年高級官僚指定職1673人で女性は10人、94年英国で課長以上12.9%・93年仏で局次長以上の15.4%・米の課長以上の10%超は女性、昇進の条件は企画立案力より説得交渉力、役員までが一つの大部屋で仕事するホンダ、通産省のお家芸・行政指導、長州が陸軍・薩摩が海軍に」
     ⇒ 川北隆雄(かわきた・たかお)1948〜。中日新聞、経済部記者。  
3※ ? 日本のニート・世界のフリーター/白川一郎/中公新書ラクレ/2005「05年の最低賃金・日本655・アメリカ566・英国921・フランス1027、イタリアやスペインは住宅費が高い・若者は親と暮らす、イギリスでは700万人が読み書きができない、イギリス98年ニューデール政策・01年コネクションサービス、オランダの社会経済評議会、イタリア女性の労働参加率は50.6%・OECD平均は60.1%、イタリア男性25-29歳の6割が親と同居・30-34歳も25%、アメリカの若年雇用対策としての16歳以下の女性の妊娠率の引き下げ、アメリカの教育システムは633・534・624など州ごとに違う、日本のパート比率の急増は15-24歳の年齢層、労働分配率:日本は53.9%・フランス41.6%・OECD平均は49.6%、スペインで非正規雇用の解雇条件を厳しくした・雇用全体が減少、韓国の雇用者の半分は非正規雇用・日本は3割、フルタイムとパートとの賃金格差:日50.3英73.9オランダ62.3オーストリア81.4ドイツ83.2・スペイン52.4」
3△ ? 何が間違いか日本の経済政策/白川一郎/丸善ライブラリー/2004「GDPが大きく好転した? グローバル化がデフレの原因? 石油価格アップでインフレを起こす? アメリカでは年齢による差別は法律違反」
     ⇒ 白川一郎(しらかわ・いちろう)1943〜。経済学、景気循環学、経済企画庁。  
3※   非営利組織の経営−日本のボランティア/小島廣光/北海道大学図書刊行会/1998「サービスの受益者と購買者が異なるケース:子どもが親の老人ホームを選択する・サービスの妥当性が判断できない・営利より非営利、組織の使命:事業領域と活動を示す・動機付け・業績評価の促進、職能別組織とチーム型組織、資源依存性が高くタスクの不確実性が高い・国や地方自治体の外郭団体・いのちの電話、資源依存性が低くタスクの不確実性も低い・国際婦人協会、資源依存性が低くタスクの不確実性が高い・YMCAや対がん協会・営利企業に近い」
     ⇒ 小島廣光(こじま・ひろみつ)1946〜。経済学。  
3▽   魔性の歴史−マクロ経営学からみた太平洋戦争/森本忠夫/光人社NF文庫/1998/1985「数字で見る太平洋戦争、戦没率:陸軍8%・海軍12%・商船乗組員46%、日本の輸入鉄鉱石の90%以上が中国産、陸海軍による日日戦争、ミッドウェイ海戦・勝っているなら航空機増産必要なしと考えた企業、爆弾投下量:ドイツ本土136万t・日本本土16万t」
     ⇒ 森本忠夫(もりもと・ただお)1926〜。経済学、海軍航空隊員。  
2◯   この国の経済常識はウソばかり/トラスト立木/新書y/2008「格差景気・BRICs景気、お金のやりとりは時間のやりとり、人口ボーナス⇔人口オーナス、中国の人口ボーナスは後10年・2015年から生産年齢人口が減少に、後期高齢者医療制度でしわ寄せを受けるのは若い人・派遣会社の社員、国債の保有者:ゆうちょ21%・銀行20%・日銀10%・公的年金10%・生損保9%・簡易保険9%、女性の産みたい子ども数は2.3人・1.29人ではない、人手と土地はあるが財源のない地方・都心から住民票を移さず地方の老人ホームへ入居、日本の土地税制は建物への課税が重い」
     ⇒ トラスト立木(Trust Tachiki)。  
2△ ?? 若者を喰い物にし続ける社会/立木信/新書y/2007「ワシワシ詐欺モデル・年長者ひとり勝ちモデル、公営住宅に若い世代優先的に入居させる、最低賃金の引き上げ・1000円に、巨額の借金返済を迫られる世代? ⇒受け取るのは誰か考えてみなさい、増田氏はトンデモ説? ⇒この本がトンデモなんだが」
2△◯  世代間最終戦争/立木信/東洋経済新報社/2006「お年寄りは年金ニート、税額控除を大きく縮小して貧しいお年寄りに向けること、自由放任を装い成人を過ぎた子供をペットとして扱う負け犬ブリーダー、本当のパラサイト世代は若者ではなく年長者、地方へのパラまきを止めて都市部へ人口の誘導を図り経済を効率化する、高齢者の定義を変える、不効率や役所そのものをファンドに置き換える」
2▽♪  地価「最終」暴落−Kobunsha perparbacks/立木信/光文社/2004「日本の土地資産はGDPの約3倍・欧米は1倍、預金封鎖や資産課税の強化、年金はネズミ講に酷似・最初に参入した人たちだけが儲かる、漱石ですら家は買えず借家住まい、日本の税制がおかしいために土地の流動が起こらない、固定資産税が低く売却利益の税が高い・西欧ではこれが逆、税金の応益税と応能税、土地所有の税金を上げ土地流通の税金を下げるべき、日本の地価総額はアメリカの4倍・イギリスの11倍、サラリーマンの5大不良債権:専業主婦・複数の子ども・住宅ローンの持ち家・親や祖父・あなた自身、土地を農地として相続する限り相続税をほとんど払わずにすむ」
2▽♪  負け組スパイラルの研究−Kobunsha perparbacks/立木信/光文社/2004「男性が家庭を持てるほどの経済力がないと考えている、p55欧州の10分の1近い面積の四国、昭和の3大バカ査定:戦艦大和・青函トンネル・本四架橋、年金制度が変わると不動産市場が活性化する、不良債権まみれにした60〜70代の奴らが許せない、景気回復なくして財政再建なしは大嘘、官僚の秘策:臨時金利調整法と資本逃避防止法、国民の多くが深刻な経済危機を認識できず国債バブルに酔いしれている、カナダでは80万カナダドル以上の純資産と5年間40万カナダドル預ければ優先的に永住権が発行、居住適地への人口誘導政策、税金は安い方がいいというのは単なるわがままな依存症野郎」
     ⇒ 立木信(たちき・まこと)1963〜。ジャーナリスト。      戦後の日本経済/橋本寿朗/岩波新書/1995「国連分担比率は国民所得額から算出、高度経済成長期の貿易依存度は戦前の半分・内需主導の成長だった」
     ⇒ 橋本寿朗(はしもと・じゅろう)1946〜。経済学。      日本の雇用をどう守るか−日本型職能システムの行方/宮本光晴/PHP新書/1999「米独日の雇用比較、職務システムと職能システム、“人間を幸福にしない日本というシステム”への反論、根本改革は不要で漸進改革すべし」
     ⇒ 宮本光晴(みやもと・みつはる)1948〜。企業経済論。      雇用不安/野村正實/岩波新書/1998「大企業・自営業・中小企業で異なる雇用。倒産数は多くない負債額が多い、無意味な自民党の日本型福祉構想」
     ⇒ 野村正實(のむら・まさみ)1948〜。社会政策論、日本経済論。      変化をさぐる統計学/土金達男/講談社ブルーバックス/2001「回帰分析や相互依存モデルは構造変化が起きると役に立たない、85年までGDPが地価より伸び率が高い・85年から逆転、85年まで商業地は住宅地より地価上昇率が低い・85年から逆転」
     ⇒ 土金達男(つちがね・たつお)1935〜。経済学。      公共事業の正しい考え方/井堀利宏/中公新書/2001「初中等教育は経済にプラス、高等教育はシグナリング効果、社会主義と価格のシグナリング機能、受益者負担の原則」
     ⇒ 井堀利宏(いほり・としひろ)1952〜。経済学。      社会的共通資本/宇沢弘文/岩波新書/2000「農村、都市、学校、車、医療、金融、環境の未来ためするべきこと。二つのレールム・ノバルム、日本の農地を公園にしろ、三里塚農社、ル・コルビュジエの輝ける都市、ジェイコブスの四大原則、スウェーデンの炭素税」
3    日本の教育を考える/宇沢弘文/岩波新書/1998「散漫な内容の自伝」
     ⇒ 宇沢弘文(うざわ・ひろふみ)1928〜。経済学、数学。      団塊漂流−団塊世代は逃げ切ったか/海江田万里/角川oneテーマ21/2007「3000万円以上の貯蓄のある人の割合は上昇している、年金の積立金は5年分ある、外国の積立金平均で1〜2ヵ月分、最も多いアメリカで2年分、日本の製造業海外生産比率は30%・米国とほぼ同じ」
     ⇒ 海江田万里(かいえだ・ばんり)1949〜。衆議院議員、金融経済評論。    ?? 鳩山首相、こうすれば日本は晴れる!/中原圭介/扶桑社新書/2009「今後は主要先進国も0〜1%の成長に留まる、日本人には集団主義の欧米人には独立主義のDNAが受け継がれている、輸出産業への依存度が高い・これは最近のこと、終身雇用に戻せ、子供の学力が低下している・体罰を復活させる」
     ⇒ 中原圭介(なかはら・けいすけ)エコノミスト、ファイナンシャル・プランナー。  
3    日本国債は危なくない/久保田博幸/文春新書/2002
     ⇒ 久保田博幸(くぼた・ひろゆき)1958〜。証券会社債券部。  
2    日本経済の構造改革−平成ニューディール/小川雅弘,編/法律文化社/2001「ドイツでは5人以上の企業に経営評議会がある、日本の税金は米国の1/3、米国は所得税の最高を上げている」    子育ての経済学−ビジネススクールの講義でいちばん受けた話/ジョシュア・ガンズ/松田和也/日経BP社/2010/2008「Parentonomics An Economist Dad Looks at Parenting、週末の出産率は平日より30%低い、嫌われる誕生日4/1と2/29、言うは易く行うは難し、自業自得だって言うんでしょ、トイレに入ってすることをしたらセッケンで手を洗ってください、二人いないとタンゴは踊れない、当然ながら子供同士が遊んでいるのを見るのは面白い、ラチェット効果、努力を褒められた子どもは努力を続けるが知能を褒められた子どもはすぐに諦める、当人に制御可能なものを褒めるなら称賛という報酬は効果を発揮する、本日は晴天。だが経済学者はそれゆえにサングラスの価格上昇の怖れありと警告、レヴィット:親の知的教育の影響は何もしない親と比べても何もない」
     ⇒ ジョシュア・ガンズ(Joshua Gans)19〜。オーストラリア、経済学。
     ⇒ 小川雅弘(おがわ・まさひろ)経済学。  
4    本の定価を考える−再販制はなぜ必要か/出版流通対策協議会編著/新泉社/1992なぜ必要かはこの本ではわからない
     ⇒ 出版流通対策協議会:再販制廃止に反対する。  
2    戦略思考で先を読む!ゲーム理論−別冊宝島/佐々木宏夫,編/宝島社/2004「現実に起こったことを素材にするも全くゲーム理論と関係ないものばかり。中位投票者定理では二大政党制では政策が似てくる、小泉の手法:悪役を作る・放置し暴れるに任せる・批判が沸騰した時点で切り捨てる、交渉:相手の選択肢を奪い自分の選択肢は温存・手の内を隠し相手の手の内を探る、田中角栄の外交術・交渉相手の要求を丸飲みし国内問題に転化する、ルールの違うゲームをする非完備情報ゲーム、デジカメはサンヨーの登録商標、中小企業の成功の要因:できませんとは決して言わないこと」
2    図解「先読み」の技術!ゲーム理論−別冊宝島/佐々木宏夫,編/宝島社/2003「問題がこじつけっぽくてどうも……、戦略型ゲームのじゃんけんと展開型ゲームのチェス」
     ⇒ 佐々木宏夫(ささき・ひろお)1956〜。経済学。  
2△ ?? デフレの正体−経済は「人口の波」で動く/藻谷浩介/角川oneテーマ21/2010「地方講演で素朴な誤解をする人に反論する本・雑談が多すぎ、日本に貿易黒字の国:フランス・イタリア・スイス、96-98年が小売り販売額のピーク、沖縄は就業者が日本唯一順調に増加している、90-95年に失業者が97万人増加・就業者も246万人増加・70年代生まれの人口の多さ、日本では就業者数が景気に連動しない、95年以降生産年齢人口にともなう就業者数の減少・平成不況と実感なき景気回復の正体?、生産性向上がGDPの縮小を招く、高齢者の医療サービスの先買い・流動性が乏しい、生産年齢人口=消費者人口の減少⇒供給能力過剰⇒価格競争の激化⇒GDPの低下、共働き家庭の方が子どもの数が多い、ちなみに以上は私が本も読まずに自分で思いついたことですが」
     ⇒ 藻谷浩介(もたに・こうすけ)1964〜。地域振興アドバイザー。  
3  ? 「現代デフレ」の経済学/斉藤精一郎/PHP新書/1998いかに他人が間違っているか連呼した本。構造改革が雇用を増やす?、不良債権があっては調整インフレは成功しない」
     ⇒ 斉藤精一郎(さいとう・せいいちろう)1940〜。社会経済学、日本経済論、日銀。  
3  ? 規制緩和−市場の活性化と独禁法/鶴田俊正/ちくま新書/1997「裁量型規制からルール型規制へ、大蔵省三分割案、再販制廃止を。論理も証明もない意見の投げ捨て本
     ⇒ 鶴田俊正(つるた・としまさ)経済政策、産業組織論。  
3  ?? 人間とは何か/米倉一良/大学教育出版/1998フロイトとラマルクを支持する理由が不可解
     ⇒ 米倉一良(よねくら・かずよし)1934〜。経済学、日本経済論、人間学。  
3    金貸しの日本史/水上宏明/新潮社/2004「国民一人当たり借金550万、米国独立当時タバコの葉をお金代わりに・良質なものは出回らず、借金を踏み倒す大名"お断り"細川家は代々けしからぬ家柄、18世紀初め江戸:男が女の2倍、閉塞的でお金が回らない社会では金貸しが流行る」
     ⇒ 水上宏明(みずかみ・ひろあき)1955〜。消費生活アドバイザー。  
1 ???? 金持ちいじめは国を滅ぼす/三原淳雄/講談社+α新書/2007「2007年フランス大統領選の投票率は80%以上、選挙に行かず権利を主張する人 ⇒行かない人はほとんどが権利を主張しないので問題になっています、ワーキングプアは何の基準で言うのか ⇒不公平が糾弾されるのは当然です、日本を堕落を感じさせる犯罪の続出 ⇒テレビの見過ぎです・統計を確認しましょう、金持ち優遇を止めて貧乏人だけになったら誰が貧乏人の面倒を見るのか ⇒マクロ経済として有り得ません・またそのためにあるのが国という組織です、投資家の手取りが減れば消費が伸び悩む ⇒投資家の消費など経済にほとんど影響しません、月給と違い株の配当の消費性向は高い ⇒そんなの聞いたことがありません・むしろ逆でしょう、医師優遇課税廃止の影響で開業医が減少した ⇒勤務医から開業医へシフトしている事実に反するのでは、お金を貯めるのは相続税対策 ⇒それは対策というより脱税です、年金返上者を表彰する、年金返上は70歳まで・70歳を過ぎると返上できない、アメリカがどうして短い間に世界の強国になったのか ⇒数百年もかかっています、ロシア3億人 ⇒ロシア人が3億人もいますか、家計の金融資産残高は2006年末に過去最高の1540兆円、株式投資するのは60歳以上という異常さ・株を誤解している ⇒金持ちがみんな60歳以上だからです、巨大や株式市場を始め大きな消費市場を持っている ⇒株式は本当の消費市場とは言えません、家計の金融資産を市場で増やせば収入とすればそれが消費に回り税収拡大から財政赤字を改善 ⇒著者はマクロ経済を勉強し直した方がよろしい・どうも単に証券屋として株をギャンブルと見られているのが不満で株の良さを主張したいだけのようだ・マクロ経済についての無知さには驚愕させられるものがある」
     ⇒ 三原淳雄(みはら・あつお)1937〜。経済評論家、日興証券。  

●● 農業 ●● 
2▼▽  日本は世界5位の農業大国−大嘘だらけの食料自給率/浅川芳裕/講談社プラスアルファ新書/2010「日本の国内農業生産額は8兆で世界五位、農産物輸入額(億ドル):米747独703英535日460仏445、農産物輸入額(一人当たりドル):英880独851仏722日360米244、農産物輸入量(一人当たりkg):独660英555仏548日427米177、対GDP農産物輸入比率%:独2.6英2.4仏2.2日0.9米0.6、農業生産額:1中国2米国3インド4ブラジル5日本、1/4は廃棄されるカロリーベースの計算、5%は自家消費、畑の廃棄は20-30%、中国産野菜の依存率は0.1%、日本の国際競争力が低下すれば自給率は高くなる、日本のエンゲル係数23%は他の先進国に比べて格段に高い、自給率向上政策による被害、国産飼料による牛肉に1kgあたり一人1600円を税として支払っている、国産小麦は低品なのに海外の6倍の価格、農業機械台数:コンバインは米国の二倍の97万台・トラクターは米国に次ぐ191万台・日本は農機だらけ、赤字農家100万戸は年収500万の巨大家庭菜園付き一戸建てに住むサラリーマン・年に一兆の税金が投入、小麦1haの生産費は60万・売り上げは6万、農業者個別黒字化優遇制度、耕作放棄地は不適地を放棄して効率化しただけ、国家の小麦貿易で農水省は年に1056億の特別会計を稼ぐ、世界の生産量の日本の順位:ネギ1・ホウレンソウ3・ミカン類4・キャベツ5・イチゴとキュウリ6・キウイ6・コメ10・リンゴ14・ジャガイモ22、農家の人口比%:英0.8米0.9独1.0日1.6、農業は世界の成長産業、提言:民間版市民レンタル農園の整備・農家による作物別全国組合の設立・日本の品種や栽培技術を国際ライセンス契約・輸出マーケティング・輸出検疫スタッフの増員・若手農家の海外研修制度・海外農場進出の支援、日本唯一の作物団体・日本スプラウト協会・O-157のカイワレ騒動から回復、和郷園のMade by Japaneseの農産物、レタスを輸出する長野県川上村、英国の自給率の低下91年75.3%から07年60.6%に、農業輸出大国オランダは自給率53%、小麦輸入ランキング1イタリア2ブラジル3インド4エジプト5日本、世界の農産物流通の7割は加工食品、日本のような食品加工技術があれば原料を国際価格で購入して輸出できる」
     ⇒ 浅川芳裕(あさかわ・よしひろ)1974〜。農業経営者副編集長。  
2▽   さよならニッポン農業/神門善久/生活人新書/2010「野球場や駐車場が台帳上は農地、90年以降無秩序化、所沢の農地である野球場・耕運機にかければ農地に戻すことができるので農地として管理されている、見た目が駐車場やゴミ捨て場でも農地・農地として補助金を受け農地として軽い税負担、農地と非農地の区別ができずに農業再生ができるのか、農地基本台帳は法定台帳でないので調べると個人情報保護法に抵触してしまう、農業保護の費用・生産者支持推定額PSEは4.2兆円・農業の付加価値額の3.0兆円を上回る、手作り地主・自ら農業を行う傍ら身近な農地を買い集める・村の秩序を維持する・祭りでは金品を振る舞い・水利など集落内での争いごとを調停したり未然に防ぐ・貧乏な家に育ちながら頭が良く延びそうな子供を養女養子にして援助する、第一次大戦を期に軽工業から重工業へ、経済団体の農協が行政下請機関に・補助金の配分など、減反でコメ生産を減らし収入を増やす・カルテル、減反がなければ米価は半減できた農家のコメ手取り価格は1kg220円から130になる、JAは転用収入や兼業機会の確保のため結束、土地持ち非農家120万戸・日本の農地の1/6、平地農業地域でも耕作放棄率は6%、医師資格を緩和しても医療はよくならない・規制は撤廃すればよいというものではない、水田は連作障害を起こさない、PSE%:米国6.85・EU30.53・カナダ13.05・日本47.81、コメの国内価格は1kg300円・関税は341円、1970年以降農家は非農家より平均所得で上回る、平成検地・農地基本台帳の法定化、土地の利用方法を指定する、優良農地にはほとんど相続税がかからない、農地の評価額の自己申告制・キャピタルゲイン課税の強化」
2▼△  日本の食と農−危機の本質/神門善久/NTT出版/2006「食と農の問題は農民と消費者の怠慢と無責任、最近の行政批判は行政と零細農家と土建会社を利している、JAほど法令を守らない組織は珍しい、JAの機能・伝統的農村集落構造を保護し票田の維持につとめる、JAの枠組みを離れた独立系農協の設立を、JAの巧妙な零細農家優遇政策、農家のJA離れは全く認められない、高速道路が当たって土地成金の誕生、優良農地はショッピングセンターや宅地にも適している、日本の農業が儲からないのはおかしい・日本の気候や土壌は植物の生育に適している、農地利用規制を厳格化透明化して市場経済の競争メカニズムを回復させること、農地の転用収入は農業生産の6割に相当、"日本農業の最大の生産物は農地である"、大規模農家は借地で規模拡大・農業で利益を上げるには農地価格が高すぎる、マスコミの情報操作・土建会社と零細農家と政治家と農水省の利益を保護、農地転用権の入札制度・転用面積の上限を設定する、農地の課税評価額の自己申告制・農地を売買すると売買価格と評価額の差額を譲渡利益と見なし厳しく課税する・農地転用の利益を大きくするには評価額を高くする必要があり固定資産税が高くなる・転用待ち農家に厳しくなる、日本の農地問題の特徴:優良農地ほど農業以外の需要が大きい・参加民主主義の未成熟、交通信号や横断歩道の廃止は規制緩和ではない、農地転用の期待があるため農地流動化が進まない、農地について欧米の制度と比較しないのか、転用規制は財産権の侵害ではない・公益に反しない範囲でしか財産権は保護されない・土地は公益性の高い資産・最高裁の結論も出ている、企業の農地所有容認・企業に買わせるため大規模農家に貸さなくなる、地権者エゴにより優良農地が虫食い的に転用されている、社会保険料の食生活連動制、課税評価額の自己申告制度、転用権入札構想」
     ⇒ 神門善久(こうど・よしひさ)1962〜。開発経済学、農業経済学。  
3▼△  わが農業革命−世界一安い米づくりに挑む/兼坂祐/中公新書/1988/1995「農家は米や麦の生産費を知らない、ハリウッド:冬200mmの雨のみで夏は雨が降らない・映画作りに最適、工業が発展し文明が進んでいる国のみが農業先進国、農地改革は土地改良が基本、スペイン一の輸出産業は自動車、ハイブリッド米:稲の一代雑種」
     ⇒ 兼坂祐(かねさか・たすく)1919〜。農業、市議。  
1※△  アメリカに潰される!日本の食−自給率を上げるのはたやすい!/山田正彦/宝島社/2005「ニューヨーク近郊・ガーデンステート競馬場の集団ヤコブ病発生事件・人口11万の町で11年で死者17人・感染牛の骨付きステーキを食べたためか、プルシナー:プリオンたんぱくはアルツハイマー病の原因の可能性あり、日本国内で禁止されるホルモン剤使用牛肉が輸入は許される、中国の毒菜の中毒患者は年に10万人、腐らない中国産シイタケ・ホルムアルデヒドが検出、種子と除草剤がセットの遺伝子組み換え農業・その除草剤に耐性がある・種子は一世代で終わりなので毎年購入・アグリビジネスによる農業支配、米国は農産物の市場価格の1.5倍の補助金を出している、米国の農家所得の46%は国からの補助金、米国通商部の内規に食糧自給率125%を前提として交渉することと記載、米国の関税:落花生・バター・脱脂粉乳は100-163%と高い、食糧自給率アップに支持価格制度を導入したEU・現在はキャップ制度に、各国農家の所得における政府助成金:英国76%・ドイツ50%・フランス52%・日本0.7%、EUでは過去平均3年間を指標価格としてして1割でも下回れば買い支える、EUでは域内の買い入れ価格と国際相場との差額を輸出補助金として輸出業者に支払い、WTOで認められた農業のAMS国内助成総量枠・日本は3兆9729億円、日本はAMS枠の18%使用・米国は75%・EUは64%、農業予算の44%・1兆3124億円を占める公共事業・土地改良と農道、自民党は農家から票をもらい土建業者からお金をもらう、セーフガードよりもコスト差を直接支払いすべき、兼業農家も直接支払い対象に ⇒これはまずい気がする」
     ⇒ 山田正彦(やまだ・まさひこ)1942〜。衆議院議員、弁護士。  
2▼△  「食糧危機」をあおってはいけない/川島博之/Bunshun Paperbacks/文藝春秋/2009「難所は既に乗り切っている、2005年タイの出生率は1.9、教育熱と出生率は反比例、2050年は90億弱、フランスの面積収穫量は1.3tから7tに・50年で7倍に(?)、農業革命は窒素肥料が主役、中山間地の耕作放棄は地方疲弊ではない・単に不要になっただけ、先進国は穀物の押し付け合いを交渉している、アフリカを助けるなら穀物を輸入してあげること、世界の穀物在庫の低下はIT革新により物流が進歩したため、2004年の石油消費量は37億t、世界のサトウキビ栽培適地すべてでエタノールを生産すると28億t石油相当のエネルギーが得られる、アメリカのトウモロコシバイオ燃料は価格競争力なし、ブラジルとアルゼンチンの食料生産の余力は大きい、人口の五割増しでも農地を増やす必要なし、2007-8年の食料価格の暴騰は金融現象、主要穀物輸出国は6つ・アメリカ・フランス・アルゼンチン・オーストラリア・カナダ・ブラジル、穀物輸入国は日本・韓国・中近東産油国、1960年のカロリーベース自給率は8割・60年より輸入が増えたのは油と飼料穀物のみ、中国農業部・購買力があれば自給率は20-30%でもよい、フセインのイラクでも食料と医療品は禁輸されず」
     ⇒ (かわしま・ひろゆき)1953〜。農学、システム工学。  
2△   いのちをはぐくむ農と食/小泉武夫/岩波ジュニア新書/2008「ECの人へのアンケート・定年後もう一度仕事ができるとしたら・60%は農業と回答、食糧自給率・英70・独84・米128・フランス122・カナダ145・オーストラリア237、ヨーロッパの農家の収入の60-70%は国からの補助金、大分県大山町の農家の1/3は年収1000万以上・キノコ類の割合が高い、長野県川上村レタスとキャベツで日本一高収入の農家、大豆は連作障害を起こす・根に特殊な根粒菌をつけて共生、豚肉の豚の52%は日本・飼料自給率が10%なので自給率は5%、水を分解して水素を作る水素菌、p63の水素爆弾の説明は変では?、水素菌の餌として生ゴミ、沖縄の男性は若いほど寿命が短い、血液が酸性になるアシドーシス・肉ばかり食べる、ミネラル不足でキレる・アドレナリンの分泌を抑えるミネラル、今のトマトは水に浮くが以前は沈んだ・ミネラルが多いため・化学肥料ではミネラルが少ない、魚の脂は融点の低い不飽和脂肪酸、畑は焼畑・畠は焼いてない畑、福島県須賀川市吉田一郎・堆肥の発酵槽を作る」
     ⇒ 小泉武夫(こいずみ・たけお)1943〜。醸造学、発酵学、食文化論。  
2△ ? 日本の農業を考える/大野和興/岩波ジュニア新書/2004「2003年にタンチョウが農薬中毒で死亡、アメリカやEUでは農業者に一定のお金を払う直接支払いの制度、モンサント社:農薬・種子・医薬品の化学会社・多国籍アグリビジネス、大豆・世界の作付面積の62%が遺伝子組み換え、フィリピンのネグロス島・1980年代・人口の2%が90%の土地を所有、日本の農薬使用量はアメリカの9倍、環境ホルモンの恐怖 ⇒これは既に否定されたのでは?、アメリカ政府・不足払い制度を復活・市場価格が生産費以下になったらその差額を補填する制度」
     ⇒ 大野和興(おおの・かずおき)1940〜。脱WTO草の根キャンペーン事務局長、農学。  
1○   奇跡のリンゴ−「絶対不可能」を覆した農家 木村秋則の記録/石川拓治/幻冬舎文庫/2011「農薬も肥料も使わずたわわにりんごを実らせる、危険から守り給えと祈るのではなく危険と勇敢に立ち向かえますように。、Let me not pray to be sheltered from dangers but to be fearless in facing them.、まだ50代、現代のリンゴと昔のリンゴは品種が違う、エデンの園のリンゴ・旧約聖書にはリンゴと記載されず、明日は明日みずから思い煩わん。一日の苦労は一日にて足れり、雑草を抜くな・雑草が土を耕す、私はリンゴの葉と自分の歯を引き替えにしたんです、リンゴの木より背の高いトマト、無農薬八年目で開花、隣の畑が自分の畑に接したリンゴの木を全部切ってくれた、秋の始めに一度雑草を刈る、リンゴの根はカイドウ・葉は接ぎ木したリンゴの葉、肥料をやらないと根が深い20m以上・通常は数m」
     ⇒ 石川拓治(いしかわ・たくじ)1961〜。ノンフィクションライター。    食料自給率100%を目ざさない国に未来はない/島崎治道/集英社新書/2009「実質的な自給率は20%前後、日本の農地価格は米仏の30倍、F1品種市場を独占するモンサント社、水気耕栽培、ネギ100円・農家の収入は24円、農家労働時間の半分は選別と荷造り、都道府県自給率・北海道東北新潟は100%前後」
     ⇒ 島崎治道(しまざき・はるみち)1939〜。農業・食料論。      農村の幸せ、都会の幸せ−家族・食・暮らし/徳野貞雄/生活人新書/2007「九州の赤とんぼの95%は中国から、赤とんぼやホタルは稲作昆虫、ホタルは流れのある用水が産卵場、飯沼二郎:モンスーンの除草農業・乾燥地帯の保水農業、農協は集荷業者、穀物自給率は28%、カロリーベースは40%、お茶碗一杯のご飯は20円、昭和35年頃まで消費者はいなかった・8割は農村居住者、農学の欠点は消費者を分類しないこと、価値を知りお金を出す・分裂型・健康志向・無関心、日本の消費者の化け物化、夫婦別姓にすれば娘から家系が残る、益虫と害虫の研究はあるがただの虫の研究がない」
     ⇒ 徳野貞雄(とくの・ただお)1949〜。地域社会学、道の駅の命名者、食と農の専門家。      食料自給率のなぜ/末松広行/扶桑社新書/2008「フードマイレージ:食料輸送の環境負荷の指標・アメリカの3倍・英独の5倍・フランスの9倍、水資源への負担・食料輸入は水の輸入」    地域の力−食・農・まちづくり/大江正章/岩波新書/2008「考え方は宮沢賢治に行動は田中正造に学べ、マウスはクリック時に動きやすい・お年寄りは動くものが苦手、徳島県上勝町・米の売り上げ300万・木材3000万・葉っぱが2.5億、EEC自給圏:Food・Enegy・Careは自給されるべき」
     ⇒ 大江正章(おおえ・ただあき)1957〜。ジャーナリスト、編集者。  
     ⇒ (すえまつ・ひろゆき)農林水産省。  
3    農業IT革命−地産地消システムと農村地域総合情報システム/塩光輝/農文協/2001「農村地域のITの現状報告のその展望。大型TVを買うとビデオデッキも買う、顧客が過去に何を買ったか」
     ⇒ 塩光輝(しお・こうき)1947〜。農業情報学。  
2   ■日本の農業/原剛/岩波新書/1994
     ⇒ 原剛(はら・たけし)1938〜。台南。毎日新聞。  

●● 経営−企業の姿を知る ●● 
2▼△  貧困のない世界を創る−ソーシャル・ビジネスと新しい資本主義/ムハマド・ユヌス/猪熊弘子/早川書房/2008/2007「06年1億人がマイクロクレジットを利用、ソーシャル・ビジネス:投資を取り戻すことはできるが配当はない・損失もないが配当もない・グラミン銀行やグラミンダノンなど、CSR・財務と社会と環境の利益・財務が決定権を持つ、補助金や寄付に依存するのは慈善事業、2種類のソーシャル・ビジネス:社会利益を追求する企業・貧しい人の利益を追求するビジネス、ソーシャル・ビジネスは社会的企業の一部、PMBは利益で動く・ソーシャル・ビジネスは人間と地球のために動く、貧困の理由:原料を買う現金を金貸しに頼った・金貸しが製品価格と利息を決めるため儲からず・42世帯で27ドル以下の借金のため儲けを出せず、グラミンとは村、1983年グラミン銀行誕生、バングラデシュで700万人に貸し出し・97%は女性、家庭が生産単位で自己雇用で生計・経済学の見落とし、男性・女性・子どもは一種類の労働者ではない・能力とニーズが違う、グラミン銀行は金融以上のことも・奨学金や進学ローン、国際的援助500億ドルの少なくとも5%をマイクロクレジットのサポートに・25億ドル、イギリス政府がインドで織物製造を禁止・違反者は法律で親指切り落とし、携帯電話の出現前・交渉力が低い・市場が遠いため拒絶できない、赤ちゃんの96%は家で出産、貧困撲滅は平和に・ノーベル経済学賞でなく平和賞受賞、貧しい人に技能を紹介するより能力を開花させること、人はお金だけに動機づけられると誰が決めた、電話を見たこともない貧しく読み書きのできない女性に携帯電話を販売、マイクロクレジットとITが貧しい女性に力を与える、犯罪に動かない警察に首相官邸に電話と脅す、バングラデシュの人口20%3000万人は標高1メートル以下に家がある、ウォーレン・パフェットに健康保険のソーシャル・ビジネスを勧める」
