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b8.人間

●● 進化心理−人類学−人類とは何かを知る ●● 
3※   こころと言葉−進化と認知科学のアプローチ/長谷川寿一,他/東京大学出版会/2008「ベルベットモンキーの声・音声自体は生まれつき・いつどれを鳴くかは学習、音列状況相互分節化仮説、不定冠詞と同じ役割をする一个・未知初出の事物を表す、フレーゲの飽和意味saturated meaningと非飽和意味unsaturated meaning、電力会社に電話したら誰か来てくれるよ。、If you call the power company, somebody will come.、ぼくが行くまでには涼しくなっているといいなあ。太郎は明日来るって?、I hope it'll be cooler by the time I come. Is Taro coming tomorrow?」
2◎※  進化と人間行動/長谷川寿一・長谷川真理子/東京大学出版会/2000「教科書」
2◎○  はじめて出会う心理学/長谷川寿一・東條正城・大島尚・丹野義彦/有斐閣アルマ/2000「動物行動学、認知科学を取り入れた最新の心理学」
     ⇒ 長谷川寿一(はせがわ・としかず)1952〜。行動生態学、進化心理学、心理学、動物行動学。  
3▽※  人が人を殺すとき−進化でその謎を解く/マーティン・デイリー&マーゴ・ウィルソン/長谷川真理子・長谷川寿一/新思索社/1999/1988「決定論の非難は行動に関するすべての学問に向けられるべき、犯罪学の陳腐な話・午前3時のセントラルパークは自分の家の寝室より安全・頻度と率の混同、非血縁の同居者は血縁であるより11倍殺されやすい、出産率が高いのは19世紀のみ、義理の親と実の親の虐待の危険の差・思春期でなく乳幼児期に開く、フロイトはダーウィンを読んだが淘汰思考を理解できず、フロイトのエディプス理論が人気があるのは大人の聞きたいことだから、殺しの動機は口論と名誉、暴力的な犯罪における女性の割合はこの30年間減少している、殺人よりも強盗殺人について男性優位、強盗殺人の被害者に女性が少ないこと、非暴力的な狩猟採集民のクン・サン・50年間で殺人事件は22件・年間100万人あたりに293件、1980年のマイアミで殺人が処罰されるのは1/8・100人以上が万引きや不法侵入者を射殺して正当防衛、カナダ・妻殺しの刑罰は妻の年齢とともに減少・夫殺しでは逆に増加する、アイスランド1900〜1939年に殺人事件は2件・100万人あたり年間0.5件、カナダは25以上・アメリカやブラジルはその数倍・ニューギニアのいくつかの部族では5000〜8000、近縁者を殺す確率は他人よりも低い・ただ機会が多いだけ、復讐動機は抑止効果として有効に機能・そのために進化で発達してきた、殺人は進化により作られた本性の誤作動、90年代の日本・きれる若者でなく中高年殺人がほとんど」
     ⇒ マーティン・デイリー(Martin Daly)心理学。  
2※   「殺してやる」―止められない本能/デヴィッド・M. バス/荒木文枝/柏書房/2007/2005「原題:The Murderer Next Door: Why the Mind Is Designed to Kill   、▽アメリカの裁判がいい加減すぎて怖い・正当防衛がほとんど認められない、殺人ほどわれわれを魅了する犯罪はない、1: There is no single crime that fascinates us more than muder.、5300年前のアイスマンは矢に射られて死んだ、遺伝異常を母体が察知して自然流産、ミシガン州375件の殺人者は法的には96%が正気、殺人とは男性中心の現象、トゥービーとコスミデス:男性は主に女性の獲得を目的として戦争に行く、27: men go to war primarily for access to women.、対照的に進化心理学では人間はあらかじめ心を備えて生まれてくると主張する、9.11テロ犯・来世を女性に取り囲まれて暮らせると説得された、伴侶選びで地位がものをいう、男性の魅力は女性以上に服装や装身具の立派さに影響される、チンギス・ハーン:なによりの喜びは敵を倒し追放し富を奪い近しき者たちが涙にくれるのを眺め彼らの馬に乗り彼らの妻や娘たちの白い腹の上で眠ることである、63: The greatest pleasure is to vanquish your enemies, to chase them before you, to rob them of their wealth, to see their near and dear bathed in tears, to ride their horses and sleep on the white bellies of their wives and daughters.、旧約聖書:男の子はみな殺せ。男と寝て男を知っている女もみな殺せ。女のうちまだ男と寝ず男を知らない娘はあなたたちのために生かしておくがよい、64:Old Testament:"Bow kill every male dependent, and kill every woman who has lain with a man, but spare for yourselves every woman among them who has not lain with a man.、女はいつも権力に惹き付けられる、殺人犯は女性に人気がある、殺人者はたいてい自分が殺した相手をまだ愛しているものだ、左右対称度アメリカ芸能人最小記録したのはプラッド・ピット、セレスティーヌ:愛の喜びは一瞬しか続かないが愛の悲しみは一生続く、淘汰は相対的な生殖の成功原則に基づいて働く、さげすまれた女ほど怖いものはない、女性は親族への危害を殺人の動機に挙げる、夫は妻を支配するために虐待する、ストーカー被害者の15%はストーカーと付き合うようになる、ストーカーは平均二年、レイプ犯が被害者を殺す確率は一万人に一人、テキサス州では1974年まで自分の妻とベッドにいた男を殺すのは合法、子どもを作って育てることは昔から男女が遺伝子を後世に残す主要な手段だった、実子殺しは父親よりも母親に多い、幼児の死は発覚しないことがある、アメリカは南部に行くほど殺人発生率が高い、連続殺人犯チャールズ・マンソンはビーチ・ボイーズに曲を書いた、殺人鬼の高い地位という動機、フセインの息子オダイは強姦が趣味」
2※   一度なら許してしまう女 一度でも許せない男−嫉妬と性行動の進化論/デヴィッド・M. バス/三浦彊子/PHP研究所/2001/2000「原題:The Dangerous Passion 、霊長類の歴史でもっとも珍しい適応・長期の愛、男は女の繁殖にかかわる資質を重視する、あの人はあんたのほんとうのおとうさんじゃないんだから、that man your father 、嫉妬は単なる人格的な欠陥ではない、アウグスティヌス:嫉妬しない者は愛していない者である、OJシンプソン:仮にこの犯罪をおれがやったとしよう。仮におれがやったとしてもおれは彼女をとても愛していたから仕方なかったんじゃないかな、負の感情はわれわれの利益に貢献している、適応のメカニズム、美しい女と恋をするときは友だちに気をつけろ、性的裏切りが許せない男、精神的裏切りが許せない女、国立ソウル大学のチェ・ジェと長谷川夫妻、男は権威に嫉妬し女は容貌に嫉妬する、配偶者の魅力が高いとき嫉妬が強くなる、ルウィンスキーが着ていたドレスについていた精液のしみはDNA鑑定の結果大統領のものと一致、女は優れた遺伝子を得るために浮気する、浮気相手は左右相称な男性、左右相称においでわかる」
2※   女と男のだましあい―ヒトの性行動の進化/デヴィッド・M. バス/狩野秀之/草思社/2000/1994「原題:The Evolution of Desire  、統計調査の結果を進化論の観点から分析したもの、ヒト以外の多くの生物種もある特質をそなえた配偶者を好む傾向を進化させている、ハタオリドリと同じように人間の女性もまた望ましい巣をもつ男性を好む傾向がある、99:Just as weaverbirds display their nests and scorpionflies display their nuptial gifts, men and women must advertise their wares on the mating market、長期間にわたって配偶関係をきづく意志のある男性を配偶者に選ぶこと、アシュレー:どうかそれがほんとうでありませんように。そしてもしそれがほんとうならあまり広く知られることがありませんように、自然界に存在するものは何であれ消滅させてはならないとする自然論的誤謬である、日本では女性は男性に比べ配偶者の経済力を2.5倍も重視する、オランダは1.36倍、女性は自分よりも約3.5歳年上の男性をもっとも好む、向上心に欠ける男性は夫としてもっとも好ましくない、男性は妻の向上心を問題にしない、マイケル・カニンガム:世界中どこでも誰が美人かは一致する、女性は男性が痩せている女性を好むと思いこんでいる、世界共通で好まれるウェスト・ヒップの比率0.7、魅力的な女性を妻にしている魅力的でない男性は高い社会的地位を持っているとみなされる、身体的魅力のある配偶者を得ることは女性よりも男性の地位を大きく向上させる、処女よりも貞節が重要に、美もまた単に皮相的なものではなく目に見えない繁殖能力を示すのである、男性が自信に満ちていることは地位と資源を示すシグナルである、108: Self-confidence in a man signals status and resources.、性淘汰という名の美人コンテストの勝者、男性の短期と長期の二重の性戦略、頭がからっぽのブロンド美人、レイプを性戦略として進化させた証拠ない、レイプ犯は女性を敵視し女性はレイプされたがっているという俗説を信じている、女は結婚すれば男は変わるものと信じて結婚する。男は結婚しても女は変わらないままだと信じて結婚する。だがそれはどちらも間違いだ。、古生物学的記録として残っている最古の殺人は約五万年前右利きの襲撃者に胸部を刺されて殺されたネアンデルタール人男性である、169: The earliest known homicide victim in the paleontrogical record is a Neanderthal man, who was stabbed in the chest by a right-hander roughky 50,000 years ago.、女性の食料採集は60-80%に及ぶ、男女それぞれの欲求が違うことを正面から見据えることによってのみ男性と女性との調和へと到達できるのである、進化主義的フェミニスト:パトリシア・ゴワティ、ジェーン・ランカスター、バーバラ・スマッツ」
     ⇒ デヴィッド・M. バス(David M. Buss)進化心理学、人間の性行動。    赤を見る−感覚の進化と意識の存在理由/ニコラス・ハンフリー/柴田裕之/紀伊國屋書店/2006/2006「ローマの劇作家テレンティウス:私は人間だ。だから人間に関することで自分に無関係なものは何一つないと思っている、感覚的な活動の潜在化:脳内の内部ループへと進化」
3▽△  喪失と獲得−進化心理学から見た心と体/ニコラス・ハンフリー/垂水雄二/紀伊國屋書店/2004/2002「洞窟絵画と自閉症者の絵の類似・象徴主義でなく無垢な子ども、環境的な変化・洞窟絵画は言語未発達が原因か、文化の発達がヨーロッパからオーストラリアまで広まる?、健常児で就学前に自然主義的描写する子どもはいない・自閉症児のみ可能、完全型アンドロゲン不応症・男性ホルモンに反応せず女性の身体・スーパーモデルのように、無毛の理由:性交を快適に・親子絆の促進・体温上昇の減少、人工の炉の証拠は40万年前・15万年前からは一般的に、現生人類は祖先より記憶が劣っている、終わりが見えると苦痛に耐えられる・氷水に手をつける実験・空軍の出撃回数、イエスの奇跡は奇術の実演の典型例ばかり・葡萄酒を水に変える・魚の口からコインを取り出す、ダヴィデ王の末裔の救世主が人々を解放するという予言、心理学者ハンス・アイゼンク・占星術の性格は予言通りの傾向・星占い欄を読んだため、ユリ・ゲラーのそばで手助けする人・シピ・シュトラングか、超常現象における人間原理・もし超常現象があれば人類に悲惨な結果をもたらす、米国:98%が神を信じる・70%が死後の世界・50%が念力・30%が星占い・20%がエイリアンを信じている、科学は参加型の過程・非科学は参加を許さない、子どもは彼らが耳にする言葉によってつくられる、聖ヴァレンタインは2人・ローマの司祭とテルニの司教」
3▼   内なる目/ニコラス・ハンフリー/メル・コールマン絵/垂水雄二/紀伊国屋書店/1993/1986「意識とは他者の心を知るもの」
     ⇒ ニコラス・ハンフリー(Nicholas Humphrey)1943〜。知覚心理学、動物行動学、哲学。  
3▽   思考する言語〈上〉−「ことばの意味」から人間性に迫る/スティーブン・ピンカー/幾島幸子・桜内篤子/NHKブックス/2009/2007「9・11が一つの事件なら35億ドル・2つなら70億ドルの保険金、バーバラ・スーザン・デボラ・リンダは中年女性を連想させる、ウディ・アレン:そいつに産めよ増やせよと言ってやったよ・それとは別の言葉を使ってね、タブー語を使わずにタブー語を特定できない、load hay onto the wagon, load the wagon with hay、AはBをCに移動させる・AはBを移動させることでCを変化させる、タルミー:前置詞は図と物体の関係を特定するもの、地と図の反転、焦点が状態変化か動きか、概念意味論:語の意味は心の中で思考言語の基本的概念がいくつも集まったものとして表象させる、hit:動き・接触、cut:動き・接触・結果、break:結果、touch:接触、動物にゲルマン語系・肉にフランス語系・スコットのアイヴァンホーの台詞より・真実ではない、換喩は格下げ・上位語は格上げする、数の把握のだめなピラハ族・言語ではなく文化の全体的パターン、トマス・ホッブズ:言葉は賢者にとって計算器・愚者にとって貨幣」
3▽   思考する言語〈中〉−「ことばの意味」から人間性に迫る/スティーブン・ピンカー/幾島幸子・桜内篤子/NHKブックス/2009/2007「アリス:ニヤニヤ笑わない猫はよく見るけど猫のいないニヤニヤ笑いなんて見たことない、カント・心が生得的に持つもの:空間・時間・物質・因果性・数・論理、さらに生き物・他者の心・言語も、物質・時間・空間・因果性、グーグル広告料・digital cameraは1クリック75セント・digital camerasは1ドル8セント、物体を指す不可算名詞は大きさや形が異なる多様な種類ものからなる・furniture、未来時制は一人称でshall・二人称と三人称でwill・逆にすると意志の宣言・しかしI shall固い決意を示す、perfectiveはある出来事全体を把握できる視点、進行形は動作を状態に変える、cl-接触、gl-光を放つ、j-急な動き、-le小さい物の集合、共通語源のないチョウチョの謎:英語butterfly・ドイツ語Schmetterling・オランダ語vlinder・デンマーク語somerfugl・フランス語papillon・スペイン語mariposa・イタリア語farfalla・ポルトガル語borboleta、当然あるべきなのにない語:sniglet」
3▽   思考する言語〈下〉―「ことばの意味」から人間性に迫る/スティーブン・ピンカー/NHKブックス/幾島幸子・桜内篤子/2009/2007「冒涜語と聞き間違えられる可能性のある言葉は避けられるようになる、右基底核損傷・文法的に正しい言葉を話せる・よく知った歌・祈りの言葉・ののしり言葉を言うことができない、I hope to die if I tell a lie.、嘘ついたら死んでもいい、行った?Did you come?、前帯状回から発されるエラー関連陰性電位・Oh-Shit Wave、哺乳類の叫びの言葉の代わりとして卑猥な言葉、レストランの予約での席取り・賄賂をほのめかすと成功率100%、気配り・注意は個人個人別々に・相互知識になることを防ぐ」
3△   人間の本性を考える(上)/スティーブン・ピンカー/山下篤子/NHKブックス/2004/2002「連邦議会で糾弾された学者たち、アインシュタイン:下頭頂小葉が非常に大きく変わった形状、ゲイ男性は視床下部の前方部の第3間質核が小さい傾向、殺人犯や凶暴性のある人は前頭前皮質が小さく不活発な傾向、考古学者ローレンス・キーリー:狩猟採集社会の戦争男性死亡率は現代アメリカの5-50倍、いい還元主義=階層的還元主義、線虫の遺伝子は18000」
3△   人間の本性を考える(中)/スティーブン・ピンカー/山下篤子/NHKブックス/2004/2002「平等、優生思想、遺伝子と責任、直観、道徳感覚。心の類似性は進化心理学で・差異は行動遺伝学で、生得論も反生得論も大量虐殺に結びついた」
3△   人間の本性を考える(下)/スティーブン・ピンカー/山下篤子/NHKブックス/2004/2002「一卵性双生児の政治姿勢・リベラルと保守の相関は0.62、ウイルソン:マルクス主義の理論はすばらしいが種を間違っている、復讐の抑止力は意志がおおやけに表明されなければならない、フェミニズムにプランク・スレートと高貴な野蛮人が必要という思い込み、性交はすべてレイプという過激派、エクティ・フェミニズムとジェンダー・フェミニズム、社会生物学と進化心理学こそ最もバイジェンダーの分野、主要5パーソナリティ:解放性・まじめさ・外向−内向・攻撃−調和・神経症、言葉は親でなく子ども時代の仲間のアクセントになる、マーガレット・ミード:私の知的才能は遺伝子のおかげ、文学のルール:運命が平凡な人間をジレンマに追い込んだとき何が起こるか」
3※   心の仕組み(上)/スティーブン・ピンカー/椋田直子/NHKブックス/2003「種の起源:今後は心理学も新しい基盤の上に築かれることになろう、悪阻は胎児の防衛のための過敏反応、鯨は裸のウシ?、テリー・ビッソンの究極の反論、ペンローズの理想的な数学者の公理的体系が正しいと確信する能力は生身の数学者が持ち合わせていない、死の収容所へ送った人がボイジャーの平和へのメッセージを朗読、昆虫のはねは体温調節のために、人類は認知的ニッチを占めた」
3※   心の仕組み(中)/スティーブン・ピンカー/椋田直子・山下篤子/NHKブックス/2003「フーベルとウィーゼルの猫:覆いのない目からの信号が覆われた入力を押しのけた、相貌失認で動物名と表情にも困難」    心の仕組み(下)/スティーブン・ピンカー/椋田直子/NHKブックス/2003「バークレー校の裸の男、ヒュー・グラント逮捕事件、栄養状態のいい狩猟採集民が最も好戦的、ダライ・ラマは航空母艦が好き」
4△※  言語を生みだす本能(上)/スティーブン・ピンカー/椋田直子/NHKブックス/1995「ピジンからクレオールへ、チョムスキー理論、言語の進化。チンパンジーの言語能力を低く評価」
4△※  言語を生みだす本能(下)/スティーブン・ピンカー/椋田直子/NHKブックス/1995「ピジンからクレオールへ、チョムスキー理論、言語の進化。チンパンジーの言語能力を低く評価」
     ⇒ スティーブン・ピンカー(Steven Pinker)1954〜。視覚認知と幼児の言語獲得。  
3◎△  迷惑な進化−病気の遺伝子はどこから来たのか/シャロン・モアレム/矢野真千子/NHK出版/2007/2007「ヘモクロマトーシス・身体に鉄が蓄積する病気・マクロファージに鉄がない・ペストなど病原体に対して有利・月経や妊娠にともなう貧血になりにくい・整脈切開が有効、瀉血の有効性に関連:心臓病・高血圧・肺水腫もか、地球温暖化のジェリトール解決策・鉄を含む溶液を大量に海にばらまく・植物プランクトンが生まれて二酸化炭素を吸収する、ヨーロッパ人に多い嚢胞性線維症・CFTR遺伝子二つで発症・一つで結核になりにくい、最後の小氷河期ヤンガー・ドリアスはたった三年間・10年で到達・年平均気温が16度低下、気候が安定していたのは現在までの11000年間のみ、アメリカアマガエルの冬眠は眠りでなく凍結・カチカチに凍っている、多尿と高い血糖値・糖尿病になりやすい遺伝子・13000年前の氷河期に北ヨーロッパに住んでいた人に多い・糖尿病は寒さに強い、太陽光はビタミンDを作りビタミンB9を破壊、イヌイットは寒い地方なのに肌は白くない・ビタミンDを魚から大量摂取するから肌が白くなる必要なし、アルコール紅潮反応・アジア人の半数、ALDH2-2と同じ効果のジスルフィラム・アセトアルデヒド分解酵素を妨げる・アルコール依存症の治療に、ヨーロッパは酒を飲み・アジアでは茶を飲む・アジアでは酒を飲めなくても不利ではなかった、アフリカ系アメリカ人は塩で血圧が上がりやすい・奴隷貿易の船では水が少ない・脱水症状に強い塩分保持能力の高さが塩への反応性に、ビタミンDは前立腺や大腸の癌を抑える、あらゆる薬品の25%以上の代謝にかかわるCYP2D6遺伝子、HIVが細胞に侵入するのを防ぐCCR5-32遺伝子・一つでHIVを抑え二つで完全に打ち勝つ・アフリカ人にはほとんどない、カプサイシンに鳥類は反応しない、トウガラシをたくさん食べる民族に胃ガンの発生率が高い、カプサイシンはエンドルフィンの分泌を促す、ジャンクDNAから非コードDNAへ、ヒトDNAの1/3はもとウイルス、ショウジョウバエの一個の遺伝子・四万種類のタンパク質を作る、ラマルクは獲得形質遺伝の提唱者ではない、ゲノムは変異速度を変える、断続平衡説とジャンピング遺伝子、intelligent designerからinfectious designerへ、後成遺伝学epigenetics、メチル化・メチル基が遺伝子に結合・DNA配列を変えずに遺伝子の発現作用だけがオフになる、母親の妊娠中の体験を反映した子どもが産まれる、受精直後の数日間が重要、ジャンクフードは高カロリー高脂肪だが胚の発生時に重要な栄養分がほとんどない・胚は食糧事情が悪いという信号を受け取り少ない食料生きのびられる小さな赤ん坊を作る、思春期より前に喫煙した父親・子どもの太る確率が高い、ラットの親が子どもの体をなめる・出生後の遺伝子の発現が変化・脳の発達がよくストレスに強い、癌は特定の病気ではない・細胞増殖が暴走する病気の総称、鼻の高いサル・テングザル・水中を二本足で歩いたり泳いだりする、新生児は生まれてすぐ泳げる・アフリカのサバンナの動物の赤ん坊には不要な能力」
     ⇒ シャロン・モアレム(Sharom Moalem)神経遺伝学、進化医学、人間生理学、ヘモクロマトーシス。  
3▽※  病気はなぜ、あるのか−進化医学による新しい理解/ランドルフ・M・ネシー&ジョージ・C・ウィリアムズ/長谷川真理子,他/新曜社/2001/1994「石器時代に適応した人間の身体と行動」
     ⇒ ランドルフ・M・ネシー(Randolph M.Nesse)人間社会生物学、進化人類学、進化心理学、精神医学。  
3※   ナンパを科学する−ヒトのふたつの性戦略/坂口菊恵/東京書籍/2009「著者はかつてナンパによくあった、女性にとって関心のない性的アプローチは平均的異性愛男性にとっての男性からの性的アプローチに相当、女性は男性の自分に対する関心の高さを過小評価する傾向がある、女性が心理的に弱く抵抗しなさそうと判断されると望まぬ性的アプローチの対象になりやすい、ナンバや痴漢によくあう女性は動き方がスムーズでなくぎこちない、普遍的な美しさ:平均性・左右対称性・性的二型性、スコットランド人も日本人も平均より10-20%女性化した男性の顔を好む、ゲイは多くの男性と性的関係を持つ傾向がありレズビアンは特定排他的・ゲイは身体的魅力と若さを求めるがレズビアンは見た目を重視しない、テストステロン濃度は俳優で高く聖職者で低い、人差し指と薬指の長さの比・自閉症者で超男性型・薬指が長い、女性にアピールするには自信の高さが有効、男性にとって女性からのデートの誘いよりセックスの誘いの方が敷居が低い」
     ⇒ 坂口菊恵(さかぐち・きくえ)1973〜。進化心理学。  
1○△  超図説目からウロコの進化心理学入門/ディラン・エヴァンス/オスカー・サラーティ,画/小林司/講談社/2003「進化心理学の形成と発展、批判とその対応。裏切り者探知モジュール説は古い
     ⇒ ディラン・エヴァンス(Dylan Evans)倫理科学方法論、認知科学と感情。      心の起源−脳・認知・一般知能の進化/D・C・ギアリー/小田亮/培風館/2007/2004「コウウチョウのメスの海馬はオスより大きい・托卵のためオスより行動域が広く位置の記憶が必要、チンギス・ハーンの子孫は1600万人・世界の男性の0.5%、ヒトの新皮質のニューロン数はチンパンジーより25%多いだけ、著名な物理学者や数学者は素朴物理学に精密化したモジュールを持つ・ニュートン・アインシュタイン・ダーウィン、知能は生存と繁殖の資源をコントロールするためにある・コントロールへの動機」
     ⇒ D・C・ギアリー(David C. Geary)発達心理学、認知心理学、進化生物学。  
1    ひねくれた人に振り回されない88の方法/岩月謙司/大和書房/2003「送電塔倒壊の停電の被害者らしい」
1△ ?? 娘は男親のどこを見ているか/岩月謙司/講談社+α新書/2003「お父さんは騎士、娘のサイン、何歳までお父さんとお風呂に入ったか、自分を愛しくれる人を尊敬する? 男性は愛されて精神が安定するというメカニズムがない、不感症は父親からのスキンシップ不足、女性は心に怒りがあると性欲が亢進する? 女性に筋力がないのは離婚しないため? マザコンパパはセクハラパパ、娘は父親と接して社会状態を知る」
1  ? なぜ、女は「不可解な行動」をするのか/岩月謙司/三笠書房/2004根拠はどこにあるんでしょうねえ‥‥‥
1△ ? なぜ、男は「女はバカ」と思ってしまうのか/岩月謙司/講談社+α新書/2003"恋から"ファンであることが判明! 男女の違いは量的、女性の方が快を強く求める、女性はランキング表を作っている、おごってもらうのは守ってもらうということ、プレゼントは心の絆の証明書」
1  ? 無神経な人に傷つけられないための88の方法/岩月謙司/大和書房/2002「事実と感想を分けた日記をつける」
1▼♪??■女は男のどこを見ているか/岩月謙司/ちくま新書/2002非論理的で支離滅裂にユーモラス。親が子どもに植え付ける幸せ恐怖症、肩の筋肉の違いとキャミソール、思い残し症候群、だめんず・うぉーかー、スタンド・バイ・ミーにみる英雄体験、何を楽しめるかできることを探す、会社を動かすのは地位のバラバラな数十人、いい男:自分の評価は自分でする自己完結した人」
1▽△  娘の結婚運は父親で決まる−家庭内ストックホルムシンドロームの自縛/岩月謙司/NHKブックス/1999「愛の形成理論。親が犯人で子が人質、女は男が変わることを男は女が変わらないことを望む。日記の3日後に感想を。意見と感想の違い。自己卑下する人に好感」
     ⇒ 岩月謙司(いわつき・けんじ)1955〜。動物行動生理学、人間行動学。原生動物の生理、対人関係のメカニズム。  
2△  ■なぜ、ヒトは美人を愛するのか?/蔵琢也/知的生きかた文庫/1998/1994
2△   美人を愛した遺伝子たち/蔵琢也/ワニブックス/1994
3△   美しさをめぐる進化論/蔵琢也/勁草書房/1993「顔と容貌の嗜好がいかに発達したか」
     ⇒ 蔵琢也(くら・たくや)1963〜。心理学、動物学。容貌の進化。  
2※   なぜ美人ばかりが得をするのか/ナンシー・エトコフ/木村博江/草思社/2000/1999「美人とは何か、男女の感性差。男は写真を見て女は履歴を見る、女は美女といる男を求める、男の美しさは同性にも、ゴールトンと平均顔、アンドロステノールとコピュリン、免疫の異なる異性に惹かれる」
     ⇒ ナンシー・エトコフ(Nancy Etcoff)心理学、教育学、脳と認知。  
2▼※  「運命の人」は脳内ホルモンで決まる!/H. フィッシャー/吉田利子/講談社/2009/2009「冒険型・建設型・指導型・交渉型、ノルエピネフリンがドーパミンに近い、エストロゲンによって合成されるオキシトシン、瞳孔の周りのしわが多い・衝動性が強い冒険型、瞳孔が大きい人は交渉型、彫りが深い顎が角張り頬骨が高く眉が太く額が広いのはテストステロン、童顔はエストロゲン、ドーパミンと表情の豊かさ、フロム:誠実さとは要するに自分らしさを踏みにじるまいという意志を持つことだ、Integrity simply means a willingness not to violate one's identity.、内気なタコ:エミリー・ディキンソン、冒険型は冒険型・建設型は建設型・指導型は交渉型にひかれる、JFKは冒険型、ヘレン・ケラー:歴代すべての大統領と会見、ルーズベルト:あなたがいまいる場所でもっているものでできることをしなさい、Do what you can, with what you have, where you are.、??? ? ?? ???, ??? ?? ???, ??? ? ? ?? ??? ?? ??. 、虎穴にいらずんば虎子を得ず、Nothing ventured, nothing gained.、?? ?? ???? ???? ?? ??? ?? ? ??.、建設型:ジョージ・ワシントン、幾何学模様の衣服を好む、過去にくよくよする、指導型:アインシュタイン、人差し指に比べて薬指が長い:ビル・ゲイツ、空間能力とテストステロン、懐疑的て人を信じない傾向、マルティン・ルター、閉経してエストロゲンが低下するとテストステロンが表面化して女性が活動的になる、わたしの運命の主人はわたしだ。わたしの魂の船長はわたしだ、I am the master of my fate: I am the captain of my soul.、?? ? ??? ???, ? ??? ??.、交渉型:ダーウィン、実のところ天才とはそれまでと違ったやり方でものごとを把握する能力である、Genius, in truth, means little more than the faculty of perceiving in an unhabitual way.、ガンジー、冒険型は表情豊かな人を・建設型は地味で古風な人を・指導型は童顔を・交渉型はポーカーフェイスを好む、冒険型は何をするか・建設型は何を知っているか・指導型は何を考えているか・交渉型はどう感じているかを質問する、結婚って人とするんじゃありませんよ。ライフスタイルと結婚するの、You don't marry a person; you marry a lifestyle.、ラブ・マップ:理想的な配偶者のパーソナリティ概念」
3△   愛はなぜ終わるのか/ヘレン・E・フィッシャー/吉田利子/草思社/1993「愛は4年で終わる?逐次的一夫一妻説」
     ⇒ ヘレン・E・フィッシャー(Helen E.Fisher)1945〜。自然人類学。  
4△   性の人類学/高畑由起夫/世界思想社/1994
     ⇒ 高畑由起夫(たかはた・ゆきお)1953〜。自然人類学、霊長類学。  
3○   進化心理学入門/ジョン・H・カートライト/鈴木光太郎・河野和明/新曜社/2005/2001「インセスト・タブー:近親交配の回避・一緒に育った異性に性的に魅力を感じない、モロッコ皇帝イスマイール残忍王1642-1727・子ども888人、"ゲノム・ラグ""楽園追放"仮説」
      ⇒ ジョン・H・カートライト(John H.Cartwright)英。科学史、生物学、進化心理学、ダーウィン。      ふしぎの博物誌−動物・植物・地学の32話/河合雅雄,編/中公新書/2003“ふしぎ”という言葉をもう少し生かして欲しかった‥‥‥、ちょっと地味すぎ。狭山池:日本書紀に記される日本最古のため池」
2△   子どもと自然/河合雅雄/岩波新書/1990「サルと人類の比較」
     ⇒ 河合雅雄(かわい・まさお)1924〜。生態学、人類学。  
3△   恋人選びの心T−性淘汰と人間性の進化/ジェフリー・F.ミラー/長谷川真理子/岩波書店/2002/2000「The Mating Mind。性淘汰により形成された心的能力と動機付け、知能の遺伝子第6染色体IGF2R、ネアンデルタール人の腕の骨からDNA・379塩基対・現代人と27対・チンパンジーと55対の違い・60万年前に分岐、アメリカ人の47%は人類は一万年前に神により創造された、人類:男は女より10%背が高い・20%体重が重い・上半身の筋肉が50%強い・握力は100%強い、人間は両親の持っていなかった新しい有害突然変異を平均で1.6-3個持つ、心理的形質の多くが適応度指標として発達してきた可能性、あらゆる文化において男性が継子を殺す確率は実子の約100倍」  ? 恋人選びの心U−性淘汰と人間性の進化/ジェフリー・F.ミラー/長谷川真理子/岩波書店/2002/2000「文化的生産量に顕著な性差・男性の文化的生産のピークが20代後半-30代後半・創造的能力が性淘汰で進化した、スポーツは性淘汰で進化した? 多くの性質の説明は性淘汰だけで十分? 類人猿の研究は言語進化の理解に役に立たない? 別の理論の否定は持論の肯定ではないし、心理学段階を飛ばしている、フロイトとどう違う?
     ⇒ ジェフリー・F.ミラー(Geoffrey F.Miller)認知心理学。  
2    生・死・快楽の起源/蛭川立/福村出版/1999「社会学者真木悠介のイントロンこそ主役、ジョンソン・レアードの生体三原則など」
     ⇒ 蛭川立(ひるかわ・たつ)動物行動学、文化進化。      人はなぜ感じるのか?/ビクター・S・ジョンストン/長谷川真理子,他/日経BP社/2001このタイトルは誤解を招く、原題"Why We Feel"、再認を使ってモンタージュを作る・顔空間による探索、スニファー:淘汰と学習のプログラム、精巣の体重比:チンパンジー0.27%ゴリラ0.02%ヒト0.08%、ウエストヒップ比0.7アンドロゲンが低くエストロゲンが高い繁殖能力の指標、年齢22.4歳の女性が最も美しいとされる、ゲーム理論で感情プログラムfeelが勝利」
     ⇒ ビクター・S・ジョンストン(Victor S.Johnston)認知心理学、進化心理学。  
4    感情の猿=人/菅原和孝/弘文堂/2002哲学的で何がいいたいのか何がわかったのかわからん
     ⇒ 菅原和孝(すがわら・かずよし)1949〜。人類学、身体、相互行為、コミュニケーション。  
3※   ヒト、人、人間−東京大学公開講座/東京大学綜合研究会,編/東京大学出版会/2002「2500年前山東はヨーロッパトルコ系、2000年前山東は中央アジア系、現代はモンゴル系、春秋時代の中国人は青い目、ハンガリー・フィンランド・エストニアはアジア系だが遺伝的痕跡なし、アウストラロピテクスに犬歯なし、アバタ=仮想空間の身体、アインシュタインの脳は中心後溝と外側溝上行枝が重なっている、横山大観は左頭頂葉の脳溝が非常に深い、日本人は視覚性記憶がよい、人間以外に善悪はない」
     ⇒ 東京大学綜合研究会編  

●● 進化心理−動物行動学−人類と動物を比較して人類とは何かを知る ●●     繁栄(上)−明日を切り拓くための人類10万年史/マット・リドレー/柴田裕之・大田直子/早川書房/2010/2010「The Rational Optimist、タルド:ある発明が模倣によって静かに広まるときそれを社会的進化と呼んでよかろう、ハイエク:社会的進化における決定的要因は成功を収めている制度や慣習を模倣することによる淘汰、ジャコブ:創造とは組み替えである、人間は交換によって分業を発見した、イースターリンのパラドックス:豊かな国の人は貧しい国より幸せなことはない:統計処理のミス・所得の多い国ほど幸福も多い、消費ではなく投資のための貯蓄を奨励する消費税、選択が自由にできる社会に暮らす人ほど幸福の度合いが大きい、自給自足は繁栄につながらない、専門化と交換の持つ魔法のような力、フードマイレージは貧しい国を狙い撃ち、狩猟採集民の成人男子の死因の30%は殺人・年に人口の0.5%が戦死、繁栄とは交換と専門化である、物々交換こそ人類の画期的な進歩、調理は性別による専門化を促す、ネアンデルタール人に男女の分業なし、交易相手がいないとテクノロジーは退化する・タスマニア島人の技術退化・自給自足が生むテクノロジーの縮小、お金は金属ではない。そこに刻まれた信頼だ、農業とは分業と交換をほかの種にまで広げること、アショーカの帝国は世界の三分の一の人口とGDP、中国の1950年のGDPは1000年よりも低い、中国の最盛期は分裂期・三国時代と五代十国 ⇒大嘘、明の洪武帝と永楽帝の社会主義的な経済抑圧政策」    繁栄(下)−明日を切り拓くための人類10万年史/マット・リドレー/柴田裕之・大田直子/早川書房/2010/2010「交易とはジャガイモをコンピュータに変える機械、江戸後半・人口過剰と土地不足から牛馬より人力に、工場の仕事のほうが農場の仕事よりたいていましだ、1750年(万人):フランス2500・日本3100・イギリス800・中国27000、風力発電の自然破壊度の高さ、ホワイトヘッド:19世紀最大の発明は発明する方法である、技術が科学を生む、現代の特許制度は幽霊料金所、自然には大量の発癌物質がある、1918のインフルエンザの猛威・負傷兵が塹壕に放置されたため、放射性廃棄物は二世紀で放射能レベルが10億分の一になる、あえて楽観主義者でいようではないか」
3▼※  やわらかな遺伝子/マット・リドレー/中村桂子・斉藤高央/紀伊國屋書店/2004/2003「Nature via Nurture:生まれは育ちを通して」
3▼◎※ ゲノムが語る23の物語/マット・リドレー/中村桂子・斉藤高央/紀伊国屋書店/2000/1999「原初生命Luca、高熱菌はLucaの子孫、知能の遺伝性は加齢とともに増加、左右対称性とIQは相関、意志が遺伝子を動かす、攻撃性がテストステロンを生む、母親の思考と父親の愛情、環境論は洗脳、非遺伝的影響は子から親へが多い、ダーウィン:自由意志とは動機不明による錯覚、ランダムは自由の正反対」
3◎▽  徳の起源−他人を思いやる遺伝子/マット・リドレー/岸由二監修/古川奈々子/翔泳社/2000「遺伝子、動物、人類の社会とゲーム理論による利他的遺伝子論」
4▽   赤の女王−性とヒトの進化/マット・リドレー/長谷川真理子/翔泳選書/1995「ウェストのくびれは妊婦の回避?」
     ⇒ マット・リドレー(Matt Ridley)1958〜。英。動物学、科学ジャーナリスト。  
3※   文明崩壊(上)/ジャレド・ダイアモンド/楡井浩一/草思社/2005「環境問題を解決できた社会とできない社会とは。無人の大陸や島に人間が入植するとその他の大型動物の絶滅した、環境問題と企業の現実、イースター島に人が住んだのは西暦900年以前、最盛期人口は6000-30000・1872年に110人、イースター島民が石像を立てた方法を考古学者が聞かないことに憤慨し実演、森林壊滅の最も極端な事例としてのイースター島・最も脆弱な環境、マヤの食生活の70%はトウモロコシ、古代マヤ族は平和主義でなく熾烈な戦争を繰り返した、アイスランド人の保守性・変化は悪化」
3▼△  文明崩壊(下)/ジャレド・ダイアモンド/楡井浩一/草思社/2005「森林管理技術は16世紀ドイツより、日本近世の人口のゼロ成長・木材供給網の管理、ルワンダとブルンジ:高人口と大量虐殺、ルワンダ北西部のフツ族同士の殺戮、環境破壊の進行、深刻な衝突の根源に土地争い、小さい土地に多い人・人を減らせば土地が行き渡る、緑のドミニカと不毛のハイチ、森林はドミニカの28%・ハイチの1%、イスパニョーラ島のインディオ50万・1519年に3000人に、1785年フランス側70万・スペイン側3万、開発独裁のバラゲールの環境保護政策、中国:砂漠化と空気水質汚染の損失が国内総生産の14%相当・血液の鉛の平均値が世界の2倍、中国は良い方向にも悪い方向にも急激に転換・半島や島や山脈による隔絶地域がない、ダム決壊の恐怖の世論調査:数キロの地点で最も強くダム直下ではゼロに・心理的な拒絶、小さな油井の閉鎖に平均10万ドルかかる、鉱業会社の悪慣行に効果が高いのは消費者よりそれを買う大企業、狂牛病関連の規制に抵抗した食肉業界・マクドナルドの要求で一変、供給チェーンの環の中で大衆の圧力に弱い部分を探し当てる、最新の氷河期でも現在より5度低いだけ、都市のアメリカ人の車の感想:馬の糞尿や蹄の音がなくなり綺麗で静かになった、環境ストレスと人口過密の国は政治的ストレスにもさらされる、血液から検出される有毒化学物質が世界で一番多い東グリーンランドとシベリアのイヌイット、オランダ1953年高波で2000人死亡、過去の先住民は聖なる人ではない」
3※   銃・病原菌・鉄(上)/ジャレド・ダイアモンド/倉骨彰/草思社/2000「地理・植生・家畜から見た非西洋中心の人類の歴史。家畜化年代一覧では犬が一番、ピグミーやコイサンは黒人ではない」
3※   銃・病原菌・鉄(下)/ジャレド・ダイアモンド/倉骨彰/草思社/2000「地理・植生・家畜から見た非西洋中心の人類の歴史。家畜化年代一覧では犬が一番、ピグミーやコイサンは黒人ではない」
3○   セックスはなぜ楽しいか/ジャレド・ダイアモンド/長谷川寿一/草思社/1999
3◎▼○■人間はどこまでチンパンジーか/J・ダイヤモンド/長谷川真理子/新曜社/1993「人類とは三番目のチンパンジーである。“文明の衝突”に影響を与えた?」
     ⇒ ジャレド・ダイアモンド(Jared Diamond)1937〜。生理学(膜と消化酵素)、ニューギニアの鳥類生態学、自然人類学。  
3◎▽  この6つのおかげでヒトは進化した−つま先・親指・のど・笑い・涙・キス/チップ・ウォルター/梶山あゆみ/早川書房/2007/2006「ラエトリの足跡・しばし足を止めて火山を眺める足跡、グールドの断続平衡を説明するHOX遺伝子、足の親指のおかげで立ち上がった、アウストラロピテクスと違いホモ・ハビリスは手の親指が向かい合う、生後八ヶ月の赤ん坊と手振りでコミュニケーション可能、マラソン能力は人類が動物中最高、脳のラジエーター説、新皮質は100万年前から発達・前頭前野の発達は40万年前から、男性が自分の評判を挙げる会話・女性がいると5%から15-20%に、オチを理解するのは腹内側前頭皮質、おかしさを体験するは脳の底部の側座核、くすぐりとユーモアの類似、チンパンジーのパンティングと人間の笑いの類似、笑うと分泌される化学物質:エンドルフィン・エンケファリン・ドーパミン・ノルアドレナリン・アドレナリン、聞くときより話すときに46%多く笑う、男女のグループでは女性が127%多く笑う、男女が集まって会話すると笑うのは女性がほとんど、女性が男性に求めるもの一位・自分を笑わせてくれること、涙の三層構造・内側にムチンという粘性潤滑剤・中間は水・外側は脂質、女性は男性の五倍泣く・プロラクチン値が高い、12歳まで男女の泣く比率は同じ、泣くのは神経系を平衡に戻す・気が動転した状態から戻るために泣く・交感神経の麻痺でよく泣く・副交感神経の麻痺であまり泣かなくなる、イングリッド・バーグマン:キスとは言葉が不要になったときに話を止めるための自然が作った素敵なトリックである、エドモン・ロスタン:キスとは耳のかわりに口に囁く秘密の言葉である、豚のフェロモン・ボーアメイト、舌と唇でフェロモンを味わうことができる、大富豪のハリー・K・ソー:妻の浮気相手を射殺したが心神喪失で無罪」
     ⇒ チップ・ウォルター(Chip Walter)サイエンス・ジャーナリスト。      「裸のサル」の幸福論/デズモンド・モリス/横田一久/新潮新書/2005/2004「広い意味の幸福・喜びと快楽を含んだ分析。産業革命は労働の喜びをなくし仕事を退屈にした、霊長類のメスは子が独立するまで育ててから次の子を産む・人類は例外、肉欲の追究に熱心な偉人たち:バイロン・ケネディ・ピカソ・スタンダール・トゥルーズ・ロートレック・ゴッホ・ウェルズ・ワイルド」
2○   舞い上がったサル/デズモンド・モリス/中村保男/飛鳥新社/1996    イギリスPubウォッチング/デズモンド・モリス+ケイト・フォックス/林望/平凡社/1995    赤ん坊はなぜかわいい?/デズモンド・モリス/幸田敦子/河出書房新社/1995    ボディ・ウォッチング/デズモンド・モリス/藤田統/小学館ライブラリー/1992
2○   マンウォッチング(上・下)/デズモンド・モリス/藤田統/小学館ライブラリー/1991
2▼※  裸のサル/デズモンド・モリス/日高敏隆/河出書房新社/1983「今や古典というべき名著」
3※   美術の発生−類人猿の絵描き行動/デズモンド・モリス/小野嘉明/法政大学出版/1966「チンパンジー・コンゴの絵描き。扇型と寝床作り。黄金比と視野。ヒトと類人猿の絵描きの比較」
     ⇒ デズモンド・モリス(Desmond Morris)1928〜。英。動物行動学、魚類、鳥類、霊長類の研究、科学評論。  
2○※  人間性はどこから来たか−サル学からのアプローチ/西田利貞/京都大学学術出版会/1999簡潔でわかりやすい。これで安ければ...
     ⇒ 西田利貞(にしだ・としさだ)1941〜。動物学、理学研究、霊長類学、マハレでチンパンジー研究。  
3▼   モラル・アニマル(上)/ロバート・ライト/小川敏子/講談社/1995相変わらず監訳者は勘違いしてます
3▼   モラル・アニマル(下)/ロバート・ライト/小川敏子/講談社/1995相変わらず監訳者は勘違いしてます
     ⇒ ロバート・ライト(Robert Wright)科学ジャーナリスト。      「意識」を語る/スーザン・ブラックモア/山形浩生・守岡桜/エヌティティ出版/2009/2005「アメリカ人の55%が死後の世界を信じている、仏教に関心がある、哲学はどんな質問を尋ねるべきかまだわからないときにやること」
3▽   ミーム・マシーンとしての私(上)/スーザン・ブラックモア/垂水雄二/草思社/2000「遺伝子ミーム複合体としての自己、ミームが脳の拡大を誘導、水平遺伝がミームの強み。意志より脳活動が先行」
3▽   ミーム・マシーンとしての私(下)/スーザン・ブラックモア/垂水雄二/草思社/2000「遺伝子ミーム複合体としての自己、ミームが脳の拡大を誘導、水平遺伝がミームの強み。意志より脳活動が先行」
     ⇒ スーザン・ブラックモア(Susan Blackmore)進化心理学、ミーム学、臨死体験・瞑想の心理学・生理学研究。脳と認識研究。超常現象体験の心理学。  
3♪   ヒトはなぜのぞきたがるのか−行動生物学者が見た人間世界/ロバート・M・サポルスキー/中村桂子/白揚社/1999「ヒヒとホルモンの研究家。テストステロンは鍵刺激、強迫神経症と宗教の類似」
     ⇒ ロバート・M・サポルスキー(Robert M.Sapolsky)生物学、神経科学。  
3▽   女と男・愛の進化論/メアリー・バトン/青木薫/講談社/1995竹内久美子の知識をこれで訂正すべし
     ⇒ メアリー・バトン(Mary Batten)サイエンスライター。  
4▽   男の凶暴性はどこからきたか/リチャード・ランガム&デイル・ピーターソン/山下篤子/三田出版会/1998「類人猿に人類の暴力性をみる」
     ⇒ リチャード・ランガム(Richard Wrangham)人類学、霊長類行動。  
3※ ? 神々の沈黙−意識の誕生と文明の興亡/ジュリアン・ジェインズ/柴田裕之/紀伊國屋書店/2005/1976「意識という言葉の定義がおかしい。意識するのは特定のある木であり概念の木ではない ⇒逆・特定の木などは意識できない・概念しか意識できない、思考は意識されず自動的 ⇒間違い・意識することそのものが意識されないのは当然、意識は言葉の比喩によって創造された、意識は比喩から生まれた世界のモデル、意識は言語に基づいて創造されたアナログ世界・意識は言語の後に生まれた、イーリアス:精神的な事柄を示す言葉が欠落・神々が行動を起こさせている、命令を下す神と従う人間で構成される二分心、生まれつき耳の聞こえない統合失調症も幻聴を聞く、幻覚と神々の導きとの類似、ネアンデルタール人が現代人に繋がる ⇒古い・これは間違い、神々は右脳、自分の心から他人を考える哲学の誤り・他人の意識が前提でありそこから自分の意識を考える、数千年前まで人類は意識を持たず二分心で動いた・文字と比喩の発達で意識が誕生、デネット:意識を進化でなく学習で誕生したとする考えだ」
     ⇒ ジュリアン・ジェインズ(Julian Jaynes)1920〜97。動物行動学、哲学、英語学、考古学。      ヒトは恋せずに生きられるのか−進化論と遺伝子で解く愛情学/香田康年/PHP研究所/1992
     ⇒ 香田康年(こうだ・やすとし)1948〜。行動学。      サルとヒトのエソロジー/糸魚川直祐・南徹弘/培風館/1998    ヒューマン・エソロジー/糸魚川直祐・日高敏隆,編/福村出版/1989
     ⇒ 糸魚川直祐(いといがわ・なおすけ)1935〜。心理学、サルの研究。      精子戦争−性行動の謎を解く/ロビン・ベイカー/秋川百合/河出書房新社/1997「物語と解説の形式。ポルノ小説ふう」
     ⇒ ロビン・ベイカー(Robin Baker)英。生物学。  
2  ?? ネアンデルタールの悩み−進化心理学が明かす人類誕生の謎/ウィリアム・オールマン/掘瑞絵/青山出版社/1996外国にも竹内久美子あり
     ⇒ ウィリアム・オールマン(William F.Allman)人類学、脳科学、人類行動学の記者。  
2    小顔・小アゴ・プルプル唇−「私が答えます」2/竹内久美子/文芸春秋/2002<中!>「体臭の強さは免疫力の弱さ、ダイエットは避妊法」
2♪   私が、答えます−動物行動学でギモン解決!/竹内久美子/文芸春秋/2001「アカシカの角は性感帯、指と生殖器は同じHox遺伝子が、薬指の長い男はテストステロンレベルが高い」
2△♪  シンメトリーな男/竹内久美子/新潮社/2000「左右対称、顔、匂い、ハゲ、指、脚と性淘汰。ソーンヒル、マニングらの研究」
2△♪  三人目の子にご用心!−男は睾丸、女は産み分け/竹内久美子/文芸春秋/1998「動物の睾丸の比較、鳥類の浮気、ロビン・ベイカーの研究など」
2△♪  BCな話!/竹内久美子/新潮社/1997「性器、精子、卵子の進化の話+著者の妄想
2  ? パラサイト日本人論−ウイルスがつくった日本のこころ/竹内久美子/文芸春秋/1995「縄文と渡来、パラサイトと容貌指向。死と宗教。長頭指数」
2♪ ??? 小さな悪魔の背中の窪み−血液型・病気・恋愛の真実/竹内久美子/新潮社/1994「血液型の根拠発見?」
2♪ ??? 賭博と国家と男と女/竹内久美子/日本経済新聞社/1992「数の能力の進化、君主制と賭博の礼讃。最強のトンデモ本
2△♪ ■そんなバカな!遺伝子と神について/竹内久美子/文芸春秋/1991他人の意見の紹介は抜群におもしろい
2♪ ?? 男と女の進化論/竹内久美子/新潮社/1990
2△   浮気人類進化論−きびしい社会といいかげんな社会/竹内久美子/晶文社/1988「理科系男は血縁淘汰で機能する?」
2△   もっとウソを!/竹内久美子・日高敏隆/文芸春秋/1997全部ジョークだったの?