     ⇒ ムハマド・ユヌス(Muhammad Yunus)1940〜。バングラデシュ。グラミン銀行総裁、ノーベル平和賞受賞、経済学者。  
2▼◎  フェアトレードの冒険−草の根グローバリズムが世界を変える/ニコ・ローツェン、フランツ・ヴァン・デル・ホフ/永田千奈/日経BP社/2007/2002「神父とボランティア青年の公正貿易物語、独自ブランドか品質保証ラベルか、マックスハベラー・インドネシアで人々の権利を守るため奔走したオランダ人主人公・エドワード・デッカーの小説より、UCIRI・生産者組合、コーヒー有機農業でヘクタールあたり収穫量が5袋から12袋に、有機農業は最初の数年は利益が出ない、典礼学者で詩人のヒューブ・オーステルフィス・祈りと歌を融合させた言葉、ソリダリダードの活動:権利を主張する権利・経済活動をすべての人に・信仰と人生、フェアトレードに復讐・37人の死者、メキシコ革命で150-200万人の死者、カカオが実を付けるのに20年必要、EUの介入がバナナ市場をバナナ輸入ライセンス市場に、ナオミ・クライン:フェアトレード商品は問題を非政治化するだけ、生産者の収入のため消費者に出費を求めるのは難しい、トロピカルフルーツのアグロフェア・衣料品のクイチ、生産者参加型起業を作る、フェアトレードはまだ始まったばかりだ。やるべきことはまだたくさん残っている」
     ⇒ ニコ・ローツェン(Nico Roozen)1953〜。オランダ。支援団体ソリダリダード代表、マックスハベラーの創立、アグロフェアの起業。      世界に広がるフェアトレード−このチョコレートが安心な理由/清水正/創成社新書/2008「グリーンウォッシュ・エコウォッシュ:フェアトレードラベル認証、大企業を中心とする認証型フェアトレード・FLO・商品を認証、国際フェアトレード連盟IFAT加盟団体など提携型・組織を認証、偽善ではないかと悩む心自体がすでに善なのです」
     ⇒ 清水正(しみず・ただし)1965〜。国連FAO、熱帯林業。  
3△   なぜビジネス書は間違うのか−ハロー効果という妄想/フィル・ローゼンツワイグ/桃井緑美子/日経BP社/2008/2007「サイモンの旅行定理:旅行するより図書館の方が速く安く簡単に外国について学ぶことができる、ファインマン:科学とはこうしたらどうなるかという形に変換できる疑問に答えるための手段、ソーンダイクのハロー効果:優秀なものはすべての点で優秀と認識される、企業パフォーマンスを決定する要因と思っている多くの事柄は業績を知ってそこに理由を帰した特徴に過ぎない、エクセレント・カンパニー:データは捏造した、資本主義を動かす原動力はイノベーション・新しい製品・新しいサービス・新しいビジネスの手法、優れた人材が成功に導くのでなく成功すると優れた人材が揃っていると見なされる、ビジョナリー・カンパニー2のメッセージ:目標を絞ってねばり強く追いかければどんな企業も偉大になれる・目標を明確に設定して不屈の精神でやり遂げろ、第五水準のリーダー・ストックデールの逆説・カッテージチーズを洗う・ハリネズミと狐・弾み車と悪循環、偉大な企業は安定した業界の企業に過ぎない、企業パフォーマンスは相対的・他社以上にうまくやらなくては駄目、インテルのアンドルー・グローヴ:21世紀のビジネスリーダーの最高モデル」
     ⇒ フィル・ローゼンツワイグ(Philip Rosenzweig)経営学。  
3▼△  ビジョナリー・カンパニー2−飛躍の法則/ジェームズ・C・コリンズ/山岡洋一/日経BP社/2001/2001「経営陣の報酬の形態は関係なし、ビジョナリー・カンパニーの前編、第五水準の指導者・謙虚だが力強い、無私の経営者・奉仕型の経営者、幸運と自覚、失敗の原因を不運と自覚した、窓と鏡:成功したときは幸運・失敗は自分の責任、個人的な野心と謙虚さの矛盾・第五水準の指導者が少ない理由、指導者は社内からの昇進・外部から招聘することは少ない、何をすべきからでなく誰を選ぶかから始める・環境の変化に適応しやすい、経営陣への報酬より経営陣を選ぶこと、最高の人材は管理の必要がない・指針のみでよい、最高の人材は問題解決でなく最高の機会の追求に使う、従業員の意欲を引き出すのではなく意欲をくじかないようにする、最後には勝つという確信と現実の直視、真実が上司に届く社風:質問で指導・対話と論争・非難せず分析・情報伝達の仕組み作り、何をするか自負心でなく能力で決める、妻はハワイ鉄人レースで優勝・世界チャンピオン、やるべきリストより止めるべきリストが重要、技術は勢いを促進するが勢いを作るわけではない、偉大な企業への飛躍は外からは劇的で革命的・内部からは小さな積み重ね、偉大さの永続に基本的価値観が不可欠・ただし何が基本的価値観かはさまざま、BHAG:Big hairy audacious goals:社運を賭けた大胆な目標、なぜ偉大でなければならないか・自分にとって大切な仕事なら偉大さを求めずにはいられない・問いが出るのは仕事選択を間違えている」
     ⇒ ジェームズ・C・コリンズ(James C. Collins)経営コンサルタント。  
3▼△  21世紀の国富論/原丈人/平凡社/2007「買収と売却の繰り返しでアメリカの工作機械メーカーは衰退、IT産業の次はどんな基幹産業か、グロスマージン100%のマカフィー、時価会計と減損会計は景気の振幅を激しくする、必要以上のリストラで株価を下げストックオプションを付与し株価が上がったら行使する・CEOゴロ、公開企業のストックオプションを廃止すべき、ストックオプションは本来オーナー以外の人々に低い金額で株主になってもらうための機会、会社は株主のもの・株主価値が最高のときに会社を解散するのがベスト、IT産業は新しい製造業、ソフトバンク・楽天・ライブドアはサービス業、物的工業製品から知的工業製品へ、機械が人間に合わせる方法、2015年頃にはパソコンの姿が消える、1979年起動に2分・今も変わらない、ピア・トゥ・ピアがインターネットの本来の在り方、PUC:パーペイシブ・ユビキタス・コミュニケーションズ、ハードとソフトを分けることができない、ソフトウエア分野における産業革命・IFX理論・インデックス・ファブリック理論、ユビキタス・コンピューティング:使い勝手の悪いコンピュータが遍在しても仕方がない、ベンチャー・キャピタル=事業持ち株会社、ベンチャー企業の会計は倒産直前の会社に似る、ベンチャー・キャピタルに代わるリスクキャピタル、経済が文化をつくり技術が政治をつくる、ソフトウェア・スイッチング、XVD、ものごとの数値化が手段と目的の転倒を生む、企業の中長期経営に必要な内部留保を狙うモノ言う株主、大幅な増配には過去の株主にも分配、株主権を行使するなら最低五年の株式保有を義務づける・アメリカの企業経営者にも賛同が多い、低税率の国を実現して日本に外国企業を呼び込む」
     ⇒ 原丈人(はら・じょうじ)1952〜。ベンチャー・キャピタリスト。  
2▼※  グラミンフォンという奇跡/ニコラス・P・サリバン/東方雅美・渡部典子/英治出版/2007/2007「93年バングラデシュ・一人当たりGDP220ドル・成人識字率37%・国土の80%に電気なし、賄賂しなかったため電話を引くのに27年待った男性、バングラデシュ独立戦争・死者は100-300万人、カディーア:つながることは生産性だ、政府に対抗しうる勢力のグラミンフォン、グラミン銀行・5人グループを作らせる・信頼関係を担保にする・借り手の96%は女性・金利は返済とともに低下する、イスラム法は金利禁止・借り手による所有・株式を借り手が保有する、各村の女性一人に携帯電話を持たせ農村部に通信網を生み出す・ビレッジフォン、モバイルバンキングとマイクロファイナンス、スターリングエンジンとエマージェンス・バイオ・エナジー、国民一人当たりGDP1ドル? ⇒誤植かな?」
     ⇒ ニコラス・P・サリバン(Nicholas P.Sullivan)ジャーナリスト、情報通信技術、グローバル経済。  
2▼○  捨てよ!先端技術/森谷正規/祥伝社/2004「比較優位の観点から合う技術と合わない技術・経営の良し悪しの4分類、合う良い:トヨタ・ホンダ・キャノン・NOK・キーエンス、合う悪い:日産・三菱、合わない良い:シャープ・エルピーダメモリ・シマノ・樹研、合わない悪い:富士通・東芝・日立・ソニー、すり合わせ型製品の自動車・モジュール型製品のパソコン、韓国の強み:財閥系のサムソンの意志決定スピードの速さ、台湾の強み:台湾半導体のファウンドリー、日本の強み:電子部品の特別の素材と高度な加工、身体熟練型技能と思考熟練型技能、顧客に答えるマーケットイン・企業のできる力を出し切るプロダクトアウト、反対を押し切りフレックス制度を廃止したキャノンの御手洗、終身雇用は技術の流出を防ぐ、営業利益率45%のキーエンス、国家意識の大きな日産、自由闊達やりたいことをやるソニー・会社の集中な必要な開発競争と矛盾、松下電器・家族主義経営から離脱、エルピーダメモリの社長坂本幸雄・倉庫番から出世、自転車のインテル・シマノ・専務の島野敬三・タイトスカートにハイヒールを履いて自転車に乗ってみる、樹研工業の創業社長松浦元男:中小企業がやってはいけない競争:価格・規模・品揃え・若者を育てるには規則を作らないこと・自己資本率を40%以上に・会社の財布と個人の財布を一緒にする、深い蓄積の必要な素材と加工、多分野の技術を必要とする総合力、アナログ技術こそ日本に有利、後発国が強いのは一点突破、デジタル技術は後発国有利、野球型企業:自動車産業、ラグビー型企業:キーエンス」
2▼○  中国経済 真の実力/森谷正規/文春新書/2003「模造品メーカー新大州と合弁したホンダ、ギャランツ格蘭仕の世界の電子レンジの3-4割のシェア、電機産業と自動車産業の違い・国際競争のパラドックス・先進工業国は技術の成熟した自動車産業で国際競争力が維持できる、EMS・開発と生産の完全分離、台湾の産業空洞化95⇒00年:製造業72%⇒53%・中国での生産が14%⇒32%、珠江デルタ地域:労働力の質が高く賃金も低い・田舎育ちで視力が良い・3-4年で故郷に帰る・十分稼げる・農村戸籍なので永住できない、部品メーカーが7万社、世界家電メーカーの競争力:シャープ7位・東芝8位・海爾9位・日立10位、米国小型冷蔵庫市場で海爾は3割のシェア・60cm以内に近づくとスイッチの切れるテレビも発売、三洋電機の利益の過半は半導体や二次電池、4トンある防弾つき乗用車紅旗、中国の強いのは家電製品や情報機器の大量生産製品と部品生産、国有企業は30%を切る、1%の成長で200万の雇用・7%で失業問題を現状維持できる、ソニーのセル生産方式」    「勝ち組」企業の七つの法則/森谷正規/ちくま新書/2003「同じものから違うものへ。社会需要が日本を救う、総合電器メーカーの苦戦、技能オリンピック金メダル16個のデンソー、洗剤の入らない洗濯機、排気の出ない掃除機、ターンテーブルのない電子レンジ、技術開発の研究者が社長になった三洋電機、ソリューション・ソフトウエア・コンテンツ、上司に反論できるリコー、産業クラスター計画、1973年から10年間原油消費量は横ばいに、経営者:米国の腐ったリンゴ・日本の古いリンゴ」
2※   ナノテクノロジーの「夢」と「いま」/森谷正規/文春新書/2001「情報・医療・環境・素材の四分野、ナノチューブ:ファイバーとして最強・銅より電気を伝える・ダイヤモンドより熱を伝える・高熱に耐えアルミより軽い」
3※   日本・中国・韓国産業技術比較/森谷正規/東洋経済新報社/1980「理工系が生産現場に配置される日本・研究設計の職務につく欧米、韓国人は論理的に納得しないと動かない、中国人は具体的現実的で観念的傾向がない、李朝は貴族と農民の二重構造社会・地方文化や伝統が弱い、日本の加工・小型・緻密・繊細の美、韓国の自然・素朴・粗豪の美的感覚、藩としての集団意識がそのまま企業に移った日本、日本における公私の峻別、中国のアカデミック指向・科学者の位置づけが日本より高い、78年釜山の技能オリンピック31競技中22が韓国に、韓国:創業者のワンマン管理・労働者の企業定着率が低い個性が強く協調性は高くない・地縁・地縁・学縁が強いのがアメリカとの違い、中国の細かな縦割り・横の連絡の悪さ・他人の職務範囲に関心を持たない・自分とその周辺のみに関心を持つ、日本の接ぎ木・韓国の移植・中国の種から育成、日本人は同質性が高く中国人は同質性が低い、日本は昭和30年代まで学歴の給与格差が大きかったが賃金上昇とともに縮小」
     ⇒ 森谷正規(もりたに・まさのり)1935〜。現代技術論。  
1◎▽  道具にヒミツあり/小関智弘/岩波ジュニア新書/2007「ボールペンの回転速度は時速200kmで走る車に等しい、触図筆ペン・目の見えない人のための絵筆、偽札を判定できる"判定くん"、日本の消しゴムの中身はほとんどがSEED製、100mのファスナー、宇宙服用の気密ファスナー、社会の窓のファスナーは左にカーブ、ヨーロッパでは築10年より築50年のアパートの方が高いことも、ボーイング787の中型機の1/3は日本製、小型で4弦の楽器"音来"さらに小型の"奏生"、中村清:若いときに流さなかった汗は老いたのちに涙になって返ってくる、刃物の切れ味を耳で聞く、重心と中心のズレのない砲丸、挽き目の筋が残る・挽き目のある砲丸が使用禁止、形状記憶樹脂によるスプーンとフォーク・障害者個人に合わせた形状にできる」
2▼○∪ 働くことは生きること/小関智弘/講談社現代新書/2002「百分の一ミリを髪の毛で体感・個人の髪の太さの違い、三枚合わせ・ともずり・板を三枚を2枚ずつ合わせて平面を確認する、言葉が立派でも仕事で信頼されなければ通じない、働く・傍を楽させる、大田区の馬込文士村、詩人中野重治、小説・芝居・絵何でも詩心がなければ嘘だ、記事に困ったら動物園に行け・不景気になったら町工場に行け、いつか書けるでは一生書けない、観客はお金を払って説教を聞きに来るのではない・人間がドラマを生む、芝居に必要なのは会話でなく対話、柳父章の思想を表現することば、粋な旋盤小粋な仕上げ馬鹿でもできるターレット、粋なスリ師に小粋なノビ師強盗強姦馬鹿がする、まず書いてみる・後は手が教えてくれる、多品種少量製品は下請工場に、鋼を削るためのメモノートがNC旋盤の適応に、NC旋盤・数値制御旋盤・ニューメリカルコントロール、1981.7.4ロボットの殺人・五ヶ月後に読売新聞が報道」
     ⇒ 小関智弘(こせき・ともひろ)1933〜。ベテラン旋盤工、作家。  
2▼○  韓国企業モノづくりの衝撃−ヒュンダイ、サムスン、LG、SKテレコムの現場から/塚本潔/光文社新書/2002「韓国は世界のテスト市場・デジタルインフラが小さく整備されている、品質よりデザインに特化して勝負、米国勢の反撃に乗じて躍り出たサムスン、ブロードバンド並みの通信速度を持つ携帯電話、韓国では携帯は首にぶら下げる、LG電子:金星とラッキーを合わせてLG・白物家電の最大手、日本は技術指導型の提案型の商品が多い・韓国は顧客主導型・韓国人の議論好きのため消費者の声が大きい、走りながら考える国、LG電子のプラズマパネル製造ライン・歩溜まりは日本メーカーよりよい、組合のないサムスン・徹底した社員教育、韓国の男性は徴兵制により目標管理の訓練を受けている、仲間意識の強いヒュンダイ、家族的雰囲気のLG、ビジネスに徹底したサムスン」
     ⇒ 塚本潔(つかもと・きよし)1946〜。国際ビジネスジャーナリスト。  
2▼△  使える弁証法−ヘーゲルが分かればIT社会の未来が見える/田坂広志/東洋経済新報社/2005「物事は螺旋的に発展する、螺旋は上から見ると元に戻るように見えるが一段高くなっている、懐かしいものがさらに便利になって戻ってくる、進化の本質は多様化、我々の人生の長さに比べ世の中の変化が速くなり螺旋の動きが見えるようになった、螺旋的発展で何が復活するかを読み・合理化と効率化で何が消えたかを見て・なぜ消えたか考え・新しい技術や方法でどう復活できるか考える、存在するものは合理的である=現実に世の中に存在したものには必ず意味がある、コンビニにおける均質化と個性化の螺旋的発展、アマゾンは書籍の代理販売でなく代理購入、次の主戦場を読み先回りする戦略、マーケットで量が質に転化する時期・キーワードが忘れられたかが目安、亀井勝一郎:割り切りとは魂の弱さである」
     ⇒ 田坂広志(たさか・ひろし)1951〜。社会企業家の育成と支援、シンクタンク・ソフィアバンク、工学。      ケチャップの謎−世界を変えた“ちょっとした発想”/マルコム・グラッドウェル/勝間和代/講談社/2010/2009「What the Dog Saw Part One、人間は他者の心や関心をいかにして知ることができるのか、すべてはここからはじまったんだ、説教してもらう必要はない。必要なのは秘訣だ、ドゴン族の女性の生理は生涯でおよそ100回・現代西洋の女性は350-400回、授乳によって生理がなくなる、生理は癌発生のリスクを高める、犬にとって人間は歩く巨大なテニスボールなんです」
2※▽  第1感−「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい/マルコム・グラッドウェル/沢田博・阿部尚美/光文社/2006/2005「カードゲームの実験・意識する前に危険回避する・汗ばむストレス反応、ゴッドマンの感情分類、結婚が長持ちするには好意的感情が敵対的感情の5倍以上必要、離婚予測はパターン認識、防衛・はぐらかし・批判・軽蔑、軽蔑が最も重要、15分の部屋の観察は長年の知り合いより相手を理解できる、個性の主張/周囲からどのように見られたいか・ハーバード大学の卒業証書、行動の痕跡/脱ぎ捨てられた服・アルファベット順のCD、思考と感情の制御/アロマキャンドル、医者が医療事故で訴えられる・ミスの回数と無関係、訴えられたことのない外科医・診察時間が3分以上長い・診察の時間配分の明示、アメリカ史上最悪の大統領の一人ハーディング、男性CEOの平均身長は182cm・アメリカ男性平均は175cm、182cm以上はアメリカ男性の14.5%・CEOの58%は182cm以上、188cm以上はアメリカ男性の3.9%・CEOの約1/3、身長2.5cmは年に783ドルに相当、一目で車を買いそうかはわからない、バン・ライパー:戦争は先が見えないむちゃくちゃで連続性のないもの・戦闘のさなかに合理的分析はふさわしくない、ビジネストレーダーとの類似、即興芝居・登場人物がその場で起きたことをすべて受け入れるとユーモアを作りやすい・相手の言うことを否定しない、情報が増えると判断の正確さは変わらないのに自信だけが増す、ペプシはコークより甘い、市場調査:よくない製品となじみがないだけの製品の違いをとらえられない、おいしさの判断・美味しい理由を列挙させると判断がおかしくなる・思考プロセスを書き出すと洞察力が低下する、トムキンスとエクマンの表情を読む力、警官の90%は一度も人を撃つことなく職務を終える、心拍数が115-145のとき適切な判断ができる、人種差別を巡る大規模暴動の3回はカーチェイスの後の警官の行動により引き起こされた、パトカーを二人から一人に変更・一人だと物事をゆっくり進めるがチームだと早く終わらせようとする」
3▼▽  ティッピング・ポイント/マルコム・グラッドウェル/高橋啓/飛鳥新社/2000「社会現象の雪崩発生ポイント、記憶に粘る、コネクター=媒介者:顔の広さは技術・切手のように知己を集める、メイヴン=通人:情報通、感情のセールスマン、セサミ・ストリートvsブルーズ・クルーズ、年少の子どもに反復、150人以下にルール不要、1/5の喫煙者は毎日は吸わない」
     ⇒ マルコム・グラッドウェル(Malcolm Gladwell)1963〜。記者。  
1▼△  世界一の金持ちになってみろ!/堀江貴文・竹村健一/太陽企画出版/2004「シニア層ターゲットだけでは景気回復しない、シニア層の資金を若者が使いやすくする、Jリーグ選手はプロスポーツビジネスについてのレクチャーを受ける、企業融資は儲からない・儲かるのは投資、アメリカの1ドルで変える株式・子どもの誕生日にディズニーの株をプレゼント、パソコンになれたインターネット・ネイティブ、近鉄買収は近鉄関連銀行からの打診、同僚10人による評価が給与が決まる、若者は広く薄く搾取されている、時給を考えて行動する」
     ⇒ 堀江貴文(ほりえ・たかふみ)1972〜。株式会社ライブドア代表取締役。  
2▼○  変わる商店街/中沢孝夫/岩波新書/2001「一番店が輝いていた時期は1960年頃、まほろばの里高畠、日本に一周遅れで大型店舗に反発の出てきた米国、大店法の影響:郊外に大型店・市街地にコンビニ、ダイエーのかつての拡大はIT成長以上、アメリカのスーパーから生まれたカンバン方式、ジャスト・イン・タイム:在庫不要で倉庫なし・道路が倉庫になり渋滞を生む、楽天の売り上げ6億・株式資金466億・機関投資家に変身するしかない、POS:販売時点情報管理システム、多様な産業の混在が必要」
3※○  中小企業新時代/中沢孝夫/岩波新書/1998「中小企業:企業数の99.1%・従業員の78%、円安で90円でもやっていける引き下げられたコストが大企業の利益、創業3年以内に90%の会社は消える、白田製作所の研磨技術、平出精密の精密板金、サヤカのプリント基板の切断機、ニッショー機器のレーザーセンサー"たち一発""ろく一発"、日本のシリコンバレー:大田区・東大阪市・八尾市、竹中製作所の腐食しないねじ"タケコート1000"、ナミティの線材、日進精機の金型、モノづくり:能力のある普通の労働者の厚み、92-97年自動車部品の価格は半減・不良品発生率は1/4000-5000、非正規従業員の賃金を含めて比べると日本人の賃金は高くない」
     ⇒ 中沢孝夫(なかざわ・たかお)1944〜。経済評論家。  
2▼○  社会起業家−社会責任ビジネスの新しい潮流/斎藤槙/岩波新書/2004「ベン&ジェリー、ホームレスのシェルター施設運用費用入居一人当たり年25000ドル、刑務所服役囚一人当たり46000ドル、精神病院入院患者一人当たり160000ドル、コモングラウンドは10000ドル、NPOのような企業・企業のようなNPO、社会志向を持った企業と地域課題に取り組む事業体・企業の社会活動・事業型NPO、グリーンページ:環境にやさしい企業を集録、アメリカ・新会社の70%は8年以内に廃業、株主行動:環境破壊や児童労働などの問題経営の会社の株主となり改善を求める、グリーンMBA、全農地の3%が綿・農薬の25%を使用、ローカル・エコノミーへと動くべき、よりよい世界のためのショッピング/CEP、有力企業の社会貢献度調査/朝日新聞社、労働環境の国際規格SA8000、環境というと企業が弾いて広告が入らない・本来は逆、シャンプーとリンスを区別するギザギザ、日本が世界に先駆けるバリアフリー商品、打ち水大作戦・34万参加・1℃低下、02年起業率百人当たり%:日1.8・米10.5・中12.3・韓14.5・世界平均8%」
     ⇒ 斎藤槙(さいとう・まき)1967〜。コンサルティング会社ASU、企業の社会責任度調査、電通。  
1○   ウェブ人間論/梅田望夫・平野啓一郎/新潮新書/2006「世界のブログで使用頻度の最も高い言語は日本語、本のタイトルをグーグルで空いているスペースからつける、パリでパソコンをリビングに置きましょうという運動、アメリカではアマゾンにより本の総売上が増えた、はてなの取締役になるにはスター・ウォーズを全部見る必要、梅田:時間の節約を意識し付き合いたくない人とは付き合わない、羽生:インプットの質がよくなったから人間はどんどん頭がよくなる」
3▼△  ウェブ進化論/梅田望夫/ちくま新書/2006「世界政府のシステムをグーグルが作る、群衆の叡智wisdom of crowds、インターネット・チープ革命・オープンソース、巨大や情報発電所、グーグルのエンジニア・歌手でギタリストで神経外科医のジム・リース、博士号のエンジニアが泥仕事を毎日必死でするのがグーグル、時価総額社員一人当たり20億超、アドセンス:ウェブの内容を児童識別し広告を自動掲載する登録制無料サービス、博士号社員をあまねく置いて研究者のように行動させる、20%はオリジナルな仕事をさせる、日本の出版点数は7万、アマゾンの売上の1/3は一般書店で在庫のない本、ブログと日本の中間層の厚さ、人気ブロガーfinalvent、アフィリエートとアドセンスで月10万が限界、発展途上国では生活コストの差で大きな収入に、コレラ問題がネット協力で解決・オープンソース現象、ブッククロッシング:本を公共空間に放置・無償の図書館に、ソーシャル・ネット・ワーキング:ミクシィ200万とグリー25万」
     ⇒ 梅田望夫(うめだ・もちお)1960〜。情報科学、はてな取締役。  
2○▽  戦略思考のすすめ/河瀬誠/講談社現代新書/2004「市場タイプ:砂漠型.OSなど・サバンナ.自動車.製鉄・熱帯雨林.食品.衣料、企業のスタンス:リーダー・チャレンジャー・ニッチ・フォロワー、政治家:都会と地方で4倍差・高齢者と若者で3倍差・地方高齢者以外は政治家の客ではない、オタク・解決者/キャズム/先進者・一般者・無関心、回収エンジンからみたビジネスモデル:標準型・受注生産型:デル・撒き餌型:携帯電話.プリンタ・分け前型:新聞.保険.不動産店・エステ型:英会話.ゴルフ場・無料型:テレビ.ネット、レンタルビデオは延滞収入で稼ぐ、リス&リターンからみたビジネスモデル:標準・バクチ型:映画.音楽.ゲーム.出版ほとんどは赤字、バクチ胴元型:競馬.宝くじ.生命保険・市場の胴元型:デパート・リスク裁定型:事業保険、現代中国の役人不正は昔の共産中国よりたいしたことない? CEO最高経営責任者、COO最高執行責任者、何を選択すべきかは重要度と難易度のやるべきことマトリックスで決める、理系離れの原因・文系より生涯賃金が2割低い」
     ⇒ 河瀬誠(かわせ・まこと)1964〜。メディア系ベンチャー企業で事業企画、MBA。  
1▽△  「せまく」売れ!「高く」売れ!「価値」で売れ!/藤村正宏/オーエス出版/2003不景気ではない? 意味が違うでしょ、人に良いと書いて食、行ったことのあるホテルからまりも茶んが届く、バカ売れするにはワケがある、"いらっしゃいませ"とは言うな、入口には絶対必要ではないが生活に潤いを持たせる商品を置く、テーミング:分類を越えてテーマで陳列、東京ディズニーランドのトイレには鏡がない、遊ばざるモノ働くべからず」
     ⇒ 藤村正宏(ふじむら・まさひろ)1958〜。コンサルタント、映画製作、演劇学。  
1○∪  ランチェスターの基本戦略がわかる本/日本ランチェスター協会/知的生きかた文庫/2002「ユニクロのフリースだけ戦略、弱者の戦略:地域を細分化して強者の死角に一点集中攻撃・接近戦を挑め・何でもいいからナンバーワンの実績を作る、サンイチの原理:3倍差がつくと逆転不能、プラトー現象の終わりが後発組参入のタイミング、グー・パー・チョキ理論:一点集中⇒拡散⇒切り捨て、顧客分類:スキミング・イノベーター・フォロアー・ペネトレーション、一部高級客を狙うスキム方式と低価格大衆を狙うペネット方式、松下電器のペネット方式・ソニーのスキム方式、プロダクト・ポートフォリオ:スター・金のなる木・問題児・負け犬、4回訪問の法則、こまめで小さな挨拶ハッピーコール」
     ⇒ 田岡信夫()19〜。。  
2▼ ? たった1%の賃下げが99%を幸せにする/城繁幸/東洋経済新報社/2009「非正規雇用の拡大・就職氷河期世代も正社員の既得権益の防衛が生み出した、年功序列のせいでワーキングプアが生まれている、非正規雇用は職務給、非正規雇用の解決は社会全体が職能給から職務給へのシフトするしかない、賃下げリストラのある正社員とない正社員へ二分化、福井県・共働き率・世帯収入・出生率上昇、補助金を使った国立大卒が外資系希望という問題、戦前の軍部も年功序列、天下り全面禁止の民主党、2-3年で部署移動しゼネラリスト養成する省庁の人材ローテーション、電通と博報堂を辞める人はいない・安定企業、日比谷派遣村・共産党が首にした?、労働者に生活給を保障できない企業はつぶした方がよい・共産系活動家・資本階級という幻想を追っているだけ?、社民と民主は格差がなくなってほしくない人たち?、オランダは同一労働同一賃金の実現に10年以上かかった」
2▼△  若者はなぜ3年で辞めるのか?−年功序列が奪う日本の未来/城繁幸/光文社新書/2006「大企業の人事部には結婚仲介業務、2005年新入社員・就職先として年功序列制度を維持している会社を望む・42%、理想的な成果主義・キャリアの複線化、30代の受難、企業のトップも組合のトップも50歳以上のみ、保守もリベラルも反若者の大連立、職人を育てる雇用形態、起業精神は60ヵ国中59位、平均的日本人は欧米の1.5倍の時間働いている、若者を搾り取れるだけ絞るリヴァイアサン・派遣社員の拡大・新卒雇用の削減・年金保険料の引き上げ・すべて年功序列のトップを支えるため、働く理由を取り戻す」
2▽※  内側から見た富士通−「成果主義」の崩壊/城繁幸/光文社ペーパーバックス/2004「裁量労働制discretionary work system、連結従業員数14万、各部がそれぞれ何人悪い評価を引き取るか、担当する業務で最初から勝敗が決まっている、労働組合という名の人事系子会社、年功色の弱いソニーとホンダ・強いトヨタ、成果主義は定期昇給の実質的廃止・人件費抑制が狙い」
     ⇒ 城繁幸(じょう・しげゆき)1973〜。人事コンサルティング、元富士通人事部門。  
3▽○  技術経営の考え方−MOTと開発ベンチャーの現場から/出川通/光文社新書/2004「会社の寿命は30年、米国の人物評価:一芸に秀でる>コミュニケーションに優れる>言い訳人間>寡黙、日本の人物評価:寡黙>言い訳>一芸>コミュニケーション、液晶ディスプレイ内部回路を作るためのイオン注入装置の事業、新規プロジェクトのキーパーソンは人任せにせず自分で探す、押しつけられる人材:仕事をしない高齢の管理者・能力が限られているのに自覚のない自称専門家、ベンチャー企業は社長を決めて会社を作る・逆はない、カルシア溶製技術:金属や合金を溶かしている間に異物を排除する技術、カルシアるつぼで世界初の純チタンとチタン合金の溶解技術の実用化に成功・軍事から民生に、プロジェクトは専任で兼任では駄目」
     ⇒ 出川通(でがわ・とおる)新規開発事業ベンチャーの企画提案、材料加工プロセス、大型エンジンの開発と事故対策。  
1▽♪  「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い−禁じられた数字〈下〉/山田真哉/光文社新書/2008「埋没原価サンクコスト・続行か中止かの判断に関係がない、費用と資産の違い・使ってなくなるものが費用、税法上は10万円以下は費用でよい、予想は逆から読むとウソヨ、勉強するときは計画を立てない、環境の変化に応じたカードをいくつ持っているのか、減価償却:パソコン4年・車8年・鉄筋建物50年、勤労所得:給与など、不労所得:利子・配当・家賃、ブログのネタ・自分か他人かなど二分法から分岐させて考える、両方を一気に解決する妙手、ドミナント戦略:同じコンビニが同じ地域に複数・商品輸送が便利・知名度アップ、参照点依存性・割引の金額がよく見える、国の310億円の無駄遣い・国家予算の0.012%・大きな無駄というより少なすぎて疑わしい」
1◯   食い逃げされてもバイトは雇うな−禁じられた数字〈上〉/山田真哉/光文社新書/2007「数字は価値を表現できる、編集者はタイトルに数字を入れられないか考える、若者が3年で辞める根拠はないと嫌がった城繁幸、幕末の江戸は2000町・808町より多い、古本屋で名簿が高値取引、決算書の増減が激しい数字に注目、売上高利益率1%を切った会社は要注意、大阪は東京でなく名古屋や福岡と比較するべき、決めつけで説得力を持たせる、常識破りでインパクトを持たせる、ざっくりでわかりやすくする」