     ⇒ 竹内久美子(たけうち・くみこ)1956〜。動物行動学、著述業。“浮気進化論”。  

●● 教育−児童教育 ●● 
1▼◎○ 子どもにいちばん教えたいこと−将来を大きく変える理想の教育/レイフ・エスキス/菅靖彦/草思社/2007/2007「教師の問題・秩序を保つため何でもすること、罰は罪に見合うこと・厳しい先生は受け入れられても不公平な先生は毛嫌いする、行儀が悪ければその活動に参加させない、子どもたちになってもらいたい人物にならねばならない、コールバーグの倫理6段階説:罰を避けて・報酬を求めて・喜ばせるため・ルールだから・相手の立場で・自分のため、読書力テスト:授業中に隠れて本を読んだ・夕食を本を読んで叱られた・布団にもぐって隠れて本を読んだ、CDで聴く・マルコムXの自伝・アンネの日記、児童文学賞ニューベリー賞受賞作:テラビシアにかける橋・ふたりの星・ウェスティング・ゲーム、フランシス・ベーコン:読むことは豊かな人間をは・話し合うことは機転のきく人間を・書くことは確かな人間をつくる、点数の悪い子どもはやり直し・出来た子どもが手伝う、オズの魔法使い・ストーリーが分かりやすい、文章の感情表現に比喩を使う、いつでもできる数の遊び・暗算ゲーム、子どもの成績を他人と比較しない・過去と比較する、問題を作る人は間違い選択肢をランダムではなく計算ミスから選ぶ、世界の白地図サイトwww.worldatlas.com、科学を学ぶのは教科書でなく実験道具・観察・実験・記録・分析・失敗してその体験から学ぶ、二十日鼠と人間・アラバマ物語、旅行では予定が少ないほうがより多く学べる、用途の広いギターはフェンダー・ストラトキャスター、ピート・タウンゼント:ロックはあなたの問題を解決しないかもしれないが問題の上で踊らせてくれる、教室を第二のわが家に」
     ⇒ レイフ・エスキス(Rafe Esquith)移民家族の多い地域での小学校教師、シェークスピア劇。  
1▽▽  授業の出前、いらんかね。/山本純士/文春新書/2006「病訪は島流し・不始末をすると担当させられる、2006年3月養護学校から特別支援学校に、教師は子どもたちに寄り添い彼らが自分たちの力で歩み出すのを持つだけ、北海道の積丹半島の岩内は美人が多い」
     ⇒ 山本純士(やまもと・じゅんじ)1956〜。養護学校教諭、病院訪問教育担当教員。  
3○▽  数学に感動する頭をつくる/栗田哲也/ディスカバー/2004「数学の能力:計算力・記憶力・連想力などいろいろ、数学は中学入試と大学入試で点を取る方法が違う、数学に強い生徒の特徴:小学校低学年で公文式・ピアノか囲碁将棋が趣味・勉強は熱中型・管理と字が下手・工夫力・洞察力・イメージ力が優れる・比喩的に物事をとらえる、勉強のステップ:学びたい・環境・理解・真似と作業・工夫・展望、教科によって力点が違う、イメージ力の訓練:図形を書かずに解く・暗算、高校受験の問題パターンは600・できる子は100に・できない子は2-3000に、構造化する暗記法は忘れない、あるできる子・時間の1/3で解答も半分は間違い・後で検算してすべて正解に、教師は失敗を語るべき・失敗を成功の元にするモデルを提示する、数学優秀者に高学年まで公文式を続けている生徒はいない、発想力のある子は2の問題に類似を感じる・ない子は解答を知っても感じない、p184の解説全くわからん、のびる子は頭の中でのイメージ能力と構造化された記憶への位置づけ能力がある、一度解いた問題を紙を使わず頭の中でできるまで繰り返す、ベクトルは数の対」
     ⇒ 栗田哲也(くりた・てつや)1961〜。駿台英才セミナへ講師、国際数学オリンピックを目指す生徒を教える。  
2▽※  お母さんの「発見」−モンテッソーリ教育で学ぶ子どもの見方・たすけ方/相良敦子/ネスコ・文藝春秋/2000「日常生活練習・日常生活行動を一人でできるように手伝う、活動のサイクル:自由に選ぶ⇒繰り返す⇒集中する⇒達成感をもって自分からやめる、どこまでしたら終わるか自分で決める、"できない"とはどうすればできるか示す、"それは泣くことですか?"、三歳前後は秩序感敏感なお片づけ敏感期、道具が一カ所に片付けられているのを見てはじめて遊び始めた子ども、子どもが情報をピックアップしやすいように周辺を整える」
     ⇒ 相良敦子(さがら・あつこ)幼児教育学、モンテッソーリ教育。  
2△   子どもの力は学び合ってこそ育つ−金森学級38年の教え/金森俊朗/角川oneテーマ21/2007「子どもの学力低下・モラル低下・教師の指導力低下は意図的に作られたもの、子どもの暴力は他者よりも自分に向かっている、家庭の教育力低下:単身赴任・母子家庭・長時間労働による親の疲れ、家族同士のつながりにより家族の力を発揮する、PISA2000と2003の調査結果・習熟度別指導が学力低下と学力格差の拡大につながる、教師の専門的力量は年々向上している、都道府県の財政危機のため多数の非正規職員を採用、失敗を堂々と語れるか語れないか、教育は難しくない・一人一人すべての子の名前を呼ぶことを大切にする、子どもの成績が教師の成績になり学校の成績になる、フェスティバル文化論・学習や行事は楽しく感動的でなければならない」
     ⇒ 金森俊朗(かなもり・としろう)1946〜。小学校教師、デスエデュケーション。  
1△   百ます計算の真実/陰山英男/学研新書/2009「フィンランドは20人に三人の教師、日本の教育支出GDP比で3.4%・フィンランド5.9アイスランド7.2、もともとフィンランドの教育は日本を真似たもの、いい授業をすれば成績がよくなるのではなく成績が上がればいい授業ができるようになる・子どもの自信、暴走族の減少・最近の不良も免許が取れないほど勉強ができない、下駄箱を見て・かかとを踏んでいる子が全くいないのがすごい、小学校での虫食い学力の恐ろしさ・本人に自覚できず苦手意識を持つ、中国の小学6年で学ぶ英単語は1000・日本の中学生が三年間で900語」
     ⇒ 陰山英男(かげやま・ひでお)1958〜。小学校教諭。  
2※   いじめの根を絶ち子どもを守るガイド/バーバラ・コロローソ/冨永星/東京書籍/2006/2003「いじめは軽蔑による行為、思いやりなくして罪悪感なし、子どもは見聞きした暴力を真似る・暴力に晒される度合いと攻撃性ははっきり相関する、いじめられても隠す理由:恥じている・報復を恐れる・自分は無力・誰も助けない・いじめが成長に必要・大人も加担・格好悪い、親の注意点:いじめっ子を正当化しない・代わりに解決しようと慌てない・避けるように言わない・やり返せと言わない・単独で対決しない、いじめを大人に話すことは別の被害者を防ぐことになる、いじめられにくい性格:友好的・分かち合う・協力・他の子の遊びに加わる・ユーモアのセンス、断固たる言葉がいじめを止める・いじめっ子は反撃力のある人間のみを尊敬する、兄貴分になりそうな年上の子を見つける、コロンバイン高校銃撃事件・運動選手が学校のスターになる階級制度への恨み」
     ⇒ バーバラ・コロローソ(Barbara Coloroso)教育家。  
1○   なぜ国語を学ぶのか/村上慎一/岩波ジュニア新書/2001「評論:現実世界・意見・感情でなく頭で考えること、小説:現実ではない別の世界・感情・心で思うこと、同時通訳では日本語に直すと英語より格段に短くすむことがある」
     ⇒ 村上慎一(むらかみ・しんいち)1960〜。高校の国語教諭。  
3※   天才マイケル育児の秘密/ケビン・ジェイムス・カーニー,キャシディー・ユミコ・カーニー/塩崎智・梶山寿子・佐々木香奈/読売新聞社/1995天才というより速習児
     ⇒ ケビン・ジェイムス・カーニー(Kevin James Kearney)1954〜。アイルランド系アメリカ人。元海軍将校。英才教育の執筆活動。  
1▽   ママンにありがとうは言わないで/マリ=ルネ・ノワール/素人社/2002「日本在住フランス人独身女性が日本人の子どもを養子にする話」
     ⇒ マリ=ルネ・ノワール(Marie-Renee Noir)カソリック愛と光の家、フランス語、フランス文化。  
2○   親とはなにか/伊藤友宣/中公新書/1972「里親活動の記録。アメリカの出生証明書に実父母の名前なし、親を知る子どもと知らない子どもの違い」
     ⇒ 伊藤友宣(いとう・とものり)1934〜。家庭養護寮、診療親子研究室、中学生のカウンセリング、教育心理学。  
1※   やっぱり『読み・書き・計算』で学力再生−兵庫県山口小学校10年の取り組み/岸本裕史・陰山英男/小学館/2001「百ます計算と新出漢字の早期学習、授業は5時間で終わりが普通になっている」
     ⇒ 岸本裕史(きしもと・ひろし)1930〜。通信教育ドラネット講師。  
2※   「考える力」はこうしてつける/ジェニ・ウィルソン&レスリー・ウィング・ジャン/吉田新一郎/新評論/2004/1993「振り返り:自分のパフォーマンスを自己評価、自己紹介ならぬ他己紹介、ブルームの思考力分類:覚える・理解する・応用する・分析する・まとめる・評価する、デボノの6色の帽子」
     ⇒ ジェニ・ウィルソン(Jeni Wilson)オーストラリア。教育学。  
1☆   行儀作法の教科書/横山験也/岩波ジュニア新書/2010「明治末期の行儀作法の教科書より、人には敬意を払う、物は大切に扱う、体の所作を整える、目上には敬意を、目下には寛容を、躾から嗜みへ、亀[足居]:女の子座り、敷居を踏まないのは音がしたから、江戸時代の日本人は膝を曲げて手を振らず口を開けて歩いていた、歩行者は車と対面するように右側通行、中華のターンテーブルは日本の発明」
     ⇒ 横山験也(よこやま・けんや)1954〜。教育ソフト開発、小学校教師。     読むだけですっきりわかる世界史 古代編−ピラミッドから「三国志」まで/後藤武士/宝島SUGOI文庫/2010「エジプトはナイルの賜物、エジプトの古代国家ノモス、ローマ三頭政治:カエサル・ポンペイウス・クラックス、オクタヴィアヌスの称号がアウグストス/尊厳者・自らは第一の市民プリンケプスと名乗る、哲学者セネカとネロの善政、325年キリスト教のニケーア会議、ヒンドゥー教のバクティ運動、司馬遷に遼かに及ばない男:司馬遼太郎、▽後漢豪族連合政権説は誤り、虎穴に入らずんば虎子を得ず」    読むだけですっきりわかる世界史 中世編−イスラーム教の誕生からジャンヌ=ダルクまで/後藤武士/宝島SUGOI文庫/2010「持つものは世界を制するロンギヌスの槍、教皇権は太陽であり皇帝権は月である、▽公募による徴兵?、▽両税法の評価が低すぎる、牛は農耕に必要なのでインドで食べてはいけない、豚は寄生虫がいるのでイスラムで食べてはいけない、世俗の君主スルタン、マヤ文明とアステカ帝国:金属や車がない、インカ帝国:文字がなかった・金銀青銅はあるが鉄はなし、ルネッサンスの三大発明はすべて中国製、最古のイタリアのボローニャ大学、モンゴルに雲南から追われたタイ族がスコータイ王朝を立てる、ワット=タイラーの乱の指導者農民出身の下級神父ジョン=ボール:アダムが耕しイブが紡いだとき誰が貴族であったか、マグナ=カルタ:議会の承認を得ないで課税できない・王といえども成文化された法には従う」    読むだけですっきりわかる世界史 近代編−コロンブスから南北戦争まで/後藤武士/宝島SUGOI文庫/2011「朝鮮を独立させたのは日本、▽冊封体制にあると独立国でないという考えはどんなものか?、江浙熟すれば天下足る、湖広熟すれば天下足る、ホンタイジは皇太子、ダンテの神曲・デビルマンのもと、生きるべきか死ぬべきかそれが問題だ、オレンジ公ウィリアム、オーストリアのマリア=テレジア、夫から政権を奪ったエカチェリーナ二世、▽植民地の赤字は人間移動を含むから損失とは異なる、1733年:ジョン=ケイの飛び杼、神聖ローマ帝国はナポレオンが解体、ナポレオン:それにしても私の生涯は何というロマンであろう、植民地生まれの白人・クリオーリョ、ポルトガル王室からブラジル帝国へ、未回収のイタリア、ビスマルク:現在の大問題は言論や多数決でなく鉄と血によってのみ解決される、写実主義リアリズム、自然主義・人間の矛盾や醜悪さも描く」
2△   読むだけですっきりわかる政治と経済/後藤武士/宝島SUGOI文庫/2009「▽右翼的自慰史観の歴史解説がちらほら、法律の公布と施行の間に猶予期間、文化の日の半年後が憲法記念日、明治憲法:天皇は憲法に沿って国を統治する、憲法読解が妄想に満ちている、▽諸国民との協和はこれからのこと、▽他国の憲法でなく以前の憲法のこと、1928年のケロッグ=ブリアン協定・不戦条約、この憲法が国民に保障する自由及び権利は国民の不断の努力によってこれを保持しなければならない、弱者のための権利・社会権、健康で文化的な最低限度の生活・生存権・朝日訴訟・プログラム規定説、生活保護の八つの扶助:生活・住宅・教育・医療・介護・出産・生業・葬祭、五つの社会保険:医療・介護・年金・雇用・労災、社会福祉:老人・障害者・児童・母子、公衆衛生:感染症対策・上下水道の整備・食品衛生・公害対策・廃棄物処理、教育を受ける権利・学校教育法、労働三権:団結権・団体交渉権・団体行動権、労働三法:労働基準法・労働組合法・労働関係調整法、地方自治における直接請求権、16.誓願権、17.損害賠償請求権、40.刑事補償請求権、13.幸福追求権、環境権、建築基準法:日影規制・斜線制限、四大公害病:水俣病・イタイイタイ病・四日市ぜんそく・第二水俣病、1993.環境基本法、2004.景観法、1999.情報公開法、安楽死⇒尊厳死、1948.世界人権宣言、1968.国際人権規約、三つの義務:教育・納税・勤労、全ての権力は腐敗する、モンテスキューの法の精神と三権分立、内閣政令と自治体条例、近代選挙の四原則:普通選挙・平等選挙・秘密選挙・直接選挙、五箇条の御誓文、知事と参議院は30歳から、四つの国会:通常国会・臨時国会・特別国会・参議院緊急集会、国会の仕事:法律の制定・予算の議決・条約の承認・国勢調査・証人喚問・憲法改正の発議・弾劾裁判所・内閣不信任案決議、国会法の会派の規定、国務大臣は14人以内・臨時に+3、内閣府:宮内庁・公正取引委員会・警察庁・国家公安委員会・金融庁・消費者庁、総務省:消防庁・電波事業・郵便事業、法務省:裁判員制度・法務局・検察庁・刑務所・拘置所・少年院・入国管理局・公安調査庁、外務省、財務省:国税庁・税関、文部科学省:国立大学・博物館、厚生労働省:社会保険庁、農林水産省:競馬、経済産業省:資源エネルギー庁・特許庁、国土交通省、環境省:、防衛省:自衛隊、国務大臣と事務次官、69条解散と7条解散、7条解散は違憲・本来これは天皇の国事行為の列挙文、統治行為論で最高裁は判断放棄、国立大学教授はみなし公務員、下級裁判所:高等・地方・簡易・家庭、民事:原告と被告・和解で決着が普通、刑事:検察官と被告人・被疑者を起訴・起訴猶予・不起訴・一事不再理の原則、犯罪はプロと心神喪失者いかいない、▽遊ぶ金欲しさの殺人者は精神を病んでいるとは見なさない・心神喪失者の定義に問題あり、控訴と上告、裁判所:違憲審査権、住民自治と団体自治、地方議会と執行機関・条例の制定、地方自治体:選挙管理委員会・教育委員会・人事委員会・監査委員、都道府県:公安委員会・労働委員会・収容委員会・海区漁業調整委員会・内水面漁業管理委員会、市町村:農地を管理する農業委員会・固定資産評価審査委員会、地方自治体:戸籍・道路河川上水道・消防・学校・図書館公民館・文化振興活動・ごみ収集・ペットの管理・保健衛生・産業振興、直接請求権:議会の解散1/3・首長や議員の解職1/3・条例の制定改正廃止1/50・監査1/50、版籍奉還と廃藩置県、1999.地方分権一括法、公債金、法人:法律によって人と同じとみなす組織、所得税・法人税・消費税・揮発油税・相続税・酒税・関税・たばこ税・自動車重量税・石油石炭税、都道府県民税/個人と法人・事業税・不動産取得税・自動車税・自動車取得税、市町村民税/個人と法人・固定資産税・都市計画税・入湯税、固定資産税の調査:新築するとひきだしまで全部開けて調べる、地方交付税と国庫支出金、支出:教育費・土木費・民生費・公債費、ケネディ大統領の消費者の四つの権利:安全である権利・知らされる権利・選択できる権利・意見を反映させる権利、独占禁止法:カルテル・私的独占・再販価格維持行為・不当表示・トラスト・コンツェルン、日銀:発券銀行・銀行の銀行・政府の銀行、1968.GNP二位に、基軸通貨キーカレンシーと国際決済通過ハードカレンシー、国際連合:五つの常任理事国・10の非常任理事国・54カ国の経済社会理事会・国際司法裁判所・事務局、ILO国際労働機関・FAO国連食料農業機関・UNESCO国連教育科学文化機関・WHO世界保健機構・IDA国際開発協会・IBRD国際復興開発銀行・IMF国際通貨基金・UPD万国郵便連合・ITU国際電気通信連合・WMO世界気象機関・UNIDO国連工業開発機関、2007年ODAは世界第五位、」
2○   読むだけですっきりわかる日本地理/後藤武士/宝島SUGOI文庫/2009「南端は沖ノ鳥島、東端は南鳥島、西端は与那国島、白砂糖の原料がテンサイ、ジャガイモ二位は長崎県、釧路湿原国定公園・ラムサール条約・水鳥の保護、尾瀬国立公園、摩周湖・バイカル湖に次ぐ透明度、マリモの阿寒湖、那須火山帯、山形のサクランボ、昼と夜の温度差が大きいと果実の栽培に適する、日本三大美林:津軽ヒバ・秋田スギ・木曽ヒノキ、三陸海岸・潮目・沖合漁業、東北自動車道・シリコンロード、津軽塗、南部鉄器、首都圏に住む人は福島県に足を向けて寝られないね、日本初の地熱発電は岩手県松川、白神山地のブナの原生林、中尊寺金色堂・藤原家のミイラ、水戸宇都宮前橋、農業生産は1北海道2鹿児島3千葉、千葉の一位:落花生梨里芋ほうれん草葱蕪枝豆、茨城いばらき、茨城一位:栗白菜ピーマンレンコンメロンらっきょう、栃木一位:苺、銚子港は水揚げ高一位、2002年から出版と印刷は工業から情報通信業に分類変更、昭和天皇まで即位の儀式大嘗祭は京都で行われた、日本アルプス・明治のお雇い外国人の命名・飛騨木曽赤石、富士五湖:山中河口本栖西精進、キノコ王国長野、国内製ピアノはすべて浜松で、諏訪のセイコー、メガネの鯖江市、福井の丸岡城、三重は関西アクセント、琵琶湖があるから近江・浜名湖があるから遠江、天橋立・若狭湾の西端、三重県大台ヶ原、和歌山:ミカン・カキ・梅・ハッサク、大阪:パナソニック・シャープ・サンヨー・ダイハツ、京都:任天堂、灘の日本酒と灘高、ビルのフロアに高速道路・5-7階が高速道路のゲートタワービル、熊野三山:熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社、中国地方:京都から中ぐらいの距離の国、山口カルスト台地・秋吉台・秋吉洞、宍道湖・しじみ、本州四国連絡橋:神戸鳴門・児島坂出・尾道今治、鳥取三徳山三仏寺投入堂、桃太郎の原作:鬼ノ城・温羅、高知のはりまや橋・小さい、8世紀に作られたため池・香川満濃池、愛媛のキウイ、高知のナス・ショウガ・ニラ、林野率一位の高知、香川の冷凍食品、西条市90mのゴライアスクレーン、最古の温泉道後温泉、長崎は島数一位、奄美大島・大島紬」
     ⇒ 後藤武士(ごとう・たけし)1967〜。塾講師。
1○   読むだけですっきりわかる日本史/後藤武士/宝島社文庫/2008「聖徳太子:1.に和、2.に仏教、3.に天皇、風土記:完全に残るのは出雲のみ・常陸・播磨・豊後・肥前が一部残存、桓武天皇:徴兵制の廃止、坂上田村麻呂とアテルイ、新皇を名乗った平将門、極楽浄土と天国は別物、天皇が上皇になる・上皇が複数いることも、鎌倉時代の摂政関白も藤原氏、御成敗式目・貞永式目:武士が作った最初の法律、行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず、▽親鸞は念仏など必要がないと説いた?、日蓮宗:釈迦⇒上行菩薩⇒日蓮:宮沢賢治や石原莞爾、三種の神器:八咫鏡/伊勢神宮・天叢雲剣/草薙剣/熱田神宮・八尺瓊勾玉/皇居、万人恐怖・天魔と呼ばれた足利義教、人間五十年下天の内をくらぶれば夢幻のごとくなり、1669年シャクシャインの戦い、綱吉の天和の治、吉宗は新井白石を罷免、維新の三傑:西郷隆盛・大久保利通・木戸孝允、日本人見殺しのノルマントン号事件、東郷平八郎は肉じゃがの発明者、▽伊藤博文は最後は韓国併合反対ではなかった、憲政の神様尾崎行雄、吉野作造の民本主義」
     ⇒ (ごとう・たけし)1967〜。塾講師。
1☆   子どもが体験するべき50の危険なこと/Gever Tulley/金井哲夫/オライリージャパン/2011/2009「原題:50 Dangerous Things You Should Let Your Children Do、tingkering:ものをいじくりまわすこと、やりを投げよう。本能を目覚めさせる、石を投げよう。原始人になる、五点着地法、小川をせきとめよう。歴史の流れを変える(少しの間だけ)。、60:Dam up a creek. Change the course of history (momentarily).」
     ⇒ (Gever Tulley)ティンカリングスクール。    平和をつくった世界の20人/ケン・ベラー&ヘザー・チェイス/作間和子・淺川和也・岩政伸治/岩波ジュニア新書/2009/2008「マハトマ・ガンジー、私たちは世界で私たちが見たいと望む変化になるべきです。、We must be the change we wish to see in the world.、デズモンド・ツツ、平和とはたどり着くべきゴールではなく日々生きるその生き方なのです。、Peace is not a goal to be reached but a way of life to be lived.、老子、勝利を喜ぶものは殺生を喜ぶものなり、ジェーン・グドール、私たちは与えられた命という贈り物を世界をよりよいものにするために使うことができるのです。、We have a chance to use the gift of our lives to make the world a better place.、ワンガリ・マータイ、木を植えるとき私たちは平和の種や希望の種をまいています。それはまた子どもたちの未来を確かなものにすることでもあるのです。、When we plant trees, we plant the seeds of peace and seedss of hope. We also secure the future for our children.」
     ⇒ ケン・ベラー(Ken Beller)。コンサルティング会社社長。  
2◎   「子供のために」を疑う−10代の子供を伸ばす7つの知恵/二神能基/朝日新書/2009「自分をダメな人間だと思う中学生:中11米14韓42日56 インドの格言:三歳までは王様のように大切に、七歳から12歳までは召使いのように厳しく15歳から本人の自主性を尊重して育てなさい 父親の二人目の母親化 友達親子は親が子をコントロールしている 子育ての結果は偶然である 子供は親の期待を裏切りつづける存在 親は世界に一組しかいない。でも友達は世界中にいっぱいつくることができる。親が友達になってしまったら家庭から親がいなくなってしまう ニートの50%自立論」
     ⇒ 二神能基(ふたがみ・のうき)1943〜。ニート支援NPO法人、塾経営。
3※   日本の子どもの自尊感情はなぜ低いのか/古荘純一/光文社新書/2009「幸福度が低い 子供の睡眠不足 孤独を感じる比率の高さ 適切なクラス運営ができるように一クラス三十人までとする PISA報告:日本は多くの国の労働市場からすでに消えつつある仕事の種類に適した人材育成を主に行っている 子どもは言葉で説明することが苦手」
     ⇒ 古荘純一(ふるしょう・じゅんいち)小児科医、児童精神科医。
2    いま、あなたの子どもが揺れている−現代韓国子ども事情/李星鎬/本橋良子/東京書籍/1997/1994「49-19は30と言ったミル、子どもの夕飯のリクエストに感情的理由を並べ立てて断る母親が韓国的」
     ⇒ 李星鎬(Lee Sungho)1946〜。韓国。教育学。  
1    絵が描ける子、描けない子−児童画教室20年の観察から/こきかおる/サイマル出版/1980「子どもの多様性」
     ⇒ こきかおる(平野薫子)1932〜。児童画教室を主宰。子どもと情操教育。  
1    いま、子供たちが変だ−親子の会話を取り戻すために/川合正/丸善ライブラリー/2001「親子の対話の勉強、短歌のコミニュケーション授業など。名前の由来を教える」
     ⇒ 川合正(かわい・ただし)1950〜。国語教師、中学校教頭、カウンセリング。      数学的思考法−証明力を鍛えるヒント/芳沢光雄/講談社現代新書/2005「論理説明能力には地図の説明練習、ソフトウェア企業の上位100社の半数はインド、インドの数学の証明教育の問題解決力と論理力、証明力の前の試行錯誤・後の説明文、数学は習熟度別授業にせよ」
     ⇒ 芳沢光雄(よしざわ・みつお)1953〜。数学、数学教育。      論理に強い子どもを育てる/工藤順一/講談社現代新書/2003「四コマ漫画のあらすじの作文、educate=引き出す、作品のまとめ・それらのまとめ・一冊の本のまとめ、ワークショップ作文=観察作文、分類説明の引き出し作文によりロゴスを確立、BOOK=Basic Organization of Knowlege」
     ⇒ 工藤順一(くどう・じゅんいち)1949〜。国語教師、空間論。  
2    算数のできる子どもを育てる/木幡寛/講談社現代新書/2000「わかる算数の教え方。50cc水+50ccアルコール=97cc、学力低下とは学力の内容が変わったということ」
     ⇒ 木幡寛(こはた・ひろし)1949〜。フリースクール、教師。  
2    絵本の心理学/佐々木宏子/新曜社/2000「谷川俊太郎:うそをいう気持ちはほんとう」
     ⇒ 佐々木宏子(ささき・ひろこ)幼児教育、児童文学、教育学、心理学。  
2    中学二年以後/望月一宏/中公新書/1924「中学校の話。お客さん=ただ学校にくるだけの生徒・勉強できない宿題しないが無遅刻無欠席」
     ⇒ 望月一宏(もちづき・かずひろ)1924〜。中学校校長。  
2  ? 神と自然の科学史/川崎謙/講談社選書メチエ/2005「比較科学論、科学は事柄を理解すること・技術は計画により何かを作ること、科学の目的は認識・技術の目的は制作、日本語のカミの語源は奥まったところに身を隠しているもの、数学的記述をわかると同一視することが西欧自然科学を成立させた、イデア:五感で認識されず理性で認識・普遍的実在・類的特性・数学的図形に類似、易経の繋辞伝:形而上と形而下、定冠詞が類的表現を可能にした、人はパンだけで生きるのではなく神の口から出る一つ一つのことばによる、キリスト教徒とは創造主の言葉よって生きる者、自然とnatureの違い・翻訳のズレが科学理解を混乱させる ⇒マーク・ピーターセンを読んで英語について勉強し直すべし」
     ⇒ 川崎謙(かわさき・けん)1947〜。科学教育、理科教育。  
1  ? 平成没落へのカウントダウン/濤川栄太/扶桑社/1994「現代政治家の評論。白村江直前の新羅の対日スパイ工作、成功者を妬むから相続税が高い?」
     ⇒ 濤川栄太(なみかわ・えいた)1943〜。教育学、哲学、児童文学、作家、松下村塾。  
3  ?? 知性の進化/ジョセフ・C・ピアス/西村辨作・山田詩津夫/大修館書店/1995
     ⇒ ジョセフ・チルトン・ピアス(J.C.Pearce)1926〜。人文科学、教育論。  
2  ? 脳力を伸ばす学び方/高井高盛/ちくま新書/1998
     ⇒ 高井高盛(たかい・たかもり)1932〜。高校・大学の生物教師。  
3    子どもを迎える人の本−養親のための手引き/ロイス・R.メリーナ/井坂青司・岩崎暁男監訳/どうぶつ社/1992
2    養子家族ストーリー−三人のわんぱく坊主子育て記/野口佳矢子/教育史料出版会/1989「養子であることを隠さなかった家族の話。頑固親父と明るい母親」

●● 教育−成人教育 ●● 