1▽♪  さおだけ屋はなぜ潰れないのか?/山田真哉/光文社新書/2005「商品の配達のついでに販売する金物屋、倹約はパーセントでなく絶対値で考える、チリが積もっても山にはならない、食器洗い乾燥機は電力消費が大きい・水道代が電気代に、ベッドタウンのフランス料理店・料理ワイン教室、相乗効果のある事業と連結する、手形は支払い期限を引き延ばす、大家さんに家賃を前払いすると喜ばれる、キル・ビルは4時間で1本の映画、人に会ったときは一番の長所に注目する、ワリカン金融:カードでみんなの分をまとめ払いを繰り返す、大企業の監査では100万以下の単位は無視する、学習塾の経営の大切な要素:生徒の安全、新築マンションは販売戸数を見る・多いと売れ残り・値切るチャンスあり」
     ⇒ 山田真哉(やまだ・しんや)1976〜。公認会計士。  
1◯▽  部下と現場に出よ、生死を共にせよ−リンカーン逆境のリーダーシップ/ドナルド・T. フィリップス/鈴村靖爾/ダイヤモンド社/1992/1992「特許を持つ唯一の大統領、戦場に赴き砲火にさらされる、時間の3/4は人との面会時間、上機嫌と愛想の良さの化身、雨の日の兵士の行進・バルコニーでずぶ濡れに・彼らに耐えられることならわたしにもできる、逃亡兵に多くの特赦を行う、相手を説得するにはまず自分が相手の誠実な友であると納得させること、責任と権限を委譲し独力で行動できる権限を部下に与えた、命令するのではなく要請することの大事さ、説得には選び抜いた言い伝えや逸話を引き合いに出す、北軍の志士の多くが南部連合に情報を流すスパイだった、南軍最後のとき南部の音楽デキシーを演奏させる、することが多すぎて悪意を働かせる暇がない、ヘミングウェイの勇気:重圧の元でも優雅の心を失わないこと、二つの党派の両方から賞賛されるか非難される場合は正しい・一方から賞賛され一方から非難される場合に注意、私のポリシーはポリシーを持たないこと、強力なリーダーシップを行使するため混乱・絶望・火急の事態を活用する、大量の書類をしばしば夜遅くまで仕事をした、スティーブンズでそばの兵士が銃弾に倒れる、チーフ幹部には責任とリスクを積極的に求める人物を選ぶ、イリノイ州最高裁で弁護担当した事件数は歴代1位、演説の全文を自分で書いた、本や新聞を大声で読む・見て聞くことでよく覚えられるから、普遍性のあるユーモラスなたとえ話は人の心を動かす、説得の最大の武器はユーモア、的を射たたとえ話は拒絶や譴責にも角が立たず相手の感情を傷つけない、指導者とマネージャーの違いはビジョンを持つか持たないか」
     ⇒ ドナルド・T. フィリップス(Donald T. Phillps)経営コンサルタント。  
1◎○  ちょいデキ!/青野慶久/文春新書/2007「ワタミ社長の夢を実現する手帳術、合理的な道具や手段はどんどん取り入れる、高校時代に紙の英和辞典を使わず・電子辞書に、視力回復のレーザー手術、事実をニュートラルに受けとめるためその場の五感に集中する、他人を喜ばすことは結構楽しい、営業の仕事は話すことでなく聞くこと・まず相手のニーズを知る、愛媛県にミカン農家は何軒あると思うか・あてずっぽうで答える人を敬遠・ピンチのときの大失敗する、親と仲が良い人を信用する・子は親を選べない・部下は上司を選べない、誇張表現が出そうになったらブレーキをかける、要点プラスひとつのメール、愚者は経験に学び賢者は歴史に学ぶ・ビスマルク、本を丁寧に読むのにこだわるのは何かを得るためから本を読むことに目的が変わっている、本を読むとポストイットを貼りデータベースに保存する、成功の秘訣・熱意・誠実・素直、ほぼ日手帳、車酔いを防ぐにはシートを背中につけない、マーケティングとはお客様は神様ということ、ドラッカー:企業の目的は利潤ではない・利潤は存続の条件だ、会社で一番大事にすべきは従業員」
     ⇒ 青野慶久(あおの・よしひさ)1971〜。サイボウズ社長。  
3▼△  フリーターにとって「自由」とは何か/杉田俊介/人文書院/2005「日本の自殺率は主要先進国トップ、世界の自殺者数は戦争や殺人を上回る、死の自己選択を強いられている可能性、日本のパート・アルバイトは一つの身分、HIKS,Half Income with Kids、日本型フリーター階層の問題は中高年女性労働者・野宿者・障害者・外国人労働者・在日・アイヌ・沖縄・児童労働と並行して考えるべき、児童労働者は2.5億人、子供兵士30万人、現代の奴隷は2700万人以上、世界の大金持ちトップ3は最低の6億人のGNPより多い、フリーターの増加で日雇労働者の仕事が減少、派遣労働者は日雇労働者より格安、アメリカの2000年のホームレス経験者は350万人、イギリス・フランスの野宿者はそれぞれ80万人、モスクワの10万人のホームレス・2002-3年の冬に9330人が凍死、パラサイトシングル化は中高年層の既得権益保護の結果、土地持ち高齢者による下宿の復活を、リバタリアン・相続権の完全廃止、一つの平等は常にその外側に平等に取り扱われない他者を生み出す、フリーターに関する20のテーゼ」
     ⇒ 杉田俊介(すぎた・しゅんすけ)1975〜。ヘルパー、障害者サポートNPO法人勤務。
1○   「がんばらない」経営−不況下でも増収増益を続けるケーズデンキの秘密/立石泰則/草思社/2010「出来もしないことをやろうとしないようにしましょう、三位一体の方針:お客様・取引先・従業員、会社に大切されない従業員がお客さんを大切にするはずがない、多くの企業:必要としない消費者に必要でない商品を売りつける、松下系列小売店は最盛期五万店、自社株のちょうど半分を従業員に持たせる、やらなくていいことはやらない、アメリカでは安売り広告は希望者全員への販売が義務づけされている、ポイント制の弊害:実質は前売り券の購入・経費の増加、ケーズデンキは新製品が安い」
     ⇒ 立石泰則(たていし・やすのり)1950〜。ジャーナリスト。  
1○   日本でいちばん社員満足度が高い会社の非常識な働き方−/山本敏行/ソフトバンククリエイティブ/2010「ECスタジオの会社紹介、うまくいっている会社の経営者はまず自分の社員のことを第一に考えている、経営の本質は社員満足にある、顧客に会わない電話を受けない、お客様は神様ではない、怒られてやる気が出る人はいない、日本創造教育研究所の研修、ランチトーク制度、動画で研修カリキュラム、ECスタジオのウェブアナリスト、メールは読むだけでいい内容に限定する、会議は四人まで、デュアルモニターで効率アップ、パソコンを高速化するイーブースター、パワーポイントは禁止・マインドマネージャーを使う、情報漏洩の原因の80%は辞めた社員など内部から、電話がなく静かな職場・隣の社員ともスカイプのチャットで仕事を進める・ログが残るので確認できる」
     ⇒ 山本敏行(やまもと・としゆき)1954〜。ECスタジオ社長。
1※   金融NPO−新しいお金の流れをつくる/藤井良広/岩波新書/2007「世界の裕福な1%・日本に27%、NPOバンク・貸出金利は低利・営利目的でない・貸金業登録が必要・法律上はサラ金と同じ、グラミン銀行:5人一人の互助グループ・他の人も返済責任・返済率は98.9%、ミスチルの桜井・坂本龍一・小林武史のアーチスト・パワー、日本共助組合・多重債務者問題に取り組む・クレジット・ユニオンの日本語訳、共助組合法の制定を求める、ホームレスの6割は多重債務が原因・東京では8割、窓口の銀行員の数倍の監視員がいる銀行・行員の不正監視のため、バンクは借入希望者の社会性を審査、横並びの金太郎モデルから異質なパートナーと組む桃太郎モデルへ、もったいない運送、自然エネルギー発電では風力が一番採算性が高い、企業寄付は日米で差なし・個人寄付が少ない、非営利株式会社NPC・剰余金の分配をしない、英米は金利に上限制限なし・年利100%以上もざら」
     ⇒ 藤井良広(ふじい・よしひろ)1949〜。環境金融論、ジャーナリスト。  
2○   ルポ 雇用劣化不況/竹信三恵子/岩波新書/2009「パート社員は上に情報を伝えることができない、人間のカンバン方式が派遣社員、政治災害、企業の使命は雇用を守ることよりも株主のために利益を出すこと、労災にならないようにするため派遣社員が工場内で倒れたら箱に詰めて敷地外に運び出すこと、けが人が出ても無事故記録が続く、技能も賃金も高い「美空ひばり」はいらない。これからは取り替えがきく「モーニング娘。」の時代だ、社員が全員管理職の会社、枯れた井戸から水は汲めない、解雇が自由な国デンマーク・手厚い失業期間の生活安定と再就職支援、フランス:派遣労働と引き替えに同一労働同一賃金、ドイツの労働時間口座、市場主義の最大の欠陥は責任者の不在、ユニクロの地域限定社員」
     ⇒ 竹信三恵子(たけのぶ・みえこ)朝日新聞記者。
1※   偽装請負−格差社会の労働現場/朝日新聞特別報道チーム/朝日新書/2007「キャノン・松下・クリスタルの例、偽装請負の典型:発注側正社員が請負労働者に直接指示命令・正社員と請負労働者の同じ職場での混在・別々の請負会社の労働者が一緒に作業、松下の奇策:正社員を請負会社へ大量出向させて請負労働者に指示命令、派遣労働者の数による補助金を受けて4ヵ月で一斉に請負に切り替え、クリスタルは2000年頃から組織に変調、クリスタルをグッドウィルグループが買収、クリスタルの林の創業者利益は800億円」
     ⇒ 朝日新聞特別報道チーム  
1◯   日本進化論−二〇二〇年に向けて/出井伸之/幻冬舎新書/2007「中東社会:政治はアラブ人・ビジネスはインド人・サービス産業はフィリピン人、世界の国の分類、成熟大国:アメリカ・EU、成長中大国:中国・ロシア・インド・ブラジル、成熟中小国:日本・イタリア・ドイツ・フランス・スペイン、成長中中小国:ベトナム・フィリピン、都市国家:シンガポール・ドバイ・香港、年金問題・国民のID番号がないことに問題、ケインズ経済学とは人口増加が止まると経済成長が止まってしまうという理論 ⇒なんだそりゃ?、ネスレアジアの本社の北海道誘致」
1△   迷いと決断−ソニーと格闘した10年の記録/出井伸之/新潮新書/2006「2000年から7年連続で米国消費者のベストブランド1位、ソニーグループ従業員は16万人、売上高7兆5000億、自動車産業がバッテリーカーへ移行すれば産業全体が水平化、泥棒ですらベータは要らない、ソニーの売上の30%が日本、ハードの井深・ソフトの盛田、ラテン語のSONUSに小さい坊やの英語SONNYを掛け合わせたSONY、95年社長就任時の問題:バランスシートの傷み・DVDフォーマット戦争・ソニーアメリカのマネジメントがコントロールできず、アメリカはピストルを速く抜ける男を信用する、映画は数十億円の中規模作品がリスクが大きい、AOLタイムワーナーは無意味な合併・ケーブルテレビとプロバイダが合併すると視聴者は料金が下がると思う、ソニーとアップルは愛好者が類似する、ビジネスウィークで03年のワースト経営者・半年後にはフォーチュンでアジアで最も勢いのある経営者で2位、エレクトロニクス部門は国内売上の半分もない、何からの価値を創造しているかどうか、日本の経営者の報酬が低い ⇒アメリカの経営者の報酬が高いのはアメリカが儲かっているから高いのであって報酬が高いからアメリカが儲かっているのではない・因果が逆・報酬はインセンティブにならない、ソニーはエレクトロニクスの日本とエンタテイメントのアメリカのハイブリッド経営」
     ⇒ 出井伸之(いでい・のぶゆき)1937〜。クオンタムリープ株式会社、ソニー社長。  
2▽   農業が日本を救う−こうすれば21世紀最大の成長産業になる/財部誠一/PHP研究所/2008「耕作放置地は39万ヘクタール・埼玉県の広さ、企業の農業参入は撤退の歴史、農地の値上がりを待つ・売却のタイミングのため貸すこともできない・転用期待、農水省と国交省の莫大な公共事業、農協は農業でなく金融機関、オムロンとユニクロの農業撤退、ドールは日本国内で野菜や果物を生産・契約農家、カルビーのジャガイモは契約農家、三連番地主義・畑・工場・スーパー、野菜購入の一位はダントツでトマト、農業プロセスのすべてを官が管理する国は日本のみ、ドバイの車の7割は日本車、ドバイ人口は150万・ドバイ人は20万、ドバイの石油収入はその20%、民主党の戸別所得補償で選挙に勝利・農業改革を後退させる、集落営農と個別農業の対立、農協は生産者しか見ない」
     ⇒ 財部誠一(たからべ・せいいち)1956〜。経済ジャーナリスト。  
1※   ウェブが創る新しい郷土−地域情報化のすすめ/丸田一/講談社現代新書/2007「地域情報化の現状報告、上位都市が多く消費できる仕組み・大企業本社へ資金が流れる地域⇒東京の収奪構造、インターネットを集団形成の道具として使う、Public Access Channel・放送の枠を開放する、地域SNSと放送により地域がメディアを持つ」
     ⇒ 丸田一(まるた・はじめ)1960〜。地域情報化、関西ブロードバンド。  
2※   ロボットと暮らす−家庭用ロボット最前線/大和信夫/ソフトバンク新書/2006「バンダイのお酌パラダイス釈お酌、アザラシ型ロボットのパロ、100万台売れた掃除ロボットルンバ、番犬ロボットの番竜は道路交通法違反で逮捕・車両が歩道を移動、テムザックのロボット・小泉首相を不審者として煙を吐く、アトムのパワーでなく頭脳から」
     ⇒ 大和信夫(やまと・のぶお)1963〜。ロボットベンチャー企業代表、ロボカップのチームOSAKA監督。  
2▽   ソフトバンク・孫正義の仕事術/江戸雄介/エール出版社/1996「一日1発明を一年間、発明の3パターン:問題解決法・水平思考・組み合わせ法、シャープの電子手帳の特許、圧倒的ナンバーワンになれる事業以外に手を出さない、集中によるノウハウ蓄積、手形は受け取っても出さない、事業部ごとの独立採算性、パソコンは戦国時代の鉄砲と同じ、日次決算のソフトは絶対に売らない、ビル・ゲイツのペーパーウェア戦略、自動的に安い電話回線を選ぶNCCBOXの発明で20億、ビル・ゲイツと学年が同じ、高校を大検を利用して2週間で卒業、疑似ストックオプション制度、10人以下のバーチャルカンパニーによる大企業病対策、森田昭夫:英語の特訓にドイツフランスへ行く」
     ⇒ 江戸雄介(えど・ゆうすけ)1926〜。国際ビジネスマン、中国・台湾ビジネスコンサルタント。  
1▽   得手に帆をあげて−本田宗一郎の人生哲学/本田宗一郎/三笠書房/2000「時間を守れ、雄弁な石ころ>沈黙するダイヤ、会話に相手の名前を入れる」
     ⇒ 本田宗一郎(ほんだ・そういちろう)1906〜91。本田技研創業者。  
2○   ワークシェアリング−「オランダ・ウェイ」に学ぶ日本型雇用革命/根本孝/ビジネス社/2002「日本オランダの相互投資、豊富な天然ガス、パート比率3割、アメリカの過剰労働、オランダのパートは正社員と同待遇、過労死・地下街・満員電車、ハイテク機器・和食・伝統文化」
     ⇒ 根本孝(ねもと・たかし)1944〜。経営学。  
3▽   最強の経営学/島田隆/講談社現代新書/2001「データをインフォメーションに、総括原価主義、自己資本利益率の低い日本の銀行、日産は商売を重んじ開発を怠った、GEとエジソン、プロダクト・ライフサイクル、バーツ暴落を利益にした残業禁止のミネビア、プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント」
     ⇒ 島田隆(しまだ・たかし)1952〜。経営学、経済学。  
2▽   共生の大地−新しい経済がはじまる/内橋克人/岩波新書/1995「日経新聞の連載より。ロッチデール公正開拓者組合、フェアトレード・マーク運動、食えるボランティア、下関は生活大国、中国生産は安価と限らぬ、アボイデッド・コスト、エネルギー少消費経済成長のデンマーク、QUANGO、教員免許を持つ赤ペン先生」
     ⇒ 内橋克人(うちはし・かつと)1932〜。経済評論家。  
4▽   キャズム−ハイテクをブレークさせる「超」マーケティング理論/ジェフリー・ムーア/川又政治/2002/1991「ブレイクへの溝を越える方法。イノベーター(革新者)、アーリー・アドプター(先駆者)、キャズム(深い溝)、アーリー・マジョリティ(実利主義者)、レイト・マジョリティ(保守派)、ラガード(懐疑派・無関心層)」
     ⇒ ジェフリー・ムーア(Geoffrey A.Moore)マーケティングコンサルティングサービス。  
1△   「捨てる!」技術/辰巳渚/宝島新書/2000「捨てるための心得と手続き、そんなにモノを貯めても意味ないとのこと」
     ⇒ 辰巳渚(たつみ・なぎさ)1965〜。マーケティングプランナー、雑誌記者。  
1○   「儲ける」技術−モノの値段はこう決まる/五島洋/ふたばらいふ新書/2002「100円ショップは粗利益率30-40%、電動補助式人力車、自動販売機電気代月4000-5000円1日7本で元、ピザ注文一件560-700円の配達費、CD3-5万枚で儲け・インディーズなら1500枚、ミネラルウォーター原価0円もペットボトルが37-38円、家賃1ヵ月が仲介手数料、夜逃げは昼が多い、夫より妻の浮気調査の方が高い」
     ⇒ 五島洋(ごしま・ひろし)1970〜。税理士、独立開業支援。  
1▽   金儲け哲学/糸山英太郎/かんき出版/2002「会社名も肩書きもない名刺、1.5-2割抜けたらためらわず売る、愛はギフト作戦」
     ⇒ 糸山英太郎(いとやま・えいたろう)1942〜。議員、株相場師、外車販売。  
1※   世界を制した中小企業/黒崎誠/講談社現代新書/2003「小さな世界一企業、付加価値に占める中小企業のシェアは35%前後で1960年以降変化なし、スペースシャトルの部品を作る日本の中小企業、世界トップのシェアを持つ企業が100社・シェア100%独占企業が10社、世界一であること自体が企業秘密なことも、92歳の現役研究者井上和平・前川製作所、東大阪の町工場の熟練工が作ったアキシャルポンプ、工作機械の1/3は日本、ロボットは70%、ベアリングも日本が一位、日本大企業の40%はナノテクに関わる、3S:チャレンジ・創意・先取り主義、3K:こだわり・小回り・顧客第一主義、海外で認められると日本の評価も高く」
     ⇒ 黒崎誠(くろさき・まこと)1944〜。時事通信社、経済。  
1※  ■フーゾクの経済学−欲望産業の原価がわかる本/岩永文夫/ワニのNEW新書/2000「フーゾクの内容と経営料金」
     ⇒ 岩永文夫(いわなが・ふみお)1948〜。風俗評論家。  
3※   組織の心理学[新版]/田尾雅夫/有斐閣ブックス/1999/1991「組織についての心理学の総覧。組織の凝集性を高める要素:近接関係・相互依存・集団外の競争相手・等質的・成功経験の共有」
     ⇒ 田尾雅夫(たお・まさお)1946〜。経営管理論、組織論、組織心理学。  
3※   市民社会のボランティア−「ふれあい切符」の未来/田中尚輝/丸善ライブラリー/1996「ふれあい切符・ボランティア切符・時間預託制度:ボランティアした時間を記録し必要なときその分だけボランティアを活用、社会的有用労働の配分、理論的にはお金でなく時間で運営できる、介護者の49.6%は虐待した経験がある、物々交換・貨幣経済・第三の経済としてのボランティア労力銀行、各種活動の価値の上下を測るのはボランティアの発想ではない、住民参加型在宅福祉サービスにおける時間貯蓄・点数預託制、タイムストック制、子育て家事労働などシャドーワークはGNPの40%、イギリスでは爪切りは医療行為・病院に行く、ボランティア・家族が適するのは精神的援助・交流・話し合い、医療・治療・重い介護は専門的知識が必要」
     ⇒ 田中尚輝(たなか・なおき)1943〜。財団法人さわやか福祉財団。  
2○   トヨタモデル/阿部和義/講談社現代新書/2005「中部国際空港にトヨタモデル・PFI・公共事業を民間に任せる・予算22%削減、着陸料は成田より3割・関空より2割安い、見える化:作業工程を道場の出席札のように壁掛け・終わったらひっくり返す、余計に物を作るな・在庫を持つな、作業ストップを表す"あんどん"、なぜを5回聞いて調べる、ラインの各作業員がラインを止めることができる・GMでは上級幹部のみ、かんばん方式:四角のビニール袋に入った紙切れ・何いつどれだけが符号で表示・少量多品種生産に向く、CCC21:下請け部品サプライヤーの負担・乾いたタオルをさらに絞る、労組は会社のいいなり」
     ⇒ 阿部和義(あべ・かずよし)1942〜。経済ジャーナリスト、朝日新聞。  
1▽   ノードストローム・ウェイ/ロバート・スペクター&P・D・マッカーシー/山中,監訳/犬飼みずほ/日経ビジネス人文庫/2001/1995「販売員が自分で売り上げ目標を立て自分で管理する、逆ピラミッド型組織、コンテストで仕事を管理、無条件で返品に応じる制度、商品の仕入れの分散・各地域ごと仕入れ、給与はコミッション制・能力に応じた報酬、靴店から出発、一年間の退職率23%、分厚い顧客ノート、顧客の話に耳を傾ける・一方的に話せば話すほど売れなくなる、顧客に自分で決めたと思わせる」
     ⇒ ロバート・スペクター(Robert Spector)ビジネス・ジャーナリスト。  
2▽   逆転戦略 ウィルコム−「弱み」を「強み」に変える意志の経営/鈴木貴博,監修/ダイヤモンド社/2005「再生ファンドとバイアウトファンド、ADSL機器設置に対する露骨なNTTのサボタージュ、10代のPHSユーザーはその1%、アンテナを打つ、首都圏で一番つながりやすいのはドコモのFOMA、DDIポケットのユーザーの4割は法人・8割は30代以降のビジネスマン、中国人の電話使用頻度は日本人の2倍、インテリジェンス情報を組み立てる:公開情報が95%・5%は公開情報により構築した仮説を関係者にぶつけるインタビュー、イノベーションの7つの機会:予期せぬ成功・ギャップを探す・ニーズを見つける・産業構造の変化・人口構造の変化・認識の変化・新しい技術や知識」
     ⇒ 鈴木貴博(すずき・たかひろ)戦略コンサルティング、事業戦略、マーケティング戦略。  
3○   企業買収の焦点/中村聡一/講談社現代新書/2005「米国の石油依存の9%はイラク、基盤貧弱だが金のあるネット企業・経営資源のある株価の安い大企業、LBO:買う会社を担保にしてお金を借りる、社長の内部昇進者:30年代は7%・55年63%・92年75%、鈴木敏文:過去と現在から未来を占う⇒未来を考えて現在をどうあるべきか、PER:Price Earnings Ratio 価格利益比率・株価が1株あたり利益の何倍か、キャピタル・ゲイン:購入価格と売却額との差額、レバレッジ効果:テコの原理・投資利回りが金利より高いとき自己資本を少なく他人資本で投資する」
     ⇒ 中村聡一(なかむら・そういち)1964〜。企業価値とM&Aのコンサルティング、経済学。  
1○   島国根性を捨ててはいけない/布施克彦/洋泉社新書/2004「スイスは国民皆兵制・48時間以内に63万人動員可能、2001年インド:一人当たり国民所得460ドル・識字率57.2%・平均寿命62歳、シリコンバレーに30万人のインド人」
     ⇒ 布施克彦(ふせ・かつひこ)1947〜。ノンフィクション作家、大学講師、NPOコーディネーター、インド企業エージェント、総合商社海外勤務。  
2○   鈴木敏文の「統計心理学」/勝見明/プレジデント社/2002「他店見学しない、完売は売り手の満足=客の不満足、ソフトドリンクの新製品は年に1000種、現場主義でなくデータ主義、ある店・現場調査では客は50代が一番多い・50代への品揃えをする・商圏データ調査・住民は30-40代・30-40代への品揃えする、年間30億円のFC会議」
     ⇒ 勝見明(かつみ・あきら)1952〜。企業の組織運営、人材マネジメント、フリージャーナリスト、国際関係論。  
2※   地域通貨/嵯峨生馬/生活人新書/2004「地域通過の方式:紙幣・通帳・口座、商店が参加しやすい紙幣方式、小規模の個人取引向きの通帳方式、地域通過の価値基準は外部でなく内部におく、労力を小さくするには運営主体が何もしない」
     ⇒ 嵯峨生馬(さが・いくま)1974〜。地域活性化、NPO協働、地域通過。  
2○   上海のMBAで出会った 中国の若きエリートたちの素顔/岡本聡子/アルク/2005「周恩来を知らない香港人」
     ⇒ 岡本聡子(おかもと・そうこ)1976〜。ベンチャー企業。  
3☆   経営のしくみ−図解雑学/有坂誠人/ナツメ社/2001「有限会社300万株式会社1000万合名会社と合資会社は1円、プル戦略:CMで決めて買う、プッシュ戦略:店員に勧められたのを買う、消費者がネットで探して買う・主導権が企業から消費者へ変化、ポーターの法則:コスト・リーダーシップ・差別化・特定市場集中、レジ係が性別年齢のチェックも、優秀な会社の真似をするベンチマーキング」
     ⇒ 有坂誠人(ありさか・まさと)代々木ゼミナール講師、ルポライター。      公務員革命−彼らの〈やる気〉が地域社会を変える/太田肇/ちくま新書/2011「労働者の十人に一人は公務員、天網恢々疎にして漏らさず、組織は仕事をするためにあるもので組織のために仕事をするのではない」
     ⇒ 太田肇(おおた・はじめ)1954〜。経営学、組織論。    スティーブ・ジョブズ 人を動かす神ーなぜ、人は彼に心を奪われるのか?/竹内一正/アステ新書/2008「ホンダスーパーカブのコンセプト・女性がスカートをはいて乗れる・そば屋が片手で運転して出前に使える、ピカソ:平凡なアーチストは模倣する・偉大なアーチストは奪う」
     ⇒ 竹内一正(たけうち・かずまさ)1957〜。コンサルタント、材料工学。  
1※ ? 日本でいちばん大切にしたい会社/坂本光司/あさ出版/2008「五人に対する使命と責任を果たす、4つの幸せ:愛される・褒められる・役に立つ・必要とされる:三つは働くことで得られる、障害者の有効求人倍率は0.3、従業員の車右折禁止の会社、ジョンソン・エンド・ジョンソンは75年連続増収、休み返上する社員、⇒安直過ぎて怖い・みんな宗教団体みたいで窮屈そうだ、話もほとんどが社長のもので社員の言葉は少ない、そういう空気に支配されているのでは・ブラック企業と区別できない、合わない人は追い出されているだけじゃなかろうか、これでいいなら経済学はいらんというか合成の誤謬ってわかるんだろうか?」
     ⇒ 坂本光司(さかもと・こうじ)中小企業経営論、地域経済論、産業論。  
1※   海を渡る新幹線−アジア高速鉄道商戦/読売新聞中部社会部/中公新書ラクレ/2002「98.6.3ドイツでICE脱線・死者98人、フランスの2階建て客車の前後にドイツの機関車、韓国KTXは軍事意味も・上下線を自由に入る、リニア中央新幹線・東京甲府名古屋奈良大阪、朱鎔基はリニア派、リニアの軍事転用・ロケットの発射台や航空機のカタパルト、リニアモーターカー技術を求める中国と成熟していないと難色の日本、満鉄の高速特急列車あじあ」
     ⇒ 清武英利()読売新聞中部支社社会部長。  
2※ ??? 「俺様国家」中国の大経済/山本一郎/文春新書/2005「薩摩藩の天保改革の立役者・調所広郷、中国経済は地下経済の割合が多い、ラオスは中華圏のマネーロンダリングの巣窟、韓国の外資引き揚げによる経済の後退・"腹を抱えて笑うべき部分であることは言うまでもない"、スタンダード・アンド・プアーズの2004年推計:過去5年で23兆円の不良債権処理・残りまだ73兆円、イランと中国・問題の多い困った国民・"いつか両国で戦争をしてみて欲しい"、中国経済は怖い・将来アメリカの経済覇権を脅かす、日本は軍隊は有事の際に使う・中国は平時の影響力拡大に使う ⇒日本の常識だけが間違っているんですけど、日本の危機を打開する方法は二つ:中国に分断工作を仕掛けてバルカン半島化させる・欧米諸国と手を握って実質的に中国を植民地化する」
     ⇒ 山本一郎(やまもと・いちろう)1973〜。ブログのライター、イレギュラーズアンドパートナーズ代表、ファンドマネージャー、探偵、国際電気。      江戸の産業ルネッサンス−近代化の源泉をさぐる/小島慶三/中公新書/1989「日欧文化並進説、近代化の基礎・教育と農業、桃山時代・日本の銀の輸出量は世界生産の30-40%、鎖国による貿易減少なし・管理貿易体制への移行、百姓は生かさぬよう殺さぬよう・前後の脈絡からは搾取とは言い切れない、元禄の思想家:安藤昌益・新井白石・三浦梅園、謝世輝:1770年頃を日本近代化の基点、伊藤仁斎・荻生徂徠・海保青陵・本多利明、1720年頃江戸は130万人・京都や大阪も40万超・ロンドン70万・パリ50万・ウィーン25万、国友藤兵衛の飛行機・飛行船計画、ロシアの対馬侵入してきたとき妨げたイギリス、ペリーの沖縄占領計画、裸はいけないという布告、日本人の欠点として最も多く指摘される嘘つき、独特の養子制度・身分制度を堀り崩す、工業の才能があり商業の才能のない日本人め商業の才能があり工業の才能がない中国人」
     ⇒ 小島慶三(こじま・けいぞう)1917〜。。     最強の記憶術−暗記のパワーが世界を変える/アンドリュー・スミス・ルイス,エリック・ヤング/日経BP社/2008「学習と記憶のセレゴ・メソッド、学習サイトiKnow、英語学習をコアにしたSNS、記憶の強さの四分類・familiar親近感・recognition再認・reccall想起・automaticity自動化、I ate dinner with a fork/salad/friend. withの意味が違う、フォークで夕食を食べた・夕食でサラダを食べた・友人と夕食を一緒にした」
     ⇒ アンドリュー・スミス・ルイス(Andrew Smith Lewis)セレゴ・ジャパン会長。  
3    稼ぐアフィリエイターはブログが違う!/池永尚史/技術評論社/2006
     ⇒ 池永尚史(いけなが・ひさし)1979〜。EC事業、Seesaaショッピング。  
3    数式を使わないデータマイニング入門/岡嶋裕史/光文社新書/2006「データマイニング:紙おむつを買う客は同時にビールを一緒に買う可能性が高い・一緒に陳列して売上を伸ばしたスーパー、カンニングしている学生はすぐ見つかる・監督官と目が合う回数が多い」
     ⇒ 岡嶋裕史(おかじま・ゆうし)1972〜。総合政策、経営学。  
2    道をひらく/松下幸之助/PHP研究所/1968「詩的な教訓集」
     ⇒ 松下幸之助(まつした・こうのすけ)1894〜1989。経営者。  
3    企画力!−ビジネス・プロデューサーになる50の方法/横山征次/講談社現代新書/2003「モノビジネスから参加して体験を楽しむ場のビジネスへ、有能なプロジェクトリーダー:現場主義・感動を与える・惹きつける強い言葉を持つ、気の合わない人やセンスの通じない人と語り合うのは無駄・用件を伝え合うだけにする、三木茂夫:人間は星だ」
     ⇒ 横山征次(よこやま・せいじ)1944〜。メディア・プロデュース。  
2    やがて中国の崩壊がはじまる/ゴードン・チャン/栗原百代,他/草思社/2001/2001「WHO加盟から5年以内に共産党独裁体制は終焉する、大躍進の死者数千万、天安門死者二千名」
     ⇒ ゴードン・チャン(Gordon G. Chang)米。法律事務所。  
2    韓国が死んでも日本に追いつけない18の理由/百瀬格/金重明/文春文庫/2001/1998「日本の高速鉄道と契約してはいけない・ヨーロッパとの接続を目指せ、第7位の総合商社、総合商社があるのは日本と韓国だけ、9大総合商社の総売上は日本のGNPの1/5、韓国と日本の格差は20年、浦項製鉄の朴泰俊会長、韓国人の歴史観の著者は韓国で猛反発・韓国の〈理〉の中核に触れたから」
     ⇒ 百瀬格(ももせ・ただし)1938〜。韓国トーメン社長。  
1    散歩の極意/船橋一也/ちくま新書/2003「散歩の考え方」
     ⇒ 船橋一也(ふなばし・かずや)1948〜。プランニングオフィス「セ・ブン」代表。      会社は誰のものか/吉田望/新潮新書/2005「ネット広告メディアのヤフー、ネット通販販売の楽天、CC文化、企業買収以外資金の使い道がない」