1▼△  ソース−あなたの人生の源はワクワクすることにある。/マイク・マクマナス/ヒューイ陽子/VOICE/1999/1999「一番ワクワクすることを中心にカリキュラムを組んで特別クラスに成功、大好きなことを見つけて追求することが責任のある生き方、能力とワクワクを混同しない、能力がないとやれないと思いこむと足を踏み出せない、自分の人生から何かを奪おうとする相手は人生のパートナーに相応しくない、優先順位を作るとリストの一番最後が一番楽しいことになってしまう、片腕の打者ピート・グレイ、自分の中にあるやむにやまれぬ興味や関心が何かを知ること、過去現在近未来から自分の好きなものを探し出すこと、自分がワクワクすることは一つ残らずすぐに実行する、すべてに同じぐらいの情熱を向ける・時間お金体力のことではない、人生に問題は付き物・問題解決してから自分の生きたいように生きようと考えてもそんな日は永遠に来ない、目標/ノルマでなく方向だけ決める、好きなことのまわりをうろつく、夢を本質レベルまで細分する、ワクワクはプラスの活動・その後は肉体的にも精神的にも疲れない、ソースの車輪で人生にバランスを、自分・家族・知人友人・学び・社会貢献・社交・レジャー・体の健康・心の健康・財政、人間は好きなことをしているときは疲れない、嫌いなことはしなくてよい、好きなことは全部やれ」
     ⇒ マイク・マクマナス(Mike McManus)1933〜99。教育学。  
2○  ■「なりたい自分」になる心理学/國分康孝/知的生きかた文庫/1998「20代は金を貯めず自分を作る、自分が好きになれない人はモタモタしている、理想的家族は責任分担は明確、優先順位の確立、役割を自分で探す、ノートのない講義、自己決定能力のない人を放置しない、知識>体験=生意気、体験>知識=迷い」
2▼◎○■カウンセリング心理学入門/國分康孝/PHP新書/1998「予防と開発の心理学、モデリングの価値。カウンセリング心理学の構想、隣接領域との比較、アイデンティティの確立とは自己責任領域の明確化」
1○▽ ■人間関係がラクになる心理学/國分康孝/PHP文庫/1992/1989「タテ関係は頭を下げる関係でなく役割に敬意を表する関係、6つの時間の使い方、好意は行動でかちとる、トップセールスマンはへらへらしない、決断の速さは準備周到さ、原稿棒読みで目立つ、外的統制型より内的統制型へ」
2△  ■男性の心理/國分康孝・國分久子/知的生きかた文庫/1993/1987「男は口の軽い女と八方美人が嫌い、女は鈍感な男が嫌い、役割から解放されたつきあいが親密さへの第一歩、米国では女と議論しない」
2▽  ■20代、自分に自信をつける心理学/國分康孝/知的生きかた文庫/1994/1986「交流分析による6つの時間分類、親孝行に悪人なし、自己開示:自分の事実・感情・価値観を語る」
2○∪ ■チームワークの心理学/国分康孝/講談社現代新書/1985「ソーシャル・スキルの未熟例8つ、儀式の必要性、モデリングする師を見つける、父親好きを仕事仲間に、甘ったれとは役割分担の未自覚、親は日々の体験を語るべし」
2○  ■リーダーシップの心理学/国分康孝/講談社現代新書/1984「リーダーの役割:目的の明確化・役割の明確化・適材適所、家父長的リーダーシップと非指示的リーダーシップ、人間成長とは過去との分離、明確化:相手の言葉の要点を返す、支持:相手の方向性に賛意を示す、自己一致:本音を表現する」
2▽  ■女性の心理/國分康孝,編/知的生きかた文庫/1988/1982「性格の不一致は努力の不足、丸ごと受け止めて欲しいという甘え、無関係のことで評価するのが差別、見られることと見ることを楽しむ、自己を許容する人は似た人を好む、自己卑下せず無能さを見せる、アメリカ人:風邪に水風呂車酔いにサイダー、米国のカップル主義と女性間競争」
2▽   つきあいの心理学/国分康孝/講談社現代新書/1982「現代社会に親(教育模範リーダー)なし、ビリーフが事実か必然性があるか再確認せよ、読者からの一年計画、親心・おとな心・子ども心の使い分け」
2   ■結婚の心理/國分康孝/知的生きかた文庫/1987/1980
     ⇒ 國分康孝(こくぶ・やすたか)1930〜。カウンセリング心理学、論理療法、精神分析、ロジャーズ、‘構成的グループエンカウンター’、刑務所でのカウンセラー経験あり。  
3○   リーダーになるために/デール・カーネギー協会,編/山本徳源/創元社/1995
1○  ■人生のヒント−5分間人物伝/D.カーネギー/高牧俊之介/知的生きかた文庫/1986/1978「アメリカ偉人伝。ディズニーは声優。話術の勉強になります
2▽  ■自信がつく話し方教室/D.カーネギー/森本毅郎/知的生きかた文庫/1985/1962「人生経験を話す、自分の興味を、人名をあげる、会話を入れる、絵に描ける言葉を使う、人を動かすには実例⇒主旨⇒理由、紹介には演題⇒重要性⇒話し手、最後に要約」
2▼◎ ■道は開ける/D.カーネギー/香山晶/創元社/1959/1944「悩みの処方箋。知識は活用してこそ、賢者は毎日が新しい、事実を把握する、決断したら考えるな、忙しく働く、小さな事に拘るには人生は短い、平均値の法則、ナポレオンに幸福なし、嫌な奴について考えない、言葉に傷つくの自分次第、彼はそうすることしかできない、楽しむこと、レモンはレモネードに、バランスシート」
2○△ ■人を動かす/D.カーネギー/山口博/創元社/1958/1936「批判しない、肯定評価を与え、名前を覚える、相手の関心を知る、相手自身を話題に、教える⇒暗示を与える、イエスな質問を前置きする、褒め言葉は麻酔、自分の誤りから話す、婦人の服装を何度も褒める」
     ⇒ デール・カーネギー(Dale Carnegie)1888〜1955。教師、会社員、俳優、セールスマン、YMCA弁論術、人間関係についての研究。  
1※▽  論理思考の鍛え方/小林公夫/講談社現代新書/2004「能力の系統樹、サーストンの知能構成因子:空間因子・数的因子・言語理解・語の流暢さ・記憶的因子・帰納的因子・知覚的因子、ギルフォード:知能は記憶と思考・思考は集中的思考と拡散的思考、推理・比較・集合・抽象・整理要約・直観的着眼・因子順列、推理:共通項を見つけて法則性を見出す、比較:複数対象の量の判定、集合:カテゴリーの同一性を見出す、抽象:数値化・記号化して扱う能力、整理要約:話の骨格を読みとり枝を落とす、直観的着眼:図形など観察力、因子順列:個々の能力のどのような優先順位で働かせるか、器を大きくする子育て:どのぐらい大きい世界を見せてきたか・影響力の大きな人物に関わらせたか、意志の推理能力は問診で鍛えられる、evidence based medicineの医療判断は患者の自己決定権を越えることも、ティッシュペーパーで手術の練習した須磨久善、社会人:推理・比較・抽象が必要、キャリア官僚:利益衡量・集合・直観・整理要約、法曹人:論証能力、医師:着眼力・推理力・利益衡量」
     ⇒ 小林公夫(こばやし・きみお)1956〜。刑法、医事法、司法試験・適性試験・就職筆記試験・医学部入試の指導。  
3  ? 恥と意地−日本人の心理構造/鑪幹八郎/講談社現代新書/1998「意地:自分の思うことを通そうとする心・相手がああだから自分はこうせざるを得ないという心、脅かされた自尊心を守るため意地を発動、意地の問題は視野狭窄」
3◎∪ ■アイデンティティの心理学/鑪幹八郎/講談社現代新書/1990「エリクソン理論とその発展。画家エリクソン、日本人に対人恐怖症が多い」
     ⇒ 鑪幹八郎(たたら・みきはちろう)1934〜。教育学、精神分析。  
2○▽  自己変革の心理学/伊藤順康/講談社現代新書/1990「エリスの論理療法入門。自己説得の心理学、不当な一般化、カウンセリング=言語および非言語のコミュニケーションを通して相手の変容を試みる人間関係、本人に責任のない不幸の減少、現象学の立場、相手は相手の論理と感情で動く、論理情動療法、文章記述を変えて行動を変える、神経症者は非論理的文章記述で洗脳されている、べき思考と闘う」
     ⇒ 伊藤順康(いとう・まさやす)1942〜。論理療法、カウンセリング。  
1※  ■おしゃれな女が読む本/酒井美意子/知的生きかた文庫/1989「女性の作法と身だしなみ。手の基本ポーズは鉛筆握り、目上に半返し・同輩に同返し・目下に倍返し」
     ⇒ 酒井美意子(さかい・みいこ)1926〜。人生論、マナー、元伯爵家夫人。  
2○   成長するティップス先生−授業デザインのための秘訣集/池田輝政,他/玉川大学出版部/2001「WEB版あり。来人嘔吐」
     ⇒ 池田輝政()  
1○   日本語教師になるには−なるにはBOOKS/エイ・アイ・ケイ教育情報部,編/ぺりかん社/2003「から:会話相手も知っている場合、ので:会話相手が知らない場合、意外:予測していなかったこと、案外:予想と違うこと、準備は教える時間の3倍、日本語教師の半分はボランティア、"こんにちは"と"こんばんは"は家族では使わない」    通訳・通訳ガイドになるには−なるにはBOOKS/エイ・アイ・ケイ教育編集部,編著/ぺりかん社/2001「通訳ガイドの需要は減少」
     ⇒ エイ・アイ・ケイ教育情報部      フロー理論の展開−Sekaishiso seminar/今村浩明・浅川希洋志/世界思想社/2003「フロー状態での自意識の消失、フローモデルの八分図:時計回りに:覚醒arousalフローflow統制controlくつろぎrelaxation退屈boredom無関心apathy心配worry不安anxiety・縦軸は挑戦・横軸は能力、榎本喜八:現役の打者として復帰するため引退後も練習を続ける、明瞭でなめらかなフィードバック・自分の行為の結果から予期された肯定的な確かな反応が逐一滑らかにに返ってくることがフローの状態を生み出す」
     ⇒ 今村浩明(いまむら・ひろあき)1934〜。教育学、スポーツ。  
2  ?? 奇跡の英会話−加速学習法のメカニズムで学ぶ/森眞由美/PHP研究所/1998「と本系の学習法。ケルトの万能薬ガルム、コリン・ローズ」
     ⇒ 森眞由美(もり・まゆみ)1955〜。加速学習、教育学。  
3    人間性の心理学−モチベーションとパーソナリティ/A.H.マスロー/小口忠彦/産業能率大学出版部/1987/1954「高次欲求の特性:系統発生的で進化的に後に発生、個体発生的に後に発達、緊急性が低い、消失しやすい、生物としての有能性が高い、心理療法の7つの方法:発散による行為の完結、基本欲求の充足、脅迫の除去、洞察の改善、示唆と権威、行動療法、自己実現」
3    可能性の心理学/A.H.マスロー/早坂泰次郎/川島書店/1971/1966「心理学方法論批判。なすに値しないことは完璧にやる価値はない・必要のあることなら完璧でなくともやる価値がある」
3    完全なる人間−魂のめざすもの/アブラハム・H・マスロー/上田吉一/誠信書房/1968/1998「至高体験について。基本欲求が一つずつ完全に満たされて次の欲求が意識にあらわれる、欠乏欲求と自己実現欲求、積極・予防・規範的社会心理学、健康の理論、悩まなければならないとき悩まないのは病気の徴候」
     ⇒ マスロー(Abraham Harold Maslow)1908〜70。米。人間学的心理学、欲求段階説。  
3    人間性の探究−人間性心理学大系第1巻/水島恵一/大日本図書/1985「人間性、極致体験、臨床例、人間学的方法論など」
     ⇒ 水島恵一(みずしま・けいいち)1928〜。児童相談所技師、少年鑑別所技官。  

●● 教育−障害教育 ●●     障害児教育を考える/茂木俊彦/岩波新書/2007「障害児教育の現況報告、視覚障害児に多いロッキングと指眼現象、LDとADHDと高機能自閉症・合わせて68万人・2003年小中学校、アメリカの学習障害はディスレキシアが多数を占める」
     ⇒ 茂木俊彦(もぎ・としひこ)1942〜。教育心理学、障害児心理学。  
1○◎  気になる連続性の子どもたち−ADHD LD 自閉症/佐々木正美/子育て協会/2000「全104p。サンケイ新聞の子育ての大切さ再認識の記事」
     ⇒ 佐々木正美(ささき・まさみ)1935〜。精神科医。  
2○   檻のなかの子/トリイ・ヘイデン/早川書房/1997
2○   タイガーと呼ばれた子/トリイ・ヘイデン/早川書房/1994
     ⇒ トリイ・ヘイデン(Torey Hayden)1951〜。教育心理学、作家。  
1○   五体不満足/乙武洋匡/講談社/1998「不便と不幸の違い。活力の大きさはヘレン・ケラーを思わせる
     ⇒ 乙武洋匡(おとたけ・ひろただ)1976〜。  
3※  ■ヘレン・ケラーはどう教育されたか/アン・サリバン/槇恭子/明治図書刊/1973
     ⇒ アン・サリバン(Anne Sullivan Macy)1886〜1936。ヘレン・ケラーの家庭教師。  
2※  ■わたしの生涯/ヘレン・ケラー/石橋武夫/角川文庫/1966
     ⇒ ヘレン・ケラー(Helen Adams Keller)1880〜1968。盲、聾、唖の三重障害者。社会運動家。  
3▽   自閉症裁判−レッサーパンダ帽男の「罪と罰」/佐藤幹夫/洋泉社/2005「Y・M、レッサーパンダの帽子・ハーフコート・ニッカボッカ・素足にサンダル・身長180cm以上、ホームレスまがいの生活、青森刑務所から出て3ヶ月、父にも障害・自閉症、責任能力の争いではない・動機の争い、18歳から働き尽くめで末期癌に倒れるまで家族を支えた妹の24年の人生、その兄により19歳に生を断たれた女性」    ハンディキャップ論/佐藤幹夫/洋泉社新書/2003「養護教員時代の体験談と感想」
2  ? 精神科医を精神分析する/佐藤幹夫/洋泉社新書/2002「精神科医のマスコミ対応を問う。勝手に思考停止して気に入らない部分をあげつらっているだけで中身なし
     ⇒ 佐藤幹夫(さとう・みきお)1953〜。養護学校教員。  
2    障害児のための音楽療法/山松質文/大日本図書/1984「音楽は自閉症児を外界と結ぶ」
     ⇒ 山松質文(やままつ・ただふみ)1913〜。ミュージック・セラピイ研究、心理学。  
3    障害のある人を支える−現代人の心の支援シリーズ5障害児/教育と医学の会,編/慶應義塾大学出版会/2002「活動報告って感じ」
     ⇒ 村田豊久(むらた・とよひさ)1935〜。医師、教育と医学の会。  
3▽ ? 自閉症−これまでの見解に異議あり!/村瀬学/ちくま新書/2006「自閉症児を症状として見るだけで人間として見ないことへの反発。算数はできないのに電車賃はわかる、20-30人の電話番号を覚えている赤井英和・電話番号を一枚の絵のように覚える・プッシュホンのみ可能、レインマンの不吉な出来事リスト、山下清:はじめての人に名前年齢住所親戚関係などをしつこく聞く・放浪していなかった・行く先をわかって線路づたいに歩いた、玉井収介の"頭の中の黒板"を平凡な解釈と馬鹿にするがこれは文字通り真相で正しい」
4    理解のおくれの本質−子ども論と宇宙論の間で/村瀬学/大和書房/1983「障害児に対する現象学。簡単なことを変に難しく言っているとしか理解できない人もいる」
     ⇒ 村瀬学(むらせ・まなぶ)1949〜。心身障害児通園施設職員。      遊びを育てる/野村寿子/協同医書出版/1999「障害児教育の現場」
     ⇒ 野村寿子()19〜。。  

●● 心理療法 ●● 
2△△? 心は実験できるか−20世紀心理学実験物語/ローレン・スレイター/岩坂彰/紀伊國屋書店/2005/2004「倫理に関わる実験心理学の実験者に問う旅、カリフォルニア州で体罰を含む刑罰が廃止・スキナーの力、偽精神病実験のための訓練・薬を舌の下に隠しトイレで吐く、ウェルテル効果・自殺報道の後に航空機や自動車事故死亡者が増える、朝鮮戦争中の中国の捕虜・一握りの米やキャンディーを与えて反米的な文章を書かせる・認知的不協和、愛の変数:接触・動き・遊び、ホロコースト生存者で忘れた人はいない・航空機事故で墜落を忘れた人もいない・抑圧に証明なし、フェスフェジエステラーゼ4・PDE4・記憶強化薬、ロボトミー批判の不可逆性・向精神薬に不可逆性がないと言えない、帯状回切除で強迫神経症を治療・IQもアップ」
     ⇒ ローレン・スレイター(Lauren Slater)心理学者、臨床心理士、14歳で精神病院に入院、精神疾患の既往歴多数。  
1▼○  離れたくても離れられない人との距離の取り方/石原加受子/すばる舎/2010「相手との距離が近すぎるために起こっている問題が多い、相手のことをずっと考えているなら心理的距離が近い、自分がどうしたいかではなく自分はどうすべきかと考えるのは責任を相手に押しつけた依存的な考え方、感情的に反応すると距離が縮まる、もしわからないことがあったら聞きに来てね、中間の引き受け方、相手でなく自分を基準に考える、相手に言葉で物事を頼むことができるのが本当の自立」
     ⇒ 石原加受子(いしはら・かずこ)心理カウンセラー、自分中心心理学。
1○△  自己カウンセリングで本当の自分を発見する本−チェック・シートであなたの心の奥底がわかる/宗像恒次/中経出版/2000「3つのストレス関数:要求・見通し・支援、ストレスを感じることでなくためることが問題、ストレスの3つのサイン:葛藤化・身体化・行動化、新潟少女監禁犯人はわがまま症、誰にでも依存と特定の人に依存、感情認知困難・自己乖離・問題回避・自己憐憫、慈愛願望心・自己信頼心・慈愛心、ストレスの背後に矛盾する2つの感情」
     ⇒ 宗像恒次(むなかた・つねつぐ)1948〜。ヘルスカウンセリング、社会学、保健学。  
3▼※  社会で子どもを育てる−子育て支援都市トロントの発想/武田信子/平凡社新書/2002「子どもは地域で育てるから親はなくとも子は育つだった、子育て支援にソーシャルワークの視点を、授乳は母親と赤ちゃんが一緒に学ぶ技術、子どもを育てるのに二人の親では足りない」
     ⇒ 武田信子(たけだ・のぶこ)1962〜。臨床心理士。  
3△   皮膚感覚の不思議/山口創/講談社ブルーバックス/2006「p19だから指先がもっとも敏感って意味不明、触覚は皮膚温の変化という自己状態の検知 ⇒視覚も自己状態の変化の検知ですが、遅速C繊維は感情を喚起、ゲート・コントロール説:脊髄後角に痛み信号流入をコントロールするゲートがある、蚊の痒み・蚊でなく人間が蚊の唾液を不快に感じるように進化した・唾液の酵素が抗原となってアレルギー反応を起こすから痒い・蚊に刺されたことのほとんどない乳幼児は痒みを感じない・異なる大陸の蚊に刺されても痒くない、自閉症児のためのスクイーズマシーン・締めつけ機」
2▼○? 子供の「脳」は肌にある/山口創/光文社新書/2004「ダマシオ:皮膚の血管でイオン交換の仲立ち、汐見稔幸:心は体験の集まった物語、チンパンジーも赤ちゃんがしがみつき吸い付いて母性が芽生えた、スキンシップが母性を生む、父親も早期接触が重要、愛着の型で恋愛パターンも決まる:安定・不安・回避、母子スキンシップは子どもを依存から独立させる、自閉症児に抱きしめ療法、思いやりには思いやられる必要あり、アイゼンバーグ:思いやり行動は言葉の同情度より表情と相関、浜田寿美男:子どもは自分で見たとおりにするのではなく相手がしたとおりにする、母親の添い寝で睡眠覚醒リズムが同期する、イヌイットの空間把握能力の高さと背中おんぶ、男性は女性理解のため皮膚感覚を磨くべき、心臓の記憶?内臓移植で性格がかわるのは性格が移植されるのではなくそれにより性格が変化したたくさんのケースのなかに提供者の性格に似たケースがあったという統計錯覚と考えるべき、くすぐったさは人間関係のため?虫などを追い払う感覚でしょう
2▼○? 愛撫・人の心に触れる力/山口創/NHKブックス/2003「春木豊の身体心理学、乳児の泣きには反応した方が効果的・甘やかしはない、たてに抱くと泣きやみ活動・横に抱くと眠りに、乳児にマッサージにより体重増加率31%も高く、対象移行物ぬいぐるみなどがあると自立的で注意の持続が長い、母親とのスキンシップ不足がキレやすい傾向に、ルロワ・グーラン:手は口を言葉のため解放した、日本人男性はスキンシップの欲求不満状態、タッチングの権利は女性だけに、頼み事するときは近づいて相手に触れて視線を合わせて話す、セルフタッチはグルーミング行動、嘘をつくときセルフタッチが増加、他人に触れられることによるリラックス効果、老人に化粧で行動も積極的に、動物もマッサージで癒すことに成功、Therapeutic Touch プラシーボ効果と催眠効果か?」
     ⇒ 山口創(やまぐち・はじめ)1967〜。臨床心理学、身体心理学。  
1◯   ダメな自分を救う本/石井裕之/祥伝社/2006「潜在意識はないものを理解できない、今この瞬間に何ができるかを考える、できることを考えてできないはずない、できることを考えて行動する、やろうと思えばできるのに今までやらなかったこと、夢を実現すると失うものもある、目標達成したらやろうと思っていることを先にやってしまう、潜在意識が理解できる言葉は暗示、感情を鎮める技法・周囲1.5mぐらいの空間をイメージ・空気を鎮める、モチベーションの維持・小さな目標に分割する、額をどれだけオープンにしているか=心のオープンさ、グラスを戻すとき相手のグラスに近づける・相手がグラスをどこに戻すか、好きなペットの理由=自分が見られたい個性、飼ってみたいペット=理想のパートナー像、カバンのない側から近づく、苦手な人になりきって演技してみる、自分を好きになるのではなく好きな自分になる、虐待する親・自分が愛せないから、聞き上手になる前に聞かせ上手になる・感情を伝える、相手の言ったことを絶対に否定しない・アドバイスしない、関係が浅い人にアドバイスしても反発される、価値観が違う人には共感できない・理解すればよい、意識を遠くのものに向けて心のストレッチをする」    なぜ、占い師は信用されるのか?−「コールドリーディング」のすべて/石井裕之/フォレスト出版/2005「許諾を求めず具体的な選択肢を提示する、悩み事は四種:人間関係・お金・夢・健康、バカバカしいと思う方もいるでしょう」    一瞬で信じこませる話術−コールドリーディング/石井裕之/フォレスト出版/2005「的中していたという印象が強いほど外れたリーディングは忘れやすくなる、相反する二つの面からその人を評価すれば必ずヒットする、バーナム効果、人は自分と反対の属性の友達を選ぶ?、人は本当であって欲しいことを嘘でも信じる・相談者が聞きたいことを言ってあげる、stock spiel:誰でも体験することの予言、meタイプ:私が基準・相手が右側にいるのを好む、weタイプ:私たちが基準・相手が左側にいるのを好む、言葉の意味をズームインやズームアウトする、サトルネガティヴ:否定疑問で質問する、ミディアム・道具立てで失敗をミディアムの解釈の間違いにする、相手の聞きたいことを話してあげる、ペットが好きな理由・自分の見られたい姿が現れる、本当のことは馬鹿にもいえる・相手を思いやる嘘は愛情が必要だ」
2▽△? コミュニケーションのための催眠誘導/石井裕之/光文社/2000「暗示による会話法。催眠誘導:自分の内側への注意集中、催眠術=注意術、ショーではかかる人を見つける、イメージの配置を読む、吸って吐く瞬間を狙う、自分のことを話してそれを相手にふる、表現と理解は逆、ダブルバインド、分離法、結合法、イエスセット、混乱法、サブリミナル、絶対言いたくないことは言わなくていい、モダリティを変える」
     ⇒ 石井裕之(いしい・ひろゆき)1963〜。催眠療法家。  
1◎☆  臨床心理学−図解雑学/松原達哉,編著/ナツメ社/2002「概説、キーワード、問題症状、治療法、診断法、資格と現場。反動形成:意識の反対の行動を取る、治療的二重拘束:一日1回NOを言わせる・できないといえばもう成功したと褒める、疾病利得:病気により自分に集まる関心、うつ:不合理な信念とその不達成、3つの心理療法:精神分析など力動論・オペラント条件付けなど行動論・来談者中心療法など体験論、4つの技法:面接相談・行動療法・表現活動法・折衷的技法」
     ⇒ 松原達哉(まつばら・たつや)臨床心理士、認定カウンセラー、上級産業カウンセラー。  
3◎   医療と福祉のための心理学−対人援助とチームアプローチ/青木智子/北樹出版/2009「パブロフの犬の反応は予測できず反応には犬の個性が反映されていた、塩化リチウム入りマトンをオオカミに食べさせてヒツジ被害を減らした、試行錯誤と洞察、アスペルガーの偉人たち、展望的記憶・これからすることの記憶、動因理論と誘因理論、28の欲求、13の臓器的欲求、感情の6つの要素:認知的評価・主観的経験・思考/行動傾向・身体変化・顔の表情・感情への反応、顔は口ほどに嘘をつく・エクマン、レジリエンス、心理療法入門/創元社」
     ⇒ 青木智子(あおき・ともこ)心理学、臨床心理士。  
2▼   立ち直るための心理療法/矢幡洋/ちくま新書/2002「トラウマの概念は有害無益、朝刊シンドローム、生活習慣病に似る・原因は不特定で原因が治療に役立つとは限らない、完全治癒でなく病との共存を目指す、精神病は病気、神経症は本人の問題意識による、うつ病以外は病名を述べない、例外を探す解決思考セラピー」
2    少年Aの深層心理−透明な存在の言説分析/矢幡洋/青弓社/1998やはり特異な環境に育ったらしい
     ⇒ 矢幡洋(やはた・よう)1958〜。臨床心理士、矢幡心理教育研究所、作家。  
1△   セラピスト入門−システムズアプローチへの招待/東豊/日本評論社/1993「実例集。蟻の円環、思い込み巻き込まれては重いゴミ、心から共感しない、ジョイニング⇒分析⇒変更、夫婦の葛藤が子ども経由へと変化。この方法が合わないケースとの識別法がないのが問題
     ⇒ 東豊(ひがし・ゆたか)1956〜。臨床心理学。  
2♪   恋の死刑執行人−心の治療物語/アーヴィン・D・ヤーロム/川室優監修/中野久夫、春海アイ・モンゴメリー訳/三一書房/1996「小説」
     ⇒ アーヴィン・D・ヤーロム(Irvin D.Yalom)1931〜。精神医学、グループセラピー。  
1▼   プロカウンセラーの聞く技術/東山紘久/創元社/2000「聞き上手になる本。キーワードを選んで繰り返す、わかるは禁句、いなして同じ質問を返す、“デモ”行進は喧嘩のとき、言い訳は役立たず。結果は正しいが説明は非論理的、もっと論理的に説明できるのに‥‥‥
     ⇒ 東山紘久(ひがしやま・ひろまさ)1942〜。臨床心理学、ロジャースの来談者中心療法、教育学。  
2○   感じない子ども こころを扱えない大人/袰岩奈々/集英社新書/2001「どうして⇒もう少し詳しく、問題解決モードと共感モード、描写⇒感想⇒提案⇒再提案」
     ⇒ 袰岩奈々(ほろいわ・なな)1959〜。心理カウンセラー、教育相談員。  
2○   セックスの邪魔をするやっかいな記憶たち/ジョゼフ・グレンマレン/鈴木圭子・吉田斉/白揚社/1996
     ⇒ ジョゼフ・グレンマレン(Joseph Glenmullen)精神科医。  
2○   誰からも好かれようとする女たち/ウーテ・エーアハルト/平野卿子/講談社/1998「女性へ自己主張のすすめ。これをフェミニズムと呼びたい
     ⇒ ウーテ・エーアハルト(Ute Ehrhardt)1956〜。独。心理学、セラピスト。  
2○   グズの人にはわけがある/リンダ・サパディン、ジャック・マガイヤー/斉藤勇/ネスコ文芸春秋/1998「先延ばししてしまう人へ。It's about time!」
     ⇒ リンダ・サパディン(Linda Sapadin)1940〜。臨床心理学。  
2○   子どもの心の不思議−臨床という仕事から/横湯園子/柏書房/1997「エッセイ、小論、文庫解説。感情と理性の乖離がダブルバインドを生む」
     ⇒ 横湯園子(よこゆ・そのこ)1939〜。カウンセラー。教育学、中学校教員。  
2△   アニマル・ヒーリング−動物が病を癒す/スーザン・マケルロイ/千葉茂樹/学研/1996
     ⇒ スーザン・マケルロイ(Susan Chernak McElroy)獣医助手、犬のトレーナー、野生動物のリハビリ、動物園飼育係。  
2△   騙しも盗みも悪くないと思っている人たち/スタントン・E・セイムナウ/石山鈴子/講談社/1999「常習犯罪者の認知構造の歪み。その原因は?
     ⇒ スタントン・E・セイムナウ(Stanton E.Samenow)1941〜。臨床心理学。      うその心理学/相場均/講談社現代新書/1979
3▽   性格−素質とのたたかい/相場均/中公新書/1963「ハルトローゼ、内閉性は過敏鈍感、同調性は軽躁抑鬱、粘着性は粘着爆発、+防衛機制、カタルシスは他人の注目が必要」
     ⇒ 相場均(あいば・ひとし)1924〜。臨床心理学、精神病理とその社会現象。  
2※   心の危機と民族文化療法/布施豊正/中公新書/1992「自殺とは何か、その対処法とは?。エリクソンの発達段階、日本の都市は過疎地より自殺が少ない、五時通信、寅さん研究会」
     ⇒ 布施豊正(ふせ・とよまさ)自殺学、社会学。トロント市「危機の電話」相談員。  
2△   戦略思考で勝ち残れ!/中山治/ちくま新書/2003「金正日は精神に異常・飛行機恐怖症、政治外交軍事はダブル・スタンダードが常識、大東亜戦争は中国を巡る日米の利権争い、戦略思考:目標設定し手段を複数立案し選択決断、志が必要、世界の真のスタンダードは非論理思考、農民が農業に専念できた? 日本人は極端から極端に跳ぶ? ドイツは中国軍を援助していた、逃げ出した司令官・寺内寿一と富永恭次、民主主義の精神:自分異なる意見が選択されたときの痛みに耐える、ドイツの内政干渉させる口実を与えない謝罪戦略、スウェーデン型武装中立を目指せ、死刑廃止はマフィア社会に、終身刑も25年で出てくる、米国70年代死刑廃止で凶悪犯罪者が犯罪を繰り返した、死刑廃止より武器輸出を廃止せよ」
2△   戦略思考ができない日本人/中山治/ちくま新書/2001「作為の法則と自然の法則・戦略の法則と慣性の法則・契約再契約の法則と作用反作用の法則、秋山真之の海軍戦略、柔術に中国の経絡医学の応用、人力車はアメリカの乳母車が起源、一式陸攻:一式ライター、朝鮮と満州経営は赤字、戦前日本はオウム真理教国家」    日本人はなぜナメられるのか/中山治/洋泉社新書/2001「欧米人の方が集団主義、沖縄サミット費用は多国の百倍、忠臣蔵、五木寛之のマゾ本、ドイツの現地妻、うらみは忘れないのが国際標準、戦略思考の欠如、日本に戦争経験者はいない」
1△   無節操な日本人/中山治/ちくま新書/2000「日本は情緒原理主義文明、呪術社会、ルイス・フロイス:日本の女性には貞操観念がない、葛藤回避の日本、浮遊主義と個人主義、破綻銀行の負債は官僚による大本営発表、自他への懐疑精神を伴った行動原理主義。比較対象のない判定は無意味
     ⇒ 中山治(なかやま・おさむ)1947〜。臨床社会心理学、日本人論、教育心理学、武装永世中立論。  
1○   引きこもり−わが子を救うために今あなたにできること/荒木次也/評言社/2001「日本:はかなさ・八百万の農業神の無常感文明、西欧:要塞連合戦争神、才能の方程式・夢シート方式・親の返信、引きこもりの9割は男子・女子は摂食障害に、父親の精神的不在、父親の積極的参加により是正を、パソコンと携帯が引きこもりを長期化、フリースクールは問題の先延ばし、自分の必要性こそが心を安定させる、わが子の長所・好きなこと・夢を列挙する、父親と過ごす時間の長い少年の90%に幸福感と自尊心や自信、父親の接触しない少年の72%に問題発生」
     ⇒ 荒木次也(あらき・つぐや)1946〜。感情回復のカウンセリング、認知療法、現実療法、スポーツ心理学、行動心理学、教育心理学。  
2☆   精神分析−図解雑学/富田三樹生,監修/小谷野博,著/ナツメ社/2001「意識・無意識・前意識/思い出そうとすれば思い出せるもの、昇華:満たされない欲求を社会的に受け入れられる方向に変えて発揮する」
     ⇒ 小谷野博(こやの・ひろし)1966〜。臨床心理士、精神保健福祉士。  
2△   あの人と和解する−仲直りの心理学/井上孝代/集英社新書/2005「トランゼット法:コンフリクトを妥協でなく新しい解決を目指す超越法、被害者と加害者が集まって顔を合わせる時点で問題はほとんど解決、癒し・水に流す・締めくくる、虫が好かない:投影・自分自身の嫌いなところを相手に見ている、自分と他人を分離できない大人・自分と相手の感情を区別できない:相手の感情を先回りして言う親の影響、客観的事実を述べてから自分の感情を述べる」
     ⇒ 井上孝代(いのうえ・たかよ)カウンセリング心理学、コミュニティ心理学、異文化間心理学、トランゼット・トレーナー、臨床心理士、学校心理士、認定カウンセラー。  
2※   発達障害かもしれない/磯部潮/光文社新書/2005「自閉症1000人に2-6人・男子は女子の3-5倍・助詞と接続語がうまく使えない・黒板を爪でひっかく音を気にしない、自閉症の兄弟に自閉症スペクトラム6%・その内自閉症は3%・軽微な自閉症なら20%、女性の方が症状が重い・高機能は男性の比率が高くなる、ディスレクシアのトム・クルーズ、ADDには診断特異性はない、アメリカ効率学校生徒の5%がLD、ADHDは3-5%・LDにADHDを合併は30%・ADHDにLD合併は50%、文部科学省2002年:LDは4.5%・ADHDと高機能自閉症2.9%・両方6.3%・男女比は2.4:1、視覚的構造化:図示し手順をカードに書く、自閉症スペクトラムの執着行為は強迫神経症の強迫観念や強迫行動と根本的に異なる」
     ⇒ 磯部潮(いそべ・うしお)1960〜。身体表現性障害、思春期青年期の精神病理、境界性人格障害の精神病理、臨床心理士、医学博士。      スクールカウンセラーの仕事/伊藤美奈子/岩波アクティブ新書/2002「現場の出来事など。学校のホウ・レン・ソウ」
     ⇒ 伊藤美奈子(いとう・みなこ)スクールカウンセラー、臨床心理士、教育学。      フロイト入門/妙木浩之/ちくま新書/2000「フロイトの精神分析創始秘話。コカイン中毒、義理の妹と性的関係、アンナ・フロイトは同性愛者、アンナ・Oはフェミニズム社会運動家ベルタ・パッペンハイム」
     ⇒ 妙木浩之(みょうき・ひろゆき)臨床心理学、精神分析学。      こどもをやる気にさせる101の言葉/こどもをやる気にさせる言葉編纂会,編/金盛浦子,監修/幻冬舎メディアコンサルティング/2008「高校受験を控えた中学生たちにかける言葉、否定語を極力少なくしてどんな小さなことでも大げさなぐらいにほめる、悩んでいる人と考える人では行動が違う」
     ⇒ 金盛浦子()セラピスト。      傷つかない技術/エリック・メイゼル/勝野憲昭/創元社/2009/2007「フェアな批判も時には有害である、批判へのまずい対応:無視・怒る・隠す・前もって避ける・もっと批判する・最初から攻撃的に振る舞う、大切なものへの確信、微笑み・落ち着いて・自分の意見をすぐに口に出さないこと、反論を書いて誰にも見せないでおく、批判がフェアかアンフェアか考える必要はない」
     ⇒ エリック・メイゼル(Eric Maisel)クリエイティヴィティー・コーチ、セラピスト。      記憶はウソをつく/榎本博明/祥伝社新書/2009「ロフタス中心に。スリーパー効果・聞いた当初はあまり説得力がなかったメッセージがしばらく経ってつまりだれから聞いたのか何で読んだのか忘れてしまったころになって説得力を持つようになること」
2    性格の見分け方/榎本博明/創元社/1996「心的活動性・根本気分・感受性・向性、親密になると極度に依存する人」
     ⇒ 榎本博明(えのもと・ひろあき)1955〜。自己心理学、性格心理学、臨床心理学、学生相談室カウンセラー。  
2    子育てに失敗するポイント/齋藤慶子/NHKブックス/2002まったく正しいがまとまりの悪い本。マタニティーブルーは分娩によるホルモン障害」
     ⇒ 齋藤慶子(さいとう・けいこ)1935〜。医療領域における心理臨床。  
3    臨床・福祉・犯罪/下山晴彦,編/プレーン出版/1999「研究者が研究生活について語る。エンカウンター・グループ、ブリーフ・セラピー」
     ⇒ 下山晴彦(しもやま・はるひこ)1957〜。臨床心理学。  
4    私の知らない私/増井透・神谷栄治・氏原寛,共編/培風館/1999
     ⇒ 氏原寛(うじはら・ひろし)1929〜。臨床心理学。  
3    踏みにじられた魂/ジョーン・フランシス・ケイシー/竹内和世/白揚社/1994「多重人格者の治療に関するノンフィクション」
     ⇒ ジョーン・フランシス・ケイシー(Joan Frances Casey)多重人格障害者。秘書。  
3    分裂病の少女の手記/セシュエー/村上仁・平野恵/みすず書房/1955「分裂病が精神分析により治癒した記録」
     ⇒ セシュエー(M.-A.Sechehaya)フランスの精神分析医。  
1    自分を抑えられない人/田村正晨/KAWADE夢新書/1998「危険な自己顕示性と粘着質、わけのわからない自慢、欲望と願望、副腎皮質ホルモンがリンパ球を壊す、思考の社会的修正の欠如」
1   ■その人の性格を一目で知る方法/田村正晨/KAWADE夢新書/1997「しぐさ・表情・服装・話し方などから性格を探る」
1    ひとりっ子の深層心理がわかる本/田村正晨/KAWADE夢新書/1996「ひとりっ子はどう育ち何を考えるか」
     ⇒ 田村正晨(たむら・まさあき)医療健康心理学、臨床心理学。  
2    人を動かす心理学/加藤諦三/PHP文庫/1997/1994「邪魔な部下の扱い、リーダーの心得。相手への興味が怒りを消す、相手の期待に反すると反発を生む」
     ⇒ 加藤諦三(かとう・たいぞう)1938〜。精神衛生学、産業カウンセリング。  
1    自己カウンセリングとアサーションのすすめ/平木典子/金子書房/2000「DESC法:描写・共感・提案・選択肢」
     ⇒ 平木典子(ひらき・のりこ)1936〜。臨床心理士、家族心理学、家族関係の心理療法。  
1    不登校を乗り越える/磯部潮/PHP新書/2004「事例など。いろいろあってよくわからないとしか言っていない
     ⇒ 磯部潮(いそべ・うしお)1960〜。身体表現性障害、ひきこもり、不登校、思春期青年期の精神病理、境界性人格障害の精神病理、臨床心理士、医学。  
2    迷う心の「整理学」/増井武士/講談社現代新書/1999「詩。方法:原因を探す、意味を問う、関係を考える」
     ⇒ 増井武士(ますい・たけし)1945〜。精神療法学、治療的面接学、臨床心理学。  
2    カウンセリングとは何か/平木典子/朝日選書/1997「カウンセリングは始めよければすべてよし」
     ⇒ 平木典子(ひらき・のりこ)1936〜。教育心理学。  
3    エンカウンター・グループ/カール・ロジャーズ/畠瀬稔・畠瀬直子/創元社/1973/1970
     ⇒ カール・ロジャーズ(Carl Rogers)1902〜。心理療法、来談者中心療法、エンカウンター・グループ。  
2△   行動分析学入門/杉山尚子/集英社新書/2005「操作できない変数は原因と考えない、現在の環境要因を重視する、行動とは死人にできない活動のこと、オペラント行動:行動の後に発生したことが行動の原因となること、行動随伴制を1つの単位として行動を見る、行動随伴制:行動とその直後の状況変化との関係、好子:行動の直後に出現した場合に行動が強化される刺激や出来事、赤ん坊と動物はスキャロップ型の行動パターンを示すが7歳以上は大人のパターン・言語の影響、臨床心理学における節約の原理を無視した用語の豊富さ、スキナーの言語行動:mand・tact・intraverbal・ecohic・dictation・copying・textual、絵カード交換コミュニケーションシステム」
3△   行動分析学入門/杉山尚子,他/産業図書/1998「スキナー式行動療法。都合のいい事例を並べただけで非論理的で説得力なし
     ⇒ 杉山尚子(すぎやま・なおこ)1958〜。行動分析学。  
3※ ? ことばと行動−言語の基礎から臨床まで/日本行動分析学会,編/ブレーン出版/2001「方法論的行動主義と徹底行動主義、スキナーとウィトゲンシュタインの言語観の類似、褒美より訓練者の承認が有効、要求行動マンド・報告言語行動タクト・言語観制御イントラバーバル・音声模倣行動エコーイック・読みテクスチュアル・書き取りディクテーション、書き写しコピーイング、用語が難解なのは当然?単に使用者の思考力の低さを示すだけ
     ⇒ 日本行動分析学会  
3  ?? 心の病はこれで完治する/藤岡草心/現代書林/1990
     ⇒ 藤岡草心(ふじおか・そうしん)1923〜。広島心理研究所所長。薬学。  
3  ? 脳の迷路の冒険/モーシェ・フェルデンクライス/安井武/壮神社/1991
     ⇒ モーシェ・フェルデンクライス()1904〜。84。イスラエル。物理学者。  
1    クリスタル・チルドレン−感性豊かな愛と光の子どもたち/ドリーン・バーチュー/鈴木美保子/ナチュラルスピリット/2004
     ⇒ ドリーン・バーチュー(Doreen Virtue)エンジェル・セラピー。  

●● トランスパーソナル ●●     人生に意味はあるか/諸富祥彦/講談社現代新書/2005「人生の意味についての模擬授業、宗教の答え、文学の答え、哲学の答え、スピリチュアルの答え、フランクルの答え、著者の答え。フランクル:あなたを必要とする何かが必ずある・誰かがいる・発見されるのを待っている、共同現実世界の人とスピリチュアルな世界の人、人生の意味は知るものではなく目覚めるもの」
3▼ ? トランスパーソナル心理学入門/諸富祥彦/講談社現代新書/1999「他力の心理学。マズローより、覚醒・神秘・宇宙体験、ウイルバー理論、フォーカシング=言葉以前の身体感覚から感情を取り出す、トラウマは見方が問題」
     ⇒ 諸富祥彦(もろとみ・よしひこ)1963〜。臨床心理士。教育学。  
2△   ワークショップ/中野民夫/岩波新書/2001「ワークショップの事例集。グループによる学びと創造、トーキング・スティック、参加体験型グループ学習、ディープ・エコロジー・ワーク、集まって問いあう、輪になって座る」
     ⇒ 中野民夫(なかの・たみお)1957〜。ワークショップ企画プロデューサー、宗教学。  
2    心はどこに向かうのか−トランスパーソナルの視点/菅靖彦/NHKブックス/1995「エッセイふう。生態心理学?LSDとグロフ、ウーンディド・ヒーラー」
     ⇒ 菅靖彦(すが・やすひこ)1947〜。セラピスト、翻訳家。  
4    構造としての神−超越的社会学入門/ケン・ウィルバー/井上章子/青土社/1990/1983「宗教と心理学の接点。発達心理学の最上層としての超個人と宗教、絶頂経験から構造適合へ、マナ、合理主義により本格宗教が生まれる」
     ⇒ ケン・ウィルバー(Ken Wilber)トランスパーソナルの理論家。禅、心理学、生物化学。  
4  ? 脳を超えて/スタニスラフ・グロフ/吉福伸逸,他/春秋社/1988/1985「ニューサイエンス系。意識の作図学、LSD体験、サイケデリック療法、空間と時間の超越、ウイルバー:人間のパーソナリティは宇宙心という単一意識の複次レベルの顕現、分娩時のマトリックス体験を核とするパーソナリティ発達」
     ⇒ スタニスラフ・グロフ(Stanislav Grof)チェコ。  

●● ユング心理学 ●● 
2☆▽○ ユング心理学−図解雑学/福島哲夫/ナツメ社/2002「フロイトは寝椅子での自由連想・ユングは対面での対話、患者と治療者の弁証法的プロセス、コンプレックス:父親・母親・メサイア救世主・カイン兄弟の敵対、4つの心理機能:思考・感情・感覚・直観、一見無関係に思われる意味のある組み合わせ・布置・コンステレーション:星座の意味、感情の背後にあるイメージに気づく、錬金術師は物質に人間の心の中の結合や変容を重ね合わせていた、嘘発見器の原理の発見、UFOは元型の投影、日本の物語の男性的なテーマの欠如」
     ⇒ 福島哲夫(ふくしま・てつお)1959〜。臨床心理士、社会学、日本文学。  
3※   人間の心と法/河合隼雄・加藤雅信,編著/有斐閣/2003「心の状況や取り巻く環境を相互作用の中で最も納得して悟るとき神話という形を取る・神話を調べることで人々の心の在り方を推測できる、父性原理の切る・母性原理の包む、詩人ゲーリー・スナイダー:アメリカ大陸先住民が全く遺跡を残さないのはあっぱれだ、一神教の原理中心統合構造と日本の中空均衡構造、ナパホ族の不満:白人は裁判で罪にならなかったら自分が正しいと思うから困る、友人との金銭貸し借りで訴訟提起最も嫌うのがアメリカ、韓国や中国の自国びいき・反日ではなく外国嫌い、中国の法を強く守る傾向?、民事裁判の和解率:日本割・アメリカ9割以上、韓国の警察へのネガティヴイメージ・法に対する信頼が極めて低い・日本も低いがそれを圧倒する韓国・学力が高く所得が高く政治的に進歩派だとますます法に否定的」
2△   人の心はどこまでわかるか/河合隼雄/講談社+α新書/2000「無為にして治む、無為に聴く、文句の余地を残し反論できないほど説明しない、着地点に運ぼうとしない、自然な流れを損なわないように支える、なにもしないことが大事、先の予測」
1○   子どもと学校/河合隼雄/岩波新書/1992「問題児は問題を与えてくれる、父性は切る、母性は包む、自由放任とは責任回避、男性の目と女性の目、関心をもって見守る、子どもと心理的に対決する、期待はするべき、道徳の壁、子どもと大人を分ける性、母子一体感のつまづきは性体験を早める」    イメージの心理学/河合隼雄/青土社/1991
2○∪ ■子どもの宇宙/河合隼雄/岩波新書/1987「児童文学にみる子どもの心。秘密と対人距離、魂の導者とトリックスター、遊戯療法、」    宇宙意識への接近−伝統と科学の融和/河合隼雄+吉福伸逸,共編/春秋社/1986「トランスパーソナル会議の発表。宇宙飛行士、ヴァレラ、赤と緑の色眼鏡 実験、ユング精神分析、箱庭療法、大司教、ヒーラー、仏教哲学、文化史」
2▽○  無意識の構造/河合隼雄/中公新書/1977「夢分析の事例、民話、ペルソナ。声に出しながら筆談し途中で紙に書かずに質問すると心理的な難聴だと応答する、言語連想検査:単語からの連想をできるだけ早く言う・反応速度でわかること、始源児・老賢者・英雄・トリックスター、ソ連の子供:“浦島太郎はいつ戦うの”、思秋期」
2○   コンプレックス/河合隼雄/岩波新書/1971「コンプレックスは人を別人のように動かす、二重人格、二重身、トリックスター:未分化意識の表現」
     ⇒ 河合隼雄(かわい・はやお)1928〜。臨床心理学、心理療法家、ユング心理学。  
3◎   ユング−知の教科書/山中康裕,編/講談社選書メチエ/2001「思想と生涯、キーワード、同時代人との比較、その治療技法。言語にならない精神世界を探る、イメージによる心理療法、AI能動的想像」
2    少年期の心−精神療法を通してみた影/山中康裕/中公新書/1978「神経症児の治療物語、箱庭療法」
     ⇒ 山中康裕(やまなか・やすひろ)1941〜。心理臨床学、精神医学、ユング心理学。      夢はよみの国から/ジェイムズ・ヒルマン/實川幹朗/青土社/1998/1978「やまとことば翻訳。神話は考えの内に息づいている、精神科医は自殺率が高い、生態学と多神教:力たちのバランス、夢と魂を見誤る昼の光、夢を人の中に置くのではなく人を夢の中に置く」
     ⇒ ジェイムズ・ヒルマン(James Hillman)1926〜。ユング派心理学者、分析家、哲学。  
3▼ ? 紛争の心理学−融合の炎のワーク/A・ミンデル/青木聡/永沢哲監修/講談社現代新書/2001/2001「すべての人々を自分の子どもとして見る、自分が怒るのを認める、反差別主義は支配を潜在化、テロリスト:個人的復讐から公共的復讐へ、権力の主流と不平等の自覚、公開討論会による深層民主主義の試み、ユング心理学と老荘思想」
     ⇒ アーノルド・ミンデル(Arnold Mindell)1940〜。プロセス指向心理学、ユング派分析家、臨床心理学、理論物理学。  
3※ ? 自然現象と心の構造−非因果関係の原理/C・G・ユング、W・パウリ/河合隼雄・村上陽一郎/海鳴社/1976「易、占星術の実験、ラインのESP実験、元型理論とケプラー」
     ⇒ C・G・ユング(Carl Gustav Jung)1875〜1961。分析心理学。精神病、夢、神話などの研究。  
3▽   囲碁心理の謎を解く/林道義/文春新書/2003「ヒカルと佐為は自我と自己の関係、自我の発達と保護する超人の消失、手談:手のやりとりの会話、右脳障害者との大局・左側を無視、囲碁の効用・負けることに慣れる、着想型と現実型、着想型:種を蒔くことが好きだから刈り入れに興味が湧かない、趙治勲の詰碁・解答を見てから問題を解く、寝浜:相手の石を隠し持ち相手の地に埋める不正、黒石を飲み込んで勝った吉備真備、自信喪失型は負けてもいいと思うべき、関西棋院は大局中は禁煙、清少納言は初段以上、ケチ:ゴール間近、おしこぼち:終わった後、二人皇后の定子に清少納言・彰子に紫式部、下手が白を持っていた」
2△   主婦の復権/林道義/講談社/1998フェミニズム批判は妥当
2△ ? 父性の復権/林道義/中公新書/1996問題と解答が一致しない。父性=リーダーシップ、父権が無かったことは認識、ユング派の深層心理学、権威主義性格と厳格な父がオウムと関連」
     ⇒ 林道義(はやし・みちよし)1937〜。深層心理学、囲碁アマ6段。  
2※ ?? 性の逸脱/A・ストー/山口泰司/岩波-同時代ライブラリー/1991/1964「性の逸脱と強迫的置き換え、成熟した人は異性愛に到達する、性逸脱は大人の愛情関係を築けないため、フロイトは幼児性欲を証明」
     ⇒ A・ストー(Anthony Storr)1920〜。英。精神科医。  
4  ? 偶然の一致の心理学−ユング心理学による占いと共時性の原理/マリー=ルイゼ・フォン・フランツ/濱野恵一・治部真理/たま出版/1990/1969「偶然を利用して無意識を引き出す、動物が英雄を助けると勝利」
     ⇒ マリー=ルイゼ・フォン・フランツ(Marie-Louise von Franz)1915〜。独。精神分析医、心理学、錬金術研究、ユング心理学。  
1  ??? 偶然の一致はなぜ起こるのか/定方昭夫/KAWADE夢新書/1999あほですねえ。偶然の一致例の列挙。記憶変形と統計錯覚の勉強にどうぞ
     ⇒ 定方昭夫(さだかた・あきお)1944〜。ユング心理学、東洋思想、東洋医学、超能力研究。易、鍼灸、気功、漢方。  
1  ? 性格の本/秋山さと子/芸文社/1990「ユング心理学による性格分類。異性は自分と違うタイプに惹かれる、女性は思考機能が未発達?」
     ⇒ 秋山さと子(あきやま・さとこ)1923〜。ユング心理学、仏教学。  

●● 催眠療法 ●●     セルフコントロールの心理学/生月誠/講談社現代新書/2000「あがりや恐怖症などの身体反応のコントロール。パターン化した心身反応の強化を防ぐ、レパートリーに原因帰属し、成功類例の背景イメージを利用」    不安の心理学/生月誠/講談社現代新書/1996
     ⇒ 生月誠(いけづき・まこと)1948〜。不安のメカニズム。カウンセラー、臨床心理学、精神医学、催眠療法、自律訓練法。      催眠の科学/成瀬悟策/講談社ブルーバックス/1997
     ⇒ 成瀬悟策(なるせ・ごさく)1924〜。臨床心理学、心理学、催眠医学、リハビリテーション。     ■催眠のすべて/L・M・ルクロン/生月誠/講談社現代新書/1981/1971「催眠で何ができるかがわかる」
     ⇒ L・M・ルクロン(Leslie M.Lecron)1892〜1972。臨床心理学、催眠。      夢をかなえる洗脳力/苫米地英人/アスコム/2007「"私は"といっているうちは幸せになれない、時間は未来から過去へ流れるのが分析哲学の結論、逆腹式呼吸・お腹をへこませて息を吸う、海馬を騙す方法・間違うこと・間違うことでよく覚えられる・予想する、フレーム中断でカタレプシーを起こす・相手の一連の動作を中断させる・暗示にかかりやすくなる、デートで恐怖体験を共有し相手より優位なことで場の支配者になる」    心の操縦術−真実のリーダーとマインドオペレーション/苫米地英人/PHP/2007「ゲシュタルト能力により視点を高くすることとその効用、抽象度を上げ視点を究極まで上げると空に至る、ホリエモンがフジテレビを狙ったのは女子アナと合コンするため・子どもの頃の作文で"人は必ず死ぬ"ということばかり書いた・過剰に死を恐れている、ブッダの考え方は十二支縁起のみ、ストックホルム症候群:自分が臨場感を持っている支配者に好意を持つ」
     ⇒ 苫米地英人(とまべち・ひでと)1959〜。脳機能科学、計算言語学、認知心理学。  

●● バイオフィードバック ●● 
3◎  ■瞑想の科学−新しい精神世界への飛翔/石川中/講談社ブルーバックス/1981「ヨーガ、自律訓練法、バイオ・フィードバック、ゲシュタルト療法」
     ⇒ 石川中(いしかわ・ひとし)1925〜85。心療内科。“サイバネーション療法”  
2  ??? 脳とテレパシー/濱野恵一/KAWADE夢新書/1996「脳ホログラフィー理論より。形態形成場の理論、100匹目のサル、ヨーガ」
3  ?? インナー・ブレイン/濱野恵一/同文書院/1993
     ⇒ 濱野恵一(はまの・けいいち)1935〜。バイオフィードバック心理学、発達心理学、カトリック学術。  
1  ??? バイオフィードバックの驚異−心は血圧までコントロールできる/エルマー・グリーン、アリス・グリーン/上出洋介・上出鴻子/角田忠信監修/講談社ブルーバックス/1990/1977「バイオフィードバックで超能力獲得?」
     ⇒ エルマー・グリーン(Elmere E.Green)1917〜。バイオフィードバック、物理学、心理学  

●● 精神医学−理論−精神科医の心の理論 ●● 