     ⇒ 吉田望(よしだ・のぞむ)1956〜。経営学。      福祉NPO−地域を支える市民起業/渋川智明/岩波新書/2001「福祉NPOのレポート。地域通貨:アメリカの時間制タイムダラー・カナダのレッツ」
     ⇒ 渋川智明(しぶかわ・ともあき)1946〜。毎日新聞、介護保険、年金問題。      できる人の書斎術/西山昭彦・中塚千恵/新潮新書/2005「いろいろな人の書斎紹介。自分の余命が7日だと思えばいらない本が選別できる」
     ⇒ 西山昭彦(にしやま・あきひこ)1953〜。経営。      トヨタとホンダ/塚本潔/光文社新書/2001「ホンダは掛け値なしの学歴無用会社・現場と開発部門の差別なし、米国で有名な日本の自動車メーカー:70年代日産80年代ホンダ90年代トヨタ、日本のクルマ市場は趣味性が極めて高い」
     ⇒ 塚本潔(つかもと・きよし)1946〜。ビジネス・ジャーナリスト。      西洋の着想 東洋の着想/今北純一/文春新書/1999「月刊誌の連載"フォーサイト"世代マネジメントの発想。マザー・テレサ:行動の伴わない愛は不十分だ」
     ⇒ 今北純一(いまきた・じゅんいち)1946〜。多国籍企業エア・リキード、ルノー公団未来商品開発室長、工学。  
1    前例がない。だからやる!/樋口廣太郎/講談社+α文庫/1996/2002きれい事ばかりでうさんくさい、回収したビンには広い敷地が必要」
     ⇒ 樋口廣太郎(ひぐち・ひろたろう)1926〜。アサヒビール、銀行。      ロボットだって恋をする/築地達郎+京都経済新聞社取材班/中公新書ラクレ/2001「アイボのOS・Aperios、今井賢一:現代は組み合わせ経済、1人づくり屋台方式、現在のパソコンが扱える情報量は10年前のホワイトハウスを上回る、北野宏明:第4の感覚として運動感覚、2000.6月のデリバティブ取引残高1京円、岩井克人:貨幣は貸し借り感情を決済する」
     ⇒ 築地達郎(つきじ・たつお)1960〜。産業構造、企業経営戦略に関する報道。      会議力/奥出直人/平凡社新書/2003「電子メールを使った情報整理術、マルクハーン:メディアは五感を拡張する、ロジック思考支援ツール:プロジェクト・ヴィジオ、デイリーとジャーナルがリズムを作りコラボレーションを加速する、起業家精神アントルプレナーシップ、従業員なしインフラとマニュアルだけのベクテル社、コーヒーを飲みながらホワイトボードに図を描いて打ち合わせ」
     ⇒ 奥出直人(おくで・なおひと)1954〜。メディア環境デザイン論。  
2   ■サルも気を遣う−ワークスタイルの進化心理学/山本英孝/関東図書/2002知識の羅列っぽいが‥‥‥
     ⇒ 山本英孝(やまもと・ひでたか)1943〜。ベンチャ企業、新事業支援。      親と子の「よのなか」科/藤原和博・三室一也/ちくま新書/2002「商売とマーケティングの話を子どもにしてみると‥‥‥。コーヒーの原価は14%、ハンバーガーは原価35%・広告費5%、マクドナルドの広告宣伝比率3.45%」    自分「プレゼン」術/藤原和博/ちくま新書/2000「電話の前にメール・ファックス・手紙、相手に既にあるイメージを利用して説明する、ウンチの世話すればパパもママに勝てる、出だしが肝心・失敗例から始める・人に語りたくなるキーワード」
     ⇒ 藤原和博(ふじはら・かずひろ)1955〜。中学校校長、リクルート、教育委員会参与、経済学。  
3    市民の日本語/加藤哲夫/ひつじ市民新書/2002「トーキングスティック、"自分できることは自分でする・他人に迷惑をかけない"は"孤立しなさい"のメタメッセージ、かつての"迷惑かけるな"は"共同体に従え"」
     ⇒ 加藤哲夫(かとう・てつお)1949〜。NPO活動、エコロジーショップ、出版社、宝石の商売。      小さい会社をつくる−マイクロ企業の時代/池ノ上直隆/ちくま新書/2000「30%が公務員志望、77%が中小企業、コア・コンピュタンスの確立、マヤゾーンに気をつけろ、金銭哲学の修得、五年以上の起業は2.7%残りは消滅」
     ⇒ 池ノ上直隆(いけのうえ・なおたか)1940〜。経営学。  
2    リサイクルショップ開業のススメ/星望/リサイクル文化社/1999「アウトレット=規格外品、買い取りと委託、主婦の限界3万9800円、古物商は許可証」
     ⇒ 星望(ほし・のぞみ)1965〜。中古市場アナリスト、ライター。      判断力/奥村宏/岩波新書/2004「情報操作:大和と住友銀行の合併報道、官僚は粗雑な学者を選んで反論してつぶしておき審議会に入れる、メインバンク・システムは銀行による不当な企業支配、株式相互持ち合いは株式会社の原理に反する、イラク派遣は対外侵略? 日本の会社は軍隊? ポートフォリオ理論:投資対象をどのように組み合わせるのが効率的か、学者の輸入理論・難解な言葉、新聞を読んで切り抜きを作る」
     ⇒ 奥村宏(おくむら・ひろし)1930〜。経済評論家。  
2    日本再生会議/木村剛/講談社現代新書/2004「将来への不安からくる需要の萎縮とイノベーションの欠如? インフレターゲット採用国:イギリス・ニュージーランド・カナダ、スウェーデン、スペイン」
     ⇒ 木村剛(きむら・たけし)1962〜。金融コンサルティング会社、日本銀行、経済学。  
3  ? 否定学のすすめ/浦壁伸周/プレジデント社/2002「世界の主要商品:発明は米29欧11日0・新製品化は米30欧6日2・商品化は米17欧3日24、日本の研究者数はドイツの2.8倍・フランスの4.6倍・イギリスの4.6倍、創造は否定に始まる、ケインズはスミス流の小さな政府を否定?、ケインズ主義の破綻は明らか?、キリスト教精神が科学を生みだした?、対象を措定し否定するだけで第一の発見がある、創造性を生み出す思考の枠組みは神と被造物という思想構造にある?」
     ⇒ 浦壁伸周(うらかべ・のぶちか)1941〜。企業家。  
3※   激変一目でわかる業界系列と業界地図/大薗友和/日本実業出版社/2001
     ⇒ 大薗友和(おおその・ともかず)1952〜。ジャーナリスト、経済、産業、中国、アジア。  
2※   レポートの作り方/江下雅之/中公新書/2003「論文の構造はESPRIT、導入・現状分析・問題提起・解析の概略・詳細な情報・おわりに」
     ⇒ 江下雅之(えした・まさゆき)1959〜。経営工学、情報工学、コミュニケーション論、数学。  
3※   世界財界マップ/久保巌/平凡社新書/2002「資産億ドル:デュポン120メロン100ロスチャイルド15ジーメンス34ウォルトン100ゲイツ528」
     ⇒ 久保巌(くぼ・いわお)1942〜。経済評論家。  
3    発明報酬−技術者が会社を訴える時/岸宣仁/中公新書ラクレ/2004「日亜への憤りから出発した訴訟、スパイ行動と脅迫、アメリカは自由主義・日本は共産主義」
     ⇒ 岸宣仁(きし・のぶひと)1949〜。経済ジャーナリスト。  
3△ ? 長谷川慶太郎の戦争と平和/長谷川慶太郎/日本実業出版社/2004「国際連合は世界を平和にするための組織、日本人男性平均寿命1945年23.9歳・1936年47.7歳、ソ連1985年男性平均寿命57歳1970年65歳2000年56歳、英国人の寿命が延びないのは戦争のせい? IRA支援するリビア、米国死者第一次大戦10万・第二次30万、ドル紙幣の国内流通は30%、米国は財政赤字はすぐ修整できる? テト攻勢のベトコンの損害3万・米軍の損害1000名、武力の裏付けのない外交は何の役にも立たない」
2△ ? 小泉改革を邪魔するのはオヤメなさい/長谷川慶太郎/日本実業出版社/2001「デフレ賛美?、デフレで産業が生まれる?、戦争がなくなればデフレは当然、マスコミの政府功績の無視批判」
2▼○ ■情報戦の敗北/長谷川慶太郎,責任編集/近代戦史研究会/PHP文庫/1997/1985「中国は歩兵用火器は自給できた、自動車輸送が兵力の鉄道端末駅からの距離依存を解放、駄馬に大八車の日本軍、ノモンハンのソ連軍は戦車装甲車の走行音をスピーカーで流し偽装工作、ノモンハン失策の服部と辻がガダルカナルでも失策に、アメリカより日本で売れたブラック・チェンバー暴露本、ミッドウェー暗号解読はシカゴ・トリビューンで報道、日露戦争遼陽会戦の梅沢道治の機転、写真判読要員:考古学者・建築学者・土木学者・女性、決まり文句の羅列が暗号解読を容易にする、第一次大戦後国際会議に出席した日本首相なし、戦前に明治憲法改正を主張した学者や政治家なし」
     ⇒ 長谷川慶太郎(はせがわ・けいたろう)1927〜。評論家。国際エコノミスト、新聞記者、証券アナリスト。  
2  ?? 土地神話復活/増田俊男/アスキー/2002「アフガン誤爆はパイプライン建設のため、ゴーン社長はルノーに送金するために来た、2003年問題は杞憂、REITのしくみ」
     ⇒ 増田俊男(ますだ・としお)1938〜。時事評論、サンラ国際信託銀行会長。    ?? 株式会社という病/平川克美/NTT出版/2007「市場原理主義批判と新しい価値観を考える、株式会社の特徴・所有と経営の分離、1865年坂本龍馬の亀山社中・日本初の会社、事故を回避するには事故が誰かのミスで起きたのではないと認めること? ⇒違う・ミスを特定して普遍性を取り出すことです、百通りの原因が挙げられても原因が百というわけではない? ⇒原因に強弱があるということです、原因を明らかにして取り除けば事故がなくなるのは絶望的と現実が証明している? ⇒逆・現実はそれができることを証明しています・事故は一つ一つ別であるから一つ一つ減らすことしかできないだけです、投資家・銀行家・経営者・労働者・消費者、自己責任とはイラクで捕虜になった人に使うのでなく株で損した人へ向けるべき、株を買うのは株主のリスク・働かずに利益が得られるのはそのリスクのため、夢は本当は金では買えない、ウェブ進化論批判・情報はいくら集めても量の増大に過ぎない ⇒本読めよ・グーグルなどのシステムが量を質に変えたという内容の本でしょうが、ネットへの忌避と思考停止は何も生まないというがそれこそ思考停止 ⇒そういう著者はちっとも思考停止ではなく元の批判と全くかみ合わない、一生かかっても読み切れない情報にアクセス可能なこと ⇒だからウェブ進化論はそれについて語っているのに、国家の品格批判・ヨーロッパ文化への誹謗・ルネッサンス文化を知らないのか ⇒国家の品格が5世紀から15世紀と指定しているのはルネッサンス文化以前という意味でしょうが」
     ⇒ 平川克美(ひらかわ・かつみ)1950〜。リナックスカフェ社長。  
2  ??? 続・上に立つ者の人間学/船井幸雄/PHP文庫/1992/1988宗教的経営理論。トンデモ理論と商品満載。量子力学も今西進化論も関係なかろうに‥‥‥半端知識のオンパレード本
     ⇒ 船井幸雄(ふない・ゆきお)1933〜。経営コンサルタント、経営、マーケティング、船井理論、農林経済学。  
4    学習する組織/高間邦男/光文社新書/2005「報酬の高さとやる気は関係ない」
     ⇒ 高間邦男(たかま・くにお)企業の組織変革。  
5    創造経営の戦略−知識イノベーションとデザイン/紺野登/ちくま新書/2004わけわからん。奇妙な用語の飛び交う詩の世界?
     ⇒ 紺野登(こんの・のぼる)1954〜。知識経営、ナレッジメント実務、デザイン経営問題、国際マーケティング。  
3    破天荒!サウスウエスト航空/ケビン・ライバーグ、ジャッキー・フライバーグ/木幡照雄/日経BP社/1997/1996「家族主義経営、とっぴな発想、顧客を楽しませる、社会文化が財産、自分のことで深刻になるのはやめよう」
     ⇒ ケビン&ジャッキー・フライバーグ(Kevin & Jackie Freiberg)サンディエゴ・コンサルティング・グループの共同経営者。  
3    NPO解体新書/上條茉莉子・椎野修平,編著/公人社/2003「孔子の言葉:由らしむべし知らしむべからず・自分のことを理解してもらうより相手に信頼されるようになる? NPO=Non-profit Organization」
     ⇒ 上条茉莉子(かみじょう・まりこ)1938〜。女性の能力開発・就業起業支援、システムエンジニア、数学。  
3   ■イトーヨーカ堂の業務改革/緒方知行/知的生きかた文庫/1990/1986
3   ■セブン-イレブン流通情報戦略/緒方知行/知的生きかた文庫/1990/1984
     ⇒ 緒方知行(おがた・ともゆき)1939〜。商業・流通レポーター。  
1    デパートB1物語/吉田菊次郎/平凡社新書/1999「事件、歴史、歳時記など」
     ⇒ 吉田菊次郎(よしだ・きくじろう)1944〜。洋菓子。  

●● 社会分析−社会現象について知る ●●     排除の空気に唾を吐け/雨宮処凛/講談社現代新書/2009「製造業の派遣でクビとは住所不定無職になること」
1▼※  プレカリアート−デジタル日雇い世代の不安な生き方/雨宮処凛/新書y/2007「プレカリアートとは不安定なプロレタリアート・03年のイタリアの路上落書きより、派遣料金は人件費でなく物件費、フリーターが野宿者にならないのは親の資産のため、国境なき医師団・大阪で毎年ホームレスが200人ずつ路上死する、日経連の国内奴隷制度・労働者の三分類:幹部候補エリート・スペシャリスト・使い捨ての派遣とアルバイト、内閣府の定義では派遣社員もフリーター、裁量労働制で手取り50万から14万になり自殺した正社員、貧困ビジネス:派遣会社・サラ金・ギャンブル・ネットカフェ・ドヤ・保証金ビジネス、敷金礼金仲介料不要・賃貸借契約でなく施設利用契約や施設付鍵利用契約、アメリカの貧困家庭の子ども"お母さん、貧困ってお金かかかるんだね"、保証金ビジネスでは金利40%のヤミ金融、生活できなくなった人は生活保護が使える、欧州にはサラ金がない ⇒あれイギリスは?、東京一人暮らし20-40歳の生活保護の上限は家賃込みで137400円・住所無しでも収入が生活保護以下で貯金6万以下なら断られない、スポット派遣の天引きは35%、松本哉:反政府デモのすっぽかし・3人デモ、請負のフリーターは選挙権が行使できない・住民票を移していないため・仕事が不安定で移せない、派遣会社にファイナンス事業部・契約者にクレジットカードを渡す、フリーターに望んでなった人とやむを得ない人の分類がある、石原慎太郎・親の躾ができていない ⇒それは昔からなかった、85年の経済企画庁の報告書"子どもの世代を流動雇用形態にすれば団塊の世代の雇用が維持できる"、公的福祉を企業福祉がカバーしてきた・正社員でなければどちらのまともな福祉も受けられない、国家に要求するのが甘えている=正社員は会社に甘えているだけ、甘えている自覚がない正社員たち」
     ⇒ 雨宮処凛(あまみや・かりん)1975〜。作家、ジャーナリスト。  
2▽△  しのびよるネオ階級社会−"イギリス化"する日本の格差/林信吾/平凡社新書/2005「英国には受験戦争がない・大学に行く家庭と行かない家庭が別世界、パブは2つに仕切られ入口も2つ・サルーンとバー、タイムズは50万部・サンは400万部、1割の金持ちと9割のその他、総選挙の翌年入社のスチュワーデスは美人が少ない・代議士が後援者の娘を採用させるため、英会話を否定する大学教授・できないことは教えられない、英国の階級格差は経済でなく教育環境の格差の問題、3つの階層化:経済のグローバル化に対応できるエリート・専門分野に特化したスペシャリスト・低賃金で雇える労働者、元首相ジョン・メージャー:16歳で就職・市の臨時職員・土木作業員・銀行の見習い事務員・47歳で首相、人種問題・黒人やインド・パキスタン系移民への差別・底辺の労働者階級にとって安い賃金で長時間働く移民の驚異、向上心が持てずプライドのよりどころが白人・イギリス人であること、年収300万でものんびり楽しく生きればよい・底辺の労働を知らない人の言う世迷い言」
3△   戦争の真実−日露戦争、大東亜戦争、そしてイラク派遣/林信吾/経済界/2004「日露戦争:国家予算も兵力も1/10以下だった、財政が危ういほどの予算を取った海軍・米国と戦争できないと言えない、国益より省益、ドイツは英国と同盟して日本を引き込もうとした・結果が日英同盟、ボーア(農民)戦争、日露戦争:米国退役軍人が日本側に参戦希望、ロシア帝国のユダヤ人迫害、第二次直前のイタリア:60万陸軍・エチオピア戦争の経験・1000輌の戦車・海軍独の1.5倍の排水量・航空機1500機、日露:日本軍94万戦死45377戦病死で82252負傷者153584捕虜2081、ロシア軍84万戦死19467捕虜63243行方不明39729、末期のロシア極東軍はポーランド兵が3割、戦略的反攻の前に講和、1907年ハーグで宣戦布告の義務、ロシア兵を好待遇も現場の中国人をスパイ扱い、中華民国の中華を嫌って支那共和国と呼んだ、反戦論が政府支持、真珠湾攻撃直後・米国は損害は軽微と発表、自衛隊員の被選挙権の制限、経済封鎖で北朝鮮は崩壊する? 自衛隊を政治外交パフォーマンスの道具にするな?」
1▼※  戦争に強くなる本−入門・太平洋戦争/林信吾/経済界/2001「戦記に傑作なし、自国の軍事力にまともな知識がなかった戦前の国民、徴兵懲役一字の違い、陸軍は悲惨な思い出・海軍にノスタルジア、自覚した知識人が大衆を指導するレーニン革命・ムッソリーニの直接行動に訴える大衆運動重視、難しいことを言い出す左翼・意味もなく騒ぐ右翼、実戦経験のない学校秀才が軍を官僚化、薩の海軍・長の陸軍、陸軍大臣は軍人のみ・軍は大臣を出さないことで倒閣運動した、米国は日本のGNPで20倍、インドネシア独立の日本の貢献はオランダを倒したナチスと同じ、日本人の死者:戦死70万・沈没死40万・餓死病死が120万、航空機生産量:米22.5万・日3.3万、飛行機は牛車で飛行場へ運んだ、ゼロ戦の20mm機銃は役立たず、海軍はスロットルを引くと速度が上がり陸軍機は押すと上がる、陸軍はメートル法・海軍はマイル法、自爆ロケット兵器桜花・アメリカ側コードネーム"BAKA"、第一次大戦は毒ガスなど大量殺人兵器の見本市、ブレーメン大空襲はヒロシマ以上の被害者数、小林よしのりを背後で洗脳している思想的指導者・特異な参考文献類」
1▽   吾輩は【黒帯(ブラックベルト)】である/林信吾/小学館/2000「月刊少林寺拳法の連載より。少林寺拳法は1947年創立日本独自の武道・中国に少林寺拳法なし・宗教法人格を持つ仏教系の新興宗教、ナチスの紋章は卍そのもの、英国:レコードを使う店はディスコ・バンド演奏ならクラブ、英国人口:西インド系と黒人がそれぞれ1%・インドパキスタン系2%・イタリア人70万以上・有色人種の90%以上はロンドン、英国人の感覚:議論しないで従うのはよくないこと・正しくても反論を出さなくてはならない、イタリアはお上の信頼が薄く地縁血縁に頼る自衛組織としてのマフィア」
1▽   イギリス・シンドローム/林信吾/KKベストセラーズ/1998「イギリスはポルトガル語読みから、ごく一部のエリートを英国人の全体像と思う文化人たち、ロンドン中心部で週に3-4回の頻度でタカリに遭う、一部の優秀なエリートとどうしようもない下層階級の二極分化、禁止されないことは何でもする英国人・許可されないことは何もしないドイツ人・禁止と許可をめぐってもめてばかりいるフランス人・禁止も許可も関係なく行動するイタリア人・禁止されなくとも自主規制する日本人、日本人のポジション次第に英国社会は違う、上流階級・中産階級・労働者階級、外国のエリートに仲間意識を植え付けるように対応する・エリートはエリートとしか交際しない、ヤクザや宗教団体から税金を取るには消費税以外ない、左翼の支持者は公務員・教師・技術者、労働者にはマッチョなナショナリストが多い」
      ⇒ 林信吾(はやし・しんご)1958〜。作家・ジャーナリスト、少林寺拳法の師匠、欧州ジャーナル、英国ニュースダイジェスト、地球の歩き方・ロンドン編。  
1▼○  怒りの方法/辛淑玉/岩波新書/2004「朝まで生テレビは右翼と差別発言にお墨付きを与えた、役人には"キャリアに傷つくよ"、他者から肯定された体験が怒るのに必要、自分は強い+怒り=願望、自分は弱い+怒り=絶望、リストラは権力に逆らったものから、怒りは自分の無力感への抵抗に、単刀直入に短い言葉で伝える、殺す人は予告しない、ネットは暇人が勝つ、5分間だけ気分が良くなることを10個考えて紙に書いて貼っておく、声体表情を一致させる、声を高くしない、具体的に指摘、一回につき1つの怒り、98年薬事犯2-3万中パキスタン人は6人、社会への怒りをイベント化する」
3    愛と憎しみの韓国語/辛淑玉/文春新書/2002「愛憎の韓国語集。」
1▽   在日コリアンの胸のうち/辛淑玉/カッパブックス/2000「韓国は在日をスパイ扱い・北朝鮮は教育熱心、天才とは"あの人はできるのではないかと誤解されることでその誤解に耐えた人"」
     ⇒ 辛淑玉(しん・すご)1959〜。在日。人材育成技術研究。  
3▼△  住民運動必勝マニュアル−迷惑住民、マンション建設から巨悪まで/岩田薫/光文社新書/2005「一人で闘わない、静かな住環境を守る会、銀行のローン担当者に内容証明郵便を送りつける、住民団体を作るのに5万から、一人月5000円程度の会費、郵便局に私書箱の設置、知事宛に要請文を出し記者会見を開く、公安委員を住民代表から選任させる、傾斜地を利用したマンション・階数をごまかせる、迷惑施設は建設前が勝負、立木トラスト運動、バスは冬場の凍結に弱い・鉄道の必要性、複数団体が加盟できるネットワーク型の組織に、アマミノクラウサギ・ワシミミズクも裁判に負けたが開発を止めた・マスコミの力、駐車場も契約者の権利放棄がないと区画整理できない、裁判にはできだけ傍聴人をたくさん動員する、田中康雄は地元財界人が担ぎ上げた候補、堤義明告発時に5mmの証拠資料を他の書籍とまとめて風呂敷に包み大きく見せた」
     ⇒ 岩田薫(いわた・かおる)1952〜。全国環境保護連盟代表、町議、フリーライター、ミニコミ書店運営。  
3◯   データはウソをつく−科学的な社会調査の方法/谷岡一郎/ちくまプリマー新書/2007「N線事件フランスで発見された新しい放射線・300もの論文が書かれたが実在せず、ヒトラーの宣伝相・ウソも百回繰り返すと本当になる、統計的に有意・95%以上、GIGO、Garbage In, Garbage Out、妥当性と信頼性、選択肢の基本思想:必要最小限・わかりやすい・相互排他的・全体をカバー、セレンディピティ:ゴミの中から本物を嗅ぎ分ける能力・掘り出し物を見つける能力、やむを得ないを肯定にカウントした読売新聞、やむを得ないを中央公論で批判・親会社なので書き直し・要求してそのまま載せる・連載はその回で終了」
2▼△  「社会調査」のウソ−リサーチ・リテラシーのすすめ/谷岡一郎/文春新書/2000「調査はどんな結果でも出してみせる、社会調査の過半数はゴミ・ゴミは新たなゴミを生む、食事でキレる子ども=躾手抜き親が原因、比較対象のないデータ、隠れた変数と逆の因果、数より有効回答率、最後の質問に向けて途中の質問で誘導するキャリーオーバー効果、買ってはいけないの著者の二人は自社製品販売のため、メディアリサーチ協会を作れ、侵略⇒進出の正論の公開質問状、サイテーション・インデックス、帰納的な後付け論理、スプリアス効果の例:灰皿の数と肺ガン率、読売新聞調査部のテクニック」    ツキの法則/谷岡一郎/PHP新書/1997「ギャンブルは勝てないが、勝てなくとも楽しむ方法がある。必勝法のほとんどは嘘」
     ⇒ 谷岡一郎(たにおか・いちろう)1956〜。犯罪学、ギャンブル社会学、社会調査論、行政管理学。  
3○▽  科学事件/柴田鉄治/岩波新書/2000「臓器移植への抵抗は日本人の死生観ではない・火葬と西洋医学・医療への不信感、チェルノブイリ:消防士は知らされず放射能で次々と死亡・住民も避難なく学校も平常のまま・避難は事故2日後、貧弱な仮説を立てて学会でも対立があるしてごまかした水俣病、チッソ内部の極秘・ネコ400号の実験、地震予知の困難・割り箸がいつ折れるかの予測」
     ⇒ 柴田鉄治(しばた・てつじ)1935〜。科学ジャーナリスト、朝日新聞、地球物理学。  
2※   男性の育児休業/佐藤博樹・武石恵美子/中公新書/2004「共働き男性の家事時間は1日32分で専業主婦がいても同じ、週60時間以上労働が30-40代で増加、ファミリー・フレンドリー企業、アメリカは両立支援が日本より遅れている、前産業社会の存在する父親⇒産業社会の見えない父親⇒現在の関わる父親」
     ⇒ 佐藤博樹(さとう・ひろき)1953〜。人的資源管理、産業社会学。  
1○   快適自転車ライフ/疋田智/岩波アクティブ新書/2002「先進国で自転車が歩道を走るのは日本だけ、雨の日は変速機をあまり動かさない、車の130倍の移動効率、自転車の活用:環境問題・渋滞の解消・交通死亡事故の減少・健康の促進、オランダの駐車罰金は14万、都市内交通は自転車で、美観のための放置自転車撤去、撤去推進者は自転車に乗らない人ばかり、ヨーロッパの自然なおびただしい放置自転車、共有自転車は自転車の共産主義幻想・オランダでは失敗済み、タイ人は不快なのが嫌い、韓国中国でも自転車はステータスの低さを示す、ヨーロッパの都市は小さい」
2▽   自転車生活の愉しみ/疋田智/東京書籍/2001「自転車は軽いから高い、Vブレーキ、ブレーキレバーでの変速、溝付きサドル、アルプスとケルビム、放置自転車問題は原因と結果をないがしろにしている、ブレーキは前7後3、ポンチョ、スピードメーター、駐輪バー付き小ぶりの駐輪場、後輪はペダル逆に回して停めるダッチバイク・前輪ブレーキなしのことも、パーク・アンド・ライド、コーヒーショップという名の大麻屋」
     ⇒ 疋田智(ひきた・さとし)1966〜。ディレクター、自転車活用推進研究会委員、社会部記者。  
2▽   遊びの神話/一条真也/PHP文庫/1991/1989「万遊同根。宝塚と歌舞伎、伊勢神宮とTDL、見るスポーツとするスポーツ、ヒトラーとディズニー、オランダ人コステル、宗教博覧会、ホワイトフェース・オーギュスト・キャラクター、見せ物は栄光」
     ⇒ 一条真也(いちじょう・しんや、佐久間庸和)1963〜。マーケティング。リゾート、テーマパーク、イベントなどのプランニング&プロデュース。  
2♪   「妹の力」社会学/畑田国男/コスモの本/1991「男女関係は、姉弟か兄妹」
     ⇒ 畑田国男(はたけだ・くにお)1944〜。姉妹型人間学、漫画家、イラストレーター。  
1◎   自分で調べる技術−市民のための調査入門/宮内泰介/岩波アクティブ新書/2004「各種検索エンジンの紹介、聞き取りには十分な準備と気合いが必要、文献調査⇒フィールドワーク⇒まとめる⇒文献調査」
     ⇒ 宮内泰介(みやうち・たいすけ)1961〜。環境社会学、NPO法人さっぽろ自由学校「遊」の運営スタッフ。  
2▽   「冬ソナ」にハマった私たち/林香里/文春新書/2005「平均年齢47.3歳、アンケートの手紙の書き手とメディアの韓流とのギャップ、純粋なるものへの回帰願望、日本女性の非婚は母や祖母が女性性を諦めながら女として苦労したのを見たため、総合週刊誌に見る中高年女性への侮蔑、日韓共通の女性が好きなものには価値がないという認識、冬ソナはゴールデンタイムから外れている・チャンネル選択権がある時間帯、ジャニス・ラドウェイ:女性は感情のケアが必要・ロマンスの読書へ、愛を与える職業・感情労働、特別な関係の人を家族と呼ぶ、宝塚歌劇団の男役に夢中になる心理とペ・ヨンジュンへの心理、冬ソナのセクシャリティの欠如・賞賛はあっても非難なし、関心や知識のないことへのメディアの影響は意外に強力、冬ソナファンはマス・メディアに批判的・マスコミから疎外された存在、評論家は赤いシリーズとの類似を指摘もファンは全く関心を示さず、J・ナイのソフト・パワー:強制や報酬でなく魅力によって望む結果を得る能力、冬ソナファンは韓国の政治主張に同調せず、あるグループをバカにしたり笑うのは内情や実態を知らないから」
     ⇒ 林香里(はやし・かおり)1963〜。ジャーナリズム、マスメディア研究。  
3※   公益法人−隠された官の聖域/北沢栄/岩波新書/2001「行政問題の追及サイト・行政監視局、見えない政府の10形態、パチンコの型式試験する保安電子通信技術協会・警察庁所管、内閣府にチャリティ委員会を設ける、公益性を認定登録・税の減免措置とインターネットによる事業と財務内容の公開義務、17世紀以来の英国のチャリティ委員会、公益性の基準はNPOと公益法人で同一でなければならない、高齢者、虚弱者、貧困者の救済、傷病兵士、学校、大学生への援助、橋、港、道路、教会、堤防、幹線道路の補修、孤児の教育および就職、矯正施設の維持援助、貧民女子の結婚、年少の労働者等の援助、囚人、捕虜の救済、釈放、生活困窮者の租税支払いの援助」
     ⇒ 北沢栄(きたざわ・さかえ)1942〜。ジャーナリスト、著作家。      人口激減−移民は日本に必要である/毛受敏浩/新潮新書/2011「日本人はアジア人を見るとみんな貧乏だと思っている、ウィンブルドン現象:ウィンブルドンで試合をする選手のほとんどは外国人選手、人口の1.71%が外国人、日本語を学ぶ意欲のある外国人を受け入れる」
     ⇒ 毛受敏浩(めんじゅ・としひろ)1954〜。国際交流。  ?? 資産フライト−「増税日本」から脱出する方法/山田順/文春新書/2011「▽起こりもしない資産フライトによる脅迫本・ト系、五つの国旗理論、政府と財務省は金持ちに税金を払わせようとしている?、▽そんなアホな、世界は減税競争なのに日本だけ増税、▽明白な嘘、勝者総取り市場、叙勲は元官僚でなく高額納税者を」
     ⇒ 山田順(やまだ・じゅん)1952〜。作家、編集。
3    環境再生と日本経済−市民・企業・自治体の挑戦/三橋規宏/岩波新書/2004「モルジブは100年後に消滅も、都市の繁栄と地方の疲弊? 菜の花からディーゼル燃料、ベルトコンベアからセル生産方式へ、カタログハウス商品憲法:商品とは地球である」
     ⇒ 三橋規宏(みつはし・ただひろ)1940〜。日本経済新聞、経済学。  
2    情報をムダにする人 活かす人/速水遼とワーキングネット21/KAWADE夢新書/2004「本、新聞、インターネットと情報の整理法」
     ⇒ 速水遼(はやみ・りょう)1959〜。執筆、週刊誌記者。  
2    インフォームドコンセント/水野肇/中公新書/1990
     ⇒ 水野肇(みずの・はじめ)1927〜。記者、医事評論家。  
1    「つかみ」の大研究/近藤勝重/毎日新聞社/1999「芸能人、政治家、作家の名言エピソード集。カント:笑いは緊張が突然緩んだ結果生じる、ベストセラーの三大要素:タイトル・装丁・帯、三木武吉:誠心誠意ウソをつく」
     ⇒ 近藤勝重(こんどう・かつしげ)1945〜。ニュース解説、コラムニスト。  
2    高校生の流行学/伊藤悟/三一書房/1990
     ⇒ 伊藤悟(いとう・さとる)1953〜。作家、予備校講師、高校講師、同性愛者。  
3    病理所見書をください/村野民子/河出書房新社/1995
     ⇒ 村野民子(むらの・たみこ)1925〜。秘書。  

●● 国内ドキュメント−ある出来事の記録、ある人たちについての記録 ●● 
3◎   反貧困−「すべり台社会」からの脱出/湯浅誠/岩波新書/2008「一度転んだらどん底まですべり落ちていってしまうすべり台社会、牧師:ここはみんなの場所だから寝させてあげるわけにはいかない。その代わり祈ってあげるから、警察:生駒山まで登ってまた降りてくれば夜は明けてるよ、セーフティネットの三層構造:雇用・社会保険・公的扶助、生活保護:濫給は14669人・漏給は600-850万人、刑務所が第四のセーフティネット、北九州市の生活保護の母子世帯比率は1.8%・札幌市15%・さいたま市11.2%、生活保護受給者の25.1%が生活保護家庭で育っていた・母子家庭は40.6%、アマルティア・セン:貧困はたんに所得の低さでなく基本的潜在能力が奪われた状態、貧困とは他の選択肢を等しくは選べない状態、生活保護の相談は面談室で一対一、闘うためには闘わなくてもいい場所が必要、前橋靖・路上生活者だった社長・搾取する派遣労働の貧困ビジネスに、反貧困ネットワークのキャラクター・オバケのヒンキー、もやいは月額60万の人件費を4-5人でわけて活動」