3○▽  死と愛−実存分析入門/V・E・フランクル/霜山徳爾/みすず書房/1989/1946「ロシアの実験心理学者:日々の生活は快感より不快感が多い、何をしているかではなくどう働いているか役割をよく果たしているか、〜からの自由でなく〜への自由、ニーチェ:生きるべき「何故」を知っている者はほとんどすべての「いかに」に耐える、実存哲学:心に訴える哲学、創造価値・体験価値・態度価値、サーカスの動物は動物園の動物より長生き、性の障害3つ:遺恨型・諦念型・消極型、心理療法には臨機応変と直感が必要、実存分析:現象学的精神病理学・観察様式・探究方式・患者の了解を深めることに役立とうとする理論的構想」
1▼○  夜と霧−新版/ヴィクトール・E・フランクル/池田香代子/みすず書房/2002/1977「ある心理学者の強制収容所体験。未来を見て精神的に励ます、未来を信じられぬと破綻する、クリスマス後の大量死者、生きることから何を期待するかではなく生きることが何を期待しているか、人間の一回性唯一性、放恣な行動に走る解放者も」
     ⇒ ヴィクトール・E・フランクル(Viktor Emil Frankl)1905〜97。ウィーン。精神医学、実存分析、ロゴテラピー。  
2▽▽  なぜ「困った人」なのか/小此木啓吾/大和書房/1999「フランスでは寝取られた夫が間男を射殺しても正当防衛、サナトリウム家族、ジゾイド人間、アズ・イフ・パーソナリティ、この成功は自分の能力ではないというインポスター感覚」
2▽▽  「困った人たち」の精神分析/小此木啓吾/大和書房/1995「回避の心理、自己制限の心理、シゾイド心理・他人と親密になることを恐れる心理、回避心理と依存心理、疾病利得、カントの強迫性格・時間通りに散歩するのでカントに時計を合わせた、桑田投手も強迫性格、罪の意識から犯罪を行う心理」
3    エロス的人間論/小此木啓吾/講談社現代新書/1970「フロイト、ライヒ、フロムの生涯と思想。フロイトの徹底した禁欲」
     ⇒ 小此木啓吾(おこのぎ・けいご)1930〜。精神医学、フロイト研究。  
2○∪  こころの旅/神谷美恵子/日本評論社/1974「フロイト、エリクソン、ピアジェの比較。乳幼児の基本的信頼感の欠如が二回生まれの人に、シェラーの4感情:感官・生命・心情・精神、エリクソン:母性こそ女性のアイデンティティの中心基盤」
     ⇒ 神谷美恵子(かみや・みえこ)1914〜79。精神医学、ハンセン病療養所の精神科医。  
2○▽ ■正しい「甘え」が心を癒す−沖縄文化に見る日本人の心の源流/又吉正治/文芸社/1998「身内の言葉遣いと他人への言葉使いの体得、母親の愛情不足を性体験で補償、西欧に甘えさせるという概念が必要、沖縄に勘当なし・できちゃった婚が多い・離婚率全国一、心の病の治療には文化背景を考慮、多世代による甘え合い、結婚とは男女が公に甘える場」
     ⇒ 又吉正治(またよし・まさはる)1947〜。文化精神医学、精神分析学、家族療法、臨床心理士。  
4※※  脳−その構造と機能/田代信維,編/世界保健通信社/1993「脳の回路図あり」
     ⇒ 田代信維(たしろ・のぶただ)精神医学。  
4▼   誘惑される意志−人はなぜ自滅的行動をするのか/ジョージ・エインズリー/山形浩生/NTT出版/2006/2001「人々の割引曲線は指数曲線でなく双曲線、理論的に的確な指数曲線よりしなり強い、双曲割引仮説、今の一万円と来年の一万円の価値の違い、ハトやラットも双曲線を示す、双曲割引とその加算性、意志は自己フィードバック構造を持った仲介プロセス・フィードバックで生じるカオス・意志は決定されているが予測できない、意志は遺伝プログラムである双曲割引を補正する、少し遅れてやってくる大きな利益よりその手前のコストが直前には大きく見える」
     ⇒ ジョージ・エインズリー(George Ainslie)精神科医、臨床医、異時点間交渉問題、双曲割引理論。  
2○※  心は薬で変えられるか/スコット・K. ヴェジェバーグ/石浦章一監修/山下篤子訳/三田出版会SF/1998「薬の最新事情の解説」
     ⇒ スコット・K. ヴェジェバーグ()  
3※   脳 回路網のなかの精神−ニューラルネットが描く地図/M・シュピッツァー/村井俊哉・山岸洋/新曜社/2001/1996「ニューラルネットで解く脳のしくみ、臨床との関係。コホーネン・ネットワーク、自閉症者の海馬・扁桃体・臭脳の細胞密度が高い」
     ⇒ M・シュピッツァー(Manfred Spitzer)1958〜。精神医学、精神病理学、神経生物学、実験心理学。  
3※   病的性格−10の類型とその行動/懸田克躬/中公新書/1965「シュナイダーの10分類、同性愛、ノイローゼなど。臨床例が豊富」
     ⇒ 懸田克躬(かけだ・かつみ)1906〜。精神神経医学、医学的人間学、精神薬理学、宗教病理学。  
4○   感情の心理学/安田一郎/青土社/1993
     ⇒ 安田一郎(やすだ・いちろう)精神分析。  
3♪   他人を平気でいじめる人困らせる人/ジョセフ・ダン/阿尾正子/日本文芸社/1998
     ⇒ ジョセフ・ダン(Joseph Dunn)ニュージーランド。精神科医。人間生物学、内科学、外科学、産科学。  
1○   嘘がつけないとウツになる/酒井和夫/ベスト新書/2004「幼稚園前に家族以外と接触があるグループ・なかったグループより協調性が高い、上手にウソがつけないと社会の一員になれない・フリーター=上手なウソがつけない人、2000年に偽証罪で起訴された人・韓国は1198人・日本は5人、旅行先で迷惑を掛けたとき"すみません"と日本人のフリをした韓国人」
3▽   分析・多重人格のすべて/酒井和夫/リヨン社/1995
     ⇒ 酒井和夫(さかい・かずお)1951〜。精神科医、臨床心理士。文化精神医学、宗教精神医学、犯罪心理学、地域精神医学。  
1△ ?? 世の中の意見が“私”と違うとき読む本−自分らしく考える/香山リカ/幻冬舎新書/2011「ほどよくバランスを保つのがいちばんむずかしい、▽悪い相対主義思考に毒されたできの悪いエッセイ・駄目日本人の典型思考・こんな人がいっぱいいるから日本は転落していくんだろうな……、指標なき時代に指標をどうみつけるのか、▽悪い相対主義に毒されている、中島梓の弟は障害者、95点取ったら怒られた加藤智大、小林竜司:母さんの子で幸せでした、ホメオパシーは科学的まだ解明されていない治療法、▽否定された治療法です、茂木バブル・勝間バブル・池上バブル、大瀧雅之:デフレは起きていない、バランスが保たれた折衷案を追求していくしかないと思うがこれも素人考えに過ぎないのか、▽素人考えそのもの」
1  ?? なぜ日本人は劣化したか/香山リカ/講談社現代新書/2007香山リカと講談社現代新書の劣化度合いがわかる。日本の若者の自尊心の低さ、割れ窓理論とゼロ・トレランスは本質的に関係がない」
1△ ? いまどきの「常識」/香山リカ/岩波新書/2005「2003年フリーター417万・ニート52万、蒸気機関車:犯罪者が汽車で逃げたらどうする、明治時代:若者が本ばかり読んで働かない、サブリミナル効果は本人が否定して取り下げた、日本全体の刑法犯検挙数の来日外国人の割合・過去10年間一貫して2%前後で変化なし・凶悪犯も1%で日本人と同じ、テロに屈する勇気の有無を問うたアメリカのコメディアン」
1    「愛国」問答−これは「ぷちナショナリズム」なのか/香山リカ+福田和也/中公新書ラクレ/2003「上海から400kmを何も持たず南京に侵入、東浩紀:解離するのが人間の自然状態、ネットのためエロ本は売れない、右は洒落がわかる、高卒は生存の結婚・キャリアは自己保存のため、遺伝論は欧米のマネで回避も今は復活、韓国でひきこもり増加、米国の他者意識の欠如、国連を壊したのはシュレーダー、へりくだる道が実は勝つ?」
1▽   ぷちナショナリズム症候群−若者たちのニッポン主義/香山リカ/中公新書ラクレ/2002「日本語朗読ブームと戦時下の国を挙げての朗読運動、愛国:自由だからアメリカ・屈辱を返す韓国・政府不満のフランス、中国代表:社会主義がうつったら困る、石原発言:民族的DNAを表示する犯罪」
1○   若者の法則/香山リカ/岩波新書/2002「自己肯定感と買い物依存症、繁華街のストリート系から友達の家をわたり歩くプチ家出系へ、仲間以外は風景、電車や駅で暴力的なのは50代男性、応報観念が女子学生で高い」
1    自分を愛するということ−私探しと自己愛/香山リカ/講談社現代新書/1999「ダニエル・キイス、ストーカー、アダルトチルドレン、オカルト、癒しについての雑談」
     ⇒ 香山リカ(かやま・りか:中塚尚子)1960〜。精神科医、サブカルチャー論。  
2    遊べない人の心理学/レノア・テア/田口俊樹/講談社/2000
3○   記憶を消す子供たち/レノア・テア/吉田利子/草思社/1995
     ⇒ レノア・テア(Lenore Terr)小児精神医学。  
2△   平気でうそをつく人たち/M・スコット・ペック/森英明/草思社/1996非科学的理論を持つ、宗教的心理学
     ⇒ M・スコット・ペック(M.Scott Peck)社会関係学、精神科医、心理療法カウンセラー。  
2○   狂気の起源をもとめて−パプア・ニューギニア紀行/野田正彰/中公新書/1981「文化変容と精神的危機。分裂病と近代化、ルル:フーリ族の集団感応現象、弥勒信仰に似た積荷崇拝」
     ⇒ 野田正彰(のだ・まさあき)1944〜。精神病理学、社会精神医学、文化人類学。    ? 高校生のための精神分析入門/清田友則/ちくま新書/2008「▽ほとんどできの悪い宗教のようで説得力がない、精神分析とは人間の無意識を探求する学問である、フロイトのスキャンダラスな部分だけが正しい、▽フロイトは科学ではなくただの教祖、フロイト⇒ラカンが本流でユング・アドラー・クラインは支流、性の根幹にエディプスコンプレックス、昼は淑女、夜は娼婦のようであれ、エディプスコンプレックスとはママとセックスしたいという欲望、▽典型的なプラシーボの象徴理論体系だ」
     ⇒ 清田友則(きよた・とものり)1962〜。精神分析学、比較文学。
3    リユニオンズ死者との再会/レイモンド・ムーディ,ポール・ペリー/宮内もと子/同朋社出版/1994
     ⇒ レイモンド・ムーディ(Raymond Moody)1944〜。精神科医。  
3    心のマルチ・ネットワーク−脳と心の多重理論/岡野憲一郎/講談社現代新書/2000ミンスキーの“心の社会”の精神分析版。さまざまな側面を統合しようとする心」
     ⇒ 岡野憲一郎(おかの・けんいちろう)1956〜。精神医学。  
2    感情の世界/島崎敏樹/岩波新書/1964/1952「臨床と文学からみる感情。情緒は身もだえする行動」
     ⇒ 島崎敏樹(しまざき・としき)1912〜75。精神病理学。  
3   ■フロイト−その思想と生涯/R・ベイカー/宮城音弥/講談社現代新書/1975/1952「伝記により精神分析を知る」
     ⇒ ラッシェル・ベイカー(Rachel Baker)1903〜。医学ジャーナリスト。  
3    「におい」の心理学/足立博/弘文堂/1996
     ⇒ 足立博(あだち・ひろし)精神医学、精神病理学。      読んでいない本について堂々と語る方法/ピエール・バイヤール/大浦康介/筑摩書房/2008/2007「モンテーニュ:私は本は読むほうだが何かを覚えておくのはまったく不得手である」
     ⇒ ピエール・バイヤール(Pierre Bayard)19〜。精神分析家。  
4    自我同一性−アイデンティティとライフサイクル/E.H.エリクソン/小此木啓吾訳,編/誠信書房/1973/1959    玩具と理性−経験の儀式化の諸段階/エリク・H. エリクソン/近藤邦夫/みすず書房/2000/1977「遊ぶ子どもと芝居する成人の関係、かこつけと信念の関係、演劇の舞台と政治戦争の舞台の関係、遊技的ヴィジョンと真面目な理論の関係、子どもの玩具と老人の理性の関係、自分の価値観で動く人物の指導力、ピアジェ:子どもが何かを理解するためには彼はそれを自分で造り自分で再発明しなければならない、壊滅的な儀式化-解体の主要結果の一つは子どもを大切にする本能的衝動の喪失、生活史のある段階で個人の内面に起こる事柄は常に歴史的時点で発展しつつある世界観のなかで力を持つ社会制度の危機と深く関連している、遊びと仮構・ヴィジョンと儀式化・疑似種族化」
     ⇒ E.H.エリクソン(Erik H.Erikson)1902〜94。独。精神分析学、エピシェネシスの原理、アイデンティティ、モラトリアム、精神分析、児童の分析。  
2  ? 性的唯幻論序説/岸田秀/文春新書/1999「500人斬りクリントン、プラトンの隠れ家、バイアグラは射精しても勃起したまま」
     ⇒ 岸田秀(きしだ・しゅう)1933〜。文明批評、精神分析、心理学。  
4  ? 情動論の試み/杉谷葉坊/人文書院/1998
     ⇒ 杉谷葉坊(すぎたに・ようぼう)1945〜。精神医学。  
4  ? 心の地図−精神分析と神経科学の交差点/F.M.レヴィン/竹友安彦監修/西川隆・水田一郎監訳/ミネルヴァ書房/2000/1991かなり無理があります
     ⇒ F.M.レヴィン(Fred M.Levin)精神医学、精神分析学、人類学、言語学。  
2  ?? アーユルヴェーダの知恵−蘇るインド伝承医学/高橋和巳/講談社現代新書/1995「体質の医学。病気の8割はストレス、脈診、3つのドーシャ、パンチャカルマ、不老長寿薬ラサーヤナ、ヨガはDNA修復機能を高める?」
     ⇒ 高橋和巳(たかはし・かずみ)1953〜。精神医学。  
4  ? ラカンの精神分析/新宮一成/講談社現代新書/1995「ラカンの生涯。対象αは黄金数、フィボナッチ数列、一の数列。非言語的な無意識を言語化することが精神分析の誤りと感じる
     ⇒ 新宮一成(しんぐう・かずしげ)1950〜。精神医学。妄想・幻覚など病理体験と無意識の関係。  

●● 精神医学−臨床 ●●     発想の航跡−神田橋條治著作集/神田橋條治/岩崎学術出版社/1988「発表年代順論文による自分史。あとで悔やむことを話さないで隠しておく訓練」    精神療法面接のコツ/神田橋條治/岩崎学術出版社/1990「努力は天賦の資質の許容限度内を左右する、困難にさいし外界を操作して解決するのがヒト、子どもは親の教えるようにはならず親のようになる」
3※○∪ 追補 精神科診断面接のコツ/神田橋條治/岩崎学術出版社/1994/1984「面接診断の質は予測にあり、強い有害刺激で病的反応を引き出すのは診断技術ではない、診断:治療方針・専門家の言葉・治療行為、いつでもあと5分で終われるようにする、わかりませんと言わせたら失敗」
     ⇒ 神田橋條治(かんだばし・じょうじ)1937〜。精神医学。  
3▼ ?? 「こころ」の本質とは何か−統合失調症・自閉症・不登校のふしぎ/滝川一廣/ちくま新書/2004「力動精神医学:人間は不自由で非合理、分裂病は未来を先取り・躁鬱病が過去に向かう、統合失調症:100人に1人弱・被害妄想迫害妄想・感受性の繊細さ、躁鬱病:健康財産名誉信用の喪失の妄想、デュボス:結核の激減は結核に弱い個体が淘汰されたため・抗結核剤よりも早く結核は衰退、誰もが理解に遅れており最も大きい人が知恵遅れ、知能の正規分布は低いほうの裾野が実測値の方が大きい、正規分布におさまればどんな低くても異常病気ではなく生理群? 知能指数5でも異常でないことになっていまう変な理屈だ、ダウン症は人なつこく頑固・リズム感覚がよい、カナーは最早期に統合失調症を発症したケースが自閉症と想定した、自閉症成人の6割に知的障害・25%にてんかん、ラター:自閉症は抽象思考や概念思考の能力の障害、自閉症者は社会的対人交流が少ないから心の理論の獲得が遅れた? なぜ少なくなるのか指摘されず無意味 正常発達・自閉症・精神遅滞も発達スペクトラム上にある、不登校家族背景説は通用しない? 受験競争説は関係なし、遺伝と環境の関係を正しく理解していない・対論の否定と自論の肯定を混同している
2▼△  「こころ」はだれが壊すのか/滝川一廣/聞き手・編:佐藤幹夫/洋泉社新書/2003「臨床家は下山家、敵を撃てる兵士は15%以下、アビューズは虐待ではなく本来からのズレ、嬰児殺し戦後数年間は300-400・60-70'sは200・85年112・99年61、交通事故15歳以下死亡は295、子育ての水準が高くなったため深刻な問題と認識された、性教育より育児教育をせよ、学区撤廃は学校の競争でなく親の経済力の競争に、専門家は依存でなく利用せよ、自閉症の全体的軽症化、第三次産業化により社会能力欠如が目立つようになった、不登校にメラトニン・多動にリタリン・性犯罪に男性ホルモン拮抗剤、統合失調症の10%・大うつ病の15%が自殺、精神障害者の無罪放免は神話、放火の再犯率:精神障害9.4%・一般34.6%」
2▼△  「こころ」はどこで壊れるか−精神医療の虚像と実像/滝川一廣/聞き手・編:佐藤幹夫/洋泉社新書/2001「少年事件の報道率上昇、アメリカの医療保険と行為障害、DSMは原因分類しない、精神病の犯罪は自由度がなく理解しやすい、理解を超えた犯罪は昔から、みんなおとなしいのでキレる子が目立つ、むかしの家族の方が絆は薄い」
     ⇒ 滝川一廣(たきがわ・かずひろ)1947〜。精神医学、児童相談、情緒障害。  
1∪▽▽ 純愛の時代/大平健/岩波新書/2000「優しい愛と狂気の物語。メール恋愛、フーゾク女子大生、マリエ・パパ、交際雑誌、バツ2子ども二人」
3    拒食の喜び、媚態の憂うつ−イメージ崇拝時代の食と性/大平健/岩波書店/1996文がだらだらして読みにくい。精神医学史100年と現代。病気は観念、貧民にヒステリー、ヒトラーがヒステリー性視力障害に」
1∪○▽ やさしさの精神病理/大平健/岩波新書/1995「やさしい悩める青年たちの物語。相手の気持ちに立ち入らない優しさ、決断できないやさしい人、やさしい人には相談できない。旅行の用心パンツの中に周遊航空券・旅行小切手・十ドル紙幣」
1♪○  豊かさの精神病理/大平健/岩波新書/1990「モノ語りの人々の問題探しゲーム。モノを介して葛藤を避ける。愛にふさわしいものが愛を受けるのではなく愛を受けたものが愛にふさわしくなる」
2※   貧困の精神病理−ペルー社会とマチスタ/大平健/岩波同時代ライブラリー/1996/1986「貧困は心も貧しくする。サディスティックで粗暴なマチスタとマゾヒスティックな聖母達、男っぽい男主義マチスモ」
     ⇒ 大平健(おおひら・けん)1949〜。精神科医。内科医。  
2    霊性の時代−これからの精神のかたち/加藤清・鎌田東二/春秋社/2001「精神医学者と宗教哲学者の対談。シャーマニズム、オウム真理教、密教など」
2○▽  この世とあの世の風通し/加藤清・上野圭一[聞き手]/春秋社/1998「弓道、空気注射療法、LSD研究、正常な神経症、創造と狂気は紙一重、神秘=選択の自由から自由になること、寂体:根源的主体性、ヒンドゥー教徒にも」
     ⇒ 加藤清(かとう・きよし)1921〜。精神医学。  
2○△  親子不全=<キレない>子どもの育て方/水島広子/講談社現代新書/2000「反論できる意見はアドバイス・反論できない意見は押しつけ、相手からの否定は具体的でないほど傷つける、昔に戻って欲しい=成長するな、自尊心とコミュニケーション能力がキレない子どもを作る、性格の遺伝因子:新規性追求・損害回避・報酬依存・固執、環境因子:自己志向・協調・自己超越、キレる依存症、少子化の弊害は親しい大人が少ないこと、地球上に困っている人がいるのに恵まれているだろ⇒そういう人に何ができるか」
     ⇒ 水島広子(みずしま・ひろこ)1968〜。精神科医、摂食障害、ジェンダー。      精神科医は腹の底で何を考えているか/春日武彦/幻冬舎新書/2009「リタリンは覚醒剤の一種」
1▽   17歳という病/春日武彦/文春新書/2002「自己の体験と若者と若者論への悪態。思春期若者のロールシャッハテストは精神疾患と変わらない、ひきこもりは家族がマイペースに充実していれば解消される、言葉の貧困は感情を単純化する」
     ⇒ 春日武彦(かすが・たけひこ)1951〜。精神科医。  
2♪   口のきき方私の人間学/斉藤茂太/知的生きかた文庫/1990「礼儀正しい人は冗談通じぬ、子供の前の悪口×、叱って買収×、長時間は最後、短時間は最初の意見が勝つ、ハワイの恐怖談、上司とは1・2m、接続詞省略で強調、森を見ず木を見る、お忙しいところ...、内容指摘で締めくくる」
     ⇒ 斉藤茂太(さいとう・しげた)1916〜。精神医学。  
2※   ギャンブル依存症/田辺等/NHK出版-生活人新書/2002「アルコール依存症に肝機能障害、ギャンブル依存症に多重債務者、岩崎正人パチンコ依存症:物静かで口数少ない・おとなしく対人関係が苦手・自己評価が低いが自分への要求水準が高い・自尊心が強く頑固で負けず嫌い、うつ病とギャンブル・ギャンブル依存症に30-70%の鬱病」
     ⇒ 田辺等(たなべ・ひとし)1951〜。精神科医。  
3○   心の謎を解く150のキーワード/小林司/講談社ブルーバックス/2000「エッセイふう心理学事典」
4    愛とは何か/小林司/NHKブックス/1997「多様な愛に関する意見を紹介」
     ⇒ 小林司(こばやし・つかさ)1929〜。精神科医、作家、シャーロックホームズ研究者。  
2○   不確かな存在たち/常蔭純一/町澤静夫/径書房/1996
     ⇒ 常蔭純一(つねかげ・じゅんいち)1953〜。フリーライター。  
4※  ■多重人格障害/F・パトナム他/笠原敏雄,編/春秋社/1999編者の意見は無視すべし。催眠術との関連データなど生理学データ豊富」
     ⇒ F・パトナム(Frank W,Putnam)医学。  
2▽   <こころ>の定点観測/なだいなだ,編著/岩波新書/2001「マスコミを騒がせたいと思っての殺人が増加、社会には自分の狂いに病識がない、ドラゴンボールは三国志や八犬伝の焼き直し、人間的共感的治療は境界例患者には有害なことが多い、虐待の世代間伝達率は25%」
1△   民族という名の宗教−人をまとめる原理・排除する原理/なだいなだ/岩波新書/1992「資本主義・宗教・ファシズム・社会主義すべて人をまとめる原理、人類の成功は集団を作ったこと、自然界では肉体的武器を持たない動物ほど大集団を作る、狩猟時代の集団は小さく人間同士争うようになって大きな集団ができた、タブーができたから血族を意識するようになった、国造り伝説・古事記など・部族が争いの後に一つにまとまったときに作られる、世の中に驚くことは一つもない・たいていのことは起こるべくして起こる・奇跡はない、非武装中立の反戦主義者、帝国規模の集団にはまとめるための世界宗教が必要・キリスト教・イスラム教・仏教・儒教、社会主義の物不足は自由市場への移行過程の現象、ユーゴはナショナリズムが宗教になり損ねその代わりの社会主義、民俗は現実・民族はフィクション、ユダヤ:スペインにいたのがスファラド系・キリスト教圏にいたのがアシュケナーズ系、日本は昔から単一民族だったの間違い」
1    お医者さん−医者と医療のあいだ/なだいなだ/中公新書/1970「煮えたぎったサムパック油をかける治療、ハンセン病⇒アウスザッツ、外科医:床屋医者と医者床屋、待合室で服を脱いでもらう医者、健康保険と医者のスト」
     ⇒ なだいなだ(なだ・いなだ)1929〜。精神医学、アル中患者の治療、小説、エッセイ、評論、非武装中立の反戦主義者。  
1    迷いこみ猫に関する二十六章−タイガー物語/木戸幸聖/海鳥社/2000「サリバン:関与しながらの観察、猫は虎よりライオンに近い、野良猫はほとんど猫エイズにかかっている」
1○   人間関係の技法/木戸幸聖/岩波書店/1998「内向的な人は他者に支配されることを恐れ、外向的な人は他者から見捨てられることを恐れる、分裂病者の病前言動:他人の批判・悪口・陰口・噂ばなしを避ける、酒鬼薔薇聖斗やバイオモドキ神は言語新作か」
     ⇒ 木戸幸聖(きど・こうせい)1929〜。精神医学、コミュニケーション論。  
3    痛みの心理学−疾患中心から患者中心へ/丸田俊彦/中公新書/1989「デカルトの火の粉理論、プラシーボとエンドルフィン、心筋梗塞と敵対心、痛み行動を中立反応で減らす」
     ⇒ 丸田俊彦(まるた・としひこ)1946〜。精神医学、アルゴロジー(疼痛学)。  
3▽◎  戦争する脳−破局への病理/計見一雄/平凡社新書/2007「日本軍の三大惨禍:ノモンハン・ガダルカナル・インパール、湾岸戦争は満州事変・イラク戦争は支那事変、カリブの幻の民族カリベ・食人族・現地人のスペイン人の所行を写したものだった、バース党の首脳陣を入れ替えて再起用の策・あまりにマキャベリックと拒絶、ラムズフェルドの紙吹雪、サダムの旧情報機関員を買収する策・汚いからの拒否、整備されたトイレの有無が兵士の士気に影響、栗林中将・台所のすきま風の防ぎ方を悩み続ける、日常の些事を思い続けることが正気の効能、日英同盟により日本の駆逐艦が地中海で活動、エグゾセによるシェフィールド撃沈・フライを作っていたか、新兵の初期訓練・過呼吸症候群やパニック症候群に、PTSD:戦場に行く前は9%・戦闘後17%・一般成人は3-4%、精神疾患になった人でメンタル・ケアを求めたのは23-40%、ディスオーダーは障害と訳すべきでない・行動の統一が取れなくなること、消耗した兵士に言う言葉・病気でも卑怯者でもなく疲れただけだから休めば回復するよ、一つの中隊が連続して戦い続ける限界は90日、眠らない脳は駄目になる・48時間を超えると幻覚が出る、疲弊エグゾースチョンという言葉を使うように指示したオマー・ブラッドレー将軍」
4    脳と人間/計見一雄/三五館/1999「分裂病についての考察」
     ⇒ 計見一雄(けんみ・かずお)1939〜。救急精神医学、精神科医。  
2    拒食、過食のながいトンネルをぬけて/鈴木裕也/女子栄養大学出版部/1997
     ⇒ 鈴木裕也(すずき・ゆたか)内科学。  
2    思春期こころのいる場所/青木省三/岩波書店/1996
     ⇒ 青木省三(あおき・しょうぞう)1952〜。臨床精神医学、思春期・青年期問題。  
1    「甘え」と日本人/土居健郎・斎藤孝/朝日出版社/2004「漱石は甘えたことがない・学生の甘えを同性愛と誤解」
2    「甘え」の構造/土居健郎/弘文堂/1971「日本にしかない言葉・甘え。言語による考察だが、これにどんな価値があるのやら...
     ⇒ 土居健郎(どい・たけお)1920〜。精神科医。  
2    座禅の科学−脳波からみたそのメカニズム/平井富雄/講談社ブルーバックス/1982「禅の歴史と座禅時の脳波測定。禅病とLSDの類似」
     ⇒ 平井富雄(ひらい・とみお)精神医学。  
3    エスとの対話−心身の無意識と癒し/G.グロデック、野間俊一/新曜社/2002「万物に遍在する神なる自然としてのエス。無意識の擬人化認識の典型例と思う
     ⇒ 野間俊一(のま・しゅんいち)1965〜。精神病理学、心身医学、リエゾン精神医学。  
2    CIA洗脳実験室/ハービー・ワインスタイン/苫米地英人/2000/1990「CIAと裁判で戦う。LSDを使うキャメロンのサイキック・ドライブ、オウム真理教も同じ」
     ⇒ ハービー・ワインスタイン(Harvey M.Weinstein)1942〜。カナダ。精神科医。  
4    文脈病−ラカン ベイトソン マトゥラーナ/斉藤環/青土社/1998「顔=コンテクスト、漫画家、画家、映画、アニメのアーチストの研究」
     ⇒ 斉藤環(さいとう・たまき)1961〜。思春期・青年期の精神病理、病跡学。  
3   ■未開人の世界・精神病者の世界/シャルル・ブロンデル/宮城音弥/白水社/1941
     ⇒ シャルル・ブロンデル(Charles Blondel)1876〜1939。仏。異常心理学、社会心理学、病態心理学。医学。  

●● 精神医学−犯罪−精神科医の犯罪論 ●● 
2▽▽  ドキュメント精神鑑定/林幸司/洋泉社新書/2006「統合失調症なら心神喪失・妄想性障害なら心神耗弱・妄想性人格障害なら責任能力あり、雄弁術の基礎に三分類法・三つ並べると雄弁に聞こえる、旧ソ連では精神障害を理由に長期間隔離収容、アルコールと覚醒剤は効果を薄める・乱用者の常識、正常というには何か変なら該当する診断なし、殺人はそもそも異常・正常な殺人とは?、精神遅滞者の犯罪:詐欺強盗恐喝は少ない・性犯罪と放火が多い、非行少年と一般少年の間に精神遅滞の割合に著しい差はない・犯罪や非行の重要要因ではない、非行少年でカウンセリングを受けた人とそうでない人の長期予後・犯罪率に差はなし・重大な犯罪を犯した人はカウンセリングを受けた人が高い、カウンセリングが依存心を高め責任意識を薄める・原因は他にあると思わせる、認知行動療法の一種リラプスプリベンション・歪んだ考え方に対してもう一つの考え方を示唆し適応行動へ導く、海外の治療施設の職員研修に必須項目に護身術」
     ⇒ 林幸司(はやし・こうじ)1957〜。精神科医。  
1○   犯罪捜査の心理学−プロファイリングで犯人に迫る/越智啓太/化学同人(DOJIN選書17)/2008「殺人事件の多くは金か愛のトラブルから起こる、連続殺人は秩序型organizedと無秩序型disorganizedに分かれる、寝たきり状態の捜査官リンカーン・ライム、リヴァプール式:認知モノ型・認知媒体型・感情モノ型・感情媒体型、感情:感情的犯行、認知:計画的犯行、モノ:被害者をモノとして扱う、媒体:被害者は感情をぶつける対象、レイプの四パターン:性的敵意・身体的敵意・表出的愛着・欺瞞的愛着、犯行の起きやすい場所は犯人の居住地域を中心にそこから一定の距離のドーナツ状の円環になる、刑事の嘘を見破る能力は一般人と同じ、ミューレンのストーカー分類:拒絶/元恋人など・憎悪/犯人を怒らせた・無資格・親密希求・略奪、ロジスティック回帰分析logistic regression analysis、八つの大量殺人:不満な従業員・不満な市民・学校内乱射・家族皆殺し・イデオロギー・門弟・セット&ラン・精神疾患」
     ⇒ 越智啓太(おち・けいた)1965〜。臨床心理士、犯罪捜査。
3△  ■子どもの脳が危ない/福島章/PHP新書/2000「突発過剰型犯罪者と脳の異常、環境ホルモンとTVの影響」
2◎   ストーカーの心理学/福島章/PHP新書/1997「愛の未発達。ストーカーは幼児の愛しかもたない」
2△   ヒトは狩人だった/福島章/青土社/1996/1991「犯罪と狩猟行動との類似。支配行動と牧畜の類似は無関係と思われる
     ⇒ 福島章(ふくしま・あきら)1936〜。犯罪心理学、精神医学、病跡学、精神鑑定医、刑務所勤務。  
2▼○  精神障害者をどう裁くか/岩波明/光文社新書/2009「2007年精神障害及びその疑い検挙人数2545人0.7%、精神障害者は302.8万人・人口の2.4%、犯罪全体では健常者より比率が低い、2007年殺人では9.6%・放火では15.2%、18世紀の精神病院ベスレム・観光名所・狂者を一般公開し入場料を取った・年間9600人の客、19世紀・被害者の遺体をそのまま置いて犯行現場の有料公開も、ライシャワー駐日大使・これで私の体の中に日本人の血が流れることになりました、宅間守は精神病ではなく人格障害、スウェーデンは事件報道はすべて匿名が原則、覚醒剤の殺人・原因において自由な行為において刑罰の減免はすべきではない、39条はもともと後付の方便・共通認識があった、ビリー・ミリガンは心理療法家が作りだした偽物、刑法39条で精神鑑定されるケースは例外」
     ⇒ 岩波明(いわなみ・あきら)1957〜。精神科医。  
2※   精神鑑定の事件史−犯罪は何を語るか/中谷陽二/中公新書/1997「心神喪失による不起訴処分は年400件・無罪は一桁、ダニエル・キイスはミリガンにより逆手に取られた、ミリガンは空想虚言症、多重人格と確実に診断できる事例、多重人格は責任無能力とはならない、夏目漱石を早発性痴呆の一種と診断した呉秀三」
     ⇒ 中谷陽二(なかたに・ようじ)1947〜。司法精神医学、精神病理学。  
1△   「狂い」の構造/春日武彦・平山夢明/扶桑社新書/2007「ダメな奴は一つ前例があると自分もして大丈夫と安心する、常習の万引き犯はただで盗れるものにお金を払うのが苦痛になる、よい題名がつくと自然な展開にしにくくなる、法廷で弁護士はとりあえずの意味のない質問ばかりする、落ち込んだときは部屋を掃除しろ、小野悦男事件・殺人の疑いから窃盗のみとなるも釈放後に殺人、睡眠薬自殺はゲロを吐いての窒息死、楽なのは練炭」
     ⇒ 春日武彦(かすが・たけひこ)1951〜。精神科医、産婦人科。  
3    異常性愛の精神医学/小田晋/ふたばらいふ新書/1998「異常性愛の犯罪の分析。男性のソープランド嬢、フェイディングと嫌悪行動療法」
3△   非行といじめの行動科学/小田晋/フレーベル館/1997対策が古典的。精神分析を信用しすぎ
2    よくわかる脳科学/小田晋監修/同文書院/1997
     ⇒ 小田晋(おだ・すすむ)1932〜。社会精神病理学、犯罪学、犯罪精神医学、産業精神保健。  
2    現代の犯罪心理/中村希明/講談社ブルーバックス/1995「犯罪の経過を述べる」
2    怪談の心理学/中村希明/講談社現代新書/1994「こっくりさんや金縛りの生理学など」
     ⇒ 中村希明(なかむら・まれあき)1932〜。精神医学。  
2▽   モラル・ハラスメント−人を傷つけずにはいられない/マリー=フランス・イルゴイエンヌ/高野優/紀伊國屋書店/1999/1998「精神の暴力、被害者学より。自己愛的な変質者とメランコリー親和型。ヤな奴だらけで胸が悪くなる本。ダブルバインドの例多数」
     ⇒ マリー=フランス・イルゴイエンヌ(Marie-France Hirigoyen)仏。精神科医。家族心理療法家。精神病理学。  

●● 倫理学・思想−人間はどうあるべきか ●● 
1▼○  それでもなお、人を愛しなさい−人生の意味を見つけるための逆説の10カ条/ケント・M. キース/大内博/早川書房/2002/2001「もともとはリーダーシップのための逆説の十ヵ条、その8つがカルカッタの孤児の家の壁にかかれマザー・テレサに引用される、この世界は狂っていることをまず認める、世界には意味はないがあなたには意味がある、世界は狂っているがあなたは狂っていない、他人に関係なく自分にとって意味があることを実行する、個人的な友達と地位的な友達の区別・地位的な友達は地位が変わると去っていく、正直で率直だと無防備だが他人と容易に絆を作ることができる」
     ⇒ ケント・M. キース(Kent M. Keith)1949〜。州政府閣僚、大学学長、哲学、政治学、法学。  
3▽△  〈個〉からはじめる生命論/加藤秀一/NHKブックス/2007「ロングフル・ライフ訴訟:障害者が自分が生まれたことについて医師に賠償請求・医師が障害を伝えていれば自分は中絶されていたはず・医師は自分の生まれない権利を侵害した、呼びかけることが無意味ではない対象を生きていると呼ぶ、刑法の堕胎罪・中絶した女性と医師は罪を問われる・ただし経済条項により中絶が許可される、日本の中絶は年間30万件、中絶は基本的に犯罪・例外として母体保護法で許されているのみ、ピーター・シンガーの人間の概念の二つの意味の区別・ホモ・サピエンスという種の成員と人格、遺族の気持ちに過剰に重みを置く危険性・被害者に遺族がいなければ加害者が許されてしまう、妊娠22週未満の胎児は母胎の外で生きることができない・独立の人間個体とは言えない、死ぬと生まれてこないは似ても似つかない、誰かが存在することをその人にとって利益や不利益とみなすこと自体が無効、パーフィットの世界観の疑問点:生きられるに値する生と値しない生・存在させることは恩恵を与えることであり存在させないことは損害を与えることである・無より悪い存在がある・生まれないことと死ぬことは類比的に語りうる、意味の不在への不安:自分がいてもいなくても世界は変わらないという無力感、意味の過剰への不安:自分が他者の操り人間であるという虚無感、自分は何のために生まれてきたのか・自分が誰かの道具であったら悩みが解決されたと喜ぶことができるか、ドナー・ベイビー:白血病などの病気の子どもがいる親・着床前診断を利用して移植ドナーに適した子どもを新たに産む、ドラえもんのどくさいスイッチ・歴史修正主義の類似、1924年連邦最高裁の判決文中の言葉"白痴が三代続けば十分だ"、アーレント:ギリシア人は労働を蔑んだのは生命そのものを蔑んだから、近代に蔑まれた生命が最高善の地位を獲得、生命の論理から誰かの倫理へ、遺伝子こそが生命の本質であると信じている現代の分子生物学者・仮にそのような楽天家がいまなお残っているとすればの話・ゲノム配列を調べ上げればあなたという存在の本質を突き止めたことになると考えるかもしれない ⇒生命と精神の違いを認識しているから遺伝子が生命の本質と考えるのでありそういう人もあなたの本質がゲノム配列などと考えたりしない」
     ⇒ 加藤秀一(かとう・しゅういち)1963〜。社会学、性現象論。      「待つ」ということ/鷲田清一/角川選書/2006「企業のプロジェクト・プロで始まるものばかり、夢をみたという過去形の経験があるのみ、オルタモントの悲劇・ストーンズのコンサート、傾聴ボランティア・言葉が止まったら"いま何考えていました?"、認知症の行動はコーピング・対抗戦略、鶴見俊輔:年をとると記憶は一枚の画に近づく、痴呆ケアで重要なのは解決でなく転換や消失、ゴドーを待ちながら・反行動、腐植土・humus・ヒューマンの語源」
3    「聴く」ことの力−臨床哲学試論/鷲田清一/TBSブリタニカ/1999さっぱりわからん、だから何? 当たり前のことを哲学語に翻訳しただけ?
5    メルロ=ポンティ−現代思想の冒険者たち18/鷲田清一/講談社/1997「ゲシュタルト:さまざまな状況へ移調可能な全体、ニワトリ・色の濃さの違う皿にエサ・濃い方にエサ・薄い方をより濃いのに変える・濃い方を選ぶ・色調でなく濃さを覚える、チンパンジー・箱を足場にしてエサをとる・別の猿が使っていると使用しない・コの字の枠の果物・棒を使って向こう側に押し出してとることができない・対象を動かすことと自分が動かすことの認識の違い、弁証法的止揚:先行する構造を廃棄しつつ変換」
2▼○  じぶん・この不思議な存在/鷲田清一/講談社現代新書/1996「口から出し水はなぜ汚いと感じるのか、ピカソ:ピカソはだれよりもうまくピカソをまねることができる、わたしは何?からわたしは誰?、父親参観で教師のジャージー姿に侮辱を感じる、他者の他者としての自分、わたしはだれ?に答えはない」    現象学の視線−分散する理性/鷲田清一/講談社学術文庫/1997/1989「メルロ=ポンティ:記述するということが問題であって説明したり分析したりすることは問題ではない、みえてはいるが誰もみていないものをみえるようにする、経験:構成論、共存:間主観性論、日常:生活世界論、知:科学論、スペルベル:異なる文化に属する人びとは異なる世界に住む、Peoples of different cultures live in different worlds.」
     ⇒ 鷲田清一(わしだ・きよかず)1949〜。哲学、臨床哲学、倫理学。      戦争倫理学/加藤尚武/ちくま新書/2003「戦争目的規制と戦争経過規制の違い、著者の反戦メイルより、救命艇の倫理、政治とはそういうものではない
1○   子育ての倫理学−少年犯罪の深層から考える/加藤尚武/丸善ライブラリー/2000「新聞記事で始まる実用的子育て論。子どもの放置も虐待、強い男の子は優しい母より、ルソーの過ち、ダメは使わない、二度教えて一度叱れ、社会評価・自己評価・贖罪・みせしめ・教育・隔離」
2○▽  現代倫理学入門/加藤尚武/講談社学術文庫/1997/1992「許容できるエゴイズムを決める。“〜である”から“〜べきである”は出せない、民主主義が軍事衝突へ、封建倫理は未来世代のための倫理」
     ⇒ 加藤尚武(かとう・ひさたけ)1937〜。哲学、倫理学、ヘーゲル研究。  
2▼▽  対話のない社会−思いやりと優しさが圧殺するもの/中島義道/PHP新書/1997「皆でなく個人へ注意、場の倫理、思いやりは利己主義、傷つけず傷つけない、状況功利主義=和の精神、弱い個人主義、言葉を尊重しない文化」
3▽   時間を哲学する/中島義道/講談社現代新書/1996「物質条件と因果の混同、時間の空間化、架空を本物にする“本当の”魔術、心身問題について」
2▽  ■ウィーン愛憎−ヨーロッパ精神との格闘/中島義道/中公新書/1990
4    時間と自由−カント解釈の冒険/中島義道/講談社学術文庫/1999/1994「カント、ショーペンハウアー、ランベルトの現象学、ファイヒンガーの虚構主義など」
     ⇒ 中島義道(なかじま・よしみち)1946〜。カントを中心としたドイツ哲学、時間論、自我論。  
3○   自然哲学序説/今道友信/講談社学術文庫/1993「詩的な自然論と自然への倫理。かぐや姫:不死の薬を燃やしたので富士山は火を噴いている」    エコエティカ−生圏倫理学入門/今道友信/講談社学術文庫/1990「人類の生息圏の規模で考える倫理。古典ギリシアに謙遜なし、新しい徳目:異邦人愛・定刻性・国際性・語学と機器技術・気分転換、本能の循環・行為の歴史、人間は自然である」
2○※∪ 西洋哲学史/今道友信/講談社学術文庫/1987「読みやすく内容豊富。ターレスの日食予言、東方小アジア:自然・質料・物活論、西方イタリア:宇宙・神・論理学、民主政治は正しいが民主主義は誤り」    美について/今道友信/講談社現代新書/1973「美をどのように感じるか、知性は必要か、芸術は何を為すか、芸術はどこから生まれるか、人間にとっての美とは。真⇒論理学、善⇒倫理学、美⇒美学」
     ⇒ 今道友信(いまみち・とものぷ)1922〜。美学、芸術学。  
2◎▽  哲学は何の役に立つのか/西研+佐藤幹夫/洋泉社新書/2004「悩みの解決:時間を待つ・人に話す・解決する:精神療法はその技法化、教育は個性の開花が目的ではない、エミール:10までは問答無用で規範を与えよ、個性の主張は規範を強いるのを避ける無責任な態度、南北問題・環境問題に説得力あるストーリーを作る、ブレア政権:貧しい人にお金⇒再就職のためのお金、現象学:実感はもちろん誤りうる・しかしいま自分がこう感じているんだなということは確かめられる」
3○   「考える」ための小論文/西研・森下育彦/ちくま新書/1997「論文は感情ではなく考えを伝える、全体が一つの主題をめぐって展開、主題についての明確な主張、問い・検討・答えの3つからなる、個人と社会・歴史と普遍の視点の組み合わせ」
     ⇒ 西研(にし・けん)1957〜。現象学、社会哲学。  
3△   よみがえれ、哲学/竹田青嗣・西研/NHKブックス/2004「仲良し同士のなあなあ対談。自然科学も社会科学も広義では哲学、科学と哲学の共通原則:物語でなく論理的・原理を提出する・はじめの一歩から再出発、法と権利の根拠は自由で対等な人間の同意:社会契約、自由の自覚が不可避となり社会の本質が変わった、数学や幾何学は本質直観が根拠となる」
3△   現象学は思考の原理である/竹田青嗣/ちくま新書/2004「現象学者は世界で私と西研だけ、主観的な世界視線と客観的な世界視線、客観的な世界視線は主観的な世界視線から構成されている、現象学的還元=主観的な世界視線に置き戻す、一部から全体を知覚する、中心対象と背景野=地と図の構造、注意という主体的な中心点、還元=考え方の順序を変更する、確信成立の条件と構造を解明する・自然な見方を逆転する、哲学的諸概念の対立の克服が狙い」
3○   哲学ってなんだ−自分と社会を知る/竹田青嗣/岩波ジュニア新書/2002「その人にとって世界像の持つ意味、世界の説明の方法、非物語=概念・原理=キイワード・一からの出発、自由は道徳の存在根拠・道徳は自由の存在根拠、デカルト:理性的思考の原理提出、カント:人間の自由の証明、ルソー:社会統治の社会契約と一般意志、ヘーゲル:自由への欲求近代哲学による社会の可変性、フロイトによる精神の可変性、パラドックスの解答は納得し難いものが多い
3○   はじめての哲学史/竹田青嗣・西研,編/有斐閣アルマ/1998「哲学の方法:物語を使わず抽象概念で世界説明をする・原理の探求・前の説を踏襲せずつねにはじめの一歩から考え直す、現象学の要点:一切の確信は意識のはたらきにより成立・体験の反省により意識のはたらきを取り出す・それはだれもが自分なりに確認できる」
2○▽  ニーチェ入門/竹田青嗣/ちくま新書/1994「キリスト教:僧侶価値観が貴族価値観を倒した、自分を正しいという者こそ最も警戒せよ、畜群道徳、エネルギー恒存の法則と永遠回帰、事実でなく解釈のみが存在する」
3○   現象学入門/竹田青嗣/NHKブックス/1989「デカルト:主観と客観の一致の確証に神が必要、本質:言葉の意味、知覚は意識の自由にならない不可疑性を持つ、知覚と意味は実在と抽象ではない、原的な直観:自己の内に自己の外側にあるものを確信せざる得ない条件を持っている、還元:発想の転換・視線の変更、超越:具体的な経験の確信、内在という不可疑性の底がないと正誤真偽の問いそのものが不可能に、間主観性:他我が私と同じ主観として存在し他我も私と同じく唯一同一世界の存在を確信しているばすという確信、他我の身体−心を自分のと直接的類比する、ハイデガー:気分や情動から出発して人間存在のありようを解明、ハイデガーの気遣いはフッサールの生活世界の現象学の延長、科学の仮説は決して客観的真理へ近づくわけではない、実存範疇、問題の解明:疑問の余地もなく解かれ新しい課題が現れる」
3    世界という背理−小林秀雄と吉本隆明/竹田青嗣/講談社学術文庫/1996/1988
     ⇒ 竹田青嗣(たけだ・せいじ・姜修次)1947〜。哲学、文芸評論家、人間論、経済学、思想家。  
2◎   死とどう向き合うか/アルフォンス・デーケン/NHKライブラリー/2004/1993「黙って自分の話を聴いてくれることが一番有り難い、一言も語らずただじっとそばに座っていること、死への準備教育・葬儀方法や財産の処分を決めておく、見過ごされやすい悲嘆・妊娠中絶後の女性、自殺の失敗に脳障害や全身麻痺など後遺症が残ることも、太田典礼:本来霊魂なし墓は歴史の証、アメリカのガン告知:1961年90%が告知しない・1977年97%が告知する、患者がガンと知っている率:フィンランド89.3%・米国87.3%・デンマーク87.2%・日本29.5%・フィリピン60.2%・中国41.3%、アメリカではガンより心臓病が恐れられる・死に対して準備できないから・日本ではポックリ死にたがる・家族に迷惑をかけたくないから・日本の高齢者女性の自殺率の高さ、真実を告げるべき4つの理由:人間の尊厳と価値として患者の知る権利・患者と医師の信頼関係の維持に必要・患者が病状に疑惑を持って過ごすのは心理的に好ましくない・残り人生を充実させるには死期を知ることが不可欠、キューブラー=ロスの五段階+1:否認・怒り・取引・抑鬱・受容・期待と希望」
2◯   生と死の教育−シリーズ教育の挑戦/アルフォンス・デーケン/岩波書店/2001「自殺反対の倫理的論拠:生物本能に反する・人命尊重に反する・自己愛に反する・社会を侵害する・逃避に過ぎない・神の権利を侵害する、ホスピス医師:患者が積極的安楽死を希望・ホスピス関係者の敗北・ケアが行き届かないから死を望むということだから、ドイツの笑いの定義:ユーモアとはにもかかわらず笑うことである、諦めるとは明らかにするということ、子どもの質問に嘘を教えてはいけない・真実がわかると信頼を失う・疎外感で傷つく、死んだらいいと思った相手が本当に病気で亡くなる・子どもは罪意識で抑鬱に、避けられない死と避けられたかもしれない死を分けて考える、避けられる死は考える機会を与えることで避けられる」
     ⇒ アルフォンス・デーケン()1932〜。ドイツ。死の哲学、死生学。  
3▽   XY−男とは何か/E・バダンテール/上村くにこ・饗庭千代子/筑摩書房/1997/1992「新たな男性像アンドロジナスへ」
3※△  母性という神話/E・バダンテール/鈴木晶/ちくま学芸文庫/1998/1980「原題:付加された愛。17-20世紀フランスの母性愛の歴史、母性愛が18世紀の発明だといいたいわけではない、母性愛があっても子どもの世話をしなければ衰える・子どもと接触しなければ当然愛情は生まれない、1780年パリ生まれる21000人の子どものうち母親が育てるのは1000人、モンテスキュー:いまは古代の人口の1/10、ルソー:母親は自分の必要のため母乳を与え習慣として子どもをいとおしくなる、エミールの影響、新しい性差の先天性の研究について知らない
     ⇒ E・バダンテール(Elisabeth Badinter)1944〜。社会史、哲学、アナール派歴史学。“女性特有”の母性本能を否定。  
1○△  正しく考えるために/岩崎武雄/講談社現代新書/1972「劇場のイドラとマスコミの権威、洞窟のイドラと自己の盲信、自信と謙虚さの両立、同じ事件も分析者の立場が違えば原因も違う・泥棒事件は防犯不備か・泥棒増加か、対象の生成についての判断と対象そのものについての判断の違い、同一の概念が常に同一でなければならない:日本女性は慎み深い・A子は日本女性・Aは慎み深い:4個概念の誤り、前件否定の誤り:雨が降れば道路がぬれる・雨は降っていない・道路はぬれていない、後件肯定の誤り:雨が降れば道路がぬれる・道路がぬれている・雨が降った、戦争には軍備が必要・軍備を持っていない・戦争にならず平和」    哲学のすすめ/岩崎武雄/講談社現代新書/1966「人間以外の動物はただ本能だけで行動している?、哲学は何かについての学問ではない、哲学は驚きでなく深く生きることに根ざす、科学は事実についての知識、哲学は個人の生活に根ざす政治的社会的見解の基礎・社会的なもの、自然現象の過程は法則により必然ではない」
     ⇒ 岩崎武雄(いわさき・たけお)1913〜76。実践哲学、近代哲学、カント、ヘーゲル。     ■幸福論/アラン/神谷幹夫/岩波文庫/1998/1928「躁鬱病・躁のとき赤血球が多く鬱のときは少ない、」
     ⇒ アラン(Alain・本名 Emile Chartier)1868〜1951。哲学。  
2○∪ ■初めに行動があった/アンドレ・モロワ/大塚幸男/岩波新書/1967/1966「歴史人物や政治家の例が多い。自分の考えにより行動することの難しさ、知性は現実に密着しなければ効果的ではない、計画の欠如と硬直の間へ舵を取る、芸術家は秩序を思いつき周囲の事情に適応させる」
     ⇒ アンドレ・モロワ(Andre Maurois)1885〜。伝記・歴史作家、モラリスト。  
2▽∪  ミルの世界/小泉仰/講談社学術文庫/1988「ミルのプラグマティズム、原因は意志である、裁判官の用法・立法家の用法、自分の幸福以外に向けた人が幸福である、論理学は何も証明しないが証明可能性と手続きを示す」
     ⇒ 小泉仰(こいずみ・たかし)1927〜。倫理学。  
4▼   私はどうして私なのか/大庭健/講談社現代新書/2003「“私”という指標語の意義=あなたがいうあなた、もし私が他人だったら私に見えない私の顔など世界はこう現れているのだろう:と想像できること、語の意義の違いを指示対象にすりかえることが“内なる自己の存在主張”へとなる」
5  ? なぜ悪いことをしてはいけないのか/大庭健・安彦一恵・永井均/ナカニシヤ出版/2000このレベルで議論して意味があるのだろうか...