     ⇒ 湯浅誠(ゆあさ・まこと)1969〜。野宿者支援活動。  
1▼ ? なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか/若宮健/祥伝社新書/2010「2006年8月韓国パチンコ禁止・全国の二万店、2000年頃から日本から輸入改造パチンコが流行、日本の新聞社ではパチンコ批判の原稿は没になる、家に泥棒が入っても犬も吠えない、飼い主が泥棒の場合は犬が泥棒を見ても吠えないそうだ、パチンコ店の数は日本と変わらなかった、日本のパチンコ昭和30年代は椅子なしで換金もできず・今はATMまである、韓国にホームレスはいない?、人間は転ぶことが恥ずかしいのではなくて起き上がれないことが恥ずかしい、店員にパチンコ依存症が多い、パチンコ店の顔認証システム・2008年12280店、パチンコ業界の用心棒をつとめる国会議員、大手パチンコ店の顧問弁護士をつとめる民主党議員山田正彦、あの国は20年もすれば消えてなくなる、世界最大の広告代理店電通、ギャンブルを禁止するとそのお金が消費に回る、▽パチンコは低所得者が多いのでこれは正しい、天下り団体:保通協・日電協・日工組・日遊協・全日遊連・回胴遊商、パチンコ店経営者の8割は韓国朝鮮系・残りは日本と台湾」
     ⇒ (わかみや・けん)1940〜。ジャーナリスト、トヨタ営業マン。
1▽   聖路加病院訪問看護科/上原善広/新潮新書/2007「せいろかでなく聖ルカ、東京の行ってみたい病院1位・満足した病院2位、ドイツ語でなく英語:カルテ⇒チャートなど、話ながら作業することで患者に苦痛を与えない、人工呼吸器をつけたALS患者の在宅療養記録日本最長24年超、訪問看護科ナースマネージャー押川真喜子、淀川キリスト教病院の訪問看護ステーション所長高沢洋子」
     ⇒ 上原善広(うえはら・よしひろ)1973〜。ノンフィクションライター。  
1▼○  中学生からの作文技術/本多勝一/朝日新聞社/2004「かかり・受け関係を近づける、長い節・句を先にする、句点はかかり受けの組み合わせの分離・逆順のとき・強調、"が"逆接以外に多用しない、"と"など並列助詞は最初の一つに、書き手と読み手の違い・読み手が笑うとき書き手は笑ってはいけない」
     ⇒ 本多勝一(ほんだ・かついち)1913〜。朝日新聞記者。  
1○▽  孫正義−インターネット財閥経営/滝田誠一郎/実業之日本社/1999「ランチェスターの法則:戦力集中して一点突破、孫の二乗の兵法:一流攻守群⇒質の高いチーム・道天地将法⇒大義名分・智信仁勇厳⇒リーダーの質・頂情略七闘⇒大局を見て7割の勝算・風林火山海⇒海のように呑み込む、アスキーの西和彦、チーム制・日次決算・千本ノック、情報化社会の4つのステップ:AIT⇒テレビラジオのメーカー・AIS⇒出版社放送局・DIT⇒パソコンのハードやソフトメーカー・DIS⇒デジタル情報の提供会社、サイバースペースの目玉の交通量と財布の交通量を押さえる」
     ⇒ 滝田誠一郎(たきた・せいいちろう)1955〜。ノンフィクション・ライター、ジャーナリスト。  
1▽☆  お笑い北朝鮮−金日成・金正日親子長期政権の解明/伊東輝夫/コスモの本/1993
1▽   お笑い−外務省機密情報/テリー伊藤/飛鳥新社/1997「日本人を見捨て、アジア系を見下し、コピーと新聞切りとパーティが仕事、何もしないで大金を稼ぐ人々」
     ⇒ 伊東輝夫(いとう・てるお)1949〜。TVディレクター。  
2    ダメ親父の教育原論/増尾由太郎/三一書房/1983「自伝。これじゃ子どもが可愛そうな気が‥‥‥
2△▽  知的闘争術入門/増尾由太郎/三一書房/1983「子どもに家事を分担させる、学校は動物園・先生は動物、病気になるな!、健康ノートをつける、医師の本来の役目は患者の生活指導である、医師は領収書を出す義務がある、回覧板に意見書、楽しく闘う、武器と闘うな、人を見て法を説け」
2▽▽∪■誰も書かなかったケンカのしかた/増尾由太郎/三一書房/1980「警察官には所属と氏名を明らかにする義務あり、警察とケンカはみんなの前で、証拠をつくれ、エリートはケンカを回避する、黙秘が最善、公僕は相手を特定して個人を攻める、批判ビラは職業氏名電話番号住所など明記する、相手弁護士に応対しない、文書は自分でつくる、相手の言葉を録音、捨て印を押すな、実印を手離すな、利息制限法を守らせろ」
     ⇒ 増尾由太郎(ますお・よしたろう)1941〜。各種告発活動、総合ライフ・コンサルタント、著述活動、近現代政治思想史、銀行強盗と報道され名誉毀損に勝利、詩人、鍼灸。  
1♪▽  女探偵の事件簿/渡邉直美/光文社-知恵の森文庫/2001/1999「車のナンバーから持ち主の照会、証拠は写真からビデオへ、アメリカ:探偵は国家資格・料金は1/3・成功報酬、素行調査は1日10万以上・3時間6万以上、渋谷プライム前は探偵が多い・テレビ局出入口・ラブホテル街・映画館前、潜入調査は口頭説明と証拠提出、盗聴器発見の依頼のほとんどは被害妄想、尾行の手抜きにアイスピックで車をパンク、あらゆる人物になりきる、宅配ピザを注文しそれを持って訪問、聞き込みは同じ場所に3回は行く、ミラー話法:話すスピード・声量・身振り手振りを合わせる、2001年70%浮気素行調査18%行方調査10%企業信用調査・盗聴器発見とボディガード」
2▽♪  図解 探偵・調査マニュアル/渡邉直美/同文書院/1998「料金は開始時に半額・残りは報告時、宅配ビデオの配達人のフリでごまかす、尾行は3人1組が基本、渦巻きの法則:聞き込みは関係の遠い人から身近な人へ、聞き込みのタブー:対象者の子どもの話題・旅行の話題、超指向性望遠マイク・レーザー盗聴器、産業スパイの狙いは顧客名簿と売上伝票、夜逃げ者の逃亡場所は温泉場」
     ⇒ 渡邉直美(わたなべ・なおみ)総合探偵者ガルエージェンシー代表、潜入調査。  
3※△  鍼灸の挑戦−自然治癒力を生かす/松田博公/岩波新書/2005「鍼灸は自然治癒力を活性化する、交感神経と副交感神経のバランスの回復、霊枢と違い手足からの感覚は中枢へと求心的に流れ循環することはない、トリガーポイント理論・痛みから離れた所に痛みが再現されるポイントがある、交感神経の緊張・白血球の顆粒球が増加・顆粒球は細菌を食べ2-3日で死にそのとき活性酸素を放出、副交感神経の活性化・リンパ球の増加、ステロイドの常用で顔が丸くなる、福田−安保理論:顆粒球54-60%・リンパ球35-41%が理想、浅いはりで全身治療できる人がよい、鍼灸でよくなっても元の生活に戻ると再発も」
     ⇒ 松田博公(まつだ・ひろきみ)1945〜。鍼灸師、鍼灸ジャーナリスト、共同通信編集委員。  
3※   リピーター医師/貞友義典/光文社新書/2005「1973-1995年の間に100万以上の損害賠償請求された医療事故を2回以上起こした医師数511人・2回391人・3回82人・4回22人・5回16人、不勉強な医師と研鑽を積まない医師がリピーター医師に、医師が医賠責保険を使うには全てを保険会社に任せなければならない・個人で非を認めることなどできない、医療事故を繰り返し賠償金を払っても保険料の増額もない、麻酔科の医師の仕事は手術全体の管理・手術室の管理者で運営者・呼吸整理や循環生理も勉強している」
     ⇒ 貞友義典(さだとも・よしのり)1952〜。弁護士、医療事件。  
1※   橋下徹 改革者か壊し屋か−大阪都構想のゆくえ/吉富有治/中公新書ラクレ/2011「太田知事の禁じ手減債基金の取り崩し、私立高校年収350万以下の世帯は授業料無償に、もともと収支がプラスに転じる時期に知事に就任した、箕面森町の大規模開発プロジェクト、新聞は編集されるがテレビはそのまま伝えてくれるので優先、民間では朝礼は始業時間前にする、▽違反では?、WTC買い取りは関西州州都ビルを目指すため・現庁舎の耐震工事より安い、府のりんくうゲートタワービルと市のWTCは同じ高さ256m、橋下知事の提出法案に維新の会が反対し他会派が賛成して可決したケース、橋下は東京生まれ大阪同和地区の育ち、石原都知事就任前の東京都はひどい赤字団体、上山信一/大阪維新、太田前知事も大阪新都構想を持っていた、大阪都構想・大阪市も堺市もなくなる、現時点では良くも悪くも変わっていない、真の敵は大阪市ではなく国ではないのか?」
     ⇒ 吉富有治(とみよし・ゆうじ)1957〜。ジャーナリスト。
3※   民主党が約束する99の政策で日本はどう変わるか?/神保哲生/ダイヤモンド社/2009「結党時の主要メンバー:鳩山由紀夫・菅直人・枝野幸夫・前原誠司・仙石由人、世襲議員:自民108/303民主16/116、ドイツ・フランスでは一票の格差は二倍以内、人口30万人程度の300の基礎自治体に地方分権・江戸時代も300諸侯・衆議院小選挙区の数も300、道州制はなし・都道府県は廃止、高速道路無料化・道路公団の廃止、給付付き税額控除、消費税を社会保障目的税に、既存の大手メディアこそ日本最大の既得権益産業、http://www.videonews.com/」
     ⇒ 神保哲生(じんぼう・てつお)1961〜。ジャーナリスト。  
1○   日本共産党/筆坂秀世/新潮新書/2006「40万党員と3600人の地方議員、1922.7.15コミンテルン日本支部として誕生、赤旗売り上げ251億・経費は180億・総収入は300億・自民党は221億、民主連合政府・綱領上は単独政権を排除、2000年以降毎年赤字、共産党の秘書は怖い、最期まで引退を拒み続けた宮本顕治、1972年に40議席・赤旗280万部、共産党と無関係の九条の会を赤旗で大きく扱う、九条の会の呼びかけ人は大江健三郎と加藤周一、1994年に武装中立から非武装中立へ、98年比例で819万票獲得・過去最高、党名さえ変えれば……」
     ⇒ 筆坂秀世(ふでさか・ひでよ)1948〜。元共産党政策委員長。      <不良>のための文章術/永江朗/NHKブックス/2004「プロライターになるためのワークブック、考えないで書くのは作家のホラか忘れっぽいだけ、事実よりもどうしてそうなったのかが大事、インターネットで調べ物をするのは書かなくていいことを確認するため」
2○   インタビュー術!/永江朗/講談社現代新書/2002「インタビューは話し手が主役・取材は内容が主役、若い作家やタレントにはカジュアルな服装で、相手は何で食べているか、インタビュー終了後トイレに行き内容確認と気分切り替え、ゴーストライターとインタビューの距離は近い、情報はしゃべるところに集まる、地味で盛り上がらないテーマを挟みリズムをつける、ノンフィクションの基本としてのインタビュー」
     ⇒ 永江朗(ながえ・あきら)1958〜。哲学からアダルトビデオまでを標榜するフリーライター、哲学。  
1※ ? バーバラ・ハリスの臨死体験/バーバラ・ハリス/立花隆/講談社+α文庫/1998/1993「臨死体験と苦しむ人の救済への目覚め」
     ⇒ バーバラ・ハリス(Barbara Harris)1943〜。臨死体験者。国際臨死体験研究協会の事務局メンバー。ターミナル・ケア。  
2○   女にしかわからない/井上一馬編・実川元子共訳/文芸春秋/1995
     ⇒ 井上一馬(いのうえ・かずま)1956〜。英語翻訳。フランス語。  
2▽   10人のノンフィクション術/関朝之/青弓社/2002「実用書は書店棚確保のため10冊まとめて出版する必要あり、体験記も取材していないとかけない、ノンフィクションは出版界の3K労働、取材に必要な想像力・イメージをふくらませてたずねる、取材者が当事者になる鎌田方式」
     ⇒ 関朝之(せき・ともゆき)1965〜。ジャーナリスト、医療、労働、スポーツ、動物、農業。  
2▽   ネットバブル/有森隆/文春新書/2000「土地バブルは関西・ネットバブルは関東、光速の蓄財マジシャン重田康光、インテリが作りヤクザが売る新聞、企業通貨論:株式を通貨としたM&A、光通信の謀略専門セクション・潰し隊、不良処理過程で暴力団にお金が、株価が乱高下:ソフトバンク・光通信・アルゼ・ドン・キホーテ・グッドウィルグループ・ヤフー」
     ⇒ 有森隆(ありもり・たかし)1945〜。経済事件、犯罪、経済ジャーナリスト。  
3※   京都議定書は実現できるのか/石井孝明/平凡社新書/2004「日本は最もエネルギー効率がよいためCO2削減コストが一番高い・欧米の1.3-2倍・GDP当たり米の1/3・独の60%のエネルギー消費、CO2排出量は家庭で90年⇒01年で19.4%増加・業務で30.9%増加・運輸も22.8%増加・自動車の増加のため・産業は5.1%減、家族構成の変化・家族が小さいとエネルギー効率が悪い、産業界は炭素税に断固反対、環境日本を輸出せよ、発電稼働率:太陽光12-15%・風力20・原子力80・火力60、原発一基分の屋根の太陽光発電だと愛知県世帯数分・風車なら琵琶湖面積必要、1キロワット発電コスト円:原子力5.9・天然ガス火力6.4・石炭火力6.5・石油火力10.2・水力13.6・太陽光46-73・風力10-24、デンマークの総発電の14%が風力」
     ⇒ 石井孝明(いしい・たかあき)1971〜。時事通信社、為替・証券・商品の各マーケット、金融、エネルギー、化学・製薬業界。  
2※   元気なNPOの育て方/戸田智弘/生活人新書/2005「純粋引きこもり・引きこもりがち・引きこもりもどきで対応が違うべき、教育へのテレビの問題は質ではなく量・見過ぎ、言葉の出ない子ども・乳幼児期に長時間テレビと接触、医療にNPO・利益の分配が禁止されている、学ぶの語源は真似ぶ、アメリカのNPOの収入:事業収入50%・会費寄付20%・助成金30%、一人当たりGDPが一万に達するとGDPの高さと社会に対する満足度が比例しなくなる」
     ⇒ 戸田智弘(とだ・ともひろ)1960〜。ルポライター。  
2※  ■ある弁護士の生涯−布施辰治/布施柑治/岩波新書/1963「数え年23歳で司法試験に一発合格、弁護士の弁論が被告の立場を理解したものなら有罪で服役しても心の支えとなり自暴自棄にならない、殺人事件の真犯人は裁判で無罪になっても良心の呵責で発狂や自殺するのが大部分、判決は被告の納得するものでなければ道徳効果がない・死刑に納得する人間はいないから死刑廃止すべき、トルストイ主義としての信条:人は人を裁くなかれ・死刑廃止・人を争わせるな、弁護士懲戒の裁判記録」
     ⇒ 布施柑治(ふせ・かんじ)1906〜78。新聞記者、布施辰治の長男。  
1※   橋下「大阪改革」の正体/一ノ宮美成/講談社/2009「道州制その他は関西財界の意を受けた政策、違約金をおそれて出馬を伏せ続ける、300万人を超える府民がPT案に反対・署名数、府職員9万人うち教員5.7万人警察官2.3万人、解放同盟を賛美、福祉機能は300の基礎自治体に」
     ⇒ 一ノ宮美成(いちのみや・よしなり)1949〜。ジャーナリスト。    障害者市民ものがたり−もうひとつの現代史/河野秀忠/生活人新書/2007「文章が読みづらい、1976年までの自伝、障害者を毛布でくるんで撤去した警察」
     ⇒ 河野秀忠(かわの・ひでただ)1942〜。豊能障害者労働センター代表。      社会を生きるための教科書/川井龍介/岩波ジュニア新書/2010「2008年結婚72万組離婚25万組、あつものに懲りてなますを吹く、クーリングオフ、新書マップ、策士策におぼれる」
     ⇒ (かわい・りゅうすけ)1956〜。ノンフィクション、音楽コラム、NPO連想出版編集長。  
3    初級システムアドミニストレーターをめざそう!/サンマーク出版編集部,編/サンマーク出版/2001「電卓使用可も制限あり、70点が合格ライン、合格者の27%が独学、6ヵ月学習が目安」
     ⇒ サンマーク出版編集部  
2    「出会い系」時代の恋愛社会学/今一生/ベスト新書/2001「テレ牛、相手の目を見てする、地雷女」
     ⇒ 今一生(こん・いっしょう)フリーライター。  
1    少女物語−性について話しましょうか/宮迫千鶴/ちくま文庫/1996/1990「カトリック系女子高の話。ハンサム・アンパン事件」
     ⇒ 宮迫千鶴(みやさこ・ちづる)1947〜。評論家、女性問題、家族論、美術論、装丁。  
1    若いやつは失礼/小林道雄/岩波ジュニア新書/1988「純粋な文化はない、日本の会社は軍隊式」
     ⇒ 小林道雄(こばやし・みちお)1934〜。フリーのノンフィクション・ライター。  
2    アルトマン症候群/和泉茉伶/三一書房/1994
     ⇒ 和泉茉伶(いずみ・まれい)フリーライター。  
2    男たちの誤算/福島瑞穂,編/径書房/1990
     ⇒ 福島瑞穂(ふくしま・みずほ)1955〜。弁護士。  
1    プロ家庭教師の技/丸谷馨/講談社現代新書/2003「現代家庭教師事情、タイトルは期待外れ。つまずきの共通点:数学で答え以外を消す・英語が読めない、消しゴムを使わないように」
     ⇒ 丸谷馨(まるや・かおる)1959〜。ノンフィクション作家。  
2    笹川良一伝−世のため人のために/黒瀬f次郎/致知出版社/2001「“世界は一家人類は皆兄弟・競艇の胴元”笹川良一1899-1995、戦犯に希望する、負の面について一切記載がなく片面的で面白くない
     ⇒ 黒瀬f次郎(くろせ・しょうじろう)1921〜。コーヒー業。  
1※   自動車・物損事故解決のしかた−保険と過失割合算定方法がよくわかる本/海道野守/成美堂出版/1999「物損事故で支払う項目を明記する、事故日から支払い日までの日数に年5%の金利をつける、時価は車を中古車市場で買うときの値段、時価の根拠を確認する、中古車市場のないものは70%-50%-30%」
     ⇒ 海道野守(かいどう・のもり)1938〜。大手損保の元損害調査部長、事故情報調査会。  
4   ■外貨で月20万円稼ぎ続けている私の連勝法/山根亜希子/明日香出版社/2005「半年から1年勉強すれば……ね。参加者が増えると儲けにくくなるかも」
     ⇒ 山根亜希子(やまね・あきこ)1973〜。サイエンスライター。  
2    交通事故そのときどうする!/柳原三佳・海道野守/オーエス出版/2002
     ⇒ 柳原三佳(やなぎはら・みか)1963〜。ジャーナリスト、交通事故取材。  
1※   真説バブル/日経ビジネス,編/日経BP社/2000「資産1兆円のEIEグループ悪魔の錬金術師高橋治則の人生、歌う不動産王千昌夫の師、副社長だったドクター中松、長銀崩壊へ、相場師:笹川良一と糸山英太郎」
     ⇒ 日経ビジネス  
2※   ニセ学生マニュアル−死闘篇/浅羽通明/徳間書店/1990学者って気持ち悪いなあ‥‥‥、文学と左翼、学会は二世の世界」
     ⇒ 浅羽通明(あさば・みちあき)1959〜。評論、みえない大学本舗主宰、“知の悪党”。  
1    ブログ入門−50代にもよくわかる/滝田誠一郎/ベスト新書/2005「鬼嫁日記もブログから」
     ⇒ 滝田誠一郎(たきた・せいいちろう)1955〜。ノンフィクション作家、ジャーナリスト、起業家、ビジネスマン、クリエーター。  
3    検証 経済失政/軽部謙介・西野智彦/岩波書店/1999実録という感じで検証はない
     ⇒ 軽部謙介(かるべ・けんすけ)1955〜。時事通信社。  
2   ■死よ、驕るなかれ/ジョン・ガンサー/中野好夫・矢川徳光/岩波新書/1974/1949
     ⇒ ジョン・ガンサー(John Gunther)1901〜70。ジャーナリスト。  
1   ■気違い部落周游紀行/きだみのる/富山房百科文庫/1981「ある架空の村の人々を紹介。」
     ⇒ きだみのる(きだ・みのる:山田吉彦) 1895〜1975。社会学。  
2    がん患者学−長期生存をとげた患者に学ぶ/柳原和子/晶文社/2000「ガンの長期生存者や専門家へのインタビュー。民間療法による回復者が中心でバランス悪い。丸山ワクチン、MMKヨード、AHCC」
     ⇒ 柳原和子(やなぎはら・かずこ)1950〜。ノンフィクション作家。  
2    米軍と農民/阿波根昌鴻/岩波新書/1973「土地を安く買いたたこうとする米軍に対する反骨人間の闘い。兵隊をのがれるため出生届けを2-3年早くする」
     ⇒ 阿波根昌鴻(あはごん・しょうこう)1903〜。沖縄の農民。  
1    ケネディ/井上一馬/講談社現代新書/1994「オリバー・ストーン、勝利は百人の生みの親・敗北は一人の孤児を持つ、リンカーンとシーザー、シャワちゃんは大統領になれない」
     ⇒ 井上一馬(いのうえ・かずま)1956〜。エッセイスト。  

●● メディア ●● 
2▼○  官僚とメディア/魚住昭/角川oneテーマ/2007「耐震偽装事件の真相は姉歯の個人犯罪、姉歯建築で震度5で壊れるものはない、小嶋・木村建設幹部・イーホームズ社長藤田はなぜ逮捕されなければならなかったか・全員が事件の被害者・名義貸しも粉飾決算も建設業界で日常行為・架空増資も身柄拘束の必要性なし、報道が作る悪のイメージ・それに合わせて当局が罪人を作り出す、事件で問われるべき国交省の官僚の責任はなく無傷で生き残る、記者個人の批判的視点を書くことができない・客観報道主義・当局発表そのままに、ニュースバリュー、新聞やテレビが流す情報の7-8割は各種官庁から供給、新聞が軍部に弱腰になることを許さなかった、国策捜査:時代のけじめ・象徴的な事件を作り出して断罪する・冤罪ではなくターゲットを見つけ出して徹底的に揺さぶりひっかける・何か隙がある、NHKの政治圧力・朝日新聞に証拠のテープがあるのに公開できず、新聞は収入の半分以上が広告・電通の強い影響下・電通が政治を動かしマスコミを歪めている、偽装記事と広告の抱き合わせ方式、パックニュース方式・イベントについての記事・その記事を使うと電通から広告がつく、1936年同盟通信発足時に日本電報通信社から切り離された広告部門が電通・遡ると共同通信と合流する」
     ⇒ 魚住昭(うおずみ・あきら)1951〜。フリージャーナリスト、共同通信社。  
2▼△  ジャーナリズム崩壊/上杉隆/幻冬舎新書/2008「鳩山事務所、日本のジャーナリズム精神は海外のワイヤーサービスメンタリティ・通信社・共同通信や時事通信・速報性第一の業務・解説批評を加えるのがジャーナリズム・第4の権力・三権の監視、米国では新聞社と通信社の仕事が峻別されている、政治記者が政治に寄り添うプレイヤーに・指南役としてメディア対策も、派閥記者の代表・阿比留瑠比と青山繁晴、証拠を残す防衛策としてのブログ・盗用メディアへの牽制に、ネットにより常態化していたメディアの手抜きが暴露されるように、編集と経営の峻別を、渡邉恒雄・サービス精神の旺盛な好人物・疑問点はすぐ自分で確認する新聞記者精神もあり、民主党の記者クラブ開放、ニューヨークタイムズ・出典の曖昧な写真は使えない、政治家は多く物わかりがよい好人物、岩瀬達哉の指摘で記者クラブはスペース使用料や光熱費を払うように・記者クラブと公権力との癒着、NHKの面接に政治家の推薦状を持つ学生、日本の新聞社は米国では通信社、本多勝一や疋田桂一郎が岩瀬達哉を訴える、公人と準公人を批判・反論手段を持つ人を準公人、フレンチ氏・日本の新聞やテレビは政府の広報機関・報道機関と言えるのは雑誌のみ、米国のジャーナリズムでは公人に原則オフレコ取材を認めず、記者クラブの会見では順序や台詞まで決められている、首相に質問を教える記者・政府批判を避ける新聞・同業者を排除する記者クラブ、記者もしょせんは会社員」
     ⇒ 上杉隆(うえすぎ・たかし)1968〜。フリージャーナリスト、ニューヨークタイムズ東京支局取材記者、衆議院議員公設秘書。  
3▼∪  調べる、伝える、魅せる!−新世代ルポタージュ指南/武田徹/中公新書ラクレ/2004「ルポタージュ制作を通じて表現実習を行う、新刊委託期間は本来4ヶ月、出版社は絶版本も5部は見本として持っている、街頭の生の声がTVのコメンテーターと同じだった、メールが不達でも戻らないことあり、いま電話していいですか、語りに混在する個人・共同体・社会の言葉、他者の言葉:モデル・ストーリー:共同体的な語り:マスター・ナラティブ:社会的なイデオロギー表現、取材にもエスノメソドロジーの会話分析をする、マイクロソフトの語彙の削除:逆卍とハーケンクロイツとダビデの星、修飾語の語順ルールを覆すときテンを打つ、われわれを主語に立てて消す報道言語・ぼくを主語に立てて消すこともできる、わかりにくさから疑いを引き出す、わかりやすさとは疑いにくさ?、書き出しのコツ:下品・怒らせる・驚かす・ツッパリ、デカルトの存在証明・自分に確かめられない実在・ジャーナリズム全般の問題」
3○   戦争報道/武田徹/ちくま新書/2003「戦争報道の歴史。戦争はジャーナリズムが報じて始まる・報じなければ戦争とは呼ばれない、オーウェルとベーシックイングリッシュと語彙の管理、ベトナム戦争で首狩りのモン族の王となったポシュニー、湾岸戦争でのスマート爆弾は7%・残りは無差別爆撃、クウェートに行ったこともないナイラに嘘の証言をさせたヒル&ノートン社、油まみれの水鳥もイラク環境テロと無関係、9.11でイスラエル人被害者不在という都市伝説、イラク空軍の迎撃なしを撮影した橋田信介・戦争の最終決断に利用」
     ⇒ 武田徹(たけだ・とおる)1958〜。ジャーナリスト、比較文化、分析的・批評的手法を特徴とするノンフィクション作家。  
3※   ネットいじめ/荻上チキ/PHP新書/2008「石川県野々市町・携帯電話所有率を下げることに成功、セキュリティソフトや警備会社などの不安業界、学校裏サイトでなく学校勝手サイト、誤謬誤認誇張の多い下田博次の言説、学校勝手サイトとは学校のことを話し合う生徒のための掲示板機能付きサイト、国会で憶測と誇張誤謬の発言を頻発した尾木直樹、サイトによっていじめは可視化された・隠れたのではない、キャラを獲得する、いじめは人類共通の病気・風邪のようなもの・風邪を一掃するのは無理だが風邪にかかりにくくすることはできる、ケータイがコミュニケーションを変化させた技術決定論でなくコミュニケーションスタイルの変化がケータイやネットの技術の出現を望んだと考えた方が妥当 ⇒それはない・因果関係として無理・技術決定論が正しい」
2※   ウェブ炎上−ネット群集の暴走と可能性/荻上チキ/ちくま新書/2007「ウィルコムの友人を探す・ウィル友、確証バイアス:自分の先入観を補強する情報ばかり集める、セレクティブメモリ:印象深い記憶のみ強調される、憲法学者ローレンス・レッシグ・人の行為を制約する4つの力:法・規範・市場・アーキテクチャ、情報管理型権力と規律訓練型権力・ネットはアーキテクチャで理解する、オルポートとポストマン:流言の量は重要性と状況の曖昧さの積に比例する:Rumor=importance×ambiguity、大澤真幸のコミュニケーションの二段の流れ:マスコミの影響力は個人の意見や態度を変えるのではなく補強する・重要度が変化する、ベルリンの壁の崩壊・ニュースの誤報を聞いた民衆がブランデンブルグ門に殺到、日本人にjapを謝罪したビデオを悪口と誤解して炎上した事件、2ちゃんねるユーザー:19歳以下20%・20代15%・30代30.7%・40代21.9%・50代8.6%・60歳以上3.9%、サンスティーンのマスト・キャリー・ルール:反対派へのリンクの義務づけ、インターネットで起こっていることはこれまで起こってきたことの変形」
     ⇒ 荻上チキ(おぎうえ・ちき)1981〜。メディア論、テクスト論、テクスト批評家、ブロガー。  
3▽   ダメなものは、タメになる−テレビやゲームは頭を良くしている/スティーブン・ジョンソン/山形浩生・守岡桜/翔泳社/2006/2005「スリーパー曲線:マスエンターテイメントの複雑化・知的要求水準の上昇、古典ゲームはルールと目的が明示・テレビゲームは曖昧・それが核心、人気ゲームの成功はルールの解読、頭脳労働テレスコーピング、テレビ番組の社会的ネットワークの複雑化・70年代ドラマは幼稚に見える、ディケンズが構築した大衆娯楽のしきたり・大勢の人が連続もの物語に関心を共有することで結束する、フリン効果は環境の複雑性を反映したもの・一般メディアとフリン効果の結びつき、テレビの暴力の悪影響は研究されるが良い影響が検討されていない、人生経験をバランスの取れたものにするべし」
     ⇒ スティーブン・ジョンソン(Steven Johnson)コラムニスト、記号学、英語学。  
3▽   フリー−〈無料〉からお金を生みだす新戦略/クリス・アンダーソン/小林弘人・高橋則明/日本放送出版協会/2009/2009「The Future of a Radical Price、アトムからビットに移行するどこかで私たちが理解していたはずの現象も変質したのだ、Somewhere in the transition from atoms to bits, a phenomenon that we thought we understand was transformed.、20世紀は基本的にアトム経済だったが21世紀はビット経済になるだろう、4つのフリー経済:無料体験・広告収入・無料バージョンとプレミアム・非貨幣市場、世界貿易センタービルなどこの頃に建てられたビルは各部屋に照明のスイッチがなかった・管理人がフロアごとにまとめて、情報はフリーになりたがる、Information wants to be free.、ネットワーク効果:コミュニケーションが容易で群衆行動が発生しやすい・1位と2位の差がすぐ拡大する、その製品が偽物ではないことを証明する偽の保証書を扱う市場も存在する、物理学の法則を破るのはひとつの小説につきひとつかふたつまででそれ以外は現実世界を踏襲する、You can only break the laws of physics once or twice per story. After that, the rules of the regular world hold、フリーミアム:少数の有料利用者が多くの無料利用者を支えるモデル、パイレーツ・コエーリョという偽ブログで作品を無料公開したパウロ・コエーリョ、直接的内部相互補助:フリーでないほかのものを販売しそこからフリーを補填、三者間市場:第三者がスポンサーとしてお金を支払う、フリーミアム:有償バージョン、非貨幣市場:贈与経済と無償労働、競争市場では価格は限界費用まで落ちる・テクノロジーの限界費用は年々ゼロに近づいている」
     ⇒ クリス・アンダーソン(Chris Anderson)1961〜。ワイアード編集長、ロングテール。  
2△   メディア社会/佐藤卓己/岩波新書/2006「メディア論はメディア史。フクヤマの著作は自由主義の勝利宣言ではない・創造的生き方の困難となったという悲観的なもの、アルファベットが古代ギリシャに民主主義を、グーテンベルクの印刷術がローマ教会の情報独占をうち破り知識を民主化、1930年代に識字率が高くマスメディアの発達していたのは日本とドイツ・ファシズムへ、情報=敵情についての報告、戦争の情報化でなく軍事化により情報化した、プロパガンダ=論理的なエリート教育、アジテーション=大衆向け情緒的スローガン、戦時中の写真はほとんどヤラセ、終戦日の正答率91%開戦日36%、宣戦布告はラジオ放送も公電を打つこともできた、アメリカの終戦記念日は文書を調印した9月2日、甲子園大会の黙祷は日中戦争が始まった38年より、好戦的な男性と平和愛好的女性の偏見は存在しない、2005年2月死刑容認が80%を突破、寝屋川事件の少年Aゲーム好きとゲームの内容は指摘するが本好きで芥川賞作家を読むことは報道されず、メディアは情報を過剰に伝えないための装置、インターネットがゲートキーパー機能を破壊、89年ドイツのビデオ普及率:ドイツ人世帯44%・トルコ人世帯75%」
     ⇒ 佐藤卓己(さとう・たくみ)1960〜。メディア史、大衆文化論。  