5    はじめての分析哲学/大庭健/産業図書/1990「倫理学者が酔っぱらいふうに書いた分析哲学の歴史。クワインと廣松渉」
     ⇒ 大庭健(おおば・たけし)1946〜。倫理学、分析哲学。  
3▼   オデッセウスの鎖−適応プログラムとしての感情/ロバート・フランク/山岸俊男監訳/サイエンス社/1995/1988「感情の戦略的役割、感情は集団でなく個人に利益である。コミットメント問題=自己拘束するのはなぜ?、他人の性格がわかってこそ、経済学部学生は功利的、集団選択の誤謬」
     ⇒ ロバート・フランク(Robert H.Frank)経済学、倫理学、公共政策、統計学。  
1○♪  君たちはどう生きるか/吉野源三郎/岩波文庫/1982/1937「少年のための倫理の本、コペル君の物語。進歩と無縁の英雄は空しく、気迫なき善良さも空しい」
     ⇒ 吉野源三郎(よしの・げんざぶろう)1899〜。雑誌『世界』編集長、哲学。  
2◎   いま哲学とはなにか/岩田靖夫/岩波新書/2008「すべての技術探求行為選択はなんらかの善を目指す・アリストテレス、他者との真実の愛の実現・私と他者との善にもとづく自己同一の実現、プラトンの哲人王・自分の幸福を捨てた被支配者の善の実現にのみ専心する神的全権力の掌握者・善のイデアを観た哲学者が王となるか王が哲学するか・人類が災いから解放されるには、人格識見が完璧で無視無欲の人間がいればその人に国家の支配を委ねるのが最善である・アリストテレス・中産階級が大部分の国が最善の国家、ロールズ・全能の神はおぞましい・ユダヤ人殺害を見過ごした・神はアメリカ軍を日本軍の弾丸から守るが日本軍をアメリカ軍の弾丸から守らないという牧師、親友とロールズが偶然でそれぞれに異なる使命を受けて行動後すぐに親友が砲弾で死亡、新約聖書のぶどう園の労働者のたとえ・能力結果にかかわらず報酬が1デナリオ、理性による欲望の制御、釈迦・悟りは死ぬまで修行を続けること・孔子矩を超えないのに七十年・カント自愛心の傾きが根源悪、身を守らない生き方を示したソクラテス・加害行為を根絶するため一切の復讐を否定」
     ⇒ 岩田靖夫(いわた・やすお)1932〜。哲学。  
3※   口は何のためにあるか/山田宗睦共著/風人社/1994「進化、健康、食の文化人類学、80の舌打ち音のある言語、聾者の口の形」
3※   足は何のためにあるか/山田宗睦共著/風人社/1992「進化、医学、福本豊、鈴木メソッド、旅、手としての足、車椅子」
3※   手は何のためにあるか/山田宗睦共著/風人社/1990「思想史、医学、障害、村田兆治とアボット、ロボット、手話演劇、盲聾者の手記、手による認識」
3※   眼は何のためにあるか/山田宗睦共著/風人社/1990
3※   耳は何のためにあるか/山田宗睦共著/風人社/1989「耳の構造と知覚、補聴器、聞き耳頭巾」
     ⇒ 山田宗睦(やまだ・むねみつ)1925〜。哲学、人類学。  
3△   風土−人間学的考察/和辻哲郎/岩波書店/1991/1948「風土と民族性。モンスーン型、砂漠型、牧場型」
     ⇒ 和辻哲郎(わつじ・てつろう)1889〜1960。和辻倫理学、哲学。  
1○▽  学者の値打ち/鷲田小彌太/ちくま新書/2004「西田幾多郎の純粋経験はウィリアム・ジェームズから、絶対矛盾的自己同一はキルケゴールからの受け売り、構造主義:柳田国男の民俗学・梅棹忠夫の生態史観、餅は餅屋:Every specialist has his own strong point.、大学は行っても行かなくても生涯賃金は変わらない?」
3○   はじめての哲学史講義/鷲田小彌太/PHP新書/2002「デモクリトス:身体の状態とその変化を知るにすぎない、ソクラテス裁判は代理政治裁判、エピクロスの快楽主義は厳格な禁欲主義と変わらない、聖書は庶民には届かなかった、人間は不完全なロボット」    学ぶことの法則/鷲田小彌太/丸善ライブラリー/1997「学びについての意見、師を得ることが大事。ごくありきたりの意見。ライバルなどで名が挙がる人物が“と”系ばかりでイタイ
1    思考の技術・発想のヒント/鷲田小彌太/日本実業出版社/1996「NHKの大河ドラマは日本の支配層が今年のモットーを伝える番組」
     ⇒ 鷲田小彌太(わしだ・こやた)1942〜。哲学、倫理学、ドイツ語教師。  
2▽△  記憶/物語−思考のフロンティア/岡真理/岩波書店/2000「他者の出来事の記憶を分有するとはどういうことか・どうすれば可能か。人にとって耐え難いのは単に死ぬことでなく理由なく死ぬこと、プライベート・ライアンはアメリカ国民主義の称揚、ワンダフル・ライフ、ヘル・ウィズ・ベイブ・ルース、シャティーラの4時間、防衛機制としてのシンドラーのリスト」
     ⇒ 岡真理(おか・まり)1960〜。第三世界フェミニズム思想。  
2※   訪ねてみよう戦争を学ぶミュージアム/「記憶と表現」研究会/岩波ジュニア新書/2005「太平洋戦争死者数(万):中国1000朝鮮20台湾3ベトナム200インドネシア400フィリピン111マレーシンガポール10ビルマ15日本310、空襲と大震災の遺骨が同じ記念堂に、ホロコースト:ナチスドイツがユダヤ人に対してポーランドで行ったこと、WTCの設計者ミノル・ヤマサキ」
3▼△  靖国問題/高橋哲哉/ちくま新書/2005「日本統治下の台湾人20.7万が軍人軍属として徴用・3万が死亡、高砂族の高金素梅、靖国信仰とは天皇=国家を神とする宗教、凱旋した兵士だけでなく戦死者にも栄誉を与える、靖国神社は1869年東京招魂社として創建、戦死者追悼施設でなく顕彰施設、A級戦犯合祀でも中国の批判より早く国内で問題化、サンフランシスコ講和条約で戦犯判決を承諾、首相参拝に合憲判断は一つもなく違憲の確定判決は複数ある、97年愛媛知事の玉串料費用に憲法違反の最高裁判決、政教分離の物差しとして"目的・効果基準"、毎年8月15日に日本武道館で政府主催の全国戦没者追悼式、戦前戦中の靖国は宗教的国立戦没者顕彰施設が無宗教の国立戦没者追悼施設を装っていた、なぜ民間人戦死者を祀らないか、なぜ敵側の戦死者を祀らないか、旧幕府軍や反政府軍死者も祀らない・日本の中世や近世には敵味方を祀る弔いがあった・元寇の北条時宗や朝鮮出兵の島津義弘など、靖国はアーリントン墓地に似ている、鎮霊社で本殿に祀られない人を祀る・1965年に出来た片隅の小さな祠、戦争と植民地支配は正しいという歴史観に立っている、敵側を祀っても被害者と加害者の同一視の問題が生じる、新しい追悼施設の報告書の論理は靖国の論理と瓜二つ、戦争否定の日本国憲法には国民国家を超える契機が孕まれている、千鳥ヶ淵戦没者墓苑・無名戦士の墓に似る、靖国の戦死者の合祀は厚生省作成提供した戦死者名簿に基づく」
3○   教育と国家/高橋哲哉/講談社現代新書/2004「国家が個人に価値を押しつけるな、道徳心の退廃から若年犯罪が増えているわけではない、国家の個人に愛や伝統の押しつけも変、1943年6月バーネット事件判決・星条旗敬礼の拒否児童の退学処分に米国憲法違反判決、西ヨーロッパ諸国では国旗国歌に対する敬意は一般的ではない、ドイツとイタリアは戦後に国旗を変更」
3▽△  歴史/修正主義−思考のフロンティア/高橋哲哉/岩波書店/2001「罪を負うのはその行為の当人、戦後世代が責任を自動的に引き継ぐことはない、血統による連続でなく法的政治的な連続、戦争責任を認めることはかつての国家と自己の連続性を絶ち信頼を回復するポジティブな行為、在日は謝罪と補償をさせる政治的責任がある、責任から連累implicationへ、歴史修正主義:国民はフィクションという国民国家批判論・歴史の物語論、柳田の常民の民俗学は国家天皇民衆を本質的なところで癒着させている、東京裁判は保守派の利益になっている」
     ⇒ 高橋哲哉(たかはし・てつや)1956〜。哲学。  
2※ ? 自己決定権は幻想である/小松美彦/洋泉社新書/2004「2003.11.29外交官銃撃事件とアメリカ軍誤射説、安楽死法制定はオランダ・ベルギーそしてスウェーデンとデンマークも、福祉国家群が優生政策に、カルテを母国語で書かない国は日本だけ、英米では臓器摘出時に筋弛緩剤や麻酔を打つ、ラザロ兆候、無脳児のアンドリュー君・行きたいところへ歩いた、4歳で脳死の21歳患者、中枢が脊髄に移ることがある?、The Second Brain(これは訳されてますよ)、健康増進法に罰則規定がある、ヒトラーは嫌煙家で酒を飲まずベジタリアンでエコロジスト、ヒポクラテスの誓いは後期ピタゴラス教団の宣誓訓、村上陽一郎:医療と教育はあらゆるものが実験である、中井英夫:人は死んだら残された者の心の中に行く、脳死判定の無呼吸テストが脳死の動因になる」
2※ ? 脳死・臓器移植の本当の話/小松美彦/PHP新書/2004「活字が主観的で映像が客観的と思っている? 脳死説明でアンケート変化・誘導質問だから当然でしょう、一年生存率を指標にすると9ヵ月待機で延命効果0に、米国の臓器移植施設の1/3に脳死以前に臓器摘出する規定がある、意識や感覚が残存する蓋然性が高い? 14年以上生きている脳死患者、脳死後の生存日数と年齢とは逆相関、6歳の水頭無脳症児アンドリュー、扁桃体が脳幹の一部? 社会復帰した全臓器提供を勧められた日本人女性、4歳で脳死となり16年生き60kg150cmに」
     ⇒ 小松美彦(こまつ・よしひこ)1955〜。生命倫理学、科学史。  
2○   ヘーゲル−生きてゆく力としての弁証法/栗原隆/NHK出版/2004「弁証法は成長を跡付ける論理、一面的な考え方は否定される、規定的否定により認識の進展、否定の否定:制約のある認識が否定されることを通して全体的な制約のない認識を拓く、論理学の矛盾とは異なる・時間の経過がある、懐疑論が理性に到る道筋、知がいかに成立するのかを知ろうとする哲学、弁証法的否定の構想を懐疑論からの受容に見る」
     ⇒ 栗原隆(くりはら・たかし)1951〜。ドイツ観念論哲学、応用倫理学。  
2▽   ウンコな議論/ハリー・G.フランクファート/山形浩生/筑摩書房/2006/1976?「ウンコ議論=おためごかし:思わせぶりな嘘に到らない歪曲表現、必ずしも偽ではない、選択肢がなければ道徳責任がないとは限らない・選択肢がないことはその人物の自律性、嘘をつけない人間は嘘をつく人間でありたくないという自由意志に従っている、愚鈍な文化相対主義:すべての文化的知見が同じぐらい正しい・魔術や迷信を正統化、不確定性原理をたてにあらゆる現象は観察者次第で客観的事実はなくそれを前提にした西洋科学は間違っているとする、不完全性定理をもとに西洋科学だって不完全だとする、おためごかしは社会変化に対応する適応行動・知らないことを知らない意見はないということが恥ずかしいとする暗黙の風潮がおためごかしを生み出す」
     ⇒ ハリー・G.フランクファート(Harry G.Frankfurt)1929〜。道徳哲学。  
2※   ビヨンド・エジソン/最相葉月/ポプラ社/2009「12人の研究者と影響を与えた本一冊、シュバイツァー:私はお前の兄弟だ。だがお前の兄だ。、他日歴史が判決を下すだろう、自閉症は音の関係性より音そのものをとらえる能力のほうが高い、健常者はディテールにこだわらない。忘れっぽいしすぐに抽象化してしまう、あなたが脳の数学的な基本原理を解明できる日がきますように」
3    いのち−生命科学に言葉はあるか/最相葉月/文春新書/2005「鷲田清一:リアルとは自分の周りのものは思い通りにならないと思い知らされること、柳澤桂子:死に自己決定権はない、島薗進:宗教は考えても答えの出ないことを考えず他のことに時間を使えるというメリットがある、死刑制度の支持率は80%・世界は廃止の方向、知らないでいる権利とハンチントン病のウェクスラー家、古澤満の不均衡説」
4    絶対音感/最相葉月/小学館/1998「音楽家や認知研究者からのレポート」
     ⇒ 最相葉月(さいしょう・はづき)1963〜。ノンフィクションライター。  
3    思想の現在形−複雑系・電脳空間・アフォーダンス/吉岡洋/講談社選書メチエ/1997「機械と動物の意識の問題は意味を失う、アフォーダンス=ウィトゲンシュタインの家族的類似性」
     ⇒ 吉岡洋(よしおか・ひろし)1956〜。哲学、美学、現代思想。  
1    生命観を問いなおす−エコロジーから脳死まで/森岡正博/ちくま新書/1994「エコ・ナショナリズム、リサイクル型超浪費社会、ゴミ貿易、ニューサイエンス解説、鳥山敏子、他者との差異の価値観は他者を操作対象に、梅原猛の脳死論」
     ⇒ 森岡正博(もりおか・まさひろ)1958〜。生命学、哲学、科学論。  
3    孔子と老子/ヤスパース/田中元/理想社/1967/1957「大哲学者たちより」
     ⇒ ヤスパース(Karl Jaspers)1883〜1969。独。実存哲学、精神病理学。      孔子−聖としての世俗者/ハーバート・フィンガレット/山本和人/平凡社/1994/1972「言語行為論からみた孔子」
     ⇒ ハーバート・フィンガレット(Herbert Fingarette)1921〜。道徳哲学、法的責任、東洋思想の研究。  
3◎▽  現代哲学の名著−20世紀の20冊/熊野純彦,編/中公新書/2009「ヘーゲル死後が現代哲学、大森:哲学は語るものであって歌うものではない、ノーベル賞哲学者・一人目はR・オイケン・二人目はベルクソン、デリダの脱構築はハイデガーの破壊を継承したもの、ウィトゲンシュタイン:矛盾とトートロジーは記号結合の限界事例:世界がいかにあるかが神秘なのではない。世界があるという、そのことが神秘なのである、オースティン:約束などの遂行的発言は真偽正誤でなく適切か不適切かで区別、大森:科学的描写とは日常言語を物言語と知覚言語に枝分かれさせること、常に自らのあるべき姿にさきだってその存在の可能性へと向けて積極的にはたらきかける・企投、ハイデガー:われわれは時間のうちにあるのではなくむしろ時間そのもの、画家は果実の甘い香りや農夫の手にするクワの重さを画布に描き出す・共通感覚に知悉している、哲学:歴史学的な厳密な検証を伴わずテクストそれ自体に立脚して論じる行為がある独立した学術的意義を持ちうるのはそれによってわれわれの日常を無意識的な次元で規定している歴史的な基底を掘り起こし批判的に検討することができる、ベルクソン:空間の中では針や振り子の位置はどのような場合にもただ一つしか存在しない・時間と自由=意識に直接与えられたものについての試論、ルーマン:人間はコミュニケーションではないから人間はコミュニケートできない・人間の意識は社会の主体ではない・社会システムの環境に属している、レーヴィット:周囲世界においてひとが出会っているのは他者たちからなる世界・物だけの世界も他者によって媒介されている、アリストテレス:哲学においては大きくかけ離れているもののなかにさえ類似を見てとるのが物事を的確につかむ人の本領である、広松渉:対象は用在性において現れる ⇒アフォーダンスの考えそのもの」
3    メルロ=ポンティ−哲学者は詩人でありうるか?/熊野純彦/NHK出版/2005「詩的な言語と経験のかかわり」
5    レヴィナス入門/熊野純彦/ちくま新書/1999「眠れない夜のイリヤの恐怖、感覚質は認識されるのではなく生きられる」
     ⇒ 熊野純彦(くまの・すみひこ)1958〜。倫理学、和辻哲郎、廣松渉、他者とは何か。  
4    フランス現代哲学の最前線/クリスチャン・デカン/廣瀬浩司/講談社現代新書/1995「現代フランス思想の総まとめ。古代ローマの奴隷の銀行家・集団奴隷と公務員奴隷・奴隷を持つ奴隷、知ってる人の確認リストという感じ
     ⇒ クリスチャン・デカン(Christian Descamps)1944〜。哲学、書評。  
3    道徳を基礎づける−孟子vs.カント、ルソー、ニーチェ/フランソワ・ジュリアン/中島隆博+志野好伸/講談社現代新書/2002/1996「孟子の思想より、憐れみの仁から、中国の相関思考:東西・天地・山水、ニーチェ:我と汝を乗り越えよ・宇宙的に感じよ、孔子は時である」
     ⇒ フランソワ・ジュリアン(Francois Jullien)1951〜。哲学、中国思想、ギリシア哲学、古典学。  
3    言葉にのって/ジャック・デリダ/林好雄・森本和夫・本間邦雄/ちくま学芸文庫/2001/1999「ラジオでのトークより、現象学の批判的継承者、自伝、死、歓待、正義、虚言、赦し」
     ⇒ ジャック・デリダ(Jacques Derrida)1930〜2004。脱構築の哲学者。  
3    状況倫理ノート/小原信/講談社現代新書/1974単なる自己満足。キリスト:人にしてもらいたいように相手にしなさい、孔子:人にして欲しくないことは相手にもするな」
     ⇒ 小原信(おはら・しん)1936〜。キルケゴール研究。  
3    天地有情の哲学−大森荘蔵と森有正/伊藤勝彦/ちくま学芸文庫/2000「時間論による対比、デカルト、パスカルなど」
     ⇒ 伊藤勝彦(いとう・かつひこ)1929〜。哲学、倫理学。  
4    認知意味論の哲学−コミュニケーションの身体的基礎/青木克仁/大学教育出版/2002「青と緑を同じ言葉で呼ぶ場合もそのプロトタイプは中間色ではない、認知意味論=身体基盤主義。多様な知識が羅列されるがつながりがない
     ⇒ 青木克仁(あおき・かつひと)1957〜。言語哲学、認知意味論、社会哲学、倫理学。  
2    死の思索/松浪信三郎/岩波新書/1983「ソクラテス、聖書、モンテーニュ、パスカル、サルトルの死生観」
     ⇒ 松浪信三郎(まつなみ・しんざぶろう)哲学、実存哲学。  
1    ぼくが読んだ面白い本・ダメな本そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術/立花隆/文藝春秋/2001「本の内容を要約して紹介。何でも真に受ける批判思考の貧弱さとオカルト好きがよくわかる。確かに読書量は凄い
3    脳を究める−脳研究最前線/立花隆/朝日新聞社/1996
1※   ぼくはこんな本を読んできた/立花隆/文藝春秋/1995
2    脳死/立花隆+NHK取材班/日本放送出版協会/1991
2    「知」のソフトウェア/立花隆/講談社現代新書/1984「読書:自分が何を必要としているか明確に認識する、入門書を1冊読んだらさらに別の入門書を読む、1冊を繰り返すより入門書をたくさん読むのがよい」
     ⇒ 立花隆(たちばな・たかし)1940〜。哲学、評論家。  
3    正念場−不易と流行の間で/中村雄二郎/岩波新書/1999「新聞のエッセイ。こんなことは誰でもいえるよなあ‥‥‥
4※ ? 術語集U/中村雄二郎/岩波新書/1997「エッセイ辞典、5ページ1項目」
3    臨床の知とは何か/中村雄二郎/岩波新書/1992「モラリスト:習俗の観察者・人間の研究家、特定病因説の限界、脳死の判定は精密科学ではなく医療行為」
3※   術語集/中村雄二郎/岩波新書/1984「エッセイ辞典、5ページ1項目。アイデンティティには他者が必要、弁証法、ダブルバインド、ロゴス、トポス、暗黙知、コスモロジー」
     ⇒ 中村雄二郎(なかむら・ゆうじろう)1925〜。哲学、場所の論理と共通感覚、TVディレクター。  
5  ? 生命と宇宙/小林道憲/ミネルヴァ書房/1996
     ⇒ 小林道憲(こばやし・みちのり)1944〜。哲学、文明論。  
5  ? ドゥルーズの哲学/小泉義之/講談社現代新書/2000適当に科学にケチをつけているだけに思える。差異と反復、ツリー、リゾーム」
     ⇒ 小泉義之(こいずみ・よしゆき)1954〜。哲学、倫理学。  
3※ ? 気とは何か−人体が発するエネルギー/湯浅泰雄/NHKブックス/1991「殺傷功と増殖功、ユングの共時性」
     ⇒ 湯浅泰雄(ゆあさ・やすお)1925〜。哲学、東洋思想、倫理学、経済学。  
2  ? 新版・学生に与う/河合栄治郎/現代教養文庫/1997/1940「哲学は価値を科学は現象を対象とする。科学の意味を理解していない、哲学は経験・法則・必然性・価値に答えた気になっているに過ぎぬ、そして科学は答えることができる
     ⇒ 河合栄治郎(かわい・えいじろう)1891〜1944。経済学、自由主義。  
4  ??? 「いのち」と「人間」の哲学/宮地正卓/北樹出版/2002「現代の生気論。科学は限界があるが哲学はない?批判というのは相手の説や実験内容を理解してからすべき、ドーキンスと竹内久美子が区別できないようでは‥‥‥
     ⇒ 宮地正卓(みやじ・まさたか)1928〜。哲学。  
2  ?? 人間に可能な進化の心理学/P・D・ウスペンスキー/前田樹子/めるくまーる/1991/1950「古代の超文明?宗教的心理学、人間は機械」
     ⇒ P・D・ウスペンスキー(Pieter Demianovitch Ouspensky)1878〜1947。哲学、数学、神秘学、新聞社。