3○   NHK−問われる公共放送/松田浩/岩波新書/2005「言論の自由の核心は権力を批判する自由、02年最も信頼できるメディアはNHK45.2%、信頼度:NHK79.2%新聞社63.2%裁判所58.3%民放37.4%政府28.4%出版社23.3%、必要な権力からの自立・参加と公開・国民的論議と視聴者市民のイニシアチブ、BBC:公共放送は視聴者一人一人に対して責任があり説明責任と公開性が必要、政府介入ルート:予算の国会承認・経営委員の任命権は内閣総理大臣・政府の法律提案権、信頼できる第三者機関を発足させる・独立行政委員会」
     ⇒ 松田浩(まつだ・ひろし)1929〜。放送評論家、放送担当記者。  
3▽   隠すマスコミ、騙されるマスコミ/小林雅一/文春新書/2003「メディアを騙すには現実のほんの数歩前を行く、"コンタクト"でジョディ・フォスターの眉の動きをCGで修正、貿易センタービル倒壊による大気汚染問題、死者4600のとき2900だった、記者クラブ制度:主要メディアによる情報カルテル、イスラエルの首相や閣僚はジャーナリストに携帯電話番号を教える、ARDドイツテレビの"神風特攻隊"・視聴率14%・再放送13回」
     ⇒ 小林雅一(こばやし・まさかず)1963〜。ライター、雑誌記者、エンジニア。  
2▽   フラット革命/佐々木俊尚/講談社/2007「インターネットが世の中に何をもたらそうとしているのか、新聞の持っていた"われわれ"の分断、西和彦:サイバーの世界で一度喧嘩してしまうと二度と仲良くなれない、元オウム真理教信者の著名ブロガー・松永英明=河上イチロー・破防法反対キャンペーン・Nシステム大日本監視網、ラディカルな民主主義へ」
1※ ?? ウェブ2.0は夢か現実か?−テレビ・新聞を呑み込むネットの破壊力/佐々木俊尚/宝島社新書/2006「ITジャーナルより、総務省とNTT・通信マフィアに割り込んだソフトバンク、新潟中越自信の報道陣の悪辣な実態、韓国オーマイニュース・金大中の後ろ盾、2ちゃんねる・頭の悪いカキコミは相手にされない ⇒嘘・ほとんどが頭の悪い書き込み、メーカーの高機能商品・消費者でなくライバルメーカーを見ている、トリビア的学術的に検索するアスクジープス、P2P・中央サーバを通さずマシン同士を直接結びつける、テレビ業界の顧客は視聴者でなくスポンサー、ライブドアはIT企業ではないはネット業界を知らない ⇒資金の流れを見れば金融業なのは明白、モノを知らないと露骨に態度を変える堀江貴文、マスメディアの本田由紀や辛淑玉のネット評は有権者を愚弄している ⇒どのネット評も的確で正しい、弱者の愚民がファシズムを支持しているといわんばかり ⇒事実だ、はてな・京大卒の近藤淳也・社員数は20名足らず」
2▽   グーグル Google/佐々木俊尚/文春新書/2006「グーグルマップとGメール、空港近くの駐車場サービス・客のガソリン使って遠くまで路駐、バナー=横断幕、グーグルのテクノロジー・安価なパソコンを数千台並べて一台の仮想コンピュータとして使うクラスタリング、他社の集配トラックを尾行し他社の半額で営業したメッキ会社、メッキ工場に発注・事前に工場見学・技術と行程を調べ尽くす・契約を打ち切り内製化、キーワード広告、グーグルの売上:アドセンスとアドワーズで15億ドル・巨大な広告代理店に、2004年決算:ヤフーの売上758億営業利益412億・楽天の売上456億営業利益151億、スマートカレンダー、グーグルで見つからない悪徳商法マニアックス、米軍基地やホワイトハウスはグーグルマップで見られない、監視社会:ビッグブラザー・パノプティコン・アセンブラージュ、人の行動を規制するもの:法・市場・社会の規範・構造、煙草:未成年は吸ってはならない・値段が高いと吸わない・食事中は吸わない・ニコチンの多いと吸わない、グーグルは構造による権力システム」
     ⇒ 佐々木俊尚(ささき・としなお)1961〜。IT関連企業、毎日新聞、アスキー。  
2△   新聞は生き残れるか/中馬清福/岩波新書/2003「議員の名前訂正を一蹴、軍縮と新聞販売の協定の類似、特ダネの反対:特オチ、新聞よりテレビが情報が正確と評価、政治部を頂点としたヒエラルキー、市民を権力から守るメディアから警察がメディアから市民を守るへ、イラクの位置を正確に指摘できる米国の若者は13%、ヤフーはasahi.comの3倍のアクセス、日本共産党と創価学会の共存協定に毎日のみ立ち会い、朝日週刊新聞セブンの失敗」
     ⇒ 中馬清福(ちゅうま・きよふく)1935〜。朝日新聞。    ? ジャーナリズムの可能性/原寿雄/岩波新書/2009「渡辺恒雄:小渕も小沢とも毎週電話・一千万部で総理を動かせる、大蔵省批判・役人が押しかける・情報を遮断される・税務調査が入る・国税と大蔵省は一体、報道陣・エンベッド方式・軍とともに記者が起居・ストックホルム症候群の応用、記者クラブ・内部で解決すべき、インターネットは新聞に取って代わらない」
2○   ジャーナリズムの思想/原寿雄/岩波新書/1997「テレビ人の大衆迎合とニヒリズム、真実ではない報道でも信じる相当の理由があれば民事刑事とも名誉毀損の責任は問われない、株式会社でないメディアはNHKと共同通信と徳島新聞、侍のメディア新聞・商人のメディア民法テレビ、民法連の放送基準に科学を否定するものは取り上げない、郵政省のOBが民法とNHKに天下り、国家機密保護法がなく自由な報道環境の日本、河野義行:マスコミは間違えるのも謝罪に来るのもみんな一緒、読売新聞31年27万部44年191万部・戦争で発展した、日本人のわが国意識の強さ、アジェンダ・セッティング=議題設定の乏しさ、記者クラブを舞台にした発表ジャーナリズム、メディアの女性率は世界最低クラス、商品と関係ない美人で男性の目を惹きつけるアイ・キャッチャーとしての女性、選挙の比例代表制の候補者リストが男女交互なイタリア」
     ⇒ 原寿雄(はら・としお)1925〜。共同通信。  
2※   テレビのからくり/小田桐誠/文春新書/2004「2003一人当たりテレビ視聴時間:50歳以上男5:15・女6:04、水戸黄門69年8月スタート、視聴率が番組開始とともに上がる・アップダウンは構成に問題がある、五味一男・CM直前まで盛り上げる・CM明け直後に同じシーンをリピート、GRP=グロス・レイティング・ポイント=延べ視聴率、視聴率測定器が取り付けられると芸能プロダクションから粗品と赤丸付きスケジュールが届いた・電話で何度も見るように念押し、深夜は視聴率でなく関連本・ビデオ・DVDの印税を模索する枠、ふしぎ発見のリサーチャー・ギャラ8万、ふしぎ発見・回答を書くまで平均15分、ミステリーハンターの大半は1回きり、面接は楽しませること」
     ⇒ 小田桐誠(おだぎり・まこと)1953〜。フリージャーナリスト、マスコミ業界、教育問題。  
1○   テレビの嘘を見破る/今野勉/新潮新書/2004「NHKの禁断の王国ムスタンの問題とは何か、インタビューのアナウンサーは別に撮影する・カメラを一台で済ませるため、やらせ映像は絶対見破れない・内部告発でしか判明しない、BBCのドキュメンタリーの考え方:事実の意味さえ正しく伝わればそれがどう記録されたかは問わない、ドキュメンタリー映画の定義・事実の撮影または真実かつ正当な再構成によって説明」
     ⇒ 今野勉(こんの・つとむ)1936〜。演出・脚本家。  
2※   わかりやすさの本質/野沢和弘/生活人新書/2006「子ども扱いせずに小学3年ぐらいにわかるように書く、発達障害者に説明する場合・いつのことかなんの話かきっちり示す、"私は〜と思った"という文章が少ない・自己客観化の二重構造が必要、警察用語:"さんずい"は汚職・"やきとり"は焼死体・"まぐろ"は礫死体、障害者用語:本人は障害者のこと、初心者の手話は相手の手を見る・聾唖やベテラン手話通訳者は相手の目を見る」
     ⇒ 野沢和弘(のざわ・かずひろ)1959〜。毎日新聞、障害者虐待、児童虐待、長男が自閉症。  
1◯   フリーという生き方/岸川真/岩波ジュニア新書/2007「フリーの秘訣・頭を下げない・無理をしない、人のマネは大いにやってよい、会うのが1回や2回の人とのコミュニケーションは危うい、雑談の先手を取った人が自分のことをオープンに話す、元が取れるところにお金を使う、年の仕事・12冊の単行本の編集・映画パンフレット3冊・総収入440万、疑似出勤時間としての散歩、業務日誌を書く・物書きのウォーミングアップ、今村昌平の赤い殺意・死ぬ前に"飯を食わねば"、農業は博打・収穫はたった50回・収穫できたのは38回・台風や虫で失敗、フリーは個人商店・店の棚に商品を用意する・注文されなくても書いて並べておく」
     ⇒ 岸川真(きしかわ・しん)1972〜。フリー編集者、シナリオライター。  
1○   デジタルネイティブ−次代を変える若者たちの肖像/NHK「デジタルネイティブ」取材班/三村忠史、倉又俊夫/生活人新書/2009「アンシュール・サマー:大人だけでなく子どもでも会社が運営できることを証明します、遊びながら化学が学べるカードゲーム、ネットの向こうの不特定多数の人々を信頼する、はてなは株式上場すると数十億円、デジタルネイティブとデジタルイミグラント、デジタルネイティブが成長すると世界を支配する、ネットと現実を区別しない・情報は無料・相手のステータスにこだわらない」
     ⇒ 三村忠史(みむら・ただし)NHKディレクター。
1※   1万人市場調査で読み解く−ツイッター社会進化論/金正則/朝日新書/2010「ツイッターについての一万人調査より、ドラッカー:事業の目的は顧客を創造することにある、幻のブーム・セカンドライフ、ビジネスの優位は先の市場を見つけいち早く着手すること、谷川俊太郎のツイッター、ツイッターの登録率一位は和歌山県民、ツイッターは炎上しない、▽しています」
     ⇒ 金正則(きん・まさのり)1954〜。市場分析と戦略プランニング。    テレビの21世紀/岡村黎明/岩波新書/2003「冷戦後の安全保障・核の傘から情報の傘へ、バックヤード・ディッシュ家庭、CATVの開業・有線放送なので郵政省・送受信の機器とケーブルは通産省・道路の掘り起こしは建設省、BBCの英国もケーブルテレビの普及が低い、放送衛星を使うBS・通信衛星を使うCS、テレビマンユニオンの制作:世界ふしぎ発見・世界ウルルン滞在記、日本で初めてニュース内容にプロダクションが参加した番組ニュースステーション、ワイドショーやニュースはフロー系・ドラマやドキュメンタリーはストック系、デジタル電波をアナログに変換する交換機で古いテレビも使える」
     ⇒ 岡村黎明(おかむら・れいめい)1933〜。朝日放送。      文春vs朝日/小板橋二郎/ごま書房/1994「新聞は各官庁の公費のよる記者クラブがソースで独自の取材活動をしない、週刊朝日の読者投稿は記者の書き換え原稿、韓国知識人の抵抗拠点となっていた東亜日報」
     ⇒ 小板橋二郎(こいたばし・じろう)1938〜。フリーランスジャーナリスト。      アノニマス−ネットを匿名で漂う人々/渋井哲也/情報センター出版局/2001「自傷行為、家出、摂食障害。無料のHPアクセス解析、レスはしないのがいいことも、ICQ、アノニマスFTPサーバanonymous」
     ⇒ 渋井哲也(しぷい・てつや)1969〜。フリーランス・ライター、教育学。      メディア・リテラシー−世界の現場から/菅谷明子/岩波新書/2000「英国・米国・カナダのメディア教育の現状レポート。ブロンクスの荷物のX線検査がないと校舎に入れない学校、1999年アメリカの子供のメディアに接する時間は一日5時間29分・テレビ2h24m音楽48m雑誌本44mラジオ39m、検閲ニュース、ジャンクフード・ニュース」
     ⇒ 菅谷明子(すがや・あきこ)1963〜。ジャーナリスト。      インターネット術語集−サイバースペースを生きるために/矢野直明/岩波新書/2000「コピーレフト、未来からのメール、ディレクトリサービスと検索エンジン、ハッカーの生き神、ハッカーとクラッカー」
     ⇒ 矢野直明(やの・なおあき)1942〜。編集長。  
3△ ?? 学者のウソ/掛谷英紀/ソフトバンク新書/2007「⇒著者の文章読解力が悲惨・これではそもそも議論にならない・嘘と間違いを区別できていない・言葉のすり替えや勝手な定義が多すぎ、ゆとり教育は個性は育ってこそ擁護できる、緑のダム構造、洪水の危険はより高まった・水害の発生件数は昔に比べて大幅に減っている ⇒昔はいつを示すのかが問題、ダムの保水量は森林の20-30%・森林7割の日本では森林は増やせない ⇒ 森林面積でなく森林密度や質も問題、年3000億の新エンゼルプラン・保育所の充実・出生率は回復せず・予測は間違い ⇒そもそも保育所は充実したのか、出生率は失業率と相関、⇒赤川氏の解析自体がかなり恣意的なのだが、帰納主義には法則の連続性の仮定がある、人文科学は人文学Humanities・文学歴史学考古学哲学は予測を目的にしていない、科学の予測の側面、実存主義は自己決定原理の生みの親・自分のあり方を自由に欲求できるとした ⇒そんな話は聞かないが……、構築主義・社会学で多用・本質主義と対峙・個々の現象を一般性のある法則へ帰納せずどんな主張をしたかを記述していく、フェミニスト:家族介護したい人はいないと現金給付を認めず、デジタル放送への公的資金の投入・マスコミは批判しない、5兆の広告産業・2兆はテレビ・1兆は新聞、アガリスク宣伝を載せた新聞、自己破産件数は消費者金融CMの本数に連動・失業率や倒産数とは連動せず、メガバンクと消費者金融が手を組むことへの批判記事を書くと広告出稿ストップの圧力、最高税率引き下げは金持ち優遇として視聴者受けするのに批判せず・フジや朝日の平均年収1500万以上・総合職はさらに高い、企業は博士号取得者を取りたがらない・そういう印象なし ⇒個人体験では意味無し・また教員や研究員以外の仕事も多くない、夫婦ともフルタイムで働けるのは経済的強者 ⇒中間が一番苦しいのだが、現行の男女共同参画社会は格差を拡大する、ジェンダー・フリー:女らしさはすべて社会から押しつけられたもの、奥田・外国人労働者の受け入れを、世襲型の会社は長期的視点で会社を運営する ⇒会社への愛着やアイデンティティーの問題、目的と手段を分離、痴漢対策としての女性専用車両:痴漢可能性の時間帯に絞っていない・年齢制限がない ⇒非現実的過ぎる・政治は結果で判断すべきもの、右傾化:若者の不安はいつでもあった ⇒若年失業率が高くなったのは近年、インターネットの右傾化に説明なし ⇒匿名とアイデンティティーの問題、左翼メディアの元気だ ⇒右翼メディアとの比率では低下している、左翼のウソが原因 ⇒それは道具、倫理学の可逆テスト:行為主と行為対象を入れ替えてそれぞれの立場に立ってみる、国旗掲揚反対派は北朝鮮や中国の国旗掲揚強制を問題視していないのでテストをクリアしている ⇒全く逆、スウェーデンの絶対終身刑・多くが精神異常に、洗脳と納得の違いは後で正しかったと思わせるもの ⇒後で正しかったが何度も反転することがあり判断にならない、原論責任保証事業のNPO法人、山田氏・フリーター博士は20年後10万人を超える・有り得ない・間違っていたら預託金没収 ⇒文脈からみても山田氏の発言は警告・同じ条件の予測でなく不公平・1.05万と3.45万の二つも数値を挙げてはどちらが近いか判断できない」
     ⇒ 掛谷英紀(かけや・ひでき)1970〜。映像メディア工学、先端学際工学。  
2※   Kindle解体新書−驚異の携帯端末活用法のすべて/スティーブン・ウィンドウォーカー/倉骨彰/日経BP社出版局/2010/2008「フリーソフトKindle for PC、英語が聞き取れない理由は主に三つ:聞き取れない音・知らない単語・フレーズの切れ目が見えない、書籍が売れれば一冊ごとにアマゾン社が書籍印税を計算し月末締めの60日後支払いの条件で印税が自動的に支払われる仕組みになっています、Kindle書籍はISBNは必要ではない、アマゾン社はこれまでに出版されたペーパー書籍のすべてをKindle対応とすることを努力目標としています、Amazon's goal for the Kindle catalog is that it will ultimately give readers access to "every book ever printed...」
     ⇒ スティーブン・ウィンドウォーカー(Stephen Windwalker)電子書籍事業、記者。      キンドルの衝撃/石川幸憲/毎日新聞社/2010「」
     ⇒ 石川幸憲(いしかわ・ゆきのり)1950〜。記者、政治学。      iPad VS. キンドル−日本を巻き込む電子書籍戦争の舞台裏/西田宗千佳/エンターブレイン/2010「電源が切れているときも表示できる電子ペーパー、キンドルの縦横比は文庫本、ソニーが元祖、iPadはリビング向けコンピュータ」
     ⇒ 西田宗千佳(にしだ・むねちか)1971〜。フリージャーナリスト。      Kindleショック−インタークラウド時代の夜明け/境真良/ソフトバンク新書/2010「書店店舗は単なる場所貸し、人口密度13分の一のアメリカは輸送費が高く再販制度はマイナス 」
     ⇒ 境真良(さかい・まさよし)1968〜。コンテンツ産業理論。  
3    スクープ−記者と企業の攻防戦/大塚将司/文春新書/2004「刑事コロンボの捜査法・状況証拠から犯人との心理戦で自白に追い込む、経済記者に企業会計の知識」
     ⇒ 大塚将司(おおつか・しょうじ)1950〜。日本経済新聞社証券部、経済部。    ?? 地域主権型道州制−日本の新しい「国のかたち」/江口克彦/PHP新書/2007「固定資産税を半額・相続税の廃止・義務教育の4年のみに、国の歳出40.6%・自治体の歳出が59.4%、職員規模・10万都市に職員1000人・一人一職が可能・小さいと兼任になってしまう、基礎自治体は15-40万・行政コストが最も低下する、地方交付税や補助金は0に、沖縄を州にするか・ハワイ州を見本に、各道州に課税項目と税率を決定し徴税できる権利を与える、基準財政需要額の80%までを調整する」
     ⇒ 江口克彦(えぐち・かつひこ)1940〜。PHP総合研究所代表、松下電器。  

●● 教育問題 ●● 
1▽◯  受けてみたフィンランドの教育/実川真由・実川元子/文藝春秋/2007「留学は女子が多数、受験はなく塾もない・大学入学試験はある、学校はただ単に学ぶ所、校則はない、学校で友達を作るのは大変、高校は日本の大学のシステムに似る、休み時間は教室を閉鎖して鍵をかける、休み時間に煙草を吸う生徒、勉強することを読むという、テストのほとんどはエッセイ・穴埋め問題は存在しない・すべて記述式、テストに制限時間がない、暗算はできない、簡単な単語を使って言いたいことを述べる癖をつける、全員が英語ができる、タイはポピュラーな国でタイ料理屋がたくさんある、なぜ英語を早期に教えないのか ⇒国語の時間が減るからですよ、mangaは日本の漫画のこと・comicは日本漫画以外を指す、職業選択につながる選択が大学入学までない・ドイツは中学入学で選択があり教育格差に、留年する学生の多さ・小学生の留年も・教育が無料、離婚率世界一、EU加盟とともに憲法変更・フィンランド人から単に人を人権の対象に、高校生の喫煙と飲酒の多さ、先生の質問に手を挙げないフィンランド人、リップスライムのメンバーの一人はフィンランド人とのハーフ・イルマリ、教師は教えることに徹する・先生以外のことはしない、年齢制限の少なさ、教育の目的は自分の納得できる仕事につけるようにすること」
     ⇒ 実川真由(じつかわ・まゆ)1987〜。ヘルシンキの高校に留学。  
1◯※  オッリぺッカ・ヘイノネン「学力世界一」がもたらすもの−NHK未来の提言/オッリぺッカ・ヘイノネン+佐藤学/NHK出版/2007「フィンランド90年代初め失業率20%を越える、不況を抜け出すための教育投資、学力格差の最も大きいドイツのエリート教育機関ギムナジウムより最も格差の少ないフィンランドのトップ校が上回った、教育で重要なのは教師と生徒の意欲、すべての教師は大学院で修士号取得、人口56万のヘルシンキに図書館が38館・図書館利用率世界一、1686年・聖書の読めない者は結婚が許されず、フィンランドの校外学習時間は日本より短く世界最低レベル、小中学校の給食は無料・教材と筆記用具も無料・大学の授業料も無料・教育予算比率は日本の1.6倍、一人の子どもを育てるにはひとつの村が必要・アフリカの格言、It takes a village to raise a child.、法律により子どもの居住地の5km以内に学校建設、6段階学力の最低レベルは1.5%・日本は4.7%・平均は11.0%、子ども一人当たり教育費や教師の給与水準は平均レベル、子ども誕生とともに担当医師が配属される」
     ⇒ オッリぺッカ・ヘイノネン(Olli-Pekka Heinonen)1964〜。フィンランド国営放送取締役、フィンランド教育大臣、中学校教師。  
3▼※  学校の挑戦−学びの共同体を創る/佐藤学/小学館/2006「1000校以上の小学校が挑戦する浜之郷スタイル、学ぶ権利を実現できていないのは責任を誰も引き受けていないため・中心は校長、北川民次:絶望したという言葉は絶望したことがない人が語る言葉である、教師は教えてあげてではなく隣の人に聞いてと指示する、共同的な学びにはリーダーは不要、男女混合四人が良い、小学校低学年では教師と一人一人が親密につながる経験が必要、習熟度別指導では子どもも教師も満足しながら学力を低下させ学力格差を拡大していく、教師一人当たり7-8人なら教師の力で低学力の克服も可能、コの字に配列された机・中心に声のテンションを抑えた教師、教師たちが学び育ち合う同僚性を校内に築く」
2▼△  習熟度別指導の何が問題か/佐藤学/岩波ブックレット/2004「教育の悪平等は日本でのみ語られる内輪のゴシップ、日本の教育は欧米諸国より不公平・平等なのは小中学校のみ、トラッキング:能力別指導・進路別指導、トラッキングを維持する国・ドイツ・スイス・オーストリア、第一回PISA調査の衝撃・フィンランドのダントツ・ドイツとスイスの低さ、1〜8位はすべてトラッキングを廃止、フィンランドの教訓・質と平等の追求は矛盾しない、フィンランドの小学校・全校生徒が60人程度・中高も100-200名程度、オークスの研究:習熟度別指導で学力格差が広がる・上位グループの一部の生徒にのみ有効なだけ・人種差別を助長・上位クラスは白人中産階級・中位クラスは白人労働者階級・下位グループは黒人とヒスパニック、伝統的な一斉授業個人学習の皆が黒板に向かうスタイルはもうない・小グループの協同学習が基本形、素朴な実感・分かり切ったことを学び退屈する出来る子・理解できないできない子、学習困難児と優秀な生徒は数人ずつしかいない・選択科目や部活動で対応すべき、習熟度別指導に代わる協同学習、ヴィゴツキー・発達段階に合わせる教育は発達の後をついていく教育、習熟度別指導の誤り・一人で到達できる段階に合わせた教育、低学力の子どもほど他人に質問しようとしない、ドイツのゴミ箱"ハウプト・シューレ"・低学力の子どもが通う学校・小学5年からタバコを吸って仲間とたむろする・卒業しても就職口はない」
2▼△  学力を問い直す−学びのカリキュラムへ/佐藤学/岩波ブックレット/2001「バブル崩壊後私立中学の受験者数は3割減、1980年代アメリカで基礎学力の重視の運動が大失敗に、学力はachievementの訳語、大人の科学リテラシーは先進国最低・小中学の学力低下より重大、大学生の学力低下は明白、6つの学力危機の実相、小中学生の学力は今でも世界トップクラス、一般大人の科学的教養は先進国最低、小中学生の創造性は平均以下、子どもの勉強嫌いが顕著、勉強嫌いが所得の低さと女子に増加、入試科目の影響で大学生の学力低下、東アジア型の教育と産業の圧縮された近代化、リテラシー=共通教養、基礎学力は反復ドリルでなく経験を通して習得される・関連する読書や仲間との交流で、子どもが学習につまづくとレベルを下げすぎてしまう誤謬、学力は下から上へと積み上げるものではない・上から引き上げられて形成される、自分のわかるレベルに下げてはいけない・仲間や教師が見せるわからないレベルの解決を模倣する、日本の教科書は薄すぎる・学校の備品として貸し出せば四倍の本が使える、低学力の克服は周囲の仲間が発揮する指導力」
1▼△  「学び」から逃走する子どもたち/佐藤学/岩波ブックレット/2000「小学生の93%・中学生の92%が学校は楽しい、日本の不登校の基準は年30日以上の欠席・アメリカでは30日休んでも皆勤賞、不登校率1%の日本は世界でトップレベルの就学率、学級崩壊の学校の特徴・校長が責任を取らず担任が取る教師の孤立した学校、学級崩壊は私立校でこそ深刻、真の問題はいじめ・不登校・学級崩壊・少年非行ではない・学びからの逃走こそが問題、分数のできない大学生は単に大学入試の科目数削減と高校の選択中心教育課程の弊害、学校が勝ち組と負け組をより分ける装置に変貌している、過去30年間学習内容を削減したのに大学入試や高校入試の水準は変化していない・格差の増大に、20人程度のクラスでテーブルを小グループで囲む協同学習が基本になっている、底辺高校の生徒の学力診断・小中とずっとオール1の生徒の学力は小学校6年レベル・小学校低学年の内容は上級に上がったときに修復されて理解された・学習は単なる積み上げではない」
     ⇒ 佐藤学(さとう・まなぶ)1951〜。教育方法学、アメリカの学校改革の歴史と現在。  
4▼   教育−思考のフロンティア/広田照幸/岩波書店/2004「個人化とグローバル化、生涯教育と生涯学習の機会充実は機会配分の公平さの点で逆進性を持つ、高学歴志向が弱まっている高校卒層と一般労働者層、アメリカのチャータースクール・白人中産階級の親が資金不足の公立学校から逃げ出す支援のために公的資金を使う結果に、矢野真和:高校までのカリキュラムは非常によくできているが社会で正しく評価されていない」
2▽   教育には何ができないか/広田照幸/春秋社/2003「教育側の意図の成功は確率論的にしか起こらない、段ボールに幼児を放置して母親が逮捕・かつて農村ではエジコという藁の籠に放置された、現代は母性喪失の時代ではなく母性を含めた親の課題が複雑化した時代、親のしつけがダメになったのではなく負担が以前より重くなった、子どもは放っておいても育つから家庭がしつけろに変化、かつての不良少年は限度をわきまえていたが今の非行少年は昔よりずっと限度をわきまえている・粗暴犯の比率はずっと低い、70年代半ばから心の内面が問題化されるようになった、山のようにいた明治大正の丁稚崩れの犯罪者」
2○▽  日本人のしつけは衰退したか/広田照幸/講談社現代新書/1999「親のしつけはなかった、廊下すずめ、親の多様化、共同体消失と学校不信、評論家は一般人ではない、少年犯罪は増えていない」
     ⇒ 広田照幸(ひろた・てるゆき)1959〜。教育社会学、教育史、社会史。  
3※○  納得の構造−日米初等教育に見る思考表現のスタイル/渡辺雅子/東洋館出版社/2004「叙述の順番から文化の特徴を解明する、学習障害を疑われた日本人児童、日本人はbecauseを使わずandが多い、カプラン:話の筋が通るためには統一性と一貫性、起承転結の最後の結論がエッセイでは冒頭に来る、アメリカのエッセイは演繹的作文・日本の起承転結は帰納的作文、丸山真男:日本人の歴史意識・作られたり生まれたりするものでなく歴史なる成り行くもの、アメリカ児童の因果律作文・総括が主題、一連の出来事を並べるだけでは不十分な説明と感じる、物語かエッセイか?、エッセイのための批評会、日本の良い作文・生き生きとした気持ちの表現があるもの、作文を批判すると子どもは本音を書かなくなる、作文で重要なことは心の目を養うこと、アメリカの小学校は自由とは遠く規範を模倣させる厳しい訓練がある、日本:子どもに詩以外の創作を書かせない、西洋を一つの文化にまとめる演説、ベインの記述のジャンル:物語・叙述・説明・論証・詩、アメリカの五段落エッセイ:主張・3つの証拠・結論、歴史教科書比較:アメリカは日本の15倍の質問がある・1頁あたりでも5倍、教師が定めた結果の原因を過去に遡って見つける訓練、歴史授業の目的:決断の技術を学ぶ、日本の共感力・アメリカの分析力、"なぜ"と質問して原因特定する授業は70年代に始まった、日本の評価対象は内面的な発達と態度、アメリカの評価対象は行動と観察可能なこと、アメリカでは認知から情意へのルート、日本では情意から知識へのルート、クリティカルシンキング:考える枠組みや方略を個々人で作り出すこと、アメリカの歴史授業のキーワード:決断・目的・時間・分析、日本の小学校の授業の"はてなマーク"・アメリカの褒美が出るインセンティヴタイム、実力のある教師は起承転結の授業ができる、教育は"つ"のつくうちに、デュルケムの6つの基本カテゴリー:時間・空間・因果律・分類・全体性・強制力、be going toは15世紀に発明・時間起点のsinceが因果律も表すように、文法の変化は生活や経験の変化を表す・ルネサンス後期かそれ以前、誤った推論:after this, therefore because of this、日本では過去の出来事を現在完了の出来事として認識、事象の完了の相に注目、英語では話し手の今ここが基準・日本語ではある行動の完了の前後の順序が基準、ASEANの若者:アメリカのように一日の総括から書き始めたり結果原因以外を省略する例はない、フランスも調査中らしい」
     ⇒ 渡辺雅子(わたなべ・まさこ)教育社会学。  
2△   心を商品化する社会−「心のケア」の危うさを問う/小沢牧子・中嶋浩籌/洋泉社新書/2004「2003.9貯蓄なし家庭が2割超え・金融資産を持つ家庭の平均保有額は過去最高、若い人が身につけたいことトップは人間関係力、暴力と闘うには弱者に応援でなく叩く側へ抗議、心のノートの雲のページの多さ・肇国・日本賛美・国家神道の教科書、ドゥルーズ:規律社会からコントロール社会へ」
2▼△? 「心の専門家」はいらない/小沢牧子/洋泉社新書/2002「心の専門家は社会問題を埋没させる、心の治療は患者の侵害、心はスペシャリストでなくゼネラリストが扱うもの、事故の被害者にはセラピストでなく原因究明と当事者の対応を、被害者管理、消費社会の爛熟の行き着くところ。結論は正しいが論理的でなさ過ぎる
     ⇒ 小沢牧子(おざわ・まきこ)1937〜。臨床心理学論、子ども・家族論、臨床心理学、教育心理学、家族論。  
2▼○  学力を育てる/志水宏吉/岩波新書/2005「学力の樹:統一体としての学力、毎日半〜1ページの英文暗唱を数ヶ月続けた、89年から01年への成績変化・小国78.9⇒70.9・小算80.6⇒68.3・中国71.4⇒67.0・中数69.6⇒63.9、中学生のテレビをみる時間は一日159分、日本の小中学生は算数数学理科が嫌いと回答した比率が世界で一番高い、宿題をしないと気持ちが悪いと感じる習慣をつくる、意欲づけでなく習慣から意欲をかき立てる、教師は叱るのではなく心から怒る、校区の自由化は公立学校を地域から切り離す自殺行為、学力優良国フィンランド」
1○※  公立小学校の挑戦−「力のある学校」とはなにか/志水宏吉/岩波ブックレット/2003「松原市立松原第三中学校と松原市立布忍小学校、布小は保健室利用率は市内でトップ・擦り傷や打ち身が多い、同和教育、就学援助の受ける率が3割、毎日低学年で1時間・高学年で一時間半の家庭学習」
3※   のぞいてみよう!今の小学校−変貌する教室のエスノグラフィー/志水宏吉,編著/有信堂/1999「総合学習、評価の難しさ、外国人、障害者のいる学級」
     ⇒ 志水宏吉(しみず・こうきち)1959〜。学校臨床学、教育社会学、教育学。  
2▼○∪■子どもとあそび−環境建築家の眼/仙田満/岩波新書/1992「遊び環境調査より。6つの原空間、安心して遊べる道づくり、子ども部屋を機能別に、高層住宅の子どもは外に遊びにくい」
     ⇒ 仙田満(せんだ・みつる)1941〜。建築・環境計画、設計。工学博士。  
3▼△  競争やめたら学力世界一−フィンランド教育の成功/福田誠治/朝日選書/2006「85年習熟度別編成授業を中止、授業以外の週勉強時間:日本6.5・OECD平均8.9、中学二年のテレビ視聴は46ヵ国最大、日本・数学は楽しいは9%・国際平均29%・将来数学は必要か日本47%・国際平均73%・数学勉強の積極性の高い人は17%・平均は55%、日本は家庭で勉強しないし意欲も低いわりに成績がよい・日本の学校と教師の質の快挙、競争主義にすればアメリカ並みに低下する、批判力の高いフィンランドとイタリア、無回答の多い日本・自分のなりの意見に強いアメリカ、日本はきわめて低学力が7.4%とOECD平均より多い、日本は低学力層が多く平均点を下げている・フィンランドや韓国は少なく底辺層の底上げ、分岐型学校教育制度で対応した国はすべて成績が低い、学校の学習管理について裁量が大きい国が成績がよい、どの教化でも平均点が高いのはフィンランドと韓国、学校は教師の出来不出来を公表しない、大学教育が経済のニーズに合っていない日本、教師の質の確保に配慮、教育支出のGDP比:01年度フィンランド5.8%・日本3.5%、出来ない人の底上げをし出来る人は放っておく、習熟度別編成の放棄・低学力クラスは社会経済の低い階層の男子生徒ばかりになったため、高度に個人別指導を取り入れて対応、学校の学力差が小さく学校内では大きい、成績不振者には補習・特別学級は編成しない、1クラス24人まで・教師一人45分授業を週に15-23時間、授業時間数フィンランド5500・韓国も6000以下・日本は6000以上・イタリアは8000、フィンランドは週37時間労働、勤務時間に対する授業時間:日本は20-30%・韓国30-50%・フィンランド60%、日本の教師は授業以外の時間が多い、夏休み2ヵ月まるまる学校に行かなくてよい・勤務日数は年190日、日本の勤務時間年2500・フィンランド1300、フィンランドはテストもなく授業時間数も最低・一斉授業はほとんどなくたいていグループ授業、地理は理科の自然科、フィンランド:教師に修士号獲得を義務づけ・教師の大きな権限・教材・カリキュラム編成・授業内容など・授業方式からテーマ方式の転換と少人数教育の徹底、構成主義:知識は目的に応じて事実から切り取られて構成される・事実は一つ・知識は多様、ヴィゴツキーの発達の最近接領域:指導により学べる領域と自分で学べる領域との差、なぜ自分が注意されるのかわからないという状況だけは避ける、グループと異なる作業をする生徒:前の時間の続き・終わったからやり残した別の授業の作業・集中力が散っているとき教師との約束で集中できることをする、自治体が予算が余ると教育費に回す原則、77%が1日1時間の読書をするフィンランド人・図書館利用率世界一一人当たり年21冊・日本は4.1冊、タンベレ私立図書館のムーミン谷博物館、母語:フィンランド語・スウェーデン語・サーミ語・ロマ語・手話、移民率が低く人口の1%越えたばかり、スウェーデンは13.6%、EU・教える授業から学びを支援する授業、人間は死んでも生き返る・中学生の18.3%、韓国の放課後学習量は日本の2倍・フィンランドの3倍、フィンランドの教育法:学校は生徒の成長を支援するところ」
2▼   競争しても学力行き止まり−イギリス教育の失敗とフィンランドの成功/福田誠治/朝日選書/2007「イギリスの国家カリキュラムは当時のイギリスの主要な教育学研究者を排除して作られている、イギリスの学力テストでトップの学校は政府の授業指導は一切無視、ベネッセの考え・日本人に欠けているのは相手を説得する論理力・相談役は北川達夫、日本人が苦手なのは考えて書く力の前段階、フィンランドの子どもが得意なのは必要な情報を見つけその情報を解釈する能力、日本人に必要なのは自分に足りない情報を探し他人と自分の考えがなぜ違うか考える能力」
     ⇒ 福田誠治(ふくた・せいじ)1950〜。教育学、比較文化。  
2▼※  日本を滅ぼす教育論議/岡本薫/講談社現代新書/2006「学校教育の質の三要素:カリキュラム・教員・スクールマネジメント、日本経済の生産性は低い・労働者一人当たり一時間当たりのGDPの購買力平価・アメリカは1.5倍・EU諸国は1.2倍、日本の小学校の理科や算数は思考力養成として世界最高水準と評価されていた・知識中心は根拠なきイメージ、黒船来航時の相手への感想・アメリカ人は感情抑制が出来ず子どもっぽく頭が良さそうでない・日本人は自己表現できず子どもっぽく頭が良さそうでない、日本特有の学習を楽しむという感覚・学習活動による高齢者の生きがいづくりに北欧諸国すら驚愕、日本はずっと世界最高水準の国民所得の5%弱を初中等教育に投資・現在3%を割る、いじめが深刻で対策の発達しているノルウェー・スウェーデン・スコットランド、学校の掃除当番は日本・タイ・東欧のみ、運動会学芸会を減らすのは日本教育の利点を無視する自殺行為、18歳人口減少・賢い子も賢くない子も減る・最高峰の東大の学力レベルは当然低下する、すべての子どもに必要なこととその他の区別ができていない、すべての子どもに必要なことに結果平等を求めそれ以外は機会を均等化する、終身雇用が崩れたのに受験競争は減らない・両者に関連なし、四年生大学に工学部農学部商学部を作ったのは日本が初、アメリカの大学は寄付金や親が卒業生なら入学できる・能力がなければ卒業できないので問題にならない、日本の工学部卒業生数は実数でアメリカより常に多かった」
     ⇒ 岡本薫(おかもと・かおる)1955〜。地域地理学、文部科学省。  
2△▼  部落問題とは何か/川元祥一/三一新書/1994「会社と親戚を気にして娘の結婚に反対・自立した精神がないから差別する?、中国皇帝に逆らった者は賤のという規定、五色の賤:官戸・陵戸・公奴婢・私奴婢・家人、部落問題・貴賤観と浄穢観の二つの構造、ケガレ=気が枯れる、関所は武士・小さい番所や交番は賤民がする、解体新書で実際に解剖した穢多・何人もの人を解体した老人、東京で屠場を開いた福沢諭吉、賤民解放令で仕事を失い都市の被差別部落はスラム化、動物被害を守る山番や畑番は被差別者がしていた、兎の頭の上に竹の笹を投げると猛禽と思い雪の中に潜る、富山の薬・牛黄・牛の胆石・どんな病気にも効く、部落の警察機構・街道守と警備役と牢番、目明かしには被差別者が多い、毛皮は軍事産業・馬具や太鼓、天保飢饉と安政飢饉のとき動物汁で助かる・部落の提供、中世の非定着者の毛皮仕事や神社の浄めが穢多に、賤民は政治的に作られるケース・反体制政治活動の結果として穢多になった武士や農民、藩の出した御触れを認めるか承知ならハンコを押す」
     ⇒ 川元祥一(かわもと・よしかず)1940〜。作家、ルポライター、部落出身。  
2▼△  被差別部落のわが半生/山下力/平凡社新書/2004「オルブライト国務長官はユダヤ人・知ったのは6、7年前、経済格差をなくしたのに差別はなくならなかった、人権侵害を我慢する・日本人全体は6%・部落差別は46.6%、差別された部落民の4.5%しか運動団体に相談しなかった、80年から特措法の延長要求が仕事に、部落差別は就職差別・分割対立させるための存在意義、能力別学級編成が差別として頓挫・英語と数学での有効性、"カタゲ"略奪婚は正式結婚の費用を省くため、武士の肉食・薬食い、部落差別近世政治起源説は虚構、豚は乾燥しているところでないと飼いにくい・豚コレラのため、エタなど被差別民は江戸後期に経済的に潤沢で人口が激増、部落は職能由来:刑吏牛馬占い芸能庭造り医術土木技術などキヨメ・ケガレ祓い、明治に入って貧困化と差別の激化、近鉄の入社試験は既に入社している人の紹介が必要だった、男女雇用機会均等法は98年6月アメリカ三菱の性差別とセクハラ事件がきっかけ、北朝鮮の兵士への食料優先は兵士=土木作業員でもあるため、日本の六系列の民族、アメリカでは日本人のみに指紋押捺義務がある、月ヶ瀬村女子中学生殺人事件・01.9.4首つり自殺した丘崎誠人の父は在日韓国人、差別されたものはより弱いものを差別する、ユダヤ人は今も陰湿な差別を受けている」
     ⇒ 山下力(やました・つとむ)1941〜。部落解放同盟、"糾弾屋"。  
3※   いじめの構造−なぜ人が怪物になるのか/内藤朝雄/講談社現代新書/2009「どう考えても現実よりも説明の方が複雑になってる、他人を細かく世話をしたがる人は拒絶されると悪口を言ったり嫌がらせする人に変化する、学校制度が群生秩序を蔓延させている、イギリスでは年に6-7人の若者がいじめで自殺する、学校の3タイプ:トータルに囲い込む・勉強専門・地域集団、暴力のいじめには学校内の治外法権を廃止して警察を入れること、コミュニケーションいじめは学級制度を廃止する、日本は中間集団全体主義社会」
4▽△  いじめと現代社会−「暴力と憎悪」から「自由ときずな」へ/内藤朝雄/双風舎/2007「学校暴力への法の介入と学級制度の廃止を、親が教育に熱心になると親でなくなる、マスコミが主観的不安社会をつくる、大阪府条例・18歳未満と20歳以上が夜遅く一緒にいるだけで20歳以上は逮捕される、2ちゃんねるの領域限定軽症パラノイア、内藤先生とは呼ばないで、憲法に日本の文化と伝統を入れてはならない、右派でも左派でもないリベラリストの独立勢力が必要、メディアでヨーロッパスタイルの宣伝をせよ・オランダやデンマークなど、明仁天皇による反右派宣言をなぜメディアは大きく取り上げないのか、人を殺してはいけない理由はある方が怖い・あるとその理由のない人は殺してよいことになる、自分のために人を殺す人の方が歴史的には普通で自然に近い、人の殺さない今の人たちの感覚の方が特別なものである、普遍的な人間の尊厳は純粋な自然感情ではない、社会秩序のタイプ:有限項準拠連鎖タイプ/個々の判断の連鎖と超越性準拠タイプ・超越性には隆起一貫型/ヒューマニズム準拠と瀰漫浸潤型/いじめの教室など空気に支配された秩序、宮台:コミュニケーションの変化のためホメオスタシス維持の戦略が変わったための過剰同調、セカイ系:エヴァンゲリオンのような自分の謎が解ければ世界の謎も解ける世界観、やる気のない人もそこそこ生きていける社会を、不完全な社会がダメなのではなく不完全さに耐えられない社会がダメ」
4▼ ? いじめの社会理論−その生態学的秩序の生成と解体/内藤朝雄/柏書房/2001「英国や北欧の激しいいじめ・英国で毎年6-7人いじめで自殺、学校共同体型・学校教習所型・社会主義型、シェフィールドプロジェクト:QCサークルを学校へ導入・学校のグループセラピー化、いじめ加害者に逐一反撃するとさらにいじめを誘発する悪循環、暴力を振るう教師・いじめのボス生徒と友好的、強制的に仲良くさせられる環境、暴力系いじめ・学校内治外法権を廃して法システムにゆだねる、いじめの多い環境:刑務所・捕虜収容所・強制労働キャンプ、戦時中日本の凄まじいいじめ・隣組制度、他者コントロールによる全能追求・機会をめざとく捉え計算づくで悪のりするタイプ」
     ⇒ 内藤朝雄(ないとう・あさお)1962〜。社会学、高校中退。  
3◎※  子どもの社会力/門脇厚司/岩波新書/1999「子どもは、多様な人間との交流により社会力を育てる。冒険遊び場の提唱」
     ⇒ 門脇厚司(かどわき・あつし)1940〜。教育社会学、青少年文化論。  
3△   欲ばり過ぎるニッポンの教育/苅谷剛彦+増田ユリヤ/講談社現代新書/2006「フィンランド:二足のわらじを履く教員大歓迎、高校進学率・普通校60%弱・職業訓練校30%、日本の高校進学率60%は1960年以前 ⇒これはミスリーディングだろう、ノキアとリナックスの国、義務教育の後の高校以上に相当なプレッシャー」
3※▽  教育改革の幻想/苅谷剛彦/ちくま新書/2002「教育内容削減も授業理解度は上がらず、学習意欲改善もなし、1949年より学習時間が短い、50年代は長い、92年以降家では勉強しなくなる、96年すでに過度の受験競争は衰退、子ども中心主義の失敗、不利な社会経済環境では子ども中心主義は成功しない、学ぼうとしない子どもの主体性、新しい学力観以前にすでにバランスのとれた子ども中心主義は達成されていた、"指導より支援"は教えるべきところを教えない教師を正当化する」
2○▽  知的複眼思考法/苅谷剛彦/講談社+α文庫/2002/1996「思考力のトレーニングと複数の視点に立って考える方法、バルト:神話は説明の明晰さでなく確認の明晰さを与える、明治31年まで武家は夫婦別姓、論理の飛躍の指摘には代案の提示がなくては不十分、書く=もやもやとしたアイディアに明確な言葉を与える・書くことで考える力がつく、疑似相関を見抜く・本当の原因と思われるものを加えてみる・他の重要で同時に変化している要因の影響を取り除く・他のもっと重要だと思われる要因を探し出してそれが同じ条件になるケースを比べる、概念はサーチライト:ジェンダー・リストラ・セクハラなど、ものごとの多面性をとらえるための関係論的なものの見方、やる気・個人の内部でなく周りの環境とのやりとり、○○化として問題をとらえる、意外性を見つけるための逆接の発見、ものごとの前提を疑うためのメタを問うものの見方、ウェーバー:禁欲的なカルヴィニズム・合理的な生活態度の形成・計画的合理的経営の精神の基盤・近代の資本主義誕生の重要な条件、当初の意図とは別の副産物を生むケース、抜け道の誘発・就職協定がOBを介した採用のしくみに、一人一人の行為が全体としては一人一人の意図に反する結果を生むケース、予言の自己成就と予言による未来変化による外れ」
     ⇒ 苅谷剛彦(かりや・たけひこ)1955〜。教育社会学、比較社会学、全国3万人の大学生が選んだ日本のベストティーチャー。  
2△▽  世界一ぜいたくな子育て−欲張り世代の各国「母親」事情/長坂道子/光文社新書/2005「母乳育児は赤ん坊の奴隷になること、フランスは母乳育児の比率が圧倒的に低い、日本の9割は母乳でスタート、昔の日本に母乳不足なし、未開文明の女性に母乳不足なし・西洋的暮らしをすると母乳不足に、ネスレーの粉ミルク商戦スキャンダル、イランでは粉ミルクは医師の処方箋が必要、ユネスコ:母乳だけで育てると150万の赤ん坊の命が救われる、母の日の第三帝国の国民的祝日・子どもを多く生んだ母にドイツ母親十字勲章・ドイツ女性に母性アレルギー、子持ち女性の就業率が最低ラインのスイス・専業主婦が多い・買い物袋は持参、オランダ:自宅分娩は普通・半数は自宅で出産、ホモサピエンスと哺乳類・男性的理性を人間に・女性的母性を動物に、労働市場における女性の割合が低いほど出産率も低い、欧米では子どもに添い寝は許されない・性的な連想を持ち込まずにいられないため、しかしこの著者感じ悪いな」
     ⇒ 長坂道子(ながさか・みちこ)1961〜。フリーのジャーナリスト、欧米の衣食住、女性の生き方の観察・表現。  
1◯   娘たちの性@思春期外来/家坂清子/生活人新書/2007「1997年で分娩の扱いをやめる・ストレスに耐えかねる、90年代から性感染症が増加、思春期外来の患者はほとんどが制服で来る、2002年頃から性経験率が急低下、AV・ブルセラ・出会い系サイトの出現により若年層の性の商品化が進む、中絶する10代女性の24%にクラミジア感染症・1997年東京、10代の妊娠の約8割が中絶を選択、小学一年でペニスとワギナを学ぶ学校、月経と射精の快楽の差異・男性は快楽として女性は苦痛として始まる、若い女の子の腹痛はクラミジアを疑え、売春の値段:中学生5万・高校生3万・女子大生2万・主婦1万、保健室に持ち込まれる相談・援助交際は男子からの逆エンコーの相談もほぼ同数、若年売春の3つの問題点・身体・精神・社会:妊娠と性感染症・経済感覚の崩壊・薬や売春組織、口腔セックスによる喉への感染症、クラミジアは口でもうつる、人間の性の三要素:生殖性・快楽性・連帯性、高校生の約半数は性交経験あり、日本で主流のコンドームと膣外射精・前時代的な避妊法、コンドームは失敗率3-14%、膣外射精は失敗率20%、確実な避妊法はピル・経口避妊薬・1999年からの低容量ピルは10代でも問題なし・WHOでも推奨、殺精子剤入りコンドーム・メンフェドーム、緊急避妊法のビル・性交の後で飲む・失敗率は3-25%、女子への家庭内暴力の加害者は実父>継父>実兄、家出を繰り返す問題児・家族の性暴力からの逃避だった、キスから性交へ・家庭が楽しくない子に高い、家庭の楽しさ・片親であることの影響は大きい・女子にとって父がいないと楽しくない・姉がいると楽しい」
     ⇒ 家坂清子(いえさか・きよこ)1949〜。産婦人科医。  
2▼ ? 差別原論−〈わたし〉のなかの権力とつきあう/好井裕明/平凡社新書/2007「差別反対運動について考える。キル・ビル:飛行機の席に日本刀ホルダー、はじめからわかりきっている当然のことを執拗に確認することが差別を考えることか、差別はしてはいけないことあってはならないことではない・してしまうもの・減らすためにどうすればよいか考える手がかり、アルベール・メンミ:差別とは差異に普遍的決定的な価値をつけて被害者の犠牲を考えずに自分を正当化すること、歪められたカテゴリーを無批判に受容するこひとが差別につながる、普段からどれだけカテゴリー化に自覚的になれるか、水俣病の交渉映像への学生の感想:詰め寄られている会社の人がかわいそう、重度障害の子の介護に疲れた親の子殺し・減刑嘆願に運動団体からの告発・障害者は殺されても当然なのか、へその緒は分厚いゴムホースのよう、ジョークの本質は差別を笑い飛ばすこと」
     ⇒ 好井裕明(よしい・ひろあき)1956〜。社会学。  
3△   おまえが若者を語るな!/後藤和智/角川oneテーマ21/2008「1979年と2003年で主要刑法犯検挙に占める初犯者の割合は変化していない・普通の子がいきなり事件を起こすという事実はない、定量的な評価の必要性、自殺報道に関するWHOのガイドライン:遺体や遺書の写真公開したり自殺原因を過度に単純化しないこと、アメリカは恐怖に踊る、寺脇研:学者が政策に口を出すのは言語道断」
     ⇒ 後藤和智(ごとう・かずとも)1984〜。若者論研究者、都市・建築学。  
3▼ ?? 「ニート」って言うな!/本田由紀・内藤朝雄・後藤和智/光文社新書/2006「02年ニートの非求職型43万と非希望型42万・非希望型はこの10年人数が一定・年齢層の1%、フリーターこそが社会問題、ニート数85万には問題のない人も含まれる、過酷な労働で体調を崩して休んでいる人が急増、若年就労問題の最大の要因は労働需要側・新規学卒者の採用の抑制、他国に比べ学校教育に職業的技能の習得の意義が少ない、団塊ジュニア世代の過剰採用・女性が仕事を辞めなくなった、学校経由就職の量が減り正社員へのルートが独占されている、対策:学校経由の就職をなくしていく・就職支援は別の機関に・フリーターから正社員への道をつくる、フリーターは意識も能力も普通の人・環境がフリーターに、一定の職業のベースがあるから仕事に適応できる、学校の内容が職業訓練と教養で両極端・ドイツのデュアルシステムを参考にせよ、青少年へのネガティヴキャンペーン、48年の毎日新聞・15歳少女がヒ素で妹二人を殺す・その記事より投手に仮病を教養した高校野球の不祥事が紙面が2.5倍、大地に足をつけない車に乗る人の方が歪んでおらず善良? ⇒というか関係がないということであってひっくり返してどうする?、識者:30年前には貧乏で兄弟が多いから犯罪・少子化で人間関係が減ったから犯罪・でたらめだ? ⇒社会変化を無視してどうする、ナチスのアイヒマンは平凡なパーソナリティ・殺すのに性格異常は関係ない ⇒比較対照として間違い、仏陀は労働を嫌う乞食・イエスは露天商に暴力をふるい屋台を破壊・天皇も愛される存在として・みんなニートだ ⇒強引過ぎ、殺人は若者か年輩かで報道の扱いが違う、茶髪を嫌うのは相手に屈辱を与える復讐? ⇒妄想、ニート問題は若年層の構造的失業と雇用問題・正社員以外の労働者が健康保険など社会的処遇を受けられない問題、奴隷的な強制労働・戒厳令のような夜間外出禁止、本人の心理状態や親の甘やかしに問題が矮小化、玄田有史:14歳の段階でいい大人に出会うことの重要性」
     ⇒ 本田由紀(ほんだ・ゆき)1964〜。教育社会学。  
3※   「家族」をつくる−養育里親という生き方/村田和木/中公新書ラクレ/2005「子どもを預かる社会的な親、養子縁組すると過剰な期待を押しつけてしまう、3日や1週間の里親も、急増の背景に失業率も」
     ⇒ 村田和木(むらた・かずき)1956〜。フリーライター、編集者。  
2▼   数学力をどうつけるか/戸瀬信之/ちくま新書/2004「学校外で勉強しない高校生:米10%日40%、ゆとり教育の即時中止を、被害者は社会的弱者、学部教育の不振が語学にリソースを食われるため・第二外国語は不要、高度なプログラミングモデルは集合と写像をもとに構成されている、算数数学の教科時間数をできない子どもに合わせてゆとりを持たせるべき」
     ⇒ 戸瀬信之(とせ・のぶゆき)1959〜。代数解析学。  
2○   少年法を問い直す/黒沼克史/講談社現代新書/2000「被害者保護のための少年法改正を求む。少年法:不良少年を家庭裁判所に通知せよ、被害者と加害者のアンバランス、冤罪を恐れて逆冤罪(犯罪の隠蔽)を放置」
     ⇒ 黒沼克史(くろぬま・かつし)1955〜。ノンフィクションライター、記者、出版社。  
2○   子どもの危機をどう見るか/尾木直樹/岩波新書/2000「学級崩壊を小学校に限定する、低学年は学級未形成、内申書重視を改めよ、家庭のホテル化、テレビの観察学習効果・脱感作効果・カルティベーション効果、スクール・デモクラシー、子どもの自己決定権を認め自己責任能力を育てよ」
     ⇒ 尾木直樹(おぎ・なおき)1947〜。教育評論家、臨床教育研究、中学教師。  
1△   教育格差が日本を没落させる/福地誠/新書y/2008「07年1億以上の金融資産の日本人は147万人03-07年も2-5%ずつ増加、小学校受験合格・ご縁をいただく・ピンとこないなら止めるべき・著者もピンとこない、生活保護の補足率は15-20%・生活保護対象のほとんどは受けていない、フリーター生活は高校でバイトを始めたときからすでに始まっている、バイトしない人の性体験率は25%・していると56%、ニューヨークは人種のサラダボウル・レタスとトマトは決して解け合わない、スティーヴ・ジョブズ:4時間ずつ2回に分けて寝る、ヘイマスHeymathをユーチューブで見る、精華大学の大学院に進む学生の9割はアメリカに行く、ゆとり教育導入も受験制度が変わらず反発・受験制度ごと変える必要があった、文科省は先進国水準の予算を要求するも財務省との論争に完敗」
     ⇒ 福地誠(ふくち・まこと)1965〜。フリーライター、東大教育学部卒。  
2△   セカンドチャンス−離婚後の人生/ジュディス・S・ウォラースタイン、サンドラ・ブレイクスリー/高橋早苗/草思社/1997/1989「離婚は勝者と敗者に。離婚後の夫婦と子どものトラウマ。子どもは強者を肯定する」
     ⇒ ジュディス・S・ウォラースタイン(Judith S.Wallerstein)心理学、家族変遷研究。  
3○   EQこころの知能指数/ダニエル・ゴールマン/土屋京子/講談社/1996「知能より感情が大事。脳の理解は正しくない」
     ⇒ ダニエル・ゴールマン(Daniel Goleman)行動心理学。  
3△   プロ教師の道/河上亮一/JICC出版局/1991
     ⇒ 河上亮一(かわかみ・りょういち)1943〜。中学教師。プロ教師。  
2△   天才たちは学校が嫌いだった/トマス・G・ウェスト/久志本克己/講談社/1994「ゲシュヴィントの右脳理論を土台とする」
     ⇒ トマス・G・ウェスト(Thomas G.West)電気、電子。  
1◯△  いじめの構造/森口朗/新潮新書/2007「藤田英典:いじめの四類型とスクールカースト、教育再生会議に見る極端な研究者軽視・教育学者が一人もいない、傍観者や中立者は加害者ではない、いじめの暴力や恐喝は警察に、いじめ被害甚大なら加害者を強制転校させる、出席停止の権限は学校になく教育委員会にある、スマスマでのアンケート・いじめられる方にも問題がある102/134、いじめられても仕方のない子がいる⇒いいえ・中学生は4割以下、いじめ自殺でクラスの多数が参加したのは14/71、全能欲求をいじめで具現化しようとする人、いじめ発生件数調査はまったくでたらめ・地域格差が30倍以上に、いじめ四種:軋轢・コミュニケーション型・犯罪型・暴力恐喝型、リアルな暴力団を描いたビデオ・許されざる者・組員の子どもに対するいじめを生むと上映中止、危機対処能力:誠実に見せる・言質を取られない、原因論と責任論の区別ができない妄言・被害者には何の問題もない、畠山鈴香の高校卒業文集:いじめられて強くなったから感謝しろ・秋田から永久追放・秋田の土を二度と踏むな・会ったら殺す、風邪には根治療法はなく対処療法のみ・いじめも対処療法すべき、学校にいじめは必要・社会にいじめがあるのに学校だけないのは有益ではない、問題はいじめでなくいじめという名で放置されている犯罪・死人が出ないといじめとして不問にされている・いじめと犯罪を峻別せよ、国際スポーツでの日本封じ込めのルール変更:バサロ泳法の距離制限・バレーボールのオーバーネットの許可・スキージャンプの板の長さを身長比に変更、いじめ予防に価値観の押しつけが必要・放っておくと"チクリは卑怯"のような独自の価値観を作ってしまう、いじめ予防策としての人権フィクションや武士道フィクション」
2△   授業の復権/森口朗/新潮新書/2004「生活綴り方の見直し、仮説実験授業、水道方式、学生時代の成績と成人後の収入と最も相関するのが数学、学力向上には公文式と寺子屋式のハイブリッド、よのなか科情報編集能力:コミュニケーション・ロジック・シミュレーション・ロールプレイング・プレゼンテーション、日教組の組織率は過半数割れ、競争は悪の迷信を退治せよ、障害が個性なら養護学校は必要ない? 教育をダメにした元凶なら現在は改善されているはず? 理屈になってないぞ
     ⇒ 森口朗(もりぐち・あきら)1960〜。教育評論家、東京都職員。
1○   あなたは顔で差別をしますか−「容貌障害」と闘った五十年/藤井輝明/講談社/2008/「海綿状血管腫、温泉よりも墓場へ行け、子どもの世界だからと放っておいてはいけない、2003年のハンセン病者の温泉ホテル宿泊拒否事件、無知が悲劇を生む、罰金を払う方が安い障害者雇用促進法、話をして血管腫に触らせる、高校三年の同級生400人中80人が医者に、勇敢に前に一歩を踏み出す者は本当の意味の勇者になる」
     ⇒ 藤井輝明(ふじい・てるあき)1957〜。医学博士、看護士。
1※   人を殺してみたかった/藤井誠二/双葉社/2001確かにこの本の出版には疑問を感じる‥‥‥
     ⇒ 藤井誠二(ふじい・せいじ)1965〜。ノンフィクションライター。  
2△   サーフィン型学校が子どもを救う−「やり直し可能」な教育システムへ/永山彦三郎/平凡社新書/2001前半のポストモダンうんぬんが空虚な言葉遊びでうんざりさせる。メール偶数の法則、アメリカの校則は罰則が明確、学級崩壊は少人数クラスですぐ改善する、高学年の学級崩壊は教師の問題、絶対評価の高等学校学力検定試験、"ぼくは勉強ができない"の逆が凶悪事件を起こす」
     ⇒ 永山彦三郎(ながやま・ひこさぶろう)1960〜。小学校教諭。  
3▼ ? <子育て法>革命−親の主体性をとりもどす/品田知美/中公新書/2004「学級崩壊と1989年自由保育へのシフトの連動、スポックと松田道雄、親から子への権利委譲、明治初期の東京の乳児死亡率はボストンより少ない、1900年代に乳児死亡率が上昇、授乳は余暇だった、ひきこもりは超日本式育児の結果? パチンコ放置死の親は日頃は忍耐強かった? 子どもの味の好みは生まれつきが大きい、語りかけるでなく語り合うへ、褒めるは評価・自分の感情を伝える」
     ⇒ 品田知美(しなだ・ともみ)1964〜。社会学。  
2※   自信力が学生を変える−大学生意識調査からの提言/河地和子/平凡社新書/2005「宿題を希望する学生の増加、パーティスクール、映画鑑賞授業:ただ映画を見るだけ・試験は主人公の名前や誕生日、大学教員の半数以上は10分以上遅刻する、失敗を恐れない雰囲気をつくる、出る杭が打たれるスウェーデン社会」
     ⇒ 河地和子(かわち・かずこ)女性学、黒人学、社会学。      コミュニティ・スクール構想/金子郁容,他/岩波書店/2000「通常の公立学校・教育委員会と上下関係、コミュニティスクール・地域学校協議会とヨコの関係、地域が運営に参画・市町村が校長を募集」
3▽   ボランティア−もうひとつの情報社会/金子郁容/岩波新書/1992「環境への影響:都市で車持ち=田舎で車なし、ボランティアとはネットワークを作る人」
     ⇒ 金子郁容(かねこ・いくよう)1948〜。慶応大学幼稚舎、情報、意志決定、ネットワーク、数学、コンピュータ。  
3※   学生による教育再生会議/東京学生教育フォーラム/平凡社新書/2007「総合学習の時間を生かすためジュニアノーベル賞を設立する、教師をサポートするシステムが必要、教員は一日平均11時間・月平均80時間の時間外労働、指導力不足は民間から教師になった人に多い、2006年3月教員職員の三万人減を撤回せよ」
     ⇒ 東京学生教育フォーラム。大学生の集団。  
1▽   死を子どもに教える/宇都宮直子/中公新書ラクレ/2005「身近に病気の人や最近亡くなった生徒がいると中止、死を教える前に性教育する、死は教えられるものではなく共に学ぶもの、日本人の知らない思いやり・死を直視すること、自己肯定は自分が何かの役に立ち誰かに必要されているという自覚から生まれる」
     ⇒ 宇都宮直子(うつのみや・なおこ)ノンフィクションライター、エッセイスト。      世界の遺児 100人の夢/あしなが育英会編著/岩波ジュニア新書/2006「遺児となった体験、政府への要望など遺児の作文集、紺野美沙子の寄稿、遺児が遺児のための団体を作りその支援を受けた遺児が他の遺児を支える、北アイルランドの文化・男は人前では泣かない」
     ⇒ 玉井義臣(たまい・よしおみ)1935〜。あしなが育英会会長。      子どもの最貧国・日本−学力・心身・社会におよぶ諸影響/山野良一/光文社新書/2008「日本の子どもの14.3%は貧困、アメリカの子どもの1/5は貧困、一人親家庭・日本では親が働いている方が貧困率が高い、一人親家庭の98%は働く・OECD全体では68%、日本は政府の所得移転によって子どもの貧困率が上昇する世界唯一の国、ルイス:貧困階級では人を喜ばすことに価値・中流階級では達成に価値、マクナラハン:一人親でも子どもの知的発達に差なし・ほとんどが所得効果、北九州市の生活保護制度の水際作戦・申請のための書類を多くして申請させない、北九州市の生活保護の母子家庭比率82年13.9%から06年の2%に、アメリカの児童養護施設・7-8割は里親、大都市の児童養護施設・子ども一人当たり月に20万以上必要・生活保護なら9万で済む、子どもの不平等を減らす・社会の損失を減らすことができる、子ども一年貧困で生涯賃金が152万減少・92年基準、ソロー:子どもの貧困の放置はお金の無駄遣い」
     ⇒ 山野良一(やまの・りょういち)1960〜。児童福祉司。  
2    正しい大人化計画/小浜逸郎/ちくま新書/2004「日本の小中高生の勉強時間は国際的に見て最低レベル、教師にインターンシップ制度を導入、法的な通過儀礼を作る」
3△   やっぱりバカが増えている/小浜逸郎/洋泉社新書/2003本人は論理的なつもりらしいがちっとも論理的ではない。ラディカルフェミニズムは子どもに対する無責任な思想、家計状態を教えて子どもに金の心配をさせる」
3    天皇の戦争責任・再考/小浜逸郎,他/洋泉社新書/2003「池田清彦:責任主体は決定にかかわった個人、敗戦責任と開戦責任」
3  ? 「弱者」とはだれか/小浜逸郎/PHP新書/1999「65歳以上の老人で寝たきりは1/60、優先席はあってもなくても同じ? 不注意な人は自分で注意すればいい? 個性には美点のニュアンスが込められている? 部落史は差別から目を逸らす? 単にひねった方向から片面的に見ただけで論理が全然つながってない」
3    大人への条件/小浜逸郎/ちくま新書/1997「ちょっとした場面の記憶に情緒が見える。文学作品にみる気づき。ビタミンB1欠乏で記憶障害」
     ⇒ 小浜逸郎(こはま・いつお)1947〜。批評、学校論、家族論、思想、哲学の評論家。塾講師。  
1※   天才たちは10代、20代に何をしたか/芹沢俊介/中経出版/2002「ロシア占領下ポーランドではポーランド語禁止、15歳で新聞を発行し記事を書いたエジソン、信長は常に足軽衆の先頭に立った、理想主義の欠けたリンカーン・破滅的側面もなし・優柔不断な現実主義、マザー・テレサはユーゴスラビア生まれ」
4※   子どもたちはなぜ暴力に走るのか/芹沢俊介/岩波書店/1998「自殺の遺言集、教師の子どもの一言印象、宗教意識アンケート」
     ⇒ 芹沢俊介(せりざわ・しゅんすけ)1942〜。教育、青年の暴力などの評論家。  
1○   図書館へ行こう/田中共子/岩波ジュニア新書/2003「図書館で答えてはいけないこと:医療・法律・人生相談・宿題・クイズ、ペリーヌ物語=家なき娘、書店の品揃えに役立つロングセラー目録、図書館員は勤務時間の1/3がカウンターに」
     ⇒ 田中共子(たなか・きょうこ)1947〜。司書、生涯教育、書評。  
2※   ドイツ近代科学を支えた官僚−影の文部大臣アルトホーフ/潮木守一/中公新書/1993「ノーベル賞設置は1901年・最初30年間の1/3はドイツ人、1875-1899年のドイツ:生理学の独創的研究の60%・熱光電気磁気の新発見は英仏の2.5倍・医学の新発見の45%、教授選定法:同じ専門分野の教授から意見聴取・私信で個人の意見を求める、他人を文部省に呼び出して何時間も待たせて平気、カーネギー研究所・学生のいない大学、カイザー・ヴィルヘルム協会・寄付金の39%はユダヤ人・後のマックス・プランク研究所、マルクス・レーニン主義に反抗して生まれた青空教室・ベルリン自由大学、組織作りの天才フリードリヒ・アルトホーフ」
     ⇒ 潮木守一(うしおぎ・もりかず)1934〜。教育開発論。  
1▽   東大脳の作り方/安川佳美/平凡社新書/2006「自伝。大学選びは職業でなくどのぐらい可能性を広げられるかで考える、親の言葉・一番以外は意味がない、転校を重ねる・ひとりでもいいやと思える余裕ができた、小学生も団地の奥様方に近い、中学受験に必要な能力・機械的な処理能力と問題のパターンを認識する能力、桜蔭は4人に1人が東大に現役合格する、サンデーショック・女子学院の入学試験は2月1日で同じ日ただし日曜日だと1日ずれる・桜蔭と重複受験できるようになり桜蔭のレベルが上がる、空手は黒帯、自分に合った型を模索して確立していく能力と人から与えられた型を忠実にコピーして自分の中に取り込む能力の違い」
     ⇒ 安川佳美(やすかわ・よしみ)1987〜。東大生。  
1    小論文トレーニング/貝田桃子/岩波ジュニア新書/2003「高校作文授業日記。素敵・格好いいと思える文を書き抜いておく、羽曳野市・先生に制服を着せる」
     ⇒ 貝田桃子(かいた・ももこ)1967〜。高校国語教諭、作文。  
1    子どもがニートになったなら/玄田有史・小杉礼子・労働政策研究・研修機構/生活人新書/2005「"親の人生は意味のあるものだ"15%、"親の仕事をよく知っている"20%台、やりたいことは考えても見つからない・動きながら見つけよう、8を子どもに選ばせ2は有無を言わせずやらせる、父親がニートの原因の決め手、昔より子どもにとって親の存在が大きくなった」
     ⇒ 小杉礼子(こすぎ・れいこ)1952〜。社会教育学、進路指導論。  
2▽   議論のウソ/小笠原喜康/講談社現代新書/2005「統計、権威、変化の放置、ムードによるウソ。少年非行全刑法犯32%のその他の83%が占有離物横領=放置自転車の乗り回し、少年非行の増減は初発型非行の増減、警察が少年非行の前兆に重点的に取り組み無罪の少年が大量発生した少年法改正の2000年・不処分41%、研究方法に関する虚偽:観察に関する虚偽・記述説明に関する虚偽、ゲームのやりすぎが痴呆を作るかもしれないことはまだオープンな問題、"一酸化水素の規制"は詠み人知らず、時間のウソ:時間を経て事態が変化しているのに以前の結論に固執・携帯電話と心臓ペースメーカー」
     ⇒ 小笠原喜康(おがさわら・ひろやす)1950〜。学力論、博物館教育論、教育メディア論。      高校生なんでも相談/斉藤次郎/岩波ジュニア新書/2002「地方新聞の相談コラムより。性格は直さず欠点は隠せ」
     ⇒ 斉藤次郎(さいとう・じろう)1939〜。教育評論家、子ども調査研究。  
2    学校再生/軍司貞則/小学館/1999「80年代の札幌の中学校の話。時代差を感じる
     ⇒ 軍司貞則(ぐんじ・さだのり)1948〜。ノンフィクション作家。      現代社会と教育/堀尾輝久/岩波新書/1997「現代社会の問題と教育への悪影響。政は官に強く財に弱い、官は政に弱く財に強い、財は官に弱く政に強い、文化指導原理のリーダー」
     ⇒ 堀尾輝久(ほりお・てるひさ)1933〜。教育学、教育思想史。      親子ストレス−少子社会の「育ちと育て」を考える/汐見稔幸/平凡社新書/2000「東京オリンピック以降の世代は異質への許容性が訓練されていない、日本の子どもの自尊心が極端に低い、日本:自分の努力が足りない86%、シンガポール:先生の教え方が悪い100%?、地球は単純計算では600億人養える」
     ⇒ 汐見稔幸(しおみ・としゆき)1947〜。教育学、教育人間学。     ■科学と宗教との闘争/ホワイト/森島恒雄/岩波新書/1968/1894「神学の偏見を非難するベーコンに神学の偏見がある」
     ⇒ ホワイト(Andrew Dickson White)1832〜1918。アメリカ。学者、教育者、政治家、歴史学、英文学。  
3    オレ様化する子どもたち/諏訪哲二/中公新書ラクレ/2005「いい教育とはのびのび厳しい教育、社会構造の変化により子どもたちが変わってきている、個が自立し自由になったから個が不安定で不確定になった、共同体的な農業社会⇒離脱しつつある産業社会⇒消滅した消費社会、"○○君、しゃべっているように見える。一度注意します"、等価交換に固執する市民社会的子ども、自分に合った教師と一対一の関係を求めるようになった、和田秀樹:いまの学校は問題がある、上野千鶴子:学校はもともと悪い、尾木直樹:現在の学校は根本的に悪い」
3    学校はなぜ壊れたか/諏訪哲二/ちくま新書/1999「学校現場を哲学的に語る。農業社会⇒産業社会⇒消費社会、親や先生に反抗してもいい:日本80%米国15%、教師も父親も友達」
     ⇒ 諏訪哲二(すわ・てつじ)1941〜。高校教諭、プロ教師の会。  
3    国際歴史教科書対話/近藤孝弘/中公新書/1998「ドイツとフランス・ドイツとポーランドの教科書対話、ポーランドからドイツへの移送で200万もの死者、コペルニクスはポーランド人かドイツ人か」
     ⇒ 近藤孝弘(こんどう・たかひろ)1963〜。比較教育学、カリキュラム論。  
3  ? 『心のノート』研究/柿沼昌芳・永野恒雄,編著/批評社/2003臨床心理学と教育学の陣取り合戦、単なる感想文で内容なし
     ⇒ 柿沼昌芳(かきぬま・まさよし)1936〜。教育法研究、高校教諭。  
3    育児の国際比較/恒吉僚子・サラーン・スペンス・ブーコック,編著/NHKブックス/1997「日米英仏中の育児の歴史と比較」
     ⇒ 恒吉僚子(つねよし・りょうこ)1961〜。アメリカ。教育社会学、比較社会学。  
2※   14歳・心の風景/NHK「14歳・心の風景」プロジェクト,編/NHK出版/1998
2    学校で起こっていること/進研ゼミ中学講座,編/ベネッセ/1997

●● 犯罪事件 ●● 
2▽   誰でもいいから殺したかった!−追い詰められた青少年の心理/碓井真史/ベスト新書/2008「秋葉原無差別殺人犯:中学の成績はトップ・高校も県下一の秀才、女の子から来たハガキを見せしめとして貼り付ける母親、食事を新聞紙にぶちまけその残飯を食べさせた母親、作文も絵も親が書いたものを提出、人は自分のためだけに生きようと思っても勇気も意欲もわかない、注目と関心を求める甘え−攻撃型犯罪、トラビス・ハーシーの社会的絆理論:家族学校職場などとつながりがあるから犯罪を犯さない、ニーバーの祈り:神よ、私に変えられるものを変える勇気と、変えられないものを受け入れる心の静けさと、そしてのその二つを見分ける知恵を、我に与えたまえ」
     ⇒ 碓井真史(うすい・まふみ)1959〜。スクールカウンセラー、社会心理学。  
2▼△? 脳内汚染/岡田尊司/文藝春秋/2005「殺人行為に対する脱感作、ゲーム依存・メディア依存と薬物依存の類似、男性の方がゲームに興味を示しゲーム依存を生じやすい、発達障害のある子どもに映像メディアの悪影響が強い可能性、神戸の少年Aは直観像素質・写真記憶があった、メディアが過密効果を加速する、マスコミ関係者のゲームへの否定的記事掲載への躊躇、海外ではビデオゲームの危険についての論文が多いが日本では少ない、現状の犯罪の社会状況認識に誤りがあるもののメカニズムそのものは正しい」
     ⇒ 岡田尊司(おかだ・たかし)1960〜。医療少年院、高次脳科学、脳病態生理学。  
3▼△※ 安全神話崩壊のパラドックス−治安の法社会学/河合幹雄/岩波書店/2004「日本は犯罪者の社会再統合に最も成功した国・少年の更生率が高い、死刑廃止のフランス・逮捕時に被疑者の射殺し市民の誤認射殺も多い、年間死者:交通事故12000・航空機事故100以下・山岳遭難200-300、水難事故1000余・火災2000・労働災害2000以下・自殺30000・殺人は600、1980年からの犯罪増のほとんどは自転車盗、1996-2002にかけて性犯罪担当が100%男性から希望者は女性に、自動車の器物破損が増加・保険給付のため届ける必要、前さばき:器物破損など逮捕可能性がほとんどない場合に書類を作らないで済ます、1999年10月桶川ストーカー殺人事件より前さばきはなくなった、現在は80年代より治安は良好、殺人統計数には殺人予備罪と殺人未遂罪が含まれる、組長の殺害を命じられ拳銃を受け取ったすぐに自首しても統計上は殺人事件、警察の検挙能力は低下していない・統計のトリック、少年によるひったくりが泥棒から強盗扱いに変化、在日外国人の検挙数は20年で半減、新聞の見出しが実像とイメージの違いを作る、住宅街の犯罪遭遇率が上昇、日本は安全にうるさくなった・刑法犯による死亡数は2001年にここ40年間で最低を記録、10万人当たり犯罪認知数:日1925米4124仏6421独7625英9767・殺人:日1.2英2.9独3.5仏3.7米5.5・窃盗:日1679米3618独3631仏3732英5595、日本の統計は殺人に予備と未遂と心中が含まれる・海外では自転車窃盗は無視、94年強盗数:日2277米618817英60016独57752仏73310、90年代半ば20代黒人男性の25%は刑務所か拘置所か保護観察か仮釈放中、欧米の異質大社会・日本の同質小社会、小社会:紛争相手とずっと付き合わねばならない、第一審刑事裁判の判決の99.9%以上有罪、日本の刑事司法:謝罪させて赦す・身元引受人の重視・インフォーマルな濃い人間関係、どんな人間も受け入れる最後の団体がヤクザ・運送業と土建業、欧米に追いつけ追い越せは間違い、日本国民全員を率いるリーダーの不在・身近な小集団のリーダーの豊富さ、盗品が売れないから盗みが少なかった、共同体は地域共同体より会社や業界が強い、戦前は在日朝鮮人に参政権がありハングルでの投票も可能・45年12月17日に失う、年齢に幅のある少年集団の欠如、繁華街と住宅街・昼と夜の境界による安全地帯の確保・境界が弱まる」
     ⇒ 河合幹雄(かわい・みきお)1960〜。法社会学、比較法学。  
1▼▽  累犯障害者−獄の中の不条理/山本譲司/新潮社/2006「刑務所に戻るために放火・出所からずっと野宿生活・区役所で生活保護申請も住所がないため拒絶・刑務所にいたからないのは当然なのに、刑務所の方が暮らしやすいという障害者、2004年の新受刑者・約3割は知的障害者、足し算の出来ない受刑者にも遭遇、刑務所にいることが理解できない服役者も、刑務所の一部が福祉施設に、刑務所内でロリコン雑誌が購読可能、レッサーパンダ男のIQは49・養護学校卒業後の人生の半分は拘置所と刑務所生活・暴力を受け前歯なし・父も知的障害者・妹は中学卒業後一人で家族を養い25歳で末期癌で死去、一貫して犯行を認めていたのに犯人出現で無罪・知的障害者は怖くて相手に合わせてしまう、知的障害者と養子縁組して年金と生活保護費を詐取するヤクザ・ヤクザによる障害者の囲い込み、親子二代で売春婦・知的障害の一家、福祉関係者が嫌う知的障害者の恋愛、聾唖者だけの暴力団、聾唖教育の9歳の壁、日本語対応手話でなく聾唖者の手話を話す手話ニュースの木村晴美、聾唖教育の口話主義・自分に聞こえない発音の良さで賞をもらう空しさ、人類全体の知的障害者比率は2-3%、日本の知的障害者総数は0.36%・200-300万人の隠れた知的障害者たち、半官半民のPFI刑務所、イリノイ州・知能指数50以下では訴訟能力なし・少年審判同様の手続き」
     ⇒ 山本譲司(やまもと・じょうじ)1962〜。秘書給与流用事件で服役した元衆議院議員。  
1※▼  戦前の少年犯罪/管賀江留郎/築地書館/2007「昔の親は放任主義が普通・躾にうるさくなったのは最近のこと、昭和2年と13年の女子小学生の殺人事件、2.26事件は少年犯罪そのもの・上は理解してくれると考え死刑にはならないと甘え、戦前の強姦はすべて幼女レイプ・、満14歳以上はすべて示談もしくは犯人と結婚させられる・強姦の親告がない、子どもはのびのび自由に育てるのが日本の伝統・厳しく躾るのは西洋や中国、親子や寺子屋や藩校でも体罰はなし、日本は子どもに暴力を振るう西洋のような野蛮な国ではない、1879年に世界に先駆けて学校で体罰禁止に、日中戦争中も教師の体罰は絶対禁止、軍隊も体罰は禁止・不法な私的制裁は発覚すれば重罪だった、教師を恐喝した大学生許斐氏利・大陸で特務機関で活躍・戦後初のトルコ風呂を創る、原敬首相暗殺の中岡良一・恩赦後は満州国軍で佐官待遇で対ソ連諜報活動、日本軍の補給の欠如・ニート犯罪」
     ⇒ 管賀江留郎(かんが・えるろう)ウェブサイト少年犯罪データベース主宰者。  
3▼△  犯罪不安社会/浜井浩一・芹沢一也/光文社新書/2006「99年10月の桶川ストーカー事件で警察活動方針の転換、80年代後半に窃盗検挙数が急低下・警察庁長官が自転車窃盗より重大事件に重点指示、厚生労働省の人口動態統計・加害による傷害と死亡人員の統計あり、現在まで一貫して他殺死亡者は減少傾向・子ども被害についても同じ、客観統計から治安悪化は全く認められない、アンケート:日本全体の犯罪がとても増えた49%・自分の居住地域の犯罪がとても増えた3.8%、子どもと不審者の新聞記事が01年04年と段階的に急増、厳罰化に犯罪抑止効果なしは犯罪学の常識、検察は宮崎勤を一人の気弱な性犯罪者と見た、2000年の少年犯罪もコピーキャットによる犯罪連鎖、時代を画した犯罪被害者の登場、加害者から被害者への共感の移行が少年を怪物化した、犯罪環境学の教える危険な場所は本当に多発しているか、コミュニティ復活が相互不信社会を生む ⇒事例だけで適切なデータがない、ホームレスの生活保護は住所がなければ受け付けられない、刑務所は健康ならできる作業ができない人たちばかりに、割れ窓理論は自立困難な受刑者を再犯へと追い込む、社会が不要になった人材を刑務所に捨てている、ジョン・ブレイスウェイト:犯罪増加をともなうことなく経済成長したのは日本だけ、アメリカの裁判では謝罪すると罪を認めたとして刑罰が重くなるが日本では反省の態度として刑の減軽の対象となる、無期懲役刑は運営上終身刑化している」
     ⇒ 浜井浩一(はまい・こういち)1960〜。刑事政策、犯罪学、社会調査、統計学、犯罪心理学、矯正施設勤務、臨床心理士。  
1▼▽?? この国が忘れていた正義/中嶋博行/文春新書/2007「アメリカの犯罪対策史、高校生アンケート・女生徒の4割は痴漢体験あり、痴漢を届けるのは一割に満たず、再犯者率は4割・満期出所者の再入、コロンバイン高校銃撃犯は更生プログラムの模範的優等生・窃盗容疑で逮捕された、60年代のアメリカは死刑執行が少なかった、ロシアや東欧は死刑廃止国に、日本の囚人数は6.6万人・アメリカは200万人以上、囚人を増やして失業率が低下したアメリカ、強制わいせつ罪で入所後一年一年以内で43%がまた戻ってくる、アメリカの司法取引・性犯罪者に外科的な去勢手術、八尾の三歳児投げ捨て事件・幼児誘拐と傷害で6回の逮捕歴、日本の更生モデルは失敗の連続だった? ⇒日本の犯罪率は世界最低・再犯率も最低レベルです、刑事裁判に付属して民事裁判を行う附帯私訴、ルイ十六世の塩税、フェンスの中の工場論・民営刑務所と囚人虐待、刑務所民営化の勧め、民営刑務所では利益が出れば被害者へ賠償する、囚人の年食費20万・稼ぎは9万、賠償モデルに民営刑務所、国内の刑務所に従順で健康で働き盛りの人間が大勢いる ⇒反抗的で年老いた病人ばかりですか、犯人の射殺を認められた賞金稼ぎ、公設取立人を創設、犯罪賠償刑務所を創設、労役場・罰金が払えない人が働く場所・年に7000人が入所、ヨーロッパでは犯罪被害者補償基金をプール、公安調査庁を公設取引人に転用する、いじめは首謀者を排除すればグループが瓦解する、中学生や小学生が純真だったのは一昔前の話 ⇒昔から純真ではありません」
     ⇒ 中嶋博行(なかじま・ひろゆき)1955〜。作家、弁護士。  
2▼○  犯罪は「この場所」で起こる/小宮信夫/光文社新書/2005「アメリカとイギリスの実践より、犯罪のほとんどは入りやすい場所・見えにくい場所で起こる、割れ窓理論、日本では家から出ていけと叱り・欧米では外出禁止が罰に、犯罪原因論から犯罪機会論へ・処遇から予防へ・犯罪者から被害者へのパラダイム・シフト、opportunity makes the thief、プライバシーが制約される場所こそ公共の場所、中心市街地の監視カメラは犯罪を4%減少・コストに見合わない、駐車場の監視カメラは41%減少で有効、八尾市の地域安全マップづくり・奈良女児誘拐殺人犯は八尾を回避、犯罪機会を減らして機会に乗って犯す犯罪を減らし・それにより捻出した社会資源を機会がなくても犯罪を行う人の犯罪原因の除去に向ける、mentor:あこがれの先輩・人生の師匠が発達的犯罪防止に、イギリスの市民性教育の一環としての修復的司法、地域貢献活動」
     ⇒ 小宮信夫(こみや・のぶお)犯罪社会学。  
3○△  少年犯罪の深層−家裁調査官の視点から/藤川洋子/ちくま新書/2005「突拍子もない事件にアスペルガー障害のある非行少年、ユナ・ボマーはアスペルガー障害・母親の口癖:食べてしまったケーキはとっておくことができない、空想と大それた犯行計画の混同、女子のアンドロゲンは男子の1/20、セロトニン:男子は女子の52%、fMRIによる完全なウソ発見器、人格障害の3つの奥行きの欠如:時間感覚・思考・感情、非行の3要因:生物・心理・社会文化、世界の先進国では特殊教育が10%・日本は1%、親への指導には注意だけでなく具体的なアイディアも、青年期の不適応は体罰量に関係なし・関心の欠如と非一貫性が原因、少年犯罪では強盗のみ増加・集団化が原因か、50歳以上の受刑者:米3%・日30%・刑務所は老人福祉施設、児童虐待:日2.4万・米88万、少年補導の9割は深夜徘徊と喫煙」
     ⇒ 藤川洋子(ふじかわ・ようこ)1951〜。家庭裁判所調査官。  
2▽▽  前科18犯田岡源紹盗み方の全て−泥棒マニュアル/田岡源紹/データハウス/2001「強盗、詐欺、泥棒、強姦はなし。駐在所は贈答品の山、空き巣は9-16時・11-13は避ける、よい共犯:前科あり場数が多い・口が堅い・義理がたい、被害付けも楽しくなる、クロロホルムで強盗・陵辱写真を撮影して完全犯罪、クロロホルムは0.3-0.5秒で昏睡・3時間で回復」
     ⇒ 田岡源紹(たおか・もとつぐ)1936〜。前科18犯の泥棒、最近また捕まりました。  
2△※  弟を殺した彼と、僕。/原田正治/ポプラ社/2004「弁護士はヤクザのよう、加害者は恵まれている・加害者には弁護士がつくが被害者にはつかない、加害者長谷川敏彦君・月に数通の手紙を出した・三人を殺す・クリスチャンに・加害者長男は20歳で自殺、被害者遺族を気持ちを考えたことがあるかという人は実際には考えていない、死刑囚とたひたび面会、集中治療室で意識を失う、98年11月19日死刑執行、妻との離婚」
     ⇒ 原田正治(はらだ・まさはる)1947〜。半田保険金殺人事件で末弟を殺害される。  
3※△  犯罪者プロファイリング−犯罪を科学する警察の情報分析技術/渡辺昭一/角川oneテーマ21/2005「犯罪者プロファイリングは確率論的に可能性の高い犯人像を示す・捜査の効率化、日本の犯罪状況がここ10年急激に悪化? ⇒社会学研究を見るべき、ヨークシャー・リッパー事件、ルーティン・アクティビティ理論:同じ時間と空間に・動機付けられた犯罪者・適当な犯行対象・抑止力のある監視者の不在・三条件が揃うと犯罪が起こる、犯行テーマ:モノとしての被害者・媒介物としての被害者・人としての被害者、署名的行動:逮捕危険を減らす行動ではないがそれに必要以上にこだわっている、FBI・秩序型犯罪者と無秩序型犯罪者、プロファイリングが有効:明白な性行為や現実世界とのやりとりの喪失、強姦はパワーと怒りの犯罪、臨床的プロファイリング・FBI式と統計的プロファイリング・リバプール方式」
     ⇒ 渡辺昭一(わたなべ・しょういち)1943〜。心理学、犯罪行動科学。  
1▼   自爆テロリストの正体/国末憲人/新潮新書/2005「アイデンティティーをイスラムであることに見つける、過激派はイスラムの奥底ではなくアラブと西洋の接点で生まれる、非宗教的環境で生まれ育ち理想に舞い上がる、スラムの出世頭、自爆テロには指導者階級も労働者階級もいない、教育を受けたが進む道を見失った人たち、タブリーグ:あらゆる面で預言者ムハンマドを真似する、アラブ系はフランス系より18-24歳のフランス受刑者になる率が5倍、マルチに引っかかるのは出来のいい高卒か大卒の出来損ない、9・11テロとイスラム教の関係はオウム真理教と仏教の関係、アルカイダはぐれた若者を根性を鍛え直す機関に似ている」
     ⇒ 国末憲人(くにすえ・のりと)1963〜。朝日新聞パリ特派員。  
3※   世界No.1詐欺師が教える華麗なる騙しのテクニック/フランク・W.アバグネイル/高橋則明/アスペクト/2004/2002「切手なしで手紙を送る・自分の名前を宛先に送り先を隅に書く、詐欺の刑罰は軽い・執行猶予か賠償、詐欺犯の98%は刑務所に送られない、年間被害:小切手詐欺190億ドル・銀行強盗6800万ドル、小切手のトナーはスコッチテープではがせる、マニキュアの除光液の99%はアセトン・ベースインク以外を消すことができる、経営幹部の報酬が高すぎるため詐欺に罪悪感がない、財務記録を扱う人に休暇を取らせる・横領詐欺師は休暇を嫌う、著者もインターネット詐欺にあう、暗号化技術を使うサイトはhttps、カモには盗っ人の血が流れている」
1▽   世界をだました男/フランク・W.アバグネイル/佐々田雅子/新潮文庫/2001/1980「制服の持つ説得力。パイロット、小児科医、法律家に化けた小切手詐欺師。人間的魅力の一部はみだしなみにある、夜間金庫故障中、フランス・ペルピニャン刑務所の過酷さ:照明・ベッド・トイレも何もなくバケツのみ・5x5x5フィートの穴・囚人のほとんどは病気と狂気に」
     ⇒ フランク・W.アバグネイル(Frank W.Abagnale)文書偽造と安全対策、"キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン"の著者・主人公。  
2○※  消費者はなぜだまされるのか−弁護士が見た悪質商法/村千鶴子/平凡社新書/2004「マルチ=マルチマーケティングプラン=多重階層式販売システム、電話勧誘被害者は20-40代の男性サラリーマン、訪問販売は最初に氏名・会社名・訪問目的を告げる義務、一般家庭に消火器の設置義務なし、無料点検のトリック、不当な約款は消費者契約法で無効・不当条項は無効、悪質商法従業員も被害にあう、被害者と加害者に共通する特性・契約とは何かを理解していない、納得するまで質問するタイプ・説得ポイントが明確で落としやすい、被害にあわないと自信過剰な人は被害を認めず申し出ない、広島県では消費生活センターを廃止」
     ⇒ 村千鶴子(むら・ちづこ)1953〜。弁護士。  
2※   リアルジャスティス−修復的司法の挑戦/テッド・ワクテル/山本英政/成文堂/2005/1997「RJ叢書、カンファレンス・話し合い、加害者に受身でなく積極的に責任を取るように求める、加害者の責任とは刑罰を受けることでなく被害者に共感し被害を修復すること、司法の論理性より当事者たちの感情の表出が許され求められる、マオリ族の伝統⇒ニュージーランド司法⇒オーストラリア警察に、ブレストウェイト:なぜ悪事を働いたのかでなく普通の人はなぜ正しいことをするのか・家族と友人の存在、レイプ殺人犯との対面、被害者家族は加害者に直接自分の気持ちを伝え疑問をぶつけることで気持ちが癒される、カンファレンスの前提は事実の同意、アメリカの囚人1986年74万人・1996年163万人、感情の修復・加害者に被害者の感情を知らせる機会を作る」
     ⇒ テッド・ワクテル(Ted Wachtel)教育学、組織リアルジャスティス。  
3※   修復的司法の探求−RJ叢書/高橋則夫/成文堂/2003「修復的司法とは何か・応報的司法との対比リスト、応報的司法/修復的司法:法の違反/関係の侵害・有罪/責任と義務・、理念と定義の話、法的な例のみ、刑事手続モデル・刑事手続関連モデル・民事手続支援モデル、刑罰は被害者に満足を与えない、ドイツ1994年犯罪防止法・損害回復と加害者と被害者の和解が量刑上考慮、英語圏では犯罪法と刑罰法が分離、ノルウェーの犯罪学者クリスティー:犯罪を被害者と加害者から奪い国と弁護人のものにした・責任を返すべき、修復的司法の形態:被害者と加害者の和解(当事者)・集団会議(家族)・サークル(コミュニティ)、刑罰は法的関係・修復は害的関係、ルーヴゥン宣言のマーシャルの定義・関係者が一堂に会して集団的に解決する、ヴァルクレイブの定義:犯罪による害を修復することで司法の実現を志向する一切の行動、修復的司法の理想型・家族集団会議、オーストラリア2000年の研究報告・家族集団会議の方が再犯率が低い、コミュニティ・ポリーシング:共同体協力型警察活動、オーストラリアタスマニア州・暴力犯の犯罪率が低いのに犯罪不安のレベルが高い、通り魔被害者の治療費は自費だが加害者の治療費は国が全額負担、被害者の思い・なぜ裁判官に謝って被害者に謝らないのか」
     ⇒ 高橋則夫(たかはし・のりお)1951〜。法学。  
2△   日本の刑務所/菊田幸一/岩波新書/2002「刑務所は人権侵害だらけ。半数は初めての入所ではない、1/10は高齢者、1/4は覚醒剤、1/4は暴力団、10万人当たりの殺人率1998:米6.3英2.7独3.5仏3.7韓1.6日1.0、法に無関係な所長命令、おやじと息子の関係に、住民票と無縁に、不服解決は職員が同じ食事を取ること、日本では社会復帰を妨げるためにあるよう」
     ⇒ 菊田幸一(きくた・こういち)1934〜。犯罪学。  
2○   少年犯罪と向きあう/石井小夜子/岩波新書/2001「少年犯罪は強盗のみ増加、朝日新聞の少年犯罪報道率は10年前の5〜10倍、他者から信用されること、暴走族対策としての刑罰による威嚇は失敗した、修復的司法、しつけの甘さは無関係」
     ⇒ 石井小夜子(いしい・さよこ)1949〜。弁護士。  
1▽   犯罪被害者−いま人権を考える/河原理子/平凡社新書/1999「犯罪被害者の現状レポート。かやの外の被害者。被害者が期待するものは、1.再発防止 2.原因解明 3.償い謝罪 4.処罰だが裁判は逆が優先される」
     ⇒ 河原理子(かわはら・みちこ)1961〜。朝日新聞記者、人権問題、社会心理学。  
2○   犯罪学入門−殺人・賄賂・非行/鮎川潤/講談社現代新書/1997「分類・整理した概説書。殺人、薬物、性、組織、少年、司法制度、被害者学。スウェーデンの映倫、売春は禁止法でなく防止法」
     ⇒ 鮎川潤(あゆかわ・じゅん)1952〜。犯罪学、逸脱行動論、社会問題研究。  
2◎   あなたがキレる瞬間−ヒトはなぜ暴力をふるうのか/ニコラス・レグシュ/荒木文枝/柏書房/1997「セロトニンの不足が攻撃性に、ノルアドレナリンの不足は過敏に、エストロゲンの増加と攻撃性、暴力は病気、パトリシア・チャーチランド」
     ⇒ ニコラス・レグシュ(Nicholas Regush)ジャーナリスト。報道番組の制作。  
2△   犯罪に向かう脳/アン・モア,デビッド・ジェセル/藤井留美/原書房/1997「犯罪者の多くは脳機能に異常がある」
     ⇒ アン・モア(Anne Moir)英。遺伝学博士。TVプロデューサー。  
2○   毒物知能犯の心理分析/ジェフリー・グッド,スーザン・ゴーレック/小管正夫/徳間書店/1996
     ⇒ ジェフリー・グッド(Jeffrey Good)新聞記者。  
3○  ■完全犯罪と戦う−ある検死官の記録/芹沢常行/中公文庫/1975
     ⇒ 芹沢常行(せりざわ・つねゆき)1915〜。法学、検死官。  
3△ ? 日本の治安は再生できるか/前田雅英/ちくま新書/2003「犯罪率は戦後最悪、検挙率は先進国最低、外国人は自白しない、少年法の保護主義:刑罰の軽さが残り未然介入が退化、犯罪率1番はスウェーデン、自殺と放火の相関、警察官に対して犯罪が多いから検挙率が低下した、犯罪の半分は少年」
     ⇒ 前田雅英(まえだ・まさひで)1949〜。刑法。  
2▽   警視庁刑事の事件簿/杢尾堯/中公新書ラクレ/2004「鑑の事件性:被害者周辺関係者のよる犯行、聞き込みに先立って管轄の交番に立ち寄り町の知識をたたき込む、濃観事件:被害者に近い者による犯行の可能性が高い事件、逆探知には被害者の同意書が必要、解決後の被害者女性に着替えと化粧を勧める心配り、誘拐事件捜査の被害者対策班の標準構成:オートバイ2台・車両4台・捜査員15人、大量常習窃盗犯の事件の未解決数が検挙率の低さに、カツ丼やたばこが利益誘導に当たるとして禁止、外国で大量生産されて量販店で売られている品は犯人に結びつきにくい、親切は越えてはならない線を越えない、カンザス州ギューダスプリングスで保安官不在のため各家庭に最低一丁の銃の常備が義務付け」
     ⇒ 杢尾堯(もくお・たかし)1934〜。警視庁"伝説の一課長・捜査の鬼"。  
3    平気で暴力をふるう脳/デブラ・ニーホフ/吉田利子/草思社/2003/1999「デルガード:牡牛やチンパンジーをボタンで遠隔操作、心神喪失の定義はイギリス法廷より、クリューバービューシー症候群:側頭葉切除したサル・すべての感情的反応が消滅・わずかな刺激に反応・関心が次から次へと移る・見たものを理解できない・何でも口に入れどうしても食べられないものだけはき出す、セロトニン欠乏で衝動的過剰反応・功利的攻撃には無関係、孤立が暴力を生む・刑務所の矛盾」
     ⇒ デブラ・ニーホフ(Debra Niehoff)生物医学のコンサルタント会社バイオテクスト。  
2    葬式ごっこ−八年後の証言/豊田充/風雅書房/1994
     ⇒ 豊田充(とよた・みつる)1938〜。朝日新聞記者。  
3    FBI心理分析官2/ロバート・K・レスラー&トム・シャットマン/田中一江/早川書房/1996
4    快楽殺人の心理/ロバート・K・レスラー/狩野秀之/講談社/1995「秩序型と混乱型」
3    FBI心理分析官/ロバート・K・レスラー&トム・シャットマン/相原真理子/早川書房/1994
     ⇒ ロバート・K・レスラー(Robert K.Ressler)1937〜。犯罪学、プロファイラー。  
3    息子ジェフリーダーマーとの日々/ライオネル・ダーマー/小林宏明/早川書房/1995
     ⇒ ライオネル・ダーマー(Lionel Dahmer)連続殺人犯の父。  
2    甦る魂/穂積純/高文研/1994「家庭内性暴力の被害者の手記。怒りそのものに満ちていて、本人はまったく救われていない
     ⇒ 穂積純  
2    女子高生コンクリート詰め殺人事件/おんな通信社,編/日本評論社/1990
     ⇒ おんな通信社